JPH05334A - プレス加工装置 - Google Patents

プレス加工装置

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Publication number
JPH05334A
JPH05334A JP3151274A JP15127491A JPH05334A JP H05334 A JPH05334 A JP H05334A JP 3151274 A JP3151274 A JP 3151274A JP 15127491 A JP15127491 A JP 15127491A JP H05334 A JPH05334 A JP H05334A
Authority
JP
Japan
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cam
die
punch
drive
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP3151274A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunji Kamiya
俊二 神谷
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH05334A publication Critical patent/JPH05334A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カムパッドのワーク拘束力を高める。 【構成】 ドライブカム20の第1のドライブカム面2
1で駆動したカムダイ6を第1の規制面29で拘束して
加工位置P2に静止させる一方、第2のドライブカム面
23でカムパッド13を駆動してカムダイ6とカムパッ
ド13との間にワークWを加圧拘束し、第2の規制面3
0によりカムパッド13をその位置に拘束する。第3の
ドライブカム面24により駆動されるカムポンチ14で
エンボス部Eの加工を行い、加工後に突起部19とT溝
25との係合によりドライブカム20の上昇に応じてカ
ムポンチ14を強制的に引き戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下型上のカムダイとカ
ムポンチとを上型の昇降動作に応じてスライド駆動させ
てプレス加工を行うようにしたプレス加工装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のプレス加工装置として例えば図
13に示す構造のものが知られている。図13は予め断
面コ字状に形成されたワークWaの側壁部にエンボス部
Eを内側に向けて曲折形成するためのプレス加工装置を
示しており、図13から明らかなようにワークWaの上
方への取り出しに際してエンボス部Eが引っ掛かりの関
係となるいわゆるインバース形状となっているためにこ
のインバース形状を回避できるように型構造そのものが
工夫されている。
【0003】図13の下型1上にはリフタープレート2
があり、このリフタープレート2の上に断面コ字状のワ
ークWaが位置決めされる。リフタープレート2は下型
1に固定されることなく上下動可能となっており、後述
するように上型3とともにプッシャーピン4が上昇する
とワークWaがリフタープレート2ごとクッションピン
5によって所定高さ位置まで押し上げられる。
【0004】また、下型1上には図14にも示すように
カムダイ6とカムスライド51とがそれぞれ水平方向に
スライド可能に設けられており、カムスライド51の先
端にはポンチ52が固定されているとともにパッド53
がガイドロッド54とコイルスプリング55とを介して
進退可能に装着されている。
【0005】他方、上型3にはパッド7が弾性体8を介
して弾性支持されているほか、ドライブカム56が固定
されており、ドライブカム56によりカムダイ6とカム
スライド51とが駆動されることでカムダイ6とポンチ
52との協働のもとにエンボス部Eの加工が行われる。
【0006】すなわち、上型3が下降すると最初にクッ
ションピン5がプッシャーピン4によって押し下げられ
ることから、ワークWaが載置されたリフタープレート
2が下型1に着座する。なおも上型3が下降すると、ワ
ークWaがパッド7によって加圧拘束されたのちに、ド
ライブカム56のドライブカム面57とカムダイ6側の
傾斜カム面9との摺接によりカムダイ6が矢印S方向と
逆方向にスライドし、ワークWaのうちエンボス部Eが
形成されるべき内側面に初めてカムダイ6が密着する。
そして、以降はカムダイ6がドライブカム56の縦壁面
58によって拘束されることでカムダイ6はその位置で
静止している。
【0007】こののち、ドライブカム56のドライブカ
ム面59とカムスライド51の傾斜カム面60とが摺接
するようになるとカムスライド51がワークWaに対し
て前進する。そして、パッド53でワークWaを加圧拘
束しながらポンチ52をカムダイ6側に押し込むことで
図13に示すようにエンボス部Eが曲折成形されること
になる。
【0008】図13の状態から上型3が上昇し始める
と、上記の順序とは逆に先ずカムスライド51が後退
し、次いでドライブカム56のドライブカム面61とカ
ムダイ6の傾斜カム面10との摺接によりカムダイ6が
矢印S方向にスライドする。その結果、カムダイ6およ
びポンチ52の双方が、成形されたエンボス部Eから抜
け出ることから、これによって成形後のワークWaを真
上に取り出すことが可能となる。
【0009】なお、図15に示すようにドライブカム5
6のドライブカム面59にはT溝62が形成されている
一方、カムスライド51の傾斜カム面60にはT溝62
に噛み合う突起部63が形成されており、カム面59,
60同士の摺動を許容しつつT溝62と突起部63とが
係合するようになっている。したがって、上型3の上昇
時にはドライブカム56の上昇変位に応じてポンチ52
がエンボス部Eから強制的に引き抜かれることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の構
造においては、パッド53によるワークWaの拘束力を
コイルスプリング55によって得るようにしているもの
であるが、寸法的な制約のためにスプリング力の大きな
コイルスプリング55を採用するにもおのずと限界があ
り、パッド53の拘束力不足のために板厚の大きなワー
クについては成形することが困難であった。
【0011】また、エンボス部Eの形状や深さが大きく
なるとエンボス部Eとポンチ52との間のいわゆる食い
付き力が大きくなることから、そのためにポンチ52を
ドライブカム56の変位によってエンボス部Eから強制
的に引き戻すようにしているものであるが、上記のよう
にコイルスプリング55の発生する力が十分でないとコ
イルスプリング55自体がポンチ52の食い付き力に打
ち勝てずにパッド53がストリッパとして十分に機能し
なくなる。その結果、ポンチ52を引き抜く際にワーク
Waの変形を招き、成形品質の向上に限界がある。
【0012】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、従来の型構造を基本としつつも十分に大き
なパッド力が得られるようにした型構造を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワークが位置
決めされた下型上のカムダイとカムポンチとを上型の昇
降動作に応じて水平方向にスライド駆動させ、これらカ
ムダイとカムポンチとの相対移動によりワークにプレス
加工を施すようにした装置において、上型に固定され、
第1,第2および第3の傾斜した三つのドライブカム面
のほか、第1のドライブカム面に連続する鉛直な第1の
規制面および第2のドライブカム面に連続する鉛直な第
2の規制面が形成されたドライブカムと、下型上に設け
られ、上型の昇降動作に応じて第1のドライブカム面と
の摺接により加工位置と退避位置との間を水平方向にス
ライドし、カムポンチによる加工開始時から加工終了時
まではドライブカムの第1の規制面により拘束されて加
工位置で静止しているカムダイと、下型上に設けられ、
上型の昇降動作に応じて第2のドライブカム面との摺接
により水平方向にスライドする一方、カムポンチによる
加工開始に先立ってワークをカムダイとの間に加圧拘束
し、かつカムポンチによる加工が終了してカムポンチが
ワークから離間するまではドライブカムの第2の規制面
により拘束されてワークを加圧拘束した状態で定位置に
静止しているカムパッドと、カムパッドに設けられ、上
型の昇降動作に応じて第3のドライブカム面との摺接に
より水平方向にスライドし、カムダイとカムパッドとで
加圧拘束されているワークにカムダイと協働してプレス
加工を施すカムポンチと、第3のドライブカム面とこの
第3のドライブカム面が摺接するカムポンチ側の傾斜カ
ム面とのうちいずれか一方に形成された係合部および他
方に形成された被係合部を有し、第3のドライブカム面
とカムポンチ側のカム傾斜面との摺接を許容しつつ係合
部と被係合部とを相互に係合させ、上型の上昇時にはド
ライブカムの上昇変位に応じてカムポンチをカムダイか
ら離間する方向に強制的に引き戻すカムポンチ引き戻し
機構とから構成されていることを特徴としている。
【0014】
【作用】この構造によると、カムパッドがドライブカム
との摺接のためにドライブカムによって直接駆動される
ようになっており、したがって、カムパッドがワークを
拘束しているかぎりカムパッドは静止していて実質的に
剛体として機能することから、カムパッドが発生する大
きな力でワークを拘束することができるようになる。
【0015】
【実施例】図1〜図3は本発明の第1の実施例を示す図
で、図4に示すように自動車のサスペンションの構成要
素であるトランスバースリンク(以下、これをワークと
称する)Wを成形するための型構造を例示しており、図
13と共通する部分には同一符号を付してある。
【0016】図1〜図3に示すように下型1上にはL字
状のカムダイ6が水平方向にスライド可能に設けられて
おり、このカムダイ6はコイルスプリング11により図
1の(A)の左方向に付勢されているとともに、下端部
には一対の傾斜カム面9,10が形成されている。
【0017】また、下型1上にはカムダイ6の上に重ね
合わせるようにしてホルダー12を介してカムパッド1
3が水平方向にスライド可能に搭載されており、さらに
カムパッド13の中央部にカムポンチ14が水平方向に
スライド可能に支持されている。そして、カムパッド1
3はコイルスプリング15により、カムポンチ14はコ
イルスプリング16によりそれぞれ図1の(A)の右方
向に付勢されている。カムパッド13には傾斜カム面1
7が形成されている一方、カムポンチ14にも傾斜カム
面18が形成されており、このカムポンチ14の傾斜カ
ム面18には図1の(B)に示すように断面がTボルト
状をなす係合部としての突起部19が形成されている。
【0018】上型3に固定されたドライブカム20の下
端部にはカムダイ6の傾斜カム面9,10に対応する一
対の傾斜した第1のドライブカム面21,22が形成さ
れており、第1のドライブカム面21と傾斜カム面9同
士もしくは第1のドライブカム面22と傾斜カム面10
同士の摺接によりカムダイ6が駆動されてカムダイ6が
水平方向にスライドするようになっている。
【0019】また、ドライブカム20には傾斜した第
2,第3のドライブカム面23,24が互いに平行に形
成されているほか、第1のドライブカム面21,22に
連続する鉛直な第1の規制面28,29と、第2のドラ
イブカム面23に連続する鉛直な第2の規制面30とが
形成されており、第2のドライブカム面23はカムパッ
ド13の傾斜カム面17と摺接し、同様に第3のドライ
ブカム面24はカムポンチ14の傾斜カム面18と摺接
するようになっている。そして、第3のドライブカム面
24には図1の(B)に示すように突起部19を相手側
としてこれに係合する被係合部としてのT溝25が形成
されている。これら突起部19とT溝25とはカムポン
チ引き戻し機構26を形成しているもので、後述するよ
うに上型3の上昇時にドライブカム20の上昇変位に応
じてカムポンチ14を強制的に引き戻す役目をする。な
お、T溝25の下端はストレートな開口部27をもって
下方に開口している。
【0020】このように構成されたプレス加工装置にお
いては、図5に示すようにリフタープレート2上にワー
クWを位置決めした上で上型3を下降させると、最初に
プッシャーピン4がクッションピン5に当接してこれを
押し下げるために、ワークWを載せたリフタープレート
2が下型1に着座するまで下降する。この時、カムダイ
6は図5の矢印S方向のスライド限位置である退避位置
P1で待機している。
【0021】なおも上型3が下降すると、図6に示すよ
うにドライブカム20側の第1のドライブカム面21と
カムダイ6の傾斜カム面9とが摺接し、カムダイ6が矢
印S方向と逆方向にスライドする一方、パッド7がカム
ダイ6に対してワークWを加圧拘束する。すなわち、カ
ムダイ6が矢印S方向と逆方向にスライドしてエンボス
部Eを形成すべきワークWの内側面に密着すると第1の
ドライブカム面21と傾斜カム面9との摺接が外れ、カ
ムダイ6はドライブカム20の鉛直な第1の規制面2
8,29と摺接するだけとなる。したがって、これ以降
はドライブカム20の動きにカムダイ6が追従しなくな
り、カムダイ6は図6の加工位置P2に静止したままと
なる。
【0022】カムダイ6が加工位置P2に拘束されるの
と相前後して、第2のドライブカム面23とカムパッド
13の傾斜カム面17とが摺接し、同時に第3のドライ
ブカム面24とカムポンチ14の傾斜カム面18とが摺
接し、ドライブカム20の下降に伴ってカムパッド13
とカムポンチ14とは矢印S方向に一体的に前進を開始
する。この時、第3のドライブカム面24とカムポンチ
14側の傾斜カム面18との摺接に伴って図5,6に示
すように開口部27を介してT溝25と突起部19とが
係合する。
【0023】上記のようにカムパッド13が前進してワ
ークWをカムダイ6に対して強固に加圧拘束すると、図
7に示すように第2のドライブカム面23とカムパッド
13側の傾斜カム面17との摺接が外れ、カムパッド1
3は符号Qで示すようにドライブカム20の鉛直な第2
の規制面30と摺接するかたちとなる。したがって、以
降はカムパッド13がドライブカム20の動きに伴って
スライドすることはなく、カムパッド13はワークWを
一定の圧力で加圧拘束したままの状態でその位置で静止
する。しかも、カムパッド13を定位置に拘束している
ドライブカム20もカムダイ6との摺接部でバックアッ
プされていることから、カムパッド13は従来のように
弾性体の力に依存することなく実質的に剛体として機能
して大きな力でワークWを加圧拘束することになる。
【0024】カムパッド13が静止した以降は、ドライ
ブカム20の動きに伴ってカムポンチ14のみが単独で
前進し、図1の(A)に示すようにカムダイ6に対して
カムポンチ14を押し込むことでエンボス部Eが成形さ
れる。
【0025】上型3が下死点に達して成形が完了する
と、図8に示すように上型3が上昇を開始し、ドライブ
カム20の動きに追従してカムポンチ14が後退するの
に対し、カムパッド13は符号Qで示すようになおもド
ライブカム20の第2の規制面30と摺接しているため
にワークWを加圧拘束したまま静止している。
【0026】そして、カムポンチ14はドライブカム2
0との斜面接触部において突起部19がドライブカム2
0側のT溝25に係合しているために、カムポンチ14
には、コイルスプリング16の力に加えて、ドライブカ
ム20の上昇変位に応じてカムポンチ14を矢印S方向
と逆方向に強制的に引き戻す力Psが発生する。しか
も、カムパッド13はドライブカム20の第2の規制面
30との摺接によりなおも従前の位置に拘束されたまま
であるから、上記のカムポンチ14の引き抜き力Psの
反力Pssはそのままカムパッド13を介してワークW
に加わることになる。したがって、ワークWが変形しな
いようにカムパッド13でワークWを強固に拘束した状
態で、カムポンチ14を強制的にエンボス部Eから抜き
取ることができる。
【0027】図8の状態からなおも上型3が上昇する
と、図9に示すようにカムパッド13がコイルスプリン
グ15の力により後退し、さらには図10に示すように
第1のドライブカム面22と傾斜カム面10との摺接に
よりカムダイ6が退避位置P1に戻る。その結果、成形
されたエンボス部Eからカムポンチ14およびカムダイ
6が抜け出ることから、クッションピン5により図10
の状態からリフタープレート2を所定量だけ押し上げる
ことによってワークWをスムーズに取り出すことができ
る。
【0028】なお、上記実施例ではエンボス部Eの成形
のための型構造を例にとって説明したが、本発明は例え
ば図11に示すようなバーリングポンチ31とカムダイ
32とを使用したバーリング加工あるいは図12に示す
ようなピアスポンチ33とカムダイ34とを使用したピ
アス加工にも適用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カムパッ
ドをドライブカムにより直接駆動し、カムパッドがワー
クを加圧拘束したのちは、ドライブカムでカムパッドを
拘束してそのままワークを加圧拘束した位置にカムパッ
ドを静止させるようにしたため、カムパッドがワークを
加圧拘束したのちはカムパッドが実質的に剛体として機
能することから、従来のようにワーク拘束力を弾性体に
依存していた場合と比べてきわめて大きなワーク拘束力
のもとで強固にワークを拘束することができる。したが
って、ワークの板厚が大きい場合でも無理なく加工する
ことができる。
【0030】また、加工完了後のカムポンチをカムポン
チ引き戻し機構により強制的に引き戻したとしても、カ
ムポンチがワークから離間するまではカムパッドはなお
もワークを加圧拘束したままであるからストリッパとし
てもその機能を十分に発揮させることができ、特にワー
クとカムポンチとの間の食い付き力が大きいエンボス成
形のような場合でもワークの変形を招くことがなく、成
形品質の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図で、(A)は上
型が下死点位置に達した時の断面図、(B)は同図
(A)のa方向矢視図。
【図2】図1の右側面図。
【図3】図1の(A)に示すドライブカムの下面図。
【図4】加工対象となるワークの斜視図。
【図5】上型が下降し始めた時の断面図。
【図6】カムダイが加工位置に拘束されたときの断面
図。
【図7】カムパッドがワークを加圧拘束した時の断面
図。
【図8】エンボス部からカムポンチが引き抜かれた時の
断面図。
【図9】ワークからカムパッドが離間した時の断面図。
【図10】カムダイがワークから離間した時の断面図。
【図11】本発明の第2の実施例を示す要部断面図。
【図12】本発明の第3の実施例を示す要部断面図。
【図13】従来のプレス加工装置の一例を示す断面図。
【図14】図13のb−b線に沿う断面図。
【図15】図13のd方向矢視図。
【符号の説明】
1…下型 3…上型 6…カムダイ 9,10…傾斜カム面 13…カムパッド 14…カムポンチ 17…傾斜カム面 18…傾斜カム面 19…突起部(係合部) 20…ドライブカム 21,22…第1のドライブカム面 23…第2のドライブカム面 24…第3のドライブカム面 25…T溝(被係合部) 26…カムポンチ引き戻し機構 28,29…第1の規制面 30…第2の規制面 E…エンボス部 P1…退避位置 P2…加工位置 W…ワーク

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ワークが位置決めされた下型上のカムダ
    イとカムポンチとを上型の昇降動作に応じて水平方向に
    スライド駆動させ、これらカムダイとカムポンチとの相
    対移動によりワークにプレス加工を施すようにした装置
    において、上型に固定され、第1,第2および第3の傾
    斜した三つのドライブカム面のほか、第1のドライブカ
    ム面に連続する鉛直な第1の規制面および第2のドライ
    ブカム面に連続する鉛直な第2の規制面が形成されたド
    ライブカムと、下型上に設けられ、上型の昇降動作に応
    じて第1のドライブカム面との摺接により加工位置と退
    避位置との間を水平方向にスライドし、カムポンチによ
    る加工開始時から加工終了時まではドライブカムの第1
    の規制面により拘束されて加工位置で静止しているカム
    ダイと、下型上に設けられ、上型の昇降動作に応じて第
    2のドライブカム面との摺接により水平方向にスライド
    する一方、カムポンチによる加工開始に先立ってワーク
    をカムダイとの間に加圧拘束し、かつカムポンチによる
    加工が終了してカムポンチがワークから離間するまでは
    ドライブカムの第2の規制面により拘束されてワークを
    加圧拘束した状態で定位置に静止しているカムパッド
    と、カムパッドに設けられ、上型の昇降動作に応じて第
    3のドライブカム面との摺接により水平方向にスライド
    し、カムダイとカムパッドとで加圧拘束されているワー
    クにカムダイと協働してプレス加工を施すカムポンチ
    と、第3のドライブカム面とこの第3のドライブカム面
    が摺接するカムポンチ側の傾斜カム面とのうちいずれか
    一方に形成された係合部および他方に形成された被係合
    部を有し、第3のドライブカム面とカムポンチ側のカム
    傾斜面との摺接を許容しつつ係合部と被係合部とを相互
    に係合させ、上型の上昇時にはドライブカムの上昇変位
    に応じてカムポンチをカムダイから離間する方向に強制
    的に引き戻すカムポンチ引き戻し機構、とから構成され
    ていることを特徴とするプレス加工装置。
JP3151274A 1991-06-24 1991-06-24 プレス加工装置 Pending JPH05334A (ja)

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JP (1) JPH05334A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4957589A (en) * 1987-11-30 1990-09-18 Ibiden Co., Ltd. Process for producing second harmonic wave generating device
JP2011011241A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Kuno Kinzoku Kogyo Kk 絞り金型

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4957589A (en) * 1987-11-30 1990-09-18 Ibiden Co., Ltd. Process for producing second harmonic wave generating device
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