JPH05335283A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JPH05335283A
JPH05335283A JP21834692A JP21834692A JPH05335283A JP H05335283 A JPH05335283 A JP H05335283A JP 21834692 A JP21834692 A JP 21834692A JP 21834692 A JP21834692 A JP 21834692A JP H05335283 A JPH05335283 A JP H05335283A
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ring
electrode
plasma
susceptor
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誠 長谷川
Yoshio Ishikawa
吉夫 石川
Masato Hiratsuka
正人 平塚
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エッチングレートの面内均一性を高めるこ
と。 【構成】 マグネトロンプラズマエッチング装置には、
シリコンウェハ10を載置しかつ電極として機能するサ
セプタ12が配設される。サセプタ12の周囲には、ウ
ェハ10よりも大きな外径を有しかつこれよりも電気抵
抗の低いカーボンリング22が配設される。カーボンリ
ング22はサセプタ12と電気的に接続される。カーボ
ンリング22により、エッチング処理のウェハ面内均一
性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造プロセス等
に使用されるプラズマ処理装置に関し、特にマグネトロ
ンプラズマエッチング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マグネトロンプラズマ処理装置と
しては、例えば半導体素子の製造に使用されるドライエ
ッチング装置や薄膜形成装置等が知られている。この種
のマグネトロンプラズマ処理装置においては、装置の処
理室内にプラズマを生成し、このプラズマ内のイオン、
ラジカル、電子等の作用を利用して所望の処理(エッチ
ング或いは薄膜形成等)が行なわれる。
【0003】以下、このようなマグネトロンプラズマ処
理装置について、図12に示したマグネトロンプラズマ
エッチング装置を例に採って説明する。
【0004】同図において、プロセスチャンバー40
は、真空引きが可能に構成され、且つ、エッチングガス
の導入が可能に構成されている。このプロセスチャンバ
ー40の内部には、被処理体としてのウエハ10が載置
される平板状載置電極42と平板状上部電極46が平行
に設けられている。この載置電極42と上部電極46と
は、共に導電性材料で形成されており、また、上部電極
46は例えば接地され、載置電極42には例えば高周波
電力(例えば380KHzまたは13.56MHz)を
出力するRF電源44が接続されている。このような構
成により、上部電極46と載置電極42の平行平板電極
間に、カソードカップリング(RIE)方式により、ウ
エハ10に臨んでプラズマを生成することができる。こ
のプラズマ内の電子或いは中性子等がウエハ10を形成
するシリコン化合物と反応し、あるいは物理的に作用す
ることにより、ウエハ10のエッチングが行なわれるの
である。
【0005】また、かかる装置では、ヨーク38bに支
持された2個の永久磁石38を回転軸38aで回転させ
ることによって、図12に破線で示したように、上部電
極46と載置電極42との間に、この上部電極46及び
載置電極42に水平な成分を有する磁界を形成してい
る。これは、フレミングの左手の法則により、上部電極
46と載置電極42との間に発生する電界と、この電界
に直交する磁界成分との作用によって、それぞれに直交
する方向に電子のサイクロイド運動を行なわせ、これに
より電子とガス分子との衝突の頻度を増大させるためで
ある。これにより、プラズマの生成量を増大させること
ができ、したがって、エッチングの速度を速くすること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】プラズマエッチング装
置では、エッチング速度を、シリコンウエハ10の全面
で均一にすることが要求される。しかし上記従来装置を
使用した場合次のような原因からエッチング処理のウェ
ハ面内不均一が生じる。
【0007】(1)電子のサイクロイド運動によって磁
界と直交する方向に電子が移動することにより、ウェハ
10の外周部の一部分で電子密度が非常に高くなり、ウ
ェハにダメージをもたらす。プラズマ内のイオンは、上
部電極46と載置電極42との間に発生したイオンシー
スの作用により、ウェハ10の表面に衝突する。この
際、衝突したイオンの一部がウェハ10内に注入されウ
ェハにダメージをもたらす。プラズマ内の電子密度が高
い場合は、ウェハ10に注入されるイオン数も多くな
り、ダメージは大きくなる。マグネトロンエッチング装
置では磁界を回転させているので、ダメージを受ける部
分はウエハ10の外周部全域となる。
【0008】(2)エッチングガス(例えばCl)のイ
オンの濃度が、シリコンウェハ10の中央部付近上の空
間領域よりも周辺部付近上の空間領域で高くなる。エッ
チングガスイオンの濃度が、シリコンウェハ10の中央
部付近上の空間領域よりも周辺部付近上の空間領域で高
くなっているのは、エッチング反応により生成された反
応済みガスの流れ(排気)が、シリコンウェハ10の中
央部付近上では遅く、周辺部付近上では速いことが、一
因となっていると考えられる。
【0009】このような問題は、マグネトロンプラズマ
エッチング装置に限らず、マグネトロンプラズマスパッ
タ装置やプラズマCVD装置等にも共通している。
【0010】本発明は、このような従来技術に鑑みてな
されたものであり、被処理体の面内にて均一なプラズマ
処理を行うことができるプラズマ処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、被処理体を載
置する第1の電極とこの第1の電極に対向する第2の電
極とを有し、処理ガス雰囲気下で前記第1の電極と前記
第2の電極との間に電界を発生させることによりプラズ
マを生成し、このプラズマの作用によって前記被処理体
の処理を行なうプラズマ処理装置において、前記第1の
電極と導通し或いはほぼ同電位となるように制御され且
つ前記被処理体の周縁部近傍に設けられた導電性リング
を有し、且つ、この導電性リングの外径が、前記被処理
体の直径よりも大きいことを特徴とする。
【0012】ここで、前記導電性リングの電気抵抗は、
前記被処理体の電気抵抗よりも小さくすることが望まし
い。
【0013】
【作用】本発明によれば、被処理体を載置する第1の電
極とほぼ同電位の導電性リングの外径が、被処理体の直
径よりも大きく形成されている。したがって、被処理体
のみかけ上の面積を実質的に拡げるのと同じ効果を得る
ことができる。被処理体の周辺部は、処理ガスのイオン
濃度が高くなる傾向があるが、導電性リングにより被処
理体のみかけ上の面積を大きくすることで、被処理体の
周辺部で起きる悪影響を導電性リングに負わせることが
可能となる。換言すれば、プラズマ生成領域を導電性リ
ング上まで拡げることで、高イオン濃度領域を被処理体
の周辺の導電性リング上に発生することができる。
【0014】請求項2の発明によれば、導電性リングの
電気抵抗が被処理体の電気抵抗よりも小さいため、導電
性リング上のプラズマ生成領域に浮游する電子を取り込
むことで、電子の密度を被処理体周辺で均一化させるこ
とができる。被処理体周辺のイオン分布が均一になる
と、被処理体のうけるダメージが減少する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例として、本発明をマグ
ネトロンプラズマエッチング装置に適用した場合を例に
採って説明する。
【0016】図2は、本発明の第1実施例に係わるマグ
ネトロンプラズマエッチング装置を、搬送機構と共に示
す断面図である。
【0017】プロセスチャンバ1には、その両側にロー
ドロックチャンバ2が接続される。両ロードロックチャ
ンバ2とプロセスチャンバ1とは開口部3を介して連通
する。各開口部3にはゲート3aが配設され、開閉自在
となっている。各ロードロックチャンバ2にはまた、開
口部3とは反対側に別の開口部4が形成される。開口部
4にはゲート4aが配設され、開閉自在となっている。
各開口部4は、ウェハ10を収納するカセット7に対向
するように配置される。
【0018】各ロードロックチャンバ2には、不活性ガ
ス(例えば窒素)を導入するための給気管5と、真空ポ
ンプに繋がれた排気管6とが接続される。したがって、
各ロードロックチャンバ2は、プロセスチャンバ1から
独立して内部雰囲気を高減圧雰囲気に及び不活性ガス雰
囲気に変更可能となっている。各ロードロックチャンバ
2内には後述する搬送装置100が配設される。搬送装
置100は、カセット7とプロセスチャンバ1との間で
ウェハ10を搬送する。このエッチング及びロードロッ
クチャンバの配置において、通常、ウェハ10は左右い
ずれか一方側からプロセスチャンバ1内にロードされ、
同チャンバ1内で処理後、他方の側からアンロードされ
る。また、別の態様では、一方側の搬送機構のみが使用
されウェハ10がロード及びアンロードされることもあ
る。
【0019】図1は、第1実施例装置の要部を拡大して
示す断面図である。
【0020】被処理体であるウェハ10は、第1のサセ
プタ12の上面に載置固定される。載置固定を行なう方
式としては、例えば、静電チャック(図示せず)方式を
用いることができる。これは、クーロン力によってウェ
ハ10を吸引して固定する方式である。第1のサセプタ
12は、第2のサセプタ14の上面に対して着脱自在に
固定される。このように、サセプタを2つに分割してい
るのは、サセプタが汚染された場合に上側の第1のサセ
プタ12のみを交換すればよいこととし、そのメンテナ
ンスを容易にするためである。
【0021】本実施例では、第1のサセプタ12の直径
は、180mmであり、この寸法はシリコンウェハ10
として直径150mmのウェハを用いた場合に対応する
ものである。
【0022】第1のサセプタ12並びに第2のサセプタ
14の側面および底面は、セラミック製の絶縁部材16
によって覆われる。また、この絶縁部材16の下面に
は、冷却部としての液体チッ素収容部20が設けられ
る。この液体チッ素収容部20の内壁底面は、例えばポ
ーラスに形成され、核沸騰を起こすことができるように
なっており、その内部の液体チッ素を−196℃に維持
できる。
【0023】反応室を形成するためのプロセスチャンバ
1は、上部チャンバポーション30と下部チャンバポー
ション32とから形成される。
【0024】下部チャンバポーション32は、第1のサ
セプタ12のウェハ載置面のみをチャンバ室内に露出
し、第1のサセプタ12の他の部分を覆うような有底筒
部を有する。すなわち、下部チャンバポーション32
は、第1のサセプタ12、第2のサセプタ14、セラミ
ック製の絶縁部材16及び液体チッ素収容部20の側面
を覆う側壁32aと、この側壁32aを支持する支持壁
32bとを有している。
【0025】一方、上部チャンバポーション30は、下
部チャンバポーション32の側壁32aの周囲を覆うよ
うに筒状に形成され、その下端側が前記下部チャンバポ
ーション32と連結固定されている。また、この上部チ
ャンバポーション30は、第1のサセプタ12の上面と
対向する面30aを有している。なお、エッチングガ
ス、例えばCl2 は、供給源Sから、この上部チャンバ
ポーション30に接続された管33を介して導入され
る。
【0026】上部チャンバポーション30と前記下部チ
ャンバポーション32とで構成される反応室1内は、ポ
ンプPによって配管34を介して真空引きが可能であ
る。
【0027】図1図示の如く、第2のサセプタ14、絶
縁部材16及び液体チッ素収容部20には、それぞれ貫
通穴が設けられ、この貫通穴には配管36が配置され
る。ウェハ10と第1のサセプタ12との接合面には、
ウェハ10裏面の微細な凹凸等に起因する空隙が存在し
ており、ウェハ10に温度むらが生じる原因となる。し
かし、この空隙に、第1のサセプタ12に設けられた配
管(図示せず)を介して、配管36から所定の圧力のH
eガスが充満され、かかる温度むらが防止される。
【0028】本実施例では、上部チャンバポーション3
0が接地される一方、第1及び第2サセプタ12、14
にRF電源44が接続され、2個の電極が構成される。
すなわち、上部チャンバポーション30の面30aがア
ノード電極として作用し、第1のサセプタ12の表面が
カソード電極として作用することにより、RIE方式の
マグネトロンプラズマエッチング装置が構成される。そ
して、チャンバ内が真空引きされた状態でエッチングガ
スが導入され、上記対向電極間にエッチングガスによる
プラズマが生成される。このように、本実施例では、上
部チャンバポーション30の面30aをアノード電極と
して使用しているので、装置の構成を簡単にすることが
でき、さらに、後述する永久磁石38を上部チャンバポ
ーション30の外に配置することができる。また、この
ように永久磁石38を上部チャンバポーション30の外
に配置することにより、反応室の容積を小さくすること
ができるので、配管34につながれた真空ポンプPの負
担を小さくすることができ、あるいは、真空引きに要す
る時間を短縮することができる。
【0029】本実施例では、上述の如く、アノード電極
(上部チャンバポーション30)が、カソード電極(第
1のサセプタ12)に対応する電極部(第1の面30
a)と、カソード電極に対して直角に位置する電極部
(第1の面30b)とを有する。したがって、ウェハ1
0の周辺部では、図1に実線で示されるように、水平成
分の電界が生じる。
【0030】また、永久磁石38の回転により、上部チ
ャンバポーション30の面30aと第1のサセプタ12
のとの間に回転磁界が形成される。この磁界を形成する
理由は、上部チャンバポーション30と第1のサセプタ
12との間に発生する電界と、この電界に直交する磁界
成分との作用によって、フレミングの左手の法則によ
り、それぞれに直交する方向に電子のサイクロイド運動
を行なわせ、これにより電子とガス分子との衝突の頻度
を増大させるためである。
【0031】永久磁石38によって形成される磁界は、
図1に破線で示されるように、ウェハ10の中央部の上
方ではほぼ水平となっており、周辺部に近付く程円弧状
傾きが大きくなる(すなわち、垂直成分が大きくな
る)。これに対して、両電極により形成される電界は、
上述のように、アノード電極が、カソード電極に対して
平行な電極部と直角な電極部とを具備するため、ウェハ
10の中央部付近ではほぼ垂直な成分のみであるが、ウ
ェハ10の周辺部では水平成分が多くなる。このため、
磁界と電界との直交によりもたらされる電子のサイクロ
イド運動は、ウェハ10の中央部と周辺部とで均一化さ
れる。すなわち、このような構成により、本実施例装置
では、プラズマ生成量がウェハ10の中央部と周辺部と
で均一化され、ウェハの面内均一処理が可能となる。
【0032】下部チャンバポーション32の上面には、
ウェハ10の外周に沿って、導電体例えばカーボンによ
って形成された導電性リング22が載置される。リング
22は、セラミック製絶縁部材16の上部に形成された
凹部に装着される。
【0033】リング22は、サセプタ12と電気的に接
触し、下部チャンバポーション32とは絶縁される。導
電性リング22は、被処理体よりも電気抵抗が小さい物
質から形成される。例えば、シリコンウェハ10に対し
ては、非金属のSiC、カーボン等が使用可能となる。
導電性リング22は、この上のプラズマ生成領域に浮遊
する電子を、取り込むことにより、電子の密度をウェハ
10周辺で均一化させる役割を果たす。ウェハ10周辺
のイオン分布が均一になると、ウェハ10が受けるダメ
ージが減少する。
【0034】リング22の外径は、第1のサセプタ12
及びウェハ10の直径よりも大きく形成される。したが
って、ウェハ10の見掛上の面積を実質的に広げるのと
同じ効果を得ることができる。前述の如く、ウェハ10
の周辺部はエッチングガス(例えばCl)のイオン濃度
が高くなる傾向がある。しかし、このように、リング2
2によりウェハ10の見掛上の面積を大きくすることに
より、ウェハ10の周辺部で起きる悪影響をリング22
に負わせることが可能となる。換言すると、プラズマ生
成領域を導電性リング22上にまで広げることにより、
高Cl濃度領域を、ウェハ10の周辺のリング22上に
発生させることができる。
【0035】図3は、第1実施例に係る導電性リング2
2の変更例を示す図である。同図(a)(b)の例で
は、導電性リング22の表面位置が、ウェハ10の表面
と面一であり、あるいはそれよりも上方に突出した高さ
位置を示している。いずれの場合も、導電性リング22
は下部チャンバーポーション32に対して絶縁リング3
2cにより絶縁されている。さらに、いずれの例におい
ても、導電性リング22は、第1のサセプタ12と非接
触状態ではあるが、導電性リング22は第1のサセプタ
12とほぼ同一電位になるように制御されている。同図
(c)に示す例においては、導電性リング22の表面が
第1サセプタ12の表面と面一となる配置を示してい
る。この場合、導電性リング22は下部チャンバーポー
ション32に対して、絶縁リング32cにより絶縁され
ているが、導電性リング22の内壁面が第1のサセプタ
12と接触することで導通している。
【0036】図6(A)、(B)は、第1実施例に係る
導電性リング22の他の変更例を示す図である。図6
(A)の例では、リング22の上面がウェハ10の主表
面と整一する。図6(B)の例では、リング22の上面
がウェハ10の主表面よりも上に位置する。
【0037】このように、導電性リング22を着脱自在
に設けることにより、リング22が汚染された場合に、
このリング22のみを交換すればよく、装置のメンテナ
ンスを容易にすることができる。 [実験1]導電性リング22の効果を判定するため、ウ
ェハ10の受けるダメージを調べた。ここで、ダメージ
の評価方法として、E2 PROM評価法を用いた。
【0038】E2 PROM評価法とは、本来の被処理体
(例えばレジストが形成されたシリコンウエハ)に代え
て、既にE2 PROMが形成されているウェハ10´に
ダメージを与え、このときのE2 PROMのスレッシュ
ホールド電圧を、ダメージを与える前のスレッシュホー
ルド電圧と比較することにより、このE2 PROMの受
けたダメージの大きさを評価する方法である。E2 PR
OMがダメージを受けた場合、フローティングゲート内
の電子密度が増大し、このため、スレッシュホールド電
圧VThが高くなる。したがって、このスレッシュホール
ド電圧をダメージを与える前のスレッシュホールド電圧
と比較することにより、E2 PROMの受けたダメージ
の大きさを判断することができるのである。
【0039】図4はE2 PROMが形成されたウェハ1
0´を概念的に示す上面図であり、E2 PROM評価法
による評価を行なう方法について説明するための図であ
る。
【0040】図4に示したA−B線上の複数の位置につ
いて、それぞれ、ダメージを与える前のスレッシュホー
ルド電圧VTh1 とダメージを与えた後のスレッシュホー
ルド電圧VTh2 とを測定し、両者の差であるΔVTh(=
Th2 −VTh1 )を算出することにより、評価を行なっ
た。
【0041】永久磁石38を回転させず、S極とN極を
図4で示した位置に固定したままの状態で評価を行なっ
た。これにより、図4図示の如く、ウェハ10の周辺部
上の特定の領域にのみ高電子密度領域が形成された。
【0042】なお、本実施例では、比較のために、導電
性リング22に代えて、石英で形成した絶縁性リングを
使用した場合についても、同様の評価を行なった。
【0043】図5は、かかる評価の結果を示すグラフで
ある。図において、横軸はウェハ10´のA−B線上の
位置(単位;ミリメートル)を示し、また、縦軸はΔV
Th(単位;ボルト)を示している。
【0044】図5から解るように、ΔVThは、リングが
導電性であるか絶縁性であるかにかかわらず、プラズマ
中の電子密度が高い領域ほど高くなる。しかし、絶縁性
リングを使用したときはΔVThが最大で8[V]近くな
るのに対して、導電性リングを使用したときは最大でも
2[V]程度であった。このように、本実施例のマグネ
トロンエッチング装置では、導電性リング22を使用す
ることにより、絶縁性リングを使用した場合と比較し
て、ΔVThを飛躍的に減少させることができた。この現
象は、ポリシリコンのエッチングを行う際に顕著な効果
を示す。
【0045】図7は、本発明の第2実施例に係るマグネ
トロンプラズマエッチング装置の要部を拡大して示す断
面図である。同図中、図1図示の第1実施例装置の部分
と対応する部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0046】図8に拡大して示すように、第2実施例が
第1実施例と異なる点は、導電性リング22が絶縁リン
グ32Cの上に配置されることにある。絶縁リング32
Cは、下部チャンバポーション32の支持壁32bとお
おむね同じ外径を有し、また、セラミック製絶縁部材1
6とおおむね同じ内径を有する。
【0047】導電性リング22は、前述の第1実施例と
同様、サセプタ12と電気的に接触し、下部チャンバポ
ーション32とは絶縁される。導電性リング22は、被
処理体よりも電気抵抗が小さい物質から形成される。例
えば、シリコンウェハ10に対しては、非金属のSi
C、カーボン等が使用可能となる。また、リング22の
外径は、第1のサセプタ12及びウェハ10の直径より
も大きく形成される。
【0048】したがって、第2実施例にあっても、第1
実施例で述べたものと同様な利点が得られる。
【0049】図11(A)乃至(D)は、第2実施例に
係る導電性リング22の変更例を示す図である。図11
(A)の例では、リング22の上面がウェハ10の主表
面と整一する。図11(B)の例では、リング22の上
面がウェハ10の主表面よりも上に位置する。図11
(C)の例では、リング22は上部リング22aと下部
リング22bから分離可能に構成され、リング22aの
上面がウェハ10の主表面よりも上に位置し、かつその
内径はウェハ10よりも小さくなっている。図11
(D)の例では、リング22の厚さは図7及び8の第2
実施例と同じであるがその外径がさらに大きくなってい
る。
【0050】このように、導電性リング22を着脱自在
に設けることにより、リング22が汚染された場合に、
このリング22のみを交換すればよく、装置のメンテナ
ンスを容易にすることができる。 [実験2]導電性リング22の直径とウェハ10のエッ
チング速度との関係を調べるため、第2実施例にかかる
装置構造を使用し、かつ図11(D)に示すようにリン
グ22の外径のみを変えて下記の実験を行った。ここ
で、カーボン製のリング22とシリコン製のウェハ10
とを使用した。エッチングは表1に示した測定条件にし
たがって行った。
【表1】 図9は測定結果を示すグラフである。図において、横軸
はウェハ10の中心からの距離(単位mm)であり、縦
軸はエッチング速度(単位nm/min)である。
【0051】外径186mm(すなわち、図8において
d=18mm)のリング22を使用した場合は、エッチ
ング速度は、全体的に、ウェハ10の中央部で遅くな
り、周辺部で速くなった。測定の結果、ウェハ10のエ
ッチング面全体のエッチング速度の平均値は、256.
7nm/minであり、エッチング速度のばらつきは、
この平均値を基準として±10.7%であった。
【0052】外径200mm(すなわち、d=25m
m)のリング22を使用した場合は、エッチング速度の
平均値は、211.2nm/minであり、エッチング
速度のばらつきは、この平均値を基準として±6.4%
であった。このように、外径186mmよりも直径が1
4mm大きいリング22を使用することにより、エッチ
ング速度のばらつきを飛躍的に減少させることができ
た。
【0053】外径220mm(すなわち、d=35m
m)のリング22を使用した場合は、エッチング速度の
平均値は、198.7nm/minであり、エッチング
速度のばらつきは、この平均値を基準として±6.8%
であった。このように、外径220mmのリングを使用
した場合は、上述の外径200mmのリング22を使用
した場合と比較し、ほぼ同程度エッチング速度のばらつ
きを減少させることができた。
【0054】外径250mm(すなわち、d=50m
m)のリングを使用した場合は、エッチング速度の平均
値は、185.3nm/minであり、エッチング速度
のばらつきは、この平均値を基準として±15.3%で
あった。このように、外径250mmのカーボンリング
22を使用した場合、エッチング速度は、標準サイズの
カーボンリング22を使用した場合とは逆に、シリコン
ウェハ10の中央部では速く、周辺部で遅くなった。そ
の結果、エッチング速度のばらつきは、かえって大きく
なってしまった。
【0055】このように、大口径のカーボンリング22
を使用することにより、シリコンウェハ10のエッチン
グ速度の均一化を図ることが可能であった。但し、カー
ボンリング22の直径を大きくし過ぎると、周辺部のエ
ッチング速度が減少し過ぎて、かえってエッチング速度
の均一性が悪化した。また、カーボンリング22の直径
を大きくする程エッチング速度の平均値が減少する傾向
にあった。
【0056】エッチング速度のばらつきは、±10%以
下とすることが望ましく、さらには、±7%以下とする
ことが望ましい。エッチング速度のばらつきを±7%以
下とするためには、上述の測定結果より、導電性リング
22の外直径を、ウェハ10の直径の130〜150%
程度とすればよいと考えられる。 [実験3]次に、マグネトロンを用いないプラズマエッ
チング装置における、導電性リング22の効果を調べる
ために、図7に示した第2実施例装置から永久磁石38
を取り外して、同様の測定を行なった。ここで、カーボ
ン製のリング22とシリコン製のウェハ10とを使用し
た。エッチング及び測定条件は、上述と同一とした。
【0057】図10は、測定結果を示すグラフである。
図において、横軸はウェハ10の中心からの距離(単位
mm)であり、縦軸はエッチング速度(単位nm/mi
n)である。
【0058】外径186mm(d=18mm)のリング
22を使用した場合は、エッチング速度は、全体的に、
ウェハ10の中央部で遅くなり、周辺部で速くなった。
測定の結果、ウェハ10のエッチング面全体のエッチン
グ速度の平均値は、175.8nm/minであり、エ
ッチング速度のばらつきは、この平均値を基準として±
35.1%であった。
【0059】外径200mm(d=25mm)のリング
22を使用した場合は、エッチング速度の平均値は、1
33.6nm/minであり、エッチング速度のばらつ
きは、この平均値を基準として±32.6%であった。
このように、外径186mmよりも直径が14mm大き
いリングを使用することにより、エッチング速度のばら
つきを減少させることができた。
【0060】外径220mm(d=35mm)のリング
22を使用した場合は、エッチング速度の平均値は、1
08.0nm/minであり、エッチング速度のばらつ
きは、この平均値を基準として±27.0%であった。
このように、外径220mmのリングを使用した場合
は、上述の外径200mmのリング22を使用した場合
と比較し、エッチング速度のばらつきを、さらに減少さ
せることができた。
【0061】外径250mm(d=50mm)のリング
22を使用した場合は、エッチング速度の平均値は、8
4.4nm/minであり、エッチング速度のばらつき
は、この平均値を基準として±11.2%であった。こ
のように、外径250mmのリング22を使用した場合
は、エッチング速度のばらつきを、飛躍的に減少させる
ことができた。
【0062】このように、マグネトロンを用いないプラ
ズマエッチング装置においても、大口径のカーボンリン
グ22を使用することにより、シリコンウェハ10のエ
ッチング速度の均一化を図ることが可能であることが確
認された。但し、マグネトロンを用いる場合と比較し
て、エッチング速度のばらつきは全体的に大きく、ま
た、エッチング速度の平均値も遅かった。
【0063】上述の如く、大口径のカーボンリング22
を使用することにより、エッチング速度のばらつきを、
飛躍的に減少させることができた。また、図9と図10
との比較から解るように、永久磁石38を用いてプラズ
マ生成領域内に回転磁場を形成することにより、この永
久磁石38を用いない場合と比較して、エッチング速度
の平均値を速くすることができると共に、エッチング速
度のばらつきをさらに減少させることができた。
【0064】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々変形実施が可
能である。
【0065】例えば、上記第1および第2の実施例のマ
グネトロンプラズマエッチング装置では、上部チャンバ
ポーション30の面30aをアノード電極として使用
し、また、永久磁石38を上部チャンバポーション30
の外に配置する構成としたが、反応室内にアノード電極
と磁界発生器とを配置する構成としてもよい。
【0066】また、本実施例では、導電性リング22を
カーボンで形成したが、SiCやA1等他の導電性材料
で形成してもよい。但し、導電性リング22を設けたの
は、プラズマ内の電子を取り込んで、この電子がウェハ
10内に注入されるのを防止するためであるから、導電
性リング22としては、ウェハ10よりも電気抵抗が小
さいものを使用することが望ましい。また、表面のみを
導電性材料で形成してもよいが、この場合リングの導電
性表面とサセプタ14とを電気的に接続させる必要があ
る。導電性リング22は、ウェハ10の電気抵抗に応じ
て、電気抵抗の異なるものに取り替えることができる。
【0067】さらに、上記実施例では、電極間に電界を
発生させるための電源としてRF電源を使用しているの
で、絶縁材料によって形成したリングの表面に導電膜を
形成したものも、導電性リングとして使用することが可
能である。本発明では、これらのリングも「導電性リン
グ」と称することとする。
【0068】被処理体としての基板は、ポリシリコン、
単結晶シリコン、非晶質シリコンなどからなるウェハを
使用することもできる。またエッチング装置であれば、
液晶基板も被処理体として使用できる。
【0069】なお、本発明は必ずしもマグネトロンプラ
ズマエッチング装置に適用するものに限らず、例えばプ
ラズマCVD装置等、他のマグネトロンプラズマ処理装
置にも同様に適用できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
処理体の周辺に、被処理体を載置する第1の電極とほぼ
同電位の導電性リングを配置することで、被処理体のみ
かけ上の面積を実質的に拡げることができる。この結
果、処理の面内均一性を悪化させる領域を導電性リング
に負わせ、被処理体の全域において処理の面内均一性を
向上させることができる。請求項2の発明によれば、被
処理体よりも電気抵抗の低い導電性リングにより、導電
性リング上のプラズマ生成領域に浮游する電子を取り込
むことで、被処理体の周辺で電子密度を均一化させ、被
処理体の面内均一性をより高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例装置の要部を拡大して示
す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るマグネトロンプラズ
マエッチング装置を搬送機構と共に示す断面図である。
【図3】(a)〜(c)は、第1実施例装置における導
電性リングの変更例を示す断面図である。
【図4】E2 PROMが形成されたウェハ10´と、高
電子密度領域とを示す平面図である。
【図5】本発明の第1実施例装置を用いてE2 PROM
評価法による評価を行った結果を示すグラフである。
【図6】(A)及び(B)は、第1実施例装置における
導電性リングの他の変更例を示す断面図である。
【図7】本発明の第2実施例に係るマグネトロンプラズ
マエッチング装置の要部を拡大して示す断面図である。
【図8】第2実施例装置の導電性リング近傍の部分を拡
大して示す断面図である。
【図9】第2実施例装置における導電性リングの直径と
ウェハのエッチング速度との関係を示すグラフである。
【図10】第2実施例装置から永久磁石を除いた場合に
おける導電性リングの直径とウェハのエッチング速度と
の関係を示すグラフである。
【図11】(A)乃至(D)は、第2実施例装置におけ
る導電性リングの変更例を示す断面図である。
【図12】従来のマグネトロンプラズマエッチング装置
を示す概略断面図である。
【符号の説明】
10 ウェハ 12,14 サセプタ 20 冷却部(液体チッ素収容部) 22 カーボンリング 30 上部チャンバポーション 30a 上部チャンバポーションの上面 32 下部チャンバポーション 34,36 配管 38 永久磁石
フロントページの続き (72)発明者 石川 吉夫 東京都新宿区西新宿2丁目3番1号 東京 エレクトロン株式会社内 (72)発明者 平塚 正人 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を載置する第1の電極とこの第
    1の電極に対向する第2の電極とを有し、処理ガス雰囲
    気下で前記第1の電極と前記第2の電極との間に電界を
    発生させることによりプラズマを生成し、このプラズマ
    の作用によって前記被処理体の処理を行なうプラズマ処
    理装置において、 前記第1の電極と導通し或いはほぼ同電位となるように
    制御され且つ前記被処理体の周縁部近傍に設けられた導
    電性リングを有し、且つ、この導電性リングの外径が、
    前記被処理体の直径よりも大きいことを特徴とするプラ
    ズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記導電性リングの電気抵抗が前記被処理体の電気抵抗
    よりも小さいことを特徴とするプラズマ処理装置。
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