JPH0224477Y2 - - Google Patents

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JPH0224477Y2
JPH0224477Y2 JP5626085U JP5626085U JPH0224477Y2 JP H0224477 Y2 JPH0224477 Y2 JP H0224477Y2 JP 5626085 U JP5626085 U JP 5626085U JP 5626085 U JP5626085 U JP 5626085U JP H0224477 Y2 JPH0224477 Y2 JP H0224477Y2
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JP
Japan
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heating element
emits
infrared rays
large amount
coffee beans
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はコーヒ豆等の焙煎機における加熱源の
改良に関するものである。
(従来の技術) 従来、小型卓上タイプの焙煎機の加熱源として
は、可視光線から近赤外線までを多量に出す発熱
体、例えばニクロム線発熱体か、或いは遠赤外線
を多量に出す発熱体のいずれかが用いられてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 前記可視光線から近赤外線までを多量に出す発
熱体による場合は、コーヒ豆の表面加熱及び焙煎
室内の空気加熱であるため、コーヒ豆の表面の焦
げ具合に比べて内部はあまり加熱されないという
欠点を有し、一方、遠赤外線を多量に出す発熱体
による場合は、空気はほとんど加熱せず、コーヒ
豆等の有機物質にそのエネルギー波が当つて内部
分子に作用して発熱させ内部を加熱するので、コ
ーヒ豆の内部まで煎り上げる利点があるが、発熱
量が少ないため、焙煎時間がかかるという問題点
があつた。
(考案の目的) 本考案はかかる従来の問題点に鑑みてなされた
ものであり、遠赤外線を多量に出す発熱体と、可
視光線から近赤外線までを多量に出す発熱体との
2種類の発熱体を併用することにより、コーヒ豆
を短時間に内部、表面とも完全に煎り上げ、炭火
焙煎と同様に風味豊かなコーヒ豆を得ることがで
きる焙煎機を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するため、コーヒ豆の
加熱源として、遠赤外線を多量に出す発熱体28
と、可視光線から近赤外線までを多量に出す発熱
体29とを併有したことを特徴とする。
(作用) 本考案におけるコーヒ豆の加熱源は遠赤外線を
多量に出す発熱体と可視光線から近赤外線までを
多量に出す発熱体とを併有したので、両発熱体を
同時に使用することにより、遠赤外線を多量に出
す発熱体がコーヒ豆の内部を加熱し、可視光線か
ら近赤外線までを多量に出す発熱体がコーヒ豆の
表面を加熱し、コーヒ豆を短時間に内部、表面と
も効率良く完全に焙煎する。
(実施例) 第1図は本考案にかかる焙煎機の一実施例を示
す縦断面図であり、11は円筒状のガラス容器、
12はガラス容器11を支持する外枠、13はこ
の外枠12の下部に取り付けた動力装置としての
モータである。14はガラス容器11の両開口端
を塞ぐ塞板で、これが外枠12の一部を構成して
いる。この塞板14の上部には被焙煎物としての
コーヒ豆31の投入口15が設けられ、同じく下
部には焙煎を終了したコーヒ豆31を取り出す取
出口16が設けられている。なお、この取出口1
6付近にはこの取出口16を開閉する蓋17が取
り付けられている。
18は円筒状の多孔部材としての金網ドラム
で、これがガラス容器11内において塞板14を
貫通するように設けられている。この金網ドラム
18の両開口端は側板19で塞がれ、これらの中
心部に軸受20が嵌挿されている。21はこれら
の軸受20を介して金網ドラム18を回転自在に
支承する一対の固定軸で、この固定軸21は各塞
板14に取り付けられた支持枠22に水平固定さ
れている。23は金網ドラム18の一方の側板1
9に連設したスリーブで、このスリーブ23の外
周にはスプロケツト24が取り付けられている。
25はモータ13の回転軸に取り付けたスプロケ
ツトで、これらの両スプロケツト24,25には
無端状のチエーン26が架設され、これらがモー
タ13の回転を金網ドラム18に伝達するように
なつている。なお、このモータ13の回転数を減
速する変速機が並設される場合がある。2つの固
定軸21間には支持板27を介して遠赤外線を多
量に出す発熱体(以下第1の発熱体と称す)28
及び可視光線から近赤外線までを多量に出す発熱
体(以下第2の発熱体と称す)29が平行に架設
されている。第1の発熱体28は、第2図に示す
ようにジルコニアを主成分とする円筒状の特殊セ
ラミツクス製筒体28bの中心軸方向にニクロム
線28aを配設して成り、特殊セラミツクス28
bがニクロム線28aによつて熱せられて遠赤外
線を放射する構造となつている。また、第2の発
熱体29は、一般的なニクロム線ヒータ、石英管
ヒータ、セラミツクヒータなどが使用できるが、
本実施例ではセラミツクヒータを用いている。こ
のセラミツクヒータ29は第3図に示すようにア
ルミナを主成分とするセラミツクス製の両端閉塞
筒体29bの肉厚部内に抵抗発熱体29aを配設
して成る。前記第1及び第2の発熱体28と29
は金網ドラム内に配設され、ニクロム線28a及
び抵抗発熱体29aはそれぞれ両端から支持板2
7、固定軸21を通じ、同時に作動するように電
源に接続されている。これらに電流を流すと、第
1の発熱体28が遠赤外線を、第2の発熱体29
が可視光線から近赤外線までをこの金網ドラム1
8内の全周壁に向けて放射するようになつてい
る。30は金網ドラム18に取り付けたブレード
で、これがガラス容器11の内周面に近接して回
転するようになつている。
かかる構成よりなる焙煎機では、モータ13を
回転させるとともに、第1の発熱体28と第2の
発熱体29に電流を流してこれを発熱させ焙煎作
業に入る。また、この作業に前後して投入口15
よりコーヒ豆31をガラス容器11内に投入す
る。上記のモータ13の回転により、スプロケツ
ト25、チエーン26、スプロケツト24、スリ
ーブ23を介して、金網ドラム18が回転軸21
に支承された状態で回転する。このため、金網ド
ラム18に固定したブレード30も同様に回転
し、このブレード30がガラス容器11内のコー
ヒ豆31を撹拌する。このため、全部のコーヒ豆
31は転動しながら、第1の発熱体28及び第2
の発熱体29の直射熱を金網ドラム18を介して
同時に常時受けることになり、コーヒ豆31は内
部、表面とも同時に効率良く加熱される。こうし
て焙煎作業が終了すると、モータ13の回転を停
止し、第1の発熱体28及び第2の発熱体29の
発熱を停止させた後、蓋17を開いて取出口16
からコーヒ豆31を取り出すことになる。
ところで、上記加熱操作による焙煎作業中に
は、コーヒ豆から煙やにおいが多量に発生し、ガ
ラス容器11が曇つたり不透明になつたりするこ
とがある。そこで上記金網ドラム18を酸化触媒
で構成することによつて、上記煙やにおいを化学
変化させて、これらの発生を抑制することができ
る。
また、ここではガラス容器の内周面に近接又は
接触して回転するブレード、及び金網ドラムと該
ブレードを回転させる動力装置を備えた焙煎機に
関して説明したが、従来より広く使われているド
ラム回転方式の発熱体としても利用できる。更
に、本実施例では発熱体を2本使用しているが、
発熱体は2本以上であれば何本でもかまわないと
いうことは言うまでもない。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によればコーヒ豆
の加熱源として、遠赤外線を多量に出す発熱体
と、可視光線から近赤外線までを多量に出す発熱
体とを併有したので、両発熱体を同時に使用する
ことにより、遠赤外線成分を多量に出す発熱体が
コーヒ豆の内部を加熱し、可視光線から近赤外線
までを多量に出す発熱体がコーヒ豆の表面を加熱
することができ、各発熱体の欠点を補い合つてコ
ーヒ豆を短時間に内部、表面とも効率良く完全に
焙煎し、炭火焙煎と同様に風味豊かなおいしいコ
ーヒ豆を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の焙煎機の一実施例を示す縦断
面図、第2図は遠赤外線を多量に出す発熱体の要
部の拡大断面図、第3図は可視光線から近赤外線
までを多量に出す発熱体の要部の拡大断面図であ
る。 図中、11……ガラス容器、13……動力装
置、18……多孔部材、28……遠赤外線を多量
に出す発熱体、29……近赤外線を多量に出す発
熱体、30……ブレード、31……被焙煎物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コーヒ豆等の加熱源として、遠赤外線を多量に
    出す発熱体と、可視光線から近赤外線までを多量
    に出す発熱体とを併有したことを特徴とする焙煎
    機。
JP5626085U 1985-04-16 1985-04-16 Expired JPH0224477Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5626085U JPH0224477Y2 (ja) 1985-04-16 1985-04-16

Applications Claiming Priority (1)

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JP5626085U JPH0224477Y2 (ja) 1985-04-16 1985-04-16

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Publication Number Publication Date
JPS61173293U JPS61173293U (ja) 1986-10-28
JPH0224477Y2 true JPH0224477Y2 (ja) 1990-07-04

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ID=30579687

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JP5626085U Expired JPH0224477Y2 (ja) 1985-04-16 1985-04-16

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KR101451063B1 (ko) * 2014-01-21 2014-10-14 이영희 열분해 기능을 가진 볶음기

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JPS61173293U (ja) 1986-10-28

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