JPH05327909A - 留守番電話サービスシステム - Google Patents

留守番電話サービスシステム

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JPH05327909A
JPH05327909A JP12724092A JP12724092A JPH05327909A JP H05327909 A JPH05327909 A JP H05327909A JP 12724092 A JP12724092 A JP 12724092A JP 12724092 A JP12724092 A JP 12724092A JP H05327909 A JPH05327909 A JP H05327909A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は留守番電話サービスシステムに関
し、発呼者に応じて、また発呼者からの着信回数に応じ
て応答メッセージを変えることができると共に、発呼者
の発電番を記憶しておくことができる留守番電話サービ
スシステムを提供することを目的としている。 【構成】 回線の交換制御を行う交換機1と、該交換機
1の動作を制御する制御装置3と、該制御装置3に接続
されたメモリ10と、前記交換機1に接続されたメッセ
ージ蓄積装置20とを具備し、サービス加入者毎に留守
番電話サービス関連情報を記憶する関連情報記憶部11
を前記メモリ10内又はメッセージ蓄積装置20内に設
けると共に、留守中の着呼に対する応答メッセージと発
呼者からの伝言メッセージを記憶するメッセージ記憶部
21を前記メッセージ蓄積装置20内に設けて構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は留守番電話サービスシス
テムに関し、更に詳しくは特定加入者に対して複数のメ
ッセージを送出することができるようにした留守番電話
サービスシステムに関する。
【0002】近年、交換機が留守番電話機能をサービス
として提供するようになってきている。これにより、留
守番電話機能を有する端末を持たない加入者でも、この
サービスに登録することで、留守番電話サービスを利用
することができるようになった。このサービスの普及に
伴い、発呼者毎に応答メッセージを変えたり、留守中に
同じ発呼者から何回も電話がかかった場合、かかる度毎
にメッセージを変えるといった、留守番電話サービスの
より高度な使用方法が求められている。
【0003】
【従来の技術】図14は従来システムの構成例を示すブ
ロック図である。図において、1は交換機(NW)で、
複数の加入者2が接続されている。3は交換機1の切り
替え制御等を行う制御装置(CC)、4は該制御装置3
と接続されるメインメモリ(MM)、5はメインメモリ
4のバックアップ等を行うファイルメモリ(FM)であ
る。6は交換機1と接続されるメッセージ蓄積装置であ
る。5aはファイルメモリ5内に設けられた、サービス
加入者であることを登録している加入者データ記憶部で
ある。このように構成されたシステムの動作を説明すれ
ば、以下のとおりである。
【0004】先ず、留守番電話サービスを起動したい留
守番電話サービス登録加入者は、交換機1に対してサー
ビス起動要求をする。このサービス起動を行う場合、加
入者が電話機を操作してサービス起動を行う。例えば複
数の加入者2のうち、Aさんが、数字(起動用アクセス
コード)をダイヤルするか、又は特定のボタン(起動キ
ー)を押して、サービス登録を行う。制御装置3は、こ
の特番を受けると、加入者データ記憶部5a内のAさん
の加入者データの上に留守番電話サービス起動ビットを
たてる。
【0005】このようにしてサービスの起動が終了した
ものとする。今、Aさんがサービス登録の起動状態にあ
る時に、例えばCさんがAさんに対して発呼したものと
する。制御装置3は加入者データ記憶部5aの内容をメ
インメモリ4に読出して、宛て先の電番(ここではAさ
んの電番)がサービス登録加入者であることを認識する
と、図のに示すように直接Aさんに接続せずに、に
示すようにCさんをメッセージ蓄積装置6に接続する。
【0006】発呼者Cさんは、メッセージ蓄積装置6か
ら応答メッセージ(例えば「ただいはAは留守にしてお
ります。要件を言って下さい。」等)を受信する。この
応答メッセージに対して、CさんはAさん宛てのメッセ
ージを言う。このメッセージは、メッセージ蓄積装置6
に蓄積される。
【0007】後で、Aさんが特定の数字(再生用アクセ
スコード)をダイヤルするか、特定のボタン(再生キ
ー)を押す。制御装置3はこのコードを認識すると、A
さんとメッセージ蓄積装置6とを接続する。そして、A
さんに該当する録音領域の内容をAさんに通知する。こ
れにより、Aさんは、留守中に録音された伝言を聞くこ
とができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の留守番
電話サービスには、以下に示すような問題がある。 発加入者が誰であっても、聞かせる応答メッセージは
同じである。 着加入者の留守中に何度電話をかけても、同じメッセ
ージを聞かされる。 伝言メッセージを残した発呼者の発電番が分からな
い。
【0009】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、発呼者に応じて、また発呼者からの着信
回数に応じて応答メッセージを変えることができると共
に、発呼者の発電番を記憶しておくことができる留守番
電話サービスシステムを提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図14と同一のものは、同一の符号を付
して示す。図において、1は回線の交換制御を行う交換
機(NW)、3は該交換機1の動作を制御する制御装置
(CC)、10は該制御装置3に接続されたメモリ、2
0は前記交換機1に接続されたメッセージ蓄積装置であ
る。ここで、メモリ10は、メインメモリとファイルメ
モリを含む概念である。
【0011】メモリ10において、11はサービス加入
者毎に留守番電話サービス関連情報を記憶する関連情報
記憶部である。この関連情報記憶部11は図ではメモリ
10内に設けられているが、メッセージ蓄積装置20側
に設けてもよい。メッセージ蓄積装置20において、2
1は留守中の着呼に対する応答メッセージと発呼者から
の伝言メッセージを記憶するメッセージ記憶部である。
また、メモリ10において、12は関連情報記メモリ1
1とメッセージ記憶部21内の記憶領域との間をモザイ
ク状に割り当てるフラグ情報が記憶されるフラグテーブ
ルである。
【0012】
【作用】関連情報記憶部11には、サービス登録加入者
毎に、複数の発電番の加入者毎の応答メッセージ(複
数)が記憶されており、また伝言記憶エリアと、発呼者
からの着信回数を記憶する領域が設けられている。制御
装置3は、発呼者からサービス登録加入者への発呼があ
った場合には、関連情報記憶部11を参照して、発加入
者毎に、最適な応答メッセージを聞かせるようにするこ
とができる。また、発加入者からの着信回数に応じた応
答メッセージも聞かせることができる。当然に、関連情
報記憶部11には発電番加入者の電話番号が記憶されて
いる。このように、本発明によれば発呼者に応じて、ま
た発呼者からの着信回数に応じて応答メッセージを変え
ることができると共に、発呼者の発電番を記憶しておく
ことができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は関連情報記憶部11の構成例を示す
図である。図ず、サービス登録加入者としてAさんとB
さんが登録されている場合を示している。そして、サー
ビス登録加入者毎に、デフォルト記憶部(発電番が登録
されていない加入者からかかってきた時の対応領域)1
3と、2個の発電番対応記憶部14,15から構成され
ている。デフォルト記憶部は、1個の応答エリアと、6
個の録音エリアから構成されている。応答エリアには、
応答メッセージが記憶されているメッセージ記憶部21
内のエリア番号を記憶し、録音エリアには伝言メッセー
ジが記憶されているメッセージ記憶部21内のエリア番
号を記憶する。
【0014】発電番対応記憶部14は発電番の加入者
に対する2個の応答エリアと、6個の録音エリアと1個
の着信回数記憶部から構成されている。第1応答エリア
は、第1応答メッセージが記憶されているメッセージ記
憶部21のエリア番号を記憶し、第2応答エリアは第2
の応答メッセージが記憶されているメッセージ記憶部2
1のエリア番号を記憶している。第1から第6までの録
音エリアには、発電番加入者の伝言を記憶するメッセー
ジ記憶部21内のエリア番号がそれぞれ記憶されてい
る。着信回数記憶部は、発電番加入者のかかってきた発
呼回数を記憶する。以上の構成は、発電番対応記憶部1
5についても同様である。また、Bさんに関する関連情
報記憶部についても同様である。
【0015】図3はフラグテーブル12の構成例を示す
図である。図に示す1個の区切りは、メッセージ記憶部
21内の記憶領域の1個の記憶エリアに対応している。
そして、この区切り毎に“1”が立っている部分は、既
にメッセージ記憶部21で使用されていることを示して
いる。“0”が記憶されている部分は、未使用領域であ
ることを示している。従って、制御装置3は、発電番又
はデフォルト電番からの伝言メッセージを録音(登録)
する時には、このフラグテーブル12が“0”となって
いる録音エリアに伝言メッセージを録音する必要があ
る。
【0016】図4はメッセージ記憶部内のメッセージ記
憶方法の説明図である。この図は、図3のフラグテーブ
ルに対応している。つまり、図3の1,0,1,1,
1,0,1に対応して、“1”のメッセージエリアには
既にメッセージが記憶されており、“0”のメッセージ
エリアにはメッセージが未登録であることを示してい
る。このように、本発明によればメッセージ記憶部21
のメッセージの記録方式は、フラグテーブル12を参照
して空いているメッセージエリアにメッセージを記憶す
るモザイク方式を採用している。このような方法をとれ
ば、メッセージ記憶部21内の有効な利用を図ることが
できる。
【0017】次に、発電番毎に複数の応答メッセージを
登録する方法について説明する。図5は応答メッセージ
の登録方法の一例を示すシーケンス図である。先ず、サ
ービス登録加入者が交換機1を介してメッセージ蓄積装
置20に応答メッセージの吹き込みを請求する。例え
ば、登録用アクセスコードをダイヤルするか又は特定の
ボタン(メッセージ登録キー)を押す(S1)。このキ
ー入力を認識すると、制御装置3(以下単に交換局と略
す)はサービス加入者2とメッセージ蓄積装置20との
間にパスを張る。
【0018】そして、交換局はサービス加入者に対して
発電番を要求する(S2)。ここで、サービス加入者
は、デフォルト値(例えばオール0のデータ)を交換局
に送出する(S3)。交換局は、サービス加入者にメッ
セージ吹込み要求を出す(S4)。サービス加入者は、
デフォルトメッセージを吹込み(S5)、この応答メッ
セージは、メッセージ記憶部21に登録される。
【0019】次に、交換局はサービス加入者に対して発
電番を要求する(S5)。サービス加入者はこの発電番
要求に対して発電番を入力する(S6)。発電番の入
力を受けたら、交換局は次にサービス加入者に対してメ
ッセージの吹込み要求を行う(S7)。サービス加入者
は、このメッセージ吹込み要求に対して第1のメッセー
ジの吹込みを行う(S8)。第1番目のメッセージの吹
込みが終了したら、次にサービス加入者は、何らかの区
切り記号(例えばフックフラッシュ等)を出力し(S
9)、第2のメッセージの吹込みを行う(S10)。
【0020】サービス加入者は、第2のメッセージの吹
込みが終了したら、区切り記号を出力する(S11)。
次に、交換局はサービス加入者に対して次の発電番要求
を行う(S12)。この発電番要求に対して、サービス
加入者は発電番を入力する(S13)。発電番の入力
を受けたら、交換局は次にサービス加入者に対してメッ
セージの吹込み要求を行う(S14)。サービス加入者
は、このメッセージ吹込み要求に対して第2のメッセー
ジの吹込みを行う(S15)。第1番目のメッセージの
吹込みが終了したら、次にサービス加入者は、何らかの
区切り記号(例えばフックフラッシュ等)を出力し(S
16)、第2のメッセージの吹込みを行う(S17)。
【0021】次に、サービス加入者は、第2のメッセー
ジの吹込みの終了を示す区切り信号を交換局に送出する
(S18)。交換局は、この区切り信号を受けたら、呼
を切断する(S19)。これに対して、サービス加入者
は交換局に解放完了信号を送出する(S20)。
【0022】次に、メッセージ記憶部21の構成例につ
いて説明する。図6は発電番毎に応答メッセージと伝言
メッセージを隣接して録音する構成の一例を示す図であ
る。先ず、30はデフォルト・メッセージ録音エリア、
31はデフォルト・メッセージに対する伝言メッセージ
録音エリア、32は発電番への応答メッセージ1の録
音エリア、33は発電番への応答メッセージ2の録音
エリア、34は発電番からの伝言メッセージ録音エリ
ア、35は発電番への応答メッセージ1の録音エリ
ア、36は発電番への応答メッセージ2の録音エリ
ア、37は発電番からの伝言メッセージ録音エリアで
ある。このように、この方式は、録音エリアが固定化さ
れている。
【0023】図7は応答メッセージと伝言メッセージを
それぞれ別エリアに録音する構成の一例を示す図であ
る。この構成例では、応答メッセージ録音エリアと伝言
メッセージ録音エリアとが別に設けられている。応答メ
ッセージ録音エリアにおいて、40はデフォルト・メッ
セージ録音エリア、41は発電番への応答メッセージ
1の録音エリア、42は発電番への応答メッセージ2
の録音エリア、43は発電番への応答メッセージ1の
録音エリア、44は発電番への応答メッセージ2の録
音エリアである。伝言メッセージ録音エリアにおいて、
50は発電番からの伝言メッセージ録音エリア、51
は発電番からの録音エリア、52はデフォルトメッセ
ージに対する伝言メッセージ録音エリアである。この方
式も、録音エリアが固定化されている。
【0024】図8は応答メッセージと伝言メッセージを
モザイク状に録音する構成の一例を示す図で、本発明を
特徴づける構成である。関連情報記憶部11の構成は、
図2に示したようになっており、これら関連情報記憶部
11内の該当録音領域は、フラグテーブル12によりメ
ッセージ記憶部21と関連づけされている。例えば、デ
フォルトに対する第1応答メッセージのエリア番号によ
り検索されるメッセージ記憶部21の対応する録音エリ
アは60になる。また、発電番に対する第1応答メッ
セージのエリア番号により検索されるメッセージ記憶部
21の対応する録音エリアは61になる。以下同様であ
る。このようなモザイク状の割付けを行うと、メッセー
ジ記憶部21のメモリエリアを効率よく用いることがで
きる。図6,図7に示した固定化方式では、使用されな
くても割り当てられるエリアが生じ、メモリの利用効率
がよくない。
【0025】次に、特定の発電番からの着信回数に応じ
て応答メッセージを選択再生する方法について説明す
る。サービス加入者に着信呼があった場合、制御装置3
はこの着信呼を関連情報記憶部11に転送する。その
際、交換機1(制御装置3)は発電番を検出する。制御
装置3は、発電番を解析する。そして、この発電番がサ
ービス加入者によって登録されている電番であった時に
は、関連情報記憶部11内の対応する着信回数記憶部の
内容を1だけ更新する。そして、制御装置3は新しい着
信回数に対応した応答メッセージをメッセージ記憶部2
1から読出し、加入者2に聞かせる。この発電番に対
し、登録されたメッセージ数をこの新着信回数が越える
場合は、最も大きい着信回数に対応する応答メッセージ
(最終応答メッセージ)を聞かせるようにする。
【0026】図9は応答メッセージの選択方法の一例を
示すフローチャートである。先ず、着呼すると、制御装
置3は着側が留守番電話サービスに登録されている加入
者かどうかチェックする(S1)。登録加入者である場
合には、制御装置3は発電番が得られたかどうかチェッ
クする(S2)。そして、発電番が得られない場合には
デフォルト・メッセージを発加入者に対して送出する
(S3)。発電番が得られた場合には、次に制御装置3
は発電番表示規制がかかっているかどうかチェックする
(S4)。ここで、発電番表示規制とは、発呼者の発電
番が分からないようにする規制である。
【0027】発電番表示規制がかかっていた場合には、
制御装置3は発加入者に対してデフォルト・メッセージ
を送信する(S3)。発電番表示規制がかかっていない
場合には、制御装置3は発電番がサービス加入者によっ
て登録されている電番であるかどうかチェックする(S
5)。具体的には、関連情報記憶部11を参照して発電
番登録がされているかどうかチェックする。発電番登録
されていない場合には、制御装置3は発加入者に対して
デフォルト・メッセージを送信する(S3)。
【0028】発電番登録されている電番であった場合に
は、制御装置3はこの発電番からの着信回数に1を足す
(S6)。具体的には、関連情報記憶部11内の発電番
に対応する着信回数記憶部の内容を1だけ更新する。更
新後、制御装置3は着信回数>この発電番に対して登録
されたメッセージ数であるかどうかチェックする(S
7)。そうである場合には、メッセージ記憶部21に記
憶されている最終応答メッセージを応答メッセージとし
て発加入者に対して送信する(S8)。そうでない場合
には、着信回数に対応したメッセージをメッセージ記憶
部21から読出して発加入者に対して送信する(S
9)。以降、発加入者の伝言メッセージ録音シーケンス
に入る。
【0029】次に、伝言メッセージの録音動作について
説明する。図10は発電番解析/着信回数操作をメッセ
ージ蓄積装置20で行う場合のシーケンス例を示す図で
ある。先ず、発加入者から発呼すると(S1)、交換局
は発電番解析を行う(S2)。その後、発加入者に対し
て数字受信完了を通知し、メッセージ蓄積装置20に対
して接続要求を行う(S3)。メッセージ蓄積装置20
から発加入者に対して接続が完了すると(S4)、メッ
セージ蓄積装置20は発電番解析,着信回数読出し,着
信回数更新,応答メッセージ選択,録音エリア選択を行
う(S5)。
【0030】次に、メッセージ蓄積装置20は、発加入
者に対して応答メッセージを送出する(S6)。発加入
者からは伝言メッセージが送信される(S7)。一方、
メッセージ蓄積装置20側では、タイムアウト期間
(t.o)が経過すると、録音を開始する(S8)。録
音が完了すると(S9)、タイムアウト期間の経過を待
って、メッセージ蓄積装置20から交換局に対して録音
完了通知が送出される(S10)。この録音完了通知を
受けると、交換局はメッセージ蓄積装置20及び発加入
者の双方に対して呼切断信号を送出する(S11)。メ
ッセージ蓄積装置20及び発加入者から交換局に対して
解放完了信号が送信される(S12)。
【0031】図11は発電番解析/着信回数操作を交換
機で行う場合のシーケンス例を示す図である。先ず、発
加入者から発呼すると(S1)、交換局は発電番解析,
着信回数読出し,着信回数更新,応答メッセージ選択,
録音エリア選択を行う(S2)。次に、交換局は発加入
者に対して数字受信完了を通知し、メッセージ蓄積装置
20に対して接続要求を行う(S3)。メッセージ蓄積
装置20から発加入者に対して接続が完了すると(S
4)、発加入者に対して応答メッセージを送出する(S
5)。次に、交換局はメッセージ蓄積装置20に対して
録音要求を出す(S6)。
【0032】発加入者からは伝言メッセージが送信され
る(S7)。一方、メッセージ蓄積装置20側では、録
音を開始する(S8)。録音が完了すると(S9)、タ
イムアウト期間の経過を待って、メッセージ蓄積装置2
0から交換局に対して録音完了通知が送出される(S1
0)。この録音完了通知を受けると、交換局はメッセー
ジ蓄積装置20及び発加入者の双方に対して呼切断信号
を送出する(S11)。メッセージ蓄積装置20及び発
加入者から交換局に対して解放完了信号が送信される
(S12)。
【0033】次に、伝言メッセージの再生方法について
説明する。図12は信号メッセージ再生・発電番表示方
法の一例を示すシーケンス図である。この例は、伝言メ
ッセージの他に発電番を表示して、サービス登録加入者
に知らせるようにしたものである。サービス登録加入者
から再生用アクセスコードを投入して交換局に対して呼
設定要求を行う(S1)。交換局は受信した数字を分析
すると、サービス登録加入者に対して数字受信完了を通
知すると共に、メッセージ蓄積装置20に対して再生開
始指令を出す(S3)。メッセージ蓄積装置20では、
再生動作を開始する(S4)。
【0034】先ず、交換局に対して接続要求を出し、サ
ービス登録加入者とパスの接続を行う(S5)。パスが
張られたら、メッセージ蓄積装置20からこれから送出
する伝言メッセージの発電番を送出し、サービス登録加
入者の電話端末の表示部に発電番を表示させる(S
6)。これにより、サービス登録加入者は誰から電話が
かかってきたかを知ることができる。発電番送出の後
は、その発電番の加入者からの伝言メッセージを再生し
て送出する(S7)。
【0035】次に、メッセージ蓄積装置20は、次に送
出する伝言メッセージの発電番を送出し、サービス登録
加入者の電話端末の表示部に発電番を表示させる(S
8)。発電番送出の後は、その発電番の加入者からの伝
言メッセージを再生して送出する(S9)。伝言メッセ
ージの再生が終了すると(S10)、メッセージ蓄積装
置20は交換局に対して呼の切断要求を出す(S1
1)。これにより、メッセージ蓄積装置20とサービス
登録加入者間のパスが切断される。次に、交換局はメッ
セージ蓄積装置20に対して解放完了を送出し(S1
2)、サービス登録加入者も交換局に対して解放完了を
送出する(S13)。
【0036】図13は本発明システムの全体構成例を示
すブロック図である。図1と同一のものは、同一の符号
を付して示す。図において、100は電話交換機であ
り、スイッチとコールプロセッサ90を含んだ概念であ
る。コールプロセッサ90は、図1のメモリ10(メイ
ンメモリとファイルメモリ)及び制御装置3を含んだ概
念である。20は電話交換機記に接続されたメッセージ
蓄積装置である。メッセージ蓄積装置20において、2
2は記録媒体としてのドラム(DRM)、23は該ドラ
ム22と接続されるトランク(TR)である。図1の関
連情報記憶部11及びフラグテーブル12はドラム22
内に含まれる。
【0037】2は加入者であり、発呼者と留守番電話サ
ービス登録加入者をそれぞれ示している。電話交換機1
00において、70は発呼者と接続される集線装置(L
C)、71は留守番電話サービス登録加入者と接続され
る集線装置(LC)、72はメッセージ蓄積装置20と
接続されるトランク(TR)、73はコールプロセッサ
90と接続される共通チャネル信号装置(CSE)であ
る。74は、集線装置70,71,トランク72及び共
通チャネル信号装置73と接続される2次マルチプレク
サ(SMPX)である。
【0038】75は2次マルチプレクサ74と接続され
る1次時間スイッチ(PTSW)、76は同じく2次マ
ルチプレクサ74と接続される受信信号メモリ(RS
M)、77は1次時間スイッチ75と接続される空間ス
イッチ(SSW)、78は空間スイッチ77と接続され
る2次時間スイッチ(STSW)、79は送信信号メモ
リ(SSM)である。構成要素75〜79はコールプロ
セッサ90により制御される。80は2次時間スイッチ
78及び送信信号メモリ79と接続される2次デマルチ
プレクサである。該2次デマルチプレクサ80の出力
は、それぞれ集線装置70,71,トランク72及び共
通チャネル信号装置73に接続されている。
【0039】上述の説明では、関連情報記憶部11をメ
モリ10内に含んだ場合を例にとったが、本発明はこれ
に限るものではなく、メッセージ蓄積装置20側に設け
てもよい。
【0040】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、発呼者に応じて、また発呼者からの着信回数に
応じて応答メッセージを変えることができると共に、発
呼者の発電番を記憶しておくことができる留守番電話サ
ービスシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】関連情報記憶部の構成例を示す図である。
【図3】フラグテーブルの構成例を示す図である。
【図4】メッセージ記憶部内のメッセージ記憶方法の説
明図である。
【図5】応答メッセージの登録方法の一例を示すシーケ
ンス図である。
【図6】発電番毎に応答メッセージと伝言メッセージを
隣接して録音する構成の一例を示す図である。
【図7】応答メッセージと伝言メッセージを別エリアに
録音する構成の一例を示す図である。
【図8】応答メッセージと伝言メッセージをモザイク状
に録音する構成の一例を示す図である。
【図9】応答メッセージの選択方法の一例を示すフロー
チャートである。
【図10】発電番解析/着信回数操作をメッセージ蓄積
装置で行う場合のシーケンス例を示す図である。
【図11】発電番解析/着信回数操作を交換機で行う場
合のシーケンス例を示す図である。
【図12】信号メッセージ再生・発電番表示方法の一例
を示すシーケンス図である。
【図13】本発明システムの全体構成例を示すブロック
図である。
【図14】従来システムの構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 交換機 2 加入者 3 制御装置 10 メモリ 11 関連情報記憶部 12 フラグテーブル 20 メッセージ蓄積装置 21 メッセージ記憶部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線の交換制御を行う交換機(1)と、 該交換機(1)の動作を制御する制御装置(3)と、 該制御装置(3)に接続されたメモリ(10)と、 前記交換機(1)に接続されたメッセージ蓄積装置(2
    0)とを具備し、 サービス加入者毎に留守番電話サービス関連情報を記憶
    する関連情報記憶部(11)を前記メモリ(10)内又
    はメッセージ蓄積装置(20)内に設けると共に、 留守中の着呼に対する応答メッセージと発呼者からの伝
    言メッセージを記憶するメッセージ記憶部(21)を前
    記メッセージ蓄積装置(20)内に設けたことを特徴と
    する留守番電話サービスシステム。
  2. 【請求項2】 前記交換機(1)は、発呼者の電話番号
    が検出可能なものとし、 この交換機(1)を介して留守番電話サービスに登録し
    ている、ある加入者に対して複数の応答メッセージを前
    記メッセージ記憶部(21)に登録できるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の留守番電話サービスシス
    テム。
  3. 【請求項3】 着呼の発電番とその発電番毎の着信回数
    を関連情報記憶部(11)内に記憶するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の留守番電話サービスシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記制御装置(3)は、関連情報記憶部
    (11)を参照して、発呼者に電話番号に応じて、発呼
    者に聞かせる応答メッセージを前記メッセージ記憶部
    (21)から読出して、発呼者に聞かせることができる
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の留守番電話
    サービスシステム。
  5. 【請求項5】 前記制御装置(3)は、関連情報記憶部
    (11)を参照して、発呼者に電話番号とかかってきた
    着信回数から、 発呼者に聞かせる応答メッセージを前記メッセージ記憶
    部(21)から読出して、発呼者に聞かせるようにした
    ことを特徴とする請求項4記載の留守番電話サービスシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記制御装置(3)は、前記メッセージ
    記憶部(21)内に、発電番毎に応答メッセージと伝言
    メッセージを隣接して記憶するようにしたことを特徴と
    する請求項4乃至5記載の留守番電話サービスシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記制御装置(3)は、前記メッセージ
    記憶部(21)内に、発電番毎に応答メッセージと伝言
    メッセージをそれぞれ別のエリアに記憶するようにした
    ことを特徴とする請求項4乃至5記載の留守番電話サー
    ビスシステム。
  8. 【請求項8】 前記関連情報記憶部(11)内の応答メ
    ッセージ又は伝言メッセージをメッセージ記憶部(2
    1)に記憶するに際し、 関連情報記憶部(11)に隣接して、関連情報のエリア
    とメッセージ記憶部(21)のエリアを対応づけるフラ
    グテーブル(12)を設け、 応答メッセージと伝言メッセージをモザイク状に記憶す
    るようにしたことを特徴とする請求項4乃至5記載の留
    守番電話サービスシステム。
  9. 【請求項9】 前記関連情報記憶部(11)は、発電
    番,その発電番からの着呼回数,応答メッセージエリア
    及び伝言メッセージエリアを、サービス加入者毎に設け
    るようにしたことを特徴とする請求項3記載の留守番電
    話サービスシステム。
  10. 【請求項10】 発呼者からの伝言メッセージをメッセ
    ージ記憶部(21)から読出して再生する際、制御装置
    (3)は、その発電番を交換機(1)を介して加入者端
    末に表示するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の留守番電話サービスシステム。
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