JPH05329900A - 型締装置 - Google Patents
型締装置Info
- Publication number
- JPH05329900A JPH05329900A JP14391292A JP14391292A JPH05329900A JP H05329900 A JPH05329900 A JP H05329900A JP 14391292 A JP14391292 A JP 14391292A JP 14391292 A JP14391292 A JP 14391292A JP H05329900 A JPH05329900 A JP H05329900A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold clamping
- mold
- clamping cylinder
- cylinder support
- platen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1751—Adjustment means allowing the use of moulds of different thicknesses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】タイバーが撓(たわ)んだり、型締ピストンの
倒れが発生したりすることがないようにする。 【構成】フレーム1に固定された固定プラテン3と、移
動自在に配設された型締シリンダサポート2と、前記固
定プラテン3と型締シリンダサポート2間に架設された
タイバー4と、前記固定プラテン3と型締シリンダサポ
ート2間をタイバー4に沿って移動自在に配設された可
動プラテン5と、前記型締シリンダサポート2に取り付
けられ、前記可動プラテン5を往復動させる型締シリン
ダ9と、該型締シリンダ9内に摺動(しゅうどう)自在
に配設され、前記可動プラテン5に取り付けられた型締
ピストン10を有する。そして、前記タイバー4に調整
装置が設けられ、金型厚さを調整する。金型を交換した
時に該調整装置を作動することによって型締ストローク
Lsを変更することなく、金型厚さLM を変更すること
ができる。
倒れが発生したりすることがないようにする。 【構成】フレーム1に固定された固定プラテン3と、移
動自在に配設された型締シリンダサポート2と、前記固
定プラテン3と型締シリンダサポート2間に架設された
タイバー4と、前記固定プラテン3と型締シリンダサポ
ート2間をタイバー4に沿って移動自在に配設された可
動プラテン5と、前記型締シリンダサポート2に取り付
けられ、前記可動プラテン5を往復動させる型締シリン
ダ9と、該型締シリンダ9内に摺動(しゅうどう)自在
に配設され、前記可動プラテン5に取り付けられた型締
ピストン10を有する。そして、前記タイバー4に調整
装置が設けられ、金型厚さを調整する。金型を交換した
時に該調整装置を作動することによって型締ストローク
Lsを変更することなく、金型厚さLM を変更すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、型締装置に関するもの
である。
である。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内で加熱され、流動化された成形材料を固定金型と
可動金型から成る金型間のキャビティ内に高圧で充填
し、キャビティ内で冷却し、固化させ、次いで金型を開
いて成形品を取り出すようにしている。そして、前記可
動金型を固定金型に対して接離するために、型締装置が
設けられていて、該型締装置を駆動することによって可
動プラテンを往復動させるようにしている。
ンダ内で加熱され、流動化された成形材料を固定金型と
可動金型から成る金型間のキャビティ内に高圧で充填
し、キャビティ内で冷却し、固化させ、次いで金型を開
いて成形品を取り出すようにしている。そして、前記可
動金型を固定金型に対して接離するために、型締装置が
設けられていて、該型締装置を駆動することによって可
動プラテンを往復動させるようにしている。
【0003】前記型締装置は、トグル式のもの及び直圧
式のものが提供されているが、トグル式のものの場合、
動力源となる油圧シリンダなどの出力をトグルを介して
可動プラテンに伝達するようになっているため、大きい
型締力を発生することができる。一方、直圧式のものの
場合、金型を変更したりして金型の厚さが変わっても型
締めストロークによって吸収することができ、型締装置
の構造を簡素化することができ、しかも、型圧調整装置
が不要になる。
式のものが提供されているが、トグル式のものの場合、
動力源となる油圧シリンダなどの出力をトグルを介して
可動プラテンに伝達するようになっているため、大きい
型締力を発生することができる。一方、直圧式のものの
場合、金型を変更したりして金型の厚さが変わっても型
締めストロークによって吸収することができ、型締装置
の構造を簡素化することができ、しかも、型圧調整装置
が不要になる。
【0004】図2は従来の型締装置を示す図である。図
に示すように、フレーム1に型締シリンダサポート2及
び固定プラテン3が立設されていて、両者間にタイバー
4が配設される。該タイバー4は可動プラテン5を摺動
(しゅうどう)自在に支持しており、該可動プラテン5
は固定プラテン3に対して接離自在に移動する。
に示すように、フレーム1に型締シリンダサポート2及
び固定プラテン3が立設されていて、両者間にタイバー
4が配設される。該タイバー4は可動プラテン5を摺動
(しゅうどう)自在に支持しており、該可動プラテン5
は固定プラテン3に対して接離自在に移動する。
【0005】そして、前記固定プラテン3には固定金型
6が、可動プラテン5には可動金型7が取り付けられて
いて、射出工程において両金型6,7間に樹脂が充填さ
れるようになっている。前記両金型6,7は、樹脂を充
填する際には当接状態に置かれるが、成形品を取り出す
際には開放されなければならない。このため、可動プラ
テン5には型締装置8が設けられる。
6が、可動プラテン5には可動金型7が取り付けられて
いて、射出工程において両金型6,7間に樹脂が充填さ
れるようになっている。前記両金型6,7は、樹脂を充
填する際には当接状態に置かれるが、成形品を取り出す
際には開放されなければならない。このため、可動プラ
テン5には型締装置8が設けられる。
【0006】すなわち、前記型締シリンダサポート2の
後方に型締シリンダ9が形成され、該型締シリンダ9の
中を摺動するように型締ピストン10が配設されてい
る。該型締ピストン10の端面と前記型締シリンダ9間
に形成されるシリンダ室11には、型締ピストン10を
往復動させる作動油が収容される。そのため、前記シリ
ンダ室11は、プレフィルバルブ12を介してプレフィ
ル配管13に接続されている。
後方に型締シリンダ9が形成され、該型締シリンダ9の
中を摺動するように型締ピストン10が配設されてい
る。該型締ピストン10の端面と前記型締シリンダ9間
に形成されるシリンダ室11には、型締ピストン10を
往復動させる作動油が収容される。そのため、前記シリ
ンダ室11は、プレフィルバルブ12を介してプレフィ
ル配管13に接続されている。
【0007】また、前記型締ピストン10の中央には、
ブースタシリンダ14が軸方向に形成されており、該ブ
ースタシリンダ14内に管状のブースタ15が進退自在
に配設されている。そして、該ブースタ15は後方(図
の左方)に延びて高圧作動油を供給する配管に接続され
る。前記構成の射出成形機の型締装置8において、高速
で型閉じを行う際にはブースタシリンダ14が作動し、
小量の油が供給される。一方、高圧で型締め又は型開き
を行う際には型締シリンダ9が作動し、高圧の油が供給
され、また排出される。
ブースタシリンダ14が軸方向に形成されており、該ブ
ースタシリンダ14内に管状のブースタ15が進退自在
に配設されている。そして、該ブースタ15は後方(図
の左方)に延びて高圧作動油を供給する配管に接続され
る。前記構成の射出成形機の型締装置8において、高速
で型閉じを行う際にはブースタシリンダ14が作動し、
小量の油が供給される。一方、高圧で型締め又は型開き
を行う際には型締シリンダ9が作動し、高圧の油が供給
され、また排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の型締装置8においては、前記型締シリンダ9を往復
動させるために、デイライトLD に等しいだけのピスト
ンストロークが必要になり、タイバー4が長くなって撓
(たわ)んだり、型締ピストン10の前進限において型
締ピストン10の倒れが発生したりすることがある。
来の型締装置8においては、前記型締シリンダ9を往復
動させるために、デイライトLD に等しいだけのピスト
ンストロークが必要になり、タイバー4が長くなって撓
(たわ)んだり、型締ピストン10の前進限において型
締ピストン10の倒れが発生したりすることがある。
【0009】すなわち、型締装置8のデイライトL
D は、両金型6,7の厚み(以下、「金型厚さ」とい
う。)LM と両金型6,7を両プラテン3,5に取り付
けたときの型締ピストン10のストローク(以下、「型
締ストローク」という。)LS の和で定義され、型締シ
リンダ9内を摺動する型締ピストン10のピストンスト
ロークを前記デイライトLD に等しくする必要がある。
D は、両金型6,7の厚み(以下、「金型厚さ」とい
う。)LM と両金型6,7を両プラテン3,5に取り付
けたときの型締ピストン10のストローク(以下、「型
締ストローク」という。)LS の和で定義され、型締シ
リンダ9内を摺動する型締ピストン10のピストンスト
ロークを前記デイライトLD に等しくする必要がある。
【0010】すなわち、 LD =LS +LM となる。したがって、金型厚さLM を大きくするとその
分型締ストロークLS が小さくなってしまう。ところ
が、一般的に金型厚さLM の大きい金型ほど型締ストロ
ークLS が必要となり、そのためデイライトLD を大き
くしなければならなくなってしまう。
分型締ストロークLS が小さくなってしまう。ところ
が、一般的に金型厚さLM の大きい金型ほど型締ストロ
ークLS が必要となり、そのためデイライトLD を大き
くしなければならなくなってしまう。
【0011】その場合、型締ストロークLS が長いた
め、タイバー4が長くなって撓んだり、金型厚さLM の
小さい金型を使用して射出成形を行うと、型締ピストン
10の前進限において型締ピストン10の倒れが発生し
たりすることがある。本発明は、前記従来の型締装置の
問題点を解決して、型締装置の寸法を大きくすることが
なく、タイバーが長くなって撓んだり、型締ピストンの
前進限において型締ピストンの倒れが発生したりするこ
とのない型締装置を提供することを目的とする。
め、タイバー4が長くなって撓んだり、金型厚さLM の
小さい金型を使用して射出成形を行うと、型締ピストン
10の前進限において型締ピストン10の倒れが発生し
たりすることがある。本発明は、前記従来の型締装置の
問題点を解決して、型締装置の寸法を大きくすることが
なく、タイバーが長くなって撓んだり、型締ピストンの
前進限において型締ピストンの倒れが発生したりするこ
とのない型締装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の型
締装置においては、固定金型が取り付けられるととも
に、フレームに固定された固定プラテンと、フレームに
対して移動自在に配設された型締シリンダサポートと、
前記固定プラテンと型締シリンダサポート間に架設され
たタイバーと、可動金型が取り付けられるとともに、前
記固定プラテンと型締シリンダサポート間をタイバーに
沿って移動自在に配設された可動プラテンと、前記型締
シリンダサポートに取り付けられ、前記可動プラテンを
往復動させる型締シリンダと、該型締シリンダ内に摺動
自在に配設され、前記可動プラテンに取り付けられた型
締ピストンを有する。
締装置においては、固定金型が取り付けられるととも
に、フレームに固定された固定プラテンと、フレームに
対して移動自在に配設された型締シリンダサポートと、
前記固定プラテンと型締シリンダサポート間に架設され
たタイバーと、可動金型が取り付けられるとともに、前
記固定プラテンと型締シリンダサポート間をタイバーに
沿って移動自在に配設された可動プラテンと、前記型締
シリンダサポートに取り付けられ、前記可動プラテンを
往復動させる型締シリンダと、該型締シリンダ内に摺動
自在に配設され、前記可動プラテンに取り付けられた型
締ピストンを有する。
【0013】そして、前記タイバーに調整装置が設けら
れ、金型厚さを調整する。
れ、金型厚さを調整する。
【0014】
【作用】本発明によれば、前記のように固定金型が取り
付けられるとともに、フレームに固定された固定プラテ
ンと、フレームに対して移動自在に配設された型締シリ
ンダサポートと、前記固定プラテンと型締シリンダサポ
ート間に架設されたタイバーと、可動金型が取り付けら
れるとともに、前記固定プラテンと型締シリンダサポー
ト間をタイバーに沿って移動自在に配設された可動プラ
テンと、前記型締シリンダサポートに取り付けられ、前
記可動プラテンを往復動させる型締シリンダと、該型締
シリンダ内に摺動自在に配設され、前記可動プラテンに
取り付けられた型締ピストンを有する。
付けられるとともに、フレームに固定された固定プラテ
ンと、フレームに対して移動自在に配設された型締シリ
ンダサポートと、前記固定プラテンと型締シリンダサポ
ート間に架設されたタイバーと、可動金型が取り付けら
れるとともに、前記固定プラテンと型締シリンダサポー
ト間をタイバーに沿って移動自在に配設された可動プラ
テンと、前記型締シリンダサポートに取り付けられ、前
記可動プラテンを往復動させる型締シリンダと、該型締
シリンダ内に摺動自在に配設され、前記可動プラテンに
取り付けられた型締ピストンを有する。
【0015】したがって、型締シリンダ内で型締ピスト
ンを摺動させ、可動プラテンを往復動させると、固定金
型と可動金型の型閉じ、型締め、型開き等を行うことが
できる。そして、前記タイバーに調整装置が設けられ、
金型厚さを調整する。金型を交換した時に該調整装置を
作動することによって型締ストロークを変更することな
く、金型厚さを変更することができる。
ンを摺動させ、可動プラテンを往復動させると、固定金
型と可動金型の型閉じ、型締め、型開き等を行うことが
できる。そして、前記タイバーに調整装置が設けられ、
金型厚さを調整する。金型を交換した時に該調整装置を
作動することによって型締ストロークを変更することな
く、金型厚さを変更することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す型
締装置の側面図、図3は本発明の実施例を示す型締装置
の正面図である。図において、1はフレーム、21は該
フレーム1上に敷設されたガイドレールであり、前記フ
レーム1に固定プラテン3が固定され、前記ガイドレー
ル21上を型締シリンダサポート2及び可動プラテン5
が摺動自在に配設される。そのため、型締シリンダサポ
ート2及び可動プラテン5にそれぞれ摺動部材23,2
4が取り付けられる。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す型
締装置の側面図、図3は本発明の実施例を示す型締装置
の正面図である。図において、1はフレーム、21は該
フレーム1上に敷設されたガイドレールであり、前記フ
レーム1に固定プラテン3が固定され、前記ガイドレー
ル21上を型締シリンダサポート2及び可動プラテン5
が摺動自在に配設される。そのため、型締シリンダサポ
ート2及び可動プラテン5にそれぞれ摺動部材23,2
4が取り付けられる。
【0017】そして、前記固定プラテン3と型締シリン
ダサポート2間に4本のタイバー4が架設され、前記可
動プラテン5を摺動自在に支持する。そのため、可動プ
ラテン5には、各タイバー4に対応する箇所に4個の貫
通穴が形成される。また、前記タイバー4の型締シリン
ダサポート2側の部分には、想定される金型厚さLMの
変更量に対応するストローク長さ(以下、「金型厚さス
トローク」という。)SM にわたって単条ねじ、多条ね
じ等の雄ねじ4aが形成される。そして、型締シリンダ
サポート2にも、各タイバー4に対応する箇所に4個の
貫通穴が形成され、タイバー4に対して相対的に移動す
ることができるようになっている。なお、26はタイバ
ー4の一端を固定プラテン3に固定するためのタイバー
ナットである。
ダサポート2間に4本のタイバー4が架設され、前記可
動プラテン5を摺動自在に支持する。そのため、可動プ
ラテン5には、各タイバー4に対応する箇所に4個の貫
通穴が形成される。また、前記タイバー4の型締シリン
ダサポート2側の部分には、想定される金型厚さLMの
変更量に対応するストローク長さ(以下、「金型厚さス
トローク」という。)SM にわたって単条ねじ、多条ね
じ等の雄ねじ4aが形成される。そして、型締シリンダ
サポート2にも、各タイバー4に対応する箇所に4個の
貫通穴が形成され、タイバー4に対して相対的に移動す
ることができるようになっている。なお、26はタイバ
ー4の一端を固定プラテン3に固定するためのタイバー
ナットである。
【0018】前記固定プラテン3及び可動プラテン5に
は、それぞれ図示しない固定金型及び可動金型が取り付
けられていて、射出工程において両金型間のキャビティ
内に樹脂が充填されるようになっている。前記両金型
は、樹脂を充填する際には当接状態に置かれるが、成形
品を取り出す際には開放されなければならない。このた
め、可動プラテン5には型締装置25が設けられる。
は、それぞれ図示しない固定金型及び可動金型が取り付
けられていて、射出工程において両金型間のキャビティ
内に樹脂が充填されるようになっている。前記両金型
は、樹脂を充填する際には当接状態に置かれるが、成形
品を取り出す際には開放されなければならない。このた
め、可動プラテン5には型締装置25が設けられる。
【0019】すなわち、前記型締シリンダサポート2の
後方に型締シリンダ9が形成され、該型締シリンダ9に
型締ピストン10が配設されている。該型締ピストン1
0は、型締ストロークLS 分のストローク長さを有する
ように設定され、前記型締シリンダ9内を摺動する。前
述したように、前記型締シリンダサポート2は、タイバ
ー4に対して相対的に移動することができるようになっ
ており、そのため移動装置30が設けられる。該移動装
置30は、調整ナット31、大径歯車32及び油圧モー
タ33から成る。前記調整ナット31は前記各タイバー
4に対応して設けられ、外周面に歯車31aが形成され
るとともに、前記タイバー4の雄ねじ4aに対応するね
じを形成した螺合(らごう)部材を有する。また、大径
歯車32は外周面に歯車32aが形成され、前記各調整
ナット31の歯車31aと噛合(しごう)する。
後方に型締シリンダ9が形成され、該型締シリンダ9に
型締ピストン10が配設されている。該型締ピストン1
0は、型締ストロークLS 分のストローク長さを有する
ように設定され、前記型締シリンダ9内を摺動する。前
述したように、前記型締シリンダサポート2は、タイバ
ー4に対して相対的に移動することができるようになっ
ており、そのため移動装置30が設けられる。該移動装
置30は、調整ナット31、大径歯車32及び油圧モー
タ33から成る。前記調整ナット31は前記各タイバー
4に対応して設けられ、外周面に歯車31aが形成され
るとともに、前記タイバー4の雄ねじ4aに対応するね
じを形成した螺合(らごう)部材を有する。また、大径
歯車32は外周面に歯車32aが形成され、前記各調整
ナット31の歯車31aと噛合(しごう)する。
【0020】そして、該大径歯車32は更に油圧モータ
33に連結されていて、油圧モータ33が駆動される
と、大径歯車32が回転し、該大径歯車32の回転に伴
って調整ナット31が回転するようになっている。前記
調整ナット31と雄ねじ4aは螺合しているため、前記
調整ナット31は回転が伝達されると軸方向に移動す
る。ところで、該調整ナット31は前記型締シリンダサ
ポート2に対して回転自在ではあるが、軸方向において
は相対的な動きが規制されている。したがって、該調整
ナット31が軸方向に移動すると、前記型締シリンダサ
ポート2はタイバー4に沿って移動する。
33に連結されていて、油圧モータ33が駆動される
と、大径歯車32が回転し、該大径歯車32の回転に伴
って調整ナット31が回転するようになっている。前記
調整ナット31と雄ねじ4aは螺合しているため、前記
調整ナット31は回転が伝達されると軸方向に移動す
る。ところで、該調整ナット31は前記型締シリンダサ
ポート2に対して回転自在ではあるが、軸方向において
は相対的な動きが規制されている。したがって、該調整
ナット31が軸方向に移動すると、前記型締シリンダサ
ポート2はタイバー4に沿って移動する。
【0021】この場合、前記金型厚さストロークS
M は、 SM =LMmax−LMmin LMmax:最大金型厚さ LMmin:最小金型厚さ になり、該金型厚さストロークSM 分だけ型締シリンダ
サポート2を移動することができる。
M は、 SM =LMmax−LMmin LMmax:最大金型厚さ LMmin:最小金型厚さ になり、該金型厚さストロークSM 分だけ型締シリンダ
サポート2を移動することができる。
【0022】次に、前記調整ナット31の詳細について
説明する。図4は調整ナットの詳細図である。図におい
て、2は型締シリンダサポート、4はタイバー、4aは
該タイバー4の表面に形成された雄ねじ、31は調整ナ
ット31、31aは該調整ナット31の外周面に形成さ
れた歯車、32は大径歯車である。
説明する。図4は調整ナットの詳細図である。図におい
て、2は型締シリンダサポート、4はタイバー、4aは
該タイバー4の表面に形成された雄ねじ、31は調整ナ
ット31、31aは該調整ナット31の外周面に形成さ
れた歯車、32は大径歯車である。
【0023】前記調整ナット31に調整ナット本体35
がボルト36を介して固定される。前記調整ナット本体
35は、中央に大径部35aを、該大径部35aの両側
に小径部35b,35cを備えた筒状体で形成される。
一方、型締シリンダサポート2には、前記大径部35a
及び小径部35cに対応する形状を有する凹部2aが形
成され、該凹部2aに大径部35a及び小径部35cが
収容され、ナットカバー38によって大径部35aの端
面を閉鎖している。
がボルト36を介して固定される。前記調整ナット本体
35は、中央に大径部35aを、該大径部35aの両側
に小径部35b,35cを備えた筒状体で形成される。
一方、型締シリンダサポート2には、前記大径部35a
及び小径部35cに対応する形状を有する凹部2aが形
成され、該凹部2aに大径部35a及び小径部35cが
収容され、ナットカバー38によって大径部35aの端
面を閉鎖している。
【0024】前記調整ナット本体35は、内周面に雌ね
じ35dが形成され、前記雄ねじ4aと螺合する。ま
た、ナットカバー38はボルト39によって型締シリン
ダサポート2に固定される。ところで、前記型締装置2
5(図1)において、デイライトLD 、金型厚さL M 及
び型締ストロークLS は、 LD =LS +LM という関係があるが、本発明においては、金型の交換に
伴い金型厚さLM が変化しても、前記調整ナット31を
調整するだけで金型厚さLM の変化を吸収することが可
能となり、型締ストロークLS を一定にすることができ
る。
じ35dが形成され、前記雄ねじ4aと螺合する。ま
た、ナットカバー38はボルト39によって型締シリン
ダサポート2に固定される。ところで、前記型締装置2
5(図1)において、デイライトLD 、金型厚さL M 及
び型締ストロークLS は、 LD =LS +LM という関係があるが、本発明においては、金型の交換に
伴い金型厚さLM が変化しても、前記調整ナット31を
調整するだけで金型厚さLM の変化を吸収することが可
能となり、型締ストロークLS を一定にすることができ
る。
【0025】したがって、デイライトLD を金型ごとの
最適な最小長さに設定することができ、型締ピストン1
0の前進長さ及び固定プラテン3と型締シリンダサポー
ト2間の有効タイバー長さを最小にすることができるの
で、型締ピストン10の前進限での倒れやタイバー4の
撓みなどを小さくすることができる。また、前記金型厚
さストロークSM を、 SM =LMmax−LMmin に設定すると、2SM だけ型締装置25の軸方向寸法を
小さくすることができる。
最適な最小長さに設定することができ、型締ピストン1
0の前進長さ及び固定プラテン3と型締シリンダサポー
ト2間の有効タイバー長さを最小にすることができるの
で、型締ピストン10の前進限での倒れやタイバー4の
撓みなどを小さくすることができる。また、前記金型厚
さストロークSM を、 SM =LMmax−LMmin に設定すると、2SM だけ型締装置25の軸方向寸法を
小さくすることができる。
【0026】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、固定金型が取り付けられた固定プラテンと型締シ
リンダサポート間にタイバーが架設され、該タイバーに
沿って可動プラテンが移動する。また、前記型締シリン
ダサポートに型締シリンダが取り付けられ、前記可動プ
ラテンを往復動させる。該型締シリンダ内に型締ピスト
ンが摺動自在に配設される。
れば、固定金型が取り付けられた固定プラテンと型締シ
リンダサポート間にタイバーが架設され、該タイバーに
沿って可動プラテンが移動する。また、前記型締シリン
ダサポートに型締シリンダが取り付けられ、前記可動プ
ラテンを往復動させる。該型締シリンダ内に型締ピスト
ンが摺動自在に配設される。
【0028】そして、前記タイバーに調整装置が設けら
れ、金型厚さを調整する。金型の交換に伴い金型厚さが
変化しても、前記調整装置を調整するだけで金型厚さの
変化を吸収することが可能となり、型締ストロークを一
定にすることができる。したがって、デイライトを金型
ごとの最適な最小長さに設定することができ、型締ピス
トンの前進長さ及び固定プラテンと型締シリンダサポー
ト間の有効タイバー長さを最小にすることができるの
で、型締ピストンの前進限での倒れやタイバーの撓みな
どを小さくすることができる。
れ、金型厚さを調整する。金型の交換に伴い金型厚さが
変化しても、前記調整装置を調整するだけで金型厚さの
変化を吸収することが可能となり、型締ストロークを一
定にすることができる。したがって、デイライトを金型
ごとの最適な最小長さに設定することができ、型締ピス
トンの前進長さ及び固定プラテンと型締シリンダサポー
ト間の有効タイバー長さを最小にすることができるの
で、型締ピストンの前進限での倒れやタイバーの撓みな
どを小さくすることができる。
【図1】本発明の実施例を示す型締装置の側面図であ
る。
る。
【図2】従来の型締装置を示す図である。
【図3】本発明の実施例を示す型締装置の正面図であ
る。
る。
【図4】調整ナットの詳細図である。
1 フレーム 2 型締シリンダサポート 3 固定プラテン 4 タイバー 5 可動プラテン 9 型締シリンダ 10 型締ピストン 25 型締装置 31 調整ナット
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)固定金型が取り付けられるととも
に、フレームに固定された固定プラテンと、(b)フレ
ームに対して移動自在に配設された型締シリンダサポー
トと、(c)前記固定プラテンと型締シリンダサポート
間に架設されたタイバーと、(d)可動金型が取り付け
られるとともに、前記固定プラテンと型締シリンダサポ
ート間をタイバーに沿って移動自在に配設された可動プ
ラテンと、(e)前記可動プラテンを往復動させる型締
シリンダと、(f)該型締シリンダ内に摺動自在に配設
され、前記可動プラテンに取り付けられた型締ピストン
と、(g)前記タイバーに設けられ、金型厚さを調整す
る調整装置を有することを特徴とする型締装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14391292A JPH05329900A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 型締装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14391292A JPH05329900A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 型締装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05329900A true JPH05329900A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15349984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14391292A Withdrawn JPH05329900A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 型締装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05329900A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1086798A1 (de) * | 1999-09-22 | 2001-03-28 | Karl Hehl | Formschliesseinheit für eine Spritzgiessmaschine |
US6719553B1 (en) | 1998-03-24 | 2004-04-13 | Karl Hehl | Mold-closing unit for an injection molding machine |
CN104118100A (zh) * | 2013-04-23 | 2014-10-29 | 住友重机械工业株式会社 | 注射成型机 |
JP2017043016A (ja) * | 2015-08-27 | 2017-03-02 | 日精樹脂工業株式会社 | 型締装置 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP14391292A patent/JPH05329900A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6719553B1 (en) | 1998-03-24 | 2004-04-13 | Karl Hehl | Mold-closing unit for an injection molding machine |
EP1086798A1 (de) * | 1999-09-22 | 2001-03-28 | Karl Hehl | Formschliesseinheit für eine Spritzgiessmaschine |
CN104118100A (zh) * | 2013-04-23 | 2014-10-29 | 住友重机械工业株式会社 | 注射成型机 |
EP2796267A3 (en) * | 2013-04-23 | 2015-01-21 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Injection molding machine |
JP2017043016A (ja) * | 2015-08-27 | 2017-03-02 | 日精樹脂工業株式会社 | 型締装置 |
CN106476229A (zh) * | 2015-08-27 | 2017-03-08 | 日精树脂工业株式会社 | 合模装置 |
CN106476229B (zh) * | 2015-08-27 | 2019-02-19 | 日精树脂工业株式会社 | 合模装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |