JPH0547715A - マグネトロンプラズマ処理装置 - Google Patents

マグネトロンプラズマ処理装置

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JPH0547715A
JPH0547715A JP3234060A JP23406091A JPH0547715A JP H0547715 A JPH0547715 A JP H0547715A JP 3234060 A JP3234060 A JP 3234060A JP 23406091 A JP23406091 A JP 23406091A JP H0547715 A JPH0547715 A JP H0547715A
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magnetron plasma
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electrode
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俊久 野沢
Keiji Horioka
啓治 堀岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 漏洩磁力が装置の他の構成部に悪影響を与え
ることがなく、且つ、被処理体の全面について均一な処
理を行なうことができるマグネトロンプラズマ処理装置
を提供する。 【構成】 磁界発生手段20を円周溝32a内に配置す
ることにより、洩れ磁束を低減して漏洩磁力が装置の他
の構成部に悪影響を与えることを防止する。加えて、こ
の円周溝32aを反応室30を形成する壁部のマグネト
ロンプラズマ生成領域を囲む領域に配置することによ
り、磁界の水平成分の強度が、ウエハ50の全面につい
て均一となる。さらに、円周溝32aが形成された反応
室50の壁および磁界発生手段20が、ウエハ50を反
応室30内に搬入する際および反応室30内から搬出す
る際に平行平板電極12,32bと垂直な方向に移動さ
せることができる構成とすることにより、処理時におけ
る反応室30の容積を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体製造装置
等に使用される、マグネトロンプラズマ処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、マグネトロンプラズマ処理装置と
しては、例えば半導体素子の製造に使用されるドライエ
ッチング装置や薄膜形成装置等が知られている。この種
のマグネトロンプラズマ処理装置においては、装置の反
応室内にマグネトロンプラズマを生成し、このマグネト
ロンプラズマ内のラジカル、電子、イオン等の作用を利
用して所望の処理(エッチング或いは薄膜形成等)が行
なわれる。
【0003】以下、このようなマグネトロンプラズマ処
理装置について、図4に示したマグネトロンプラズマエ
ッチング装置を例に採って説明する。
【0004】同図において、反応室としてのプロセスチ
ャンバー40は、真空引きを行なうことができ、且つ、
エッチングガスの導入を行なうことができるように構成
されている。また、このプロセスチャンバー40には、
被処理体としてのウエハ50を載置するための載置電極
12と上部電極16を有している。この載置電極12と
上部電極16とは、共に導電性材料で形成されており、
また、上部電極16は接地され、載置電極12には周波
数例えば380kHz または13.75MHzの高周波電力を出力す
るRF電源14が接続されている。このような構成によ
り、上部電極16と載置電極12とを平行平板電極とし
て、カソードカップリング(RIE)方式により、ウエ
ハ50に臨んでプラズマを生成することができる。この
プラズマ内のイオン或いはラジカル等がウエハ50を形
成するシリコン化合物と反応することにより、ウエハ5
0のエッチングが行なわれるのである。
【0005】さらに、かかる装置では、ヨーク18に支
持された永久磁石20を回転軸18aで回転させること
によって、図4に破線で示したように、上部電極16と
載置電極12との間に、この上部電極16および載置電
極12平面に水平な成分を有する磁界を形成している。
これは、上部電極16と載置電極12との間に発生する
電界と、この電界に直交する磁界成分との作用によっ
て、それぞれに直交する方向に電子のサイクロイド運動
を行なわせ、これにより電子とガス分子との衝突の頻度
を増大させるためである。これにより、マグネトロンプ
ラズマの生成量を増大させることができ、したがって、
エッチングの速度を速くすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかるプラズ
マエッチング装置には、プロセスチャンバー40の上部
に永久磁石を設けたことにより、この磁石の漏洩磁力が
装置の他の構成部に悪影響を与えるという課題を有して
いた。
【0007】また、かかる装置では、磁界の水平成分の
みならず、次回の垂直成分が形成されるため、ウエハ5
0面内の場所によるセルフバイアス(VDC)の発生電圧
が異なり、発生電圧が大きい部分においては、チャージ
アップ量が大きくなり、ゲート酸化膜の破壊が発生する
という問題があった。
【0008】このような問題は、マグネトロンプラズマ
エッチング装置に限らず、マグネトロンプラズマによっ
て処理するプラズマスパッタ装置やプラズマCVD装置
等にも共通している。
【0009】本発明は、このような従来技術の有する課
題に鑑みて試されたものであり、漏洩磁力が装置の他の
構成部に悪影響を与えることがなく、且つ、被処理体の
全面について均一な処理を行なうことができるマグネト
ロンプラズマ処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)本発明のマグネト
ロンプラズマ処理装置は、平行平板電極と磁界発生手段
とにより、前記平行平板電極の一方に載置された被処理
体に対して垂直な電界と水平な磁界とを作用させて、反
応室内にマグネトロンプラズマを生成し、このマグネト
ロンプラズマにより前記被処理体を処理するマグネトロ
ンプラズマ処理装置において、前記反応室の前記マグネ
トロンプラズマ生成領域を囲む領域に円周状の壁面を構
成し、この壁面の外部の円周上で前記磁界発生手段のS
極とN極を周回させることが可能な構成としたことを特
徴とする。
【0011】(2)かかる発明においては、前記被処理
物を反応室に搬入および搬出する際、前記平行平板電極
を構成する一方の電極を他の電極に対して垂直方向に移
動させることができるように構成されたことが望まし
い。
【0012】(3)かかる発明においては、前記反応質
の外周部の壁面に、断面が凹状で且つ周方向で連続する
円周溝を形成し、前記磁界発生手段のS極とN極を前記
反応室外部の円周溝内を周回させることが可能な構成と
したことが望ましい。
【0013】(4)かかる発明においては、前記円周溝
が形成された前記反応室の壁面および前記磁界発生手段
が、前記被処理物を前記反応室内に搬入する際および前
記反応室内から搬出する際に前記平行平板電極と垂直な
方向に移動させることができるように構成されたことが
望ましい。
【0014】
【作用】磁界発生手段のS極およびN極を円周溝内に配
置することにより、洩れ磁束を低減して漏洩磁力が装置
の他の構成部に悪影響を与えることを防止する。加え
て、この円周溝を反応室を形成する壁部のマグネトロン
プラズマ生成領域を囲む領域に配置することにより、磁
界の水平成分の強度が、被処理体の全面について均一と
なる。
【0015】さらに、円周溝が形成された反応室の壁お
よび磁界発生手段が、被処理物を反応室内に搬入する際
および反応室内から搬出する際に平行平板電極と垂直な
方向に移動させることができる構成とすることにより、
処理時における反応室の容積を小さくする。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例として、本発明をマグ
ネトロンプラズマエッチング装置に適用した場合につい
て説明する。
【0017】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例に係わるマグネトロンプラズマエッチング装置の構成
を概略的に示す断面図である。
【0018】図において、反応室を形成するためプロセ
スチャンバー30は、例えばアルミニウムからなる非磁
性体の上部チャンバー32と下部チャンバー34とを有
している。また、この上部チャンバー32には、円周溝
32aが設けられており、この円周溝32a内には、2
個の永久磁石20が、例えば軟鉄等の良磁性体からなる
ヨーク18の両端で支持されて、配設されている。かか
る構成によれば、ヨーク18の回転軸18aを回転させ
ることで、永久磁石20を円周溝32a内で周回させる
ことができる。
【0019】なお、このプロセスチャンバー30は、図
示していない真空ポンプによって真空引きを行なうこ
と、および、図示していない給気口よりエッチングガス
を供給することができる。
【0020】被処理体であるウエハ50は、載置電極1
2の上に載置固定される。載置固定を行なう方式として
は、例えば、静電チャック方式を用いることができる
(図示せず)。これは、クーロン力によってウエハ50
を吸引して載置電極12に固定する方式である。
【0021】また、上部チャンバー32の、載置電極1
2と対向する壁部は、非磁性体からなり、上部電極32
bを構成している。本実施例では、永久磁石20をプロ
セスチャンバー30の外部に設けたので、このように、
上部チャンバー32の上壁部を上部電極32bとして使
用することが可能となる。
【0022】本実施例のマグネトロンエッチング装置で
は、この上部電極32bを接地し、上述の載置電極12
にRF電力を供給することにより、平行平板電極を構成
している。すなわち、上部電極32bをカソード電極と
して作用させ、載置電極12をアノード電極として作用
させることにより、RIE方式のマグネトロンプラズマ
エッチング装置を構成している。かかる構成によれば、
チャンバー内を真空引きした状態でエッチングガスを導
入し、上記平行平板電極(上部電極32bと載置電極1
2)の間に電界を発生させることで、この平行平板電極
間にエッチングガスによるプラズマを生成することがで
きる。
【0023】このように、本実施例では、上部電極32
bとして、上部チャンバー32の上壁部を使用している
ので、装置の構成を簡単にすることができるとともに、
プロセスチャンバー30内の容積を小さくすることがで
きる。また、この上部電極32bは、絶縁材32cによ
って上部チャンバー32の他の構成部と絶縁されている
ので、円周溝32aが電極として作用することはなく、
したがって、図1に実線で示すように、ウエハ50の表
面に垂直な電界を発生させることができる。
【0024】また、本実施例のマグネトロンエッチング
装置では、上述したように、上部チャンバー32に形成
された円周溝32a内を周回する永久磁石20により、
上部電極32bと載置電極12との間に水平磁界を発生
させる。
【0025】このように、永久磁石20を円周溝32a
内に配置することにより、上部電極32bと載置電極1
2との間のプラズマ発生領域を臨んで、2個の永久磁石
20を対向させることができるので、上部電極32bお
よび載置電極12に対して平行な磁界、すなわち、上部
電極32bと載置電極12との間に発生する電界に垂直
な磁界を発生させることができる。したがって、上部電
極32bと載置電極12との間で発生したプラズマの密
度を均一にすることができ、ウエハ50の全域で均一な
エッチングを行うことが可能となる。
【0026】また、永久磁石20を円周溝32a内に配
置することにより、この永久磁石の周囲を円周溝32a
とヨーク18とで囲むこととなる。磁力線は透磁率の高
い領域に形成されるので、永久磁石50により生じてウ
エハ50に対する平行磁界に寄与しない磁力線をヨーク
18に通過させることができ、また、下部チャンバー3
4を被う図示しない良磁気導体(例えば軟鉄)を設けれ
ば、漏洩磁力がプロセスチャンバー30の外部に作用す
ることを低減することが可能となる。このようにして、
漏洩磁界の防止を図ることができる。
【0027】図2は、本実施例のマグネトロンエッチン
グ装置の、ゲート34aからウエハ50の搬入・搬出を
行なう際の状態を示す概念図である。本実施例のマグネ
トロンエッチング装置では、図示していない駆動手段に
より、ヨーク18を矢印Aで示した方向に持ち上げるこ
とができるように構成されている。また、本実施例で
は、上部チャンバー32と下部チャンバー34との接合
は、べローズ36を介して行われており、したがって、
上部チャンバー32も、ヨーク18と共に、矢印Aで示
した方向に持ち上げることが可能となる。このようにし
てヨーク18と上部チャンバー32とを矢印Aで示した
方向に持ち上げ、ゲート34aを開き、続いて、載置電
極12に設けられた突き上げピン12aを上昇させ、ゲ
ート34aから搬送アーム38に保持されて搬入された
ウエハ50を突き上げピン12aの上に載せ、この突き
上げピン12aを下降させることで、ウエハ50の載置
電極12への載置を行なうことができる。その後、ゲー
ト34aを閉じ、ヨーク18と上部チャンバー32とを
矢印Aで示した方向と逆の方向に下降させて図1に示し
た状態に戻し、上述したようなウエハ50のエッチング
処理を行なえばよい。また、ウエハ50のエッチング処
理が終了した後は、ヨーク18と上部チャンバー32と
を矢印Aで示した方向に再度持ち上げ、ゲート34aを
開き、ウエハ50を載置した突き上げピン12aを上昇
させることによりウエハ50を上昇させ、このウエハ5
0を搬送アーム38で保持させてプロセスチャンバー3
0の外へ復帰させることにより、ウエハ50の搬出を行
なう。
【0028】これにより、プロセスチャンバー30の容
積は、エッチングの際は小さくなり、ウエハ50の搬入
・搬出の際は大きくなる。すなわち、ウエハ50の搬入
・搬出を簡単な構成で行なうことができるとともに、エ
ッチング時のプロセスチャンバー30の容積を小さくす
ることが可能となる。
【0029】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について説明する。
【0030】本実施例は、載置電極12に昇降軸12a
を設け、この昇降軸12aを下降させてウエハの搬入お
よび搬出を行う点、および、チャンバー30に円周溝3
2aを設けていない点で、上述の実施例1と異なる。
【0031】図3は、本実施例に係わるマグネトロンプ
ラズマエッチング装置の構成を概略的に示す断面図であ
る。
【0032】図において、反応室を形成するためプロセ
スチャンバー30の外側面と対向するように、2個の永
久磁石20が、例えば軟鉄等の良磁性体からなるヨーク
18の両端で支持されて、配設されている。
【0033】ウエハ50は、載置電極12の上に載置固
定される。載置固定を行なう方式としては、実施例1と
同じものが使用できる。
【0034】また、チャンバー30の、載置電極12と
対向する壁部は、非磁性体からなり、上部電極32bを
構成している。
【0035】このような構成によれば、チャンバー30
の外側面に沿って周回する永久磁石20により、上部電
極32bと載置電極12との間に水平磁界を発生させる
ことができるので、上述の実施例1と同様、上部電極3
2bおよび載置電極12に対して平行な磁界、すなわ
ち、上部電極32bと載置電極12との間に発生する電
界に垂直な磁界を発生させることができる。したがっ
て、上部電極32bと載置電極12との間で発生したプ
ラズマの密度を均一にすることができ、ウエハ50の全
域で均一なエッチングを行うことが可能となる。
【0036】また、本実施例では、載置電極12に昇降
軸12aが設けられている。この昇降軸12aは、図示
していない駆動手段によって昇降させることができる。
このような構成によれば、この昇降軸12aによって載
置電極12を矢印Bで示した方向に下降させ、ゲート3
2aを開くことにより、ウエハ50の搬入或いは搬出を
行なうことができる。
【0037】このように、本実施例によれば、ヨーク1
8およびチャンバー30の上部(実施例1の上部チャン
バー32に該当する部分)を昇降させる必要がないの
で、上述の実施例1のような円周溝32aを設ける必要
がない。
【0038】実施例1に示した装置では、ヨーク18お
よびチャンバー30の上部を昇降させる構成となってい
た。したがって、円周溝32aを設けずに、プロセスチ
ャンバー30の外側面と対向するように2個の永久磁石
20を配設した場合、ウエハ50と永久磁石20との間
にゲート34aやべローズ36が位置してしまうことと
なる。このため、実施例1では、上部チャンバー32に
円周溝32aを設け、この円周溝32の内部で、2個の
永久磁石20を周回させることとした。
【0039】これに対して、本実施例では、昇降軸12
aを下降させてウエハ50の搬入および搬出を行う構成
としたので、このような問題は生じず、円周溝32aを
設ける必要がないのである。
【0040】これにより、本実施例によれば、エッチン
グ時のプロセスチャンバー30の横方向の寸法を小さく
することが可能となる。
【0041】なお、本発明は上記実施例1および実施例
2に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で
種々変形実施が可能である。
【0042】例えば、上述の実施例1,2に示したマグ
ネトロンプラズマエッチング装置では、チャンバー30
の上面をカソード電極として使用したが、別に反応室内
にカソード電極を配置する構成としてもよい。かかる構
成によっても、従来の装置と比較すれば、反応室内の容
積を非常に小さくすることができ、大きい効果を得るこ
とができる。
【0043】また、上述の実施例1,2では、磁界発生
手段としてヨーク18の両端で支持された2個の永久磁
石20を使用したが、ヨーク18に支持された多数の電
磁石を順次オン−オフさせることによって、これと同じ
磁界を発生させることも可能である。
【0044】さらに、本発明は必ずしもマグネトロンプ
ラズマエッチング装置に適用するものに限らず、例えば
プラズマCVD装置等、他のマグネトロンプラズマ処理
装置にも同様に適用できる。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のマ
グネトロンプラズマ処理装置によれば、磁力が装置の他
の構成部に悪影響を与えることがなく、且つ、被処理体
の全面について均一な処理を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わるマグネトロンプ
ラズマエッチング装置の概略断面図である。
【図2】図1に示したマグネトロンエッチング装置の、
ウエハの搬入・搬出を行なう際の状態を示す概念図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例に係わるマグネトロンプ
ラズマエッチング装置の概略断面図である。
【図4】従来のマグネトロンプラズマエッチング装置の
概略断面図である。
【符号の説明】
12 載置電極 12a 昇降軸 14 RF電源 16 上部電極 18 ヨーク 18a 回転軸 20 永久磁石 30 プロセスチャンバー 32 上部チャンバー 32a 円周溝 32b 上部電極 32c 絶縁材 34 下部チャンバー 34a ゲート 36 べローズ 40 プロセスチャンバー
TE032501
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 巧宏 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行平板電極と磁界発生手段とにより、
    前記平行平板電極の一方に載置された被処理体に対して
    垂直な電界と水平な磁界とを作用させて、反応室内にマ
    グネトロンプラズマを生成し、このマグネトロンプラズ
    マにより前記被処理体を処理するマグネトロンプラズマ
    処理装置において、 前記反応室の前記マグネトロンプラズマ生成領域を囲む
    領域に円周状の壁面を構成し、この壁面の外部の円周上
    で前記磁界発生手段のS極とN極を周回させることが可
    能な構成としたことを特徴とするマグネトロンプラズマ
    処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマグネトロンプラズマエ
    ッチング装置において、 前記被処理物を反応室に搬入および搬出する際、前記平
    行平板電極を構成する一方の電極を他の電極に対して垂
    直方向に移動させることができるように構成されたこと
    を特徴とするマグネトロンプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のマグネトロンプラズマエ
    ッチング装置において、 前記反応質の外周部の壁面に、断面が凹状で且つ周方向
    で連続する円周溝を形成し、前記磁界発生手段のS極と
    N極を前記反応室外部の円周溝内を周回させることが可
    能な構成としたことを特徴とするマグネトロンプラズマ
    処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のマグネトロンプラズマ処
    理装置において、前記円周溝が形成された前記反応室の
    壁面および前記磁界発生手段が、前記被処理物を前記反
    応室内に搬入する際および前記反応室内から搬出する際
    に前記平行平板電極と垂直な方向に移動させることがで
    きるように構成されたことを特徴とするマグネトロンプ
    ラズマ処理装置。
JP23406091A 1991-08-20 1991-08-20 マグネトロンプラズマ処理装置 Expired - Fee Related JP3170319B2 (ja)

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