JPH051420U - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

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Publication number
JPH051420U
JPH051420U JP057297U JP5729791U JPH051420U JP H051420 U JPH051420 U JP H051420U JP 057297 U JP057297 U JP 057297U JP 5729791 U JP5729791 U JP 5729791U JP H051420 U JPH051420 U JP H051420U
Authority
JP
Japan
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lid
inner pot
inner lid
heater
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP057297U
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English (en)
Inventor
泰男 直井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
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Publication of JPH051420U publication Critical patent/JPH051420U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 外容器3内に収容した内鍋6を外容器3に対
して回転させ、蓋17に回転自在に支持した内蓋20を
その周縁部において圧接して前記内鍋6の回転を内蓋2
0に伝達せしめ、蓋17における内蓋20に対向する位
置に放熱板22を取付け、当該放熱板22の上面に蓋ヒ
ーター23及び温度センサー24を取付け、放熱板24
及び内蓋20の対向する面に遠赤外線放射塗料を塗布す
る。 【効果】 内鍋6が回転する形式の電気炊飯器であっ
て、内鍋6内の水の沸騰を温度センサー24で検知して
加熱をコントロールし、炊飯後には蓋ヒーター23で内
蓋20を加熱して結露を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気炊飯器に関するものであって、炊飯時に内鍋がその垂直軸心の回 りに回転する回転式の電気炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来一般の電気炊飯器は、外容器内下部に加熱板を設け、該加熱板の下面に電 熱ヒーターを取付け、前記加熱板の上に内鍋を載置し、前記ヒーターで加熱板を 加熱し、その熱により内鍋内の米を炊くようになっている。しかしながらこのも のでは、ヒーターによる加熱板の加熱が全体に均一にならず、均一に炊飯するこ とができない。
【0003】 そこで出願人は、内鍋を回転させて均一に炊飯するものを考案し、先に実願平 3−26271号出願している。
【0004】 一般に電気炊飯器においては、内鍋を密閉する必要があり、内鍋と内蓋とをそ の外周縁部においてパッキンを介して圧接する必要がある。従って内鍋を回転さ せる形式の電気炊飯器においては、内鍋が回転するに伴って内蓋も回転させる必 要がある。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】
ところで一般に電気炊飯器においては、ヒーターにより内鍋を下部から加熱す る。そして炊飯の初期においては強く加熱されるが、水が沸騰し始めたならばヒ ーターの出力を下げて加熱を控えるのが好ましいとされている。そのため通常は 内蓋の上面に温度センサーを取付け、内蓋に当る蒸気の熱により沸騰を検知し、 ヒーターの出力を低減させるようになっている。
【0006】 また炊飯が終了した後には、ヒーターが切れて内部が冷えると蒸気が内鍋の内 面で凝縮して露がつき、これが飯の上に落ちると不味くなるため、内蓋の上面に 蓋ヒーターを取付けてこれに通電し、結露を防いでいる。また保温時にも当該蓋 ヒーターで加熱保温される。
【0007】 ところが前述のような内鍋が回転する形式の電気炊飯器においては、内鍋の回 転に伴って内蓋も回転するため、その内蓋に蓋ヒーターや温度センサーを取付け ることができない。
【0008】 従って炊飯時のヒーター出力のコントロールが困難であり、また炊飯終了後に おいては内蓋への蒸気の結露を防止することができず、露が飯の上に落ちて味を 損う恐れがある。
【0009】 本考案はかかる事情に鑑みなされたものであって、内蓋の上方の蓋に蓋ヒータ ー及び温度センサーを取付け、内蓋との間で熱の授受を行わしめることにより、 ヒーター出力のコントロール及び、内蓋への結露の防止を可能ならしめることを 目的とするものである。
【0010】
【問題点を解決する手段】
而して本考案は、外容器内に内鍋を回転自在に収容し、当該内鍋を外容器に対 して回転駆動せしめ、蓋に内蓋をその中心部において回転自在に支持すると共に 、閉蓋時には内蓋の周縁部において前記内鍋の回転を内蓋に伝達せしめ、蓋にお ける内蓋に対向する位置に放熱板を取付け、当該放熱板の上面に蓋ヒーター及び 温度センサーを取付け、放熱板及び前記内蓋の対向する面に遠赤外線放射処理を 施したことを特徴とするものである。
【0011】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に従って説明する。図1は本考案の電気炊飯器1の 一実施例を示すものであって、外装体2内に外容器3が収容され、該外容器3内 下部に加熱板4が設けられており、該加熱板4の下面にはヒーター5が取付けら れている。
【0012】 そして加熱板4の上部には、若干の間隔をおいて内鍋6を設けている。そして 外容器3内中央部に突出した温度センサー7が内鍋6の下面中央に当接し、内鍋 6の温度を測定して炊飯状態をコントロールする。
【0013】 前記外装体2は胴体8の上部に肩体9が取付けられている。該肩体9の上面に は回転リング10が嵌合されており、該回転リング10はその下面に取付けられ た回転ローラー11により、肩体9の上面に沿って摺動し、外容器3の軸心の回 りに回転自在に支持されている。
【0014】 そして当該回転リング10の外周面には外歯12が刻設されており、当該外歯 12は駆動歯車13に噛合し、その駆動歯車13はトルクリミッター14を介し てモーター15に結合され、そのモーター15により駆動歯車13を駆動して回 転リング10を回転させるようになっている。
【0015】 そして前記内鍋6の上縁部には外方に張出したフランジ部16が形成されてお り、当該内鍋6を外容器3内に装着したとき、前記フランジ部16が回転リング 10上に載置されて支持され、内鍋6は回転リング10と共に回転するようにな っている。
【0016】 17は電気炊飯器1の蓋であって、ヒンジ18により外装体2に回動自在に取 付けられている。蓋17は蓋本体19の中央部に内蓋20を取付けるための透孔 21が穿設されており、蓋本体19の下面には放熱板22が取付けられている。 そして該放熱板22の上面に、蓋ヒーター23及び温度センサー24が止着され ている。
【0017】 20は内蓋であって、円盤25の中央部に短筒部材26が取付けられており、 該短筒部材26が蓋本体19の透孔21を貫通しており、スラスト部材27によ り蓋17に対して回転自在に取付けられている。そして短筒部材26の頂部には 蒸気抜き穴28を穿設したキャップ29が止着されている。
【0018】 また内蓋20の外周部には内蓋リング30及びパッキン31が嵌着されており 、閉蓋時にこれら内蓋リング30及びパッキン31により内鍋6内を気密に保持 すると共に、内鍋6の回転を内蓋20に伝達する。
【0019】 而して蓋17を閉じた状態においては、放熱板22と内蓋20の円盤25とは 互いに近接しており、その両者の相対向する面には遠赤外線放射塗料が塗布され ている。
【0020】 なお遠赤外線放射塗料を塗布することに変えて、例えばアルミニウム素材に黒 色アルマイト加工を施すなどの方法により、遠赤外線の放射及び吸収を促進する 表面加工を施してもよい。
【0021】 なお本考案において内鍋6の回転方向は、一方向に回転させてもよく、また回 転方向を適宜変更して往復回転させることもできる。また回転速度は一定速度で もよいが、変速させ又は間歇的に回転させてもよい。
【0022】 内鍋6の回転速度は、一分間に0.5〜2回転程度の、極めてゆっくりしたも ので充分であるが、内鍋6内の水が沸騰する前後には、4〜5回/分程度の若干 速い目に回転させるのが好ましい。
【0023】
【作用】
而して本考案においては、内鍋6内に米と水を入れて外容器3に収容する。こ の状態で蓋17を閉じると、内蓋20の内蓋リング30及びパッキン31が回転 リング10及び内鍋6のフランジ部16に圧接され、内鍋6内は気密に保持され る。
【0024】 そしてヒーター5に通電すると共にモーター15を駆動する。これにより内鍋 6がその底部から加熱されると共に、トルクリミッター14を介して駆動歯車1 3が回転し、該駆動歯車13に噛合した外歯12により回転リング10が回転駆 動される。
【0025】 そして回転リング10が回転するのに伴われて、当該回転リング10に支持さ れた内鍋6が回転すると共に、内蓋リング30及びパッキン31を介して内蓋2 0も内鍋6と一体となって回転する。
【0026】 而して内鍋6内の水が沸騰し始めると、内鍋6内は蒸気に満たされ、その蒸気 は蒸気抜き穴28から排出される。そして内鍋6内が蒸気に満たされると、その 蒸気に触れて内蓋20の円盤25が加熱される。円盤25が加熱されると、当該 円盤25の上面には遠赤外線放射塗料が塗布されているので、円盤25の熱は効 率好く放射され、その熱は蓋17の放熱板22に塗布された遠赤外線放射塗料に より吸収されて、放熱板22が加熱される。
【0027】 放熱板22の温度が所定温度に達すると、それを温度センサー24が検知して ヒーター5の出力を低減させ、適切な出力により炊飯を続ける。
【0028】 内鍋6内の米が炊飯されて炊き上ると、それを温度センサー7が検知してヒー ター5の通電を停止するか、又は保温用の加熱に切替える。
【0029】 それと共に円盤25上面の蓋ヒーター23にも通電される。蓋ヒーター23に 通電されると放熱板22が加熱され、その熱は遠赤外線放射塗料の作用により放 射されて円盤25に吸収される。そして円盤25が加熱されて、内鍋6内の蒸気 が円盤25の下面で凝縮して結露するのを防ぐ。
【0030】 また内鍋6内の飯を保温するときには、蓋ヒーター23の熱を放熱板22から 円盤25を介して内鍋6内に放射し、保温作用をする。
【0031】
【考案の効果】
従って本考案によれば、内鍋6が回転する形式の電気炊飯器でありながら、加 熱により内鍋6内の水が沸騰するのを温度センサー24により適確に感知し、ヒ ーター5の出力を適切にコントロールして炊飯することができると共に、炊飯後 においては蓋ヒーター23により円盤25を加熱し、内蓋20の下面に結露する のを防止し、水滴が飯上に落ちて飯の味を悪化させることがなく、良好な条件で 炊飯することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の電気炊飯器の中央縦断面図
【記号の説明】
1 電気炊飯器 3 外容器 6 内鍋 17 蓋 20 内蓋 22 放熱板 23 蓋ヒーター 24 温度センサー

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 外容器(3)内に内鍋(6)を回転自在
    に収容し、当該内鍋(6)を外容器(3)に対して回転
    駆動せしめ、蓋(17)に内蓋(20)をその中心部に
    おいて回転自在に支持すると共に、閉蓋時には内蓋(2
    0)の周縁部において前記内鍋(6)の回転を内蓋(2
    0)に伝達せしめ、蓋(17)における内蓋(20)に
    対向する位置に放熱板(22)を取付け、当該放熱板
    (22)の上面に蓋ヒーター(23)及び温度センサー
    (24)を取付け、放熱板(24)及び前記内蓋(2
    0)の対向する面に遠赤外線放射処理を施したことを特
    徴とする、電気炊飯器
JP057297U 1991-06-24 1991-06-24 電気炊飯器 Pending JPH051420U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP057297U JPH051420U (ja) 1991-06-24 1991-06-24 電気炊飯器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP057297U JPH051420U (ja) 1991-06-24 1991-06-24 電気炊飯器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH051420U true JPH051420U (ja) 1993-01-14

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ID=13051623

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JP057297U Pending JPH051420U (ja) 1991-06-24 1991-06-24 電気炊飯器

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JP (1) JPH051420U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6268423A (ja) * 1985-09-20 1987-03-28 松下電器産業株式会社 炊飯器
JPH031820A (ja) * 1989-05-30 1991-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6268423A (ja) * 1985-09-20 1987-03-28 松下電器産業株式会社 炊飯器
JPH031820A (ja) * 1989-05-30 1991-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器

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