JPH05326487A - ウェットエッチング処理槽 - Google Patents

ウェットエッチング処理槽

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Publication number
JPH05326487A
JPH05326487A JP4132191A JP13219192A JPH05326487A JP H05326487 A JPH05326487 A JP H05326487A JP 4132191 A JP4132191 A JP 4132191A JP 13219192 A JP13219192 A JP 13219192A JP H05326487 A JPH05326487 A JP H05326487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
liquid
pump
filter
overflow
Prior art date
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Pending
Application number
JP4132191A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Iwashita
雅文 岩下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
Priority to JP4132191A priority Critical patent/JPH05326487A/ja
Publication of JPH05326487A publication Critical patent/JPH05326487A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 槽内の薬液中のパーティクルを短時間で減ら
す。 【構成】 ウェハをオーバーフロー槽11で処理した
後、循環フィルタリング用のポンプ12を停止させ、オ
ーバーフロー槽の薬液をバルブ15を開いて配管14を
通して貯液槽16に抜く。全て抜き終わった後、貯液槽
16の薬液をポンプ17によりフィルター18を通して
オーバーフロー槽11に投入する。投入後、ポンプ12
を作動させ、循環フィルタリングを再び行う。これによ
り、短時間に薬液中のパーティクルを除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造装置のウェ
ットエッチング処理槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のウェットエッチング処理に
ついて説明する。
【0003】図3は、従来のウェットエッチング処理装
置の概略図を示すものである。1はオーバーフロー槽、
2は底板、3はポンプ、4はフィルター、5はカセッ
ト、6はウェハである。
【0004】従来、ウェットエッチング処理は、循環す
ると同時にフィルタリングしたエッチング液をオーバー
フロー槽1へウェハ6をセットしたカセット5を1カセ
ットもしくは複数投入して行なわれる。
【0005】ウェットエッチング処理槽について具体的
に説明する。オーバーフロー槽1の外槽の薬液をポンプ
3でフィルター4を通し内槽へ循環される。この内槽に
ウェハ6をセットしたカセット5を底板上2に投入し、
エッチングする。この処理が繰り返し行われ、ウェット
エッチング処理が終了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ごとき従来のウェットエッチング処理オーバーフロー槽
1は、オーバーフロー槽1内へウェハ6をセットしたカ
セット5を投入して処理することにより、オーバーフロ
ー槽1内の液中パーティクルがウェハ6やカセット5か
ら脱離して増加する。すぐに次のウェハ6を処理すると
ウェハ6にオーバーフロー槽1内のパーティクルが付着
する。このため、循環フィルタリングによってオーバー
フロー槽1内の液中パーティクルが減少するまで長時間
処理を停止させなければならない欠点を有していた。
【0007】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、オーバーフロー槽内の薬液中のパーティクルを短時
間で減らすためのウェットエッチング処理槽を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のウェットエッチング処理槽は、オーバーフロ
ー槽の薬液を第1のポンプおよび第1のフィルターを介
して内槽に導入する第1の機構と、前記内槽および前記
オーバーフロー槽の薬液を貯める貯液槽を備え、前記貯
液槽の薬液を第2のポンプと第2のフィルターを介して
前記内槽に導入する第2の機構とを有する。
【0009】また、オーバーフロー槽の薬液を三方弁と
ポンプとフィルターを介して内槽に導入し、前記内槽お
よび前記オーバーフロー槽の薬液を貯める貯液槽を備
え、前記貯液槽の薬液を前記三方弁より取り出せるよう
にしてある。
【0010】
【作用】上記構成によれば、オーバーフロー槽内の薬液
を全て抜いて貯液槽に貯めた後、薬液をフィルタリング
してオーバーフロー槽に投入することにより、短時間で
薬液中のパーティクルを除去できる。
【0011】
【実施例】本発明の具体的な実施例を図面を用いて説明
する。図1は、本発明の第1の実施例におけるウェット
エッチング処理槽の概略図を示すものである。
【0012】図1において、10は内槽、11は石英ま
たは弗素化合物により形成されたオーバーフロー槽、1
2はオーバーフロー槽11の薬液を循環するためのポン
プ、13はオーバーフロー槽11の薬液を循環フィルタ
リングするためのフィルターで、このフィルター13の
径は0.1〜0.2μmである。14はオーバーフロー
槽11の薬液を貯液槽16に投入するための配管、15
はオーバーフロー槽11の薬液を貯液槽16に投入する
ためのバルブ、16は石英または弗素化合物により形成
された貯液槽である。17は貯液槽16の薬液をオーバ
ーフロー槽内に投入するためのポンプ、18は貯液槽1
6の薬液をオーバーフロー槽11内に投入する時にフィ
ルタリングするためのフィルターである。このフィルタ
ー18の径は0.05〜0.1μmである。
【0013】ウェハをオーバーフロー槽11で処理した
後、循環フィルタリング用のポンプ12を停止させ、オ
ーバーフロー槽11の薬液をバルブ15を開き配管14
を通して貯液槽16に抜く。全て貯液槽16に抜き終わ
った後、貯液槽16の薬液をポンプ17によりフィルタ
ー18を通してオーバーフロー槽11に投入する。投入
後、ポンプ12を作動させ、循環フィルタリングを再び
行う。1パス用のフィルター18は循環用のフィルター
13より径が小さいものを使っているのは、パーティク
ルの除去効果が大きくでき、循環用のフィルター13と
比べてそこを流れる流量は少なくても問題ないからであ
る。このようにオーバーフロー槽11内の薬液を全て抜
いて貯液槽16に貯めた後、薬液をフィルタリングして
オーバーフロー槽11に投入することにより、短時間で
薬液中のパーティクルを除去できる。
【0014】図2は、本発明の第2の実施例におけるウ
ェットエッチング処理槽の概略図を示すものである。図
2において、20は内槽、21は石英または弗素化合物
により形成されたオーバーフロー槽、22はオーバーフ
ロー槽21の薬液を循環するためのポンプ、23はオー
バーフロー槽21の薬液を循環フィルタリングするため
のフィルター、24はオーバーフロー槽21の薬液を貯
液槽26に投入するための配管、25はオーバーフロー
槽21の薬液を貯液槽26に投入するためのバルブ、2
6は石英または弗素化合物により形成された貯液槽であ
る。27は貯液槽26と三方弁をつなぐ配管、28はオ
ーバーフロー槽21の薬液の循環の流れと貯液槽26か
らの薬液の流れを切り替える三方弁である。
【0015】オーバーフロー槽21の内槽20の薬液を
バルブ25を開き配管24を通して貯液槽26に抜く。
全て貯液槽26に抜き終わった後、三方弁28を切り替
え貯液槽26の薬液を配管27を通してポンプ22によ
りオーバーフロー槽21に投入する。このときフィルタ
ー23を通して内槽26に投入する。貯液槽26の薬液
を全て投入した後、三方弁を切り替え循環フィルタリン
グを再び行う。
【0016】以上のように構成された実施例では、第1
の実施例の効果にあわせてポンプ22とフィルター23
が各1個で構成できるのでコスト的に有利である。
【0017】従来例では、ウェハ処理した前後の槽内の
液中パーティクルを測定すると、内槽のパーティクル数
がウェハを処理する前のパーティクル数まで戻るのに2
0分以上かかるのに対して、本実施例による装置を使用
することにより10分以内でパーティクル数を減少させ
ることができた。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のウェット
処理装置によれば、オーバーフロー槽内の薬液を全て抜
いて貯液槽に貯めた後、薬液をフィルタリングしてオー
バーフロー槽に投入することにより、短時間で薬液中の
パーティクルを除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるウェット処理装
置の概略図
【図2】本発明の第2の実施例におけるウェットエッチ
ング処理槽の概略図
【図3】従来のウェットエッチング処理装置の概略図
【符号の説明】
10 内槽 11 オーバーフロー槽 12 ポンプ 13 フィルター 14 配管 15 バルブ 16 貯液槽 17 ポンプ 18 フィルター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーバーフロー槽の薬液を第1のポンプお
    よび第1のフィルターを介して内槽に導入する第1の機
    構と、前記内槽および前記オーバーフロー槽の薬液を貯
    める貯液槽を備え、前記貯液槽の薬液を第2のポンプと
    第2のフィルターを介して前記内槽に導入する第2の機
    構とを有したことを特徴とするウェットエッチング処理
    槽。
  2. 【請求項2】オーバーフロー槽の薬液を三方弁とポンプ
    とフィルターを介して内槽に導入し、前記内槽および前
    記オーバーフロー槽の薬液を貯める貯液槽を備え、前記
    貯液槽の薬液を前記三方弁より取り出せるようにしたこ
    とを特徴とするウェットエッチング処理槽。
JP4132191A 1992-05-25 1992-05-25 ウェットエッチング処理槽 Pending JPH05326487A (ja)

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JP4132191A JPH05326487A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 ウェットエッチング処理槽

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JP4132191A JPH05326487A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 ウェットエッチング処理槽

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JPH05326487A true JPH05326487A (ja) 1993-12-10

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ID=15075529

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JP4132191A Pending JPH05326487A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 ウェットエッチング処理槽

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