JPH0620794A - プラズマ発生装置およびプラズマ発生方法 - Google Patents

プラズマ発生装置およびプラズマ発生方法

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JPH0620794A
JPH0620794A JP5084398A JP8439893A JPH0620794A JP H0620794 A JPH0620794 A JP H0620794A JP 5084398 A JP5084398 A JP 5084398A JP 8439893 A JP8439893 A JP 8439893A JP H0620794 A JPH0620794 A JP H0620794A
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plasma
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正宏 小笠原
Yoshifumi Tawara
好文 田原
Satoshi Nakagawa
聡 中川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラズマの偏りを小さくし、以て被処理材の
帯電を抑制する。 【構成】 処理チャンバ1内において陰極2上に設置さ
れた被処理材(半導体ウエハ)4の主面に対して垂直に
高周波電界を減圧下で印加し、同時に磁界印加装置8に
より磁界12を印加することにより、マグネトロン放電
によるプラズマを発生させる。この際、被処理材4の主
面上において隣合う磁力線が互いに平行にならないよう
に磁界12を形成する。プラズマ中の荷電粒子は、被処
理材4の帯電を抑制するように、各々ローレンツ力を受
けて発散方向Dにドリフトする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜形成やエッチング
等に応用されるプラズマ発生装置およびプラズマ発生方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プラズマ処理は、半導体製造工程
の中でも微細加工が必要となる製造工程で広く利用され
ている。一般に、プラズマ処理を行なうための装置とし
て、例えば円筒形プラズマエッチング装置、平行平板形
プラズマエッチング装置、マイクロ波プラズマエッチン
グ装置等が知られている。また、高周波電界と磁界とに
よるマグネトロン放電によって処理ガスをプラズマ(有
磁界プラズマ)化するマグネトロンエッチング装置も開
発されている。マグネトロンエッチング装置では、プラ
ズマに磁界を印加することでプラズマの発生効率を高く
している。
【0003】以下、図面を参照しながら、プラズマ処理
装置およびプラズマ処理方法の従来例について説明す
る。
【0004】図17は従来のプラズマ処理装置の正面断
面構造の概略を示すものであり、図18はその平面断面
構造の概略を示すものである。両図において、1は処理
チャンバ、2は陰極、3は陽極、4は被処理材、5は電
源、6はガス導入口、7は排気口、8は磁界印加装置で
ある。
【0005】図17に示すように、被処理材4は陰極2
上に設置されている。陰極2に電源5が接続され、陽極
3は接地されている。処理チャンバ1にはガス導入口6
から処理ガスが導入される。処理ガスは例えばCHF3
ガスを50sccmとする。処理チャンバ1内は、排気
口7を通して排気することで、例えば5Paの圧力に減
圧制御される。この後、電源5より例えば13.56M
Hz、800Wの高周波電力を陰極2と陽極3との間の
空間に供給することでプラズマを発生させる。陰極2と
陽極3との間の電界9の方向は、図17中の矢印で示さ
れている。
【0006】陰極2と陽極3との間の空間には、電界印
加と同時に、図18に示すように、少なくとも被処理材
4上において磁力線が互いに平行となる一様な磁界10
が磁界印加装置8により印加されている。図17中の電
界9は図18には示されていないが、図18の紙面に対
して垂直に電界が印加されている。
【0007】互いに交叉する電界9と磁界10とが存在
すると、プラズマ中の荷電粒子はローレンツ力を受け
る。このため、荷電粒子はサイクロイド運動をしながら
図18中の矢印Dの方向にドリフトする。このドリフト
により、荷電粒子の衝突回数が増える。さらに、ガスの
電離度が高まり、高効率のプラズマが得られる。このプ
ラズマに被処理材4を曝し、エッチング等のプラズマ処
理を行なう。
【0008】しかしながら、図17および図18の構成
では、磁界10が被処理材4上に平行に印加されている
ため、ドリフトした荷電粒子によってプラズマ密度が大
きく偏る。すなわち、図18において矢印Dで示される
方向、つまり紙面の上部に向けて荷電粒子は移動する。
このため被処理材4の両端(紙面上部と下部)に、各々
正・負に分極した帯電領域が発生する。このようなチャ
ージアップは被処理材4に静電気によるダメージを与え
る。例えば、半導体装置の製造工程では、半導体装置が
破壊したり、劣化したりする。よって、高集積化の進ん
だ半導体装置を製造する際にその歩留りを低下させると
いう問題があった。
【0009】この問題点を解決するために、磁石を回転
させてプラズマ密度の均一化を図る方法が採用されてい
る。図19は、回転磁石を備えた従来のマグネトロンエ
ッチング装置の正面断面構造を示すものである。このマ
グネトロンエッチング装置30の主要部は、密閉の処理
チャンバ21と、この処理チャンバ21内の例えば上下
方向に離して対向配置される一対の上部電極22および
下部電極23と、例えば上部電極22の上方において処
理チャンバ21の外に回転可能に配設された磁界印加装
置としての磁石29と、上部電極22と下部電極23と
の間の空間に高周波電力を供給するための高周波電源3
2とで構成されている。
【0010】処理チャンバ21は、その中で物体例えば
被処理基板である半導体ウエハA(以下、単にウエハと
いう)をエッチング処理するためのもので、その側方下
部に設けられた排気口31に接続する排気手段(真空ポ
ンプ)25により排気することによって、その中が真空
に保持されている。この処理チャンバ21に配設される
下部電極23と処理チャンバ21の側壁との間は、絶縁
部材34により絶縁されている。下部電極23はその上
部中央に円板状のサセプタ24を有し、このサセプタ2
4上にウエハAが支持される。なお、このウエハAを確
実にサセプタ24上に支持させるため、チャック機構例
えば静電チャック26をサセプタ24上に設けてウエハ
Aを吸着保持している。
【0011】上部電極22の内部にはサセプタ24に対
向するように円板状の空間27が形成されており、この
空間27に連通して処理チャンバ21内に向かう多数の
ガス拡散孔28が形成されている。そして、空間27に
連通するガス供給路39に接続するガス導入管35にマ
スフローコントローラ36を介して処理ガス供給源37
が接続されて、処理ガス供給源37から供給される処理
ガス(例えば100sccmのCHF3 等)が空間27
および拡散孔28を介して処理チャンバ21内に導入さ
れるようになっている。なお、必要に応じて処理ガスを
常温以上に加熱する手段を設け、この加熱手段を通して
処理ガスを供給する場合もある。
【0012】下部電極23には、ウエハAの温度を所望
温度(例えば−100℃〜+200℃)に設定できる温
度調節機構(図示せず)が設けられている。また、下部
電極23にはコンデンサ33を介して高周波電源32が
接続されており、この高周波電源32の一端は接地され
ている。この高周波電源32から、上部電極22と下部
電極23との間に例えば13.56MHzの高周波電力
が供給される。
【0013】処理チャンバ21外において上部電極22
の上方に設けられる上記磁石29は、ウエハAの表面方
向の磁界を形成するための磁石である。この磁石29は
モータ等の駆動機構(図示せず)により所望の回転速度
で回転され、これによりウエハAに印加される電界と交
叉する方向の磁界が形成される。
【0014】以上のように構成された装置によってウエ
ハAのエッチング処理を行なうためには、まず処理チャ
ンバ21内に図示しない予備室からロードロックチャン
バを介してウエハAを搬入し、このウエハAを静電チャ
ック26上に位置決めして吸着させる。その後、処理チ
ャンバ21内を排気口31から真空ポンプ25により排
気し、真空度を例えば5Paにする。
【0015】次に、空間27から拡散孔28を介して処
理ガスを供給する。上部電極22と下部電極23との間
に高周波電源32により電力を供給すると、ウエハAの
表面に対して垂直な電界が生じる。このとき同時に、磁
石29によって上部電極22と下部電極23との間の空
間に磁界が印加されるので、ウエハAの表面には水平な
磁界38と、この磁界38に交叉する電界とが形成さ
れ、マグネトロン放電により有磁界プラズマが発生し、
このプラズマによりウエハAのエッチングが行なわれ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記回転磁石を備えた
従来のマグネトロンエッチング装置によれば、時間平均
をとると、プラズマ密度が均一化される。ところが、あ
る瞬間をとれば、プラズマ密度が依然として偏っている
のである。
【0017】図20は、図19のマグネトロンエッチン
グ装置30における被処理基板としてのウエハAと磁界
38とのある瞬間の関係を示す概略平面図である。図2
0における磁界38と直交する断面(X−X断面,P−
Q面)におけるプラズマ密度、エッチング速度(エッチ
レート:E/R)および電位(VDC)の分布を図21に
示す。ローレンツ力に起因した図20中の矢印Dの方向
への荷電粒子のドリフトにより、図21に示すように、
ウエハAのP−Q面上のプラズマ密度とエッチング速度
(E/R)とはPからQに向って減少し、電位(VDC
は逆に増大する。つまり、プラズマ密度が不均一になる
と共に電位(VDC)が不均一となって、ウエハAの両端
に各々正・負に分極した帯電領域が発生する。このよう
なチャージアップ現象はウエハAのゲート酸化膜の絶縁
破壊を招いたり、その特性を劣化させたりする。また、
電位(VDC)がウエハA面内で勾配をもつためウエハA
面内でイオンシースも傾斜をもつと考えられ、イオンは
シースに対して直交方向に進行する関係上、エッチング
形状が曲がるという問題もある。
【0018】なお、ウエハAにダメージを与えない程度
までプラズマ密度を低下させるエッチング方法もある
が、この方法においては、エッチング速度(E/R)が
低下すると共にスループットが低下する問題があった。
【0019】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、プラ
ズマの偏りを小さくし、以て被処理材のチャージアップ
を抑制することができるプラズマ発生装置およびプラズ
マ発生方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明では、プラズマ中の荷電粒子のドリフト方向
を発散させるように、電界と磁界とをプラズマ空間に印
加することとした。
【0021】具体的には、請求項1の発明は、減圧を保
持するチャンバ内のガスを電界と磁界とによるマグネト
ロン放電によってプラズマ化するためのプラズマ発生装
置において、互いの間の空間中のガスを電離させるため
の電界を該空間に印加するように前記チャンバ内に設置
された少なくとも2つの電極と、該電極による電界と交
叉する方向にかつ前記空間中のガスから生じた荷電粒子
が各々ローレンツ力を受けて互いに発散する方向にドリ
フトするように前記空間に磁界を印加するための磁界印
加装置とを備えた構成を採用したものである。
【0022】また、請求項2の発明に係るプラズマ発生
装置では、互いの間の空間中のガスを電離させるための
電界を該空間に印加するようにチャンバ内に設置された
少なくとも2つの電極と、該電極による電界と交叉する
方向に前記空間に磁界を印加するための磁界印加装置と
を備えることとした。ただし、磁界印加装置により印加
される磁界は、前記空間中のガスから生じた荷電粒子の
各々に働くローレンツ力による該荷電粒子のドリフトの
方向に順次磁束密度が弱くなる勾配を持つようにする。
【0023】請求項3の発明は、減圧空間内のガスを電
界と磁界とによるマグネトロン放電によってプラズマ化
するためのプラズマ発生方法において、前記減圧空間内
にガスを導入するステップと、該減圧空間内に導入され
たガスを電離させるように該減圧空間に電界を印加する
ステップと、該印加された電界と交叉する方向にかつ前
記減圧空間中のガスから生じた荷電粒子が各々ローレン
ツ力を受けて互いに発散する方向にドリフトするように
前記減圧空間に磁界を印加するステップとを備えた構成
を採用したものである。
【0024】また、請求項4の発明に係るプラズマ発生
方法では、減圧空間内にガスを導入するステップと、該
減圧空間内に導入されたガスを電離させるように該減圧
空間に電界を印加するステップと、該印加された電界と
交叉する方向に前記減圧空間に磁界を印加するステップ
とを備えることとした。ただし、磁界印加ステップで印
加される磁界は、前記減圧空間中のガスから生じた荷電
粒子の各々に働くローレンツ力による該荷電粒子のドリ
フトの方向に順次磁束密度が弱くなる勾配を持つように
する。
【0025】
【作用】請求項1〜4の発明によれば、プラズマ中の荷
電粒子のドリフトの方向を従来のように平行ではなく、
発散させることが可能となり、プラズマの偏りを少なく
できる。つまり、プラズマ密度が均一化されるので、被
処理材のチャージアップが少なくなり、静電気によるダ
メージが低減される。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例に係るプラズマ処理装
置およびプラズマ処理方法について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0027】図1および図2は、本発明の実施例に係る
プラズマ処理方法の原理図であって、いずれも従来例に
関する図18に対応するものである。
【0028】図1によれば、磁界印加装置8から、被処
理材4の面上において隣合う磁力線の方向が互いに平行
にならないように磁界12が印加されている。すなわ
ち、被処理材4の一端(図1において紙面の下部)より
磁界12の磁力線が放射状に発生している。紙面下部に
磁石が置かれた場合に、このような磁力線形状となる。
その磁石は紙面下部の中央より右にN極があり、左にS
極がある。このため被処理材4上では磁力線は決して平
行にはならない。この磁界印加と同時に、不図示の電界
が紙面に対して垂直に印加されている。
【0029】互いに交叉する電界と磁界12とにより、
プラズマ中の荷電粒子はローレンツ力を受ける。ローレ
ンツ力を受けた荷電粒子は、サイクロイド運動をしなが
ら矢印Dの方向にドリフトする。この際、被処理材4の
一方の端から対向端へ向かって荷電粒子のドリフトの方
向が発散するように磁界12が印加されている。このド
リフトにより、荷電粒子の衝突回数が増え、処理ガスの
電離度が高まり、高効率のプラズマが得られる。このプ
ラズマに被処理材4を曝し、エッチング等のプラズマ処
理を実施する。しかも、荷電粒子のドリフトの方向は図
1の矢印Dに示すように発散しているので、平行な磁界
を印加する従来の場合(図18)と比較してプラズマの
偏りが少なくなる。このため、半導体装置等のチャージ
アップによる破壊を防止できる。
【0030】図2によれば、磁界印加装置8によって生
成される磁界14は、被処理材4のほぼ中心を通る直線
から該被処理材4の両側方に向かうにつれて徐々に湾曲
した磁力線形状をしている。被処理材4のほぼ中心を通
る直線は紙面の左右方向である。紙面右側に磁石のN
極、左側にS極が置かれた場合に、このような磁力線形
状となる。このため荷電粒子のドリフトの方向は、矢印
Dで示すように、被処理材4の中心より下部にある荷電
粒子が被処理材4の端(紙面上部)に向かって発散して
いく方向となる。ただし、磁界14は、処理チャンバ1
内での分布が図2の平面上で上下左右に対称になるよう
に印加されている。
【0031】この場合にも荷電粒子のドリフトの方向は
図2の矢印Dに示すように発散しているので、平行な磁
界を印加する従来の場合(図18)と比較してプラズマ
の偏りが少なくなり、半導体装置等のチャージアップに
よる破壊を防止できる。しかも、磁界14の分布が図2
に示す平面の上下左右に対称であるから、被処理材4が
円板状である場合は、磁界14の印加方向を回転させる
ことでプラズマ処理の均一性を向上させることができ
る。
【0032】次に、上記原理を利用したマグネトロンエ
ッチング装置の具体例について説明する。図19に示す
従来のマグネトロンエッチング装置30中の磁石29に
代えて以下の構成の磁界印加装置を採用すれば、磁界3
8の磁束密度すなわち磁界分布に所望の勾配(以下、磁
場勾配という)をもたせることができ、以てプラズマ中
の荷電粒子のドリフト方向を発散させ、プラズマ密度を
均一化することができる。すなわち、この磁場勾配をも
った空間にウエハAを設置することにより、後に詳述す
るようにウエハAの表面のチャージアップを防止または
抑制できる。
【0033】以下、磁場勾配を形成するための8つの具
体的手段について説明する。ただし、各具体的手段によ
る磁界印加と同時に、ウエハAの表面に対して垂直に高
周波電界が印加されるものとする。
【0034】図3(a)および(b)には、磁場勾配を
形成するための磁界印加装置の第1構成例の概略斜視図
およびその概略平面図が示されている。この第1構成例
は、ウエハAの側方に磁石29を配設して磁場勾配を形
成するようにしたものである。すなわち、処理チャンバ
21の側方に磁石29を配設することによって、図3
(b)に示すように、ローレンツ力によるドリフトの方
向Dに順次弱くなる磁場勾配を形成して、プラズマ密度
の均一化を図るようにしたものである。
【0035】図4(a)および(b)には、磁界印加装
置の第2構成例の概略平面図およびその概略斜視図が示
されている。この第2構成例は、処理チャンバ21内に
おけるウエハAの左右側方において斜方位置にN極とS
極とを対向配置した内磁型磁石29の構成を採用したも
のである。すなわち、ウエハAの外周円とほぼ相似形の
曲面を有する処理チャンバ21の側壁内面に、同様に相
似形の曲面を有する磁石29のN極とS極とを配設する
と共に、このN極とS極をローレンツ力によるドリフト
の方向Dとは反対側に配設することにより、プラズマ密
度の均一化を図るようにしたものである。
【0036】図5には、磁界印加装置の第3構成例の概
略斜視図が示されている。この第3構成例は、磁石29
をウエハAの上方において、ローレンツ力によるドリフ
トの方向Dとは反対側にウエハAの中心から遠ざけて配
設することにより、磁場勾配を形成するものである。こ
のように磁石29をウエハAの真上より離して配設する
ことによって、プラズマ密度の濃い部分に弱い磁界38
aが印加され、逆にプラズマ密度の薄い部分に強い磁界
38bが印加されるので、ウエハA表面のプラズマ密度
が均一になる。
【0037】図6には、磁界印加装置の第4構成例の概
略斜視図が示されている。この第4構成例は、磁石29
自体の磁力に変化をもたせて磁場勾配を形成するように
したものである。すなわち、ウエハAの上方に配設され
る磁石本体29aの上面に、その磁石本体29aの磁化
方向と同一および反対の磁化方向を有する複数の磁界制
御用棒磁石29bを載置することによって、磁石29全
体の磁束密度に勾配をもたせるようにしたものである。
例えば、図6に示すように、磁石本体29aの上面にお
いて、ローレンツ力によるドリフトの方向D側の端部に
磁石本体29aの磁化方向とは反対の磁化方向を有する
3本の棒磁石29bを配設し、その3本の棒磁石の隣に
同様の磁化方向を有する2本の棒磁石29bを配設し、
その2本の棒磁石の隣に逆の磁化方向を有する2本の棒
磁石29bを配設し、そして、その2本の棒磁石の隣に
同様の磁化方向を有する3本の棒磁石29bを配設す
る。これにより、ローレンツ力によるドリフトの方向D
側に弱い磁界38aを印加し、反対側に強い磁界38b
を印加して、プラズマの均一化を図ることができる。な
お、磁石本体29aの中心を境にして磁化方向が互いに
逆の棒磁石29bを配列するものであれば、該棒磁石2
9bの数は任意に選定できる。
【0038】図7には、磁界印加装置の第5構成例の概
略斜視図が示されている。この第5構成例は、磁石29
をウエハA表面の平行面に対して所定の角度αだけ傾斜
させ、すなわちローレンツ力によるドリフトの方向D側
を上方に持ち上げるように傾斜させて配設することによ
り、磁場勾配を形成したものである。このように磁石2
9をウエハA表面の平行面に対して傾斜させることによ
って、ウエハA表面上にはD方向に凸に湾曲した磁力線
分布が得られる。このためウエハA表面で、荷電粒子の
ドリフト方向Dが発散する。つまり、プラズマ密度の濃
い部分に弱い磁界38aが印加され、逆にプラズマ密度
の薄い部分に強い磁界38bが印加されるので、ウエハ
A表面のプラズマ密度が均一になる。
【0039】図8には、磁界印加装置の第6構成例の概
略斜視図が示されている。この第6構成例は、磁石29
自体のボリュームに変化をもたせて磁場勾配を形成する
ようにしたものである。すなわち、ローレンツ力による
ドリフトの方向D側に向って漸次肉厚を薄くした磁石2
9をウエハAの上方に配設することにより、ドリフト方
向D側に弱い磁界38aを印加し、反対側に強い磁界3
8bを印加して、プラズマの均一化を図るようにしたも
のである。
【0040】図9(a)および(b)には、磁界印加装
置の第7構成例の概略平面図およびその磁場勾配の説明
図が示されている。この第7構成例は、電磁石を用いて
磁場勾配を形成するようにしたものである。すなわち、
ウエハAの外側の四周方向にそれぞれ対をなす2組の電
磁石29cを配設し、各組の電磁石29cの端部背面側
にそれぞれサブ電磁石29dを配設することにより、サ
ブ電磁石29dを配設した側の磁界を強くして、磁場勾
配をもたせるようにしたものである(図9(b)参
照)。この場合、電磁石29c、サブ電磁石29dは固
定してもよいが、これらを回転させることによって、よ
り一層プラズマ密度の均一化を図ることができる。
【0041】図10(a)および(b)には、磁界印加
装置の第8構成例の概略平面図が示されている。第8構
成例は、第7構成例と同様に電磁石を用いて磁場勾配を
形成するようにしたものであって、ウエハAの外側の四
周方向に電磁石29cを配設し、隣接する2つの電磁石
29cに逆方向の電流を流して磁場勾配を形成すると共
に、順次電磁石29cを電気的に切換え(図10(b)
参照)、隣接する2つの電磁石29cをONにした場合
は残りの2つの電磁石29cをOFFにしてプラズマ密
度を均一にするようにしたものである。
【0042】以上のようにして磁場勾配を形成した空間
にウエハAを設置すれば、図11に示すように、ウエハ
AのP−Q面上のプラズマ密度、エッチング速度(E/
R)および電位(VDC)がいずれもほぼ均一となるた
め、ウエハAの表面のチャージアップを防止または抑制
できる。同図は、従来のマグネトロンエッチング装置に
関する図21に対応する本実施例の場合の図である。ま
た、本実施例によればイオンシースが均一化されるの
で、エッチング形状が片側に曲がるという問題をも解消
することができる。これにより、8インチウエハのみな
らず、今後の大口径化に対しても加工形状をウエハA面
内で揃えることが容易となる。
【0043】以上のとおり、上記実施例に係るマグネト
ロンエッチング装置によれば、高周波電界と磁界とによ
るマグネトロン放電によって処理ガスをプラズマ化して
ウエハAのエッチングを行なうに際し、高周波電界と交
叉する方向に印加される磁界38に、ローレンツ力によ
るドリフト方向Dに順次磁束密度が弱くなる勾配が与え
られる。これによりプラズマ密度が均一になるので、エ
ッチング速度を低下させることなくエッチング処理の均
一化を図ることができる。なお、磁石29は、ウエハA
の裏面側に設けても、また表面側と裏面側との双方に設
けてもよく、プラズマ空間に磁場勾配を形成すればよ
い。したがって、磁石29の位置に限らず、ウエハAを
斜めに設置しても、またウエハAの位置を変えてもよ
い。すなわち、ウエハAと磁石29との位置関係を相対
的に設定すればよい。
【0044】次に、上記マグネトロンエッチング装置に
おける磁界分布の最適条件を説明する。最適条件は、
(1) 磁力線がウエハAの表面に対して平行であって、こ
れに交叉しないこと、(2) ウエハAの中心部と周辺部と
の磁束密度が同一であること、(3) ローレンツ力による
荷電粒子のドリフトの方向に順次弱くなるように磁束密
度が勾配を持つことの3条件が同時に満たされることで
ある。
【0045】図12は比較例を、図13は最適条件を満
たす場合(実施例)を各々示すマグネトロンエッチング
装置の概略正面断面図である。両図中の矢印は磁界38
の向きを示し、その長さが磁束密度の大きさを表わして
いる。図12中の磁界38は、ウエハAの中心付近では
その表面とほぼ平行になっており、磁束密度は小さい。
ウエハAの左側端部では、磁束密度は大きいが、ウエハ
Aの表面から離れるに従って発散方向に磁界38が湾曲
している。逆にウエハAの右側では、磁界38が収束方
向に湾曲している。一方、図13では、全ての磁界38
がウエハAの表面に対して平行であり、かつほぼ同じ磁
束密度で分布している。
【0046】ここで、ウエハAに対して平行な方向(水
平方向)の磁界38の成分について、ウエハAの中心部
の磁束密度B1に対する周辺部の磁束密度B2の比をR
(=B2/B1)と定義する。図12ではR>1であ
り、図13ではR=1(最小値かつ理想値)である。
【0047】表面に例えばEEPROM素子を形成した
ウエハAでは、絶縁膜のチャージアップにより素子のフ
ラットバンド電圧がエッチング処理中にシフトしてしま
う。そこで、Rの変化に起因してフラットバンド電圧が
−0.5V〜+0.5Vの範囲外にまでシフトする割
合、すなわちチャージアップによる不良発生率(以下、
不良率という。)を実験により調べた。エッチング条件
は、圧力5Pa、印加高周波電力1000W、ガスCH
3 、ガス流量50sccmである。ウエハAの中心部
での磁束密度は、12〜24mTに設定した。
【0048】実験の結果、R=2.4の時には約70%
の不良率であったが、R=1.85の時には不良率が約
28%に減少した。また、Rを約1.0〜1.5の範囲
に設定すれば2つの磁石29のN極とS極との対向方向
(N−S方向)におけるウエハAのチャージアップを防
止できることを確認できた。これは、Rを1に近づける
と、ウエハA面上の磁界38だけでなくプラズマ放電空
間中の磁界38の形状が水平に近づき(図13参照)、
均一なプラズマが形成されるためである。
【0049】図14は、ウエハAの表面上の磁界分布に
関する発散角θの定義を説明するための平面図である。
同図中の矢印は磁界38の向きを示し、その長さが磁束
密度の大きさを表わしている。不図示の電界は、紙面に
対して垂直方向に印加されている。2つの磁石を結ぶ方
向(N−S方向)をx軸とし、それに垂直な方向(E−
W方向)をy軸とする。ウエハAの右側端部に作用して
いる磁界38の矢印のx軸への投影長さをBx、y軸へ
のそれをByとするとき、発散角θ=tan-1(By/
Bx)と定義する。
【0050】図15はθ<0の場合(比較例)を、図1
6はθ>0の場合(実施例)を各々示す磁界分布の平面
図である。図15では、磁界38がE側に膨らむように
分布しており(θ<0)、磁束密度はローレンツ力によ
る荷電粒子のドリフト方向D0〜D2に(すなわちEか
らWに向って)順次強くなるような勾配を持っている。
したがって、ドリフト方向D0〜D2が収束傾向を示す
ようになり、E−W方向におけるチャージアップ量が従
来(図18参照)より増大する。一方、図16では、磁
界38がW側に膨らむように分布しており(θ>0)、
磁束密度は荷電粒子のドリフト方向D0〜D2に(すな
わちEからWに向って)順次弱くなるような勾配を持っ
ている。したがって、ドリフト方向D0〜D2が発散傾
向を示すようになり、E−W方向におけるチャージアッ
プ量が低減される。
【0051】上記R依存性の場合と同じエッチング条件
で不良率のθ依存性を調べたところ、θ=0の時の不良
率は58%であり、θ<0の場合にはこれより悪くな
る。これに対して、θ=+3.8°とすれば、不良率を
5%に低減することができた。また、θを約+1°〜+
89°の範囲に設定すれば、ウエハAのE−W方向のチ
ャージアップを防止できることを確認できた。
【0052】なお、上記実施例では本発明をプラズマエ
ッチングに適用した場合について具体的に説明したが、
本発明はマグネトロンプラズマを発生する全ての場合に
適用可能である。例えばスパッタリング装置、プラズマ
CVD装置、イオン源、電子ビーム源、X線源、アッシ
ング装置等のいずれに適用してもよい。
【0053】また、上記実施例では磁界の分布に勾配を
つけているが、電界の分布に勾配を設けることにより、
ローレンツ力による荷電粒子のドリフト方向をコントロ
ールすることもできる。これによって、磁界に勾配をも
たせた場合と同様の効果を得ることができる。
【0054】本発明は、理解を明瞭にするために図解お
よび例示の方法によって以上のとおり詳細に説明された
けれども、ある変化およびある変形は特許請求の範囲で
行なわれ得る。
【0055】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、請求項1〜4
の発明によれば、プラズマ中の荷電粒子のドリフト方向
を発散させるように電界と磁界とをプラズマ空間に印加
する構成を採用したので、プラズマの偏りを小さくし、
チャージアップによる被処理材の損傷を低減することが
できる。本発明を例えば半導体装置の製造工程に応用す
ると、高効率かつ低損傷のプラズマ処理が実現でき、半
導体装置の歩留まりや信頼性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るプラズマ処理方法におけ
る磁界分布を説明するためのプラズマ処理装置の概略平
面断面図である。
【図2】本発明の実施例に係るプラズマ処理方法におけ
る他の磁界分布を説明するための図1と同様の図であ
る。
【図3】(a)は本発明の実施例に係るマグネトロンエ
ッチング装置において磁場勾配を形成するための磁界印
加装置の第1構成例を示す概略斜視図であり、(b)は
その概略平面図である。
【図4】(a)は磁界印加装置の第2構成例を示す概略
平面図であり、(b)はその概略斜視図である。
【図5】磁界印加装置の第3構成例を示す概略斜視図で
ある。
【図6】磁界印加装置の第4構成例を示す概略斜視図で
ある。
【図7】磁界印加装置の第5構成例を示す概略斜視図で
ある。
【図8】磁界印加装置の第6構成例を示す概略斜視図で
ある。
【図9】(a)は磁界印加装置の第7構成例を示す概略
平面図であり、(b)はその磁場勾配の説明図である。
【図10】(a)は磁界印加装置の第8構成例を示すあ
る瞬間の概略平面図であり、(b)は他の瞬間における
同様の図である。
【図11】本発明の実施例に係るマグネトロンエッチン
グ装置におけるプラズマ密度、エッチング速度および電
位の分布を示すグラフである。
【図12】本発明の比較例に係るプラズマ処理方法にお
ける磁界分布を示すマグネトロンエッチング装置の概略
正面断面図である。
【図13】本発明の実施例に係るプラズマ処理方法にお
ける磁界分布を示す図12と同様の図である。
【図14】ウエハ表面上の磁界分布に関する発散角θの
定義を説明するための平面図である。
【図15】本発明の比較例に係るプラズマ処理方法にお
ける磁界分布の平面図である。
【図16】本発明の実施例に係るプラズマ処理方法にお
ける図15と同様の図である。
【図17】従来のプラズマ処理装置の概略正面断面図で
ある。
【図18】図17のプラズマ処理装置の概略平面断面図
である。
【図19】従来のマグネトロンエッチング装置の正面断
面構造図である。
【図20】図19のマグネトロンエッチング装置におけ
る被処理基板としてのウエハと磁界との関係を示す概略
平面図である。
【図21】図20中のX−X断面におけるプラズマ密
度、エッチング速度および電位の分布を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1,21 処理チャンバ 2,3,22,23 電極 4 被処理材 5,32 (高周波)電源 8 磁界印加装置 9 電界 10,12,14,38 磁界 29 磁石 29a 磁石本体 29b 棒磁石 29c 電磁石 29d サブ電磁石 30 マグネトロンエッチング装置 A 被処理基板(半導体ウエハ) D ローレンツ力による荷電粒子のドリフト方向
フロントページの続き (72)発明者 中川 聡 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減圧を保持するチャンバ内のガスを電界
    と磁界とによるマグネトロン放電によってプラズマ化す
    るためのプラズマ発生装置であって、 互いの間の空間中のガスを電離させるための電界を前記
    空間に印加するように前記チャンバ内に設置された少な
    くとも2つの電極と、 前記電極による電界と交叉する方向に、かつ前記空間中
    のガスから生じた荷電粒子が各々ローレンツ力を受けて
    互いに発散する方向にドリフトするように、前記空間に
    磁界を印加するための磁界印加装置とを備えたことを特
    徴とするプラズマ発生装置。
  2. 【請求項2】 減圧を保持するチャンバ内のガスを電界
    と磁界とによるマグネトロン放電によってプラズマ化す
    るためのプラズマ発生装置であって、 互いの間の空間中のガスを電離させるための電界を前記
    空間に印加するように前記チャンバ内に設置された少な
    くとも2つの電極と、 前記電極による電界と交叉する方向に、前記空間中のガ
    スから生じた荷電粒子の各々に働くローレンツ力による
    該荷電粒子のドリフトの方向に順次磁束密度が弱くなる
    勾配を持った磁界を前記空間に印加するための磁界印加
    装置とを備えたことを特徴とするプラズマ発生装置。
  3. 【請求項3】 減圧空間内のガスを電界と磁界とによる
    マグネトロン放電によってプラズマ化するためのプラズ
    マ発生方法であって、 前記減圧空間内にガスを導入するステップと、 前記減圧空間内に導入されたガスを電離させるように該
    減圧空間に電界を印加するステップと、 前記印加された電界と交叉する方向に、かつ前記減圧空
    間中のガスから生じた荷電粒子が各々ローレンツ力を受
    けて互いに発散する方向にドリフトするように、前記減
    圧空間に磁界を印加するステップとを備えたことを特徴
    とするプラズマ発生方法。
  4. 【請求項4】 減圧空間内のガスを電界と磁界とによる
    マグネトロン放電によってプラズマ化するためのプラズ
    マ発生方法であって、 前記減圧空間内にガスを導入するステップと、 前記減圧空間内に導入されたガスを電離させるように該
    減圧空間に電界を印加するステップと、 前記印加された電界と交叉する方向に、前記減圧空間中
    のガスから生じた荷電粒子の各々に働くローレンツ力に
    よる該荷電粒子のドリフトの方向に順次磁束密度が弱く
    なる勾配を持った磁界を前記減圧空間に印加するステッ
    プとを備えたことを特徴とするプラズマ発生方法。
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