JPH05326784A - リードフレームの製造方法 - Google Patents

リードフレームの製造方法

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Publication number
JPH05326784A
JPH05326784A JP11438691A JP11438691A JPH05326784A JP H05326784 A JPH05326784 A JP H05326784A JP 11438691 A JP11438691 A JP 11438691A JP 11438691 A JP11438691 A JP 11438691A JP H05326784 A JPH05326784 A JP H05326784A
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JP
Japan
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lead frame
resist
base material
metal layer
lead
Prior art date
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Pending
Application number
JP11438691A
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English (en)
Inventor
Masahide Koyama
賢秀 小山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 狭ピッチのリードフレームを精度よく製造で
きる方法を提供する。 【構成】 (1)導電性材料から成る母材1上に、リー
ドフレームの形状に応じたレジスト2を形成する工程
と、(2)上記母材1の露呈面に金属イオンを付着させ
て金属層3を形成する工程と、(3)上記レジスト2を
除去する工程と、(4)上記母材1から上記金属層3を
剥ぎ取る工程、とからリードフレームの製造工程を構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリードフレームの製造方
法に係り、詳しくは狭ピッチのリードフレームを精度よ
く形成するための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】ICやLSIなどの電子部品の端子にな
るリードフレームは、従来、金属薄板をプレス手段によ
り打抜いて製造されていた。ところが近年、電子部品は
益々高集積化される傾向にあり、これにともなって、リ
ードピッチも益々狭ピッチ化する傾向にあることから、
プレス手段に替えて、エッチングによりリードフレーム
が製造されるようになってきている。
【0003】図2は従来のエッチングによるリードフレ
ームの製造工程を示すものである。先ず、同図aに示す
ように、リードフレームの素材である金属薄板11の表
裏両面にレジスト12を塗布し、次いでマスク10を当
てて光を照射し、レジスト12を部分的に硬化させる。
次いで同図bに示すように、レジスト12の不要部分を
溶剤により溶出させ、レジスト12のパターンを形成す
る。次いでレジスト12から露呈する金属薄板11を溶
剤により溶出させる(同図c参照)。次いで同図dに示
すように、レジスト12を除去することにより、リード
フレーム11’が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来手段
によれば、同図cに示すように、金属薄板11は溶剤に
より次第に内側へ侵食されることから、リードの実質巾
Lが異常に細くなりやすい問題点があった。
【0005】また上記従来手段の場合、リードピッチを
小さくして狭ピッチ化するためには、レジスト12の巾
L’を小さくせねばならないが、この巾L’を小さくす
ると、上記のように金属薄板11が溶剤に侵食される結
果、リードの実質巾Lは益々小さくなり、後工程におけ
るリードの屈曲成形が困難になるなどの問題点が生じ
る。
【0006】そこで本発明は、狭ピッチのリードフレー
ムを精度よく製造できる方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)導電性
材料から成る母材上に、リードフレームの形状に応じた
レジストを形成する工程と、(2)上記母材の露呈面に
金属イオンを付着させて金属層を形成する工程と、
(3)上記レジストを除去する工程と、(4)上記母材
から上記金属層を剥ぎ取る工程、とからリードフレーム
の製造方法を構成している。
【0008】
【作用】上記構成によれば、極薄狭ピッチのリードフレ
ームを精度よく製造できる。
【0009】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0010】図1は、本発明に係るリードフレームの製
造工程を示している。同図aにおいて、1はプレート状
の母材であり、その上面には、レジスト2が塗布されて
いる。この母材1は導電性金属材料により形成されてい
る。このレジスト2に所望の透光パターンが形成された
マスク4を当てて光を照射し、レジスト2を部分的に硬
化させる。次いでレジスト2の不要部分を溶剤により溶
出させることにより、リードフレームの形状に対応する
レジスト2が形成される(同図b参照)。
【0011】次に、同図cに示すように、母材1を負電
源4に接続し、レジスト2から露呈する表面に金属イオ
ンを付着させ金属層3を形成する。この金属としては、
ニッケルや銅などの導電性金属が使用される。
【0012】次いでレジスト2を除去し(同図d参
照)、次いで金属層3を母材1から剥ぎ取ることによ
り、リードフレーム3’が得られる(同図b参照)。こ
の方法によれば、厚さdがきわめて薄く、また狭ピッチ
tのリードフレーム3’を精度よく製造することができ
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、(1)導
電性材料から成る母材上に、リードフレームの形状に応
じたレジストを形成する工程と、(2)上記母材の露呈
面に金属イオンを付着させて金属層を形成する工程と、
(3)上記レジストを除去する工程と、(4)上記母材
から上記金属層を剥ぎ取る工程、とからリードフレーム
の製造工程を構成しているので、狭ピッチのリードフレ
ームを精度よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリードフレームの製造工程図
【図2】従来手段に係るリードフレームの製造工程図
【符号の説明】
1 母材 2 レジスト 3 金属層 3’ リードフレーム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月23日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)導電性材料から成る母材上に、リー
    ドフレームの形状に応じたレジストを形成する工程と、
    (2)上記母材の露呈面に金属イオンを付着させて金属
    層を形成する工程と、(3)上記レジストを除去する工
    程と、(4)上記母材から上記金属層を剥ぎ取る工程、
    とから成ることを特徴とするリードフレームの製造方
    法。
JP11438691A 1991-05-20 1991-05-20 リードフレームの製造方法 Pending JPH05326784A (ja)

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