JPH05338114A - キートップの製造方法 - Google Patents

キートップの製造方法

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JPH05338114A
JPH05338114A JP4177316A JP17731692A JPH05338114A JP H05338114 A JPH05338114 A JP H05338114A JP 4177316 A JP4177316 A JP 4177316A JP 17731692 A JP17731692 A JP 17731692A JP H05338114 A JPH05338114 A JP H05338114A
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JP4177316A
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Inventor
Kazuo Nakamura
一男 中村
Koichiro Shimamoto
嶋本功一朗
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Nissha Printing Co Ltd
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Nissha Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面にシボを有する図柄層を、キートップ基
材上に密着性よく形成できるキートップの製造方法を提
供する。 【構成】 ポリエステルフィルムと、片面が艶消し状態
のアルミ箔を貼り合わせ、表面にシボ7を有する基体シ
ート1を得る。基材シート1のアルミ箔の艶消し面に、
スクリーン印刷にて図柄層2を形成し、転写シート3を
作製する。次に、ABS系樹脂からなる表面にシボ7を有
するキートップ基材4上に転写シート3を重ねる。次い
で、加熱したパッド5を転写シート3の基体シート1側
から加熱加圧する。最後に、キートップ基材4の表面が
冷却固化した後、基体シート1を剥離除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プッシュ式電話機、タ
イプライター、ワードプロセッサー、パーソナルコンピ
ューターなどのキーボードに用いられる表面にシボを有
するキートップを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、表面にシボを有するキートッ
プを製造する方法としては、指先でタッチしやすいよう
にキートップの天面を窪ませているために、スクリーン
印刷などの通常の印刷法は用いられず、一般に、タンポ
印刷法が用いられている。
【0003】タンポ印刷法によるキートップ6の製造方
法は、弾性体からなるパッド5に文字・記号などの図柄
層2を印刷版より一度写し取り、表面にシボを有するキ
ートップ基材4にパッドを押しつけて図柄層2を形成す
る方法である(図5参照)。
【0004】しかし、タンポ印刷法によるキートップ6
の製造方法には、塗布膜厚が薄くなるため、キートップ
6の図柄の色の鮮やかさが劣るという問題がある。ま
た、文字・記号などの図柄が2色以上からなる場合、一
色ずつ図柄層2を形成しなければならない。また、キー
トップ6が天面および側面に図柄を有する場合、天面の
図柄層と側面の図柄層とを別々に形成しなければならな
い。
【0005】そこで、転写法によってキートップ6を製
造する方法が考えられる。転写法による方法は、基体シ
ート1上に少なくとも図柄層2が設けられている転写シ
ート3を図柄層2の設けられた面とキートップ基材4の
被転写面とが対向するように固定し、キートップ基材4
の表面が軟化する温度以下で転写シート3の基体シート
1側よりで加熱しつつ加圧して転写シート3をキートッ
プ基材4の被転写面に密着させ、その後基体シート1を
剥離してキートップ基材4表面に転写層を転移させる方
法である(図6参照)。転写法には、転写シート3の図
柄層2を厚く形成可能なため、キートップ6表面に色鮮
やかな図柄を設けることできるというよいところがあ
る。また、図柄が2色以上からなる場合、多色の図柄層
2を有する転写シート3を転写することにより、キート
ップ6表面に多色の図柄を一度に設けることができる。
また、キートップ6が天面および側面に図柄を設ける場
合、転写シート3をキートップ基材4にに沿わせて転写
することにより、天面の図柄と側面の図柄とを一度に設
けることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、転写法による
キートップ6の製造方法には、キートップ基材4上に形
成された図柄層2の表面に、シボを形成することができ
ないという問題がある。また、キートップ基材4の表面
にシボがあるので、図柄層2が密着しにくいという問題
もある。
【0007】なお、他の転写法として昇華転写法があ
る。昇華転写法は、基体シート1表面に熱移行性染料1
1が図柄のパターンに含浸された昇華転写シート10を
キートップ基材4に重ね合わせ、熱移行性染料11が昇
華する温度で、昇華転写シート10を加熱しつつ加圧し
て、キートップ基材4表面に熱移行染料11を含浸させ
染着させる方法(図7参照)がある。しかし、昇華転写
法には、白色の熱移行性染料がないため、黒などの濃色
のキートップ基材4表面に淡色の図柄を形成することが
できないという問題がある。また、キートップ基材4の
材料が、熱移行性染料に染着されるポリブチレンテレフ
タレートなどに限定されるので、キートップ6が比重が
大きく高価なものとなるという問題がある。
【0008】したがって、本発明は、以上のような問題
点を解決し、表面にシボを有する図柄層を、キートップ
基材上に密着性よく形成できるキートップの製造方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、キートップの製造方法を、表面にシボ
を有する基体シート上に少なくとも図柄層が設けられて
いる転写シートを図柄層の設けられた面とキートップ基
材の被転写面とが対向するように固定し、キートップ基
材の表面のみが軟化する転写温度で転写シートの基体シ
ート側より加圧して転写シートをキートップ基材の被転
写面に密着させ、その後基体シートを剥離してキートッ
プ基材表面に転写層を転移させると同時に転写層および
キートップ基材表面に基体シートのシボを反転させたシ
ボを形成するように構成した。
【0010】以下、本発明をさらに詳しく説明する。図
1は本発明のキートップの製造方法の一実施例を示す断
面図、図2は本発明のキートップの製造方法の他の実施
例を示す断面図、図3は本発明のキートップの製造方法
で使用する転写シートの一実施例を示す平面図、図4は
本発明のキートップの製造方法で使用する転写シートの
他の実施例を示す平面図である。1は基体シート、2は
図柄層、3は転写シート、4はキートップ基材、5はパ
ッド、6はキートップ、7はシボ、8はハーフカット部
分、9は穿孔部分をそれぞれ示す。
【0011】まず、キートップ6の製造方法に用いる転
写シート3について述べる。
【0012】基体シート1は、転写後にはキートップ基
材4より剥離除去されるものであり、表面に全面的にま
たは部分的にシボ7を有している。シボ7とは、一般的
には革や紙に加工したシワのような凹凸のことをいう
が、キートップ6においては、キートップ6の触感を高
め、指先がキートップ6表面で滑るのを防ぎ、キートッ
プ6表面の図柄が反射により視認しづらくなるのを防ぐ
微細な凹凸のことをいう。とくに、凹凸の深さが100μ
m以下の微小なものが好ましい。
【0013】基体シート1の材質としては、金属箔、プ
ラスチックフィルム、あるいはこれらと紙またはプラス
チックフィルムとを貼り合わせてより強靱な複合シート
としたものなどがあり、キートップ基材4より熱に強
く、キートップ基材4の軟化した表面より硬いものを適
宜選択する。紙としては、たとえば、グラシン紙、クラ
フト紙、コート紙、アート紙などがあり、プラスチック
フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート、塩化
ビニル、ナイロンなどがある。
【0014】基体シート1表面へシボ7を形成するに
は、次のような方法がある。
【0015】(a)薄い金属を別々のロールより送り出
して重ね合わせ、圧延ロール間を通すことによってアル
ミ箔などの金属箔を製造する方法。この方法によると、
金属箔の重ね合わさっていた部分にシボ7が形成される
ので、基体シート1として利用できる。
【0016】(b)シボ付の金型やロールを用いて金属
箔やプラスチックフィルムに型押しを行い、シボ7を形
成する方法。なお、基体シート1が複合シートからなる
場合、貼り合わせの前または後、あるいは貼り合わせと
同時のいずれに行ってもよい。
【0017】(c)金属箔やプラスチックフィルムに良
好に密着するインキを用い、シボパターンの印刷版を用
いてシボ7を印刷形成する方法。
【0018】図柄層2は、多くの場合、バインダー中に
染顔料または金属粉を含有するインキを用いて文字・記
号などのパターンが形成されたものである。図柄層2と
して多色の層を用いてもよいし、また透明な層を用いて
もよい。また、アルミニウム、スズ、クロムなどの蒸着
層を用いてもよい。また、必要に応じて図柄層2中にレ
ベリング剤、消泡剤、分散剤、可塑剤などを含有しても
よい。なお、転写シート3の図柄層2は厚く形成できる
ので、色鮮やかな図柄層2を得ることができる。
【0019】図柄層2のバインダーとしては、熱可塑性
樹脂、熱硬化性樹脂、紫外線または電子線硬化型樹脂等
の硬化型樹脂およびこれらの混合樹脂などが用いられ
る。熱可塑性樹脂としては、(メタ)アクリル酸エステ
ル系樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体系樹脂、塩素
化ゴム系樹脂、ポリエステル系樹脂、アルキッド系樹
脂、ポリアミド系樹脂、炭化水素系樹脂、ポリビニルア
ルコール系樹脂などがある。熱硬化型樹脂としては、尿
素系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、フェノー
ル系樹脂、メラミン系樹脂、ホスファゼン系硬化樹脂な
どがある。また、紫外線または電子線硬化型樹脂等の硬
化型樹脂としては、ウレタン(メタ)アクリレート樹
脂、ポリエステル(メタ)アクリレート樹脂、スピロ化
合物系(メタ)アクリレート樹脂、ポリエーテル(メ
タ)アクリレート樹脂、(メタ)アクリル(メタ)アク
リレート樹脂、シリコン(メタ)アクリレート樹脂、メ
ラミン(メタ)アクリレート樹脂およびこれらのオリゴ
マー、モノマーなどがある。必要ならば、光増感剤また
は光重合開始剤あるいは架橋剤を加えてもよい。
【0020】なお、本発明の転写シート3は上記のもの
に限定されない。たとえば、基体シート1上の離型面
に、ワックスやシリコンなどが離型性向上のために塗布
されていてもよい。また、基体シート1上の離型面に、
剥離層が形成されていてもよい。剥離層は、転写後は基
体シート1から剥離するものであり、その材質として
は、アクリル系樹脂やセルロース系樹脂、ビニル系樹
脂、ゴム系樹脂などがある。
【0021】また、耐磨耗性や耐薬品性の向上のための
表面保護層が設けられていてもよい。また、図柄層2の
次にキートップ基材4との密着性をより向上させるため
の接着層を設けてもよい。
【0022】さらに、転写シート3は、転写時にキート
ップ基材4の天面または/および側面の被転写面と密着
しやすいように、基体シート1の図柄パターンの周囲に
ハーフカット部分8あるいは破断線状の穿孔部分9を設
けてもよい。ハーフカット部分8は、基体シート1を貫
通しない連続した切れ込みのことをいい、転写シート3
への押圧により切れ込みが基体シート1を完全に貫通す
る(図3参照)。また、破断線状の穿孔部分9は、ミシ
ン目などの基体シート1を貫通した切れ込みのことをい
い、転写シート3への押圧により基体シート1のミシン
目が完全に切断される(図4参照)。ただし、ハーフカ
ット部分7および破断線状の穿孔部分8は、基体シート
1がその剥離除去時にキートップ基材4上に取り残され
ることがないように完全には図柄パターンの周囲を囲ま
ない。たとえば、ハーフカット部分7および破断線状の
穿孔部分8を三方に切れ込みをいれたコの字状に設ける
とよい。
【0023】以上のような転写シート3を用いて、キー
トップ6を製造する。
【0024】まず、転写シート3を図柄層2の設けられ
た面とキートップ基材4の被転写面とが対向するように
固定する(図1a、2a参照)。この際、図柄パターン
がキートップ基材4表面の所定の位置にくるように見当
合わせを行う。キートップ基材4の材質としては、ABS
系樹脂、スチロール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリオ
レフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、
メタアクリル酸エステル系樹脂などがある。なお、キー
トップ基材4は個別に治具上に置いて転写を行う以外
に、キートップ基材4をキーボードブラケットに組み込
みキーボードとしたものを治具上に置いて転写を行って
もよい。また、キートップ基材4は、図1に示すように
表面が艶状のものを用いてもよいし、図2に示すように
表面にあらかじめシボを有するものを用いてもよい。
【0025】次に、転写シート3の基体シート1側より
パッド5などによりキートップ基材4の表面のみが軟化
する転写温度で加熱しながら加圧し、転写シート3をキ
ートップ基材4の被転写面に密着させる(図1b、2b
参照)。キートップ基材4の表面のみが軟化する温度
は、たとえば、ABS樹脂であれば90〜120℃、スチレン樹
脂であれば70〜90℃、アクリル樹脂であれば90〜110℃
であり、この程度の温度がパッド5からキートップ基材
4表面に伝導するように、パッド5やキートップ基材4
の加熱温度、パッド5とキートップ基材4とを接触させ
る時間などを調節する。キートップ基材4表面に伝導さ
れた熱の温度がキートップ基材4の表面のみが軟化する
温度より高くなると、その熱がキートップ基材4全体に
伝わってキートップ基材4自身の変形が起こる。キート
ップ基材4の表面を加熱加圧する方法としては、加熱さ
れたパッド5でキートップ基材4を加圧する方法、キー
トップ基材4をあらかじめ加熱した後に加熱されたパッ
ド5で加圧する方法などがある。パッド5は、シリコン
ゴムなどの弾性体を用い、とくにショア硬度15〜50度の
ものが好ましい。硬度がこれより高いと、キートップ基
材4表面に転写層を密着させることが困難となり、これ
より低いと、弾性体の耐性が弱くなり、連続的な転写が
困難となるからである。また、キートップ基材4の天面
および側面を被転写面とし、キートップ基材4に転写シ
ート3を沿わせて2以上のパッド5で加熱しながら加圧
してもよい。
【0026】その後、基体シート1をキートップ基材4
より剥離することにより、キートップ基材4上に文字・
記号などの図柄層2が形成され、キートップ基材4およ
び図柄層2表面にシボ7が形成されたキートップ6が得
られる(図1c、2c参照)。
【0027】
【作用】転写時の熱によりキートップ基材4表面は変形
しやすくなる。キートップ基材の柔らかい面が基体シー
ト1のシボ7を有する面と接し、かつ加圧されるので、
表面にシボ7を有する図柄層2がキートップ基材4に密
着性よく転写されるとともに、キートップ基材4表面に
基体シート1のシボ7の反転パターンが形成される。
【0028】
【実施例】
実施例1 25μm厚のポリエステルフィルムと、9μm厚の片面が艶
消し状態のアルミ箔を貼り合わせ、表面にシボ7を有す
る基体シート1を得た。この基材シート1のアルミ箔の
艶消し面に、下記の組成からなるインキを用い、スクリ
ーン印刷にて図柄層2を形成し、転写シート3を作製し
た。 メタアクリル酸エステル樹脂 20部(重量部) 着色剤(顔料) 10部 芳香族炭化水素系高沸点溶剤 70部
【0029】次に、ABS系樹脂からなる表面にシボを有
するキートップ基材4を治具上に並べ、キートップ基材
4を60℃で3分間予熱したあと、キートップ基材4上に
転写シート3を見当を合わせて重ねた。
【0030】次いで、140℃に予熱したシリコンゴム製
のパッド5を転写シート3の基体シート1側から30秒間
加熱加圧した。
【0031】最後に、キートップ基材4の表面が冷却固
化した後、基体シート1を剥離除去することにより、キ
ートップ基材4上に文字・記号などの図柄層2が形成さ
れるとともに、キートップ基材4および図柄層2表面に
基体シート1表面のシボ7が写し取られたキートップ6
を得た。
【0032】実施例2 上質紙と7μmのアルミ箔を貼り合わせ、同時に20μmの
凹凸状に加工したロールにより型押処理を行い、表面が
凹凸状の基体シート1を得た。この基体シート1のアル
ミ箔面へ下記の組成からなるインキを用い、グラビア印
刷にて図柄層2を形成し、転写シート3を作製した。 塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂 10部 着色剤(顔料) 10部 MEK 40部 酢酸エチル 40部
【0033】次に、スチロール系樹脂からなる表面が艶
のキートップ基材4をキーボードブラケットに組み込み
キーボードとしたものを治具にセットし、キーボード上
に転写シート1を見当を合わせて重ねた。
【0034】次いで、200℃に予熱したシリコンゴム製
の転写パッド5を転写シート3の基体シート1側から10
秒間加熱加圧した。
【0035】最後に、キートップ基材4の表面が冷却固
化した後、基体シート1を剥離除去することにより、キ
ートップ基材4上に文字・記号などの図柄層2が形成さ
れるとともに、キートップ基材4および図柄層2表面に
基体シート1表面のシボ7が写し取られたキートップ6
を得た。
【0036】
【発明の効果】本発明は、キートップの製造方法を、表
面にシボを有する基体シート上に少なくとも図柄層が設
けられている転写シートを図柄層の設けられた面とキー
トップ基材の被転写面とが対向するように固定し、キー
トップ基材の表面のみが軟化する転写温度で転写シート
の基体シート側より加圧して転写シートをキートップ基
材の被転写面に密着させ、その後基体シートを剥離して
キートップ基材表面に転写層を転移させると同時に転写
層およびキートップ基材表面に基体シートのシボを反転
させたシボを形成するように構成した。
【0037】したがって、表面にシボを有する基体シー
ト上に図柄層が設けられているため、キートップ基材上
に形成された図柄の表面に、基体シートのシボの反転パ
ターンを形成できる。
【0038】また、転写時にキートップ基材の表面のみ
を軟化させるため、キートップ基材上に図柄層を密着さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキートップの製造方法の一実施例を示
す断面図である。
【図2】本発明のキートップの製造方法の他の実施例を
示す断面図である。
【図3】本発明のキートップの製造方法で使用する転写
シートの一実施例を示す平面図である。
【図4】本発明のキートップの製造方法で使用する転写
シートの他の実施例を示す平面図である。
【図5】従来のキートップの製造方法の一実施例を示す
断面図である。
【図6】従来のキートップの製造方法の他の実施例を示
す断面図である。
【図7】従来のキートップの製造方法の他の実施例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 基体シート 2 図柄層 3 転写シート 4 キートップ基材 5 パッド 6 キートップ 7 シボ 8 ハーフカット部分 9 穿孔部分 10 昇華転写シート 11 熱移行性染料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にシボを有する基体シート上に少な
    くとも図柄層が設けられている転写シートを図柄層の設
    けられた面とキートップ基材の被転写面とが対向するよ
    うに固定し、キートップ基材の表面のみが軟化する転写
    温度で転写シートの基体シート側より加圧して転写シー
    トをキートップ基材の被転写面に密着させ、その後基体
    シートを剥離してキートップ基材表面に転写層を転移さ
    せると同時に転写層およびキートップ基材表面に基体シ
    ートのシボを反転させたシボを形成することを特徴とす
    るキートップの製造方法。
JP4177316A 1992-06-10 1992-06-10 キートップの製造方法 Withdrawn JPH05338114A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013156767A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Dainippon Printing Co Ltd キーキャップ成形品およびその製造方法
WO2021155736A1 (zh) * 2020-02-06 2021-08-12 京东方科技集团股份有限公司 图案转印设备及方法

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