JPH05326540A - バイポーラトランジスタ及びその製造方法 - Google Patents
バイポーラトランジスタ及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH05326540A JPH05326540A JP12835592A JP12835592A JPH05326540A JP H05326540 A JPH05326540 A JP H05326540A JP 12835592 A JP12835592 A JP 12835592A JP 12835592 A JP12835592 A JP 12835592A JP H05326540 A JPH05326540 A JP H05326540A
- Authority
- JP
- Japan
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- layer
- emitter
- bipolar transistor
- type
- base
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Abstract
(57)【要約】
【目的】動作速度や電流増幅率を損なうことなく電流容
量を大きくしたバイポーラトランジスタを提供すること
を目的とする。 【構成】第1導電型のベース層3と、このベース層3内
に設けられ層の深さ方向の寸法が横方向の寸法より大き
い第2導電型の環状エミッタ層9と、前記ベース層3内
であって前記環状エミッタ層9の外側にあって前記環状
エミッタ層9から離間して形成された第2導電型のコレ
クタ層9とにより構成されたバイポーラトランジスタを
提供する。 【効果】環状エミッタ層が電流容量を大きくするために
コレクタ層と対向する必要な部分のみから形成されてい
るため、十分な周囲長を保持し、トランジスタ動作とは
関係ない部分、すなわちコレクタ層と対向しない部分で
のエミッタ層とベース層の接合部を小さくできる。その
ため、エミッタ層とベース層との間の接合容量が小さく
でき、また、底面部からの漏れ損失も減少する。
量を大きくしたバイポーラトランジスタを提供すること
を目的とする。 【構成】第1導電型のベース層3と、このベース層3内
に設けられ層の深さ方向の寸法が横方向の寸法より大き
い第2導電型の環状エミッタ層9と、前記ベース層3内
であって前記環状エミッタ層9の外側にあって前記環状
エミッタ層9から離間して形成された第2導電型のコレ
クタ層9とにより構成されたバイポーラトランジスタを
提供する。 【効果】環状エミッタ層が電流容量を大きくするために
コレクタ層と対向する必要な部分のみから形成されてい
るため、十分な周囲長を保持し、トランジスタ動作とは
関係ない部分、すなわちコレクタ層と対向しない部分で
のエミッタ層とベース層の接合部を小さくできる。その
ため、エミッタ層とベース層との間の接合容量が小さく
でき、また、底面部からの漏れ損失も減少する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイポーラトランジス
タに関し、特に横方向バイポーラトランジスタ(以下ラ
テラルトランジスタと称する)に関する。
タに関し、特に横方向バイポーラトランジスタ(以下ラ
テラルトランジスタと称する)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術を[図7]を参照して説明す
る。
る。
【0003】[図7]に従来のラテラルトランジスタの
主要部の平面図及びC−C′断面図を示す。P型の基坂
1内に設けられ素子分離のためのP型層2で囲まれたN
型のベース層3内にP型のエミッタ層4が形成され、前
記エミッタ層4を囲む如くP型で環状のコレクタ層5が
形成されている。前記ベース層3に電位を供給するた
め、前記ベース層3の底部にN型の埋め込み層6が拡散
形成され、さらに前記埋め込み層6に達するN型のベー
ス電極引き出し層7が形成されている。トランジスタの
三端子は、エミッタ層4、コレクタ層5及びベース電極
引き出し層7のそれぞれに金属層8E、8C及び8Bと
コンタクトをとることにより形成されている。
主要部の平面図及びC−C′断面図を示す。P型の基坂
1内に設けられ素子分離のためのP型層2で囲まれたN
型のベース層3内にP型のエミッタ層4が形成され、前
記エミッタ層4を囲む如くP型で環状のコレクタ層5が
形成されている。前記ベース層3に電位を供給するた
め、前記ベース層3の底部にN型の埋め込み層6が拡散
形成され、さらに前記埋め込み層6に達するN型のベー
ス電極引き出し層7が形成されている。トランジスタの
三端子は、エミッタ層4、コレクタ層5及びベース電極
引き出し層7のそれぞれに金属層8E、8C及び8Bと
コンタクトをとることにより形成されている。
【0004】上述した構造のラテラルトランジスタの電
流容量は、エミッタ層4の側面積により、すなわち周囲
長と層の深さとの積により支配される。エミッタ層4の
層の深さは、プロセスにより決まるため、トランジスタ
毎に変えることが難しい。周囲長を長くするためには、
エミッタ層4の面積を大きくすればよい。従って、電流
容量を大きくする時は、エミッタ層4の面積を大きくし
ている。
流容量は、エミッタ層4の側面積により、すなわち周囲
長と層の深さとの積により支配される。エミッタ層4の
層の深さは、プロセスにより決まるため、トランジスタ
毎に変えることが難しい。周囲長を長くするためには、
エミッタ層4の面積を大きくすればよい。従って、電流
容量を大きくする時は、エミッタ層4の面積を大きくし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ラテラ
ルトランジスタの電流容量を大きくするためには、エミ
ッタ層の面積を大きくする必要がある。しかし、エミッ
タ層の面積が大きくなると、必然的にエミッタ層とベー
ス層との間の接合容量が大きくなる。接合容量が大きく
なると、トランジスタの動作速度が遅くなる。すなわ
ち、ラテラルトランジスタの電流容量を大きくすると、
動作速度が遅くなる。また、エミッタ層の面積を大きく
すると、その底面部からの漏れ損失が増加するため、コ
レクタへの電流の注入効率が減少し、電流増幅率が下が
る。
ルトランジスタの電流容量を大きくするためには、エミ
ッタ層の面積を大きくする必要がある。しかし、エミッ
タ層の面積が大きくなると、必然的にエミッタ層とベー
ス層との間の接合容量が大きくなる。接合容量が大きく
なると、トランジスタの動作速度が遅くなる。すなわ
ち、ラテラルトランジスタの電流容量を大きくすると、
動作速度が遅くなる。また、エミッタ層の面積を大きく
すると、その底面部からの漏れ損失が増加するため、コ
レクタへの電流の注入効率が減少し、電流増幅率が下が
る。
【0006】このように、ラテラルトランジスタの電流
容量を大きくするためにエミッタ層の面積を大きくする
と、不要な底面部も大きくなり、動作速度や電流増幅率
の点で不利になるという問題がある。そこで、本発明は
上記欠点を除去し、動作速度や電流増幅率を損なうこと
なく電流容量を大きくしたバイポーラトランジスタを提
供することを目的とする。
容量を大きくするためにエミッタ層の面積を大きくする
と、不要な底面部も大きくなり、動作速度や電流増幅率
の点で不利になるという問題がある。そこで、本発明は
上記欠点を除去し、動作速度や電流増幅率を損なうこと
なく電流容量を大きくしたバイポーラトランジスタを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1導電型のベース層と、このベース層
内に設けられ層の深さ方向の寸法が横方向の寸法より大
きい第2導電型のエミッタ層と、前記ベース層内であっ
て前記エミッタ層から離間して形成された第2導電型の
コレクタ層により構成されたバイポーラトランジスタを
提供する。
に、本発明は、第1導電型のベース層と、このベース層
内に設けられ層の深さ方向の寸法が横方向の寸法より大
きい第2導電型のエミッタ層と、前記ベース層内であっ
て前記エミッタ層から離間して形成された第2導電型の
コレクタ層により構成されたバイポーラトランジスタを
提供する。
【0008】また、本発明は、第1導電型のベース層表
面に第2導電型のコレクタ層を形成する工程と、このコ
レクタ層と対向する如く第2導電型のエミッタ形成層と
を形成する工程と、前記エミッタ形成層を貫通しこのエ
ミッタ形成層の周囲が残存する如く溝を形成する工程
と、前記溝の内部に絶縁層を埋設する工程とからなるバ
イポーラトランジスタの製造方法を提供する。
面に第2導電型のコレクタ層を形成する工程と、このコ
レクタ層と対向する如く第2導電型のエミッタ形成層と
を形成する工程と、前記エミッタ形成層を貫通しこのエ
ミッタ形成層の周囲が残存する如く溝を形成する工程
と、前記溝の内部に絶縁層を埋設する工程とからなるバ
イポーラトランジスタの製造方法を提供する。
【0009】
【作用】このように構成された本発明に係わるバイポー
ラトランジスタにおいては、エミッタ層が、電流容量を
大きくするためにコレクタ層と対向する必要な部分のみ
から形成されているため、十分な周囲長を保持し、トラ
ンジスタ動作とは関係ない部分、すなわちコレクタ層と
対向しない部分でのエミッタ層とベース層の接合部を小
さくできる。そのため、エミッタ層とベース層との間の
接合容量が小さくでき、また、底面部からの漏れ損失も
減少する。
ラトランジスタにおいては、エミッタ層が、電流容量を
大きくするためにコレクタ層と対向する必要な部分のみ
から形成されているため、十分な周囲長を保持し、トラ
ンジスタ動作とは関係ない部分、すなわちコレクタ層と
対向しない部分でのエミッタ層とベース層の接合部を小
さくできる。そのため、エミッタ層とベース層との間の
接合容量が小さくでき、また、底面部からの漏れ損失も
減少する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を半導体集積回路装置に適用し
た実施例を[図1]乃至[図6]を参照して説明する。
た実施例を[図1]乃至[図6]を参照して説明する。
【0011】[図1]に本発明の一実施例のラテラルト
ランジスタの主要部平面図及びA−A′断面図を示す。
特に平面図においては、後述する電極の記入を省略し
た。P型の基板1内に設けられ、素子分離のためのP型
層2で囲まれたN型のベース層3内にP型の環状エミッ
タ層9が形成され、環状エミッタ層9で囲まれた内側に
は、埋め込み絶縁層10が形成されている。さらに、前
記環状エミッタ層9を囲む如くP型で環状のコレクタ層
5が形成されている。前記ベース層3に電位を供給する
ため、ベース層3の底部にN型の埋め込み層6が形成さ
れ、さらにこの埋め込み層6に達するN型のベース電極
引き出し層7が形成されている。トランジスタの三端子
は、環状エミッタ層9、コレクタ層5及びベース電極引
き出し層7にそれぞれ金属層8E、8C及び8Bとコン
タクトをとることにより形成されている。
ランジスタの主要部平面図及びA−A′断面図を示す。
特に平面図においては、後述する電極の記入を省略し
た。P型の基板1内に設けられ、素子分離のためのP型
層2で囲まれたN型のベース層3内にP型の環状エミッ
タ層9が形成され、環状エミッタ層9で囲まれた内側に
は、埋め込み絶縁層10が形成されている。さらに、前
記環状エミッタ層9を囲む如くP型で環状のコレクタ層
5が形成されている。前記ベース層3に電位を供給する
ため、ベース層3の底部にN型の埋め込み層6が形成さ
れ、さらにこの埋め込み層6に達するN型のベース電極
引き出し層7が形成されている。トランジスタの三端子
は、環状エミッタ層9、コレクタ層5及びベース電極引
き出し層7にそれぞれ金属層8E、8C及び8Bとコン
タクトをとることにより形成されている。
【0012】[図1]に示したラテラルトランジスタに
おいては、[図7]と比べて、環状エミッタ層9は第2
の実施例について後述する製造工程にて示すごとく、漏
れ損失を発生する底面部のほとんどを削除した結果、サ
イド拡散部のみで形成されている。その結果、底面部は
ほとんど存在せず、さらに、コレクタ層5に対向しない
部分、すなわち環状エミッタ層9の内側には、埋め込み
絶縁層10が形成されているため、ベース層3との間の
接合面積が小さくなる。側面積は、底面部に関係ないの
で、従来と比較してその大きさは変わらない。従って、
側面積に支配されるラテラルトランジスタの電流容量は
変わらず、電流容量を大きくする際の妨げであったエミ
ッタ層とベース層との間の寄生容量が抑えられ、さら
に、エミッタ層底面部からの漏れ損失もなくなる。
おいては、[図7]と比べて、環状エミッタ層9は第2
の実施例について後述する製造工程にて示すごとく、漏
れ損失を発生する底面部のほとんどを削除した結果、サ
イド拡散部のみで形成されている。その結果、底面部は
ほとんど存在せず、さらに、コレクタ層5に対向しない
部分、すなわち環状エミッタ層9の内側には、埋め込み
絶縁層10が形成されているため、ベース層3との間の
接合面積が小さくなる。側面積は、底面部に関係ないの
で、従来と比較してその大きさは変わらない。従って、
側面積に支配されるラテラルトランジスタの電流容量は
変わらず、電流容量を大きくする際の妨げであったエミ
ッタ層とベース層との間の寄生容量が抑えられ、さら
に、エミッタ層底面部からの漏れ損失もなくなる。
【0013】[図2]に本発明の他の実施例のラテラル
トランジスタの主要部平面図及びB−B′断面図を示
す。この実施例は、[図1]に示したラテラルトランジ
スタより、さらに電流容量を大きくできる例である。環
状エミッタ層9の側面積を大きくするために、[図1]
では側方に配置されていたベース電極引き出し層7を、
埋め込み絶縁層10の内側に配置した。すなわち、埋め
込み絶縁層10は、ベース電極引き出し層7の周囲に環
状に形成されることとなり、[図1]と比較して周囲長
を大きくすることができ、その結果、環状エミッタ層9
の周囲長も大きく設定することができる。
トランジスタの主要部平面図及びB−B′断面図を示
す。この実施例は、[図1]に示したラテラルトランジ
スタより、さらに電流容量を大きくできる例である。環
状エミッタ層9の側面積を大きくするために、[図1]
では側方に配置されていたベース電極引き出し層7を、
埋め込み絶縁層10の内側に配置した。すなわち、埋め
込み絶縁層10は、ベース電極引き出し層7の周囲に環
状に形成されることとなり、[図1]と比較して周囲長
を大きくすることができ、その結果、環状エミッタ層9
の周囲長も大きく設定することができる。
【0014】[図2]に示したラテラルトランジスタに
おいても、[図1]に示した実施例と同様、従来と比べ
てエミッタ層とベース層との間の寄生容量が抑えられ、
エミッタ層底面部からの漏れ損失もなくなる。さらに、
ベース電極引き出し層7を埋め込み絶縁層10の中心部
に配置したことにより、ラテラルトランジスタ全体の面
積が小さくできる。
おいても、[図1]に示した実施例と同様、従来と比べ
てエミッタ層とベース層との間の寄生容量が抑えられ、
エミッタ層底面部からの漏れ損失もなくなる。さらに、
ベース電極引き出し層7を埋め込み絶縁層10の中心部
に配置したことにより、ラテラルトランジスタ全体の面
積が小さくできる。
【0015】[図2]に示したラテラルトランジスタの
製造工程の要部を[図3]乃至[図5]に示す。まず、
P型の基板1に、N型の埋め込み層6を選択的に拡散形
成し、次に、N型のベース層3をエピタキシャル形成す
る。さらに、基板1に達するように素子分離のためのP
型層2を形成し、埋め込み層6に達するようにN型のベ
ース電極引き出し層7を形成する。さらに、拡散に対す
るマスク材として、絶縁層11を形成し、その絶縁層1
1をパターニングして、P型のエミッタ形成層13とP
型のコレクタ層5を拡散する([図3])。続いて、エ
ミッタ形成層13とコレクタ層5を同時に拡散するため
のマスク材である絶縁層11をパターニングしたまま用
い、さらに、エミッタ形成層13以外の部分には、マス
ク材としてレジスト層12をパターニングし、自己整合
的に異方性エッチングを行ない環状の溝14がエミッタ
形成層13の深さより深く形成される([図4])。そ
の結果、エミッタ形成層13の中央部は、削除され、エ
ミッタ形成層13のサイド拡散部のみが残り、環状エミ
ッタ層9が溝14の周囲に形成される。次に、溝14に
埋め込み絶縁層10を形成する([図5])。その後
は、従来通りに、各層に開口部を形成し、電極となる金
属層を形成する。
製造工程の要部を[図3]乃至[図5]に示す。まず、
P型の基板1に、N型の埋め込み層6を選択的に拡散形
成し、次に、N型のベース層3をエピタキシャル形成す
る。さらに、基板1に達するように素子分離のためのP
型層2を形成し、埋め込み層6に達するようにN型のベ
ース電極引き出し層7を形成する。さらに、拡散に対す
るマスク材として、絶縁層11を形成し、その絶縁層1
1をパターニングして、P型のエミッタ形成層13とP
型のコレクタ層5を拡散する([図3])。続いて、エ
ミッタ形成層13とコレクタ層5を同時に拡散するため
のマスク材である絶縁層11をパターニングしたまま用
い、さらに、エミッタ形成層13以外の部分には、マス
ク材としてレジスト層12をパターニングし、自己整合
的に異方性エッチングを行ない環状の溝14がエミッタ
形成層13の深さより深く形成される([図4])。そ
の結果、エミッタ形成層13の中央部は、削除され、エ
ミッタ形成層13のサイド拡散部のみが残り、環状エミ
ッタ層9が溝14の周囲に形成される。次に、溝14に
埋め込み絶縁層10を形成する([図5])。その後
は、従来通りに、各層に開口部を形成し、電極となる金
属層を形成する。
【0016】なお、[図1]及び[図2]に示した実施
例では、ラテラルトランジスタをPNP型トランジスタ
としたが、NPN型トランジスタとしても同様である。
また、エミッタ層の形状を環状であるとしたが、[図
6]の平面図に示す如く完全に環になっておらずとも深
さ方向の寸法が横方向15の寸法より大きい時、同様の
効果を得ることができる。
例では、ラテラルトランジスタをPNP型トランジスタ
としたが、NPN型トランジスタとしても同様である。
また、エミッタ層の形状を環状であるとしたが、[図
6]の平面図に示す如く完全に環になっておらずとも深
さ方向の寸法が横方向15の寸法より大きい時、同様の
効果を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動作速度や電流増幅率を損なうことなく電流容量を大き
くすることができるバイポーラトランジスタを得ること
ができる。
動作速度や電流増幅率を損なうことなく電流容量を大き
くすることができるバイポーラトランジスタを得ること
ができる。
【図1】本発明の一実施例を示す平面図及びA−A′断
面図
面図
【図2】本発明の他の実施例を示す平面図及びB−B′
断面図
断面図
【図3】[図2]に示した本発明の実施例の製造工程の
要部を示す断面図
要部を示す断面図
【図4】[図2]に示した本発明の実施例の製造工程の
要部を示す断面図
要部を示す断面図
【図5】[図2]に示した本発明の実施例の製造工程の
要部を示す断面図
要部を示す断面図
【図6】本発明のさらに他の実施例のエミッタ層を示す
平面図
平面図
【図7】従来のラテラルトランジスタを示す平面図及び
C−C′断面図
C−C′断面図
3 ベース層 5 コレクタ層 6 埋め込み層 7 ベース電極引き出し層 9 環状エミッタ層 10 埋め込み絶縁層 13 エミッタ形成層 14 溝
Claims (9)
- 【請求項1】 第1導電型のベース層と、このベース層
内に設けられ層の深さ方向の寸法が横方向の寸法より大
きい第2導電型のエミッタ層と、前記ベース層内であっ
て前記エミッタ層から離間して形成された第2導電型の
コレクタ層とを具備することを特徴とするバイポーラト
ランジスタ。 - 【請求項2】 前記エミッタ層が環状であることを特徴
とする請求項1記載のバイポーラトランジスタ。 - 【請求項3】 前記エミッタ層の前記コレクタ層と対向
しない側には埋め込み絶縁層が設けられていることを特
徴とする請求項1記載のバイポーラトランジスタ。 - 【請求項4】 前記埋め込み絶縁層は環状であることを
特徴とする請求項3記載のバイポーラトランジスタ。 - 【請求項5】 第1導電型のベース層と、このベース層
に接続された第1導電型の埋め込み層と、この埋め込み
層に接続された第1導電型のベース電極引き出し層と、
前記ベース層内に設けられた埋め込み絶縁層と、この埋
め込み絶縁層の外周に形成された主に側面部からなり底
面部をほとんど持たない第2導電型のエミッタ層と、前
記ベース層内に設けられ前記環状エミッタ層に対向する
如く形成された第2導電型のコレクタ層とを具備するこ
とを特徴とするバイポーラトランジスタ。 - 【請求項6】 前記エミッタ層は環状であることを特徴
とする請求項5記載のバイポーラトランジスタ。 - 【請求項7】 前記ベース電極引き出し層は前記埋め込
み絶縁層を貫通して設けられていることを特徴とする請
求項5記載のバイポーラトランジスタ。 - 【請求項8】 第1導電型のベース層表面に第2導電型
のコレクタ層を形成する工程と、このコレクタ層と対向
する如く第2導電型のエミッタ形成層を形成する工程
と、前記エミッタ形成層を貫通しこのエミッタ形成層の
周囲が残存する如く溝を形成する工程と、前記溝の内部
に絶縁層を埋設する工程とを具備することを特徴とする
バイポーラトランジスタの製造方法。 - 【請求項9】 前記溝はエミッタ形成層の周囲を環状に
残存させることを特徴とする請求項8記載のバイポーラ
トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12835592A JPH05326540A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | バイポーラトランジスタ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12835592A JPH05326540A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | バイポーラトランジスタ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05326540A true JPH05326540A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14982774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12835592A Withdrawn JPH05326540A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | バイポーラトランジスタ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05326540A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100658251B1 (ko) * | 1999-12-28 | 2006-12-14 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 바이폴라 트랜지스터 및 그 제조방법 |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP12835592A patent/JPH05326540A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100658251B1 (ko) * | 1999-12-28 | 2006-12-14 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 바이폴라 트랜지스터 및 그 제조방법 |
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