JPH05326584A - カル及びランナの除去方法とその装置 - Google Patents
カル及びランナの除去方法とその装置Info
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- JPH05326584A JPH05326584A JP12441292A JP12441292A JPH05326584A JP H05326584 A JPH05326584 A JP H05326584A JP 12441292 A JP12441292 A JP 12441292A JP 12441292 A JP12441292 A JP 12441292A JP H05326584 A JPH05326584 A JP H05326584A
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- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
さくし装置を小形化する。第2はカル及びランナを分離
し、箱の中へ高密度に入れ箱の取替え回数を減らし作業
性を向上する。更に、第3はランナが長く複数の押出棒
が設置される場合、樹脂の密着残りをなくし、又リード
フレームの変形をなくすことである。 【構成】 樹脂封止成形された半導体リードフレーム1
は、リードフレーム支持体5より支持されると共にカル
4もカル支持体7,8により支持される。次にランナ押
出棒9,10によりランナ3をキャビティ2に近いつま
りカル遠方側より押出し、カルとキャビティからランナ
を分離排出する。その後カル支持体を下降させてカルを
排出する。
Description
樹脂封止成形時に発生するカル及びランナの除去方法と
その装置に関する。
に発生する不要樹脂をキャビティから分離除去する方法
には、特公平3−18337号公報で示されるものがあ
る。この方法は、半導体リードフレームを支持した状態
で押出体によりカル及びランナを一体形のままキャビテ
ィから分離していた。
ナ部を押出すための貫通穴が設けたものがあり、この貫
通穴を貫通するように押出棒を設置しランナを除去する
ものや、1つのランナに対して複数の押出用貫通穴が設
置されているものがある。この場合1つのカルに連通し
た複数のランナに対する押出棒の長さは同一長さのもの
であった。
来技術のカル及びランナの除去方法では、第1に除去さ
れたカル及びランナを捨てる箱の入口が図3のA寸法以
上必要となる。またマルチプランジャ方式により成形さ
れた半導体装置に於いては、カル及びランナは押出され
た後に互いのランナ同士が絡み合って排出される為に前
記A寸法から相当余裕を見て、箱の入口或いは箱へのシ
ュート口の大きさを決める必要がある。この前記箱或い
はシュートの入口の大きさは前記A寸法によって左右さ
れる為に、前記A寸法が大きくなればなるほど大きくな
り装置の大形化を招く。
に、箱の中は不要な空間つまり樹脂間の空間が多くな
り、少量のカル及びランナしか捨てることができない。
従って箱の取替えを行う回数が増し作業性が悪化する。
面との密着面積が広がり、このランナを同一長さの押出
棒にて押出すと、ランナ及びリードフレームの密着面全
体が同時に引張り力を受けるので、樹脂の密着残りが発
生したり、またリードフレームに対して弾性限度以上の
応力を与え変形を招くことがある。
あり、その第1の目的はカル及びランナを捨てる箱の入
口を小さくし装置を小形化する。第2の目的はカル及び
ランナを分離し、箱の中へ高密度に入れ箱の取替え回数
を減らし作業性を向上する。さらに、第3の目的はラン
ナが長く複数の押出棒が設置される場合、樹脂の密着残
りをなくし、またリードフレームの変形をなくすことで
ある。
の除去方法は、半導体リードフレームの樹脂封止成形時
に発生するカル及びランナを押出棒により押出してキャ
ビティから分離し除去する方法に於いて、前記半導体リ
ードフレーム及び前記カルをリードフレーム支持体で支
持した状態でカルより遠方のランナより近いランナを押
出体で早く押出し、前記キャビティから前記カルと前記
ランナを分離し、前記カル及び前記ランナを排出するこ
とを特徴とする。
ナに対して複数の押出棒で押出し除去する時、カルより
遠方の押出棒が近方の押出棒より少なくともリードフレ
ームの板厚分より長いことを特徴とする。
ードフレーム支持体より支持されると共に、カルもカル
支持体により支持される。次にランナ押出棒によりラン
ナをキャビティに近いつまりカル遠方側より押出し、カ
ルとキャビティからランナを分離し排出する。その後、
カル支持体を下降させてカルを排出する。
して説明する。
ードフレームで、キャビティ2に連通するランナ3及び
カル4が付着している。リードフレーム1は図示しない
アンローディング装置によってモールド金型からリード
フレーム支持体5に載置される。リードフレーム支持体
5にはリードフレーム位置決めピン6が固定され、成形
されたリードフレーム1を略ガイドする。また、ランナ
3の形状に沿って溝が形成されランナ押出時に下方に落
下させるべき必要な幅(すなわちランナ3の幅より2m
m程度大きな幅)で加工されている。リードフレーム支
持体は台車20に固定され紙面に直角方向に移動でき
る。
チュエータにて上下動され、上昇時にはカル4の下面を
支持し、下降時はリードフレーム支持体5が移動する時
に非干渉域に位置する。カル上方支持体8も図示しない
第2のアクチュエータによって上下動し、カル下方支持
体7に支持されたカル4を上方より係止する。
0とブロック11とプレート12により構成されてい
る。ランナ押出し棒9,10は、ブロック11に嵌装さ
れランナ3を押出すために予めリードフレーム1に配設
された穴1aに対向して配置されている。カル4より遠
方のランナ押出棒9は、カル4より近方のランナ押出棒
10より長さLだけ長く構成されている。
離とカル4からの夫々の距離に比して決定されるが、少
なくともリードフレーム1の板厚分以上の長さの差を持
たせている。ブロック11に嵌装されたランナ押出棒
9,10はプレート12にてバックアップされ、プレー
ト12とブロック11は図示しないボルトにて密着固定
されている。
しない第3のアクチュエータに連結され上下動する。台
車20の移動方向側面にはブラシ(図示しない)が固定
され、ブラシ先端の高さは、カル下方支持体7が下降し
た時のカル下方支持体上面より若干低い位置になるよう
に調整されている。次に、上記構成の作用について説明
する。
1をアンローディング装置が所定の位置に搬送し、その
真下に台車20が移動する。そこでリードフレーム1を
アンローディング装置から受取り、台車20はカル・ラ
ンナ除去工程に移動する。台車20上に固定されたリー
ドフレーム支持体5は、リードフレーム1をリードフレ
ーム位置決めピン6にて位置決めしているので、台車2
0の移動動作によって位置ずれすることはない。カル・
ランナ除去工程に搬送されたリードフレーム1にはカル
4とランナ3はまだ連通されている。
下方支持体7が上昇しカル4の下面に当接させた後、第
2のアクチュエータによってカル上方支持体8が下降し
てカル4を係止する。以上の状態を示したのが図1であ
る。
ナ押出体14が下降し始める。カル4より遠方のランナ
押出棒9が先にリードフレーム1に到達し、ランナ3先
端のゲート部分に下方の力が作用すると共にランナ3と
カル4の接触部分にも力が作用する。樹脂の弾性限度内
における変形中はリードフレームに密着した樹脂の影響
でリードフレーム1も弾性変形をするがカル4より遠方
から除々に剥離されていく。
に当接した位置よりL寸法分下降した時、カル4近方の
ランナ押出棒10がランナ3のカル4近方を押出し始め
る。この時、既にカル4遠方のランナ部分はリードフレ
ーム1より分離されており、ランナ押出棒9,10の長
さの差によって構成される傾斜角によりランナ3はカル
4の遠方より除々に分離されていく。
を押出すとカル4はカル下方支持体7によって下方より
支持されているので、ランナ押出体14によって与えら
れた力はランナ3及びカル4の接続部分に集中し、その
部分よりランナ3とカル4は分離される。分離されたラ
ンナ3は下方に設けられたシュートを通してカル・ラン
ナ回収箱に排出される。
を上面に載せたままカル下方支持体7も下降する。ラン
ナ押出体14はカル支持体8またはカル下方支持体7の
動作に前後して上昇する。カル・ランナが除去されたリ
ードフレーム1は図示しないリードフレーム収納装置に
よって別の位置に移載される。その後、台車20は次の
リードフレーム1を受取りに移動するが、この時、台車
20側面に取り付けられたブラシがカル下方支持体7の
上面に載ったカル4を移動する側に掃き落し、ランナ3
と同様に下方に設けられたシュートを通してカル・ラン
ナ回収箱に排出される。
ランナ3を分離して別々に排出することにより、カル及
びランナを排出するシュート口の大きさ及び排出箱の口
の大きさを小形化することができ、自動トランスファモ
ールド装置全体の小形化に効果がある。また、カル及び
ランナが分離されることで排出箱の容積当たりの密度も
向上し排出箱の交換作業回数の削減によって作業性の向
上が図れる。
押出棒9がカル4近方のランナ押出棒10に対して長く
構成されていることで、ランナ3をリードフレーム1に
対してカル4遠方より除々に分離することができ、樹脂
の密着残りなく確実なランナ3除去ができると共に、リ
ードフレーム1への作用力が分散化されリードフレーム
1の変形を招くことがない。
のカル及びランナの除去方法とその装置によれば、カル
及びランナを分離して別々に排出することにより、カル
及びランナを排出するシュート口の大きさ及び排出箱の
大きさを小形化することができ、自動トランスファモー
ルド装置全体の小形化に効果がある。また、カル及びラ
ンナが分離されることで排出箱の容積当たりの密度も向
上し排出箱の交換作業回数の削減によって作業性の向上
が図れる。さらに、ランナをリードフレームに対してカ
ル遠方より除々に分離することにより、樹脂の密着残り
なく、確実なランナ除去ができると共に、リードフレー
ムへの作用力が分散化されリードフレームの変形を招く
ことがない。
ランナ除去装置の図3におけるX−X縦断正面図、
おけるX−X縦断正面図、
品)の図1におけるY−Y横断平面図。
はランナ、4はカル、 5はリードフレ
ーム支持体、7はカル下方支持体、 8はカル上方
支持体、9,10はランナ押出棒、 11はブロック、
12はプレート、13はロッド、 1
4はランナ押出体、20は台車を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体リードフレームの樹脂封止成形時
に発生するカル及びランナを押出棒により押出してキャ
ビティから分離し除去する方法に於いて、前記半導体リ
ードフレーム及び前記カルをリードフレーム支持体で支
持した状態でカルより遠方のランナより近いランナを押
出体で早く押出し前記キャビティから前記カルと前記ラ
ンナを分離して排出することを特徴とするカル及びラン
ナの除去方法。 - 【請求項2】 樹脂封止成形されカル及びランナが付着
のリードフレームを載置するリードフレーム支持体と、
このリードフレーム支持体上部に設けられ前記カル,ラ
ンナをリードフレームから分離する押出棒を備えたラン
ナ押出体とを有するカル及びランナの除去装置に於い
て、カルよりキャビティに連通するランナを押出す複数
の押出棒が、カルより遠方の押出棒が近い押出棒より少
なくともリードフレームの板厚分より長いことを特徴と
するカル及びランナの除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12441292A JP3156873B2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | カル及びランナの除去方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12441292A JP3156873B2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | カル及びランナの除去方法とその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05326584A true JPH05326584A (ja) | 1993-12-10 |
JP3156873B2 JP3156873B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=14884838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12441292A Expired - Fee Related JP3156873B2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | カル及びランナの除去方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3156873B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5987737A (en) * | 1995-07-25 | 1999-11-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Gate break device and gate break method |
KR100421778B1 (ko) * | 1997-12-31 | 2004-05-17 | 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 | 반도체 패키지 제조용 자동몰딩프레스의 디컬러 장치 |
JP2020093507A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | Towa株式会社 | 不要樹脂処理機構、樹脂成形装置、不要樹脂処理方法、及び樹脂成形品の製造方法 |
JP2021019108A (ja) * | 2019-07-22 | 2021-02-15 | I−Pex株式会社 | ゲートブレイク方法及びゲートブレイク装置 |
CN113021786A (zh) * | 2019-12-25 | 2021-06-25 | 爱沛股份有限公司 | 多余树脂去除装置及多余树脂去除方法 |
-
1992
- 1992-05-18 JP JP12441292A patent/JP3156873B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5987737A (en) * | 1995-07-25 | 1999-11-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Gate break device and gate break method |
KR100421778B1 (ko) * | 1997-12-31 | 2004-05-17 | 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 | 반도체 패키지 제조용 자동몰딩프레스의 디컬러 장치 |
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