JPH0533469Y2 - - Google Patents

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JPH0533469Y2
JPH0533469Y2 JP10806587U JP10806587U JPH0533469Y2 JP H0533469 Y2 JPH0533469 Y2 JP H0533469Y2 JP 10806587 U JP10806587 U JP 10806587U JP 10806587 U JP10806587 U JP 10806587U JP H0533469 Y2 JPH0533469 Y2 JP H0533469Y2
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JP
Japan
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seedling
boxes
conveyor
box
elevator
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JP10806587U
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JPS6414713U (ja
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • De-Stacking Of Articles (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、育苗用作業装置の駆動機構に関する
ものである。
「従来の技術」 通常、田植機での苗植付作業に用いるマツト状
苗は育苗施設で育成する。育苗施設でのマツト状
苗の育成は、空の育苗箱を積み重ねておき、播種
コンベヤの始端にその育苗箱を1箱づつ供給し、
床土を入れ、灌水し、播種し、覆土し、その育苗
箱を積み重ねて、発芽室に入れ、発芽室で2〜3
日間蒸気で加熱加湿して発芽させ、積み重ねられ
発芽した苗を収容する育苗箱を縁化棚に入れて苗
を縁化させる。
「考案が解決しようとする問題点」 床土を入れた育苗箱を搬送すると搬送時のシヨ
ツクにより床土の片寄りが生じ、苗植付けの際、
欠株の原因となる。
また、育苗箱の搬送、分離、棚エレベータによ
る持ち上げの各作動を同一駆動モータで行うと、
搬送速度を調整すると、それに伴つて分離、棚エ
レベータによる持ち上げの作動まで影響を受けて
育苗施設の効率が低下する。
「考案が解決しようとする手段」 本考案は、上記の事情に鑑み、育苗用作業装置
において、搬送コンベヤの駆動機構を分離装置、
棚エレベータとは別としかつ搬送コンベヤの搬送
速度を可変としたものである。
「作用」 育苗箱の搬送速度を変えても分離、棚エレベー
タによる持ち上げは独自の速度で作動する。
「実施例」 まず、育苗施設の概略を第8図により述べる。
空の育苗箱1を積み重ねておき、播種コンベヤ
2の始端にその育苗箱1を1個づつ供給し、育苗
箱1にホツパー3より床土を入れ、散水機4より
灌水し、ホツパー5より播種し、ホツパー6より
覆土し、その育苗箱1を積重ね室7で積み重ねて
搬送台車8に載せ、発芽室9に入れ、発芽室9で
2〜3日間蒸気で加熱加湿して発芽させる。積み
重ねられ発芽した苗を収容する育苗箱1…を育苗
箱多段積込み装置11により縁化台車12に所定
間隔へだてて入れて棚育苗室13で苗を縁化させ
る。
次に、育苗箱多段積込み装置11の概略につい
て第9図により述べる。
育苗箱多段積込み装置11は、積み重ね発芽し
た苗を収容する育苗箱1…を載せた搬送台車8の
育苗箱1…と搬送台車8の分離部Aを、積み重ね
た育苗箱1…を一箱づつ送り出す育苗箱分離部B
と、一箱づつ搬送された育苗箱1…を受け入れ一
段づつ上昇する棚エレベータ14と、棚エレベー
タ14から育苗箱1…を受け入れる縁化台車12
と、棚コンベヤ14から育苗箱1…を押し出すプ
ツシヤ15と、積み重ね発芽した苗を収容する育
苗箱1…を分離した搬送台車8を回収する搬送台
車回収装置Cとよりなる。
積み重ねた育苗箱1…を載せた小型で長方形状
の枠体21に車輪22を備えた搬送台車8は、供
給コンベヤ23上を移動して育苗箱1の分離部A
に到達する。すると、搬送台車8の枠体21内
を、チエンコンベヤ24をシリンダにより上昇さ
せ積み重ねた育苗箱1…を持ち上げ育苗箱分離部
Bと面一となると停止しチエンコンベヤ24を駆
動して育苗箱1…を育苗箱分離部Bに移動させ
る。次に、積み重ねた育苗箱1…を僅かリフター
を上昇させて持ち上げ、係止爪を作動させて下か
ら2番目の育苗箱1…を係止し下から2番目の育
苗箱1…以上を保持する。その後、最下端の育苗
箱1の1箱だけを持つてリフターは下降する。最
下端の分離した育苗箱1を搬送コンベヤで搬送し
リフターを備えた棚エレベータ14に受け入れ
る。棚エレベータ14は育苗箱1が1箱来れば1
段上がり、続いて1箱来ればまた1段上がり順番
に育苗箱1を15箱所定間隔へだてて積み上げる。
15箱育苗箱1を積み上げると、プツシユ15で15
箱全部を押し出し、待機している所定間隔へだて
た棚を有する縁化台車12に受け渡す。
次に、本考案の育苗用作業装置の駆動機構につ
いて詳細に述べる。
第1,2,3,4,5図に示すように、積み重
ね発芽した苗を収容する育苗箱1…を載せた搬送
台車8の育苗箱1…と搬送台車8とを分離する分
離部Aから積み重ねた育苗箱1…が育苗箱分離部
Bに送られて来ている。その積み重ねた育苗箱1
…を僅かリフター31を上昇させて持ち上げ、係
止爪32を作動させて下から2番目の育苗箱1…
を係止し下から2番目の育苗箱1…以上を保持す
る。その後、最下端の育苗箱1の一箱だけを持つ
てリフター31は下降する。最下端の分離した育
苗箱1を、リフター31の前後端を直交状に通る
搬送コンベヤ33で搬送しリフターを備えた棚エ
レベータ14に受け入れる。棚エレベータ14は
育苗箱1が1箱来れば1段上げり、続いて1箱来
ればまた1段上がり順番に育苗箱1を15箱所定間
隔へだてて積み上げる。15箱育苗箱1を積み上げ
ると、プツシヤ15で15箱全部を押し出し、待機
している所定間隔へだてた棚を有する縁化台車1
2に受け渡す。
育苗箱分離部Bでは、このように積み重ねられ
た育苗箱1…をリフター31によるリフトアツプ
の駆動と、係止爪32の駆動と、搬送コンベヤ3
3の駆動とを行つている。
搬送コンベヤ33は、ローラ34を備えたリフ
ター31と係止爪32の駆動機構とは別の駆動機
構で駆動する。
すなわち、駆動モータ81で駆動してリンク3
7を介してリフター31を上昇保持すると共に、
チエーン38を介して係止爪32を駆動する。別
個の駆動モータ36によりチエーン39を介して
搬送コンベヤ33を駆動する。
搬送コンベヤ33の駆動部は、第6図に示すよ
うになつており、第7図にその詳細を記す。
すなわち、入力軸41にモータ36より伝達し
た動力は、出力軸42、中間軸43を経て出力軸
44より搬送コンベヤ33に伝達する。これら入
力軸41、出力軸42、中間軸43、出力軸44
はギアボツクス35内に収容し、入力軸41、出
力軸42、出力軸44はボールベアリング45,
46,47を介在させてギアボツクス35内に回
転自在に支持し、中間軸43はギアボツクス35
に固定して架設する。間欠歯車51はキー52を
介して入力軸41に固着し、キー53を介して出
力軸42に固着した歯車54と噛み合い、同様に
キー53により出力軸42に固着した歯車55は
軸受56を介して中間軸43に回転自在に設けた
歯車57と噛み合い、歯車57は出力軸44に固
着し歯車58と噛み合い、出力軸44先端に固着
したスプロケツト59よりチエーン39を介して
搬送コンベヤ33を駆動する。
出力軸44の間欠歯車51によりモータ36の
回転動力は搬送コンベヤ33に伝達されると時と
伝達されない時とがあつて、間欠歯車51が歯車
54と噛み合つていることは動力が伝達され搬送
コンベヤ33は前進し、間欠歯車51が歯車54
を噛み合つてないとき、第6図に図示の状態では
動力が伝達されず搬送コンベヤ33は停止してい
る。
この搬送コンベヤ33を駆動する駆動モータ3
6の駆動速度は可変で、搬送コンベヤ33の搬送
速度も可変となり、搬送コンベヤ33の搬送速度
が速いと育苗箱1内の床土が片寄るが、搬送速度
を調整して床土が片寄らない搬送速度に設定す
る。
プツシヤ15は、第1,2図に示すように、枠
71を摺動し、その前部には押し込み部材72…
が棚エレベータ14に積み上げられた育苗箱1…
に対向して配置してある。
棚エレベータ14の駆動は、駆動モータ36や
駆動モータ81とは別の駆動モータ91で変速機
92を介して行う。
「考案の効果」 本考案は、上述のように、育苗用作業装置にお
いて、搬送エレベータの駆動機構を分離装置、棚
エレベータとは別としかつ搬送コンベヤの搬送速
度を可変としたもので育苗箱の搬送速度を可変と
することにより床土に当つた速度で送り込め育苗
箱内での床土の片寄りを防止できる。
また、育苗箱の搬送、分離、棚エレベータによ
る持ち上げの各作動を別個の駆動モータで行うの
で、搬送速度を調整しても、それに伴つて分離、
棚エレベータによる持ち上げの作動まで影響を受
けず育苗施設の効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は積み重ねた育苗箱を1箱づつ送り棚コ
ンベヤに積み上げ、プツシヤにて縁化台車に積み
換える状態を示す側面図、第2図は第1図の正面
図、第3図は育苗箱分離部の正面図、第4図は第
3図の平面図、第5図は第3図の側面図、第6図
は育苗箱搬送コンベヤの駆動部の概略図、第7図
はギアボツクス内要部の縦断面図、第8図は育苗
施設の概略縦断正面図、第9図は育苗箱多段積込
み装置の概略平面図である。 1……育苗箱、31……リフター、33……搬
送コンベヤ、14……棚エレベータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 積み重ね状態の育苗箱を、リフターにより全体
    を持上げ、下から2段目以上の育苗箱を保持し、
    リフター下げによる育苗箱の1箱を分離し、搬送
    コンベヤによる育苗箱の送り出しを繰り返し育苗
    箱を1箱づつ分離して棚エレベータに送り込む育
    苗用作業装置において、搬送エレベータの駆動機
    構を分離装置、棚エレベータとは別としかつ搬送
    コンベヤの搬送速度を可変としたことを特徴とす
    る育苗用作業装置の駆動機構。
JP10806587U 1987-07-14 1987-07-14 Expired - Lifetime JPH0533469Y2 (ja)

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JP10806587U JPH0533469Y2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14

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JP10806587U JPH0533469Y2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14

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Publication Number Publication Date
JPS6414713U JPS6414713U (ja) 1989-01-25
JPH0533469Y2 true JPH0533469Y2 (ja) 1993-08-25

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