JPH05337363A - 不活性ガス中の一酸化炭素の吸着材 - Google Patents
不活性ガス中の一酸化炭素の吸着材Info
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- JPH05337363A JPH05337363A JP4174858A JP17485892A JPH05337363A JP H05337363 A JPH05337363 A JP H05337363A JP 4174858 A JP4174858 A JP 4174858A JP 17485892 A JP17485892 A JP 17485892A JP H05337363 A JPH05337363 A JP H05337363A
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Abstract
を常温付近で吸着し得、容易に再生し得て繰返し使用が
可能で安価な吸着材を提供すること。 【構成】 担体に、周期律表第I−b族、第II族(ただ
し、Be、Cd、Hg、Raを除く)、第III 族(ただ
し、Ai、TlとAc系列元素を除く)、第IV族(ただ
し、C、Si、Pb、Hfを除く)、第V族(ただし、
N、P、AsとPa系列を除く)、第VI族(ただし、
O、S、Se、Uを除く)、第VII −a族および第VIII
族のFe族からなる群のうちの少なくとも1種類の酸化
物を、担体容積1リットル当り元素として2〜80g、
Pdを担体容積1リットル当り2〜85g、合わせて担
体容積1リットル当り87g以下を担持して不活性ガス
中の一酸化炭素の吸着材を製造した。得られた吸着材に
ついてCO破過時間を測定した結果従来の吸着材に較べ
て顕著な効果が認められた。
Description
得るように不活性ガス中に含まれる一酸化炭素(以下、
COという)を常温付近で吸着除去して高純度化し得、
吸着塔に充填したままで吸着−再生を繰返し得、安価な
不活性ガス中の一酸化炭素の吸着材に関するものであ
る。
クリプトンなどの不活性ガスは、各種製造工業において
使用されている。しかして、たとえば、窒素を大気から
工業的に製造する方法としては、深冷分離法と、活性
炭、活性アルミナ、シリカゲル、ゼオライトなどのよう
な吸着材を用いたPSA(Pressure Swin
gAdsorption)法との組合せによって純度9
9%以上の窒素を得る方法がある。しかしながら、この
ような単純な吸着材を使用するPSA法では窒素の純度
をこれ以上高くすることができない。このために、活性
炭やシリカ/アルミナ比の高いゼオライトに、銅、ニッ
ケル、マンガン、ロジウム、銀などのハロゲン化物を吸
着担持したり、イオン交換して担持したりした吸着材
や、銅、鉄、亜鉛、ニッケル、マグネシウムなどの金属
塩を担持した吸着材、塩化第一銅をアルミナ、シリカ、
シリカ−アルミナ、チタニアなどのような非ゼオライト
多孔質酸性酸化物に吸着した吸着材などが、提案されて
いる。これらは処理ガス中のCO濃度が概ね1%以上の
高濃度ガスを対象としてCOを濃縮するための吸着材と
して提案されているものが多いが、より高純度化した窒
素を利用する所では、Ni酸化物、ジルコニウム(Z
r)−アルミニウム(Al)合金、Zr−鉄(Fe)合
金、Zr−バナジウム(V)−Fe合金などを充填した
精製器を通すことによって不純物を吸着除去し高純度化
することが行なわれている。
離法とPSA法との組合せによる方法では、前述のよう
に、CO濃度が概ね1%以上の高濃度ガスを対象とする
ものであるから、CO濃度が1%未満であると吸着率が
低く、塩化物が装置腐食の原因となり、COに対する吸
着力が強過ぎて脱離再生が難しく、大気(酸素)に触れ
ると吸着能が失なわれたり、着火する危険性があるなど
といった問題がある。又、Ni酸化物などを充填した精
製器を通す方法では、吸着材が高価であり、繰返し使用
ができず工業的用途が小規模な装置に限定されるという
問題がある。
ス中に含まれるCOガスを常温付近で吸着除去し得、再
生も行い得、容易に吸着除去−再生を繰返して行なうこ
とが可能であって、安価な吸着材を提供することを目的
とするものである。
解決し、前記目的を達成するために、系内で再生し得、
不活性ガス中に含まれる比較的低濃度のCOガスを長期
に亘って吸着除去し、高純度不活性ガスを製造する工業
的プロセスを見出すべく鋭意研究を重ねた結果、パラジ
ウム(Pd)触媒とくに不燃性担体に特定元素のうちの
少なくとも1種類の元素の酸化物をさらに添加した吸着
材とすることによって、Pdだけを担持した吸着材より
も一層COの破過時間が長く、長期に亘って使用し得る
ことを見出して本発明を完成するに至った。すなわち、
本発明は、担体に、周期律表第I−b族、第II族(ただ
し、Be、Cd、Hg、Raを除く)、第III 族(ただ
し、Al、TlとAc系列元素を除く)、第IV族(ただ
し、C、Si、Pb、Hfを除く)、第V族(ただし、
N、P、AsとPa系列を除く)、第VI族(ただし、
O、S、Se、Uを除く)、第VII −a族および第VIII
族のFe族からなる群のうちの少なくとも1種類の酸化
物を、担体容積1リットル当り元素として2〜80g、
Pdを担体容積1リットル当り2〜85g、合わせて担
体容積1リットル当り87g以下を担持してなる不活性
ガス中の一酸化炭素の吸着材である。
化による再生処理を考慮して、不燃性の、たとえば、ア
ルミナ、シリカ、チタニア、ジルコニア、マグネシアの
ような1種の酸化物又は2種以上の複合酸化物などが挙
げられ、BET表面積が10m2/g以上で、細孔容積
が水銀ポロシメータで測定して14〜0.0036μm
(36オングストローム)の範囲の細孔容積が0.1m
l/g以上である担体であればよい。担体の大きさは、
1〜10mmが好ましく、1mm未満では、ガス通過時
の圧損が大きく、10mmを超えると大きすぎて幾何学
表面積が小さくなりガスとの接触が悪くなる。形状は、
球状、押出品、ペレットなどがあるが、充填容積当り幾
何学表面積が大きい形状の担体が好ましい。又、これら
の担体の粉体を400セル/平方インチや600セル/
平方インチのセル目の細かいハニカムに被覆し、金属塩
を担持して一体型の吸着材とすることもできる。なお、
アルミナの場合は、前述の物性を満足していればγ、
η、θ、δ、α体のいずれでもよく、チタニアもアナタ
ーゼ型、ルチル型のいずれでもよい。さらに、担体の2
種以上の複合酸化物とは、シリカ−アルミナ、シリカ−
チタニア、アルミナチタネート、ゼオライト、シリカ−
ボリア−アルミナなどのおのおのの酸化物が組合さった
組成物で市販品や、おのおののゾルの混合物を乾燥後焼
成して得たものや、一方の酸化物に他方を水溶性塩で担
持後に乾燥焼成により合成されたものでもよい。
下Cuとする。以下もそれぞれ同様に表記する。)、銀
(Ag)、金(Au)であり、第II族は、ベリリウム
(Be) 、カドミウム(Cd)、水銀(Hg)、ラジウ
ム(Ra)を除いたマグネシウム(Mg)、カルシウム
(Ca)、ストロンチウム(Sr)、バリウム(B
a)、亜鉛(Zn)であり、第III 族は、アルミニウム
(Al)、タリウム(Tl)とアクチニウム(Ac)系
列元素を除いたホウ素(B)、ガリウム(Ga)、イン
ジウム(In)、スカンジウム(Sc)、イットリウム
(Y)、ランタニド類であり、第IV族は、炭素(C)、
ケイ素(Si)、鉛(Pb)、ハフニウム(Hf) を除
いたゲルマニウム(Ge)、スズ(Sn)、チタン(T
i)、ジルコニウム(Zr)であり、第V族は、窒素
(N)、リン(P)、ヒ素(As)、プロトアクチニウ
ム系列を除いたアンチモン(Sb)、ビスマス(B
i)、バナジウム(V)、ニオブ(Nb)、タンタル
(Ta)であり、第VI族は、酸素(O)、イオウ
(S)、セレン(Se)、ウラン(U)を除いたテルル
(Te)、ポニウム(Po)、クロム(Cr)、モリブ
デン(Mo)、タングステン(W)であり、第VII −a
族は、マンガン(Mn)、テクネチウム(Tc)、レニ
ウム(Re)であり、第VIII族中の鉄族元素は、鉄(F
e)、コバルト(Co)、ニッケル( Ni)の各元素で
ある。
塩、塩酸塩、硝酸塩、有機酸塩、アンモニウム塩、アン
ミン錯塩として、パラジウム(Pd)は、可溶性硝酸
塩、塩酸塩、有機酸塩、アンモニウム塩、アンミン塩を
使用して、それぞれ溶媒に溶解して担体に担持させ、常
圧下、又は、減圧下で乾燥した後、200〜600℃で
焼成して酸化物担持品とし、10〜300℃で湿式や乾
式で主としてPd酸化物を還元して吸着材とする。この
際、Pdを先に担持させる方法、後から担持させる方法
のどちらの方法で製造しても目的を達し得るものであ
る。
着処理後、酸素濃度0.5〜6%を含む不活性ガスをガ
ス温度100〜300℃で通過させて吸着材を取出さず
に系内で再生させ、そのまま繰返して使用することがで
きる。
ム(Ru)、ロジウム(Rh)、イリジウム(Ir)を
活性炭やアルミナなどに担持した貴金属触媒は、従来か
らCOガスの化学吸着能が存在することや、これらの貴
金属化合物はCOとの反応によって、条件によっては、
[PdCl2(CO)]2、Ru(CO)5、[Rh4
(CO)12]などのようなカルボニル化合物を生成す
ることが知られている。これらのうち、Rh、IrやP
t触媒は、金属価格が比較的高いので実用上不利である
が、PdやRu触媒はCO除去に利用し得るものであ
る。
の中では安価であるとはいえ、他の素材に較べれば高価
であるので、なるべく飽和吸着量の多いことや、飽和吸
着後再生して何度でも使用できることが実用上必要であ
る。COの飽和吸着量を多くするには、金属担持量を上
げればよいのであるが、それでは高価となって実用性に
乏しい。したがって、できるだけ担持金属量が低濃度で
飽和吸着量が大きいことと、繰返し使用が可能な吸着材
が必要である。又、これらの吸着材を再生する場合、一
番簡便な方法としては、飽和吸着した吸着材を希薄酸素
や大気で接触酸化させ、二酸化炭素(CO2)として脱
離させて再使用可能な状態に戻す方法がある。しかしな
がら、Ru触媒は、酸性雰囲気中では揮発性で猛毒性の
酸化ルテニウム(IV)や酸化ルテニウム(VIII)を作る
ために、この簡便な方法を採用できないために実用し得
ないものである。
ないので吸着材として実用化し得るものであり、酸化に
よる再生を採用するために担体として、不燃性のアルミ
ナ、シリカ、チタニア、ジルコニア、マグネシウムなど
を使用し、これにPdと第2成分としてその他の元素を
少なくとも1種類酸化物の形で担持させた本発明の吸着
材では、Pdとその他の元素との作用によってPdだけ
を担持させた吸着材よりも一層COの破過時間が長く、
再生も容易に可能なので長期間使用し得るものである。
リットル当りの量が2〜85g(以下、g/lで表わ
す)の範囲であることが必要であり、5〜80g/lの
範囲が好ましい。これは、Pd金属担持量が不活性ガス
中のCO濃度と使用時間などの使用条件によって考慮さ
れ、Pd担持量が2g/l未満では使用時間が短かくな
り、85g/lを超えるとPdの分散が悪くなり、Pd
が有効に利用されにくくなるからである。又、その他の
元素の酸化物の担持量は、5〜80g/lの範囲である
ことが必要であり、5〜70g/lの範囲が好ましい。
これは、これらの範囲外では、Pd金属のCO吸着の助
長効果が少ないためである。さらに、Pdとその他の元
素の担持量合計が87g/l以下であることが必要であ
る。これは、87g/lを超えると吸着材の細孔が閉塞
し、Pd金属の分散が悪くなり、COの吸着量がPdだ
けを担持した吸着材の性能よりかえって低下するからで
ある。しかしながらこの総担持量の上限は、この範囲内
において使用する担体の物性によって変更し得る。すな
わち、使用する担体の表面積、細孔容積により吸着材の
Pd金属その他の元素の担持状態、分散状態が変るから
である。
塩を前記範囲内になるように水あるいはアルコール、ケ
トンなど親水性の溶媒に溶解して均一溶液とした後、所
定担体に、含浸、スプレーなどによって接触させ、大気
中で100〜200℃で加熱乾燥を行ない、あるいは、
低温で減圧乾燥を行なうなどによって溶媒を除去した
後、大気中で200〜600℃で1〜3時間焼成するこ
とによって分解し、金属ないし酸化物とする処理を好ま
しくは繰返し行なう。このままでもCOの吸着能はある
が、還元を行なった方がより優れた吸着能が得られる。
還元は、湿式でも乾式でもよく、湿式では、ホルマリン
−アルカリ水溶液、SBH水溶液など一般的な湿式還元
剤で10〜95℃で、乾式では、水素やCOガス、メタ
ノール蒸気、炭化水素などの還元剤によって30〜30
0℃の条件で行なって製造することができる。
材に、不活性ガスで希釈した酸素濃度0.5〜6%の希
薄酸素ガスをSV 2000hr−1程度で流しながら
昇温し、所定の温度でCOが出終るまで保持し、その後
この温度で不活性ガスにて1〜2時間保持後、繰返し使
用温度まで冷却することによって行なう。酸素濃度が
0.5%未満では再生に時間がかかり、6%を超えると
再使用時の不活性ガスとの置換に時間がかかるので0.
5〜6%の範囲とすることが好ましいのである。
圧力は、0〜8kg/cm2で温度は、70℃以下が好
ましい。
できる例としては、大気の深冷分離により得られた純度
99.99%以上の圧縮窒素や、純度99.999%以
上の液化窒素類の気化窒素がある。これらの対象窒素中
には、概ね100ppm以下のCOが不純物として存在
し、これらのCOを除去し、より高純度窒素を得ること
ができることが挙げられ、その他、アルゴン、ヘリウ
ム、キセノン、クリプトンなどの不活性ガス中のCOの
吸着除去に使用できるものである。
象は、担体上に分散担持されたPdと、その他の元素の
共存によってPdの吸着能を助長させているものであ
り、再生は、吸着材上に吸着したCOを酸素によって、
この吸着材の接触酸化能を利用してCO2に酸化脱離さ
せる方法によって行ない得たものである。
量(g/l)をとり、縦軸にCO吸着破過時間(hr
s)をとって示す図である。 実施例 1 硝酸コバルト6H2O(和光純薬製、特級)10g(C
oとして2.0g)を130mlの純水に溶解し、50
0mlのナスフラスコにいれ、この中に乾燥して水分を
除去した平均粒径3.0mmφのアルミナ担体(BET
表面積150m2/g、細孔容積0.45ml/g、容
積当りの幾何学表面積2000m2/m3) を100m
lいれ、ロータリーエバポレータで回転させながらウオ
ターバス中で80℃で1時間保持した後、アスピレータ
で減圧して水分を除去し、これを電気炉で500℃で1
時間焼成し、Co元素として20g/lのCo酸化物担
持アルミナ(以下「20g/l Co酸化物担持アルミ
ナ」のように表記する)を製造した。
%Pd含有硝酸パラジウム水溶液5g(Pdとして1.
0g)に125mlの純水を加えて均一にした水溶液を
加えた。これをロータリーエバポレータで回転させなが
らウオターバス中で80℃で1時間保持した後、アスピ
レータで減圧して水分を除去し、これを電気炉で500
℃で1時間焼成した後、200℃で1時間水素還元する
ことによって、10g/l Pd−20g/l Co酸
化物−アルミナからなる本発明の吸着材(サンプルN
o.1、以下の実施例では、サンプルNo.を略し、数
字だけで示す)を得た。
mmHの吸着塔に50ml充填し、まず窒素ガスをSV
=800hr−1で流しながら150℃で1時間処理
し、吸着成分を取除き30℃まで戻す。この吸着塔に、
200ppmのCOを含む窒素ガスをSV=2,000
hr−1で流し、CO吸着破過の加速試験を行ない、出
口窒素ガスを非分散赤外CO分析計によってCOの破過
する時間を測定した。結果を表1に示す。 実施例 2 硝酸コバルトの代りに、酸化物の元素(X)として、N
i、La、Ba、Cu、Ga、Ag、Zr、Y、Ca、
Ce、Znの各硝酸塩を使用し、SnはNa2SnO3
を使用し、Srは酢酸塩を使用し、WはNa2WO4を
使用し、NbはNH4−HNb(C2O4)を使用し、
ReはRe2O7を使用して、実施例1と同様に処理し
て、10g/l Pd−20g/l X酸化物−アルミ
ナからなる本発明の吸着材として、X=Ni(2)、L
a(3)、Ba(4)、Cu(5)、Ga(6)、Sn
(7)、Zr(8)、Y(9)、Ce(10)、W(1
1)、Sr(12)、Nb(13)、Zn(14)、R
e(15)、Ca(16)、Ag(17)を得た。
例1と同様にしてCOの破過時間を測定した。結果を表
1に示す。 実施例 3 酸化物の元素(X)をNi、Co、Ce、Laとし、実
施例1と同様にして、それぞれを、まず、5、20、4
0、60g/l担持させ、ついで、Pdの担持量を2〜
75g/lまで変化させたPd−X酸化物−アルミナか
らなる本発明吸着材を実施例1と同様に処理して製造
し、実施例1と同様にしてCOの破過時間を測定した。
この結果を、横軸にPd担持量(g/l)をとり、縦軸
にCO吸着時間(hrs)をとって図1に示す。なお、
比較例4で述べるようにして得たPdだけを担持量を変
えて製造した吸着材についても測定結果を図1中に示し
た。
た吸着材では、Pdの担持量の増加につれてCOの吸着
量が概ね比例的に増加するが、約90g/lで頭打ちと
なり、80g/lでは、概ね23時間であることが明ら
かである。これに対して、Niなどの当該酸化物(MO
と記す)を第2成分として担持した本発明吸着材では、
Pdだけの吸着材のCO破過時間に較べて大幅にCO吸
着破過時間が増加し、第2成分の担持量によっては、C
O吸着破過時間が4倍以上に増加していることが認めら
れ、その相乗効果がいちじるしいことがわかる。すなわ
ち、CO吸着時間は、たとえばMOを元素として40g
/l加えることによって、Pd担持量が20g/lであ
ってもPd担持量90g/lの単味の吸着材より大幅に
CO吸着量を増加することができるので高価なPd担持
量を減少し得ることが明らかである。20g/l Pd
−40g/l X酸化物−アルミナからなる吸着材でC
O破過時間が26時間であるから、第2成分である酸化
物元素を40g/l担持することによりPdを60g/
l分節約できることになる。 実施例 4 実施例1と同様な方法によって、まず、10g/l P
d−アルミナ品を製造し、ついで、この10g/l P
d−アルミナ品に、酸化物元素(X)として、Co、N
i、La、Ceの各硝酸塩を用いて、実施例1の前段の
方法と同様に処理して、それぞれ20g/l担持した、
10g/l Pd−20g/l酸化物−アルミナからな
る本発明吸着材(18)を得、実施例1と同様にしてC
O破過時間を測定し、結果を表1に示した。 実施例 5 硝酸パラジウムと、硝酸コバルト、硝酸ニッケル、硝酸
ランタン、硝酸セリウムを、あらかじめ水溶液として混
合した後、アルミナに担持させて、10g/lPd−2
0g/l酸化物−アルミナからなる本発明吸着材(1
9)を得、実施例1と同様にしてCO破過時間を測定
し、結果を表1に示す。
順序による差はないことが認められた。 実施例 6 担体(Y)をチタニア(BET表面積65m2/g、細
孔容積0.36ml/g)、シリカ−アルミナ(アルミ
ナ40%−シリカ60%、BET表面積400m2/
g、細孔容積0.45ml/g)、シリカ−ボリア−ア
ルミナ(シリカ10.5%−ボリア5%−アルミナ8
4.5%、BET表面積360m2/g、細孔容積0.
40ml/g)、ゼオライト(Y型、SiO2/Al2
O3=6.1、BET表面積500m2/g、細孔容積
0.40ml/g)とし、これらに実施例1と同様に処
理してCo酸化物を20g/l担持後、Pdを10g/
l担持した10g/l Pd−20g/l Co酸化物
−担体(Y=)チタニア(20)、シリカ−アルミナ
(21)、シリカ−ボリア−アルミナ(22)、ゼオラ
イト( 33)からなる本発明吸着材を得、実施例1と同
様にしてCO破過時間を測定した。結果を表2に示す。 実施例 7 担体(Y)をシリカ(BET表面積180m2/g、細
孔容積1.0ml/g) 、ジルコニア(BET表面積4
0m2/g、細孔容積0.15ml/g)、マグネシヤ
(BET表面積25m2/g、細孔容積0.26ml/
g)とし、これらに実施例1と同様に処理して、20g
/l Pd−20g/l CoないしCo酸化物−担体
(Y=)シリカ(24)、ジルコニア(25)、マグネ
シア(26)からなる本発明吸着材を得、実施例1と同
様にしてCO破過時間を測定した。結果を表3に示す。
変えても、Pd単味の吸着材よりもCO吸着破過時間が
増加することが明らかである。 実施例 8 硝酸コバルト6H2O(和光純薬製、特級)5g(Co
として1.0g)と硝酸ニッケル(和光純薬製、特級)
5g(Niとして1.0g)とを130mlの純水に溶
解して均一な溶液にした後、実施例1と同様に処理して
10g/l Pd−10g/l Co酸化物−10g/
l Ni酸化物−アルミナからなる本発明吸着材(2
7) を得、実施例1と同様にしてCO破過時間を測定
し、結果を表1に示す。 実施例 9 硝酸ニッケルと硝酸セリウムを使用して、実施例8と同
様に処理して、10g/l Pd−10g/l Ni酸
化物−10g/l Ce酸化物−アルミナからなる本発
明吸着材(28)を得、実施例1と同様にしてCO破過
時間を測定し、結果を表1に示す。
担持させた場合にも担持効果を示すことが認められる。 比較例 1 500mlのナスフラスコに、実施例1と同種類のアル
ミナ担体100mlをいれ、20%Pd含有硝酸パラジ
ウム水溶液5g(Pdとして1.0g)に125mlの
純水を加えて均一にした水溶液にいれて、実施例1にお
けるPd担持処理と同様に処理して、10g/l Pd
−アルミナからなる吸着材(29)を製造した。得られ
た吸着材(29)について、実施例1と同様にしてCO
破過時間を求めた。結果を表2に示す。 比較例 2 担体を、実施例6で使用したのと同種類のチタニア、シ
リカ−アルミナ、シリカ−ボリア−アルミナ、ゼオライ
トとして、比較例1と同様に処理して、10g/l P
d−担体(Y=)からなる吸着材、Y=チタニア(3
0)、シリカ−アルミナ(31)、シリカ−ボリア−ア
ルミナ(32)、ゼオライト(33)を得、実施例1と
同様にしてCO破過時間を求め、結果を表2に示し、実
施例6と比較した。 比較例 3 担体を、実施例7で使用したものと同種類のシリカ、ジ
ルコニア、マグネシアとして、パラジウム担持量を20
g/lとした以外は、比較例1と同様に処理して20g
/l Pd−担体(Y=)からなる吸着材、Y=シリカ
(34)、ジルコニア(35)、マグネシア(36)を
得、実施例1と同様にしてCO破過時間を求め、表3に
示し、実施例7と比較した。
dの担持量を2〜75g/lの範囲で変え、比較例1と
同様にしてPd−アルミナの吸着材を製造した。得られ
た各吸着材について、実施例1と同様にしてCO破過時
間を求め、この結果を図1中に点線で示す。 比較例 5 実施例1で使用したものと同種類のアルミナ担体に、元
素(X)としてCo、Ni、La、Ceをそれぞれ硝酸
塩を用いて、それぞれ20g/l X−アルミナからな
り、Pdを担持しない吸着材として、X=Co(3
7)、Ni(38)、La(39)、Ce(40)を
得、実施例1と同様にしてCO破過時間を求め、結果を
表4に示す。 比較例 6 ロータリーエバポレータのナスフラスコ中に、市販の塩
化第一銅2.4gをいれ、窒素置換した後、1N・HC
l水溶液160mlを加え、窒素雰囲気中70℃で2時
間保持して均一に溶解し、この中に、550℃で3時間
焼成した実施例1で使用したものと同種類のアルミナ担
体40gを加え、70℃で30分間浸漬した後、減圧に
して溶媒を除去し乾燥し、吸着材(41)を製造し、実
施例1と同様にしてCO破過時間を求め、結果を表4に
示す。 比較例 7 Y型ゼオライトNa2O・Al2O3・4SiO2を硝
酸アンモニウム水溶液中で還流し、洗浄して、焼成して
H型に変換した後、塩化第一銅水溶液に浸漬し、銅
(I)イオンをカチオン交換して吸着させ、乾燥し、C
Oガス中で350℃で1時間還元処理して吸着材(4
2)を得た。実施例1と同様にしてCO破過時間を求
め、結果を表4に示す。 比較例 8 比較例7と同様にしてH型に変換したゼオライトに、硝
酸銅(II)液に浸漬し、銅(II)イオンをカチオン交換
して吸着させ、乾燥し、これをCOガス中で350℃で
1時間還元処理して吸着材(43)を得た。実施例1と
同様にしてCO破過時間を求め、その結果を表4に示
す。 比較例 9 SiO2/Al2O3比=10以下のゼオライト(東ソ
社製、商品名HSZ−320HOD、SiO2/Al2
O3比=5.6)1.5mmφのペレットと、SiO2
/Al2O3比=10以上のゼオライト(東ソ社製、商
品名HSZ−720HOD、SiO2/Al2O3比=
16.3)1.5mmφのペレットに、CuとしてCu
Clを比較例4と同様にしてCu(I)をイオン交換で
担持した吸着材(44、45)を得、実施例1と同様に
してCO破過時間を求め、結果を表4に示す。 比較例 10 担体としてZSM−5ゼオライト(商品名、SiO2/
Al2O3比=36)1.5mmφのペレットを使用し
た以外は、比較例4と同様に処理して吸着材(46)を
得、実施例1と同様にしてCO破過時間を求め、結果を
表4に示す。 比較例 11 300mlのナスフラスコ中で塩化銅(II)27g及び
グラニュー糖10gを50mlの純水に溶解させ、両者
の混合溶液を調製した。この溶液に、あらかじめ110
℃で4時間乾燥した平均粒径3mmφのアルミナ60g
を加え、10分間空気中でよく混合した後、ロータリー
エバポレータでオイルバスを使用して220℃に加熱し
ながら窒素を吹込みながら乾燥を行ない、乾燥終了後、
室温まで冷却し、吸着材(47)を得た。実施例1と同
様にしてCO破過時間を求め、結果を表4に示す。 比較例 12 実施例1で使用したものと同種類のγ−アルミナ球50
mlを塩化白金酸水溶液100mlに浸漬し、80℃で
1時間保持した後、エバポレータ中で減圧して水をとば
し、乾燥した後、300℃で水素還元を行ない10g/
l Pt−アルミナ吸着材(48)を得た。実施例1と
同様にしてCO破過時間を求め、結果を表4に示す。 比較例 13 実施例1で使用したものと同種類のγ−アルミナ50m
lに、実施例1と同様に処理してNiを硝酸ニッケルに
よって20g/l担持させ、ついで、比較例12と同様
に処理して10g/l Ptを担持させ、10g/l
Pt−10g/l Ni−アルミナからなる吸着材(4
9)を得た。実施例1と同様にしてCO破過時間を求
め、表4に示す。
に、酸化物だけを担持したアルミナの吸着材では、いず
れもほとんど吸着能を示さないことが明らかであり、サ
ンプルNo.41〜47のような従来技術の各種製法の
Cu−ゼオライト吸着材も、CO吸着能は、ごくわずか
しかないことが明らかである。又、サンプルNo.4
8、49のようなCO吸着除去方法として先願されてい
るPt−アルミナ吸着材(48)も、これにNiを加え
たPt−Ni酸化物−アルミナ吸着材(49)として
も、CO吸着能は小さく、Ni酸化物を担持させても全
く効果がないことが明らかである。
dと、特定量の第2成分酸化物とを特定量担持させたも
のであるから、不活性ガス中のCO濃度が1000pp
m以下の希薄なCO濃度の不活性ガスを処理してCO濃
度1ppm以下の完全な吸着が達成でき、比較的低温で
希薄な酸素濃度の不活性ガスを通すことによって容易に
再生し得、充填したままで吸着−再生を繰返し行ない得
て再使用し得る。又、銅の塩化物を付着した吸着材のよ
うに装置腐食をおこすことなく、塩素が不純分としてガ
ス中に混入することがない。さらに、銅塩をゼオライト
にイオン交換して担持させた吸着材では、Cu担持量が
限られてCO吸着量が少なくなったり、イオン交換され
ずに付着したCuがCO吸着能を阻害し、大量の洗浄液
を使用したり、イオンで付着しているCuが酸化される
のを防止するために窒素ガスなどの中で製造しなければ
ならないのであるが、本発明吸着材では、このようなこ
とは全くなく、大気中で工業的に製造し得、第2成分と
して酸化物の添加によって高価なPdの担持量を減少す
ることができ、酸化物とPdの担持量の選択によってC
O吸着破過時間の長い吸着材が得られるなど顕著な効果
が認められる。
Claims (1)
- 【請求項1】 担体に、周期律表第I−b族、第II族
(ただし、Be、Cd、Hg、Raを除く)、第III 族
(ただし、Al、TlとAc系列元素を除く)、第IV族
(ただし、C、Si、Pb、Hfを除く)、第V族(た
だし、N、P、AsとPa系列を除く)、第VI族(ただ
し、O、S、Se、Uを除く)、第VII−a族および第V
III族のFe族からなる群のうちの少なくとも1種類の
酸化物を、担体容積1リットル当り元素として2〜80
g、Pdを担体容積1リットル当り2〜85g合わせて
担体容積1リットル当り87g以下を担持してなること
を特徴とする不活性ガス中の一酸化炭素の吸着材。
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JP17485892A JP3348407B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 不活性ガス中の一酸化炭素の吸着材 |
Applications Claiming Priority (1)
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