JPH05337405A - 液体の微粒化装置 - Google Patents

液体の微粒化装置

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JPH05337405A
JPH05337405A JP4147141A JP14714192A JPH05337405A JP H05337405 A JPH05337405 A JP H05337405A JP 4147141 A JP4147141 A JP 4147141A JP 14714192 A JP14714192 A JP 14714192A JP H05337405 A JPH05337405 A JP H05337405A
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JP
Japan
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liquid
nozzle
gas
air
jet hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP4147141A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Uno
克彦 宇野
Katsuhiko Ishikawa
克彦 石川
Norio Yotsuya
規夫 肆矢
Tomomichi Asou
智倫 麻生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/02Spray pistols; Apparatus for discharge
    • B05B7/04Spray pistols; Apparatus for discharge with arrangements for mixing liquids or other fluent materials before discharge
    • B05B7/0416Spray pistols; Apparatus for discharge with arrangements for mixing liquids or other fluent materials before discharge with arrangements for mixing one gas and one liquid
    • B05B7/0441Spray pistols; Apparatus for discharge with arrangements for mixing liquids or other fluent materials before discharge with arrangements for mixing one gas and one liquid with one inner conduit of liquid surrounded by an external conduit of gas upstream the mixing chamber
    • B05B7/0458Spray pistols; Apparatus for discharge with arrangements for mixing liquids or other fluent materials before discharge with arrangements for mixing one gas and one liquid with one inner conduit of liquid surrounded by an external conduit of gas upstream the mixing chamber the gas and liquid flows being perpendicular just upstream the mixing chamber
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B15/00Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
    • B05B15/40Filters located upstream of the spraying outlets

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  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 広い墳霧量の調節範囲にわたって、均一な微
小粒子を得る。 【構成】 液ノズル5の先端には液噴出孔10が液ノズ
ル5の先端よりも低くなるように凹部12が設けられ、
液ノズル5の外周には液噴出孔10から噴出される液体
に微粒化用気体を供給する気体噴出孔14を有する気体
ノズル13が設けられている。これによって、液噴出孔
10の近傍で微粒化用気体に渦流が発生し、この渦流が
液噴出孔10から噴出した液体流に乱れを生じさせ、高
速空気によるせん断力を作用させる。その結果、低圧
力、小流量の気体で、噴霧量の広い調節範囲にわたっ
て、粒子径の非常に小さな粒子を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装や液体燃料燃焼装
置、加湿器等に用いられる液体の微粒化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液体の微粒化は色々な分野で用いられて
いるが、従来一般には圧力噴霧型のノズルが用いられて
いた。これは液体を所定の圧力に加圧した後、旋回力を
与えて噴出孔より円錐状に液膜として噴射し、この液膜
の分裂により微粒化するものである。しかし、この圧力
噴霧型の微粒化装置は一定圧力で一定流量噴霧させたと
きに微粒化が可能であり、流量を減らすために液体の圧
力を低下させると、液膜を形成しなくなり、粒子径は粗
大化し、霧化が得られなくなる。
【0003】液体流量の広い調節範囲で噴霧状態を得る
ために2流体の微粒化装置が有効である。2流体の微粒
化装置は図5に示すように、加圧した液体を噴出する液
噴出孔1を有する液ノズル2の外周に空気ノズル3を設
け、この空気ノズル3の先端の液噴出孔1近傍に空気噴
出孔4が設けられている。液体供給手段(図示せず)か
ら液ノズルに供給された液体は液噴出孔1から噴出さ
れ、空気供給手段(図示せず)から空気ノズル3に供給
された空気が空気噴出孔4から高速流となって噴出する
ことにより、せん断力によって微粒化していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、液噴出孔1が1個の円形の孔であるために
噴霧量を増やし液圧を高くすると、噴出流速が増大し微
粒化用空気の作用点が、液噴出孔下流側へ移行して空気
流速が遅くなってしまう。その結果効果的な微粒化がで
きず、粒子径は大きくなっていた。したがって、上記従
来例の2流体ノズルでは、微粒化用空気を作用すること
によって、液体の流量の広い調節範囲で噴霧状態は得ら
れるものの、その調節範囲で粒子径の均一な粒子を得る
のは困難であった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、低圧
力、小流量の気体で、大流量から小流量にいたる噴霧量
の大きな調節範囲で粒子径の均一な微小粒子を得ること
ができる液体の微粒化装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の液体の微粒化装置は、液体が供給される液
室と、この液室から供給される液体を噴出する微細な液
噴出孔とからなる液ノズルと、この液ノズルの先端に液
噴出孔が液ノズル先端よりも低くなるように設けられた
凹部と、液ノズルの外周に設けられ、液噴出孔から噴出
される液体に微粒化用気体を供給する気体噴出孔を有す
る気体ノズルとを設けたものである。
【0007】
【作用】本発明は上記構成によって、液噴出孔近傍で微
粒化用気体に渦流を形成し、この渦流が液噴出孔から噴
出した液体に作用し、液体流に擾乱を生じさせた後に高
速空気によるせん断力を作用させるので、低圧力、小流
量の気体で、噴霧量の広い調節範囲にわたって、粒子径
の非常に小さな粒子を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0009】図1において、5は液ノズルで、中央に液
室6が設けられ、ノズルホルダー7に接続されている。
8はノズルホルダー7に設けられた液通路で、液体はノ
ズルホルダー7後部に接続された液供給管9から液通路
8を通し液室6に供給される。液ノズル5先端には微細
な液噴出孔10が設けられている。液ノズル5の上流側
には液噴出孔10より気孔径の小さな3次元網目構造体
よりなるフィルター11が取付けられている。12は液
噴出孔10が液ノズル5先端より僅かに低くなるように
液噴出孔10を中心に円状に設けられた凹部である。1
3は気体ノズルである空気ノズルで、液ノズル5を装着
したノズルホルダー7はこの空気ノズル13内に装着さ
れる。空気ノズル13の先端には気体噴出孔である空気
噴出孔14が液ノズル5の中心軸に対し軸対称に凹部1
2より僅かに径大となるように設けられている。また空
気ノズル13の側部には空気供給管15が接続されてお
り、液ノズル5と空気ノズル13間に設けられた空気通
路16から隙間17を介して微粒化用空気が空気噴出孔
14に供給されるようになっている。
【0010】上記構成において、電源(図示せず)を投
入すると、液体供給装置(図示せず)が作動し、液体が
加圧状態で液供給管9を通しノズルホルダー7内の液通
路8に供給され、フィルター11で微細な塵等を除去し
た後、液室6を通して微細な液噴出孔10から噴出され
る。
【0011】これと同時に空気供給手段(図示せず)が
作動し、微粒化用空気が空気供給管15を通して空気通
路16に供給され、隙間17を介して空気噴出孔14か
ら高速で噴出される。したがって液噴出孔10から噴出
した燃料は空気流によってせん断され、微粒化される。
【0012】通常、単孔の微粒化装置で噴霧量を多くと
るには従来例で述べたように液噴出孔1を大きくする
が、この場合、噴出される液柱も大きくなるので、微粒
化用空気を作用させても微粒化には限界がある。逆に微
粒化するために液噴出孔1を小さくすると、噴霧量が少
ないときには小さな粒子径が得られるが、噴霧量を多く
すると液体の噴出流速が大きくなるため、微粒化用空気
の作用点は空気流速が遅くなる液噴出孔1の下流側へ移
行することになり、このため効果的な微粒化ができなく
なってかえって粒径が粗大化する。
【0013】しかし、本実施例では液ノズル5の先端に
液噴出孔10が液ノズル5先端よりも低くなるように凹
部12を設けることにより、微粒化効果を促進すること
ができる。即ち、空気ノズル13から供給される微粒化
用空気の一部は凹部12が負圧になるため液噴出孔10
付近で渦流が形成される。この渦流が液噴出孔10から
噴出される液流に作用し、液流に擾乱を与えた後、主流
である高速の微粒化用空気が作用するので、低圧力、小
流量の空気で噴霧量の広い調節範囲にわたって粒子径の
小さな粒子を得ることができる。
【0014】図2は本実施例の効果を確認するためにシ
ミュレーション解析を行なった結果である。図2(a)
は本実施例の液体の微粒化装置に対する結果であり、図
2(b)は比較のために液ノズル5先端に凹部12を持
たない場合の結果である。ただし、図2では液体の流れ
は考慮せず空気の流れのみで計算を行なっている。矢印
は空気の流れ方向と速度を示す。また、図中には構造体
の輪郭線も示した。図2(a)に示すように凹部12の
存在によって微粒化用空気の一部に凹部12に沿った渦
流が生じていることがわかる。一方、図2(b)では液
噴出孔10近傍に僅かに渦流の形成が見られるだけであ
り、この結果から本実施例の作用が明確である。
【0015】図3は図2の微粒化装置について、実際に
粒子径を測定した結果である。凹部12がある場合は凹
部12がない場合に較べて微粒化が促進されており、本
実施例の効果が明確である。
【0016】以上の実施例では液噴出孔10が単孔の場
合、即ち液体が液柱として噴出される場合について述べ
たが、図4に示すように液室6内に旋回部17を挿入し
液体に旋回流を与え、旋回液膜として噴出するような液
ノズル5に凹部12を設ける構造にした液体の微粒化装
置でも同様の効果が得られる。この場合は液体の噴出自
体が薄い液膜となっており、この薄い液膜に空気の渦流
が作用するので液膜の擾乱効果が大きくなり、微粒化に
さらに有効である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の液体の微粒
化装置によれば、次の効果が得られる。
【0018】中央部に液体が供給される液室と、この液
室から供給される液体を噴出する微細な液噴出孔とから
なる液ノズルと、この液ノズルの先端に液噴出孔が液ノ
ズル先端よりも低くなるように設けられた凹部と、液ノ
ズルの外周にあり、液噴出孔から噴出される液体に微粒
化用気体を供給する気体噴出孔を有する気体ノズルとを
設けて構成してある。したがって、液噴出孔近傍で微粒
化用気体に渦流が発生し、この渦流が液噴出孔から噴出
した液体に作用し、液体流に乱れを生じさせた上に高速
空気によるせん断力を作用させるので、低圧力、小流量
の気体で、噴霧量の広い調節範囲にわたって、粒子径の
非常に小さな粒子を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の液体の微粒化装置の要部断
面図
【図2】(a)同装置のシミュレーション解析図 (b)同装置の液ノズルの先端に凹部がない場合のシミ
ュレーション解析図
【図3】同装置の効果を示すための特性図
【図4】本発明の他の実施例の液体の微粒化装置の要部
断面図
【図5】従来の液体の微粒化装置の要部切欠き断面図
【符号の説明】
5 液ノズル 6 液室 11 液噴出孔 12 凹部 13 気体ノズル 14 気体噴出孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 麻生 智倫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体が供給される液室と、この液室から供
    給される液体を噴出する液噴出孔とを有する液ノズル
    と、この液ノズルの先端に設けられ前記液噴出孔が前記
    液ノズル先端よりも低くなるように設けられた凹部と、
    前記液ノズルの外周に設けられ、前記液噴出孔から噴出
    される液体に微粒化用気体を供給する気体噴出孔を有す
    る気体ノズルとを備えた液体の微粒化装置。
JP4147141A 1992-06-08 1992-06-08 液体の微粒化装置 Pending JPH05337405A (ja)

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