JPH05332753A - 半導体ウェハ上のパターン異常検出方法およびその装置 - Google Patents

半導体ウェハ上のパターン異常検出方法およびその装置

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JPH05332753A
JPH05332753A JP14061292A JP14061292A JPH05332753A JP H05332753 A JPH05332753 A JP H05332753A JP 14061292 A JP14061292 A JP 14061292A JP 14061292 A JP14061292 A JP 14061292A JP H05332753 A JPH05332753 A JP H05332753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
camera
color
light source
semiconductor wafer
Prior art date
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Pending
Application number
JP14061292A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimitsu Kuwahata
明光 桑畑
Toshio Misaka
敏生 三阪
Kazumi Niimori
和美 新森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Miyazaki Oki Electric Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Miyazaki Oki Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, Miyazaki Oki Electric Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH05332753A publication Critical patent/JPH05332753A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、半導体ウェハ上のパターン異常
を、そのウェハに光をあて、その反射光の干渉で生じる
色むらによって検出する方法と装置に関するもので、従
来のように危険性のあるレーザ光を使用せず、かつ従来
のような単なる目視によって曖昧な検出をするのではな
く、機械的にその判断を明確化することを目的とするも
のである。ひいては品質、歩留まりの向上が図れる。 【構成】 本発明は前述の目的のため、照明光の光源と
して拡散光源(例えば蛍光灯の前に白色のトレース紙な
どを設けた)を使用し、カメラとしてカラーカメラを用
い、そのカメラに写る色むらを赤、緑、青3色の2値化
を行なって、それを検出することによって色むらを判定
するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の製造に
おけるフォトリソグラフィ工程で、半導体ウェハ(以下
単にウェハと称す)上に転写されたパターンの微小な異
常を検出する方法およびその機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ウェハ上に回路パターン
を形成するには、フォトリソグラフィ装置(投影露光装
置、以下単にフォトリソと称す)内で、ウェハステージ
上にウェハを載せ、光をマスクを通して照射(投影露
光)してそのマスクパターンを転写して行なう。このと
き、ウェハステージ上に異物(ごみなど)が付着してい
たりすると、ウェハをそのステージに吸着させた場合、
ウェハが部分的に湾曲し、投影露光時に焦点がずれたま
まパターン転写され、いわゆる転写不良となる。また装
置の何らかの要因で焦点がずれたまま露光されることも
ある。
【0003】以上のような転写不良は勿論歩留まりの低
下をきたすものであり、その対策として最近は、例えば
特開昭62−216230号公報に見られるように、パ
ターンが転写されたウェハにレーザ光をあて、ウェハか
らの反射光による干渉光を観察することにより検出して
いる。この干渉光はいわゆる色むら(普通白っぽく見え
る)として目視検査により観察し、検出とする。また、
前記現象が顕著に出るものとして、コヒーレント性の強
いレーザ光がよく使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
方法では以下に述べる欠点がある。
【0005】(1)レーザ光は強いほど、人体への危険
性(火傷など)がある。
【0006】(2)前述の方法は色むらを単に目視で検
出するので、個人差があり判断が曖昧となり、品質、歩
留まりの低下をきたす。また、判断も時間を要する。
【0007】本発明は、これらの欠点を除去するため
に、光源を改良し、かつ干渉光(色むら)検出を定量化
できるようにして、色むらを明確にかつ安定して検出で
きるようにすることを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の目的のた
めに、均一なアレイ状パターンを有するフォトマスクを
用いて平坦なウェハ上にパターンを転写し、そのウェハ
に拡散光をあて、色むらを視覚センサ(カラーカメラ)
により検出するようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明は前述のように、均一なパターンが転写
されたウェハに拡散光をあて、色むらをカラーカメラで
検出するようにしたので、色むらを定量的に検出でき、
かつレーザ光のような危険性はない。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の実施例の前記色むらの検出
装置の構成図であり、以下にその構成と検出方法を説明
する。
【0011】図1に示すように、本実施例は以下に述べ
るような機器を使用し、配置した構成とするものであ
る。
【0012】先ず、外の光(外乱光)を遮断する外壁
(カバー)1の中にウェハステージ7を設けて、その上
にウェハ6を載せることは、従来の露光装置などと同様
であるが、その廻りに以下のように機器を配置する。
【0013】(1)ウェハ6上のプロファイルがカメラ
(後述するようにカラーカメラ)3に写るようにするた
めの背面用紙5を、図1における左側面に設ける。この
背面用紙5の大きさは、カメラ3の位置に目をもってき
たときに、ウェハ6全面が写る大きさである。またその
表面の色は、検出する際ノイズ分がなくなる色(つまり
ノイズとなる色と同系色)を塗布するのがよい。これは
カバー1の側壁をその色にしてもよい。本実施例の場合
は、ウェハ6のパターン下地と同系色のほぼ茶色系の色
としたが、後述する色むらの2値化時のS/N比即ち検
出感度を他の色の場合の約10倍向上させることができ
た。
【0014】(2)照明の光源は、例えば蛍光灯の前に
拡散板(白色のトレース紙など)を設けた面光源2つま
り拡散光源とし、カメラ3のレンズ周辺に配置する。
【0015】(3)ウェハ6とカメラ3の位置関係は、
図1に示すように、ウェハ6の面とカメラ3の中心線X
との角度をθとし、カメラ3の対物レンズ4とウェハ6
の面の延長線上の垂線との距離(つまりカメラ3のウェ
ハ面に対する高さ)をYとすれば、当然、Y=XSin
θであり、この角度θを、0°<θ<カメラ3に光源2
からの照明が写らない範囲とする。これは図1に示すよ
うに、背面用紙5と対向し、ウェハ6のほぼ斜め上方向
に位置することになる。また、ウェハ6の面からカメラ
3のレンズ4までの距離Xつまり焦点距離は、使用する
カメラ3のレンズ4により当然異なるので、そのカメラ
の特性に応じて算出して設定することは言うまでもな
い。
【0016】(4)カメラ3は、後述するように赤
(R)、緑(G)、青(B)3色の2値化を行なうた
め、どんな色も写るいわゆるカラーカメラ(CCDカラ
ーカメラ)とし、無論その制御装置も設ける(一般にカ
メラに付随している)。
【0017】以上述べたような機器構成の装置で、本実
施例は以下のようにして色むらの検出を行なう。
【0018】先ず、一般的なフォトリソ工程で均一なア
レイ状のパターンをウェハ上に転写し、そのウェハ6を
前述した装置のウェハステージ7上にセットする。パタ
ーンを均一なアレイ状にすることは従来も行なわれてお
り、光による干渉(色むら)を検出し易いからである。
【0019】そして、面光源2により照明を行なえば、
カメラ3にウェハ6上のパターンが写る(勿論カラー
で)が、本実施例では、その写った映像をカメラの制御
装置にて赤(R)、緑(G)、青(B)3色の2値化を
行ない、色むら部分の色登録を行なう。これは従来のカ
メラ制御装置(勿論コンピュータを使用している)で容
易にできる。このように色むらを2値化すれば、それに
より色むらの面積の大きさが定量的に把握することが可
能となり、色むらの判断基準が明確化される。蛇足であ
るが、白黒カメラではこのようなことは殆どできない。
【0020】また、前述の方法で色むらを検出するに当
たって、ウェハ6を一括して行なうと検出感度が低下す
るきらいがあるので、ウェハ6の表面をある程度分割し
て行なう方がより良い検出ができる。本実施例ではほぼ
円に近いウェハ表面を4分割して、つまり4回に分けて
検出を行なった。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
メラとしてカラーカメラを使用し、照明に拡散光源を用
い、カメラに写ったウェハ上の色むらを2値化するよう
にしたので、色むらを定量的に把握でき、判断基準が明
確化され、個人差による判断の曖昧さや判定時間が長く
なるようなことがなくなり、色むらの安定した判定がで
き、歩留まり向上、品質向上に寄与すること極めて大で
ある。
【0022】また、従来のようにレーザ光を使用しない
ので、人体に対する危険性もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図
【符号の説明】
1 外光遮断カバー 2 拡散光源 3 カラーカメラ 4 対物レンズ 5 背面用紙 6 ウェハ 7 ウェハステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新森 和美 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェハ上に光をあて、そのウェハ
    上のパターン異常を干渉光による色むらによって検出す
    る装置として、(a)外光を遮断するカバー内に設けた
    前記ウェハを載せるウェハステージと、(b)前記ウェ
    ハ上のパターンが写り、かつレンズ周辺に配置した、前
    記ウェハを照明するための拡散光源からの照明光が写ら
    ないように配置したカラーカメラと、(c)前記カメラ
    に付随した、少なくとも色むらを2値化できる制御装置
    と、(d)前記カメラの対向する位置に配置し、該カメ
    ラに写る色むらの検出感度を向上させる色を塗布した背
    面用紙または前記カバーとから構成されることを特徴と
    する半導体ウェハ上のパターン異常検出装置。
  2. 【請求項2】 前記拡散光源を、蛍光灯の前面に白色の
    拡散板を設けたものとすることを特徴とする請求項1記
    載の半導体ウェハ上のパターン異常検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体ウェハ上
    のパターン異常検出装置を使用し、半導体ウェハ上に均
    一なアレイ状のパターンを形成し、そのウェハに前記拡
    散光源からの光をあて、その反射光によって前記カメラ
    に写る色むらを赤、緑、青3色の2値化への変換を行な
    い、それによって前記色むらを判断することを特徴とす
    る半導体ウェハ上のパターン異常検出方法。
JP14061292A 1992-06-01 1992-06-01 半導体ウェハ上のパターン異常検出方法およびその装置 Pending JPH05332753A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020042044A (ja) * 2017-02-20 2020-03-19 Serendipity株式会社 外観検査装置、照明装置、撮影照明装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020042044A (ja) * 2017-02-20 2020-03-19 Serendipity株式会社 外観検査装置、照明装置、撮影照明装置

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