JP2947995B2 - プラズマ処理方法および処理装置 - Google Patents

プラズマ処理方法および処理装置

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JP2947995B2 JP3288888A JP28888891A JP2947995B2 JP 2947995 B2 JP2947995 B2 JP 2947995B2 JP 3288888 A JP3288888 A JP 3288888A JP 28888891 A JP28888891 A JP 28888891A JP 2947995 B2 JP2947995 B2 JP 2947995B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、低温プラズマを応用
したプラズマ処理方法および処理装置に関し、特に磁界
を印加した高効率のプラズマ処理方法および処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図面を参照しながら従来の技術について
説明する。図6に従来のプラズマ処理装置の断面構造概
略図を示す。図6(b)は図6(a)の矢印c方向から
見た断面構造概略図である。処理室61は、排気口62
から排気され、ガス導入口63から所望のガスが導入さ
れる。被処理基板64は、下部電極65上に置かれ、下
部電極65は絶縁性の支持台66上に設置されている。
また、下部電極65は高周波電源67に接続され、処理
室61は接地されており、下部電極65と処理室61と
の間でプラズマが発生する。さらに、永久磁石や電磁石
による磁界発生器68が設置されており、図6に示す配
置でS極N極が配置されている場合は、プラズマ中のイ
オンや電子が矢印69の方向にドリフトする。このドリ
フトにより、プラズマの密度が高くなるが、下部電極6
5が終端を持つため、下部電極65の終端(ドリフト経
路の終端)付近70にプラズマの偏りが発生する。従来
のプラズマ処理方法では、プラズマの偏りによる処理の
不均一性を改善するために、一点鎖線71で示す下部電
極65の中心を回転軸として磁界発生器68を回転させ
るなどしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
イオンや電子のドリフトする径路に終端があるため、効
率が悪く、プラズマの偏りによる処理の不均一性が発生
した。また、これを緩和するために、磁界発生器68を
回転させるなどの機械装置が必要となり、故障の原因と
なった。また、半導体装置の製造工程に応用した場合
に、プラズマの偏りによるチャージアップが発生し、半
導体装置に損傷を与えることがしばしばあった。
【0004】この発明の目的は、磁界によるプラズマの
偏りをなくし、均一かつ高効率かつ被処理基板のチャー
ジアップによる損傷を小さく抑えたプラズマ処理を行う
ことのできるプラズマ処理方法および処理装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のプラズマ
処理方法は、接地した処理室内の制御用平板電極に被処
理基板を設置し、制御用平板電極に対向し、処理室の内
壁に固定された絶縁性の支持台を介して中空に設置され
た平板型の高周波印加電極に高周波電力を印加し、高周
波印加電極の制御用平板電極に対向した側の空間と制御
用平板電極に対向していない側の空間の両方で、高周波
印加電極の平板面に平行な磁界を形成するようにしてい
る。
【0006】請求項2記載のプラズマ処理方法は、接地
した処理室内の制御用平板電極に被処理基板を設置し、
被処理基板と中心軸が垂直になるように配置した筒状の
高周波印加電極に高周波電力を印加し、高周波印加電極
と中心軸を同一にする筒状の接地電極を接地し、高周波
印加電極および接地電極から被処理基板に対して発散磁
界を形成するようにしている。
【0007】請求項3記載のプラズマ処理方法は、接地
した処理室内の制御用平板電極に被処理基板を設置し、
被処理基板と中心軸が垂直になるように配置した筒状の
高周波印加電極に高周波電力を印加し、高周波印加電極
と中心軸を同一にする筒状の接地電極を接地し、高周波
印加電極および接地電極から被処理基板に対して平行磁
界を形成するようにしている。
【0008】請求項4記載のプラズマ処理方法は、接地
した処理室内の制御用平板電極に被処理基板を設置し、
被処理基板と中心軸が垂直になるように配置した筒状の
高周波印加電極に高周波電力を印加し、高周波印加電極
と中心軸を同一にする筒状の接地電極を接地し、高周波
印加電極および接地電極と被処理基板との間にカスプ磁
界を形成するようにしている。
【0009】請求項5記載のプラズマ処理装置は、接地
した処理室と、被処理基板を設置する制御用平板電極
と、制御用平板電極に対向し、処理室の内壁に固定され
た絶縁性の支持台を介して中空に設置された平板型の高
周波印加電極と、高周波印加電極の制御用平板電極に対
向した側の空間と制御用平板電極に対向していない側の
空間の両方で、高周波印加電極の平板面に平行な磁界を
発生する磁界発生器とを備えている。請求項6記載のプ
ラズマ処理装置は、接地した処理室と、被処理基板と中
心軸が垂直になるように配置し高周波電力が印加される
筒状の高周波印加電極と、この高周波印加電極と中心軸
を同一にする筒状の接地電極と、被処理基板を設置する
制御用平板電極と、高周波印加電極および接地電極の近
傍に配置し高周波印加電極および接地電極の中心軸と平
行な方向に磁界を発生する筒状電極側磁界発生器とを備
えている。
【0010】請求項7記載のプラズマ処理装置は、請求
項6記載のプラズマ処理装置において、被処理基板の近
傍に配置し高周波印加電極および接地電極の中心軸と平
行な方向に磁界を発生する被処理基板側磁界発生器を設
けている。
【0011】
【作用】請求項1,5記載のプラズマ処理方法および処
理装置は、平板型の高周波印加電極が磁界と垂直な方向
のプラズマに囲まれるので、イオンや電子は磁界の方向
を軸として高周波印加電極の周りを旋回する。また、請
求項2,3,4,6,7記載のプラズマ処理方法および
処理装置は、筒状の高周波印加電極と接地電極との間で
発生したプラズマが磁界により筒状の高周波印加電極と
接地電極との間を旋回する。
【0012】したがって、イオンや電子のドリフト径路
に終端が無く閉じているので、プラズマの電離効率が極
めて高くなる。そのため、プラズマの偏りも無くプラズ
マ処理の均一性も高いので、磁界発生器を回転させるた
めの機構も不要である。半導体装置の製造工程に応用し
ても、プラズマの偏りによるチャージアップも無く、半
導体装置の損傷を少なくできる。
【0013】
【実施例】〔第1の実施例〕この発明の第1の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1はこの発明
の第1の実施例のプラズマ処理装置の断面構造概略図で
ある。なお、図1(b)は図1(a)の矢印aの方向か
ら見た断面構造概略図である。
【0014】図1において、処理室1は、排気口2から
排気され、ガス導入口3から所望のガスが導入される。
上部電極(平板型の高周波印加電極)4は、絶縁性の支
持台5により処理室1中に支持されており、第1の高周
波電源6に接続され、高周波電力が印加されている。ま
た、処理室1は接地されており、上部電極4との間で、
プラズマを発生する。上部電極4の終端は電界の局部的
集中を避けるために丸みを帯びている。さらに永久磁石
からなる磁界発生器7があり、図1に示すようにS極N
極が配置されている場合は、矢印8の方向の磁界がプラ
ズマに印加される。被処理基板9は下部電極(制御用平
板電極)10上に置かれ、下部電極10は絶縁性の支持
台11により処理室1中に設置されている。
【0015】処理室1中で発生したプラズマのイオンと
電子は、上部電極4と処理室1の面積比により発生する
陰極降下と磁界により矢印12の方向にドリフトし、上
部電極4の回りを旋回する。イオンや電子のドリフト軌
道は閉じており終端が無いため、プラズマの電離が促進
され、高密度のプラズマが発生し、プラズマの偏りも極
めて少ない。
【0016】このようにして発生した高密度プラズマに
より被処理基板9がプラズマ処理されるが、下部電極1
0が接地されている場合と、第2の高周波電源13に接
続され高周波電力が印加されている場合では、得られる
効果が異なる。これについて、シリコン基板のプラズマ
エッチングに応用したときを例に取り、さらに説明す
る。
【0017】エッチングガスとしてたとえば塩素ガスを
50sccm導入し、処理室1内の圧力を10Paに保
つ。第1の高周波電源6から例えば13.56MHzの
高周波電力を印加し、上部電極4表面の電力密度を例え
ば0.5W/cm2 とし、磁界発生器7からの磁束密度
を例えば100Gaussとした。まず、下部電極10
を接地した場合の被処理基板9のエッチングについて、
図面を参照しながら説明する。図2は被処理基板9の断
面構造図であり、図2(a)はエッチング前の状態、図
2(b)はエッチング後の状態をそれぞれ示している。
【0018】被処理基板9の構造は、シリコン基板21
上に二酸化シリコン膜22が10nmの厚さで形成さ
れ、さらにその上に、多結晶シリコン膜23が400n
mの厚さで形成されている。これらの積層構造の上に、
1200nmの厚さのフォトレジスト24で所望のパタ
ーンを形成している(図2(a))。これを、前記条件
にて、プラズマエッチングをした結果が図2(b)であ
る。下部電極10が接地されているので、プラズマ中の
イオンの方向性は小さく、図2(b)に示すような等方
性のエッチング形状が得られる。
【0019】次に、下部電極10に第2の高周波電源1
3を接続し、高周波電力を印加した場合について述べ
る。第2の高周波電源13から例えば100KHzの高
周波電力を下部電極10に印加し、下部電極10表面の
電力密度を例えば0.3W/cm2 とした。被処理基板
9は、前記例と同じ図2(a)の構造のものを用いた。
図3は、この場合のエッチング後の被処理基板9の断面
構造図である。
【0020】下部電極10に印加された電力により下部
電極10に陰極降下電位が発生し、プラズマ中のイオン
の方向性が増すので、図3のように異方性のエッチング
形状が得られる。この実施例のように、第2の高周波電
源13の周波数(100KHz)が第1の高周波電源6
の周波数(13.56MHz)より十分低い場合、下部
電極10に第2の高周波電源13から印加した電力が小
さくても、陰極降下電圧が大きく得られ、プラズマの生
成とほとんど独立して、被処理基板9に入射するイオン
の方向性を決めることができる。
【0021】〔第2の実施例〕この発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図4,図5は
この発明の第2の実施例のプラズマ処理装置の断面構造
概略図である。図5は図4に示すA−A断面を矢印bの
方向から見た断面構造概略図である。図4,図5におい
て、処理室41は、排気口42から排気され、ガス導入
口43から所望のガスが導入される。高周波印加電極
(筒状の高周波印加電極)44は、絶縁性の支持台45
により処理室41中に支持されており、第1の高周波電
源46に接続され、高周波電力が印加されている。ま
た、接地電極47は高周波印加電極44を同心円状に取
り囲むように設置され、処理室41と同じ電位に接地さ
れている。接地電極47と処理室41の間には、高周波
印加外側電極(筒状の高周波印加電極)48が絶縁性の
支持台45に接地電極47を取り囲む同心円状に設置さ
れ、第1の高周波電源46に接続されている。即ち、高
周波印加電極44と接地電極47と高周波印加外側電極
48と処理室41が同心円状に配置されたプラズマ発生
電極群50を形成している。また、それぞれの電極4
4,47,48の終端は局部的な電界の集中を避ける為
に丸みを帯びている。
【0022】高周波を印加した電極44,48と接地さ
れた電極47及び処理室41の間では、プラズマが発生
する。さらに、処理室41の外側にコイルで作られた第
1の磁界発生器(筒状電極側磁界発生器)49があり、
例えば、図4の矢印bの方向に磁界を印加すると、プラ
ズマ中のイオンや電子は図5の矢印51の方向にドリフ
トし、プラズマ発生電極群50の中を旋回する。イオン
や電子のドリフト軌道は閉じており終端が無いため、プ
ラズマの電離が促進され、高密度のプラズマが発生し、
プラズマの偏りも極めて少ない。被処理基板52は下部
電極(制御用平板電極)53上に置かれ、下部電極53
は絶縁性の支持台54により処理室41中に設置されて
いる。
【0023】下部電極53が接地されており、プラズマ
発生電極群50から被処理基板52に向かって発散磁界
を形成している場合、高密度のプラズマは、発散してい
る方向にドリフトし、被処理基板52に到達する。この
場合、被処理基板52にはバイアス電圧が極めて低いた
め、イオンの方向性が小さく、第1の実施例の図2に示
したような処理が可能となる。
【0024】また、下部電極53が接地されており、コ
イルで作られた第1の磁界発生器49の形状あるいは位
置を変えることにより、プラズマ発生電極群50から被
処理基板52までが平行磁界を形成している場合は、プ
ラズマが被処理基板52に対して垂直方向に入射しやす
くなり、処理室41内の圧力をたとえば0.1Pa程度
にすると、第1の実施例の図3に示したような処理が可
能となる。しかし、プラズマエッチングに応用する場
合、オーバーエッチが多くなると、本実施例のように被
エッチング膜が多結晶シリコン膜23のような場合、図
2(b)に示すようなアンダーカット形状に加工される
ことがある。
【0025】なお、下部電極53が第2の高周波電源5
5に接続され、高周波電力を印加された場合、例えば、
第1の高周波電源の周波数が13.56MHzで第2の
高周波電源55の周波数が100KHzであれば、第2
の高周波電源55の電力が小さくても、下部電極53に
発生するバイアス電圧が大きく、プラズマの生成にほと
んど影響を与えずに、被エッチング基板52に入射する
イオンのエネルギーをコントロールすることができる。
【0026】さらに、下部電極53付近の処理室41の
周りに第2の磁界発生器(被処理基板側磁界発生器)5
6(図4参照)を設け、第1の磁界発生器49による磁
界との間でカスプ磁界を形成する場合、プラズマ発生電
極群50で発生したプラズマは円運動をしながらカスプ
磁界により混ざり合い、一様なプラズマとなり被処理基
板52に到達する。これにより、被処理基板52は均一
なプラズマ処理を受ける。この場合にも、下部電極53
に第2の高周波電源55から高周波電力を印加すれば、
入射するイオンのエネルギーをコントロール出来ること
は言うまでもない。
【0027】この実施例のプラズマ処理装置は、高密度
のプラズマが、均一に生成できるので、極めて効率が高
い。また、例えば半導体装置の製造工程に応用した場
合、プラズマのかたよりがないため、チャージアップに
よるダメージを少なく抑えながら、高速の処理が可能で
ある。以上、この発明の実施例について述べたが、高周
波電源の周波数や、電力、ガスの種類、同心円状に配置
した電極の数等は、ここで述べたもの以外でも構わな
い。
【0028】
【発明の効果】以上のようにこの発明のプラズマ処理方
法および処理装置によれば、極めて効率の高いプラズマ
処理を均一性良く行え、かつ、被処理基板の損傷も少な
い。余分な機構を必要とせず、装置としても故障を少な
くできる。また、制御用平板電極の印加電圧により被処
理基板に入射するイオンの方向性やエネルギーをコント
ロールすることができ、例えば、プラズマエッチングに
よる加工において、様々な断面形状にエッチングするこ
とが容易となる。さらに磁界の印加の仕方によっても同
様の制御が可能である。この発明では、以上のように広
範囲に渡る種々の処理を制御性良く極めて高い効率でし
かもチャージアップによる損傷を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のプラズマ処理装置の
断面構造概略図である。
【図2】被処理基板の断面構造図である。
【図3】被処理基板の断面構造図である。
【図4】この発明の第2の実施例のプラズマ処理装置の
断面構造概略図である。
【図5】この発明の第2の実施例のプラズマ処理装置の
断面構造概略図である。
【図6】従来のプラズマ処理装置の断面構造概略図であ
る。
【符号の説明】
1 処理室 4 上部電極(平板型の高周波印加電極) 7 磁界発生器 9 被処理基板 10 下部電極(制御用平板電極) 41 処理室 44 高周波印加電極(筒状の高周波印加電極) 47 接地電極 48 高周波印加外側電極(筒状の高周波印加電極) 49 第1の磁界発生器(筒状電極側磁界発生器) 52 被処理基板 53 下部電極(制御用平板電極) 56 第2の磁界発生器(被処理基板側磁界発生器)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接地した処理室内の制御用平板電極に被
    処理基板を設置し、前記制御用平板電極に対向し、前記
    処理室の内壁に固定された絶縁性の支持台を介して中空
    に設置された平板型の高周波印加電極に高周波電力を印
    加し、前記高周波印加電極の前記制御用平板電極に対向
    した側の空間と前記制御用平板電極に対向していない側
    の空間の両方で、前記高周波印加電極の平板面に平行な
    磁界を形成するプラズマ処理方法。
  2. 【請求項2】 接地した処理室内の制御用平板電極に被
    処理基板を設置し、前記被処理基板と中心軸が垂直にな
    るように配置した筒状の高周波印加電極に高周波電力を
    印加し、前記高周波印加電極と中心軸を同一にする筒状
    の接地電極を接地し、前記高周波印加電極および接地電
    極から前記被処理基板に対して発散磁界を形成するプラ
    ズマ処理方法。
  3. 【請求項3】 接地した処理室内の制御用平板電極に被
    処理基板を設置し、前記被処理基板と中心軸が垂直にな
    るように配置した筒状の高周波印加電極に高周波電力を
    印加し、前記高周波印加電極と中心軸を同一にする筒状
    の接地電極を接地し、前記高周波印加電極および接地電
    極から前記被処理基板に対して平行磁界を形成するプラ
    ズマ処理方法。
  4. 【請求項4】 接地した処理室内の制御用平板電極に被
    処理基板を設置し、前記被処理基板と中心軸が垂直にな
    るように配置した筒状の高周波印加電極に高周波電力を
    印加し、前記高周波印加電極と中心軸を同一にする筒状
    の接地電極を接地し、前記高周波印加電極および接地電
    極と前記被処理基板との間にカスプ磁界を形成するプラ
    ズマ処理方法。
  5. 【請求項5】 接地した処理室と、被処理基板を設置す
    る制御用平板電極と、前記制御用平板電極に対向し、前
    記処理室の内壁に固定された絶縁性の支持台を介して中
    空に設置された平板型の高周波印加電極と、前記高周波
    印加電極の前記制御用平板電極に対向した側の空間と前
    記制御用平板電極に対向していない側の空間の両方で、
    前記高周波印加電極の平板面に平行な磁界を発生する磁
    界発生器とを備えたプラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】 接地した処理室と、被処理基板と中心軸
    が垂直になるように配置し高周波電力が印加される筒状
    の高周波印加電極と、この高周波印加電極と中心軸を同
    一にする筒状の接地電極と、前記被処理基板を設置する
    制御用平板電極と、前記高周波印加電極および接地電極
    の近傍に配置し前記高周波印加電極および接地電極の中
    心軸と平行な方向に磁界を発生する筒状電極側磁界発生
    器とを備えたプラズマ処理装置。
  7. 【請求項7】 被処理基板の近傍に配置し高周波印加電
    極および接地電極の中心軸と平行な方向に磁界を発生す
    る被処理基板側磁界発生器を設けた請求項6記載のプラ
    ズマ処理装置。
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