JPH05329372A - アンモニア分解触媒 - Google Patents
アンモニア分解触媒Info
- Publication number
- JPH05329372A JPH05329372A JP4162123A JP16212392A JPH05329372A JP H05329372 A JPH05329372 A JP H05329372A JP 4162123 A JP4162123 A JP 4162123A JP 16212392 A JP16212392 A JP 16212392A JP H05329372 A JPH05329372 A JP H05329372A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- ammonia
- ammonia decomposition
- pressure
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B3/00—Hydrogen; Gaseous mixtures containing hydrogen; Separation of hydrogen from mixtures containing it; Purification of hydrogen
- C01B3/02—Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen
- C01B3/04—Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen by decomposition of inorganic compounds, e.g. ammonia
- C01B3/047—Decomposition of ammonia
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B21/00—Nitrogen; Compounds thereof
- C01B21/02—Preparation of nitrogen
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/36—Hydrogen production from non-carbon containing sources, e.g. by water electrolysis
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
してアンモニア分解反応を高圧低温条件下に行うことが
でき、従ってその際の圧力を利用しつつアンモニア分解
ガスからPSA法により水素を分離することができるア
ンモニア分解触媒を提供することを目的とする。 【構成】 ニッケルが5〜50重量%、ランタンが酸化
ランタンとして2〜30重量%、白金族元素が0.01〜3
重量%、残余が担体であるニッケル−ランタン−白金族
元素系触媒よりなるアンモニア分解触媒である。
Description
低温下で行うことのできるアンモニア分解触媒に関する
ものである。
ス炉ガス中にはアンモニアが含まれており、コークス炉
ガスの精製工程において回収されている。このアンモニ
アは、従来は主として硫安の製造に用いられていたが、
このアンモニアをアンモニア分解触媒を用いて水素と窒
素とに分解し、さらにはその分解ガスから水素を分離す
れば、さらに付加価値の大きい用途が考えられる。
−198639号公報には、希土類元素の少なくとも1
種の元素の化合物とニッケルを含有するアンモニア分解
用触媒が示されている。ここで希土類元素の化合物と
は、La2O3 、Y2O3、Nd2O3 、Sm2O3 、Gd2O3 、Dy2O3 、
Ho2O3 、Er2O3 などの酸化物、あるいは希土類元素の水
酸化物、炭酸塩、硝酸塩等の無機塩、酢酸塩等の有機塩
である。担体としては、アルミナ、シリカゲル、シリカ
・アルミナ、チタニア、マグネシウム、活性炭などが用
いられ、特にアルミナが好ましいとされている。実施例
で用いている触媒は、Ni-La2O3-Al2O3、Ni-Y2O3-Al2O
3 、Ni-Ce2O3-Al2O3である(ちなみに、比較例で用いて
いる触媒は、Fe-Al2O3、Pt-Al2O3である)。反応温度は
300〜700℃、反応圧力は常圧でもよく、加圧、減
圧にすることもできるとしているが、実施例では大気圧
で反応を行っている。
元素、クロム族元素および鉄族元素のうちから選ばれた
少なくとも1種の元素の金属または化合物とニッケルを
含有するアンモニア分解用触媒が示されている。ここで
銅族元素とは銅、銀、金、クロム族元素とはクロム、モ
リブデン、タングステン、鉄族元素とは鉄、コバルトで
ある。担体としては、アルミナ、シリカゲル、シリカ・
アルミナ、チタニア、マグネシウム、活性炭などが用い
られ、特にアルミナが好ましいとされている。実施例で
用いている触媒は、Ni-Co-Al2O3 、Ni-Cu-Al2O3 、Ni-C
r2O3-Al2O3である(ちなみに、比較例で用いている触媒
は、Ni-Al2O3、Fe-Al2O3、Pt-Al2O3である)。反応温度
は300〜700℃、反応圧力は常圧でもよく、加圧、
減圧にすることもできるとしているが、実施例では大気
圧で反応を行っている。
び特開平2−198638号公報の従来法の説明の個所
には、従来、アンモニア分解触媒としてはFe2O3-Al2O
3 、NiO-SiO2・Al2O3 、Pt-Al2O3などが用いられている
こと、これらの触媒は500〜900℃、多くは700
〜1200℃で使用されていることなどの説明がなされ
ている。
−18485号公報)には、最終触媒におけるNi成分
の量がNiOに換算して 5.0〜30.0wt%になり、しかも
Mg/Niの原子比が0.03〜0.23の範囲になるよう同一
アニオンを有するNi塩とMg塩の混合溶液を調製し、
この混合溶液中に耐熱性担体を浸漬させ、乾燥後、30
0〜1100℃の温度で焼成することからなる炭化水素
およびアンモニアの分解用触媒の製造法が示されてお
り、アンモニアの分解にかかる使用例2には、600℃
または900℃で分解を行った例が示されている。
来、アンモニア分解触媒としてはNi系触媒が用いられ
ていること、その際にはNi系触媒に鉄、アルミナ、マ
グネシウム、銅、クロム、バナジウムなどの助触媒成分
を少量添加してNi系触媒の性能を向上させることが研
究されていること、反応温度は600〜1000℃程度
であることが記載されている。
(a)酸素含有ガス組成物とある量の無水アンモニアを
混合してガス混合物を得る工程;(b)前記ガス混合物
を加熱する工程;及び(c)前記加熱ガス混合物を、実
質的に全てのアンモニアを分解するための有効な触媒と
接触させて水素と窒素を生成させ、これによって水素が
酸素と反応して水を形成し、従って前記ガス組成物中の
酸素濃度が低減する工程;の各工程を含む、酸素含有ガ
ス組成物中の酸素濃度低減方法が示されている。好まし
い触媒としては、エンゲルハルト・インダストリーズ社
から市販されている「DEOXO LD(主要元素:A
l>>Pd>Ca,Ga,Re,Cr)」および「DE
OXO A(主要元素:Al>>Pd,Cu,Ga,R
e,Rh,Pt)」があげられており、そのほか、鉄
粉、白金、白金合金、ロジウム−白金合金、金−白金合
金、白金−パラジウム−ロジウム合金、Fe2O3-Mn2O3-Bi
2O3 触媒、酸化コバルト等を単独で、または酸化鉄や酸
化クロムのような他の酸化物類と併用して、担持状態ま
たは非担持状態(特に活性アルミナに担持させたもの、
たとえばペレット化活性アルミナ担持パラジウム)で使
用することができることが記載されている。分解反応工
程における圧力は大気圧〜約20psig(1.41気圧)、好
ましくは10〜15psig(0.70〜1.05気圧)であり、反
応温度は1500〜2000゜F(815〜1093
℃)であるとしている。
系;Fe系;Pt系;Pd系;Ni−Mg系;Ni−C
o系;Ni−La系;Ni−Y系;Ni−Ce系;Ni
−Cu系;Ni−Cr系;などが知られているというこ
とができる。
離〉アンモニア分解ガスから水素ガスを分離する方法も
知られている。たとえば、特開昭54−126689号
公報の実施例には、液体アンモニアを気化させた後、減
圧弁で圧力調整してから、ニッケル触媒等を充填した分
解筒に導入して900〜950℃で反応させることによ
り水素と窒素とに分解し、ついで合成ゼオライト等の吸
着剤が充填された吸着筒に通して未分解アンモニアと水
分とを除去し、圧縮機により75kg/cm2G 以上、好まし
くは150kg/cm2G 以上に昇圧し、気液分離器に導入し
て液体窒素等の深冷剤により冷却して窒素を液化分離す
る方法が示されている。同公報の従来法の説明の個所に
は、アンモニア分解ガスからPSA法により水素以外の
不純物を除くことも考えられるとの記載もある。
2容のアンモニアから3容の水素と1容の窒素とを生ず
る体積膨張反応でありかつ吸熱反応であることから、反
応平衡上は低圧高温反応が好ましい。また、一般に生成
した水素が強く反応抑制に働くため、反応速度上も低圧
高温反応が望ましい。従って加圧低温条件下での検討は
余りなされていないのが現状である。典型的なアンモニ
ア分解反応にあっては、ニッケル触媒を用い、800℃
程度の高温で常圧下に反応させる。
は、高温であるため熱エネルギー的に不利であること、
高温であるため反応器にインコネルなどの特別の高価な
材質を用いなければならないこと、得られたアンモニア
分解ガスからPSA法により水素を分離しようとする
と、コンプレッサーにより昇圧する必要があるため、設
備投資やランニングコストなどの点で不利であることな
どの問題点があり、工業的見地からは必ずしも有利とは
言えなかった。
平2−198638号公報の発明においては、ニッケル
をベースとして触媒活性を向上させているため、反応温
度を300〜700℃、殊に400〜600℃程度とい
う低温に設定できるという特長を有しているが、圧力の
点では実際には大気圧条件を採用しており、これを加圧
条件下で行おうとすると触媒活性をさらに改善する必要
がある。そのため、アンモニア分解ガスからPSA法に
より水素を分離しようとすると、依然として上記のよう
な問題点が残る。
常圧高温反応を採用しており、特公昭53−7313号
公報においては、触媒に工夫をこらしているものの常圧
高温反応を採用しているものと考えられる。
は900〜950℃という高温反応を採用している上、
この反応は常圧反応であると推測され、しかもアンモニ
ア分解ガスの吸着操作を75kg/cm2G 以上、好ましくは
150kg/cm2G 以上に昇圧して深冷分離するという方法
を採用しており、工業的に不利である。
安の蒸気圧(26℃で10kg/cm2(絶対圧))を利用し
てアンモニア分解反応を高圧低温条件下に行うことがで
き、従ってその際の圧力を利用しつつアンモニア分解ガ
スからPSA法により水素を分離することができるアン
モニア分解触媒を提供することを目的とするものであ
る。
触媒は、ニッケルが5〜50重量%、ランタンが酸化ラ
ンタンとして2〜30重量%、白金族元素が0.01〜3重
量%、残余が担体であるニッケル−ランタン−白金族元
素系触媒よりなるものである。
タン−白金族元素系触媒よりなる。白金族元素として
は、白金、パラジウム、イリジウム、ルテニウムなどが
あげられるが、白金が特に重要である。
ル、ランタンの場合は硝酸塩、酢酸塩、塩化物など、白
金族元素の場合は塩化物など溶媒に可溶なものが用いら
れる。
・アルミナ、チタニア、マグネシアなどが用いられる
が、シリカが特に重要である。シリカを用いる場合は、
シリカゾルまたはシリカの微粉担体コロイドなどの液状
担体成分を用いることが特に好ましく、これにより触媒
成分の担持量を顕著に増加させることができる。
合は、ニッケルが5〜50重量%、殊に20〜50重量
%、ランタンが酸化ランタンとして2〜30重量%、殊
に10〜30重量%、白金族元素を用いるときは白金族
金属が0.01〜3重量%、殊に0.01〜1重量%であり、残
余は担体である。触媒成分の割合がこの範囲から外れる
と高圧低温条件下におけるアンモニア分解の触媒活性が
不充分となる。
利であるが、通常の固体シリカ、固体アルミナ等を担体
に用いた場合は触媒成分の担持量は担体の細孔容積によ
って制限を受ける。しかしながら、先に述べたようにシ
リカゾルまたはシリカの微粉担体コロイドなどの液状担
体成分を用いると、触媒成分の担持量を飛躍的に増加さ
せ、活性を向上させることができる。
場合は、通常の製法である含浸法が採用できる。具体的
には、触媒成分の原料をそれぞれ水溶液となし、担体に
別々に含浸担持させてから混合するか、全成分を混合し
た水溶液を担体に含浸担持させた後、90℃〜150℃
の空気中で約12〜24時間乾燥し、ついで400〜6
00℃の温度で空気中1〜10時間焼成する。
溶液を液状担体と混合してから蒸発乾固させた後、上記
と同様にして焼成すればよい。触媒成分−担体混合液を
蒸発乾固させる場合は、実験室的には通常の磁製蒸発皿
で電熱器等で加熱すればよく、工業的にはスプレードラ
イヤー等の設備を用いればよい。また触媒成分水溶液
は、液状担体と混合させる前にアンモニア等のアルカリ
で処理し、細かい沈殿(水酸化物)とした後、担体に添
加してもよく、また担体成分と混合後にアルカリで処理
し、担体と共に沈澱固化させてもよい。
媒は、アンモニア分解反応を行う工程中で触媒が徐々に
還元されるため、還元処理を省略することができる。し
かしながら反応初期から高いアンモニア分解性能を得よ
うとするときには、反応に先立ち還元処理を行っておく
のが効果的である。還元処理は、たとえば400℃程度
の水素雰囲気中で1〜10時間処理することにより達成
できる。
反応器の形式は固定床であるか流動床であるかを問わな
い。
常は5kg/cm2以上)で12kg/cm2程度までとし、殊に1
0kg/cm2前後とすることが望ましい。このような圧力
は、液体アンモニアが26℃で10kg/cm2程度の蒸気圧
を有することを利用して、導入される液体アンモニアを
気化させることにより容易に得ることができる。圧力が
余りに小さいときは次工程であるPSA工程で昇圧を行
わなければならず、一方余りに高いときは、反応速度上
および反応平衡上、さらには装置上不利になる。なお上
に述べたアンモニア分解触媒は、活性が大きいため上記
のような高圧条件下でも用いることができるのである。
400〜650℃程度に設定することが望ましい。温度
が余りに低いときには反応が円滑に進まず、一方余りに
高いときは熱エネルギー上および装置の材質上不利にな
る。
アンモニア分解率とによって決まるが、通常は1000
h-1〜10000h-1程度である。反応温度を上げるこ
とにより触媒の活性が向上するので、より高温条件下で
は高い空間速度でも反応を進行させることができる。た
とえば、反応温度を600℃とした場合はSV4000
h-1程度、反応温度を575℃とした場合はSV120
0h-1程度の負荷でも、10kg/cm2の圧力下に反応を平
衡まで進行させることができる。
得る工程を実施した後は、前工程の圧力を実質的に維持
した状態でPSA工程に供してアンモニア分解ガス中の
水素を分離する。未反応アンモニアは、少量であれば前
処理なしにPSA工程で窒素と共に除去される。
ーシーブ、合成ゼオライト、天然ゼオライト、活性炭、
またはそれらを組み合わせたものなどがあげられる。
を用い、各塔につき昇圧工程→吸着工程→減圧工程→再
生工程をサイクリックに行う。たとえば、ある塔が吸着
工程にある間は他の一つの塔は再生工程にあるようにす
る。再生は通常真空減圧により行う。塔の数は2〜6塔
式とすることが多い。
ル−ランタン−白金族元素系よりなる。白金族元素の併
用により、ニッケル−ランタン系に比し触媒活性が向上
し、高圧下におけるアンモニア分解反応の触媒活性の低
下を最小限に抑えることができる。
ンモニア分解ガス反応は、たとえば液安の蒸気圧である
10kg/cm2程度で行われるが、この圧力はPSA工程に
おける最適圧力でもある。従って、PSA工程において
は特別の昇圧操作を行わなくても、アンモニア分解工程
の圧力を利用して昇圧を行うことができるので、昇圧に
要するコンプレッサーが不要になる上、そのコンプレッ
サーを動かすための電力も不要になる。
れを水素源として用いることができる。たとえば、この
水素をCOやCO2 と反応させることにより、メタノー
ル、さらにはガソリンの製造に用いることができる。
る。
る。 ・Ni: 硝酸ニッケル Ni(NO3)2・6H2O ・La: 硝酸ランタン La(NO3)2・6H2O ・Pt: 塩化白金(IV)酸 H2PtCl6・6H2O ・SiO2: No. 1は触媒化成株式会社製シリカゾル「キャ
タロイドS−20L」(20wt% SiO2/水) No. 2は不二見研磨材工業株式会社製シリカ担体「SM
−P31」 ・Al2O3:触媒化成工業株式会社製の活性アルミナ「AC
P−1」
い、下記の2種の方法によりアンモニア分解触媒を製造
した。触媒組成および使用試薬量は表1の通りである。
100ccとした。この水溶液をシリカゾルと混合し、磁
製皿上、撹拌しつつ電熱器で加熱し、蒸発乾固した。乾
燥後、触媒は空気気流中500℃で2時間焼成した。
12ccとした。この水溶液を所定の担体に投入した後、
120℃乾燥器中で12時間乾燥後、空気中500℃で
2時間焼成した。
て製造、他の触媒は固体担体を使用して製造。 (注2)No.1〜3の触媒は本発明に適用できる触媒、
他は比較のための触媒。 (注3)触媒組成の欄の各成分の前の数値は重量%、担
体の割合は残余。 (注4)使用試薬量の欄の金属元素の項の数値は原料塩
の重量(g) 、液状担体の数値は液としての重量(g) 、固
体担体の数値は担体そのものの重量(g) 。
アンモニア分解触媒 1.0gをステンレス鋼製内径10mm
の反応管に充填し、100cc/minの水素気流中、400
℃で2時間還元処理した。
ア分解活性を見るために、反応管に常圧のアンモニアガ
スを33cc/minで流通させた。このときの空間速度は1
200h-1であった。触媒組成とアンモニア分解率との
関係を表2に示す。
て製造、他の触媒は固体担体を使用して製造。 (注2)No.1〜3の触媒は本発明に適用できる触媒、
他は比較のための触媒。 (注3)触媒組成の欄の各成分の前の数値は重量%、担
体の割合は残余。
ぼす影響を見るために、上記で得たアンモニア分解触媒
のうちNo. 1、4および6の触媒 1.0gをステンレス鋼
製内径10mmの反応管に充填し、100cc/minの水素気
流中、400℃で2時間還元処理してから、反応管に常
圧のアンモニアガス、液安を気化させた蒸気圧10kg/c
m2のアンモニアガス、あるいはそれを圧力調整した圧力
5kg/cm2のアンモニアガスをいずれも33cc/minで流通
させた。このときの空間速度は1200h-1であった。
触媒組成、圧力条件およびアンモニア分解率の関係を表
3に示す。
「10」は10kg/cm2。
おいては、5kg/cm2、10kg/cm2といった高圧では、従
来の触媒よりも本発明の触媒の方がアンモニア分解率
(アンモニア転換率)が高いことがわかる。
ば、高圧かつ低温というアンモニア分解の上では反応上
不利な条件を採用しても、効率良くアンモニア分解ガス
を製造することができる。
V操業が可能であり、単位時間当りの処理量を大にした
り、装置のコンパクト化を図ったり、触媒使用量を少な
くしたりすることができる。
することによってたとえば10kg/cm2前後の高圧で行う
ことができることは、次工程であるPSA法による水素
分離を行う上で極めて有利であり、コンプレッサーコス
トの低減が図られる。また低温条件を採用できること
は、反応温度を維持する熱エネルギーの点および反応器
の材質の選択の点で有利である。
ア分解ガスの製造、さらにはその分解ガスからの水素ガ
スの分離を工業的に有利に行うことができる。
Claims (1)
- 【請求項1】ニッケルが5〜50重量%、ランタンが酸
化ランタンとして2〜30重量%、白金族元素が0.01〜
3重量%、残余が担体であるニッケル−ランタン−白金
族元素系触媒よりなるアンモニア分解触媒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16212392A JP3302402B2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | アンモニア分解触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16212392A JP3302402B2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | アンモニア分解触媒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05329372A true JPH05329372A (ja) | 1993-12-14 |
JP3302402B2 JP3302402B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
ID=15748481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16212392A Expired - Fee Related JP3302402B2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | アンモニア分解触媒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3302402B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009007245A (ja) * | 2001-03-02 | 2009-01-15 | Intelligent Energy Inc | アンモニアベース水素発生装置および同装置の使用方法 |
JP2012161713A (ja) * | 2011-02-03 | 2012-08-30 | Agc Seimi Chemical Co Ltd | アンモニア分解触媒およびアンモニアの分解方法 |
JP2012254419A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Kyoto Univ | アンモニア分解用触媒及びそれを用いたアンモニア分解方法、並びに該アンモニア分解用触媒の再生方法 |
US9321008B2 (en) | 2010-04-21 | 2016-04-26 | Heesung Catalysts Corporation | Device for discharging exhaust gas from diesel engine, having ammonolysis module |
CN115301279A (zh) * | 2022-08-17 | 2022-11-08 | 西南石油大学 | 一种低温高效氨分解催化剂及其制备方法与应用 |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP16212392A patent/JP3302402B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009007245A (ja) * | 2001-03-02 | 2009-01-15 | Intelligent Energy Inc | アンモニアベース水素発生装置および同装置の使用方法 |
US9321008B2 (en) | 2010-04-21 | 2016-04-26 | Heesung Catalysts Corporation | Device for discharging exhaust gas from diesel engine, having ammonolysis module |
JP2012161713A (ja) * | 2011-02-03 | 2012-08-30 | Agc Seimi Chemical Co Ltd | アンモニア分解触媒およびアンモニアの分解方法 |
JP2012254419A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Kyoto Univ | アンモニア分解用触媒及びそれを用いたアンモニア分解方法、並びに該アンモニア分解用触媒の再生方法 |
CN115301279A (zh) * | 2022-08-17 | 2022-11-08 | 西南石油大学 | 一种低温高效氨分解催化剂及其制备方法与应用 |
CN115301279B (zh) * | 2022-08-17 | 2023-10-27 | 西南石油大学 | 一种低温氨分解催化剂及其制备方法与应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3302402B2 (ja) | 2002-07-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05330802A (ja) | アンモニア分解ガスの製造法および水素の製造法 | |
EP0306945B1 (en) | Oxidation of carbon monoxide and catalyst therefor | |
EP0533227B2 (en) | Process for the activation of a Fischer-Tropsch catalyst and the activated catalyst | |
JP2841411B2 (ja) | アンモニアから水素の取得方法 | |
CN106944159B (zh) | 一种甲烷水蒸气重整制氢催化剂的制备方法 | |
JPH01305801A (ja) | メタノールの接触リフォーミングによる高純度水素の製造方法 | |
US20020042340A1 (en) | Catalyst carrier carrying nickel ruthenium and lanthanum | |
JPH05329370A (ja) | アンモニア分解触媒 | |
JP3302402B2 (ja) | アンモニア分解触媒 | |
JPH1085588A (ja) | ガス精製用処理剤及びガス精製装置 | |
JPH0324258B2 (ja) | ||
SA92130077B1 (ar) | طريقة لتنشيط عامل حفاز | |
JPH11179204A (ja) | 一酸化炭素及び二酸化炭素を含有するガスのメタン化触媒及びその製造方法 | |
JPS5929633B2 (ja) | 炭化水素の低温水蒸気改質法 | |
JP4740564B2 (ja) | 水素の精製方法 | |
JPH08141399A (ja) | アンモニア合成触媒およびその調製法 | |
EP0655431B1 (en) | Process for the dehydrogenation of hydrocarbons | |
JPH02258066A (ja) | アンモニア製造用触媒 | |
JPH09508058A (ja) | 触媒の製造方法 | |
AU779876B2 (en) | Process for the catalytic oxidation of carbonaceous compounds | |
JP3831444B2 (ja) | 水素の選択的酸化触媒、水素の選択的酸化方法、及び炭化水素の脱水素方法 | |
JPH02198638A (ja) | アンモニア分解用触媒 | |
JPS61191517A (ja) | イソパラフインに富む炭化水素の製法 | |
WO1986001499A1 (en) | Fischer-tropsch catalyst | |
WO2022244797A1 (ja) | イソプロピルアルコールの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020402 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080426 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100426 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110426 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110426 Year of fee payment: 9 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110426 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120426 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |