JPH05335588A - 不揮発性メモリー装置及び不揮発性メモリー装置の製造方法 - Google Patents
不揮発性メモリー装置及び不揮発性メモリー装置の製造方法Info
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- JPH05335588A JPH05335588A JP16230492A JP16230492A JPH05335588A JP H05335588 A JPH05335588 A JP H05335588A JP 16230492 A JP16230492 A JP 16230492A JP 16230492 A JP16230492 A JP 16230492A JP H05335588 A JPH05335588 A JP H05335588A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フローティングゲートとコントロールゲート
との間の絶縁膜の薄膜化を可能とするとともに、両ゲー
ト間の容量は十分に確保することができる構造の不揮発
性メモリー装置及びこのような不揮発性メモリーの製造
方法を提供すること。 【構成】 フローティングゲート31とコントロールゲ
ート32とを備えるゲート構造を有する不揮発性メモリ
ー装置において、フローティングゲート31とコントロ
ールゲート32との間のゲート絶縁膜4(第2ゲート絶
縁膜)の長さを、基板面方向でのゲート長さよりも長く
形成したことを特徴とする不揮発性メモリー装置、及び
フローティングゲート31上面を斜めに、あるいは段状
等に形成することにより上記構造を形成する不揮発性メ
モリー装置の製造方法。
との間の絶縁膜の薄膜化を可能とするとともに、両ゲー
ト間の容量は十分に確保することができる構造の不揮発
性メモリー装置及びこのような不揮発性メモリーの製造
方法を提供すること。 【構成】 フローティングゲート31とコントロールゲ
ート32とを備えるゲート構造を有する不揮発性メモリ
ー装置において、フローティングゲート31とコントロ
ールゲート32との間のゲート絶縁膜4(第2ゲート絶
縁膜)の長さを、基板面方向でのゲート長さよりも長く
形成したことを特徴とする不揮発性メモリー装置、及び
フローティングゲート31上面を斜めに、あるいは段状
等に形成することにより上記構造を形成する不揮発性メ
モリー装置の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性メモリー装置
及びその製造方法に関する。
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】不揮発性メモリーはゲート構造としてフ
ローティングゲートとコントロールゲートとを備えてお
り、Si基板等の基体とフローティングゲートとの間に
第1ゲート絶縁膜が形成され、フローティングゲートと
コントロールゲートとの間に第2ゲート絶縁膜が形成さ
れる構造になっている。
ローティングゲートとコントロールゲートとを備えてお
り、Si基板等の基体とフローティングゲートとの間に
第1ゲート絶縁膜が形成され、フローティングゲートと
コントロールゲートとの間に第2ゲート絶縁膜が形成さ
れる構造になっている。
【0003】従来、不揮発性メモリーでは、各種ゲート
絶縁膜は、絶縁酸化膜で形成し、これは通常極薄SiO
2 膜を形成する構造をとっていた。
絶縁膜は、絶縁酸化膜で形成し、これは通常極薄SiO
2 膜を形成する構造をとっていた。
【0004】しかし、この構成では、基板とフローティ
ングゲートとの間の容量よりもフローティングゲートと
コントロールゲートとの間の容量を大きくするために
は、第1ゲート絶縁膜よりも第2ゲート絶縁膜を厚くす
る必要があった。
ングゲートとの間の容量よりもフローティングゲートと
コントロールゲートとの間の容量を大きくするために
は、第1ゲート絶縁膜よりも第2ゲート絶縁膜を厚くす
る必要があった。
【0005】また、従来構成にあっては、フローティン
グゲートとコントロールゲートとの間の容量が大きいた
めに、セル書き込み時のスピードが遅くなり、レスポン
スが遅くなるという問題もあった。
グゲートとコントロールゲートとの間の容量が大きいた
めに、セル書き込み時のスピードが遅くなり、レスポン
スが遅くなるという問題もあった。
【0006】以上のように不揮発性メモリー装置では、
容量については、基板とフローティングゲート間容量
を、フローティングゲートとコントロールゲート間容量
よりも小さくしたまま、フローティングゲートとコント
ロールゲートとの間の絶縁膜を如何に薄膜化するかが課
題となっており、エンデュランス特性におけるレスポン
ス改善構造が求められていた。
容量については、基板とフローティングゲート間容量
を、フローティングゲートとコントロールゲート間容量
よりも小さくしたまま、フローティングゲートとコント
ロールゲートとの間の絶縁膜を如何に薄膜化するかが課
題となっており、エンデュランス特性におけるレスポン
ス改善構造が求められていた。
【0007】
【発明の目的】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、フローティングゲートと
コントロールゲートとの間の絶縁膜の薄膜化を可能とす
るとともに、両ゲート間の容量は十分に確保することが
できる構造の不揮発性メモリー装置を提供することであ
り、また、このような不揮発性メモリーの製造方法を提
供することである。
で、その目的とするところは、フローティングゲートと
コントロールゲートとの間の絶縁膜の薄膜化を可能とす
るとともに、両ゲート間の容量は十分に確保することが
できる構造の不揮発性メモリー装置を提供することであ
り、また、このような不揮発性メモリーの製造方法を提
供することである。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本出願の請求項1の発
明は、フローティングゲートとコントロールゲートとを
備えるゲート構造を有する不揮発性メモリー装置におい
て、フローティングゲートとコントロールゲートとの間
のゲート絶縁膜の長さを、基板面方向でのゲート長さよ
りも長く形成したことを特徴とする不揮発性メモリー装
置であって、これにより上記目的を達成するものであ
る。
明は、フローティングゲートとコントロールゲートとを
備えるゲート構造を有する不揮発性メモリー装置におい
て、フローティングゲートとコントロールゲートとの間
のゲート絶縁膜の長さを、基板面方向でのゲート長さよ
りも長く形成したことを特徴とする不揮発性メモリー装
置であって、これにより上記目的を達成するものであ
る。
【0009】本出願の請求項2の発明は、前記フローテ
ィングゲートとコントロールゲートとの間のゲート絶縁
膜を、斜めに形成することによりその長さを基板面方向
でのゲート長さよりも長くした請求項1に記載の不揮発
性メモリー装置であって、これにより上記目的を達成す
るものである。
ィングゲートとコントロールゲートとの間のゲート絶縁
膜を、斜めに形成することによりその長さを基板面方向
でのゲート長さよりも長くした請求項1に記載の不揮発
性メモリー装置であって、これにより上記目的を達成す
るものである。
【0010】本出願の請求項3の発明は、前記フローテ
ィングゲートとコントロールゲートとの間のゲート絶縁
膜を、部分的に斜めに形成することによりその長さを基
板面方向でのゲート長さよりも長くした請求項1に記載
の不揮発性メモリー装置であって、これにより上記目的
を達成するものである。
ィングゲートとコントロールゲートとの間のゲート絶縁
膜を、部分的に斜めに形成することによりその長さを基
板面方向でのゲート長さよりも長くした請求項1に記載
の不揮発性メモリー装置であって、これにより上記目的
を達成するものである。
【0011】本出願の請求項4の発明は、前記フローテ
ィングゲートとコントロールゲートとの間のゲート絶縁
膜を、段状に形成することによりその長さを基板面方向
でのゲート長さよりも長くした請求項1に記載の不揮発
性メモリー装置であって、これにより上記目的を達成す
るものである。
ィングゲートとコントロールゲートとの間のゲート絶縁
膜を、段状に形成することによりその長さを基板面方向
でのゲート長さよりも長くした請求項1に記載の不揮発
性メモリー装置であって、これにより上記目的を達成す
るものである。
【0012】本出願の請求項5の発明は、基体上に第1
ゲート絶縁膜を形成し、ゲート材料を形成してパターニ
ングすることによりフローティングゲートを形成すると
ともに、該フローティングゲートの上面を基板面方向で
のゲート長さよりも長く形成し、該フローティングゲー
トの上面に第2ゲート絶縁膜を形成し、更にゲート材料
を形成してパターニングすることによりコントロールゲ
ートを形成することを特徴とする不揮発性メモリー装置
の製造方法であって、これにより上記目的を達成するも
のである。
ゲート絶縁膜を形成し、ゲート材料を形成してパターニ
ングすることによりフローティングゲートを形成すると
ともに、該フローティングゲートの上面を基板面方向で
のゲート長さよりも長く形成し、該フローティングゲー
トの上面に第2ゲート絶縁膜を形成し、更にゲート材料
を形成してパターニングすることによりコントロールゲ
ートを形成することを特徴とする不揮発性メモリー装置
の製造方法であって、これにより上記目的を達成するも
のである。
【0013】本出願の請求項6の発明は、基体上に第1
ゲート絶縁膜を形成し、ゲート材料を形成してパターニ
ングすることによりフローティングゲートを形成すると
ともに、該フローティングゲートの上面を斜め、あるい
は部分的に斜め、あるいは段状に形成し、該フローティ
ングゲートの上面に第2ゲート絶縁膜を形成し、更にゲ
ート材料を形成してパターニングすることによりコント
ロールゲートを形成することを特徴とする不揮発性メモ
リー装置の製造方法であって、これにより上記目的を達
成するものである。
ゲート絶縁膜を形成し、ゲート材料を形成してパターニ
ングすることによりフローティングゲートを形成すると
ともに、該フローティングゲートの上面を斜め、あるい
は部分的に斜め、あるいは段状に形成し、該フローティ
ングゲートの上面に第2ゲート絶縁膜を形成し、更にゲ
ート材料を形成してパターニングすることによりコント
ロールゲートを形成することを特徴とする不揮発性メモ
リー装置の製造方法であって、これにより上記目的を達
成するものである。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。なお
当然のことではあるが、本発明は実施例により限定を受
けるものではない。
当然のことではあるが、本発明は実施例により限定を受
けるものではない。
【0015】実施例1 本実施例は、不揮発性メモリーにおいて、上に述べたよ
うなフローティングゲート直上の絶縁構造を、斜めに形
成して袈裟構造にすることにより、エンデュランス特性
におけるレスポンス鈍化という問題を解決したものであ
る。
うなフローティングゲート直上の絶縁構造を、斜めに形
成して袈裟構造にすることにより、エンデュランス特性
におけるレスポンス鈍化という問題を解決したものであ
る。
【0016】本実施例の不揮発性メモリー装置は、図1
に示すように、フローティングゲート31とコントロー
ルゲート32とを備えるゲート構造を有する不揮発性メ
モリー装置において、フローティングゲート31とコン
トロールゲート32との間のゲート絶縁膜である第2ゲ
ート絶縁膜4の長さを、基板面方向でのゲート長さ(図
のL0 )よりも長く形成したものである。
に示すように、フローティングゲート31とコントロー
ルゲート32とを備えるゲート構造を有する不揮発性メ
モリー装置において、フローティングゲート31とコン
トロールゲート32との間のゲート絶縁膜である第2ゲ
ート絶縁膜4の長さを、基板面方向でのゲート長さ(図
のL0 )よりも長く形成したものである。
【0017】本実施例の製造工程は、図3ないし図8に
示すように、基体1であるSi基板上に熱酸化によりS
iO2 膜を形成して第1ゲート絶縁膜2とし(図3)、
次にポリSiを形成してこれをパターニングし、図4の
ようにフローティングゲート(FG)用ゲート材料3
1′を形成後、これを斜めに(袈裟型に)エッチング
し、これによりフローティングゲート31を形成して、
図5の構造とする。次に、セルフアラインにてイオンを
所定の領域に注入しソース・ドレイン領域11,12を
形成する(図6)。更に、熱酸化してSiO2 膜を形成
して第2ゲート絶縁膜4とし(図7)、その後、ポリS
iをパターニングし、コントロールゲート(CG)32
を形成する(図8)。これにより前記説明した図1の構
造が得られる。
示すように、基体1であるSi基板上に熱酸化によりS
iO2 膜を形成して第1ゲート絶縁膜2とし(図3)、
次にポリSiを形成してこれをパターニングし、図4の
ようにフローティングゲート(FG)用ゲート材料3
1′を形成後、これを斜めに(袈裟型に)エッチング
し、これによりフローティングゲート31を形成して、
図5の構造とする。次に、セルフアラインにてイオンを
所定の領域に注入しソース・ドレイン領域11,12を
形成する(図6)。更に、熱酸化してSiO2 膜を形成
して第2ゲート絶縁膜4とし(図7)、その後、ポリS
iをパターニングし、コントロールゲート(CG)32
を形成する(図8)。これにより前記説明した図1の構
造が得られる。
【0018】更に詳しくは、本実施例は、次の工程によ
り、不揮発性メモリー装置を形成する。
り、不揮発性メモリー装置を形成する。
【0019】本実施例においては、まず、図3に示すよ
うに、基体1であるSi基板上の表面について、フロー
ティングゲート直下に該当する位置を含め、ここを熱酸
化して第1ゲート絶縁膜2であるSiO2 膜を形成す
る。この時の絶縁酸化膜厚は、例えば〜10nmとする
(10nmないしこれよりやや小さいことを示す。以下
同じ)。
うに、基体1であるSi基板上の表面について、フロー
ティングゲート直下に該当する位置を含め、ここを熱酸
化して第1ゲート絶縁膜2であるSiO2 膜を形成す
る。この時の絶縁酸化膜厚は、例えば〜10nmとする
(10nmないしこれよりやや小さいことを示す。以下
同じ)。
【0020】次にポリSi膜を形成し、これを所定の形
状にパターニングする。この時の膜厚は、例えば〜20
0nmとする。これにより図4に示すように、基体1上
に所定パターンのゲート材料31′が形成された構造が
得られる。
状にパターニングする。この時の膜厚は、例えば〜20
0nmとする。これにより図4に示すように、基体1上
に所定パターンのゲート材料31′が形成された構造が
得られる。
【0021】次に図5に示すように、ポリSiを斜めに
エッチングして、袈裟構造を形成する。この時の角度
は、例えばトランジスタ長350nm、ポリSi膜厚L
1 =450nm(図1参照)とした場合、ポリSi周辺
より150nmの地点から40°30′とする(図2及
び表1参照)。即ちこのようにすると、表1から理解さ
れるように、長さが従来より31.7%大きくなり、容
量もその分、大きくすることができる。
エッチングして、袈裟構造を形成する。この時の角度
は、例えばトランジスタ長350nm、ポリSi膜厚L
1 =450nm(図1参照)とした場合、ポリSi周辺
より150nmの地点から40°30′とする(図2及
び表1参照)。即ちこのようにすると、表1から理解さ
れるように、長さが従来より31.7%大きくなり、容
量もその分、大きくすることができる。
【表1】 従来のポリSi膜厚は、図2におけるα+βの形成とす
ると、α=α′でありα′+βとの容積差は無い。よっ
て、配線抵抗は変わらない。
ると、α=α′でありα′+βとの容積差は無い。よっ
て、配線抵抗は変わらない。
【0022】次に、図6に示すように、フローティング
ゲート31をマスクにしてセルフアラインにてイオン注
入して、ソース・ドレイン領域11,12を形成する。
ゲート31をマスクにしてセルフアラインにてイオン注
入して、ソース・ドレイン領域11,12を形成する。
【0023】次に、熱酸化にてSiO2 膜を形成してフ
ローティングゲート31とコントロールゲート32との
間のゲート絶縁膜である第2ゲート絶縁膜4を形成す
る。この時の膜厚は例えば〜10nmとする。これによ
り図7の構造を得る。
ローティングゲート31とコントロールゲート32との
間のゲート絶縁膜である第2ゲート絶縁膜4を形成す
る。この時の膜厚は例えば〜10nmとする。これによ
り図7の構造を得る。
【0024】更に、ポリSiを所定の形状に形成しパタ
ーニングする。この時の膜厚は例えば〜450nmとす
る。以上により図8に示すように、第2ゲート絶縁膜4
が長く形成された不揮発性メモリー構造が得られる。
ーニングする。この時の膜厚は例えば〜450nmとす
る。以上により図8に示すように、第2ゲート絶縁膜4
が長く形成された不揮発性メモリー構造が得られる。
【0025】このように本実施例では、フローティング
ゲート31直上の絶縁構造を斜めに形成し、袈裟型にす
ることで、容量については、基板とフローティングゲー
ト31間の容量をフローティングゲート31とコントロ
ールゲート32間の容量より小さくしたまま、両ゲート
31,32間の絶縁酸化膜を薄膜化できる。また、傾斜
角度にて基板とコントロールゲート間距離が加減でき、
低電圧化を図る効果も得ることができる。この構造は、
従来のプロセス装置により得られるものである。よっ
て、特に新規設備投資することなく、エンデュランス特
性におけるレスポンス鈍化が生じないデバイスが得られ
る。
ゲート31直上の絶縁構造を斜めに形成し、袈裟型にす
ることで、容量については、基板とフローティングゲー
ト31間の容量をフローティングゲート31とコントロ
ールゲート32間の容量より小さくしたまま、両ゲート
31,32間の絶縁酸化膜を薄膜化できる。また、傾斜
角度にて基板とコントロールゲート間距離が加減でき、
低電圧化を図る効果も得ることができる。この構造は、
従来のプロセス装置により得られるものである。よっ
て、特に新規設備投資することなく、エンデュランス特
性におけるレスポンス鈍化が生じないデバイスが得られ
る。
【0026】本実施例によれば、エンデュランス特性に
おけるレスポンス向上を実現でき、容量についてゲート
間容量を基板とフローティングゲートとの間の容量より
大きくしたまま、両ゲート間の絶縁酸化膜の薄膜化が可
能である。更に、各種ゲートの傾斜角度にて基板とコン
トロールゲート間距離が加減できて、低電圧化可能であ
り、かつ、新規設備投資不用である。
おけるレスポンス向上を実現でき、容量についてゲート
間容量を基板とフローティングゲートとの間の容量より
大きくしたまま、両ゲート間の絶縁酸化膜の薄膜化が可
能である。更に、各種ゲートの傾斜角度にて基板とコン
トロールゲート間距離が加減できて、低電圧化可能であ
り、かつ、新規設備投資不用である。
【0027】実施例2〜7 変形例である実施例を図9〜図14に示す。
【0028】図9は、斜方向を実施例1と逆にし、フロ
ーティングゲート31をドレイン12がわで薄くなるよ
うに、斜めに形成したものである。
ーティングゲート31をドレイン12がわで薄くなるよ
うに、斜めに形成したものである。
【0029】図10は、絶縁膜4の一部を斜めにして、
長さをかせぐようにしたものである。
長さをかせぐようにしたものである。
【0030】図11ないし図14は、絶縁膜4を段状に
形成し、例えば凹形状、逆凹形状、階段状などにして、
その長さをかせぐようにした例である。
形成し、例えば凹形状、逆凹形状、階段状などにして、
その長さをかせぐようにした例である。
【0031】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、フロー
ティングゲートとコントロールゲートとの間の絶縁膜の
薄膜化を可能とするとともに、両ゲート間の容量は十分
に確保することができる構造の不揮発性メモリー装置を
提供することができ、また、このような不揮発性メモリ
ーの製造方法を提供することができる。
ティングゲートとコントロールゲートとの間の絶縁膜の
薄膜化を可能とするとともに、両ゲート間の容量は十分
に確保することができる構造の不揮発性メモリー装置を
提供することができ、また、このような不揮発性メモリ
ーの製造方法を提供することができる。
【図1】実施例1の不揮発性メモリー装置の要部構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】実施例1の不揮発性メモリーの作用説明図であ
る。
る。
【図3】実施例1の不揮発性メモリー装置の製造工程を
示す図である(1)。
示す図である(1)。
【図4】実施例1の不揮発性メモリー装置の製造工程を
示す図である(2)。
示す図である(2)。
【図5】実施例1の不揮発性メモリー装置の製造工程を
示す図である(3)。
示す図である(3)。
【図6】実施例1の不揮発性メモリー装置の製造工程を
示す図である(4)。
示す図である(4)。
【図7】実施例1の不揮発性メモリー装置の製造工程を
示す図である(5)。
示す図である(5)。
【図8】実施例1の不揮発性メモリー装置の製造工程を
示す図である(6)。
示す図である(6)。
【図9】実施例1の変形例である実施例2を示す構成図
である。
である。
【図10】実施例1の変形例である実施例3を示す構成
図である。
図である。
【図11】実施例1の変形例である実施例4を示す構成
図である。
図である。
【図12】実施例1の変形例である実施例5を示す構成
図である。
図である。
【図13】実施例1の変形例である実施例6を示す構成
図である。
図である。
【図14】実施例1の変形例である実施例7を示す構成
図である。
図である。
1 基体(基板) 2 第1ゲート絶縁膜 31 フローティングゲート 32 コントロールゲート 4 第2ゲート絶縁膜(フローティングゲートとコ
ントロールゲートとの間のゲート絶縁膜)
ントロールゲートとの間のゲート絶縁膜)
Claims (6)
- 【請求項1】フローティングゲートとコントロールゲー
トとを備えるゲート構造を有する不揮発性メモリー装置
において、 フローティングゲートとコントロールゲートとの間のゲ
ート絶縁膜の長さを、基板面方向でのゲート長さよりも
長く形成したことを特徴とする不揮発性メモリー装置。 - 【請求項2】前記フローティングゲートとコントロール
ゲートとの間のゲート絶縁膜を、斜めに形成することに
よりその長さを基板面方向でのゲート長さよりも長くし
た請求項1に記載の不揮発性メモリー装置。 - 【請求項3】前記フローティングゲートとコントロール
ゲートとの間のゲート絶縁膜を、部分的に斜めに形成す
ることによりその長さを基板面方向でのゲート長さより
も長くした請求項1に記載の不揮発性メモリー装置。 - 【請求項4】前記フローティングゲートとコントロール
ゲートとの間のゲート絶縁膜を、段状に形成することに
よりその長さを基板面方向でのゲート長さよりも長くし
た請求項1に記載の不揮発性メモリー装置。 - 【請求項5】基体上に第1ゲート絶縁膜を形成し、 ゲート材料を形成してパターニングすることによりフロ
ーティングゲートを形成するとともに、該フローティン
グゲートの上面を基板面方向でのゲート長さよりも長く
形成し、 該フローティングゲートの上面に第2ゲート絶縁膜を形
成し、 更にゲート材料を形成してパターニングすることにより
コントロールゲートを形成することを特徴とする不揮発
性メモリー装置の製造方法。 - 【請求項6】基体上に第1ゲート絶縁膜を形成し、 ゲート材料を形成してパターニングすることによりフロ
ーティングゲートを形成するとともに、該フローティン
グゲートの上面を斜め、あるいは部分的に斜め、あるい
は段状に形成し、 該フローティングゲートの上面に第2ゲート絶縁膜を形
成し、 更にゲート材料を形成してパターニングすることにより
コントロールゲートを形成することを特徴とする不揮発
性メモリー装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16230492A JPH05335588A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 不揮発性メモリー装置及び不揮発性メモリー装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16230492A JPH05335588A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 不揮発性メモリー装置及び不揮発性メモリー装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05335588A true JPH05335588A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15751964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16230492A Pending JPH05335588A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 不揮発性メモリー装置及び不揮発性メモリー装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05335588A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5923976A (en) * | 1995-12-26 | 1999-07-13 | Lg Semicon Co., Ltd. | Nonvolatile memory cell and method of fabricating the same |
WO2002058136A1 (fr) * | 2001-01-19 | 2002-07-25 | Sony Corporation | Dispositif de memoire non volatile a semiconducteur et procede de fabrication |
KR100641897B1 (ko) * | 2004-11-24 | 2006-11-02 | 한양대학교 산학협력단 | 커플링 비율이 다른 플로팅 게이트를 가진 플래시 메모리소자 및 그 제조 방법 |
US20140217489A1 (en) * | 2011-08-24 | 2014-08-07 | SILICON STORAGE TECHNOLOGY. Inc. | A method of making a split gate non-volatile floating gate memory cell having a separate erase gate, and a memory cell made thereby |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP16230492A patent/JPH05335588A/ja active Pending
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