JPH05327299A - プリント板の修正作業援助装置 - Google Patents

プリント板の修正作業援助装置

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JPH05327299A
JPH05327299A JP4347140A JP34714092A JPH05327299A JP H05327299 A JPH05327299 A JP H05327299A JP 4347140 A JP4347140 A JP 4347140A JP 34714092 A JP34714092 A JP 34714092A JP H05327299 A JPH05327299 A JP H05327299A
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Kenji Okita
憲士 沖田
Toshihide Maeda
利秀 前田
Masatoshi Magara
雅利 真柄
Hiroyuki Seya
裕之 瀬谷
Takeo Mogi
武男 茂木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業員にとって、プリント板の修正作業を行
い易くすることである。 【構成】 プリント板1が載置されるテーブル3と、テ
ーブル1をX軸方向およびY軸方向移動させると共に、
X軸回り、Y軸回りおよびZ軸回りに回転させる移動装
置50と、データ管理装置に記憶されている不良情報に
応じて、テーブル1の移動方向、移動量、回転方向およ
び回転量を求め、これらの方向および量で、テーブル3
が移動および/または回転するよう、移動装置50に指
示するパーソナルコンピュータ6およびコントローラ7
と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント板上の不良部
分の修正作業を援助するプリント板の修正作業援助装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント板を不良部分の修正作業の際に
用いられる装置としては、例えば、特開昭58−538
84号公報や、特開昭62−92395号公報に記載さ
れているものがある。
【0003】前者のものは、外観検査装置から送られて
きたデータに基づき、プリント板が載置されている台を
水平面内のX方向およびY方向に移動させるものであ
る。また、後者のものは、半田材を再溶融させる加熱チ
ップを有するヘッドと、プリント板が載置される台と、
この台を水平面内のX方向およびY方向に移動させる移
動機構と、外観検査装置から送られてきたデータに基づ
きプリント板が載置されている台を移動させると共に、
ヘッドを降下させて、このヘッドで目的の不良部分を修
正させる制御装置と、を備えているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術では、いずれも、作業員がプリント板の修
正作業を行う場合について考慮されておらず、作業員が
修正作業を行いにくいという問題点がある。
【0005】すなわち、前者のものを用いて、作業員が
修正作業を行う場合、修正箇所が作業員に対して正面方
向を向いているときや側面方向を向いているときには、
その場で修正作業は可能であるが、作業員に対して死角
となる部分が修正箇所であるときには、作業員はその箇
所が死角にならないよう移動しなければならない。ま
た、大型基板(500×400mm程度)を修正する場合
にも、修正箇所が作業者に対して正面方向に遠い場合に
は、移動しなければならない。また、後者のものも、装
置自身が修正作業を行うために、作業者が修正作業を行
う場合には、前者のものと同様の不具合がある。
【0006】以上、本発明は、このような従来の問題点
について、着目してなされたもので、作業員がプリント
板の修正作業を行いやすくするための修正作業援助装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のプリント板の修正作業援助装置は、プリント板上の不
良部分に関する不良情報を記憶しておく不良情報記憶手
段と、前記プリント板が載置されるテーブルと、該テー
ブルを水平面内において異なる方向に移動させると共
に、鉛直方向軸を中心として回転させる移動機構と、前
記不良情報記憶手段に記憶されている不良情報に応じ
て、前記テーブルの移動方向、移動量、回転方向および
回転量を求め、これらの方向および量で該テーブルが移
動および/または回転するよう、前記移動機構に指示す
る移動機構制御手段と、を備えていることを特徴とする
ものである。
【0008】ここで、前記修正作業援助装置は、前記移
動機構に、前記テーブルを傾斜させる傾斜機構が設けら
れ、前記移動機構制御手段は、前記不良情報に基づき、
前記テーブルの傾斜方向および傾斜量を求め、該テーブ
ルが該傾斜方向に該傾斜量だけ傾くよう、前記移動機構
に指示できる構成になっていることが好ましい。
【0009】
【作用】一般的に、プリント板上の不良部分は、作業者
に対してあらゆる方向を向いている。そこで、鉛直方向
軸を中心としてテーブルを回転させることができる移動
機構により、プリント板が載置されているテーブルを回
転させて、不良部分を作業者に対して正面または側方に
向くようにする。また、プリント板が大きく、かつ不良
部分が作業者からプリント板上の遠いところにある場合
には、水平面内のX軸方向およびY軸方向に、テーブル
を移動させても、不良部分は作業者にほとんど近づかな
い。そこで、テーブルを回転させて、不良部分が作業者
に近づくようにする。
【0010】また、例えば、Jリード型部品のように、
不良部分(ハンダ付き部分)を確認する際には、目線を
低くしなければ、不良部分を明確に見ることができない
場合がある。このような場合には、移動機構により、テ
ーブルを傾斜させて、テーブルに対して相対的に目線が
下がったようにする。
【0011】以上のように、本発明では、不良部分を作
業者にとって修正しやすい位置に移動させることができ
ると共に、不良部分を確認しやすくなるので、プリント
板の修正作業を行い易くなる。
【0012】
【実施例】本発明に係る各種実施例について、図面を用
いて説明する。
【0013】まず、本発明に係る第1の実施例のプリン
ト板の修正作業援助装置について、図1〜図28を用い
て説明する。
【0014】本実施例の修正作業援助装置は、図1およ
び図2に示すように、プリント板1が載置されるテーブ
ル3と、このテーブル3を移動させる移動装置50と、
未修正プリント板が収納されている搬送キャリアからこ
れをテーブル3に載せるローダ2と、載置されるプリン
ト板1の不良情報が蓄積されているデータ管理装置5
と、プリント板1の不良情報に基づき、テーブル3の移
動量等を演算するパーソナルコンピュータ6と、パーソ
ナルコンピュータ6による演算結果に基づいて移動装置
50を制御するコントローラ7と、プリント板1に貼ら
れているバーコード(シリアル番号等を示す)を読み取
るバーコードリーダ4と、プリント板1の修正箇所を示
すための指示ビーム8と、プリント板1を撮像するカメ
ラ9と、撮像された画像を写し出すモニタ10と、プリ
ント板型式、シリアル番号、不良部品の型式名、不良内
容、不良位置等を表示するコンソールCRT11と、キ
ーボード12と、テーブル2から修正済みプリント板が
収納されている搬送キャリアにプリント板1を移動させ
るアンローダ13と、を有して構成されている。
【0015】移動装置50は、図2に示すように、テー
ブル3を水平面内のX軸方向およびY軸方向に移動させ
ると共に、X軸回り、Y軸回りおよびZ軸回りに回転さ
せる移動機構と、各移動の駆動源となるX軸方向移動用
モータ51、X軸回り回転用モータ52、Y軸方向移動
用モータ53、Y軸回り回転用モータ54およびZ軸回
り回転用モータ55と、コントローラ7からの指示を受
けて各モータを駆動させる駆動回路56と、を有してい
る。なお、同図中において、図面を見易くするために移
動機構の構造を省いている。
【0016】また、コンピュータ6は、図2に示すよう
に、各種演算を行うCPU6aと、CPU6aが演算を
行うためのプログラムやデータ等が格納されているRO
M6cおよびRAM6bと、インターフェース6dとを
有して構成されている。なお、本実施例において、不良
情報記憶手段はデータ管理装置5により、移動機構は移
動装置50により、移動機構制御手段はコンピュータ6
およびコントローラ7により構成されている。
【0017】次に、本実施例の修正作業援助装置の概略
動作について説明する。外形サイズ一定のプリント板1
が搬送キャリアからローダ2によりテーブル3にセット
されると、テーブル3の前に座って待っていた作業者
は、バーコードリーダ4でプリント板1に貼ってあるバ
ーコードをスキャンする。その操作で読み取られた内容
に基づいて、パーソナルコンピュータ6は、データ管理
装置5から、このプリント板1の不良情報を取り込む。
【0018】パーソナルコンピュータ6は、受信した修
正位置および不良内容を基にプリント板1を修正しやす
い位置にもっていくための移動方向、移動量、回転方
向、回転角度等を決定し、コントローラ7にそのデータ
を送る。コントローラ7は、受信したデータを基に、テ
ーブル3を動かし、定位置である修正作業位置にテーブ
ルを位置決めする。この時、修正点を指示ビーム8が指
示し、カメラ9により入力された不良部品やはんだ付不
良部がモニター10に写し出される。また、コンソール
CRT11には、プリント板型式、シリアル番号、不良
部品の型式名、不良内容、不良位置(デバイス名、プリ
ント板上の大まかな座標)等がパーソナルコンピュータ
6の指示により出力される。カメラ9は、人間が修正点
を見る方向(正面、側面)に位置決めされ(X、Yおよ
びカメラ角度θX、θYをもつ)、修正時は邪魔にならな
い位置へ移動する。
【0019】このように、プリント板1が修正作業位置
に位置決めされると、作業者が予め準備しておいたリペ
ア用ツール(はんだゴテ等)を用い、修正箇所を修正す
る。この時、作業者の目の高さの違い等により、最適な
修正角度が違うため、キーボード12によりキー入力で
テーブル3の角度補正指示を行い、テーブル3の角度の
微調整が行われた後、修正に入る。修正終了後、キーボ
ード12より終了キーを入力すると、テーブル3が動
き、次の修正箇所を修正作業位置に移動させ位置決め
し、修正作業に入る。以下、上記の操作を繰り返し、プ
リント板の修正を行なってゆく。修正全完後、プリント
板1はアンローダ13で搬送され収納される。
【0020】図2は、プリント板1に実装される実装部
品の例を示している。このプリント板1には、2方向に
ガルウィング形リードが出ているSOP(Small Outlin
e Package)、4方向に出ているQFP(Quad Flat Pack
age)、2方向にJベンド形リードが出ているSOJ(S
mall Outline J-leaded package)、4方向に出ているP
LCC(Plastic Leaded Chip Carrier)、角形チップ
部品の抵抗、コンデンサ、ガルウィング形リードが3本
出ているトランジスタ等が搭載されている。
【0021】図4は、上記部品の実装およびはんだ付不
良内容を示したもので、横軸は部品を、縦軸は不良項目
をとったものである。不良内容としては、同図に示すよ
うに、隣合うハンダ部分が接続してしまうハンダブリッ
ジ、ハンダされていない箇所があるハンダ漏れおよびハ
ンダ不足、ハンダの形成位置がズレている位置ズレ、ハ
ンダの濡れ性が悪くハンダが拡がっていない濡れ不良、
ハンダ部分以外の箇所にハンダ材が点在しているハンダ
ボール、リード自体が曲がっているリード曲がり等があ
る。
【0022】図5は、プリント板1上の部品の実装形態
と不良存在領域を示したものである。このプリント板1
は、400mm×500mmサイズのもので、プリント板1
を4分割した実装領域A,B,C,Dの中には、各部品
が実装形態a〜lの状態で実装され、不良は四角枠で囲
んだ領域a1〜l2に存在する。なお、実装形態a,b
はSOPの実装形態で、aおよびbはSOPの実装方向
が異なっていることを示している。また、実装形態cは
QFPの実装形態、実装形態d,eはSOJの実装形
態、実装形態fはPLCCの実装形態、実装形態g,h
は抵抗またはコンデンサの実装形態、実装形態i,j,
k,lはトランジスタの実装形態である。
【0023】図17は、図5に示す各不良存在領域にど
のような不良が存在するかを示すため、この不良存在領
域と図4に示す不良番号との対応関係を示した図であ
る。
【0024】図5に示すように、今、作業者の目14
が、プリント板1の中央の端より約50mmで、プリント
板1の表面より上方に約300mmの所に位置し、作業者
の修正する方向15を図のように考えると、ガルウィン
グ形リードをもつSOP,QFP部品の場合、図6に示
すように、図3の不良分類(イ)および(ロ)について不
良修正時の最適傾斜角θX、θYは、プリント板1を傾け
なくても不良部分を確認できるので、すべてのケースに
おいて、0゜がよい。回転角θZは、実装領域Aの不良
存在領域a1、c1に対し、それが作業者の正面を向い
ているので、不良分類(イ)では0゜がよいが、不良分
類(ロ)では90°がよい。これは、図8に示すよう
に、SOP部品16のリード曲がりである不良分類
(ロ)の場合、不良部分を側方に向けて、すなわちSO
P部品16を縦にして方が、ピンセット17で曲がった
リード18をつかみ、ハンダゴテ19を当てハンダを溶
かしながら、リード曲がりを矯正するという作業を行い
易いからである。また、実装領域Dの不良存在領域a
1、c1を修正する場合、それが作業者の正面を向いて
いるものの、不良存在領域a1、c1と作業者との間に
は、実装領域Bが存在するので、テーブル3をX軸方向
およびY軸方向に移動しても、修正作業を行いにくい。
そこで、このような場合には、回転角θZを−90°に
して、不良存在領域a1、c1と作業者との間に実装領
域Bが存在しないようにする。また、実装領域Dの他の
不良領域や実装領域Cの不良領域についても、同様の趣
旨でテーブル3を回転させる。
【0025】ここで、プリント板1を回転θZさせる
時、その場で回転させるとテーブル3が作業者に当たる
ため、一度、テーブル3をY方向に移動させた後、回転
させるものとする。この回転θZが終了すると、不良部
分と作業者との距離が、修正作業に最適な距離になるよ
う、テーブル3はX軸方向およびY軸方向に移動する。
【0026】このように、テーブル3を回転θZさせる
と共に、X軸方向およびY軸方向に移動させることによ
り、図7に示すように、プリント板1に対する目線20
の角度を45°にすることができ、例えば、SOP部品
16にブリッジ26があったとしても、これをはっきり
と見ることでき、容易に修正作業を行うことができる。
【0027】次に、Jベンド形リードを持つSOJ,P
LCCを修正する場合のテーブル3の回転および傾斜に
ついて説明する。このような部品を修正する場合、図9
に示すように、最適回転角θZに関しては、SOP、Q
FP部品と同様に、不良箇所が作業者に対して正面を向
くか、または側面を向くようにすると共に、作業者との
距離が近くなるようにする。また、最適傾斜角θX,θY
に関しては、リードのパッケージ側に曲がっている部分
をある程度見やすくする必要があるため、±10°また
は±15°にする。
【0028】この最適傾斜角θX,θYについて、図10
〜図13を用いて詳細に説明する。図11に示すよう
に、すでにテーブル3の回転θZが終了して、不良部分
が作業者に対して正面を向いている場合(横型実装)、
プリント板1に横形実装されたSOJ部品21等のJリ
ード部品のハンダ部22を見る際には、プリント板1に
対する目線20の角度θ2としては、経験的に35°が
最適であると考えられる。そこで、図10に示すよう
に、部品21のハンダ部22から作業者20の位置まで
の水平距離(Y軸方向)が300mm、鉛直方向距離(Z
軸方向)が300mmの距離の場合、作業員20がハンダ
部22を見る方向と水平面とが成す角度θ1は、θ1=4
5°となるから、プリント板1に対する目線20の角度
を35°にするには、テーブル3の傾斜角度θXをθX
θ3=θ1−θ2=45°−35°=10°にすればよ
い。
【0029】このようにテーブル3を傾斜させることに
より、図11(b)に示すように、まったく傾斜させな
い場合よりも、図11(c)に示すように、傾斜させた
方がハンダ部22やブリッジ27等をよく見ることがで
き、無理な姿勢をすることなく、容易に修正作業を行う
ことができる。
【0030】また、図12に示すように、すでにテーブ
ル3の回転θZが終了して、不良部分が作業者に対して
側方を向いている場合(縦型実装)にも、プリント板1
に横形実装されたSOJ部品21等のJリード部品のハ
ンダ部22を見る際には、プリント板1に対する目線2
0の角度θ2としては、35°が最適である。しかし、
この際、不良部分が作業者に対して側方を向いているた
め、作業者は体をやや斜め前方に傾けて不良部分を見る
ことから、テーブル3の傾斜角度は、横型実装の場合と
異なる。すなわち、作業者は体をやや斜め前方に傾けて
不良部分を見る際には、作業者20が水平面内において
Y軸に対して約45°ズレ、部品21のハンダ部22か
ら作業者20の位置までの水平距離が200mm、鉛直方
向距離(Z軸方向)が200mmになるとすると、目線2
0と水平面とが成す角度θ1は、θ1=45°となる。
したがって、プリント板1に対する目線20の角度を
35°にするには、同図中、aは、a=200×√2=
283mmとなり、bは、b=asinθ2=283×sin3
5°=162mmなり、Cは、C=200−162=38
mmとなることから、テーブル3の傾斜角度θYは、θY
θ3=tan~1(38/141)=15°とすればよい。
【0031】このようにテーブル3を傾斜させることに
より、横型実装の場合と同様に、図13(a)に示すよ
うに、まったく傾斜させない場合よりも、図13(b)
に示すように、傾斜させた方がハンダ部22やブリッジ
27等をよく見ることができ、無理な姿勢をすることな
く、容易に修正作業を行うことができる。
【0032】したがって、図5および図9に示すよう
に、実装領域Aのd1,f1に対し、不良分類(ハ)で
は、傾斜角θXは−10゜、傾斜角θYは0゜になるよう
テーブル3は傾く。また、実装領域Aのd1,f1に対
し、不良分類(ニ)では、テーブル3が90°回転θZ
した後、傾斜角θXが0°、傾斜角θYが15゜になるよ
う、テーブル3は傾く。
【0033】ところで、以上において説明した最適傾斜
角度θX,θYは、標準的な身長の作業者を対象としたも
のであるので、作業者が標準より大きい場合や小さい場
合には、この傾斜角度を前述したように、キー入力指示
をして微調整する必要がある。 したがって、例えば、
図10において、作業者の目20の高さが350mmの場
合、θ1=tan~1(350/300)≒49°より、テーブル3の
傾斜角度θXはθX=θ3=49°−35°=14°とな
り、標準設定角度10°に対し、4°だけ微調整すれば
よい。
【0034】また、図12において、上述と同様なこと
を考えた場合、目の高さXは、300:350=20
0:Xより、X=200×350/300=233mm。
従って、θ1=tan~1(233/200)=49.4°となり、図中
のaは233/a=sin49.4°より、a=307mm。
次に、bはb=asinθ2=307×sin35°=176m
m、よって、Cは、C=233−176=57mm。よっ
て、テーブル3の傾斜角度 θXはθX=θ3=tan~1(57/141)=22°となり、標準設
定角度15°に対し、7°だけ微調整すればよい。
【0035】なお、ここでは、補正角度をキーボード1
2から入力するようにしているが、予め作業者の識別番
号と、この識別番号に対応させて作業者の身長または補
正量とを登録しておき、識別番号の入力により、以上の
ような微調整動作が自動的に行えるようにしてもよい。
また、この微調整動作を、傾斜角度のみならず、回転角
度、X方向移動量、Y方向移動量に対しても、行うよう
にしてもよい。
【0036】次に、抵抗、コンデンサ、トランジスタ部
品を修正する場合のテーブル3の回転等について説明す
る。これらの部品を修正する場合には、SOP,QFP
部品を修正する場合と同様に、テーブル3を移動等させ
る。すなわち、図14に示すように、例えば、実装領域
Aのg1に対して不良分類(ホ)では、回転角θZを9
0°にした後、不良部分と作業者との距離が、修正作業
に最適な距離になるよう、テーブル3をX軸方向および
Y軸方向に移動させる。このように、テーブル3を移動
等させることにより、図15に示すように、ブリッジ2
5等の不良部分が見易くなり、容易に修正作業を行うこ
とができる。また、図16に示すように、実装領域Aの
i2(トランジスタ)に対して不良分類(ヘ)では、回
転角θZを90°にした後、テーブル3をX軸方向およ
びY軸方向に移動させる。
【0037】以上説明した図6、図9、図14および図
16に記載した表が、パーソナルコンピュータ6のRA
M6b内に変換テーブルとして設けられており、パーソ
ナルコンピュータ6のCPU6aがデータ管理装置5が
送られてくる不良情報(不良部品、その位置、その不良
内容等)に基づき変換テーブルに最適角度(回転角、傾
斜角)を設定して、これをコントローラ7に出力し、以
上のテーブル動作を実行している。
【0038】次に、図5に示すプリント板1のように、
複数の不良がある場合、どのような手順でテーブル3を
移動等させ、どのような手順で修正作業をするかについ
て、図18〜図26を用いて説明する。
【0039】図18のフローチャートに示すように、ま
ず、テーブル3を回転θZさせない状態で修正作業を行
える実装領域A,Bの不良を修正する(ステップ10
0,110)。ステップ100での修正作業は、図19
のフローチャートに示すように、まず、ハンダゴテのみ
で修正作業を行えるものを修正する。この際、テーブル
3を傾斜させる必要のないものを先に行い、順次、テー
ブル3を15°傾斜θYさせて行うもの、テーブル3を
−15°傾斜θYさせて行うもの、テーブル3を10°
傾斜θXさせて行うものを修正して行く。次に、リード
曲がりのように、ハンダゴテとピンセットを用いて修正
作業を行えるものを修正し、最後に、位置ズレ不良を修
正すべく、図27に示すように、はさみ式リペア治具2
9を用いて、または、図28に示すように、ホットエア
ー式リペア治具を用いて、位置ズレ不良の部品16,3
4を正規の位置に移動させる。ここで、ハンダゴテのみ
で修正する工程、ハンダゴテとピンセットを用いて修正
する工程では、部品のハンダ付部が大きいもの→小さい
もの、修正が簡単なもの→難しいもの、の順で修正作業
を行うようにすることが好ましい。なお、各修正の際に
は、作業者と不良部分との距離が修正作業に最適になる
よう、テーブル3はX軸方向およびY軸方向に移動す
る。さらに、各不良部分は、指示ビーム8で指示される
と共に、カメラ9によって撮像された不良部分がモニタ
ー10に写し出される。ところで、指示ビーム8は、本
発明において必須のものではなく、例えば、修正作業の
前工程で、不良部分をインクでマーキングする工程か、
不良部分にマークを張付ける工程があれば、指示ビーム
8はなくてもよい。実装領域Bに関しても、図20のフ
ローチャートに示すように、基本的に実装領域Aの修正
手順と同様の修正手順で修正作業を行う。
【0040】次に、テーブル3を180°回転θZさせ
て(ステップ120)、実装領域C,Dで修正作業を行
う(ステップ130,140)。そして、テーブル3を
−90°回転θZさせて(ステップ150)、実装領域
A,Cの修正作業を行い(ステップ160,170)、
テーブル3を180°回転θZさせて(ステップ18
0)、実装領域B,Dの修正作業を行った後(ステップ
190,200)、テーブル3を90°回転θZさせ
て、元の状態に復帰させる。なお、各ステップ130,
140,160,170,190,200における詳細
な修正作業手順は、それぞれ、図21、図22、図2
3、図24、図25、図26に示すが、これらの修正作
業手順も、ステップ100における修正作業手順(図1
9)と同様の思想で修正作業手順が定められている。
【0041】次に、本発明に係る第2の実施例の修正作
業援助装置について、図29及び図30を用いて説明す
る。本実施例は、図29に示すように、データ管理装置
5からの不良情報に関する表示データとカメラ9で捕ら
えた画像とを合成する画像合成装置60を有するもの
で、その他の構成は、基本的に第1の実施例の装置と同
様である。
【0042】コンピュータ6Aは、各種演算を行うCP
U6aと、CPU6aが演算を行うためのプログラムや
データ等が格納されているROM6cやRAM6bと、
インターフェース6dと、ディスク装置6eと、I/O
回路6fと、データ管理装置5とのデータ通信を行うRS
-232C6gと、コントローラ7との通信を行うRS-232C6
gと、を有している。
【0043】画像合成装置60は、コンピュータ6Aか
ら送信されてくる不良情報に関する表示データをディジ
タル信号に変換するA/D変換器61と、カメラ9から
送られてくる画像データをディジタル信号に変換するA
/D変換器62と、ディジタル信号に変換された不良情
報に関する表示データと同じくディジタル信号に変換さ
れた不良箇所の撮像により得られた画像データとが重ね
合わされた状態で展開されるメモリ63と、メモリ63
上に展開されたデータをモニター10に送信するために
アナログ信号に変換するD/A変換器64とを有してい
る。
【0044】不良情報は、不良内容、不良座標、不良部
品名、不良部品方向等から構成されている。この不良情
報は、データ管理装置5からコンピュータ6Aに送ら
れ、一旦、コンピュータ6Aのディスク装置6eに登録
される。コンピュータ6Aは、プリント板1上の何処に
不良箇所が存在するかを示す不良座標に基づき、不良箇
所が適切な修正作業位置にくるようなテーブル移動量を
算出し、この値をコントローラ7に出力する。テーブル
移動装置50は、コントローラ7からの信号を受け、プ
リント板1上の不良箇所が適切な修正作業位置にくるよ
うテーブル3を移動させる。プリント板1上の不良箇所
は、カメラ9に撮像され、この画像データが画像合成装
置60に出力される。一方、コンピュータ6Aからも、
この不良箇所の不良情報に関する表示データが画像合成
装置60に出力される。
【0045】画像合成装置60では、カメラ9からの画
像データ及びコンピュータ6Aからの不良情報に関する
表示データがそれぞれA/D変換器61,62でディジ
タル信号に変換された後、メモリ63上に重ね合わされ
た状態で描画される。メモリ63上に展開されたデータ
は、D/A変換器64でアナログ信号に変換された後、
モニター10に出力される。
【0046】モニター10には、図30に示すように、
カメラ9が撮像した画像71の他、不良情報である不良
内容72や不良部品名73や不良部品方向74等が表示
される。以上のように、カメラ9で撮像された不良箇所
の画像71と共に不良情報72,73,…がモニター1
0に表示されるので、修正作業内容の確認等の面で修正
作業を支援することができる。
【0047】次に、本発明に係る第3の実施例の修正作
業援助システムについて図31及び図32を用いて説明
する。本実施例は、図31に示すように、第2の実施例
の修正作業援助装置80にプリント板1の外観検査装置
90を接続したものである。
【0048】外観検査装置90は、コンピュータ91
と、プリント板1が載置されるテーブル94と、テーブ
ル94を移動させる移動装置93と、この移動装置93
を制御するコントローラ92と、プリント板1を撮像す
るカメラ95と、撮像された画像に対して画像処理を施
す画像処理装置96とを有して構成されている。また、
外観検査装置90のコンピュータ91は、各種演算を実
行するCPU91aと、CPU91aが演算を実行する
ためのプログラムやデータ等が格納されるROM91c
及びRAM91bと、インターフェース91dと、ディ
スク装置91eと、I/O回路91fと、コントローラ
92との通信を行うRS232C91hと、データ管理装置5
Aとのデータ通信を行うRS232C91gとを有して構成さ
れている。
【0049】データ管理装置5Aは、CPU5aと、R
OM5cと、RAM5bと、ディスク装置5eと、外観
検査装置90のコンピュータ91とのデータ通信を行う
RS232C5hと、修正作業援助装置80のコンピュータ6
とのデータ通信を行うRS232C6gとを有して構成されて
いる。
【0050】次に、本実施例の動作について、図32を
用いて説明する。外観検査装置90は、検査位置情報に
従いプリント板1のはんだ付部の検査を行い、不良箇所
を検出する装置であり、データ管理装置5Aは、外観検
査位置情報、及び外観検査後の不良情報をプリント板1
枚単位毎に一元管理する装置である。
【0051】まず、外観検査装置90が対象プリント板
1の検査位置情報の要求101をデータ管理装置5に対
して行う。データ管理装置5は、検査位置情報の検索1
11を行い、これを外観検査装置90へ送信112す
る。外観検査装置90は、この検査位置情報を受信10
2すると、プリント板1の検査103を行う。この検査
103は、外観検査装置90のテーブル94上に載置さ
れているプリント板1をカメラ95で撮像し、この撮像
により得られた画像を画像処理装置96で処理し、処理
されたデータに基づき、コンピュータ91が不良内容等
を判断すると言うものである。この検査の結果、ある部
分が不良である判断すると、その不良内容、不良座標、
不良部品名、部品方向等を編集104し、不良情報とし
て、データ管理装置5へ送信105する。データ管理装
置5Aでは、外観検査装置90から不良情報を受信11
3すると、この不良情報をプリント板1枚毎に整理して
ディスク装置5eに登録する。
【0052】次に、プリント板1が外観検査装置90の
テーブル94から、修正作業援助装置80のテーブル3
へ移動された後、修正作業援助装置80のコンピュータ
6Aは、データ管理装置5Aに対して、このプリント板
1の不良情報要求121を行う。データ管理装置5Aで
は、該当する不良情報を検索115後、修正作業援助装
置80のコンピュータ6Aへ不良情報を送信116す
る。
【0053】コンピュータ6Aが不良情報を受信122
すると、この不良情報を一旦、ディスク装置6eに登録
123する。コンピュータ6Aは、この不良情報に基づ
きテーブルの移動量を演算して、テーブル移動制御12
4を行う。さらに、コンピュータ6Aは、モニター10
に表示する不良情報の編集125を行い、このデータを
画像合成装置60に出力する。
【0054】モニター10には、第2の実施例で説明し
たように、カメラ9で撮像された不良箇所の画像と、こ
の不良箇所に対する不良情報とが表示される。作業者
は、このモニター10の画像を見て、不良内容等を確認
した後、不良箇所の修正を行うことになる。以上のよう
に、本実施例では、不良箇所の検査から修正援助作業ま
で自動化することができる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、作業者自身が移動等し
なくても、テーブルの移動、回転等で不良部分が作業者
にとって修正しやすい位置に移動すると共に、不良部分
を確認しやすくなるので、プリント板の修正作業を行い
易くなる。さらに、修正作業が行い易くなるために、修
正品質を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例の修正作業援助装置
の全体斜視図である。
【図2】本発明に係る第1の実施例の移動装置の構成を
示す説明図である。
【図3】プリント板に実装される電子部品の斜視図であ
る。
【図4】部品別の不良内容を示す説明図である。
【図5】プリント板上の部品の実装形態と不良存在領域
を示す説明図である。
【図6】本発明に係る第1の実施例のSOP、QFP不
良修正時の最適回転角および傾斜角を示す説明図であ
る。
【図7】本発明に係る第1の実施例の不良部分と目線と
の関係を示す説明図である。
【図8】本発明に係る第1の実施例のSOJのリード曲
がりを修正する際の修正作業状態を示す説明図である。
【図9】本発明に係る第1の実施例のSOJ、PLCC
不良修正時の最適回転角および傾斜角を示す説明図であ
る。
【図10】本発明に係る第1の実施例の横形実装のJリ
ード部品修正時のプリント板の最適傾斜角を説明するた
めの説明図である。
【図11】本発明に係る第1の実施例の横形実装のJリ
ード部品修正時の目線とプリント板との関係を示す説明
図である。
【図12】本発明に係る第1の実施例の縦形実装のJリ
ード部品修正時のプリント板の最適傾斜角を説明するた
めの説明図である。
【図13】本発明に係る第1の実施例の縦形実装のJリ
ード部品に対してテーブル傾斜前とテーブル傾斜後の修
正部分の見え方を示す説明図である。
【図14】本発明に係る第1の実施例の抵抗、コンデン
サ部品不良修正時の最適回転角および傾斜角を示す説明
図である。
【図15】本発明に係る第1の実施例の抵抗、コンデン
サ部品の不良部分と目線との関係を示す説明図である。
【図16】本発明に係る第1の実施例のトランジスタ不
良修正時の最適回転角および傾斜角を示す説明図であ
る。
【図17】図5に示す不良存在領域と図4に示す不良番
号との対応関係を示す説明図である。
【図18】本発明に係る第1の実施例の修正作業手順を
示すフローチャートである。
【図19】図18のステップ100内の修正作業手順を
示すフローチャートである。
【図20】図18のステップ110内の修正作業手順を
示すフローチャートである。
【図21】図18のステップ130内の修正作業手順を
示すフローチャートである。
【図22】図18のステップ140内の修正作業手順を
示すフローチャートである。
【図23】図18のステップ160内の修正作業手順を
示すフローチャートである。
【図24】図18のステップ170内の修正作業手順を
示すフローチャートである。
【図25】図18のステップ190内の修正作業手順を
示すフローチャートである。
【図26】図18のステップ200内の修正作業手順を
示すフローチャートである。
【図27】SOP、SOJ、トランジスタ等の位置ズレ
不良の修正方法を説明する説明図である。
【図28】QFP、PLCCの位置ズレ不良の修正方法
を説明する説明図である。
【図29】本発明に係る第2の実施例の修正作業援助装
置の回路ブロック図である。
【図30】本発明に係る第2の実施例のモニターの表示
例を示す説明図である。
【図31】本発明に係る第3の実施例の修正作業援助シ
ステムの回路ブロック図である。
【図32】本発明に係る第3の実施例の修正作業援助シ
ステムの機能ブロック図である。
【符号の説明】
1…プリント板、2…ローダ、3…テーブル、4…バー
コードリーダ、5,5A…データ管理装置、6,6A…
パーソナルコンピュータ、7…コントローラ、8…指示
ビーム、9…カメラ、10…モニターTV、11…コン
ソールCRT、12…キーボード、13…アンローダ、
50…移動装置、51…X方向移動用モータ、52…X
軸回り回転用モータ、53…Y軸回り回転用モータ、5
4…Y軸回り回転用モータ、55…Z軸回り回転用モー
タ、56…駆動回路、60…画像合成装置、80…修正
作業援助装置、90…外観検査装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬谷 裕之 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 茂木 武男 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント板上の不良部分の修正作業を援助
    するプリント板の修正作業援助装置において、 前記プリント板上の不良部分に関する不良情報を記憶し
    ておく不良情報記憶手段と、 前記プリント板が載置されるテーブルと、 前記テーブルを水平面内において互いに異なる2以上の
    方向に移動させると共に、鉛直方向軸を中心として回転
    させる移動機構と、 前記不良情報記憶手段に記憶されている不良情報に応じ
    て、前記テーブルの移動方向、移動量、回転方向および
    回転量を求め、これらの方向および量で該テーブルが移
    動および/または回転するよう、前記移動機構に指示す
    る移動機構制御手段と、 を備えていることを特徴とするプリント板の修正作業援
    助装置。
  2. 【請求項2】前記移動機構は、前記テーブルを傾斜させ
    る傾斜機構を有し、 前記移動機構制御手段は、前記不良情報に基づき、前記
    テーブルの傾斜方向および傾斜量を求め、該テーブルが
    該傾斜方向に該傾斜量だけ傾くよう、前記移動機構に指
    示することを特徴とする請求項1記載のプリント板の修
    正作業援助装置。
  3. 【請求項3】前記移動機構制御手段は、 作業者ごとに、該作業者の特徴を記憶しておく作業者特
    徴量記憶手段と、 作業者の指定により、該作業者に応じて、少なくとも前
    記傾斜量を補正する補正手段と、 を備えていることを特徴とする請求項2記載のプリント
    板の修正作業援助装置。
  4. 【請求項4】作業者が少なくとも前記傾斜量の補正量を
    前記移動機構制御手段に指示することができる指示手段
    を備えていることを特徴とする請求項2記載のプリント
    板の修正作業援助装置。
  5. 【請求項5】前記不良情報記憶手段に記憶されている不
    良情報に基づき、前記不良部分を光で指示する指示ビー
    ムを備えていることを特徴とする請求項1、2、3また
    は4記載のプリント板の修正作業援助装置。
  6. 【請求項6】前記不良情報記憶手段に記憶されている不
    良情報に基づき、前記不良部分を撮像する撮像手段と、
    該撮像手段によって撮像された画像を表示する表示手段
    と、を備えていることを特徴とする請求項1、2、3、
    4または5記載のプリント板の修正作業援助装置。
  7. 【請求項7】前記不良情報記憶手段に記憶されている不
    良情報に基づき、前記不良部分を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段によって撮像された前記不良部分の画像
    と、該不良部分の前記不良情報に関する表示データとを
    合成する画像合成手段と、 前記画像合成手段により合成された合成画像を表示する
    表示手段と、 を備えていることを特徴とする請求項1、2、3、4ま
    たは5記載のプリント板の修正作業援助装置。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6又は7記載
    のプリント板の修正作業援助装置と、 前記プリント板
    上の不良部分を検出して、該不良部分の不良内容を把握
    し、該不良部分に関するデータを不良情報としてまとめ
    るプリント板の外観検査装置とを備え、 前記プリント板の外観検査装置は、前記プリント板の修
    正作業援助装置に前記不良情報を送信する送信手段を有
    し、 前記プリント板の修正作業援助装置は、前記送信手段か
    ら送信されてきた前記不良情報を受信する受信手段と、
    受信された該不良情報を前記不良情報記憶手段に記憶さ
    せる記憶制御手段とを有していることを特徴とするプリ
    ント板の修正作業援助設備。
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