JPH0533468B2 - - Google Patents

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JPH0533468B2
JPH0533468B2 JP59158100A JP15810084A JPH0533468B2 JP H0533468 B2 JPH0533468 B2 JP H0533468B2 JP 59158100 A JP59158100 A JP 59158100A JP 15810084 A JP15810084 A JP 15810084A JP H0533468 B2 JPH0533468 B2 JP H0533468B2
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JP
Japan
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gear
rotating arm
torque
driven
rotating
Prior art date
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JP59158100A
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JPS6139257A (ja
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Toshiro Oota
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はVTRなどの記録再生装置のモード切
換え装置に係り、更に詳しくは、省電力の首振り
型リール台駆動装置に備えた記録再生装置のモー
ド切換え装置に関する。
背景技術とその問題点 従来、VTRのリール台の駆動に用いられる首
振り型リール台駆動装置では、所要の首振り反力
を発生させるため、駆動ギヤと回動アームとの間
にリミツタトルク(すべりトルク)が与えられて
いるから、駆動ギヤが正常に回転している時に
は、このリミツタトルクがロストルクとなり、こ
の分の電力が無駄に消費されることになる。
これを図面によつて説明すると、第1図及び第
2図において、符号1はシヤーシなどに固定され
た支点軸、符号2はこの支点軸1に回動可能に取
付けられた回動アーム、符号3は支点軸1に回転
自在に取付けられ、図示されていない駆動源から
選択により正逆両方向に回転駆動される第1のギ
ヤ、符号4は回動アーム2に固定された支軸で、
この支軸4には第1のギヤ3に噛合する第2のギ
ヤ5が回転自在に取付けられている。そして第2
のギヤ5はその上部をストツパー6で規制され、
この第2のギヤと回動アームとの間には摩擦継手
7が介在されていて、この間に上記リミツタトル
ク(摩擦トルク)が与えられている。
このリミツタトルクをT1とし、第1のギヤ3
の半径をr、第2のギヤ5の半径をr1とすると、
第2のギヤ5が空回りして回動アーム2が回動し
ない限界時の、第1のギヤ3と第2のギヤ5との
間の歯圧力F1=T1/r1となる。従つて回動アー
ム2を回動させるに要するトルクをT0すると、
T0<F1r=T1r/r1即ちT1>T0r1/rのとき、回
動アーム2は回動し、反対にT1<T0r1/rのと
きには第2のギヤ5が空回りするだけで回動アー
ム2は回動しないことになる。なお、回動アーム
2の回動方向は、例えば第1のギヤ3の回転方向
が矢印a方向の時には、矢印b方向となる。
このように第2のギヤ5が空回りせず回動アー
ム2が回動するためには、T1>T0r1/rのリミ
ツタトルク(摩擦トルク)T1を予め与えておか
なければならず、この場合rは小さいから、T1
値は可なり大きくしてやらねばならぬことにな
る。一方、このT1は、前記の通り、回動アーム
2が回動し第2のギヤ5が相手ギヤに噛合して正
常運転に入つた時には、全くの摩擦ロス(トルク
ロス)となるから、この分が無駄な電力として消
費されることになる。
発明の目的 本発明は上記の実情に鑑みなされたもので、そ
の目的は、リミツタトルク(すべりトルク)が小
さくてすみ、従つてロストルクの少ない首振り型
リール台駆動装置を備えた記録再生装置のモード
切換え装置を提供することにある。
発明の概要 本発明は上記の目的を達成するため、モータか
ら選択により正逆両方向に回転駆動される第1の
歯車と、この第1の歯車の支軸を中心として回動
可能な回動アームと、この回動アームに回転可能
に取付けられていて上記第1の歯車に噛合する第
2の歯車と、この第2の歯車と同軸でこの第2の
歯車とはスリツプ可能な所要のリミツタトルクで
結合されている第3の歯車と、この第3の歯車に
噛合する固定歯とを備え、上記第1の歯車の回転
方向に応じて上記回動アームが所望の方向に回動
し、これによつて上記第3の歯車が上記固定歯と
噛合した状態で上記第2の歯車が所望の側の被駆
動歯車に噛合されると共に、上記回動アームの回
動端側に設けられた軸が係止手段と当接して上記
第2の歯車の上記被駆動歯車への食い込みが阻止
されるように構成した。
以上のように構成することにより、首振りに要
するリミツタトルクを小さくすることが可能とな
るから、ロストルクが少ない首振り型リール台駆
動装置を備えた記録再生装置のモード切換え装置
を提供することができる。
実施例 以下本発明を8ミリVTRに適用した一実施例
を、図面に基づき説明する。
先ず第3図及び第4図により、本発明による首
振り機構の原理について説明する。なお従来例と
の比較のため、同一又は同一機能のものには同一
の符号を付してできるだけ同じ構成としたので、
異なる部分についてのみ説明する。即ち、第2の
ギヤ5のボスの外周には、このボスに固着された
下部のストツパー10と第2の歯車5との間に、
第3のギヤ11が回転自在に設けられており、こ
の第3のギヤ11は摩擦継手7を介して第2のギ
ヤ5に摩擦結合されている。また第3のギヤ11
は固定されたラツク12に噛合している。
第3のギヤ11の半径r2、支点軸1からラツク
12までの距離をRとし、第3のギヤ11と第3
のギヤ5との間のリミツタトルク(摩擦トルク)
をT2とすると、第3のギヤ11が空回りして回
動アーム2が回動しない限界時の、第3のギヤ1
1とラツク12との間の歯圧力F2=T2/r2とな
る。従つて回動アーム2を回動させるに要するト
ルクを従来例同様にT0とすると、T0<F2R=
T2R/r2のとき、即ちT2>T0r2/Rのとき、回動
アーム2は回動し、反対のときは第3のギヤ11
が空回りするだけで回動アーム2は回動しないこ
とになる。
これを数字で比較すると、従来例に対してr2
2/3r1、R≒11rの関係にあるから、T2>(T0r1
r)(2/33)となる。ところが従来例におけるリ
ミツタトルクT1はT1>T0r1/rてあつたから、
本発明による首振り機構におけるリミツタトルク
T2は従来例の2/33ですむことになり、ロストル
クが激減することになる。なお回動アーム2は、
第1のギヤ3が矢印a方向に回転駆動される時に
は、矢印b方向に回動する。
次に第5図〜第8図により本発明の一実施例に
ついて説明する。第5図において符号15は回転
ヘツドドラム、符号16はキヤプスタン、符号1
7はキヤプスタン16に直結された正逆可能な
DDキヤプスタンモータである。キヤプスタンモ
ータ17から減速ギヤ及びタイミングベルト18
を介して回転駆動される駆動プーリ19が、巻取
リール台20及び供給リール台21からほぼ等距
離の支点軸22に取付けられている。この駆動プ
ーリ19は、第6図に示す如く、支点軸22に固
着された駆動輪23に摩擦結合されており、支点
軸22の上部には幅広の第1のギヤ24が固着さ
れている。
一方、支点軸22はシヤーシ25上に固定され
た中空軸受26に軸支されており、この中空軸受
の外周には、この中空軸受26を中心に回動自在
の回動アーム27が取付けられている。そしてこ
の回動アーム27の先端部の支軸28には、上記
幅広の第1のギヤ24に噛合する第2のギヤ29
が回転自在に取付けられており、この第2のギヤ
29のボスには第3のギヤ30が回転自在に取付
けられている。この第3のギヤ30はプラマグギ
ヤで磁性を有するプラスチツクから成り、第2の
ギヤ29に固着されたヒス板31とマグネツト結
合されており、この間にスリツプ可能な所要のマ
グネツトリミツタトルクが与えられている。又こ
の第3のギヤ30は第5図に示す如く、一対のピ
ン32の間に設けられたラツク33に噛合してい
る。
なお回動アーム27の支軸28の下端部は、第
7図において矢印c及びd方向に往復動するブレ
ーキ解除スライダ35の規制孔36内に挿通され
ており、この規制孔36の幅広の内面によつて回
動アーム27の回動が規制されて第2のギヤ29
がリール台ギヤに食い込まれないようになされて
いる。そしてブレーキ解除スライダ35が矢印d
方向に復動する時、規制孔36のテーパ面37に
よつて、回動アーム27は中立位置に復帰される
ように構成されている。
又第6図に示すように、支点軸38には図示さ
れていないモード切換え装置によつて上下方向に
回動する回動レバー39が取付けられており、こ
の回動レバー39の回動によつて回動アーム27
が中空軸受26に沿つて上下に移動するようにな
されている。そしてこの上下への移動によつて第
2のギヤ29がリール台に固着された高速用ギヤ
又はこの高速用ギヤとスリツプ可能に結合された
定速用ギヤに噛合するように構成されている。
以上のように構成されているから、第7図にお
いて第1のギヤ24が前記キヤプスタンモータ1
7から矢印a方向に回転駆動されると、回動アー
ム27は矢印b方向に回動し、第2のギヤ29
が、前記回動レバー39の選択に従つてリール台
の高速用ギヤ40又は定速用ギヤ41に噛合して
早巻きモード又はノーマル定速走行モードとな
る。なおリール台の回転速度は、キヤプスタンモ
ータ17の速度制御によつて、高速又は定速に切
換えられる。
同様に第8図に示す如く、第1のギヤ24が矢
印e方向に回転駆動される時には、回動アーム2
7は矢印f方向に回動して、巻戻しモード又はリ
バース定速走行モードとなる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、首振り
に要するリミツタトルクを小さくすることができ
るから、このリミツタトルクによるロストルクが
減少する。従つて無駄に消費される電力を低減し
た、省電力のモード切換え装置を提供することが
できる。
また本発明では、第2の歯車が被駆動歯車に噛
合するとき、回動アームのその後の回動は阻止さ
れるから、上記第2の歯車の上記被駆動歯車への
食い込みは阻止され、その結果リミツタトルクが
存在しても、被駆動歯車への動力伝達がスムーズ
に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は首振り機構の従来例を示し
たもので、第1図は平面図、第2図は第1図の
−線矢視断面図、第3図〜第8図は本発明を8
ミリVTRに適用した一実施例を示したもので、
第3図及び第4図は本発明による首振り機構の原
理図で、第3図は平面図、第4図は第3図の−
線矢視断面図、第5図はリール台の駆動装置を
示すVTRの概略平面図、第7図及び第8図は首
振りの動作説明図で第7図は巻取リール台が、第
8図は供給リール台が夫々回転駆動される状態を
示す平面図である。 なお図面に用いられた符号において、1,22
……支点軸(支軸)、2,27……回動アーム、
3,24……第1のギヤ、4,28……支軸、
5,29……第2のギヤ、7……摩擦継手、1
1,30……第3のギヤ、12,33……ラツク
(固定歯)、31……ヒス板、36……規制孔(係
止手段)、40〜43……被駆動歯車である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モータから選択により正逆両方向に回転駆動
    される第1の歯車と、この第1の歯車の支軸を中
    心として回動可能な回動アームと、この回動アー
    ムに回転可能に取付けられていて上記第1の歯車
    に噛合する第2の歯車と、この第2の歯車と同軸
    でこの第2の歯車とはスリツプ可能な所要のリミ
    ツタトルクで結合されている第3の歯車と、この
    第3の歯車に噛合する固定歯とを備え、上記第1
    の歯車の回転方向に応じて上記回動アームが所望
    の方向に回動し、これによつて上記第3の歯車が
    上記固定歯と噛合した状態で上記第2の歯車が所
    望の側の被駆動歯車に噛合されると共に、上記回
    動アームの回動端側に設けられた軸が係止手段と
    当接して上記第2の歯車の上記被駆動歯車への食
    い込みが阻止される記録再生装置のモード切換え
    装置。
JP15810084A 1984-07-28 1984-07-28 記録再生装置のモ−ド切換え装置 Granted JPS6139257A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15810084A JPS6139257A (ja) 1984-07-28 1984-07-28 記録再生装置のモ−ド切換え装置

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JP15810084A JPS6139257A (ja) 1984-07-28 1984-07-28 記録再生装置のモ−ド切換え装置

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JPS6139257A JPS6139257A (ja) 1986-02-25
JPH0533468B2 true JPH0533468B2 (ja) 1993-05-19

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JP15810084A Granted JPS6139257A (ja) 1984-07-28 1984-07-28 記録再生装置のモ−ド切換え装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3622859A1 (de) * 1986-07-08 1988-01-21 Grundig Emv Video-magnetbandgeraet

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5880154A (ja) * 1981-11-06 1983-05-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プ移送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57191961U (ja) * 1981-05-29 1982-12-06

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JPS5880154A (ja) * 1981-11-06 1983-05-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プ移送装置

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JPS6139257A (ja) 1986-02-25

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