JP3308432B2 - 浴室換気扇の結露水落下防止装置 - Google Patents
浴室換気扇の結露水落下防止装置Info
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- JP3308432B2 JP3308432B2 JP24628795A JP24628795A JP3308432B2 JP 3308432 B2 JP3308432 B2 JP 3308432B2 JP 24628795 A JP24628795 A JP 24628795A JP 24628795 A JP24628795 A JP 24628795A JP 3308432 B2 JP3308432 B2 JP 3308432B2
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- Japan
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- bathroom
- ventilation fan
- fan
- circulation outlet
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴室換気扇であ
って、特に浴室内から排出する排気の一部を再び浴室内
へ循環させるようにした循環型のものに関する。
って、特に浴室内から排出する排気の一部を再び浴室内
へ循環させるようにした循環型のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】浴室換気扇を浴室の天井部に設け、その
換気扇のファンによって排出する換気用排気の一部を再
び浴室内へ循環させるとともに、その循環換気を天井壁
面から浴室側壁面に沿って流すことで、それらの壁面に
結露した水滴を早期に乾燥させることが考えられてい
る。この場合の換気扇としては、通常、下側から垂直軸
方向に吸入した空気を側面方向に流すシロッコ型のもの
が用いられ、その側面方向の出側通路の下側におけるフ
ァンケース底部に循環出口を設けて、排気の一部をこの
循環出口へ下向きに分流させて浴室内へ環流させるよう
にしている。
換気扇のファンによって排出する換気用排気の一部を再
び浴室内へ循環させるとともに、その循環換気を天井壁
面から浴室側壁面に沿って流すことで、それらの壁面に
結露した水滴を早期に乾燥させることが考えられてい
る。この場合の換気扇としては、通常、下側から垂直軸
方向に吸入した空気を側面方向に流すシロッコ型のもの
が用いられ、その側面方向の出側通路の下側におけるフ
ァンケース底部に循環出口を設けて、排気の一部をこの
循環出口へ下向きに分流させて浴室内へ環流させるよう
にしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の構造において
は、循環出口を設けたファンケースの底部に、結露した
水滴が溜まり、この溜まった水滴が循環流とともに循環
出口から浴室内へ落下するという不都合がある。
は、循環出口を設けたファンケースの底部に、結露した
水滴が溜まり、この溜まった水滴が循環流とともに循環
出口から浴室内へ落下するという不都合がある。
【０００４】この発明は、このような従来の欠点に鑑み
て、換気用排気の一部を天井部から浴室側へ循環させる
ようにしたものにおいて、換気扇のケース内の結露水が
循環流とともに吹き出されて、浴室内へ落下するのを防
止することを目的とするものである。
て、換気用排気の一部を天井部から浴室側へ循環させる
ようにしたものにおいて、換気扇のケース内の結露水が
循環流とともに吹き出されて、浴室内へ落下するのを防
止することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、浴室の天井部に設けられて浴室内の空
気を外部へ排出するとともに、その排気の一部をケース
の底部に開口した循環出口から浴室内へ循環させるよう
にした浴室換気扇において、前記循環出口の周辺に沿っ
て、前記底部に溜まった水滴がその循環出口より浴室側
に出るのを防止する立ち上がり壁を設け、且つ、前記循
環出口の直下を覆うようにして吸気管に対応する部分以
外に通気口を有しないグリルプレートを取付けたことを
特徴とするものである。
め、この発明は、浴室の天井部に設けられて浴室内の空
気を外部へ排出するとともに、その排気の一部をケース
の底部に開口した循環出口から浴室内へ循環させるよう
にした浴室換気扇において、前記循環出口の周辺に沿っ
て、前記底部に溜まった水滴がその循環出口より浴室側
に出るのを防止する立ち上がり壁を設け、且つ、前記循
環出口の直下を覆うようにして吸気管に対応する部分以
外に通気口を有しないグリルプレートを取付けたことを
特徴とするものである。
【０００６】
【作用】ケース底部に溜まった結露水は、立ち上がり壁
で循環出口より浴室側へ流入するのを阻止され、これに
よって水滴が浴室内に落下するのを防止することが出来
る。
で循環出口より浴室側へ流入するのを阻止され、これに
よって水滴が浴室内に落下するのを防止することが出来
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を示す図におい
て、浴室の天井壁(１)には、方形の開口部(２)が形成さ
れて、この開口部(２)へ嵌合するようにして、底部を開
放した方形の外部ケース(３)が取付けられている。(４)
は、この外部ケース(３)内に収納されたファンケースで
あって、換気ファン(５)がその内部に納められている。
て、浴室の天井壁(１)には、方形の開口部(２)が形成さ
れて、この開口部(２)へ嵌合するようにして、底部を開
放した方形の外部ケース(３)が取付けられている。(４)
は、この外部ケース(３)内に収納されたファンケースで
あって、換気ファン(５)がその内部に納められている。
【０００８】ファンケース(４)の底部(９)には、下向き
に突出する 吸気管(６)が、その上端部において取付け
られ、同じくファンケース(４)の側壁部分には、排気管
(７)の一端が連結されている。即ち、浴室(８)内の換気
用空気を前記吸気管(６)から吸い込んで、ファン(５)に
より排気管(７)を通って外部へ排出するものである。
に突出する 吸気管(６)が、その上端部において取付け
られ、同じくファンケース(４)の側壁部分には、排気管
(７)の一端が連結されている。即ち、浴室(８)内の換気
用空気を前記吸気管(６)から吸い込んで、ファン(５)に
より排気管(７)を通って外部へ排出するものである。
【０００９】そして、前記ファンケース(４)の底部(９)
の１個所には、前記ファン(５)から排気管(７)側に排出
される空気の一部を、外部ケース(３)内のチャンバー(1
0)内へ分岐して流す循環出口(11)が形成され、一部の排
気がこの循環出口(11)からチャンバー(10)を通って浴室
(８)側に循環されて、その浴室(８)の壁面の乾燥を行う
ものである。(15)は、前記循環出口(11)の直下と共に開
口部(２)を覆うとともに、循環流を天井壁(１)に沿う方
向へ案内するガイドを兼ねた、吸気管に対応する部分以
外に通気口を有しないグリルプレートであって、吸気管
(６)の下端に取付けられる。
の１個所には、前記ファン(５)から排気管(７)側に排出
される空気の一部を、外部ケース(３)内のチャンバー(1
0)内へ分岐して流す循環出口(11)が形成され、一部の排
気がこの循環出口(11)からチャンバー(10)を通って浴室
(８)側に循環されて、その浴室(８)の壁面の乾燥を行う
ものである。(15)は、前記循環出口(11)の直下と共に開
口部(２)を覆うとともに、循環流を天井壁(１)に沿う方
向へ案内するガイドを兼ねた、吸気管に対応する部分以
外に通気口を有しないグリルプレートであって、吸気管
(６)の下端に取付けられる。
【００１０】循環出口(11)の周辺部は、その全周に亘っ
て、その底部(９)の縁を上方に折り曲げた立ち上がり壁
(12)が設けられている。また、この立ち上がり壁(12)
は、排気管(７)へ向かって流れる排気の流れ方向に対面
する側が、他の部分よりも高くされて、その排気の一部
を循環出口(11)側へ案内するガイド板(13)となってい
る。
て、その底部(９)の縁を上方に折り曲げた立ち上がり壁
(12)が設けられている。また、この立ち上がり壁(12)
は、排気管(７)へ向かって流れる排気の流れ方向に対面
する側が、他の部分よりも高くされて、その排気の一部
を循環出口(11)側へ案内するガイド板(13)となってい
る。
【００１１】上記の構造において、ファン(５)を収納す
るファンケース(４)の底部(９)には、浴室(８)から吸い
込まれた排気中の水分が結露した水滴(14)が溜まるが、
この水滴(14)は、前記立ち上がり壁(12)によって阻止さ
れるため、その循環出口(11)から浴室側に流入するのを
防止することが可能となる。
るファンケース(４)の底部(９)には、浴室(８)から吸い
込まれた排気中の水分が結露した水滴(14)が溜まるが、
この水滴(14)は、前記立ち上がり壁(12)によって阻止さ
れるため、その循環出口(11)から浴室側に流入するのを
防止することが可能となる。
【００１２】なお、上記実施例では、外部ケース(３)内
へファンケース(４)を二重に配置した構造を示している
が、これに限られるものではなく、外部ケース(３)とフ
ァンケース(４)の区別のない一重のものでも良く、或い
は、外部ケース(３)内を仕切り壁で仕切ったものであっ
ても良い。
へファンケース(４)を二重に配置した構造を示している
が、これに限られるものではなく、外部ケース(３)とフ
ァンケース(４)の区別のない一重のものでも良く、或い
は、外部ケース(３)内を仕切り壁で仕切ったものであっ
ても良い。
【００１３】
【発明の効果】以上のように、この発明では、排気の一
部を底部の循環出口から浴室側へ循環させるものにおい
て、その循環出口の周辺に設けた立ち上がり壁が、底部
に溜まった結露水が循環出口へ流れ込むのを防止するた
め、かかる水滴の浴室内への落下のない換気扇を得るこ
とが出来る。
部を底部の循環出口から浴室側へ循環させるものにおい
て、その循環出口の周辺に設けた立ち上がり壁が、底部
に溜まった結露水が循環出口へ流れ込むのを防止するた
め、かかる水滴の浴室内への落下のない換気扇を得るこ
とが出来る。
【図１】浴室の天井部に設けた換気扇部分の縦断面を示
している。
している。
(１) 天井壁 (４) ファンケース (５) ファン(６) 吸気管 (11) 循環出口 (12) 立ち上がり壁 (14) 水滴(15) グリルプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹村 公良 大阪市北区大淀中一丁目１番88号 積水 ハウス株式会社内 (56)参考文献 特開 平２−178551（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−168551（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−309742（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−79641（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−314836（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−92020（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−52034（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−4643（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24F 7/10 101 E04H 1/12 301
Claims (1)
- 【請求項１】 浴室の天井部に設けられて浴室内の空気
を外部へ排出するとともに、その排気の一部をケースの
底部に開口した循環出口から浴室内へ循環させるように
した浴室換気扇において、前記循環出口の周辺に沿っ
て、前記底部に溜まった水滴がその循環出口より浴室側
に出るのを防止する立ち上がり壁を設け、且つ、前記底
部より下向きに突出する吸気管の下端には、循環出口の
直下を覆うようにして、前記吸気管に対応する部分以外
に通気口を有しないグリルプレートを取付けたことを特
徴とする浴室換気扇の落下防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24628795A JP3308432B2 (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 浴室換気扇の結露水落下防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24628795A JP3308432B2 (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 浴室換気扇の結露水落下防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0989342A JPH0989342A (ja) | 1997-04-04 |
| JP3308432B2 true JP3308432B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=17146308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24628795A Expired - Fee Related JP3308432B2 (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 浴室換気扇の結露水落下防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3308432B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4552648B2 (ja) * | 2004-12-20 | 2010-09-29 | パナソニック電工株式会社 | 浴室の空気供給ノズルの取付け構造 |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP24628795A patent/JP3308432B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0989342A (ja) | 1997-04-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080517 Year of fee payment: 6 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517 Year of fee payment: 9 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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