JPH11187131A - ディジタルコードレス電話システム - Google Patents

ディジタルコードレス電話システム

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JPH11187131A
JPH11187131A JP9352963A JP35296397A JPH11187131A JP H11187131 A JPH11187131 A JP H11187131A JP 9352963 A JP9352963 A JP 9352963A JP 35296397 A JP35296397 A JP 35296397A JP H11187131 A JPH11187131 A JP H11187131A
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mobile terminal
base station
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time
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JP9352963A
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Inventor
Tatsu Nakahara
達 中原
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TDMA/TDD方式のディジタルコードレ
ス電話システムにおいて、通話中の移動端末が別の移動
端末に通話を転送するときは、転送先の通話用にもう1
つ別のスロットを使用するため、無線チャネルの利用効
率が悪い。 【解決手段】 有線電話機17と移動端末19aとの間
で通話中に、移動端末19aから移動端末19bへ通話
を転送する時に、制御部14は移動端末19bの電話番
号を移動端末19aに対して要求し、その電話番号が入
力されたときは、移動端末19aとの回線を切断した
後、移動端末19bの電話番号をダイヤルして、移動端
末19bに着信を通知する。その後、制御部14は移動
端末19bからの応答を検出したときは、通話路を切り
替えて有線電話機17と無線基地局18との通話路をT
DSW11により設定させる。これにより、常に1つの
スロットの無線チャネルのみしか使用しないようにでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタルコードレ
ス電話システムに係り、特に複数の移動端末と無線基地
局との間で時分割多重通信によりディジタル信号の送受
信を行うディジタルコードレス電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】時分割多元接続(TDMA:Time Divis
ion Multiple Access)方式や送受信を同一周波数で行
う時分割二重接続(TDD:Time Division Duplex)方
式による無線基地局と移動端末とのディジタル無線通信
では、一般に送信と受信が交互に時分割多重されて送受
信が行われる。すなわち、各時間のスロットにおいて
は、送信と受信を一定時間毎に動作し、通信を行うTD
D方式を用い、更にTDMA方式による多重ディジタル
通信により複数の移動端末との間の通信を可能にしてい
る。
【0003】すなわち、無線基地局と移動端末とのディ
ジタル無線通信は、図4(A)に41で示すように、T
DMA/TDDフレームを例えば長さが5msで、長さ
0.625msのスロット42を8個から構成し、それ
ら8個のスロットのうち、図4(B)に示すように、第
1スロットから第4スロットまでは無線基地局の送信ス
ロットT1〜T4、すなわち移動端末の受信スロットと
して使用され、第5スロットから第8スロットまでは無
線基地局の受信スロットR1〜R4、すなわち移動端末
の送信スロットとして使用される。
【0004】詳述すると、無線基地局と移動端末との間
で通信を行う場合、1つの移動端末には1フレーム当り
1つの受信スロットと、1つの送信スロットが割り当て
られ、各々のスロットで無線基地局と移動端末が送信並
びに受信の動作が行われている。このタイミングを図5
に示す。
【0005】図5においては、タイムスロット50のう
ち第1スロットが、図5に51で示すように、無線基地
局の送信タイミング又は移動端末の受信タイミングのた
めのスロットとして用いられ、第5スロットが図5に5
2で示すように、無線基地局の受信タイミング又は移動
端末の送信タイミングのためのスロットとして用いられ
ている。
【0006】無線基地局は1台で最大4つの送信スロッ
トと受信スロットを持つため、理論上は同時に4台の移
動端末と通信を行うことが可能である。しかし、実際に
は無線基地局においては、他の移動端末に対する報知情
報や制御情報のための制御用として、スロットを1つ使
用する。例えば、図6に示すタイムスロット60の第1
スロット、第2スロット、第3スロットでは61、6
2、63で示すように、第1、第2、第3の移動端末の
受信タイミングに使用され、第5スロット、第6スロッ
ト、第7スロットでは65、66、67で示すように、
第1、第2、第3の移動端末の送信タイミングに使用さ
れるが、第4スロットと第8スロットは無線基地局の制
御情報の送受信タイミング64、68に使用される。従
って、無線基地局1台について同時に通信できる移動端
末の台数は3台までである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、移動端末を
用いて通話中に、別の移動端末にこの通話を転送する場
合がある。このようなケースは、会社等で日常よく見ら
れるケースである。例えば、ある着信に応答し、別の人
にこの通話を回す場合などがある。
【0008】このようなケースの一般的な操作手順とし
ては、移動端末による通話中、通話を保留した後に転送
先の移動端末の電話番号をダイヤルし、転送相手が応答
後転送する旨を伝言した後、通話を切断することで転送
は完了する。この際、転送元の通話として1スロットを
使用し、かつ、転送先の通話及び着信信号としてもう1
つ別のスロットを使用するため、無線チャネルは2スロ
ット分のチャネルを占有することになる。
【0009】このため、このような転送の操作を行う
と、無線基地局が1台しかない場合は、空いている無線
チャネルは1スロット分のチャネルだけとなり、他に通
話行える移動端末は1台だけとなる上、更にまた別の2
台の移動端末が通話状態であったならば、転送すること
が不可能となる。
【0010】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
1スロットのみの使用により転送を行えるようにするこ
とにより、無線チャネルの利用効率を向上し得るディジ
タルコードレス電話システムを提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は有線電話機と無線基地局との通話路を時分
割多重スイッチにより設定して、有線電話機と無線基地
局の無線ゾーンに在圏する移動端末との間で、割り当て
られたスロットを使用して時分割多重通信を行うディジ
タルコードレス電話システムにおいて、有線電話機と一
の移動端末との間で通話中に、一の移動端末から別の移
動端末へ通話を転送する時に、一の移動端末からの転送
要求に応じて別の移動端末の電話番号を一の移動端末に
対して要求する番号要求手段と、番号要求手段の要求に
より一の移動端末から別の移動端末の電話番号が入力さ
れたときは、一の移動端末との回線を切断した後、別の
移動端末の電話番号をダイヤルして、別の移動端末に着
信を通知する着信通知手段と、着信通知手段により別の
移動端末に着信を通知した後、別の移動端末からの応答
の有無を検出する検出手段と、検出手段により応答を検
出したときは、通話路を切り替えて有線電話機と無線基
地局との通話路を時分割多重スイッチにより設定させる
切替手段とを有する構成としたものである。
【0012】また、本発明は音声録音部を更に有し、番
号要求手段の要求により一の移動端末から別の移動端末
の電話番号が入力された後、一の移動端末からのメッセ
ージを音声録音部に録音するように、時分割多重スイッ
チを制御して通話路を設定するメッセージ録音手段と、
メッセージ録音終了後に一の移動端末との回線を切断し
た後、別の移動端末の電話番号をダイヤルして、別の移
動端末に着信を通知する着信通知手段と、着信通知手段
により別の移動端末に着信を通知した後、別の移動端末
からの応答の有無を検出する検出手段と、検出手段によ
り応答を検出したときは、音声録音部から再生したメッ
セージを時分割多重スイッチを通して無線基地局に供給
するように、時分割多重スイッチを制御して通話路を設
定するメッセージ再生手段と、メッセージ再生手段によ
るメッセージ再生後に、通話路を切り替えて有線電話機
と無線基地局との通話路を時分割多重スイッチにより設
定させる切替手段とを有する構成としたものである。
【0013】また、本発明は、検出手段により応答を所
定時間内に検出できないときは、一の移動端末に着信を
通知した後、一の移動端末に対して転送先不応答の情報
を時分割多重スイッチを通して無線基地局に供給するよ
うに、時分割多重スイッチを制御して通話路を設定する
タイムアウト処理手段と、タイムアウト処理手段による
転送先不応答の情報送出後に、通話路を切り替えて有線
電話機と無線基地局との通話路を時分割多重スイッチに
より設定させる切替手段とを有する構成としたものであ
る。
【0014】上記の各発明では、いずれも有線電話機と
無線基地局の無線ゾーンに在圏する移動端末との間で、
割り当てられたスロットを使用して時分割多重通信を行
うディジタルコードレス電話システムにおいて、有線電
話機と一の移動端末との間で通話中に、一の移動端末か
ら別の移動端末へ通話を転送する時には、一の移動端末
との回線を切断した後、別の移動端末との回線を接続す
るようにしているため、常に1つのスロットの無線チャ
ネルのみしか使用しないようにできる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になるコードレス
電話システムの一実施の形態のブロック図を示す。同図
において、構内交換機(PBX:Private Branch Excha
nge)10は、有線電話機17に有線接続されると共に
無線基地局18に有線接続されている。無線基地局18
の無線ゾーンには、例えば2台の移動端末19a及び1
9bが在圏している。
【0016】PBX10は、通話路の切り替えを行う時
分割スイッチ(TDSW)11と、保留音を送出する保
留音源部12と、音声信号の録音を行う音声録音部13
と、PBX10の全体の制御を司る制御部14と、無線
基地局18との間で信号の送受信を行う無線基地局イン
タフェース部15と、有線電話機17との間で信号の送
受信を行う電話インタフェース部16とから構成されて
いる。
【0017】制御部14は、中央処理装置(CPU)か
ら構成されており、TDSW11の制御を行い、電話イ
ンタフェース部16、無線基地局インタフェース部1
5、保留音源部12及び音声録音部13の通話路の接続
制御を行うと共に、保留音源部12及び音声録音部13
をそれぞれ起動制御する。また、制御部14は無線基地
局インタフェース部15と電話インタフェース部16か
らのデータを送受信し、無線基地局18及び有線電話機
17を制御する。無線基地局18は、移動端末19a、
19bと無線による通信を行うための固定の基地局であ
る。
【0018】有線電話機17においてダイヤルすると、
そのダイヤル情報は電話インタフェース部16を通して
制御部14に伝達され、該当する相手を無線基地局イン
タフェース部15から無線基地局18の制御用スロット
を通して移動端末に着信制御信号を送出させる。この着
信制御により該当する移動端末は着信鳴動し、その移動
端末の使用者がオフフック等の操作により応答すること
で、有線電話機17と移動端末との間の通話が可能とな
る。
【0019】次に、この実施の形態の正常時の動作につ
いて、図2の制御シーケンス図を併せ参照して説明す
る。いま、図1の有線電話機17と移動端末19aとが
PBX10を通して通話中であるものとする(ステップ
200)。この通話中状態において移動端末19aの使
用者がこの通話を移動端末19bに転送する場合につい
て以下、説明する。
【0020】この場合、移動端末19aの使用者はまず
保留ボタンを押下することにより、保留データをPBX
10内の無線基地局インタフェース部16を通して制御
部(CPU)14に供給する(ステップ201)。する
と、制御部14はTDSW11を制御して、有線電話機
17の通話路を保留音源部12に切り替えると共に(ス
テップ202)、保留音源部12を起動制御して保留音
を発生させ、その保留音をTDSW11及び電話インタ
フェース部16を通して有線電話機17へ送出する(ス
テップ203)。
【0021】他方、制御部14は、無線基地局インタフ
ェース部16及び無線基地局18を通して移動端末19
aに対して転送先の電話番号の要求通知を送出し、移動
端末19aが有しているトーン鳴動部を起動する(ステ
ップ204)。このトーン鳴動により、移動端末19a
の使用者は、転送先の移動端末19bの電話番号をダイ
ヤルし、ダイヤル情報を無線基地局18及び無線基地局
インタフェース部16を通して制御部14に通知する
(ステップ205)。なお、上記のトーン鳴動は、ダイ
ヤル操作により停止する。
【0022】ダイヤル情報が制御部14に通知される
と、制御部14はTDSW11を制御して、移動端末1
9aと音声録音部13が接続されるように通話路の切り
替えを行い(ステップ206)、かつ、音声録音部13
を起動して移動端末19aの使用者に録音を促すメッセ
ージを送出することにより、移動端末19aの使用者が
電話を転送する旨のメッセージの録音状態とする(ステ
ップ207)。このメッセージは、例えば「○○○○さ
んからの電話を転送します。」といった転送先の移動端
末19bに対する伝言である。
【0023】メッセージが終ると移動端末19aの使用
者は移動端末19aに設けられている終話ボタンを押下
し、切断要求を移動端末19aから制御部14に入力す
る(ステップ208)。これにより、制御部14はTD
SW11を制御して、それまで接続していた音声録音部
13と無線基地局インタフェース部15との接続を開放
して上記のメッセージの音声録音部13への録音を終了
し(ステップ209)、また移動端末19aとの間の無
線チャネルを開放する(ステップ210)。
【0024】続いて、制御部14は先に移動端末19a
から入力されたダイヤル情報に基づき、転送先である移
動端末19bに対して、無線基地局インタフェース部1
5及び無線基地局18を通して着信を通知する(ステッ
プ211)。移動端末19bがこれにより応答すると
(ステップ212)、制御部14はTDSW11を制御
して通話路を切り替え(ステップ213)、かつ、音声
録音部13を再生状態に制御し、音声録音部13に録音
されている移動端末19aからの伝言メッセージを再生
し、その再生メッセージをTDSW11、無線基地局イ
ンタフェース部15及び無線基地局18を通して移動端
末19bへ送信する(ステップ214)。
【0025】その後、制御部14はTDSW11を制御
して、無線基地局インタフェース部15を電話インタフ
ェース部16に接続するように通話路を切り替え(ステ
ップ215)、また、保留音源部12及び音声録音部の
動作を停止させ、それまで保留中としていた有線電話機
17と移動端末19bとを通話状態とする(ステップ2
16)。
【0026】このように、この実施の形態では、有線電
話機17の通話相手が移動端末19aから移動端末19
bに切り換わる場合でも、使用する無線チャネルは1つ
しか使用しないため、1フレーム内に他に空きスロット
が存在しないときでも転送できる。
【0027】次に、転送先の移動端末19bが無線基地
局18の無線ゾーンの圏外であるとき、あるいは電源を
オフしているために転送不可能な場合の本実施の形態の
動作について、図3の制御シーケンス図を併せ参照して
説明する。図3中、図2と同一の処理ステップには同一
符号を付し、その説明を省略する。
【0028】図3において、制御部14は先に移動端末
19aから入力されたダイヤル情報に基づき、転送先で
ある移動端末19bに対して、無線基地局インタフェー
ス部15及び無線基地局18を通して着信の通知を行っ
ても(ステップ211)、移動端末19bからの応答が
ないときには、制御部14はタイムアウトの処理を起動
する。
【0029】このタイムアウトの処理により、制御部1
4は再度移動端末19aに対して着信をかけ(ステップ
301)、移動端末19aからの応答後(ステップ30
2)、TDSW11を制御して音声録音部13と無線基
地局インタフェース部15とが接続される通話路に切り
替えた後(ステップ303)、音声録音部13の所定位
置に予め録音されている「転送先不応答」のメッセージ
を再生し、これをTDSW11、無線基地局インタフェ
ース部15及び無線基地局18を通して移動端末19a
へ送信する(ステップ304)。
【0030】その後、制御部14はTDSW11を制御
して電話インタフェース部16と無線基地局インタフェ
ース部15とを接続する通話路に切り替えることにより
(ステップ305)、再び保留中の有線電話機17と移
動端末19aとを接続し、有線電話機17と移動端末1
9aとの間での通話を再開させる(ステップ306)。
【0031】このように、この実施の形態では、移動端
末19aから別の移動端末19bへ通話を転送しようと
したときに、転送先の移動端末19bが何らかの原因に
より応答しない場合は、再度元の通話先の移動端末19
aと通話を再開するが、常に1つのスロットの無線チャ
ネルしか使用しないため、他の移動端末の通話を妨げる
ことがない。
【0032】なお、上記の実施の形態では、転送する相
手に対し転送を行う伝言メッセージを録音させるように
説明したが、このメッセージの録音及び再生はせず、転
送先のダイヤルだけを行い、このダイヤル情報に基づ
き、移動端末の転送先に着信をかけ、直接に保留元の相
手と通話を行わせるようにしてもよい。この場合は、音
声録音部13は不要となる。
【0033】なお、本発明は以上の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば、不応答メッセージは、警報
音などの音声でもよく、あるいは表示装置に表示させる
データも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
有線電話機と無線基地局の無線ゾーンに在圏する移動端
末との間で、割り当てられたスロットを使用して時分割
多重通信を行うディジタルコードレス電話システムにお
いて、有線電話機と一の移動端末との間で通話中に、一
の移動端末から別の移動端末へ通話を転送する時には、
一の移動端末との回線を切断した後、別の移動端末との
回線を接続することにより、常に1つのスロットの無線
チャネルのみしか使用しないようにしたため、他にスロ
ットが空いていないときでも通話の転送を行うことがで
き、よって、無線チャネルの利用効率を向上できる。
【0035】また、本発明によれば、移動端末の転送先
に着信をかけても所定時間内に応答がないときには、転
送元の移動端末に再び着信をかけて、保留元の相手との
間で再び通話状態とするタイムアウト処理を行うように
したため、転送先の移動端末が着信不可能なときでも転
送元の移動端末との通話を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】図1の正常動作時のシーケンス図である。
【図3】図1の異常動作時のシーケンス図である。
【図4】TDMA/TDD方式による送受信動作タイミ
ングを示す説明図である。
【図5】TDMA/TDD方式による通話タイミングの
説明図である。
【図6】最大通信時のタイミングの説明図である。
【符号の説明】
10 構内交換機(PBX) 11 時分割スイッチ(TDSW) 12 保留音源部 13 音声録音部 14 制御部 15 無線基地局インタフェース部 16 電話インタフェース部 17 有線電話機 18 無線基地局 19a、19b 移動端末
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 他方、制御部14は、無線基地局インタ
フェース部15及び無線基地局18を通して移動端末1
9aに対して転送先の電話番号の要求通知を送出し、移
動端末19aが有しているトーン鳴動部を起動する(ス
テップ204)。このトーン鳴動により、移動端末19
aの使用者は、転送先の移動端末19bの電話番号をダ
イヤルし、ダイヤル情報を無線基地局18及び無線基地
局インタフェース部15を通して制御部14に通知する
(ステップ205)。なお、上記のトーン鳴動は、ダイ
ヤル操作により停止する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/04 D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線電話機と無線基地局との通話路を時
    分割多重スイッチにより設定して、前記有線電話機と前
    記無線基地局の無線ゾーンに在圏する移動端末との間
    で、割り当てられたスロットを使用して時分割多重通信
    を行うディジタルコードレス電話システムにおいて、 前記有線電話機と一の移動端末との間で通話中に、前記
    一の移動端末から別の移動端末へ通話を転送する時に、
    該一の移動端末からの転送要求に応じて該別の移動端末
    の電話番号を該一の移動端末に対して要求する番号要求
    手段と、 前記番号要求手段の要求により前記一の移動端末から前
    記別の移動端末の電話番号が入力されたときは、前記一
    の移動端末との回線を切断した後、前記別の移動端末の
    電話番号をダイヤルして、該別の移動端末に着信を通知
    する着信通知手段と、 前記着信通知手段により前記別の移動端末に着信を通知
    した後、該別の移動端末からの応答の有無を検出する検
    出手段と、 前記検出手段により前記応答を検出したときは、通話路
    を切り替えて前記有線電話機と無線基地局との通話路を
    前記時分割多重スイッチにより設定させる切替手段とを
    有することを特徴とするディジタルコードレス電話シス
    テム。
  2. 【請求項2】 有線電話機と無線基地局との通話路を時
    分割多重スイッチにより設定して、前記有線電話機と前
    記無線基地局の無線ゾーンに在圏する移動端末との間
    で、割り当てられたスロットを使用して時分割多重通信
    を行うディジタルコードレス電話システムにおいて、 前記有線電話機と一の移動端末との間で通話中に、前記
    一の移動端末から別の移動端末へ通話を転送する時に、
    該一の移動端末からの転送要求に応じて該別の移動端末
    の電話番号を該一の移動端末に対して要求する番号要求
    手段と、 メッセージを録音再生する音声録音部と、 前記番号要求手段の要求により前記一の移動端末から前
    記別の移動端末の電話番号が入力された後、前記一の移
    動端末からのメッセージを前記音声録音部に録音するよ
    うに、前記時分割多重スイッチを制御して通話路を設定
    するメッセージ録音手段と、 前記メッセージ録音終了後に前記一の移動端末との回線
    を切断した後、前記別の移動端末の電話番号をダイヤル
    して、該別の移動端末に着信を通知する着信通知手段
    と、 前記着信通知手段により前記別の移動端末に着信を通知
    した後、該別の移動端末からの応答の有無を検出する検
    出手段と、 前記検出手段により前記応答を検出したときは、前記音
    声録音部から再生した前記メッセージを前記時分割多重
    スイッチを通して前記無線基地局に供給するように、前
    記時分割多重スイッチを制御して通話路を設定するメッ
    セージ再生手段と、 前記メッセージ再生手段によるメッセージ再生後に、通
    話路を切り替えて前記有線電話機と無線基地局との通話
    路を前記時分割多重スイッチにより設定させる切替手段
    とを有することを特徴とするディジタルコードレス電話
    システム。
  3. 【請求項3】 有線電話機と無線基地局との通話路を時
    分割多重スイッチにより設定して、前記有線電話機と前
    記無線基地局の無線ゾーンに在圏する移動端末との間
    で、割り当てられたスロットを使用して時分割多重通信
    を行うディジタルコードレス電話システムにおいて、 前記有線電話機と一の移動端末との間で通話中に、前記
    一の移動端末から別の移動端末へ通話を転送する時に、
    該一の移動端末からの転送要求に応じて該別の移動端末
    の電話番号を該一の移動端末に対して要求する番号要求
    手段と、 メッセージを録音再生する音声録音部と、 前記番号要求手段の要求により前記一の移動端末から前
    記別の移動端末の電話番号が入力された後、前記一の移
    動端末からのメッセージを前記音声録音部に録音するよ
    うに、前記時分割多重スイッチを制御して通話路を設定
    するメッセージ録音手段と、 前記メッセージ録音終了後に前記一の移動端末との回線
    を切断した後、前記別の移動端末の電話番号をダイヤル
    して、該別の移動端末に着信を通知する着信通知手段
    と、 前記着信通知手段により前記別の移動端末に着信を通知
    した後、該別の移動端末からの応答の有無を検出する検
    出手段と、 前記検出手段により前記応答を所定時間内に検出できな
    いときは、前記一の移動端末に着信を通知した後、該一
    の移動端末に対して転送先不応答の情報を前記時分割多
    重スイッチを通して前記無線基地局に供給するように、
    前記時分割多重スイッチを制御して通話路を設定するタ
    イムアウト処理手段と、 前記タイムアウト処理手段による前記転送先不応答の情
    報送出後に、通話路を切り替えて前記有線電話機と無線
    基地局との通話路を前記時分割多重スイッチにより設定
    させる切替手段とを有することを特徴とするディジタル
    コードレス電話システム。
  4. 【請求項4】 前記タイムアウト処理手段は、前記転送
    先不応答の情報として、前記音声録音部に予め録音され
    ている転送先不応答メッセージを再生して、前記無線基
    地局に供給することを特徴とする請求項3記載のディジ
    タルコードレス電話システム。
  5. 【請求項5】 構内交換機の制御により有線電話機と無
    線基地局との間で、割り当てられたスロットを使用して
    時分割多重通信を行うディジタルコードレス電話システ
    ムにおいて、 前記構内交換機は、 通話路の切り替えを行う時分割多重スイッチと、 保留音を送出する保留音源部と、 音声信号の録音及び再生を行う音声録音部と、 前記無線基地局との間で信号送受信を行う無線基地局イ
    ンタフェース部と、 前記有線電話機との間で信号送受信を行う電話インタフ
    ェース部と、 入力信号に応じて前記無線基地局インタフェース部及び
    前記電話インタフェース部間の第1の通話路と、前記保
    留音源部及び前記電話インタフェース部間の第2の通話
    路と、前記音声録音部及び前記無線基地局インタフェー
    ス部間の第3の通話路のいずれか一又は二以上の通話路
    に選択し又は通話路を開放するように前記時分割多重ス
    イッチを制御すると共に、前記保留音源部及び音声録音
    部の動作を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前
    記無線基地局の無線ゾーンに在圏する一の移動端末と前
    記有線電話機との回線を接続した状態において、該一の
    移動端末からの別の移動端末への通話転送要求入力時
    は、前記時分割多重スイッチを制御して前記第2の通話
    路を設定した状態で、該別の移動端末の電話番号を該一
    の移動端末に対して要求し、該別の移動端末の電話番号
    の入力を待って前記時分割多重スイッチを制御して前記
    第3の通話路を設定し、前記音声録音部へのメッセージ
    録音終了後に前記一の移動端末との回線を切断した後、
    前記別の移動端末の電話番号をダイヤルして、該別の移
    動端末に着信を通知することを特徴とするディジタルコ
    ードレス電話システム。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記別の移動端末に着信
    を通知した後、該別の移動端末からの応答の有無を検出
    し、該応答を検出したときは、前記時分割多重スイッチ
    を制御して前記第3の通話路を設定して前記音声録音部
    から再生した前記メッセージを前記時分割多重スイッチ
    を通して前記無線基地局に供給した後、前記第1の通話
    路に切替設定し、前記応答を所定時間内に検出できない
    ときは、前記一の移動端末に着信を通知して、該一の移
    動端末に対して転送先不応答の情報を送出した後に、前
    記時分割多重スイッチを制御して前記第1の通話路に切
    替設定する機能を更に有することを特徴とする請求項5
    記載のディジタルコードレス電話システム。
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