JPH053384B2 - - Google Patents

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JPH053384B2
JPH053384B2 JP59131297A JP13129784A JPH053384B2 JP H053384 B2 JPH053384 B2 JP H053384B2 JP 59131297 A JP59131297 A JP 59131297A JP 13129784 A JP13129784 A JP 13129784A JP H053384 B2 JPH053384 B2 JP H053384B2
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JP
Japan
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transfer roller
printing
cleaning
roller
cleaning member
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JP59131297A
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JPS6110457A (ja
Inventor
Hideo Muramatsu
Takashi Ootsuki
Yukio Matsumoto
Yoshio Miura
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F35/00Cleaning arrangements or devices
    • B41F35/06Cleaning arrangements or devices for offset cylinders

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は錠剤等の印刷機における転写ローラの
クリーニング装置に関する。
<従来の技術> 錠剤を印刷する場合に、転写による連続印刷に
おいて10〜30分を経過した転写ローラは過剰イン
クが残り、汚れを発生させたり、また、錠剤から
出る微粉が溜まつて錠剤印刷面にカスレを生じさ
せるので、転写ローラのクリーニングは不可欠で
ある。
この転写ローラのクリーニングを自動化すべ
く、従来、通常のオフセツト印刷機等の同じよう
に洗浄液ないしは希釈液を転写ローラに多量に供
給することにより、転写ローラに残るインクを希
釈する方式に基づく自動化が試みられたが(例え
ば実開昭50−76901号)、錠剤等の印刷に当たつて
は、印刷用のインクとして食用の特殊なインクを
使用すること、および、特に糖衣錠ではその表面
の糖分が転写ローラに少しずつ付着してゆくこと
もあつて、通常のオフセツト印刷機等におけるゴ
ム胴等と同様な希釈による洗浄では有効に転写ロ
ーラの表面を清浄化できないこと、あるいはこの
ような方式ではクリーニング直後において印刷が
にじんでしまう等の欠点があることが判明した。
そのため、従来の錠剤等の印刷機においては、結
局、転写ローラにインクが残つたり汚れが発生す
る時間をみはからつて人間が錠剤の供給を停止さ
せ、転写ローラを印刷状態から切り離し、アルコ
ールを浸した布を手に持つて回転中の転写ローラ
に押し当ててクリーニングを行つていた。しかし
回転物に接触することは危険であり、また、クリ
ーニング乾燥、印刷までの時間は各人によつてば
らつきが生じ、時間通りにクリーニングが行われ
ずに不良品が出てしまう等の問題があつた。
<発明の目的> 本発明は錠剤等の印刷機における以上のような
特殊な実情に鑑みてなされたもので、錠剤等の印
刷機におけるクリーニングを、複雑な機構を設け
ることなく簡単な構成のもとに自動化し、作業の
安全性を向上するとともにクリーニング周期を一
定化し、錠剤等の印刷における製品の均一化等を
達成し、また、印刷の停止時間を可及的に少なく
して稼働率の向上をも達成することを目的として
いる。
<発明の構成> 本発明は、印刷インクをインク溜りから転写ロ
ーラへ供給するデザインローラと、被印刷物を転
写ローラ面に供給する供給ドラムと、この供給ド
ラム上の被印刷物に転写を行なう転写ローラを有
する錠剤等の印刷機における転写ローラクリーニ
ング装置において、転写ローラをデザインローラ
及び被印刷物の供給ドラムの両者から離脱したク
リーニング位置と両者に当接した印刷位置とに切
換える転写ローラ位置切換装置と、被印刷物を供
給ドラム上に供給或いはその停止を行なう装置
と、複数個の緊張用ローラ間に掛け回された無端
の布ベルトによつて構成されたクリーニング用部
材と、そのクリーニング用部材を転写ローラの表
面に押当ててその表面を拭き取る状態と転写ロー
ラの表面から後退した状態とに進退させる移動装
置と、この移動装置によるクリーニング用部材の
各回の押当て/後退ごとに、当該クリーニング用
部材を前記緊張用ローラを介して少しずつ回転さ
せるクリーニング用部材回転機構と、一定のタイ
ミングにしたがつて被印刷物の供給停止、転写ロ
ーラのクリーニング位置への切換え、クリーニン
グ用部材の転写ローラ表面への進出および回転の
各動作を行なうよう上記各装置の動作タイミング
を制御する制御装置を備えるとともに、前記クリ
ーニング用部材回転機構は、前記緊張ローラ側の
一方クラツチ機構を備えたピニオンと、印刷機の
本体フレーム側の固定ラツクとによつて構成さ
れ、前記布ベルトの後退移動時に前記緊張用ロー
ラが回転して当該布ベルト移動させるよう構成さ
れていることによつて特徴づけられる。
<実施例> 第1図は本発明実施例の概略を示す正面図、第
2図はクリーニング用布ベルトの移動装置を示す
平面図、第3図はクリーニング用布ベルトの移動
装置の示す正面図、第4図は乾燥装置の斜視図、
第5図は被印刷物の供給、停止装置の一部断面正
面図、第6図は供給ドラム部の側面図、第7図は
転写ローラ及びデザインローラの機構部を示す断
面図、第8図は転写ローラ位置切換装置の正面
図、第9図は各装置の作動のタイミングチヤー
ト、第10図は印刷インク供給循環装置を示す斜
視図である。
第1図において、1は制御装置、2は印刷部で
ある。印刷はインク溜まり3から印刷インクを供
給するデザインローラ4と、転写ローラ、供給ド
ラム6によつて直接的に行われる。すなわち、1
次ホツパ7、2次ホツパ8を経て、被印刷物であ
る錠剤9が供給ドラム6上に供給され、転写ロー
ラ後との接触位置でインクを転写され、受け部1
0に落下する。転写ローラ5は二点鎖線で示す印
刷位置、すなわちデザインローラ4及び供給ドラ
ム6の両者に接した位置と、実線で示すクリーニ
ング位置、すなわち前記両者4,6から離脱した
位置に切換えることができる。転写ローラ5はク
リーニング位置でその転写表面をクリーニングさ
れる。
転写ローラ5のクリーニングはクリーニング用
部材である布ベルト11を転写ローラ5に押当て
ることにより行われる。転写ローラ5は回転しつ
つ布ベルト11に接触し、汚れ等を除去される。
この布ベルト11は転写ローラ5の表面に押当た
る状態(実線で示す)と転写ローラ5から離れた
状態(二点鎖線で示す)に移動することができ
る。この移動は実施例の場合は前後に直線的に進
退するようにされているが、例えば回動すること
により転写ローラ5に対して進退した位置をとる
ように構成してもよい。
布ベルト11は例えば天然あるいは合成樹脂等
の繊維を綾織して形成した芯ベルトに、その一側
面に沿つて木綿のガーゼを積層したような形とす
ることができる。芯ベルトは布ベルトに強度を持
たすとともに、溶剤の供給ノズル12から滴下さ
れる溶剤を転写ローラ5に接するガーゼ側に浸透
させてゆく役割を負うものである。したがつてこ
の2つの役割を果たすものであれば芯ベルトとし
て使用することができる。またガーゼは溶剤を保
持して転写ローラに該ローラを傷つけることなく
接触し、汚れや滓を拭き取る役割を負うものであ
る。したがつてこのような役割を果たすことがで
きる他の材料をガーゼの代わりに用いることがで
きる。13は布ベルト11の進退を行うためのエ
アシリンダで、14は転写ローラ5の位置切換え
を行うためのエアシリンダである。
制御装置1は上記した各装置、機構の動作タイ
ミングを一定のプログラムに沿つて行うためのも
のである。自動、手動の切換えスイツチ15、ク
リーニングの作動及び停止スイツチ16、手動の
場合の各装置の作動選択スイツチ17が設けられ
ている。
第2図、第3図に布ベルト11の移動装置の詳
細を示す。
エアシリンダ13とそのピストンロツド18と
一体に取り付けられ、一緒に全体が移動する保持
枠19、この保持枠19のスライド用のガイド2
0を有し、第1図に示す電磁弁21の開閉により
圧搾空気をエアシリンダ13内に導入、排出して
ピストンロツド18を進退させる。エアシリンダ
13は本体フレーム22に取り付けられる。前記
保持枠19には布ベルト11を緊張状態に張設す
る数個の緊張用ローラ23,24,25が軸受け
されて設けられている。布ベルト11はローラ2
3,24,25に掛け渡され、その一辺で転写ロ
ーラ5に当接する。ローラ24,25は偏心ロー
ラであつて、その軸24a,25aを回転調整す
ることによローラ24,25の位置を変え、布ベ
ルト11の緊張度を調整することができる。この
軸24a,25aは通常時は回転しないように回
り止めされている。ローラ24,25は軸24
a,25aを中心にフリーに回転できるようにな
つている。一方、ローラ23は布ベルト11の位
置を少しずつずらしてゆく役割を果たす。すなわ
ち、ローラ23はその軸23aと一体に構成さ
れ、軸23aの回転によりローラ23が回転す
る。この軸23aはクラツチボツクス26内で図
示しない一方クラツチを介してピニオン27の軸
に連結されている。このピニオン27は本体フレ
ーム22の固設されたラツク28と噛み合う。
今、ピストンロツド18が後退すると、保持枠1
9全体かP矢符方向へ後退し、このときラツク2
8と噛み合うピニオン27の回転がクラツチを介
して軸23aを回転させ、これによりローラ23
が回転し、布ベルト11がその分だけ移動する。
この布ベルト11の自動的な回転移動により、転
写ローラ5には前回のクリーニングにより汚れた
布ベルト11の面が押当てられることなく、常に
清浄な面が押当てられることになる。一方、ピス
トンロツド18が進出する場合には、クラツチが
外れ、ピニオン27だけが空回りする。なお、一
方クラツチとしては、例えば内輪と外輪との間に
カムを介在させたカムクラツチを用いることがで
きる。29はスプリングで付勢されたテンシヨン
バで、保持枠19の一部に取り付けられ、布ベル
ト11を適当なクツシヨンを持たせながら転写ロ
ーラ5側へ押しつける補助をなす。
溶剤供給装置はその供給ノズル12を保持枠1
9に取り付けてこの供給ノズル12が保持枠19
と一緒に移動するようにしておき、溶剤タンク3
1(第1図参照)からポンプ32を中継して、溶
剤を供給ノズル12から布ベルト11に滴下供給
する。滴下の時期は制御装置1で制御される。乾
燥装置は乾燥エアの吹付け口33を転写ローラ5
の周辺部に設け、乾燥エアを図示しない供給源か
ら、制御装置1により一定のタイミングで転写ロ
ーラ5表面に吹付ける。
被印刷物を供給ドラム6上に供給、あるいはそ
の停止を行う装置について第5図、第6図で説明
する。実施例では被印刷物が錠剤9である場合で
ある。供給ドラム6の側周面に整列状態に多数の
錠剤嵌合用穴44を形成し、この穴44の底部に
真空通路45を連結して形成している。一方、回
転する供給ドラム6に対して固定のバルブ板46
を密着するように設け、このバルブ板46の供給
ドラム6との接触面に形成した真空ポケツト47
に前記真空通路45が接続されるように構成され
ている。真空ポケツト47は複数個に分割されて
設けられており、前記供給ドラム6の回転中、真
空通路45の真空を保持する。真空ポケツト47
は真空チユーブ48に接続して、図示しない真空
ポンプで真空に引かれる。錠剤9を供給ドラム6
の嵌合用穴44に供給するかどうかの制御は、制
御装置によつて一定のタイミングで電磁バルブ4
9を開閉し、2次ホツパ8からの錠剤9をドラム
6上に吸引する位置にある真空ポケツト47(第
5図、第6図に示す真空ポケツト)への真空ポン
プからの吸収を断、続させることにより行う。
転写ローラ5を印刷位置とクリーニング位置に
切換える切換装置について第7図、第8図で説明
する。
転写ローラ5は軸5aに固定され、この軸5a
が偏心軸受34に支えられている。またこの偏心
軸受34はブラケツト軸受35に支えられて回動
できるようになつている。転写ローラ5の回転は
デザインローラ4の駆動軸4aからギヤ36,3
7を介して回転駆動力が転写ローラ5の軸5aに
伝達されることにより行われる。エアシリンダ1
4が本体フレーム22に固定されたエアシリンダ
取付台38にピン39で回転自在に取付けられ、
エアシリンダ14のピストンロツド40の先端で
偏心軸受34に固定のレバ41とピン42で回転
自在に連結されている。このエアシリンダ14に
電磁弁43(第1図参照)の開閉によりエアが供
給されるとピストンロツド40が進退し、これに
よりレバ41を介して偏心軸受34がその分だけ
回転し、転写ローラ軸5aが第8図の実線で示す
クリーニング位置と二点鎖線で示す印刷位置に切
換わる。この切換えのタイミングは制御装置1に
より制御される。
制御装置1による各装置の作動タイミングの制
御について第9図とともに説明する。制御装置1
によるタイミング制御はタイマ50(第1図参
照)により行うことができる。
すなわち、第9図に示すように、一定の時間を
1サイクルにして、このサイクルを繰り返す。1
サイクル中に印刷期間と、クリーニング期間及び
それに付随する各操作の期間をタイマで予めセツ
トしておく。タイマによるプログラム設定は被印
刷物の種類、その他の条件により、条件に応じて
設定されることになるが、一例として第9図に従
つたタイミングで操作する場合を説明する。今、
図示しないメインのスイツチを入れて、デザイン
ローラ4、転写ローラ5、供給ドラム6を回転さ
せた状態において、切換スイツチ15を自動に切
り換え、クリーニングの作動及び停止スイツチ1
6を作動にすると、まず、電磁弁43が作動し、
エアシリンダ14を介して転写ローラ5を印刷位
置からクリーニング位置に切り換える。同時に後
退状態にある布ベルト11に対してポンプ32が
作動し、供給ノズル12から溶剤を2秒間滴下す
る。その後5秒間待機させ、溶剤を布ベルト11
のガーゼに浸透させる。5秒後、電磁弁21が作
動し、エアシリンダ13を会して布ベルト11を
進出させ、10秒間転写ローラ5の表面に押し当て
る。10秒後布ベルト11が後退し、同時に乾燥装
置を作動させて、乾燥エアを吹付け口33から転
写ローラ5表面に15秒間吹きつける。15秒後、転
写ローラ5はクリーニング位置から転写位置に切
換えられ印刷が可能となる。そして1.5秒後に電
磁弁49が開となり錠剤9の供給ドラム6上への
吸着を開始し、錠剤9の供給による印刷が開始さ
れる。錠剤9の供給は、594.5秒間継続され、そ
の間印刷が行われる。錠剤9の供給停止後4秒
後、転写ローラ5がクリーニング位置に切り換わ
る。この間、転写ローラ5は600秒間デザインロ
ーラ4及び供給ドラム6に接触している。以上で
1サイクルが終了する。この例の場合、1サイク
ルは632秒で、そのうち印刷期間は594.5秒、非印
刷期間は37.5秒である。すなわち約10分の印刷毎
に30秒程度の整備期間を設ければよいということ
になる。
第10図に印刷インクの供給循環装置を示す。
この装置は上述したクリーニング装置とともに印
刷機の自動化を図る上で必要な装置である。
インク供給循環装置は全体が1つのユニツトと
して構成され、印刷機に対して自由に適用するこ
とができる。ユニツトケース61内に撹拌槽62
と溶媒タンク63を設ける。撹拌槽62はその容
量をインクパン60の容量よりも充分に大きなも
のとする。撹拌槽62、溶媒タンク63に対して
それぞれ循環用ポンプ64、希釈用ポンプ65を
設ける。循環用ポンプ64は撹拌槽62内のイン
クをインク供給管66を通じてインクパン60に
供給する。インクパン60からのオーバーフロー
液はオーバーフロー管67により撹拌槽62に戻
る。撹拌槽62には撹拌羽根68か設けられ、モ
ータ69により回転される。80は排気管で、差
圧ゲージ70の読みが所定以上になると、揮発し
た溶媒を撹拌槽62から排出する。前記希釈用ポ
ンプ65は溶媒タンク63から溶媒供給管71を
通じて溶媒を撹拌槽62に供給する。72は電源
スイツチ、74は撹拌モータスイツチ、75は希
釈ポンプスイツチ、76は循環ポンプスイツチ、
77は循環用ポンプ64及び希釈用ポンプ65の
タイマである。
撹拌槽62で調整されたインクのインクパン6
0への循環及び溶媒タンク63からの溶媒の撹拌
槽62への供給はタイマ77で設定する。すなわ
ち、原則的には撹拌槽62とインクパン60との
間での循環は常時行うが本発明実施例ではタイマ
77を1個で兼用しているため溶媒を撹拌槽62
へ供給する間だけインクの循環を停止するように
している。溶媒の供給タイミング及び量はインク
の種類、溶媒の種類により、溶媒の揮発による減
少量を一定の時間により補うように行う。次に示
す実施例では1サイクルを16秒として、12秒間イ
ンクを循環し、4秒間で溶媒供給している。
実際の例に沿つて説明すると、作業にあたつ
て、まずインク源液に溶媒を予め混ぜて、粘度を
印刷に適した60CPSに調整したインクを容量2
の撹拌槽62に1入れて初期溶液とする。この
初期溶液の量はインクパン60内のインク量300
c.c.及び、1日の印刷量である10c.c.に対して充分に
大きな容量である。従つて溶媒などの外部からの
添加に対して本来的に安定した成分組成を保持す
ることができる。前記溶媒としてこの例ではnブ
タノールを用いた。
操作は溶媒タンク63内の溶媒の確認、差圧ゲ
ージ70の目盛りを確認後、電源スイツチ72、
撹拌モータスイツチ74をオンにし、撹拌ボリユ
ーム73を挙げて、まず高速回転にして充分撹拌
する。この操作は最初だけである。インク供給管
66およびオーバーフロー管67をインクパン6
0に接続する。これで準備が完了する。次に希釈
ポンプスイツチ75と循環ポンプスイツチ76を
オンにする。これでインクの供給、循環動作がス
タートする。撹拌ボリユーム73を下げて低速回
転の安定撹拌(10回/分)にし、インクパン60
からのオーバーフローを確認した後、印刷を開始
する。印刷インクの循環量は12秒間で24c.c.とし
た。勿論、この循環量は適当に定めることができ
る。一方、溶媒の撹拌槽62への供給は12秒間で
4秒間ずつ行い、4秒間での供給量を約0.23c.c.と
した。このようにして溶媒の補充をすることによ
り、インクの粘度の常時60±5cpsに保持すること
ができた。
すなわち、溶媒の供給は、予め単位時間当たり
の揮発量を知ることにより、補充すべき量がわか
るから、この量を一定の時間間隔で供給してやれ
ばよい。上記実施例出は12秒おきに0.23c.c.ずつ供
給したわけである。そして、その0.23c.c.ずつ供給
するのに本実施例に用いた希釈用ポンプ65で4
秒かかるということである。なお上述したよう
に、本実施例ではタイマ77を1個でインク循環
と溶媒供給を兼用して制御するようにしたから、
前記溶媒供給の間はインク循環がストツプするこ
とになつたが、インクの循環をその間ストツプし
なければならないのではなく、それぐらいの間な
らストツプしても問題がないということである。
以上のように、このインク供給循環装置では最
初に準備を行うだけで、その後は人手が不要とな
る。インクの粘度やその他の状態を常に一定に安
定して保持できる。よつて印刷の仕上がりは常に
均質で良好である。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、錠剤等
の印刷機における転写ローラのクリーニング用部
材として、複数の緊張用ローラに掛け回された無
端の布ベルトを用い、この布ベルトを転写ローラ
の表面に対して押当ててその表面を拭き取ること
により当該転写ローラの表面を清浄化するととも
に、この布ベルトは各回のクリーニング動作ごと
に、緊張ローラ側の一方クラツチ機構を備えたピ
ニオンと、印刷機の本体フレーム側の固定ラツク
とによつて構成された回転機構により、当該布ベ
ルトの後退移動動作を利用した簡単な構成によつ
て、確実に少しずつ回転が与えられ、これによつ
て布ベルトは常に清浄化された面で転写ローラを
拭き取るように構成し、また、転写ローラを所定
のタイミングのもとに印刷位置からクリーニング
位置に移動させ、その状態でクリーニング用部材
である布ベルトを押当てて転写ローラの表面を拭
き取つて清浄化するように構成したので、錠剤等
の印刷機におけるインクや被印刷物の特殊性に起
因して、オフセツト印刷機等のように希釈による
クリーニングでは完全なクリーニングを行うこと
ができず、もつて従来は人手に頼らざるを得なか
つた糖衣錠をはじめとする錠剤等の印刷機におけ
る転写ローラのクリーニングを自動的に行うこと
が可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の概略構成を示す正面
図、第2図はそのクリーニング用布ベルトの移動
装置を示す平面図、第3図は同じく布ベルトの移
動装置を示す正面図、第4図は乾燥装置の斜視
図、第5図は被印刷物の供給、停止装置の一部断
面正面図、第6図は供給ドラム部の側面図、第7
図は転写ローラ及びデザインローラの機構部を示
す断面図、第8図は転写ローラ位置切換装置の正
面図、第9図は各装置の作動タイミングチヤー
ト、第10図は印刷インク供給循環装置を示す斜
視図である。 1……制御装置、3……インク溜まり、4……
デザインローラ、5……転写ローラ、6……供給
ドラム、9……錠剤、11……布ベルト、13,
14……エアシリンダ、23,24,25……緊
張用ローラ、27……ピニオン、28……ラツ
ク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 印刷インクをインク溜りから転写ローラへ転
    写するデザインローラと、被印刷物を転写ローラ
    面に供給する供給ドラムと、前記デザインローラ
    からのインクの供給をうけて前記供給ドラム上の
    被印刷物に転写を行なう転写ローラを有する錠剤
    等の印刷機における転写ローラクリーニング装置
    であつて、転写ローラをデザインローラ及び被印
    刷物の供給ドラムの両者から離脱したクリーニン
    グ位置と両者に当接した印刷位置とに切換える転
    写ローラ位置切換装置と、被印刷物を供給ドラム
    上に供給或いはその停止を行なう装置と、複数個
    の緊張用ローラ間に掛け回された無端の布ベルト
    によつて構成されたクリーニング用部材と、その
    クリーニング用部材を転写ローラの表面に押当て
    てその表面を拭き取る状態と転写ローラの表面か
    ら後退した状態とに進退させる移動装置と、この
    移動装置によるクリーニング用部材の各回の押当
    て/後退ごとに、当該クリーニング用部材を前記
    緊張用ローラを介して少しずつ回転させるクリー
    ニング用部材回転機構と、一定のタイミングにし
    たがつて被印刷物の供給停止、転写ローラのクリ
    ーニング位置への切換え、クリーニング用部材の
    転写ローラ表面への進出および回転の各動作を行
    なうよう上記各装置の動作タイミングを制御する
    制御装置を備えるとともに、前記クリーニング用
    部材回転機構は、前記緊張ローラ側の一方クラツ
    チ機構を備えたピニオンと、印刷機の本体フレー
    ム側の固定ラツクとによつて構成され、前記布ベ
    ルトの後退移動時に前記緊張用ローラが回転して
    当該布ベルト移動させるよう構成されていること
    を特徴とする錠剤等の印刷機における転写ローラ
    クリーニング装置。 2 前記移動装置は直線往復移動手段からなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の錠剤
    等の印刷機における転写ローラクリーニング装
    置。 3 前記クリーニング用部材が前記転写ローラ側
    へ進出する前に前記制御装置により一定のタイミ
    ングで該部材に溶剤を含ませる溶剤供給装置を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の錠剤等の印刷機における転写ロー
    ラクリーニング装置。 4 前記転写ローラがクリーニングされた後印刷
    位置へ復帰する前に、制御装置により転写ローラ
    へ乾燥用エアを連続または間欠的にふきつける乾
    燥装置を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項、第2項または第3項記載の錠剤等の印刷
    機における転写ローラクリーニング装置。
JP13129784A 1984-06-25 1984-06-25 錠剤等の印刷機における転写ロ−ラクリ−ニング装置 Granted JPS6110457A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13129784A JPS6110457A (ja) 1984-06-25 1984-06-25 錠剤等の印刷機における転写ロ−ラクリ−ニング装置

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JP13129784A JPS6110457A (ja) 1984-06-25 1984-06-25 錠剤等の印刷機における転写ロ−ラクリ−ニング装置

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