JPH0533037Y2 - - Google Patents

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JPH0533037Y2
JPH0533037Y2 JP9609789U JP9609789U JPH0533037Y2 JP H0533037 Y2 JPH0533037 Y2 JP H0533037Y2 JP 9609789 U JP9609789 U JP 9609789U JP 9609789 U JP9609789 U JP 9609789U JP H0533037 Y2 JPH0533037 Y2 JP H0533037Y2
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JP
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water
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hot air
outlet
shielding
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JP9609789U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水のかかることが予想される筐体内
蔵の電気機器に対する防水型換気窓に関する。
〔従来の技術〕 一般に、雨やシヤワー等の水のかかる惧れのあ
る場所で使用される、モータ、ポンプ類の電力を
消費する機器は、筐体に内蔵されるのが通例であ
り、運転に伴つて温度がしばしば上昇するので、
筐体内部の熱気を逃がして冷却を図るため、筐体
側壁の所要箇所に換気窓が設けられている。
従来、この換気窓には、前記熱気の排気孔とし
てルーバーと通称される内上向きとした細長いス
リツトを数多く水平に積層した形で穿設した構成
のものが多く用いられており、その他にも垂直に
して併設したもの、曲線状のスリツトとしたも
の、単に適当な形の穴を集団化したものなど、多
種多様の排気孔を使用している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のこの種の換気窓は、上記
のように単に排気孔を穿設しているだけで、防水
に対する配慮がなんら施されていない。
したがつて、筐体外から降りかかる水の方向に
よつては、排気孔を通過して流水や水滴が侵入し
内蔵の電気機器を濡らすだけでなく、時には絶縁
不良としたり、短絡や感電の不具合を生ずること
がある。
本考案は、上記の事情に着目してなされたもの
で、筐体内の熱気を容易に逃がすことができる一
方、外部からの水の侵入を完全に遮断して排出す
ることを可能にする防水型換気窓を得ることを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するために、換気窓
の排気孔全体に対向するとともに内部熱気の流出
口を備えた遮水排出手段を、その底部内面が最下
位の前記排気孔に臨む位置で筐体側壁の内面に付
設した。
〔作用〕
本考案の防水型換気窓では、外部から排気孔を
通つて流水や水滴が侵入した場合、遮水排出手段
が全排気孔に近接対向して位置しているため、そ
れ以上の内部への侵入を阻止すると同時に流化さ
せ、最下位の排気孔から外部へ排除するので、内
蔵電気機器に水のかかるのを完全に防止すること
ができ、また、電気機器の運転に伴つて上昇する
内部熱気は流出口を通つて各排気孔から逃げ出さ
せる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る筐体内蔵電気機器の防水型
換気窓の第1実施例を第1図ないし第3図に基づ
いて説明する。
この防水型換気窓1は、第1図の側面断面図及
び第2図の斜視図に見られるように、筐体側壁9
に設けられたルーバー構造の換気窓2に遮水排出
手段3が組み付けられて構成される。
遮水排出手段3は、換気窓2の排気孔2a全体
の面積に対応した開口4aを有し、方形の枠型に
形成された取付板部4と遮水板部5及び受水部6
とからなる。
遮水板部5は、第3図に見られるごとく横断面
カスガイ型の板材で、外方へ突出した両側部5
s,5sがその端面を前記開口4aの両側縁にお
いて側枠4s,4sに対し一体に結合されてお
り、その上端5uと上枠4uとの間に上部流出口
7を形成している。
受水部6は、その上端6uを遮水板部5の下端
5dよりも僅かに高く、かつ、遮水板部5の背面
に対し後方に位置して下部流出口8を形成する一
方、下端6dと両側部6s,6sとを前方へ湾曲
させ、下端6dはその端面を開口4aの下縁にお
いて下枠4dに一体結合し、これによつて形成さ
れる底部6b内面は。前記換気窓2の最下位の排
気孔2a1に臨んでいる。
また、前記両側部6s,6sは、その端面を開
口4aの両側縁において、前記側枠4s,4sに
一体結合するとともに、遮水板部5の両側部5
s,5sとも一体に連結している。
そして、遮水排出手段3を、受水部6の底部6
b内面を換気窓2の最下位の排気孔2a1に臨ませ
開口4aを排気孔2a全体に対向させた姿勢で筐
体の側壁9内面に取付板4を装着して防水型排気
窓1を構成する。
上記構成となつているので、防水型換気窓1に
おいては、外部から排気孔2aを通つて侵入して
来た水wは、遮水板5に阻止されその表面を伝つ
て流下するが受水部6の底部6bに受け止めら
れ、さらに最下位の排気孔2a1から外部へ排出さ
れる。
一方、筐体内部の熱気Aは、上部流出口7及び
下部流出口8から開口4a、排気孔2aを通つて
外部へ逃げ出る。
なお、下方から上方へ吹き上げる水がある場合
には、遮水板部5の上端5uを上方へ適当に延長
して形成すればよい。
次に第2実施例を第4図に基き説明する。
この防水型換気窓11は、筐体内部の熱気Aが
それほど多くない場合に適用するもので、遮水排
出手段13を、遮水板部15の下端15dと受水
部16の上端16Uとを一体に連結した形に形成
して開口14aを有する取付板部14に一体結合
し、かつ、筐体内部の熱気Aの流出口17だけを
設けたもので、その他の構成及び作用は前述の第
1実施例とほぼ同様なため、その説明は省略す
る。
なお、本考案の実施例では、換気窓をハーバー
構成のものとしたが、本考案は、これに限定され
るものではなく、各種各様の形をした排気孔を有
する換気窓に適用できることは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案はによれば、従来の電気機器を内蔵する
筐体の換気窓に遮水排出手段を付設する構成とし
たため、筐体内に発生する熱気の排除になんらの
支障を招くことなく、排気孔から侵入して来る水
を完全に阻止し排除するので内蔵機器を濡らすこ
とが無くなり、内蔵電気機器の故障を回避し寿命
の延長を図り得るばかりか、安全性も著しく向上
させることができる。
なお、この種の現用換気窓にも適合した遮水排
出手段を提供すれば、該換気窓に何らの工事を施
さずとも、単に付設するだけで防水型に改良する
ことが可能であるという普遍性にも富んでいる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る筐体内蔵電気機器の防
水型換気窓の第1実施例を示す縦断面図、第2図
は、同じく遮水排出手段の背面から見た斜視図、
第3図は、同じく背面図、第4図は、第2実施例
の防水型換気窓の縦断面図である。 1,11……防水型換気窓、2……換気窓、2
a……排気孔、2a1……最下位の排気孔、3,1
3……遮水排出手段、4,14……取付板部、4
a,14a……開口、5,15……遮水板部、
6,16……受水部、7……上部流出口、8……
下部流出口、9……筐体の側壁、17……流出
口、A……内部熱気。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電気機器を内蔵する筐体の側壁に設けた換気
    窓の排気孔全体に対向する開口を有するととも
    に、内部熱気の流出口を備えた遮水排出手段
    を、その底部内面を最下位の前記排気孔に臨ま
    せて前記側壁内面に付設したことを特徴とする
    筐体内蔵電気機器の防水型換気窓。 (2) 遮水排出手段は、横断面カスガイ型に形成し
    て上端と取付板部との間に内部熱気の上部流出
    口を設けた遮水板部と、該遮水板部の下部背面
    との間に内部熱気の下部流出口を設け、かつ、
    遮水板部の表面を流下する水を受けるように形
    成した受水部とを前記取付板部に一体結合した
    ことを特徴とする請求項1記載の筐体内蔵電気
    機器の防水型換気窓。 (3) 遮水排出手段は、横断面カスガイ型に形成し
    て上端と取付板部との間に内部熱気の流出口を
    設けた遮水板部の下端に、該遮水板部の表面を
    流下する水の受水部を一体に連結し、前記取付
    板部に一体結合してなることを特徴とする請求
    項1記載の筐体内蔵電気機器の防水型換気窓。
JP9609789U 1989-08-18 1989-08-18 Expired - Lifetime JPH0533037Y2 (ja)

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JPH0336193U JPH0336193U (ja) 1991-04-09
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JP5515129B1 (ja) * 2013-05-23 2014-06-11 山佐株式会社 遊技機の基板ケース及び遊技機

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