JPH053284B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH053284B2 JPH053284B2 JP20915385A JP20915385A JPH053284B2 JP H053284 B2 JPH053284 B2 JP H053284B2 JP 20915385 A JP20915385 A JP 20915385A JP 20915385 A JP20915385 A JP 20915385A JP H053284 B2 JPH053284 B2 JP H053284B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice cooking
- rice
- pot
- heat
- cooking pot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 241000209094 Oryza Species 0.000 claims description 75
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 75
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 75
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims description 65
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 18
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 17
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 13
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 101100298225 Caenorhabditis elegans pot-2 gene Proteins 0.000 description 1
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は一般家庭で使用される炊飯器に関する
ものである。
ものである。
従来の技術
従来この種の炊飯器は、例えば特公昭59−
26295号公報に示されているように、第2図に示
すような構成であつた。すなわち、この第2図に
おいて、1は本体、2は内部に炊飯用鍋3が挿入
される保護枠、4は前記保護枠2の底部に載置さ
れる炊飯用熱板で、この炊飯用熱板4はアルミダ
イキヤストにシーズヒータ5を鋳込んでおり、か
つ前記炊飯用鍋3の底部に沿うように表面が加工
されている。6は内蓋、7は外蓋で、この外蓋7
には保温用のヒータ8を配設した放熱板9が取付
けられている。10は保護枠2の側面に配設され
た保温用コードヒータ、11は断熱材、12は炊
飯終了を検知するサーモスタツト、13は前記サ
ーモスタツト12に連結した炊飯レバー、炊飯ス
イツチ14を動作させるものである。
26295号公報に示されているように、第2図に示
すような構成であつた。すなわち、この第2図に
おいて、1は本体、2は内部に炊飯用鍋3が挿入
される保護枠、4は前記保護枠2の底部に載置さ
れる炊飯用熱板で、この炊飯用熱板4はアルミダ
イキヤストにシーズヒータ5を鋳込んでおり、か
つ前記炊飯用鍋3の底部に沿うように表面が加工
されている。6は内蓋、7は外蓋で、この外蓋7
には保温用のヒータ8を配設した放熱板9が取付
けられている。10は保護枠2の側面に配設され
た保温用コードヒータ、11は断熱材、12は炊
飯終了を検知するサーモスタツト、13は前記サ
ーモスタツト12に連結した炊飯レバー、炊飯ス
イツチ14を動作させるものである。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、このような従来の構成では、炊
飯用鍋3と底と炊飯用熱板4の接触状態によつ
て、炊飯用熱板4から炊飯用鍋3の底への熱伝達
が変化し、これにより炊きむらが生じるという問
題があつた。また、炊飯用鍋3の底を均一に加熱
するために、炊飯用熱板4と炊飯用鍋3の底との
間に隙間を設けた場合は、熱効率が悪くなり良好
な炊飯が行なえないという問題もあつた。
飯用鍋3と底と炊飯用熱板4の接触状態によつ
て、炊飯用熱板4から炊飯用鍋3の底への熱伝達
が変化し、これにより炊きむらが生じるという問
題があつた。また、炊飯用鍋3の底を均一に加熱
するために、炊飯用熱板4と炊飯用鍋3の底との
間に隙間を設けた場合は、熱効率が悪くなり良好
な炊飯が行なえないという問題もあつた。
本発明はこのような問題点を解決するもので、
熱効率を良くし、鍋全体に熱を供給して炊きむら
のない良好な炊飯を行うことができる炊飯器を提
供することを目的とするものである。
熱効率を良くし、鍋全体に熱を供給して炊きむら
のない良好な炊飯を行うことができる炊飯器を提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明は、炊飯用
鍋の全面、保護枠の内面、内蓋ならびに炊飯用熱
板にセラミツクをコーテイングし、かつ炊飯用鍋
の底と炊飯用熱板との間に隙間を設けたものであ
る。
鍋の全面、保護枠の内面、内蓋ならびに炊飯用熱
板にセラミツクをコーテイングし、かつ炊飯用鍋
の底と炊飯用熱板との間に隙間を設けたものであ
る。
作 用
上記構成によれば、炊飯用鍋の底と炊飯用熱板
との間に隙間があり、かつ炊飯用熱板と炊飯用鍋
の全面にはセラミツクがコーテイングされている
ため、加熱面より放射された遠赤外線が、炊飯用
熱板と炊飯用鍋の間の空気を加熱することなく、
直接炊飯用鍋に吸収されるため、鍋底を均一にか
つ効率良く加熱することができる。また、内蓋お
よび保護枠の内面にもセラミツクがコーテイング
されているため、内蓋、保護枠が温度上昇した
後、内蓋、保護枠からも赤外線が放射されること
になり、これにより渦全体を加熱することができ
る。
との間に隙間があり、かつ炊飯用熱板と炊飯用鍋
の全面にはセラミツクがコーテイングされている
ため、加熱面より放射された遠赤外線が、炊飯用
熱板と炊飯用鍋の間の空気を加熱することなく、
直接炊飯用鍋に吸収されるため、鍋底を均一にか
つ効率良く加熱することができる。また、内蓋お
よび保護枠の内面にもセラミツクがコーテイング
されているため、内蓋、保護枠が温度上昇した
後、内蓋、保護枠からも赤外線が放射されること
になり、これにより渦全体を加熱することができ
る。
実施例
以下、本発明の一実施例を第1図にもとづいて
説明する。図において、18は円筒状の本体、1
9は内部に炊飯用鍋20に挿入される保護枠で、
内面にSiO2を主成分とするセラミツク21がコ
ーテイングされている。また炊飯用鍋20の全面
にも同じセラミツク21がコーテイングされてい
る。22は炊飯用熱板で、この炊飯用熱板22は
断熱特性の良い微細多孔質の断熱絶縁材23と、
ヒータコイル24を配設したセラミツク板25を
収納するヒータケース26と、前記ヒータケース
26の開口部を覆う耐熱セラミツク板27とで構
成されている。28は炊飯終了を検知するサーモ
スタツト、29は前記セラミツク21をコーテイ
ングした内蓋、30は外蓋で、この外蓋30には
保温用のヒータ31を配設した放熱板32が取付
けられている。33は保護枠19の上部に配設さ
れた保温用コードヒータ、34は断熱材、35は
前記サーモスタツト28に連結されている炊飯レ
バーで、炊飯スイツチ36を動作させるものであ
る。また、前記炊飯用鍋20の底面と、耐熱セラ
ミツク板27で構成される加熱面との間には隙間
37が設けられている。
説明する。図において、18は円筒状の本体、1
9は内部に炊飯用鍋20に挿入される保護枠で、
内面にSiO2を主成分とするセラミツク21がコ
ーテイングされている。また炊飯用鍋20の全面
にも同じセラミツク21がコーテイングされてい
る。22は炊飯用熱板で、この炊飯用熱板22は
断熱特性の良い微細多孔質の断熱絶縁材23と、
ヒータコイル24を配設したセラミツク板25を
収納するヒータケース26と、前記ヒータケース
26の開口部を覆う耐熱セラミツク板27とで構
成されている。28は炊飯終了を検知するサーモ
スタツト、29は前記セラミツク21をコーテイ
ングした内蓋、30は外蓋で、この外蓋30には
保温用のヒータ31を配設した放熱板32が取付
けられている。33は保護枠19の上部に配設さ
れた保温用コードヒータ、34は断熱材、35は
前記サーモスタツト28に連結されている炊飯レ
バーで、炊飯スイツチ36を動作させるものであ
る。また、前記炊飯用鍋20の底面と、耐熱セラ
ミツク板27で構成される加熱面との間には隙間
37が設けられている。
上記構成において動作を説明する。炊飯レバー
35を操作し、サーモスタツト28ならびに炊飯
スイツチ36を動作させて炊飯を開始すると、ヒ
ータコイル25に通電されてヒータコイル25が
発熱する。そして耐熱セラミツク板27はこのヒ
ータコイル25によつて加熱され、かつ昇温して
遠赤外線を放射するようになる。この遠赤外線
は、空気による減衰が少なく、かつ炊飯用鍋20
には遠赤外線を良く吸収するセラミツク21がコ
ーテイングされているため、耐熱セラミツク板2
7から放射された遠赤外線は、直接炊飯用鍋20
に吸収されることになり、その結果、炊飯用鍋2
0の底は効率良く均一に加熱されることになる。
また、熱伝導等によつて昇温した保護枠19およ
び内蓋29からも遠赤外線が放射されるため、こ
れは炊飯用鍋20に吸収されて炊飯用鍋20の全
体が加熱されることになる。ここで、昇温した炊
飯用鍋20内の水は、鍋20の側面からの熱伝導
によつて温度上昇し、かつ鍋20の側面ならびに
内蓋29より放射された遠赤外線は直接米に吸収
されるため、その間の熱の損失は少なく効率良く
炊飯されることになる。また、米への熱の供給
は、周囲から中心に向つて均一に行われるため、
炊きむら等もなくなる。
35を操作し、サーモスタツト28ならびに炊飯
スイツチ36を動作させて炊飯を開始すると、ヒ
ータコイル25に通電されてヒータコイル25が
発熱する。そして耐熱セラミツク板27はこのヒ
ータコイル25によつて加熱され、かつ昇温して
遠赤外線を放射するようになる。この遠赤外線
は、空気による減衰が少なく、かつ炊飯用鍋20
には遠赤外線を良く吸収するセラミツク21がコ
ーテイングされているため、耐熱セラミツク板2
7から放射された遠赤外線は、直接炊飯用鍋20
に吸収されることになり、その結果、炊飯用鍋2
0の底は効率良く均一に加熱されることになる。
また、熱伝導等によつて昇温した保護枠19およ
び内蓋29からも遠赤外線が放射されるため、こ
れは炊飯用鍋20に吸収されて炊飯用鍋20の全
体が加熱されることになる。ここで、昇温した炊
飯用鍋20内の水は、鍋20の側面からの熱伝導
によつて温度上昇し、かつ鍋20の側面ならびに
内蓋29より放射された遠赤外線は直接米に吸収
されるため、その間の熱の損失は少なく効率良く
炊飯されることになる。また、米への熱の供給
は、周囲から中心に向つて均一に行われるため、
炊きむら等もなくなる。
発明の効果
以上のように本発明によれば、炊飯用鍋の全
面、保護枠の内面、内蓋ならびに炊飯用熱板にセ
ラミツクをコーテイングし、かつ炊飯用鍋の底と
炊飯用熱板との間に隙間を設けているため、炊飯
用熱板から放射された遠赤外線が空気を加熱する
ことなく炊飯用鍋に吸収されることになり、その
結果、鍋底は効率よく均一に加熱され、かつ熱伝
導等により昇温した保護枠、内蓋からも遠赤外線
が放射されるため、炊飯用鍋全体を加熱すること
ができる。また炊飯用鍋内の水は鍋の側面からの
熱伝導により温度上昇し、そして米は鍋側面から
放射された遠赤外線を吸収して温度上昇するもの
で、これにより米は周囲から中心に向つて熱が伝
わつて効率よく均一に加熱されることになるた
め、炊きむらのない良好な炊飯を行うことができ
るものである。
面、保護枠の内面、内蓋ならびに炊飯用熱板にセ
ラミツクをコーテイングし、かつ炊飯用鍋の底と
炊飯用熱板との間に隙間を設けているため、炊飯
用熱板から放射された遠赤外線が空気を加熱する
ことなく炊飯用鍋に吸収されることになり、その
結果、鍋底は効率よく均一に加熱され、かつ熱伝
導等により昇温した保護枠、内蓋からも遠赤外線
が放射されるため、炊飯用鍋全体を加熱すること
ができる。また炊飯用鍋内の水は鍋の側面からの
熱伝導により温度上昇し、そして米は鍋側面から
放射された遠赤外線を吸収して温度上昇するもの
で、これにより米は周囲から中心に向つて熱が伝
わつて効率よく均一に加熱されることになるた
め、炊きむらのない良好な炊飯を行うことができ
るものである。
また、保温時には放熱板と保護枠に取付けられ
た保温ヒータによつて昇温した内蓋、保護枠、炊
飯用鍋から遠赤外線が放射されて、直接ご飯を加
熱することになるため、乾燥のない良好な保温が
でき、しかも効率が良いため、保温電力も節約で
きる等のすぐれた効果を奏するものである。
た保温ヒータによつて昇温した内蓋、保護枠、炊
飯用鍋から遠赤外線が放射されて、直接ご飯を加
熱することになるため、乾燥のない良好な保温が
でき、しかも効率が良いため、保温電力も節約で
きる等のすぐれた効果を奏するものである。
第1図は本発明の一実施例を示す炊飯器の断面
図、第2図は従来の炊飯器を示す断面図である。 18……本体、19……保護枠、20……炊飯
用鍋、21……セラミツク、22……炊飯用熱
板、29……内蓋、30……外蓋、37……隙
間。
図、第2図は従来の炊飯器を示す断面図である。 18……本体、19……保護枠、20……炊飯
用鍋、21……セラミツク、22……炊飯用熱
板、29……内蓋、30……外蓋、37……隙
間。
Claims (1)
- 1 円筒状の本体と、この本体内に収納され、か
つ内部に炊飯用鍋が挿入される保護枠と、前記炊
飯用鍋の開口部を覆う内蓋と、この内蓋を保持し
ている外蓋と、前記保護枠の底部に載置される炊
飯用熱板とを有し、前記炊飯用鍋の全面、保護枠
の内面、内蓋ならびに炊飯用熱板にセラミツクを
コーテイングし、かつ炊飯用鍋の底と炊飯用熱板
との間に隙間を設けた炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20915385A JPS6268423A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20915385A JPS6268423A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6268423A JPS6268423A (ja) | 1987-03-28 |
JPH053284B2 true JPH053284B2 (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=16568190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20915385A Granted JPS6268423A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6268423A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH051416U (ja) * | 1991-06-12 | 1993-01-14 | 象印マホービン株式会社 | 炊飯ジヤーの加熱装置 |
JPH051420U (ja) * | 1991-06-24 | 1993-01-14 | 象印マホービン株式会社 | 電気炊飯器 |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP20915385A patent/JPS6268423A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6268423A (ja) | 1987-03-28 |
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