JPH05332424A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JPH05332424A
JPH05332424A JP4168497A JP16849792A JPH05332424A JP H05332424 A JPH05332424 A JP H05332424A JP 4168497 A JP4168497 A JP 4168497A JP 16849792 A JP16849792 A JP 16849792A JP H05332424 A JPH05332424 A JP H05332424A
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speed
chamber
hydraulic pressure
oil passage
hydraulic
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JP4168497A
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Inventor
Ikuo Hirose
郁夫 広瀬
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JATCO Corp
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JATCO Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/02Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
    • F16H61/0202Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric
    • F16H61/0204Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric for gearshift control, e.g. control functions for performing shifting or generation of shift signal
    • F16H61/0206Layout of electro-hydraulic control circuits, e.g. arrangement of valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第2速及び第4速で締結され第3速で解放さ
れるバンドブレーキを有する自動変速機の場合に、タイ
ミングバルブを用いることなく4−2変速中にバンドブ
レーキが一時的に解放されることがないようにする。 【構成】 バンドブレーキ28を作動させる油圧サーボ
装置は、2つのピストンを有している。一方のピストン
は、第2速締結室42の油圧によって締結側に作動し、
第3速解放室46に油圧が作用したとき解放側に作動す
る。他方のピストンは、第4速締結室52の油圧によっ
て締結側に作動する。シフトバルブ32及びシフトバル
ブ33は、第2速状態で第4速締結室52及び第3速解
放室46の油圧を共通の油路を介して排出するように油
路を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の油圧制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動変速機の油圧制御装置とし
て、特開平2−173466号公報に従来技術として記
載されているものがある。これを図12に示す。なお、
この図は第2速、第3速及び第4速間の変速に関与する
部分のみを示してある。この油圧回路は、後述の本願実
施例の動力伝達機構と同一のものに適用されるものであ
る。この動力伝達機構は前進4速のものであり、第2速
で締結され、第3速で解放され、また第4速で締結され
るブレーキを有している。このブレーキは、油圧サーボ
装置によって作動が制御される。油圧サーボ装置は、第
2速締結室42、第3速解放室46及び第4速締結室5
2を有している。第2速締結室42は、これに油圧が供
給されるとバンドブレーキを締結させる。第3速解放室
46は、これに油圧が供給されると、第2速締結室42
に油圧が作用している場合であっても、バンドブレーキ
を解放させる。第4速締結室52は、これに油圧が供給
されると、第2速締結室42及び第3速解放室46の油
圧の状態にかかわらず、バンドブレーキを締結させる。
第12図に示した油圧回路は、シフトバルブ100、シ
フトバルブ102、4−2シーケンスバルブ104、及
び4−2リレーバルブ106を有している。シフトバル
ブ100及びシフトバルブ102は、それぞれソレノイ
ド108及び110からの信号圧によって切り換えられ
る。第2速時には、シフトバルブ100はDレンジで油
圧が供給される油路112を第2速締結室42に連通さ
せる側に位置し、またシフトバルブ102は、第3速解
放室46と連通する油路114をドレーンさせる側に位
置する。第3速時には、シフトバルブ100は第2速時
と同様の位置にあり、シフトバルブ102がDレンジで
油圧が供給される油路112を第3速解放室46に接続
させる側に位置する。第4速時には、シフトバルブ10
2は、第3速と同様の状態に位置し、シフトバルブ10
0は、第3速解放室46と連通している油路114を第
4速締結室52と連通している油路116に接続させる
側に位置する。4−2シーケンスバルブ104及び4−
2リレーバルブ106は、4−2変速及び3−2変速を
所定どおりのタイミングで行わせるために設けられてい
る。すなわち、第4速から第2速へ変速する場合には、
シフトバルブ100及びシフトバルブ102の両方が同
時に切り換わる。この場合バンドブレーキは、第2速及
び第4速の両方で締結状態にあるため、変速中に解放さ
せないようにすることが変速ショック対策上必要であ
る。このため、4−2シーケンスバルブ104は、油路
114の油圧、すなわち第3速解放室46の油圧、によ
って切り換わるように構成され、この油圧が低下するま
では、第4速締結室52の油圧が低下しないように機能
する。これにより、バンドブレーキの締結状態が保持さ
れたまま第3速解放室46の油圧が排出され、4−2変
速が行われることになる。この4−2シーケンスバルブ
104に加えて、4−2リレーバルブ106が設けられ
ているのは、3−2変速を円滑に行わせるためである。
すなわち、3−2変速時には、シフトバルブ102が切
り換わる。これにより、第3速解放室46の油圧が排出
される。この際、第4速締結室52が、シフトバルブ1
00、4−2シーケンスバルブ104及びシフトバルブ
102を介して油路112と接続される状態となるの
で、第4速締結室52に一時的に油圧が作用し、第3速
−第4速−第2速の変速が行われる可能性がある。すな
わち、第3速解放室46の油圧が低下するまでは第4速
締結室52に油圧が供給されることになるため、3−2
変速時にはこれを遮断することが必要となる。これを4
−2リレーバルブ106によって行わせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の自動変速機の油圧制御装置では、4−2変
速を適切に行わせるために4−2シーケンスバルブを設
け、また3−2変速に不具合が発生することを4−2リ
レーバルブによって防止するように構成されているた
め、シフトバルブの他に2つのバルブが必要となる、と
いう問題点がある。本発明は、このような課題を解決す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来例と
対応させて説明すると、第2速時にのみ第4速締結室と
第3速解放室とを接続することによって上記課題を解決
する。すなわち、本発明による自動変速機の油圧制御装
置は、第N速(Nは1以上の整数であり、後述の実施例
ではN=2である)及び第N+2速の変速段で締結され
第N+1速で解放されるブレーキ(バンドブレーキ2
8)を有しており、ブレーキは油圧サーボ装置によって
締結・解放が制御され、油圧サーボ装置は、油圧が作用
したとき締結力を発生する第N速締結室(第2速締結室
42)と、第N速締結室に油圧が作用した状態でも油圧
が作用するとブレーキを解放させる第N+1速解放室
(第3速解放室46)と、第N速締結室及び第N+1速
解放室の油圧作用状態とは無関係に油圧が作用した場合
にブレーキを締結させる第N+2速締結室(第4速締結
室52)と、を有しており、第N速締結室、第N+1速
解放室、及び第N+2速締結室に供給・排出される油圧
は複数のシフトバルブによって制御されるものを対象と
したものであり、シフトバルブ(34、38)は、これ
が第N速の状態の場合に、第N+2速締結室と連通して
いる油路(54)と、第N+1速解放室と連通している
油路(48)とを接続状態とするように構成されること
を特徴としている。
【0005】
【作用】第N速時において、第N+2速締結室の油圧を
排出する油路は第N+1速解放室と接続されている。し
たがって、第N+2速から第N速への変速時に第N+1
速解放室の油圧が第N+2速締結室に作用し、これによ
ってブレーキが締結状態に保持される。第N+1速解放
室の油圧が低下すると同時に第N+2速締結室の油圧も
低下するが、この時点では第N速締結室の油圧によって
ブレーキが締結されるため、第N+2速から第N速への
変速中は、ブレーキは締結状態に保持される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を添付図面の図1
〜7に基づいて説明する。図1に、オーバドライブ付き
前進4速後退1速の自動変速機の動力伝達機構を骨組図
として示す。この動力伝達機構は、トルクコンバータ1
0を介してエンジン出力軸12からの回転力が伝えられ
る入力軸13、ファイナルドライブ装置へ駆動力を伝え
る出力軸14、第1遊星歯車組15、第2遊星歯車組1
6、リバースクラッチ18、ハイクラッチ20、フォワ
ードクラッチ22、オーバランニングクラッチ24、ロ
ーアンドリバースブレーキ26、バンドブレーキ28、
ローワンウェイクラッチ29、及びフォワードワンウェ
イクラッチ30を有している。なお、トルクコンバータ
10はロックアップクラッチ11を内蔵している。第1
遊星歯車組15は、サンギアS1と、インターナルギア
R1と、両ギアS1及びR1と同時にかみ合うピニオン
ギアP1を支持するキャリアPC1とから構成されてお
り、また遊星歯車組16は、サンギアS2と、インター
ナルギアR2と、両ギアS2及びR2と同時にかみ合う
ピニオンギアP2を支持するキャリアPC2とから構成
されている。キャリアPC1はハイクラッチ20を介し
て入力軸13と連結可能であり、またサンギアS1は、
リバースクラッチ18を介して入力軸13と連結可能で
ある。キャリアPC1はフォワードクラッチ22及びこ
れに直列に連結されたフォワードワンウェイクラッチ3
0を介して、又はフォワードクラッチ22及びフォワー
ドワンウェイクラッチ30に並列に配置されたオーバラ
ンニングクラッチ24を介してインターナルギアR2と
も連結可能である。サンギアS2は入力軸13と常に連
結されており、またインターナルギアR1及びキャリア
PC2は出力軸14と常に連結されている。ローアンド
リバースブレーキ26はキャリアPC1を固定すること
が可能であり、またバンドブレーキ28はサンギアS1
を固定することが可能である。ローワンウェイクラッチ
29は、キャリアPC1の正転(エンジン出力軸12と
同方向の回転)は許すが逆転(正転と逆方向の回転)は
許さない向きに配置してある。
【0007】上記動力伝達機構は、クラッチ18、2
0、22及び24、ブレーキ26及び28を種々の組み
合わせで作動させることによって遊星歯車組15及び1
6の各要素(S1、S2、R1、R2、PC1、及びP
C2)の回転状態を変えることができ、これによって入
力軸13の回転速度に対する出力軸14の回転速度を種
々変えることができる。クラッチ18、20、22及び
24、及びブレーキ26及び28を図2のような組み合
わせで作動させることにより、前進4速後退1速を得る
ことができる。なお、図2中〇印は作動しているクラッ
チ及びブレーキを示し、α1及びα2はそれぞれインタ
ーナルギアR1及びR2の歯数に対するサンギアS1及
びS2の歯数の比であり、またギア比は出力軸14の回
転数に対する入力軸13の回転数の比である。
【0008】バンドブレーキ28の制御に関連する油圧
回路を図3に示す。この油圧回路は、シフトバルブ32
及びシフトバルブ33を有している。シフトバルブ32
は、ソレノイド34からの油圧及びスプリング36の力
によって2つの位置を切り換えられる。また、シフトバ
ルブ33もソレノイド38からの油圧及びスプリング4
0の力によって2つの位置を切り換えられる。シフトバ
ルブ32は、第2速締結室42と連通する油路44を、
第3速解放室46と連通する油路48、又は図示してな
いマニアルバルブがDレンジの場合に油圧が供給される
油路50に接続可能である。また、シフトバルブ32
は、第4速締結室52と連通する油路54を、上述の油
路48又は油路51に接続可能である。シフトバルブ3
3は、前述の油路48をドレーンポート56又は油路5
0に接続可能である。また、シフトバルブ33は、前述
の油路51を、前述の油路48又はドレーンポート58
に接続可能である。なお、ドレーンポート58にはオリ
フィス60が設けられている。ソレノイド34及び38
のオン・オフに応じて、油圧回路は、第2速、第3速及
び第4速でそれぞれ図4、図5及び図6に示すように接
続されることになる。また、第1速では、図7に示すよ
うに接続されることになる。
【0009】次に、この実施例の動作について説明す
る。図6に示す第4速の状態では、油路50がシフトバ
ルブ33を通して油路48と接続される。油路48は第
3速解放室46と連通しているため、これに油圧が作用
する。また、油路48はシフトバルブ32を介して油路
44及び油路54とも接続される。したがって、第2速
締結室42及び第4速締結室52にも油圧が作用する。
この結果、第4速締結室52の油圧による力によってバ
ンドブレーキ28が締結される。この第4速の状態から
第2速に変速させる場合には、図4に示すように、シフ
トバルブ32及びシフトバルブ33の両方が同時に切り
換えられる。シフトバルブ32が切り換わることによっ
て、油路44は油路50と接続される状態になるが、こ
の油路50の油圧は直前まで油路44と接続されていた
油路48の油圧と同一の油圧であるから、第2速締結室
42の油圧は変動することなく保持される。一方、第3
速解放室46の油圧は、油路48及びシフトバルブ33
を介してドレーンポート56から排出されはじめる。第
4速締結室52の油圧は、油路54、シフトバルブ3
2、油路50、シフトバルブ33、油路48及びシフト
バルブ33を介して同様にドレーンポート56から排出
される。すなわち、第3速解放室46及び第4速締結室
52の油圧は、同一のドレーンポート56から排出され
るため、同じ速度で低下していく。したがって、第3速
解放室46に油圧が残っている間は、同じ油圧が第4速
締結室52にも作用することになる。この結果、第3速
解放室46の油圧が低下するまでは、第4速締結室52
に作用する油圧によってバンドブレーキ28が締結状態
に保持され、次いで第3速解放室46の油圧が低下する
と第2速締結室42の油圧によってバンドブレーキ28
が締結状態に保持されることになる。したがって、変速
中バンドブレーキ28は常に締結状態に保持される。
【0010】次に、第3速から第2速へ変速する場合に
は、図5の状態から図4の状態に切り換わる。図5の状
態では、油路50の油圧がシフトバルブ33及び油路4
8を介して第3速解放室46に作用している。第2速締
結室42には、油路50の油圧がシフトバルブ32及び
油路44を介して作用している。第4速締結室52は、
油路54、シフトバルブ32、油路51及びシフトバル
ブ33を介してドレーンポート58に排出されている。
したがって、バンドブレーキ28は第3速解放室46に
作用する油圧によって、第2速締結室42に油圧が作用
しているにもかかわらず解放状態とされている。この状
態から第2速への変速が指令されると、シフトバルブ3
3が図4のように切り換わる。すなわち、第3速解放室
46の油圧は、油路48及びシフトバルブ33を介して
ドレーンポート56へ排出されはじめる。ただし、油路
48はシフトバルブ33、油路51、シフトバルブ32
及び油路54を介して第4速締結室52と接続されてい
るため、第3速解放室46の油圧がピストンのストロー
クによつて押し出されている間は、第4速締結室52に
も同じ油圧が作用することになる。しかし、第4速用ピ
ストンがストロークしてバンドブレーキ28を締結状態
とすると同時に、第3速解放室46の油を排出している
第2及び3速用ピストンのストロークが終了し、第2速
締結室42の油圧による力によってバンドブレーキ28
が締結状態とされる。すなわち、バンドブレーキ28は
第2速締結室42及び第4速締結室52の油圧による力
によって締結されることになる。したがって、3−2変
速時に不具合が発生することはない。なお、図5に示す
第3速時には、第3速解放室46と第4速締結室52と
は遮断状態とされ、第4速締結室52は油路54、シフ
トバルブ32、油路51及びシフトバルブ33を介して
ドレーンポート58から排出されることになる。結局、
4−2シーケンスバルブ、4−2リレーバルブなどとい
ったタイミング調整用のバルブを必要とすることなく、
4−2変速及び3−2変速を円滑に行わせることができ
る。
【0011】次に、図8に示す第2実施例について説明
する。この第2実施例は、シフトバルブが3つの場合の
ものである。すなわち、この実施例では1−2シフトバ
ルブ200、2−3シフトバルブ202及び3−4シフ
トバルブ204の3つのバルブが設けられており、これ
らはそれぞれ第2速締結室42、第3速解放室46、第
4速締結室52と、図示のように接続されている。この
実施例の第2速における状態を図9に示す。この状態で
は、第4速締結室52の油圧と第3速解放室46の油圧
とが同じ油路を通してシフトバルブ202から排出され
ることになるので、第1実施例と同様の作用を得ること
ができる。
【0012】次に、図10に示す第3実施例について説
明する。この第3実施例は第2実施例と同様に3つのシ
フトバルブ、すなわち、1−2シフトバルブ300、2
−3シフトバルブ302及び3−4シフトバルブ304
を有しているが、3−4シフトバルブ304が4速での
み第1、2及び3速状態側位置から切り換わるように構
成されている点で相違する。この第3実施例の場合に
も、図11に示すように、第2速時に第4速締結室52
と第3速解放室46とが同一の油路から排出されるの
で、上述の実施例と同一の作用を得ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、第N速時に第N+2速締結室の油圧及び第N+1速
解放室の油圧を共通の油路を介して排出するようにした
ので、余分なタイミング調整用のバルブを必要とするこ
となく、第N+2速から第N速への変速及び第N+1速
から第N速への変速を円滑に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速機の骨組を示す図である。
【図2】自動変速機の各変速段で作用する要素の組み合
わせを示す図である。
【図3】第1実施例の油圧回路を示す図である。
【図4】図3に示した油圧回路の第2速の状態を示す図
である。
【図5】図3に示した油圧回路の第3速の状態を示す図
である。
【図6】図3に示した油圧回路の第4速の状態を示す図
である。
【図7】図3に示した油圧回路の第1速の状態を示す図
である。
【図8】第2実施例の油圧回路を示す図である。
【図9】図8に示す油圧回路の第2速の状態を示す図で
ある。
【図10】第3実施例の油圧回路を示す図である。
【図11】図10に示した油圧回路の第2速の状態を示
す図である。
【図12】従来の油圧回路を示す図である。
【符号の説明】
32 シフトバルブ 33 シフトバルブ 42 第2速締結室(第N速締結室) 46 第3速解放室(第N+1速解放室) 48 バンドブレーキ(ブレーキ) 52 第4速締結室(第N+2速締結室)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第N速(Nは1以上の整数)及び第N+
    2速の変速段で締結され第N+1速で解放されるブレー
    キを有しており、ブレーキは油圧サーボ装置によって締
    結・解放が制御され、油圧サーボ装置は、油圧が作用し
    たとき締結力を発生する第N速締結室と、第N速締結室
    に油圧が作用した状態でも油圧が作用するとブレーキを
    解放させる第N+1速解放室と、第N速締結室及び第N
    +1速解放室の油圧作用状態とは無関係に油圧が作用し
    た場合にブレーキを締結させる第N+2速締結室と、を
    有しており、第N速締結室、第N+1速解放室、及び第
    N+2速締結室に供給・排出される油圧は複数のシフト
    バルブによって制御される自動変速機の油圧制御装置に
    おいて、 シフトバルブは、これが第N速の状態の場合に、第N+
    2速締結室と連通している油路と、第N+1速解放室と
    連通している油路とを接続状態とするように構成される
    ことを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
JP4168497A 1992-06-03 1992-06-03 自動変速機の油圧制御装置 Pending JPH05332424A (ja)

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DE4318316A DE4318316C2 (de) 1992-06-03 1993-06-02 Hydraulisches Steuersystem für Automatikgetriebe

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