JPH05329566A - ハウジングのかしめ方法 - Google Patents
ハウジングのかしめ方法Info
- Publication number
- JPH05329566A JPH05329566A JP4164053A JP16405392A JPH05329566A JP H05329566 A JPH05329566 A JP H05329566A JP 4164053 A JP4164053 A JP 4164053A JP 16405392 A JP16405392 A JP 16405392A JP H05329566 A JPH05329566 A JP H05329566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- caulking
- bent
- lower die
- ball
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/06—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
- F16C11/0685—Manufacture of ball-joints and parts thereof, e.g. assembly of ball-joints
- F16C11/069—Manufacture of ball-joints and parts thereof, e.g. assembly of ball-joints with at least one separate part to retain the ball member in the socket; Quick-release systems
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
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- F16C11/0685—Manufacture of ball-joints and parts thereof, e.g. assembly of ball-joints
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 円筒状またはカップ状であるハウジングの一
端端部をその軸線中心方向に折り曲げる第1工程と、そ
の折り曲げた端部を軸線方向から押し潰す第2工程とか
らなる。 【効果】 かしめ加工時に鉄粉が発生することがないた
め、ハウジング内部に鉄粉が侵入しないので、ハウジン
グ内部の構成部品の摩耗を促進させることなく、長期に
渡って使用できる。
端端部をその軸線中心方向に折り曲げる第1工程と、そ
の折り曲げた端部を軸線方向から押し潰す第2工程とか
らなる。 【効果】 かしめ加工時に鉄粉が発生することがないた
め、ハウジング内部に鉄粉が侵入しないので、ハウジン
グ内部の構成部品の摩耗を促進させることなく、長期に
渡って使用できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の懸架装
置及び操舵装置に使用されるボールジョイントのような
製品の構成要素であるハウジングの端部をかしめるかし
め方法に関する。
置及び操舵装置に使用されるボールジョイントのような
製品の構成要素であるハウジングの端部をかしめるかし
め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばボールジョイントのような
製品の構成要素であるハウジングの端部をかしめる場
合、図5に示す如く、ローラ127,127を有するか
しめ装置によりかしめ加工していた。
製品の構成要素であるハウジングの端部をかしめる場
合、図5に示す如く、ローラ127,127を有するか
しめ装置によりかしめ加工していた。
【0003】かしめ加工前のボールジョイント101
は、図5左半部に示す如く、球頭部104と柄部103
とからなるボールスタッド102と、ボールスタッド1
02の球頭部104を囲▲ぎょう▼するベアリング10
5と、ベアリング105を保持し開口107からボール
スタッド102の柄部103を突出させるハウジング1
06と、ハウジング106の開口側端部109aの内周
に形成した肩部108に着座される抜け止めリング11
2からなり、開口側端部109aは肩部108から外方
へ延びる円筒形状を成している。
は、図5左半部に示す如く、球頭部104と柄部103
とからなるボールスタッド102と、ボールスタッド1
02の球頭部104を囲▲ぎょう▼するベアリング10
5と、ベアリング105を保持し開口107からボール
スタッド102の柄部103を突出させるハウジング1
06と、ハウジング106の開口側端部109aの内周
に形成した肩部108に着座される抜け止めリング11
2からなり、開口側端部109aは肩部108から外方
へ延びる円筒形状を成している。
【0004】次にかしめ装置は、ハウジング106を配
設する下型141とハウジング106の開口側端部10
9aをかしめるかしめ手段を有する上型121とからな
り、下型141にはハウジング106を着座させる段部
143を有する嵌入孔142が形成されている。上型1
21にはかしめ手段、つまりピン129,129を中心
に回転可能な2つのローラ127,127が設けられ、
この上型121は図示せぬ駆動手段により中心軸線を中
心として回転可能である。また上型121はその中心軸
線が下型141に形成した嵌入孔142の中心軸線と一
致するように配置されている。
設する下型141とハウジング106の開口側端部10
9aをかしめるかしめ手段を有する上型121とからな
り、下型141にはハウジング106を着座させる段部
143を有する嵌入孔142が形成されている。上型1
21にはかしめ手段、つまりピン129,129を中心
に回転可能な2つのローラ127,127が設けられ、
この上型121は図示せぬ駆動手段により中心軸線を中
心として回転可能である。また上型121はその中心軸
線が下型141に形成した嵌入孔142の中心軸線と一
致するように配置されている。
【0005】上記かしめ装置でハウジング106の開口
側端部109aをかしめ加工する場合、まず下型141
の嵌入孔142にハウジング106を挿嵌するとともに
段部143に着座させ、図示せぬ固定手段でハウジング
106を下型141に固定する。次に上型121を中心
軸線を中心に回転させるとともに下型側に下降させ、ロ
ーラ127,127のかしめ溝128,128がハウジ
ング106の開口側端部109aに当接すると同時にロ
ーラ127,127は回転を始めてかしめ加工を開始し
て開口側端部109aが押圧変形し、加工が完了した
後、上型121は上昇し、図5右半部に示すようにかし
め加工が終了する。
側端部109aをかしめ加工する場合、まず下型141
の嵌入孔142にハウジング106を挿嵌するとともに
段部143に着座させ、図示せぬ固定手段でハウジング
106を下型141に固定する。次に上型121を中心
軸線を中心に回転させるとともに下型側に下降させ、ロ
ーラ127,127のかしめ溝128,128がハウジ
ング106の開口側端部109aに当接すると同時にロ
ーラ127,127は回転を始めてかしめ加工を開始し
て開口側端部109aが押圧変形し、加工が完了した
後、上型121は上昇し、図5右半部に示すようにかし
め加工が終了する。
【0006】このようなハウジングのかしめ方法として
は、特公昭52−29374、USP3395441な
ど多くが知られている。
は、特公昭52−29374、USP3395441な
ど多くが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の如きローラ12
7,127によるハウジングのかしめ方法では、かしめ
加工を正確に行なうことができるが、ローラ127,1
27が回転しながら押圧するため、押圧の際ハウジング
106の開口側端部109aを削ってしまい鉄粉が発生
する原因となる。この鉄粉はハウジング106の開口1
07からボールジョイント101内部に侵入して、ボー
ルスタッド102の揺動回動に対してボールスタッド1
02の球頭部104またはベアリング105の摩耗を促
進させる原因となるという問題がある。
7,127によるハウジングのかしめ方法では、かしめ
加工を正確に行なうことができるが、ローラ127,1
27が回転しながら押圧するため、押圧の際ハウジング
106の開口側端部109aを削ってしまい鉄粉が発生
する原因となる。この鉄粉はハウジング106の開口1
07からボールジョイント101内部に侵入して、ボー
ルスタッド102の揺動回動に対してボールスタッド1
02の球頭部104またはベアリング105の摩耗を促
進させる原因となるという問題がある。
【0008】またローラ127,127はピン129,
129を中心に回転するため、回転が円滑に行われるよ
うに潤滑油又はグリスが結合部分に供給される。しかし
この供給された潤滑油又はグリスは、ローラ127,1
27の回転により外方へ飛散しボールジョイント101
に付着するため、その後飛散した潤滑油又はグリスを拭
き取る工程を追加しなければならず、作業性の低下、製
造費用の増加につながるという問題がある。
129を中心に回転するため、回転が円滑に行われるよ
うに潤滑油又はグリスが結合部分に供給される。しかし
この供給された潤滑油又はグリスは、ローラ127,1
27の回転により外方へ飛散しボールジョイント101
に付着するため、その後飛散した潤滑油又はグリスを拭
き取る工程を追加しなければならず、作業性の低下、製
造費用の増加につながるという問題がある。
【0009】従って本発明は上述の如き課題を解決し、
加工中に鉄粉等不用物がハウジング内部へ侵入すること
がなく、長期に渡って使用できる例えばボールジョイン
トのような製品を供給するためのハウジングのかしめ方
法である。
加工中に鉄粉等不用物がハウジング内部へ侵入すること
がなく、長期に渡って使用できる例えばボールジョイン
トのような製品を供給するためのハウジングのかしめ方
法である。
【0010】
【課題を解決するための手段】円筒状またはカップ状で
あるハウジングの一端端部をその軸線中心方向に折り曲
げ、その後折り曲げた端部を軸線方向から押し潰す。
あるハウジングの一端端部をその軸線中心方向に折り曲
げ、その後折り曲げた端部を軸線方向から押し潰す。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図1乃至図4に基づい
て説明する。
て説明する。
【0012】図1は本発明のハウジング6のかしめ方法
を使用する製品の一例であるボールジョイント1を表す
もので、図において2はボールスタッドで、球状の球頭
部4と球頭部4から突出して延びる柄部3とからなる。
5は合成樹脂製のベアリングで、ボールスタッド2の球
頭部4を揺動及び回動自在に囲▲ぎょう▼する。6はベ
アリング5を収容する一端が開口するカップ状のハウジ
ングで、その開口側端部9c付近の内周にはボールスタ
ッド2抜け止めの為の抜け止めリング12を着座させる
肩部8が形成され、外周には図示せぬダストカバーを装
着する装着溝10が形成される。抜け止めリング12
は、鉄板からの打ち抜きで成形後、内径を機械加工で仕
上げたリングでハウジング6の端部かしめ加工により、
ハウジング6の端部内周に固定される。
を使用する製品の一例であるボールジョイント1を表す
もので、図において2はボールスタッドで、球状の球頭
部4と球頭部4から突出して延びる柄部3とからなる。
5は合成樹脂製のベアリングで、ボールスタッド2の球
頭部4を揺動及び回動自在に囲▲ぎょう▼する。6はベ
アリング5を収容する一端が開口するカップ状のハウジ
ングで、その開口側端部9c付近の内周にはボールスタ
ッド2抜け止めの為の抜け止めリング12を着座させる
肩部8が形成され、外周には図示せぬダストカバーを装
着する装着溝10が形成される。抜け止めリング12
は、鉄板からの打ち抜きで成形後、内径を機械加工で仕
上げたリングでハウジング6の端部かしめ加工により、
ハウジング6の端部内周に固定される。
【0013】次にハウジング6の端部9aをかしめ加工
する工程を図2乃至図4を基に説明する。特に図2乃至
図3はハウジング6の端部9aを折り曲げる第1工程、
図4は折り曲げた端部9bを押し潰す第2工程を表す。
する工程を図2乃至図4を基に説明する。特に図2乃至
図3はハウジング6の端部9aを折り曲げる第1工程、
図4は折り曲げた端部9bを押し潰す第2工程を表す。
【0014】まず、ハウジング6の端部9aを折り曲げ
る第1工程のかしめ装置を図2乃至図3で説明する。か
しめ装置はハウジング6を配設する下型41とハウジン
グ6の端部9aを押圧する上型21とからなる。
る第1工程のかしめ装置を図2乃至図3で説明する。か
しめ装置はハウジング6を配設する下型41とハウジン
グ6の端部9aを押圧する上型21とからなる。
【0015】下型41は、ハウジング6を着座させる段
部43を有する嵌入孔42が形成され、また配設された
ハウジング6を固定する固定手段(図示せず)を備えて
いる。この下型41は図示せぬ下ダイにより保持され
る。
部43を有する嵌入孔42が形成され、また配設された
ハウジング6を固定する固定手段(図示せず)を備えて
いる。この下型41は図示せぬ下ダイにより保持され
る。
【0016】上型21は、ハウジング6の端部9aに当
接して直接押圧するパンチ22と、パンチ22の上部に
嵌合するスペーサ24と、パンチ22とスペーサ24を
一体的に上ダイ26に固定するホルダ25とからなる。
パンチ22は下端内周にその下端側から漸次小径なる傾
斜面を有するかしめ部22aが形成され、上端側外周に
周上に突出した支持突部23が形成された円筒形状で、
パンチ22の中央貫通孔30はボールスタッド2の柄部
3の外形より充分に大径なる内径を有する。このパンチ
22を支持するホルダ25は円筒状の筒部25aと筒部
25aから内方へ延びる係合部25bとからなり、パン
チ22の支持突部23を係合部25bにより下方から係
合支持するとともに、上ダイ26から下方へ突出する固
定突部26aの外周に螺合等により装着する。
接して直接押圧するパンチ22と、パンチ22の上部に
嵌合するスペーサ24と、パンチ22とスペーサ24を
一体的に上ダイ26に固定するホルダ25とからなる。
パンチ22は下端内周にその下端側から漸次小径なる傾
斜面を有するかしめ部22aが形成され、上端側外周に
周上に突出した支持突部23が形成された円筒形状で、
パンチ22の中央貫通孔30はボールスタッド2の柄部
3の外形より充分に大径なる内径を有する。このパンチ
22を支持するホルダ25は円筒状の筒部25aと筒部
25aから内方へ延びる係合部25bとからなり、パン
チ22の支持突部23を係合部25bにより下方から係
合支持するとともに、上ダイ26から下方へ突出する固
定突部26aの外周に螺合等により装着する。
【0017】この上型21と下型41は、各々中央貫通
孔30及び嵌入孔42の中心軸線が一致するように配設
されている。
孔30及び嵌入孔42の中心軸線が一致するように配設
されている。
【0018】次に、第2工程で使用するかしめ装置を図
4で説明する。この装置は前記第1工程で使用したかし
め装置と構成は同一である。その差異としてはパンチの
かしめ部形状が第1工程で使用したかしめ装置はパンチ
22の下端側から漸次小径なる傾斜面であったが、この
第2工程で使用するかしめ装置はかしめ部32aとして
断面半円状の周状凹みがパンチ32の下端面に形成され
ている点である。
4で説明する。この装置は前記第1工程で使用したかし
め装置と構成は同一である。その差異としてはパンチの
かしめ部形状が第1工程で使用したかしめ装置はパンチ
22の下端側から漸次小径なる傾斜面であったが、この
第2工程で使用するかしめ装置はかしめ部32aとして
断面半円状の周状凹みがパンチ32の下端面に形成され
ている点である。
【0019】上述の如きかしめ装置を使用してハウジン
グ6の端部9aをかしめ加工する場合、まず図2に示す
如く、ボールスタッド2の球頭部4を囲▲ぎょう▼した
ベアリング5を内部に挿入し、肩部8に抜き止めリング
12を着座させたハウジング6を有するボールジョイン
ト1を下型41に配設し、図示せぬ固定手段により下型
41に固定する。このときハウジング6の端部9aとパ
ンチ22のかしめ部22aは軸線方向に対向する。この
状態で上方より上型21を下降させ、図3に示す如く、
かしめ部22aの傾斜面でハウジング6の端部9aを軸
線中心方向に押圧し折り曲げ、その後、上型21は上昇
して第1工程は終了する。
グ6の端部9aをかしめ加工する場合、まず図2に示す
如く、ボールスタッド2の球頭部4を囲▲ぎょう▼した
ベアリング5を内部に挿入し、肩部8に抜き止めリング
12を着座させたハウジング6を有するボールジョイン
ト1を下型41に配設し、図示せぬ固定手段により下型
41に固定する。このときハウジング6の端部9aとパ
ンチ22のかしめ部22aは軸線方向に対向する。この
状態で上方より上型21を下降させ、図3に示す如く、
かしめ部22aの傾斜面でハウジング6の端部9aを軸
線中心方向に押圧し折り曲げ、その後、上型21は上昇
して第1工程は終了する。
【0020】続いて、図4に示す如きかしめ装置の下型
51にボールジョイント1は配設され、図示せぬ固定手
段により下型51に固定される。この状態で上方より上
型31を下降させ、かしめ部32aで、軸線中心方向に
折り曲げたハウジング6の端部9bを軸線方向上方から
押圧してかしめ加工し、抜け止めリング12を固定す
る。その後、上型31は上昇して第2工程は終了する。
51にボールジョイント1は配設され、図示せぬ固定手
段により下型51に固定される。この状態で上方より上
型31を下降させ、かしめ部32aで、軸線中心方向に
折り曲げたハウジング6の端部9bを軸線方向上方から
押圧してかしめ加工し、抜け止めリング12を固定す
る。その後、上型31は上昇して第2工程は終了する。
【0021】従って、2段階の押圧変形によりハウジン
グ6の端部9aをかしめ加工するので、かしめ加工時に
鉄粉が発生することがないため、ボールジョイント1内
部に鉄粉が侵入しない。
グ6の端部9aをかしめ加工するので、かしめ加工時に
鉄粉が発生することがないため、ボールジョイント1内
部に鉄粉が侵入しない。
【0022】尚、上記実施例では第2工程で使用したパ
ンチ32のかしめ部32aの形状は断面半円状であった
が、かしめ部32aの形状は本実施例の形状に限定され
るものではない。
ンチ32のかしめ部32aの形状は断面半円状であった
が、かしめ部32aの形状は本実施例の形状に限定され
るものではない。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば円筒状また
はカップ状であるハウジングの一端端部をその軸線中心
方向に折り曲げ、その後、折り曲げた端部を軸線方向か
ら押し潰すため、かしめ加工時に鉄粉が発生することが
ないため、ハウジング内部に鉄粉が侵入しないので、ハ
ウジング内部の構成部品の摩耗を促進させることなく、
長期に渡って使用できる。
はカップ状であるハウジングの一端端部をその軸線中心
方向に折り曲げ、その後、折り曲げた端部を軸線方向か
ら押し潰すため、かしめ加工時に鉄粉が発生することが
ないため、ハウジング内部に鉄粉が侵入しないので、ハ
ウジング内部の構成部品の摩耗を促進させることなく、
長期に渡って使用できる。
【0024】またローラのように潤滑油又はグリスが飛
散することもないので、後工程で製品を拭くこともなく
製造費用の増加を防ぐことができる。
散することもないので、後工程で製品を拭くこともなく
製造費用の増加を防ぐことができる。
【図1】本発明のハウジングのかしめ方法を使用する製
品の一例を表す部分断面平面図である。
品の一例を表す部分断面平面図である。
【図2】本発明のハウジングのかしめ方法における第1
工程成形前の状態を表す部分断面平面図である。
工程成形前の状態を表す部分断面平面図である。
【図3】本発明のハウジングのかしめ方法における第1
工程成形後の状態を表す部分断面平面図である。
工程成形後の状態を表す部分断面平面図である。
【図4】本発明のハウジングのかしめ方法ににおける第
2工程成形後の状態を表す部分断面平面図である。
2工程成形後の状態を表す部分断面平面図である。
【図5】従来のハウジングのかしめ方法を表し、左半部
は成形前、右半部は成形後の状態を表す部分断面平面図
である。
は成形前、右半部は成形後の状態を表す部分断面平面図
である。
6 ハウジング 9a 端部 9b 端部
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒状またはカップ状であるハウジング
(6)の一端端部(9a)をその軸線中心方向に折り曲
げる第1工程と、その折り曲げた端部(9b)を軸線方
向から押し潰す第2工程とからなることを特徴とするハ
ウジングのかしめ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4164053A JPH05329566A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | ハウジングのかしめ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4164053A JPH05329566A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | ハウジングのかしめ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05329566A true JPH05329566A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15785900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4164053A Pending JPH05329566A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | ハウジングのかしめ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05329566A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006019145A1 (ja) * | 2004-08-20 | 2006-02-23 | Nhk Spring Co., Ltd. | ボールジョイントと、その製造方法 |
JP2013167314A (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Nhk Spring Co Ltd | スタビリンクおよびその製造方法 |
WO2017126503A1 (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 日本発條株式会社 | ボールジョイント、カシメ方法及びカシメ用型 |
JP2017215048A (ja) * | 2017-08-22 | 2017-12-07 | 日本発條株式会社 | カシメ方法及びカシメ用型 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4164053A patent/JPH05329566A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPWO2006019145A1 (ja) * | 2004-08-20 | 2008-05-08 | 日本発条株式会社 | ボールジョイントと、その製造方法 |
JP2010156466A (ja) * | 2004-08-20 | 2010-07-15 | Nhk Spring Co Ltd | ボールジョイント |
JP4516079B2 (ja) * | 2004-08-20 | 2010-08-04 | 日本発條株式会社 | ボールジョイント |
JP2013167314A (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Nhk Spring Co Ltd | スタビリンクおよびその製造方法 |
WO2017126503A1 (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 日本発條株式会社 | ボールジョイント、カシメ方法及びカシメ用型 |
JP2017129195A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 日本発條株式会社 | ボールジョイント、カシメ方法及びカシメ用型 |
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