JPH05337825A - マルチ研削盤の砥石修正装置 - Google Patents

マルチ研削盤の砥石修正装置

Info

Publication number
JPH05337825A
JPH05337825A JP14076392A JP14076392A JPH05337825A JP H05337825 A JPH05337825 A JP H05337825A JP 14076392 A JP14076392 A JP 14076392A JP 14076392 A JP14076392 A JP 14076392A JP H05337825 A JPH05337825 A JP H05337825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grindstone
truer
correction
grindstones
grinding wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14076392A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3102142B2 (ja
Inventor
Norikazu Sawaki
典一 沢木
Shoji Yamaguchi
昭次 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP14076392A priority Critical patent/JP3102142B2/ja
Priority to FR9306503A priority patent/FR2691662B1/fr
Publication of JPH05337825A publication Critical patent/JPH05337825A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3102142B2 publication Critical patent/JP3102142B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B47/00Drives or gearings; Equipment therefor
    • B24B47/22Equipment for exact control of the position of the grinding tool or work at the start of the grinding operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • B24B49/18Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation taking regard of the presence of dressing tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B53/00Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces
    • B24B53/04Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces of cylindrical or conical surfaces on abrasive tools or wheels

Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規に交換した砥石の現在位置の検出及び修
正をより短時間で行うマルチ研削盤の砥石修正装置の提
供を目的とする。 【構成】 マルチ砥石1に対して該砥石1の切込み方向
及びトラバース方向に修正搬送される一つのツルア9を
有したマルチ研削盤において、切込み方向に搬送された
前記ツルア9が砥石1に当接したことを検出する自動検
出センサ14を設け、該センサ14からの信号により各
砥石1についての現在位置を知り、該現在位置と自明の
理想位置情報とから得られる各余剰分に基づいて、各砥
石1についての各最適修正量を決定しそれぞれの砥石の
修正回数及び早送り量を設定し、マルチ砥石を修正動作
させるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸上に複数配列された
砥石にて工作物を加工するマルチ研削盤において、特
に、新規交換した砥石の修正作業を行うマルチ研削盤の
砥石修正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの弁機構を駆動するカム軸のよ
うに多数のジャーナルを軸上に配列した工作物の加工で
は、上記ジャーナル群と同数の砥石群を配列したマルチ
研削盤により、各ジャーナルを同時に加工している。と
ころで、マルチ研削盤には、マルチ砥石を修正する砥石
修正装置が備えられており、新規にマルチ砥石を交換し
た際及び定期的もしくは所定使用回数毎に上記砥石修正
装置を作動してマルチ砥石の修正が行われる。前者のマ
ルチ砥石を交換した際の修正は、砥石径のばらつきや砥
石の振れの影響を除去することを目的とする。
【0003】一つのツルアで新規に交換したマルチ砥石
を修正する場合、従来のマルチ砥石修正装置は、以下の
ようにしている。新規に交換したマルチ砥石は、各砥石
の径寸法が不明であるため、先ず、図16に示すよう
に、ツルアをモータにより回転し、砥石A〜Gを手で回
しつつ、砥石修正ヘッドを、例えば左端の最初の砥石A
にツルアが接触する位置まで前進させる。この砥石修正
ヘッドの前進は、作業者が手動ボタンを押している間パ
ルス発生回路からサーボモータへ手動パルスを供給し、
サーボモータによってボールネジを回転させることによ
ってなされる。砥石A〜Gが回りにくくなったことを手
の感触で認識することにより、砥石Aとツルアとの接触
を検知し、手動ボタンかた手を離してエンコーダからの
出力をディスプレイで読み取ることによって砥石Aの径
を測定することができる。次に測定する砥石Bへは矢印
で示すように、ツルアは、中間位置まで後退し、続いて
ツルアと砥石Bが対応する位置までトラバース方向にシ
フトし、更に上述した動作を繰返し行う。他の砥石C〜
Gも同様に行う。
【0004】各砥石の現在位置が判明したら、最大径の
砥石の現在位置UMXと最小径の砥石の現在位置UMNに基
づいて、各砥石A〜Gを目標とする理想位置までツルア
により修正する。例えばジャーナル群が同径の工作物を
加工するマルチ砥石の場合、図17に示すように、各砥
石の理想位置が等しいので、各砥石A〜Gに対し共通に
ツルアを修正送り(単位切込み量sだけの切込み方向前
進及びトラバース送り)することができる。
【0005】上記最大径の砥石の現在位置UMXは、修正
送り開始位置M1を与え、最小径の砥石の現在位置UMN
は、修正送り終点位置M2を与える。修正送り開始位置
M1は、基準位置からのツルアの早送り量Kbとなり、
M1とM2の差である修正量Sを単位切込み量sで除算
すると、トラバース回数を求めることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の砥石修正装置
は、径が最も大きい砥石では、最初のトラバースから修
正が行われるが、径の小さいものでは、その径の位置に
ツルアが到達するまでは空振り修正となり、修正の効率
が悪く、修正送りの速度は遅いものであるため、修正に
長時間を要してしまうという欠点がある。
【0007】本発明は、砥石の修正をより短時間で行う
マルチ研削盤の砥石修正装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、ツルア9を切込み方向に送る第1の送り手段24
及びトラバース方向に送る第2の送り手段25と、ツル
ア9を第2の送り手段25により砥石間でトラバース方
向にシフトさせつつ第1の送り手段24により切込み方
向に送り各砥石に接触させる接触動作手段23と、上記
ツルアが砥石に接触したことを検出する接触検出センサ
14と、前記ツルア9の切込み方向の位置を検出する位
置検出手段27と、前記接触動作手段23による接触動
作中に接触検出センサ14から接触信号が出力されたと
きの前記位置検出手段27からのツルアの現在位置を各
砥石毎に記憶する現在位置記憶手段17と、前記各現在
位置と各砥石について設定された理想位置とに基づいて
各砥石についての修正量を決定し、該修正量より各砥石
についての修正回数及びツルア9が各砥石に近接するア
プローチ位置を設定する修正数値設定手段18と、前記
アプローチ位置までツルアを切込み方向に前進させ、前
記修正回数だけツルア9の切込み前進及びトラバースを
繰返す動作を、各砥石毎に実施すべく前記第1の送り手
段24及び第2の送り手段25を制御する修正動作手段
19とを有している。
【0009】
【作用】新規に交換された各砥石は、常に理想位置より
もツルア側に突出した切込み方向の余剰代、すなわち、
正の余剰代を持っている。本発明では、各砥石にツルア
が接触する現在位置を、接触検出センサを位置検出手段
によって検出し、修正数値設定手段によって該現在位置
と理想位置との差である各砥石毎の余剰代を求めること
ができる。従って、上記余剰代に応じて各砥石の修正量
が求まり、これより、各砥石毎の修正回数及びアプロー
チ位置を決定することができる。そして、マルチ砥石の
修正にあっては、径の大小にかかわらず各砥石について
無駄のない修正回数が設定され、効率の良い修正送りと
なる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体的実施例により詳細に説
明する。図2〜図4は本発明の一実施例に係る砥石修正
装置を備えたマルチ研削盤を示す。なお、図1と同等の
要素には共通の符号を付す。本発明を適用したマルチ研
削盤では、図2及び図3に示すように、マルチ砥石1
は、図示しない砥石台2上に回転可能に軸承された回転
軸3に所定間隔で取付けられている。ここでは、マルチ
砥石1はA〜Eの五つとしている。
【0011】上記マルチ研削盤は、上記砥石台2上に設
置され、上記回転軸3と平行するトラバース方向(以
下、W軸方向という)のボールねじ4を有するW軸台5
と、上記ボールねじ4によって搬送され、切込み方向
(以下、U軸方向という)のボールねじ6を有するW軸
移動台7と、上記ボールねじ6によって上記回転軸3に
対し進退動するU軸移動台8とを主体に構成され、U軸
移動台8の取付用部8aには、駆動モータ8bを伴い、
該モータによって回転駆動されるロータリツルア9が装
着されるものである。なお、W軸のボールねじ4はW軸
サーボモータ10によって駆動され、U軸のボールねじ
6はエンコーダ27を結合したU軸サーボモータ11に
よって駆動されるようなっている。また、12,12は
W軸移動台7のガイド、13,13はU軸移動台8のガ
イドである。
【0012】しかして、本実施例では、ロータリツルア
9がマルチ砥石1に当接したか否かを音により検出する
接触検出センサ14がU軸移動台8上に取付けられてい
る。上記接触検出センサ14からの信号と、U軸サーボ
モータ11におけるエンコーダ27(位置検出手段)か
らの位置信号11aは、本実施例では、図4に示すよう
に、中央処理装置CPU及びメモリROM及びメモリR
AMから成るマイクロコンピュータにて処理されるよう
になっている。
【0013】上記中央処理装置CPUは、第1の送り手
段24を構成するU軸サーボアンプ22及びU軸サーボ
モータ11並びに第2の送り手段25を構成するW軸サ
ーボアンプ21及びW軸サーボモータ10と、送り制御
信号及び帰還情報のデータ授受を行うとともに、増幅器
15を介して接触検出センサ14からの信号15aが入
力され、更に、U軸サーボモータ11におけるエンコー
ダ(位置検出手段)27からの位置信号11aが入力さ
れている。
【0014】また、中央処理装置CPUには、各砥石の
理想位置情報等を入力するキー入力装置等の入力装置K
Bが接続されるとともに、プログラムメモリROM及び
作業メモリRAMを有している。プログラムメモリRO
Mには、後述する準備プロセスプログラム,設定プロセ
スプログラム,修正プロセスプログラム,仕上げ修正プ
ロセスプログラム及び理想位置情報i1 〜i5 が書き込
まれている。また、作業メモリRAMには、後に述べる
ように、本発明により検出する現在位置情報u 1 〜u5
或いは算出した修正量g1 〜g5 ,修正回数n1 〜n5
及び早送り量K 1 〜K5 等が書き込まれるようになって
いる。
【0015】本実施例による修正装置は以上のように構
成され、次に、その動作を説明する。なお、マルチ砥石
1は、砥石A〜Eの五つとする。本実施例の修正装置
は、図5に示すように、各砥石A〜Eの現在位置を測定
する準備プロセス100、該準備プロセス100にて得
られた現在位置より、各砥石A〜Eについての修正量,
修正回数及び基準位置からアプローチ位置までの早送り
量を決定する設定プロセス200、上記修正量,修正回
数及び早送り量を基にロータリツルア9を駆動する修正
プロセス300、修正後の現在位置を測定する確認プロ
セス400及び仕上げ修正プロセス500の処理を順次
に実行する。
【0016】準備プロセス100は、本発明の現在位置
記憶手段17を実現し、図6に示すように、ステップ1
02〜112のルーチンを砥石A〜Eについて繰り返す
処理である。すなわち、例えば図7に示すように、ロー
タリツルア9を、フリー位置FよりU軸及びW軸の座標
値を(0,0)とした原点Oにセットした後、ステップ
102,104,106を実行する。ステップ102
は、W軸移動台7を搬送してロータリツルア9をW軸方
向に沿った基準位置R上の砥石Aに対応した位置Pで停
止させる処理、ステップ104は、U軸移動台8を搬送
してロータリツルア9をアプローチ位置A1 まで早送り
する処理、ステップ106は、アプローチ位置A1 より
低速で更に前進させる処理である。これらステップ10
2〜106のより本発明の接触動作手段23が達成され
る。続くステップ108では、接触検出センサ14の接
触信号を待っている。接触信号が検知されない間は、ス
テップ106,108を繰り返す。
【0017】接触信号が検知されると、中央処理装置C
PUはステップ110を実行し、その時の位置信号11
aを取り込む。この位置信号11aが砥石Aの現在位置
1となる。ステップ112では、中央処理装置CPU
は、ロータリツルア9を上記位置Pに戻し、次の砥石B
に対して上記と同様の処理を行う。砥石C〜Dについて
も同様であり(ステップ114)、各現在位置を検出
後、ロータリツルア9は原点Oに待機する。
【0018】上記により、砥石Aの現在位置u,砥石B
の現在位置u2 ,砥石Cの現在位置u3 ,砥石Dの現在
位置u4 ,砥石Eの現在位置u5 が計算される。続く設
定プロセスを図8のフローチャートに示す。設定プロセ
ス200は、本発明の修正数値設定手段18を実現して
いる。図8において、ステップ202は、各砥石A〜E
の現在位置u1 〜u5 と理想位置i1 〜i5 との減算に
より、両位置情報の誤差分で表される余剰代f1 〜f5
を算出する。
【0019】
【数式1】f1 =i1 −u1 2 =i2 −u2 3 =i3 −u3 4 =i4 −u4 5 =i5 −u5 現在位置u1 〜u5 は、図7に示すように、基準位置R
から各砥石A〜Eに接触するまでの切込み方向のロータ
リツルア9の位置を表に、理想位置i1 〜i5は、基準
位置Rから理想位置Inまでの位置を表したものであ
る。理想位置Inは、ここでは各砥石A〜Eとも同じと
するので、i1 =i2 =i3 =i4 =i5となる。
【0020】ステップ204では、最小の余剰代を比較
により求めている。ここでは、砥石Cが最小の余剰代f
3 をもっている。ステップ206では各砥石A〜Eに必
要な修正量g1 〜g5 を演算している。
【0021】
【数式2】g1 =t+f1 −f3 2 =t+f2 −f3 3 =t+f3 −f3 4 =t+f4 −f3 5 =t+f5 −f3 上記tは、各砥石に共通に設定した取代であり、最小の
余剰代の砥石には取代tだけ砥石を修正するので修正量
3 はf3 に等しい。
【0022】更に、ステップ208では修正回数をn1
〜n5 を求めている。これは、g1〜g5 を単位切込量
sで除算する。このとき、小数点以下の余りは切り上げ
る。
【0023】
【数式3】n1 ≒g1 /s n2 ≒g2 /s n3 ≒g3 /s n4 ≒g4 /s n5 ≒g5 /s ステップ210は、修正プロセスにおいて各砥石に必要
な早送り量K1 〜K5を決定している。すなわち、
【0024】
【数式4】K1 =u1 −n1 ×s+g1 2 =u2 −n2 ×s+g2 3 =u3 −n3 ×s+g3 4 =u4 −n4 ×s+g4 5 =u5 −n5 ×s+g5 上記のようにして設定された修正回数や早送り量は続く
修正プロセスで用いられる。
【0025】本発明の修正動作手段19を実現する修正
プロセスでは、図9に示すように、まず、ステップ30
2でロータリツルア9を砥石Aのサイドに対応した基準
位置R上の位置PA1(図10参照)に合わせる。次ステ
ップ304では、早送り量K 1 だけU軸サーボモータ1
1を駆動し、ロータリツルア9を砥石Aに接近させる。
早送り量K1 だけ前進した位置がロータリツルア9のア
プローチ位置となる。この場合、砥石Aの余剰代f1
取代tで割切れたので、図10に示すように、ロータリ
ツルア9の早送り停止位置PA2は、砥石Aの現在位置u
1 となっている。
【0026】ロータリツルア9が早送り終点位置PA2
停止すると、中央処理装置CPUはステップ306〜3
14の修正作業に入る。この修正作業は、カウント値m
1 がn1 に達したか否かを判断して修正回数n1 のトラ
バースを行っている。ステップ308でn1 ≧m1 とな
ると、ステップ316のブランチに移行し、次の砥石B
についての修正プロセスに入る。
【0027】砥石B〜Eについても図9と同様のフロー
チャートで修正作業が行われる。砥石Bでは、早送り量
2 だけロータリツルア9が早送りされ、この場合、修
正量f2 の除算で余りを生じ、砥石Bの円周方向の凹凸
を考慮して1回だけ空振りを生じている。砥石C,Dに
ついても同様である。次に本実施例では、上記修正プロ
セスで修正された各砥石A〜Eの径が理想位置範囲内か
否かをチェックする確認プロセスを有している。図11
はこの確認プロセスを示すフローチャートである。ここ
では説明を簡単にするために、理想位置i1 =i2 =i
3 =i4 =i5 が同じ、即ち砥石A〜Eが同じ径に修正
された例について説明する。
【0028】図11において、ステップ402ではロー
タリツルア9を砥石Aに対応した基準位置R上の位置P
A3に合わせている。ステップ404では、図12に示す
ように、ロータリツルア9をu1 だけ早送り前進させ、
ステップ406によりアプローチ前進させている。この
ステップ406のアプローチ前進中、中央処理装置CP
Uは、ステップ608によりロータリツルア9が砥石8
の研削面に接触した否かを接触検出センサ14からの信
号で判断している。中央処理装置CPUは、ステップ6
08でロータリツルア9と砥石Aとの接触を検出する
と、その時のエンコーダ27からの位置信号11aによ
り現在位置W1 を認識する(ステップ410)。そし
て、ステップ412で現在位置W1 が修正回数n1 によ
って修正された現在の位置u1 +n1 ×sより±qの範
囲にあることを確認して、早送り後退(ステップ41
4)し、次砥石の確認ルーチンに移る。±qの範囲を越
える場合は、ステップ416、418により異常表示す
る。ここでqはq≪sである。他の砥石B〜Eも上記と
同様の確認作業により、修正後の現在位置W2 〜W5
正常か異常かを判断する。
【0029】図13は上記確認プロセスで異常が表示さ
れたときに行う仕上げ修正プロセスである。この仕上げ
修正プロセスは、異常がない場合でも、確認プロセスで
砥石に傷が生じるので、その分を修正するために行われ
る。図13において、ステップ502〜506は、例え
ば砥石Aの位置(u1 +n 1 ×s)まで早送りして、同
位置で各砥石A〜Eを一律にトラバース修正している。
ステップ508〜512は、単位切込み量Sだけ前ステ
ップ504より切り込んで、同砥石Aの位置{u1
(n1 +1)×s}まで早送りし、各砥石A〜Eを一律
にトラバース修正している。同様に、ステップ514〜
518では、更に単位切込み量Sだけ前ステップ510
より切り込んで、各砥石A〜Eを一律にトラバース修正
している。
【0030】図14は上記仕上げ修正のツルア9の動作
を示している。3回のトラバースで2s分(斜線部)が
除去されことがわかる。修正プロセスで修正された後の
砥石A〜Eの径が異なる場合は、図15に示すように砥
石A〜Eの外周に倣ってロータリツルア9をジグザグに
トラバースさせる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
砥石にツルアが接触する現在位置を、接触検出センサを
位置検出手段によって検出し、修正数値設定手段によっ
て該現在位置と理想位置との差である各砥石毎の余剰代
を求め、該余剰代に応じて各砥石の修正量が求まり、こ
れより、各砥石毎の修正回数及びアプローチ位置を決定
することができる。そして、マルチ砥石の修正にあって
は、径の大小にかかわらず各砥石について無駄のない修
正回数が設定され、効率の良い修正送りを実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を表した概略構成図
【図2】 本発明を適用したマルチ研削盤の砥石修正装
置を示す上面図
【図3】 上記マルチ研削盤の砥石修正装置の側面図
【図4】 本発明に係るマルチ研削盤の砥石修正装置の
制御装置の実施例を示す構成図
【図5】 本発明の全体動作を示すフローチャート
【図6】 本発明の一実施例による準備プロセスのフロ
ーチャート。
【図7】 本発明の一実施例による現在位置,理想位置
及び余剰代の関係を示す説明図
【図8】 本発明の一実施例による設定プロセスのフロ
ーチャート
【図9】 本発明の一実施例による仕上げ修正プロセス
のフローチャート
【図10】 上記修正プロセスにおける作業を示す説明
【図11】 本発明の一実施例による確認プロセスのフ
ローチャート
【図12】 上記確認プロセスを示す説明図
【図13】 本発明の一実施例による仕上げ修正プロセ
スを示すフローチャート
【図14】 本発明の一実施例による仕上げ修正作業を
示す説明図。
【図15】 本発明の他の実施例による仕上げ修正プロ
セスの修正作業を示す説明図
【図16】 従来装置による準備プロセスを示す説明
図。
【図17】 従来装置による設定プロセスを示す説明
図。
【符号の説明】
2…砥石台、3…回転軸、4,6…ボールねじ、5…W
軸台、7…トラバース移動台、8…切込み移動台、9…
ロータリツルア、10…W軸サーボモータ、11…U軸
サーボモータ、14…接触検出センサ、15…増幅器、
17…現在位置記憶手段、18…修正数値設定手段、1
9…修正動作手段。24…第1の送り手段、25…第2
の送り手段、23…接触動作手段、27…位置検出手
段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一軸上に複数の砥石が配列されたマルチ
    研削盤の前記複数の砥石に対して一つのツルアを切込み
    方向及びトラバース方向に移動して前記複数の砥石を修
    正する砥石修正装置であって、 前記ツルアを前記切込み方向に送る第1の送り手段及び
    トラバース方向に送る第2の送り手段と、 ツルアを前記第2の送り手段により砥石間でトラバース
    方向にシフトさせつつ前記第1の送り手段により切込み
    方向に送り各砥石に接触させる接触動作手段と、 前記ツルアが砥石に接触したことを検出する接触検出セ
    ンサと、 前記ツルアの切込み方向の位置を検出する位置検出手段
    と、 前記接触動作手段による接触動作中に接触検出センサか
    ら接触信号が出力されたときの前記位置検出手段からの
    ツルアの現在位置を各砥石毎に記憶する現在位置記憶手
    段と、 前記各現在位置と各砥石について設定された理想位置と
    に基づいて各砥石についての修正量を決定し、該修正量
    より各砥石についての修正回数及びツルアが各砥石に近
    接するアプローチ位置を設定する修正数値設定手段と、 前記アプローチ位置までツルアを切込み方向に前進さ
    せ、前記修正回数だけツルアの切込み前進及びトラバー
    スを繰返す動作を、各砥石毎に実施すべく前記第1の送
    り手段及び第2の送り手段を制御する修正動作手段と
    を、 具備したことを特徴とするマルチ研削盤の砥石修正装
    置。
JP14076392A 1992-06-01 1992-06-01 マルチ研削盤の砥石修正装置 Expired - Fee Related JP3102142B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14076392A JP3102142B2 (ja) 1992-06-01 1992-06-01 マルチ研削盤の砥石修正装置
FR9306503A FR2691662B1 (fr) 1992-06-01 1993-06-01 Procede et appareil de dressage de plusieurs meules.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14076392A JP3102142B2 (ja) 1992-06-01 1992-06-01 マルチ研削盤の砥石修正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05337825A true JPH05337825A (ja) 1993-12-21
JP3102142B2 JP3102142B2 (ja) 2000-10-23

Family

ID=15276180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14076392A Expired - Fee Related JP3102142B2 (ja) 1992-06-01 1992-06-01 マルチ研削盤の砥石修正装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3102142B2 (ja)
FR (1) FR2691662B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003025224A (ja) * 2001-07-16 2003-01-29 Okamoto Machine Tool Works Ltd 頭上ドレッサの手動移動時の砥石車衝突回避方法
JP2011173223A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Nsk Ltd 砥石のドレッシング方法
JP2016150389A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 株式会社ジェイテクト 制御システム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2292329B (en) * 1994-08-19 1998-04-15 Western Atlas Uk Ltd Improvements in or relating to grinding machines
EP1747846A1 (fr) * 2005-07-25 2007-01-31 Rollomatic S.A. Procédé et dispositif de mesure de la géometrie d'une arête de coupe à chanfreiner

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3171234A (en) * 1961-09-05 1965-03-02 Norton Co Multiple wheel grinding machine
JPS5835831B2 (ja) * 1978-04-18 1983-08-05 豊田工機株式会社 研削盤
JPS578072A (en) * 1980-06-18 1982-01-16 Toyoda Mach Works Ltd Detection of use limit of grinding wheel of grinder
JP2539801B2 (ja) * 1986-12-10 1996-10-02 豊田工機株式会社 砥石のツル―イング装置
JPH01109071A (ja) * 1987-10-22 1989-04-26 Toyoda Mach Works Ltd 砥石車のツルーイング装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003025224A (ja) * 2001-07-16 2003-01-29 Okamoto Machine Tool Works Ltd 頭上ドレッサの手動移動時の砥石車衝突回避方法
JP2011173223A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Nsk Ltd 砥石のドレッシング方法
JP2016150389A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 株式会社ジェイテクト 制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
FR2691662A1 (fr) 1993-12-03
JP3102142B2 (ja) 2000-10-23
FR2691662B1 (fr) 1996-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2637488B2 (ja) 数値制御研削盤
US4053289A (en) Grinding method and apparatus with metal removal rate control
JPH07205023A (ja) Nc研削盤における超砥粒砥石のドレッシング確認方法
JPH07100761A (ja) 研削装置
JPS6332587B2 (ja)
JPS58132460A (ja) アンギユラ研削盤用数値制御装置
JPH0669663B2 (ja) 数値制御研削盤
JPH05337825A (ja) マルチ研削盤の砥石修正装置
JPH04348869A (ja) アンギュラ砥石の修正装置
JP2007083351A (ja) 研削盤
US5846121A (en) Method for machining a workpiece by renewing a tool movable range
JPS5877450A (ja) アンギユラ研削盤における砥石修正装置
JP3886694B2 (ja) 研削装置及び研削方法
JPH01246072A (ja) 研削砥石の研削面修正方法
JP2542084B2 (ja) 研削砥石の研削面修正方法
JP3812869B2 (ja) 円筒研削方法及び装置
JP4581647B2 (ja) ツルーイング方法および研削盤
JP2944947B2 (ja) 数値制御円筒研削盤の研削方法
JPH0529815Y2 (ja)
JPH04193474A (ja) 研削盤の砥石修正方法および同装置
JPH06335843A (ja) 加工監視装置
JPH06218662A (ja) 周面に溝をもつワークの加工方法及び装置
JPH07100760A (ja) 研削装置
JPH07100762A (ja) 研削装置
JPS6231244Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080825

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080825

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090825

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090825

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100825

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110825

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees