JPH05336085A - 伝送路無瞬断切替方式 - Google Patents

伝送路無瞬断切替方式

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JPH05336085A
JPH05336085A JP4136892A JP13689292A JPH05336085A JP H05336085 A JPH05336085 A JP H05336085A JP 4136892 A JP4136892 A JP 4136892A JP 13689292 A JP13689292 A JP 13689292A JP H05336085 A JPH05336085 A JP H05336085A
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frame
unit
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L5/14Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
    • H04L5/1461Suppression of signals in the return path, i.e. bidirectional control circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/062Synchronisation of signals having the same nominal but fluctuating bit rates, e.g. using buffers
    • H04J3/0623Synchronous multiplexing systems, e.g. synchronous digital hierarchy/synchronous optical network (SDH/SONET), synchronisation with a pointer process

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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 0系の装置内フレーム信号と1系の装置内フ
レーム信号とを切り替えた場合においてバーチャルコン
テナの位相が不連続になることを防止してデータの無瞬
断切替をすること。 【構成】 ポインタ値比較部109において自系の装置
内フレームポインタ値信号213と他系の装置内フレー
ムポインタ値信号214を比較してスタッフ要求信号2
15を発生し、このスタッフ要求信号215をセレクタ
108に入力する。セレクタ108からのスタッフ要求
信号212はメモリ読出制御部107に入力され、また
メモリ読出制御部107からはメモリ読出アドレス信号
210がエラステックメモリ部101に出力される。セ
レクタ108にはメモリ位相比較部106からのエラス
テックメモリ101の書込み、読み出しの位相差による
スタッフ要求信号211が更に入力されている。そし
て、マスタ/スレーブ指示信号216に基づいて、スレ
ーブ作動の場合には上記スタッフ要求信号212を上記
スタッフ要求信号211に置き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伝送路無瞬断切替方式に
関し、より詳しくは、大容量のディジタル信号を伝送す
るディジタル基幹伝送装置により構成される伝送システ
ムにおける伝送路無瞬断切替方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明で前提とする信号は、伝送路フレ
ームとしてバーチャルコンテナと呼ばれるデータフレー
ムを任意のフレーム位相でその中に含み、またデータフ
レームの先頭位置を示すポインタを含む、伝送路フレー
ム信号である。この伝送路フレーム信号を送信側から受
信側へ2重化して伝送する伝送システムとして、従来は
例えば図6に示すものがある。
【0003】即ち図6において、送信側では、入力した
バーチャルコンテナ信号51は、0系、並びに1系の送
信部11、12の伝送路フレーム生成部13により、0
系、並びに1系の伝送路フレーム信号52,53として
それぞれ受信側に伝送される。また受信側では、0系、
並びに1系の受信部14、15の受信・ポインタ付替部
16により、0系、並びに1系の装置内フレーム信号5
4,55にそれぞれ変換される。これらは0系/1系選
択部17のセレクタ18で0系/1系選択信号57によ
り選択されて、セレクト後の装置内フレーム信号56と
なる。以後、装置内フレーム信号からバーチャルコンテ
ナを分離する。
【0004】受信・ポインタ付替部16で上記のような
変換処理を行う理由、伝送路の遅延が不定のために送信
側から入力する伝送路フレーム信号の位相も不定であ
り、このため受信部の処理を行うためには受信側の共通
位相に合った装置内フレーム信号に乗り換えることが必
要なためである。
【0005】このように伝送路フレーム信号から装置内
フレーム信号へ乗り換える方法においては、信号に含ま
れるバーチャルコンテナの位相はほとんど変えずに、ポ
インタの値を付け替えることにより行うことができる。
このような方式として、例えば国際規格(CCITT
Rec.G.709)に示された方式があり、本発明も
この方式を主な対象としている。
【0006】上記の受信・ポインタ付替部16の処理の
2つの方式を、図7と図8に示した従来例、並びに図9
のタイムチャートにより具体的に説明する。まず、図7
によって第1の方式について説明する。伝送路ポインタ
解釈部103は、入力した伝送路フレームタイミング信
号204に基づき伝送路フレーム信号201のポインタ
を解釈し、またポインタ値とバーチャルコンテナ先頭と
正スタッフ/負スタッフを判定して、伝送路フレームポ
インタ値信号206とスタッフ判定信号208を出力す
る。
【0007】メモリ書込制御部105は、入力した伝送
路フレームタイミング信号204とスタッフ判定信号2
08に基づき、伝送路フレーム信号201のバーチャル
コンテナ部分だけをエラスティックメモリ部101に書
き込むようなメモリ書込アドレス信号209を出力す
る。またエラスティックメモリ部101には、メモリ書
込アドレス信号209によって伝送路フレーム信号20
1のバーチャルコンテナ部だけが書き込まれ、またメモ
リ読出アドレス信号210により読み出されてバーチャ
ルコンテナ信号202を出力する。
【0008】メモリ位相比較部106は、メモリ書込ア
ドレス信号209とメモリ読出アドレス信号210を入
力し、その値を比較してメモリの書込と読出の位相が最
適になるようにスタッフ要求信号211を出力する。ま
たメモリ読出制御部107は、入力した装置内フレーム
タイミング信号205とスタッフ要求信号211に基づ
き、装置内フレーム信号203のバーチャルコンテナ部
分をエラスティックメモリ部101から読み出すような
メモリ読出アドレス信号210を出力する。
【0009】ポインタ値演算・ポインタ生成部110
は、入力した伝送路フレームタイミング信号204、装
置内フレームタイミング信号205、メモリ書込アドレ
ス信号209、メモリ読出アドレス信号210、伝送路
フレームポインタ値信号206に基づき、装置内フレー
ムポインタ値を演算し、装置内フレームポインタ信号2
13を出力する。またポインタ付加・装置内フレーム生
成部112は、エラスティックメモリ部101から読み
出したバーチャルコンテナ信号202に装置内フレーム
ポインタ信号213を付加し、装置内フレーム信号20
3を生成して出力する。
【0010】次に図8により第2の方式について説明す
る。第1の方式と異なるのは、伝送路ポインタ解釈部1
04、エラスティックメモリ部102、ポインタ値演算
・ポインタ生成部111である。まず伝送路ポインタ解
釈部104は、上記伝送路ポインタ解釈部103の伝送
路フレームポインタ値信号206の代わりに、書込側の
バーチャルコンテナタイミング信号207を出力する。
このバーチャルコンテナタイミング信号207は、伝送
路フレーム信号201のバーチャルコンテナ部分ととも
にエラスティックメモリ部102に書き込まれ、読み出
される。またこのためエラスティックメモリ部102の
信号数が増える。
【0011】そしてポインタ値演算・ポインタ生成部1
11は、装置内フレームタイミング信号205とエラス
ティックメモリ部102から読み出された読出側のバー
チャルコンテナ信号217に基づき、装置内フレームポ
インタ値を演算し、装置内フレームポインタ信号213
を出力する。尚、第2の方法と第1の方法との相違は、
装置内フレームポインタ信号213を作成する手段の相
違であり、これは以下に具体的に説明する本発明の本質
とは直接関係ない。即ち、本発明はいずれの場合にも同
様に適用される。
【0012】以上の2つの従来の方式におけるポインタ
付替処理のフレーム位相、及びポインタ値の関係を図9
(a)〜(n)に示した。即ち、伝送路フレーム信号2
01のフレーム位相は図9(a)に、その内部のバーチ
ャルコンテナの位相は図9(b)に、そのポインタ値は
図9(e)にそれぞれ示されている。またエラスティッ
クメモリ部101から読み出されたバーチャルコンテナ
信号は図9(f)、装置内フレーム信号203のフレー
ム位相は図9(c)そのポインタ値は図9(g)(7)
にそれぞれ示した。更にポインタ値は装置内フレーム信
号の先頭とバーチャルコンテナ信号の先頭との位相差に
対応する。
【0013】ここで、エラスティックメモリ部101に
書き込まれるバーチャルコンテナ信号と、読み出される
バーチャルコンテナ信号との間には、若干の遅延が必要
である。その遅延が図9(f)に示されている。この値
は、通常、エラスティックメモリ部101のメモリ容量
の半分を中心値として制御する。そのため、メモリ位相
比較部106は、メモリ書込アドレス信号209とメモ
リ読出アドレス信号210からこの位相差を検出し、上
記の中心値から一定以上ずれた場合には、スタッフ要求
信号211を発生して位相差を補正する。
【0014】スタッフ要求信号211の発生によるメモ
リ位相差の補正は、本発明の説明に重要なので更に説明
する。メモリ位相差が小さくなった場合は、スタッフ要
求信号211で正スタッフ要求を行う。これにより、メ
モリ読出制御部107はエラスティックメモリ部101
からの読出を1回休むような制御を行う。そしてこの結
果、読み出されるバーチャルコンテナ信号202の位相
が遅れ、メモリ位相差が1だけ大きくなる。また、ポイ
ンタ値演算・ポインタ生成部110はこれを検出し、こ
のため発生するポインタ値は1だけ大きくなる。これは
バーチャルコンテナ信号の位相が遅れることと対応して
いる。
【0015】逆にメモリ位相差が大きくなった場合は、
スタッフ要求信号211で負スタッフ要求を行なう。こ
れにより上記と逆の制御が働き、メモリ位相差は1だけ
小さくなり、ポインタ値も1だけ小さくなる。
【0016】以上のことより、エラスティックメモリ部
101の読出と書込の位相差、スタッフ要求信号211
の発生、装置内フレームのポインタ値の増減は互いに連
動していることがわかる。従来の実施例では、この制御
は位相差がある中心値になるように制御される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、伝送システ
ムでは、故障時の信頼性確保などの目的で、伝送路を2
重化することが通常行われている。そして上記説明した
図6の方式は、動作を行う受信・ポインタ付替部を使用
して伝送路を2重化した従来例である。また、通常、伝
送路の距離は大きいため、受信する0系の伝送路フレー
ム信号52と1系の伝送路フレーム信号53との間に
は、位相差が発生する。この位相差を仮定した0系と1
系の受信・ポインタ付替部の動作に関するタイムチャー
トを図9(a)〜(n)に示す。図9(a)〜(g)を
0系、図9(h)〜(n)を1系の動作として上下対称
に示している。
【0018】1系の伝送路フレーム信号52のフレーム
位相(図9(n))は、0系の伝送路フレーム信号53
のフレーム位相(図9(a)よりも少し遅れている。0
系のエラスティックメモリ部の書込と読出の位相差(図
9(f))と、1系のエラスティックメモリ部の書込と
読出の位相差(図9(i))は、それぞれ独立に、同じ
値になるように制御される。このため、伝送路フレーム
信号のフレーム位相の差は、出力される装置内フレーム
信号に含まれるバーチャルコンテナ信号の位相差に反映
される。その様子を図9(d)と図9(k)に示す。ま
た、0系と1系の装置内フレーム信号のフレーム位相は
同一であるから、バーチャルコンテナ信号の位相差はポ
インタ値の差となる。その様子を図9(g)と図9
(i)に示す。
【0019】そして以上のように、出力された0系の装
置内フレーム信号54と1系の装置内フレーム信号55
を0系/1系選択部17のセレクタ18で選択し、切り
替えた場合には、バーチャルコンテナの位相が不連続に
なるために誤りを発生し、このためデータの無瞬断切替
を行うことができないという問題がある。よって、デー
タの無瞬断切替を実現するように改良された方法が期待
されていた。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の伝送路無瞬断切
替方式は、任意の位相のバーチャルコンテナをその先頭
を示すポインタとともに収容する伝送路フレーム信号
を、2重化して伝送し、受信側でそのいずれかを選択す
る構成の伝送システムにおいて、受信側で使用される受
信・ポインタ付替部において両系とも同じポインタ値を
もつ装置内フレーム信号を出力するように制御すること
により、前記選択回路で無瞬断切替えを行うようにした
ものである。そして受信・ポインタ付替部において、他
系のポインタ信号を入力し、自系のポインタ信号を比較
してスタッフ要求信号を発生し、スレーブ作動の場合、
エラステックメモリの書込み、読み出しの位相差による
スタッフ要求信号に置き換えることにより、ポインタ値
が同じとなる制御を行わせるようにした。
【0021】即ち本発明によれば、同一のバーチャルフ
レーム信号を入力し0系/1系の伝送路フレーム信号を
出力する2つの送信部と、前記0系/1系の伝送路フレ
ーム信号をそれぞれ入力し0系/1系の装置内フレーム
信号を出力する2つの受信・ポインタ付替部と、前記0
系/1系の装置内フレーム信号と0系/1系選択信号と
を入力し装置内フレーム信号を出力する0系/1系選択
部から構成される伝送システムを備え、前記受信・ポイ
ンタ付替部が、エラスティックメモリ部と、前記エラス
ティックメモリ部のメモリ書込アドレス信号とメモリ読
出アドレス信号とを入力してスタッフ要求信号を出力す
るメモリ位相比較部と、前記スタッフ要求信号と装置内
フレームタイミング信号とを入力して前記メモリ書込み
アドレス信号を出力するメモリ読出制御部とを有する、
伝送路無瞬断切替方式において、前記受信・ポインタ付
替部が更に、自系の装置内フレームポインタ値信号と他
系の装置内フレームポインタ値信号とを入力し、スタッ
フ要求信号を出力するポインタ値比較部と、前記メモリ
位相比較部からのスタッフ要求信号と前記ポインタ値比
較部からのスタッフ要求信号ならびにマスタ/スレーブ
指示信号を入力し、前記2つのスタッフ要求信号を選択
して出力するセレクタとを有する、ことを特徴とする伝
送路無瞬断切替方式が得られる。
【0022】また本発明によれば、同一のバーチャルフ
レーム信号を入力し0系/1系の伝送路フレーム信号を
出力する2つの送信部と、それらの0系/1系の伝送路
フレーム信号をそれぞれ入力し装置内フレーム信号を出
力する2つの受信・ポインタ付替部と、それらの0系/
1系の装置内フレーム信号と0系/1系選択信号とを入
力し装置内フレーム信号を出力するセレクタ部から構成
される伝送システムのうち、その受信・ポインタ付替部
の構成要素として、エラスティックメモリ部と、その書
込アドレス信号とその読出アドレス信号とを入力しスタ
ッフ要求信号を出力するメモリ位相比較部と、スタッフ
要求信号と装置内フレームタイミング信号とを入力しメ
モリ書き込みアドレス信号を出力するメモリ読出制御部
とを有する、伝送システムを考えた場合、上記構成要素
に加え、装置内ポインタ値信号と他系装置内ポインタ値
信号とを入力しスタッフ要求信号を出力するポインタ値
比較部と、メモリ位相比較部からのスタッフ要求信号と
ポインタ値比較部からのスタッフ要求信号とマスタ/ス
レーブ指示信号とを入力し2つのスタッフ要求信号を選
択して出力するセレクタ部とを構成要素として有する受
信・ポインタ付替部によって前記伝送システムを構成す
ることを特徴とする伝送路無瞬断切替方式が得られる。
【0023】
【作用】上記のように、0系/のポインタ付替部と1系
のポインタ付替部について、スレーブの場合に他系の装
置内フレームポインタ値と同様なポインタ値となるよう
に制御する手段を備えることで、0系/1系選択部にお
いて0系の装置内フレーム信号と1系の装置内フレーム
信号とを切り替えた場合でもバーチャルコンテナの位相
が不連続になることがない。このためデータの無瞬断切
替が可能となる。
【0024】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図1に本
発明の実施例の伝送路無瞬断切替方式を採用した伝送シ
ステムの例を示した。また図2にこの実施例における受
信・ポインタ付替部19の上記従来の第1の方式を対応
する実施例を、また図3に同じく上記従来の第2の方式
に対応する実施例を、それぞれ示した。
【0025】まず第1の方式について図2をもとに説明
する。図7の従来の回路例と異なる部分は、ポインタ値
比較部109とセレクタ108が追加されたことであ
る。ポインタ値比較部109は、外部から入力する他系
の装置内フレームポインタ値信号214と装置内フレー
ムポインタ信号212とを入力し、セレクト後のスタッ
フ要求信号215を出力する。
【0026】メモリ位相比較部106から出力されるス
タッフ要求信号211は、従来例とは異なり、直接メモ
リ読出制御部107ではなく、セレクタ108に入力さ
れる。セレクタ108では、このスタッフ要求信号21
1と上記のスタッフ要求信号215とのいずれかがマス
タ/スレーブ指示信号216により選択され、スタッフ
要求信号212としてメモリ読出制御部107に入力さ
れる。
【0027】次に、第2の方式について図3をもとに説
明する。図8の従来の実施例と異なる部分は上記の第1
の方式と全く同様であり、即ちポインタ値比較部109
とセレクタ108が追加されたことである。
【0028】次に、これら本発明の実施例の動作を、図
4、9のタイムチャートを参照つつ説明する。マスタ/
スレーブ指示信号216がマスタを指示している場合
は、セレクタ108はスタッフ要求信号211を選択す
る。この場合は図7の従例と同様な構成であり、同様な
動作を行う。一方、マスタ/スレーブ指示信号216が
スレーブを指示している場合、セレクタ108はスタッ
フ要求信号215を選択し、このスタッフ要求信号21
5がメモリ読出制御部107に入力される。
【0029】従来例の課題は無瞬断切替を実行すること
であり、また無瞬断切替を実現するには0系と1系の装
置内フレーム信号に含まれるバーチャルコンテナ信号の
位相を等しくする必要がある。言い換えればポインタ値
が等しくなるように制御することが必要である。これを
実現するために、上記の受信・ポインタ付替部19を使
用して伝送システムを構成した本発明の実施例が図1で
ある。
【0030】図1に示した本発明の実施例の伝送システ
ムが図8の従来例と異なっているのは、受信・ポインタ
付替部19であり、0系の受信・ポインタ付替部19に
は、0系/1系選択信号57と1系(スレーブ)の装置
内フレームポインタ値信号60が入力され、0系(マス
タ)の装置内フレームポインタ値信号59が出力されて
いる。また1系の受信・ポインタ付替部19には、逆論
理の0系/1系選択信号58と0系の装置内フレームポ
インタ値信号が入力され、1系の装置内フレームポイン
タ値信号60が出力されている。
【0031】0系/1系選択信号57あるいは逆論理の
0系/1系選択信号58は、ポインタ付替部19の内部
ではマスタ/スレーブ指示信号216に接続されてい
る。従って、0系/1系制御信号が0系を指示している
場合は、0系のポインタ付替部19はマスタとして動作
し、従来の実施例と同様な動作を行う一方、1系のポイ
ンタ付替部19はスレーブとして動作する。
【0032】ここで、スレーブとして動作する場合の動
作を図4、図5を参照して説明する。図4は0系がマス
タ、1系がスレーブの場合であり、図5は0系がスレー
ブ、1系がマスタの場合である。即ち、スレーブの場
合、スタッフ要求信号212は、自系の装置内フレーム
ポインタ値213と他系の装置内フレームポインタ値信
号214とを比較して出力される。自系のポインタ値が
他系のポインタ値より小さい場合は、スタッフ要求信号
として正スタッフを要求する。これにより、従来例で説
明したように、エラスティックメモリ部の書込、読出の
位相差は1だけ大きくなり、ポインタ値は1だけ大きく
なる。逆に自系のポインタ値が他系のポインタ値より大
きい場合は、スタッフ要求信号として負スタッフを要求
する。これにより同様にエラスティックメモリ部の書
込、読出の位相差は1だけ小さくなり、ポインタ値は1
だけ小さくなる。この動作を自系のポインタ値と他系の
ポインタ値が等しくなるまで行う。
【0033】従来例では、ポインタ値はエラスティック
メモリ部の書込、読出のメモリ位相差が中心値になるよ
うに制御された。本発明の実施例では、マスタの動作は
同様であるが、スレーブの動作は上記のようにポインタ
値が同じようになるように制御される。これはエラステ
ィックメモリ部の書込、読出のメモリ位相差がマスタの
位相差と異なることを意味している。この差異が、伝送
路フレーム信号のフレーム位相の差を吸収することにな
る。
【0034】図4は上記の通り、0系がマスタで、1系
がスレーブの場合である。この場合、1系の伝送路フレ
ーム信号のほうが0系の伝送路フレーム信号の位相より
も遅れているため(図4(a) と(n))、装置内フ
レーム信号のポインタ値が等しくなるように制御された
結果(図4(g)と(h))、0系のメモリ位相差(図
4(f))は従来の実施例と同様であるが、1系のメモ
リ位相差(図4(i))はそれよりも小さくなる。
【0035】逆に、図5では、1系がマスタで、0系が
スレーブの場合である。この場合には上記と同様の動作
で、1系のメモリ位相差(図5(i))は従来の実施例
と同様であるが、0系のメモリ位相差(図5(f))は
それよりも小さくなる。
【0036】
【発明の効果】以上示したように、本発明の伝送路無瞬
断切替方式によれば、0系/1系選択部において0系の
装置内フレーム信号と1系の装置内フレーム信号とを切
り替えた場合でもバーチャルコンテナの位相が不連続に
なることがなしに、データの無瞬断切替をすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伝送路無瞬断切替方式の実施例に係わ
る伝送システムの説明図である。
【図2】図1の伝送システムにおける第1の方式の受信
・ポインタ付替部の説明図である。
【図3】図1の伝送システムにおける第2の方式の受信
・ポインタ付替部の説明図である。
【図4】(a)〜(n)は図1の実施例の伝送システム
におけるタイムチャートをAがマスタの場合で示した説
明図である。
【図5】(a)〜(n)は図1の実施例の伝送システム
におけるタイムチャートをBがマスタの場合で示した説
明図である。
【図6】従来の伝送システムの説明図である。
【図7】図6の伝送システムにおける第1の方式の受信
・ポインタ付替部の説明図である。
【図8】図6の伝送システムにおける第2の方式の受信
・ポインタ付替部の説明図である。
【図9】(a)〜(n)は図6の従来例におけるタイム
チャートを示した説明図である。
【符号の説明】
11 0系送信部 12 1系送信部 13 伝送路フレーム生成部 14 0系受信部 15 1系受信部 16 受信・ポインタ付替部 17 0系/1系選択部 18 セレクタ 19 受信・ポインタ付替部 20 インバータ 51 バーチャルコンテナ信号 52 伝送路フレーム信号 53 伝送路フレーム信号 54 装置内フレーム信号 55 装置内フレーム信号 56 装置内フレーム信号 57 0系/1系選択信号 58 0系/1系選択信号 59 装置内フレームポインタ値信号 60 装置内フレームポインタ値信号 101 エラスティックメモリ部 102 エラスティックメモリ部 103 伝送路ポインタ解釈部 104 伝送路ポインタ解釈部 105 メモリ書込制御部 106 メモリ読出制御部 107 メモリ読出制御部 108 セレクタ 109 ポインタ値比較部 110 ポインタ値演算・ポインタ生成部 111 ポインタ値演算・ポインタ生成部 112 ポインタ付加・装置内フレーム生成部 201 伝送路フレーム信号 202 バーチャルコンテナ信号 203 装置内フレーム信号 204 伝送路フレームタイミング信号 205 装置内フレームタイミング信号 206 伝送路フレームポインタ値信号 207 バーチャルコンテナタイミング信号 208 スタッフ判定信号 209 メモリ書込アドレス信号 210 メモリ読出アドレス信号 211 スタッフ要求信号 212 スタッフ要求信号 213 装置内フレームポインタ信号 214 他系の装置内フレームポインタ値信号 215 スタッフ要求信号 216 マスタ/スレーブ指示信号 217 バーチャルコンテナタイミング信号
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 7/08 A 7928−5K

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一のバーチャルフレーム信号を入力し
    0系/1系の伝送路フレーム信号を出力する2つの送信
    部と、前記0系/1系の伝送路フレーム信号をそれぞれ
    入力し0系/1系の装置内フレーム信号を出力する2つ
    の受信・ポインタ付替部と、前記0系/1系の装置内フ
    レーム信号と0系/1系選択信号とを入力し装置内フレ
    ーム信号を出力する0系/1系選択部から構成される伝
    送システムを備え、 前記受信・ポインタ付替部が、エラスティックメモリ部
    と、前記エラスティックメモリ部のメモリ書込アドレス
    信号とメモリ読出アドレス信号とを入力してスタッフ要
    求信号を出力するメモリ位相比較部と、前記スタッフ要
    求信号と装置内フレームタイミング信号とを入力して前
    記メモリ書込みアドレス信号を出力するメモリ読出制御
    部とを有する、伝送路無瞬断切替方式において、 前記受信・ポインタ付替部が更に、自系の装置内フレー
    ムポインタ値信号と他系の装置内フレームポインタ値信
    号とを入力し、スタッフ要求信号を出力するポインタ値
    比較部と、 前記メモリ位相比較部からのスタッフ要求信号と前記ポ
    インタ値比較部からのスタッフ要求信号ならびにマスタ
    /スレーブ指示信号を入力し、前記2つのスタッフ要求
    信号を選択して出力するセレクタとを有する、 ことを特徴とする伝送路無瞬断切替方式。
  2. 【請求項2】 前記2つの受信・ポインタ付替部の間に
    はそれぞれ他系の装置内フレームポインタ値信号が入力
    されていることを特徴とする請求項1記載の伝送路無瞬
    断切替方式。
  3. 【請求項3】 前記受信・ポインタ付替部が更に、エラ
    スティックメモリ部のメモリ読出制御部とメモリ位相比
    較部を備えており、 前記メモリ読出制御部には前記セレクタからのスタッフ
    要求信号と、前記メモリ位相比較部からのスタッフ要求
    信号が入力されており、 前記メモリ読出制御部は、マスタ/スレーブ指示信号に
    基づいて、マスタ作動の時は前記セレクタからのスタッ
    フ要求信号を、またスレーブ作動の場合には前記メモリ
    位相比較部からのスタッフ要求信号をそれぞれ選択する
    ことを特徴とする請求項1記載の伝送路無瞬断切替方
    式。
  4. 【請求項4】 任意の位相のバーチャルコンテナをその
    先頭を示すポインタとともに収容する伝送路フレーム信
    号を、0系/1系に2重化して伝送し、受信側でそのい
    ずれかを選択する伝送路無瞬断切替方式において、 受信側に設けた受信・ポインタ付替部において0系/1
    系の両系とも同じポインタ値をもつ装置内フレーム値信
    号を出力するように制御して無瞬断切替えを行うことを
    特徴とする伝送路無瞬断切替方式。
  5. 【請求項5】 前記受信・ポインタ付替部において、自
    系の装置内フレームポインタ値信号と他系の装置内フレ
    ームポインタ値信号を比較してエラステックメモリの読
    出制御を行うためのスタッフ要求信号を発生し、スレー
    ブ作動の場合、エラステックメモリの書込み、読み出し
    の位相差によるスタッフ要求信号に置き換えることで装
    置内フレームポインタ値を同じとなる制御を行うことを
    特徴とする請求項4記載の伝送路無瞬断切替方式。
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