JPH03159123A - 半導体ウエーハの洗浄方法 - Google Patents

半導体ウエーハの洗浄方法

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JPH03159123A
JPH03159123A JP29853289A JP29853289A JPH03159123A JP H03159123 A JPH03159123 A JP H03159123A JP 29853289 A JP29853289 A JP 29853289A JP 29853289 A JP29853289 A JP 29853289A JP H03159123 A JPH03159123 A JP H03159123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chemical
cleaning
cleaning tank
final
chemical solution
Prior art date
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Pending
Application number
JP29853289A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Tatsuta
龍田 次郎
Toshiro Tanaka
俊郎 田中
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Mitsubishi Materials Silicon Corp
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Japan Silicon Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp, Japan Silicon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は半導体ウェーハの洗浄方法に係わり、特に、
薬液(アンモニア水と、過酸化水素水と、水とを混合し
てな・る薬液)洗浄におけるウェーハ表面へのパーティ
クルの残存を防止することができるものに関する。
「従来の技術」 一般に、最終研磨後の半導体ウェーハの洗浄は、ウェー
ハ表面に付着したパーティクルを除去するために、ウェ
ーハを各種洗浄槽を通過させることにより行ういわゆる
ウェット洗浄法により行われている。
このウェット洗浄法の一工程として、不純物およびパー
ティクルの除去を目的として、アンモニア水と過酸化水
素水と水とを混合してなる薬液を用いてウェーハを洗浄
する工程がある。
従来、上記の薬液を用いた洗浄は、例えば、薬液が充填
された薬液洗浄槽を2〜4漕用い、これら薬液洗浄槽内
においてバスケットに入れられたウェーハを順次洗浄す
るとともに、各薬液洗浄槽をオーバーフローさせながら
、また部分的に循環濾過をさせながら行っている。ある
いは、バッチ式で10〜60分洗浄しては、液を入れか
えている。なお、薬液の温度は90℃に維持されている
「発明が解決しようとする課題」 ところが、上記薬液による洗浄においては、次々に送ら
れてくるウェーハを順次各薬液洗浄槽で洗浄しているた
めに、薬液のオーバーフローをしたり、部分的な循環濾
過をしても、薬液中にはウェーハの表面から除去された
パーティクルが徐々に残留してしまい、このパーティク
ルがウエーノ\の表面に付着してしまう。薬液中の残留
粒子の濃度は、2〜4槽の薬液洗浄槽において後段側の
最終薬液洗浄槽はど小さくなるが、最終薬液洗浄槽で洗
浄した後、純水が充填された洗浄槽ですすぎ洗浄を行っ
ても、ウェーハ表面に付着している不純物粒子を完全に
除去することができなかった。
また、バッチ処理ではオーバーフローよりも夜中に残留
するパーティクルは多くなる。バッチ処理で残留するパ
ーティクルを少なくするために、1回の洗浄の度に液を
入れかえると、薬液のコストが非常に高くなる。
「発明の目的」 この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、薬
液洗浄におけるウェーハ表面へのパーティクルの付着を
防止することができる半導体ウェーハの洗浄方法を提供
することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、この発明の半導体ウェーハ
の洗浄方法は、半導体ウェーハを、アンモニア水と過酸
化水素水と水とを混合してなる薬液で洗浄する複数の薬
液洗浄槽のうち、最ら後段側の最終洗浄槽内の薬液を、
半導体ウェー71を所定枚数洗浄した後、全て抜き出し
て、この薬液を循環濾過して再び該最終薬液洗浄槽内に
戻し、この最終薬液洗浄槽内で次の半導体を所定枚数洗
浄する工程を操り返して行うことを特徴としている。
また、上記薬液は、アンモニア水を塩酸に代えたもので
もよい。
さらに、最終薬液洗浄槽におけるウェーハの洗浄は、薬
液の温度を常温にして行う。これにより薬液組成の変動
を低減し、かつ循環濾過した薬液を薬液洗浄槽に戻す際
に予熱する必要がなくなる。
「作用」 この発明の半導体ウェーハの洗浄方法にあっては、最終
薬液洗浄槽において、半導体ウェーハを薬液により所定
枚数洗浄した後、この薬液を全て抜き出し、循環濾過し
てパーティクルを除去した薬液を再び最終薬液洗浄槽に
戻し、この薬液で次の半導体ウェーハを洗浄するので、
最終薬液洗浄槽内の薬液には常に残留パーティクルがほ
とんど存在しない。したがって、薬液洗浄において、半
導体ウェーハの表面へ粒子がほとんど付着することがな
く、その後の純水でのすすぎ洗浄により、薬液およびご
く少量付着した粒子を除去することができる。
「実施例」 以下、第1図を参照して、この発明の半導体ウェーハの
洗浄方法の一実施例を説明する。
第1図はこの発明の洗浄方法を実施するための装置の該
略構成を示すものであり、図中符号l。
2は、それぞれアンモニア水と、過酸化水素水と、水と
を混合(混合比1 :1 :5)してなる薬液を用いて
ウェーハを洗浄する2つの薬液洗浄槽を示す。
なお、薬液のアンモニア水を塩酸に代えてもよい。
これら薬液洗浄槽1.2の前段側には、ウェーハを薬液
で洗浄する前に、前工程から送られてきたウェーハを純
水で洗浄する2つの洗浄槽3.4が設けられ、さらに、
上記薬液洗浄槽1.2の後段側には、薬液洗浄[1,2
で洗浄されたウェーハの表面に付着している薬液および
ごく少量のパーティクルを純水ですすぎ洗浄して除去す
る洗浄槽5.6が設けられている。上記純水の洗浄槽3
.4および5.6は、いずれも純水がオーバーフローす
るように注入されろようになっており、純水の温度は常
温に設定されている。
また、上記薬液洗浄槽1.2のうち、洗浄槽lは、薬液
がオーバーフローするように注入されるようになってお
り、薬液の温度は70〜85℃に設定されている。さら
に、後段側の最終薬液洗浄槽2は、その底部が開閉自在
になっており、底部か開放されると内部の薬液が流出し
、この流出した薬液が、図示しない濾過装置により薬液
中に混入しているパーティクルが除去されて循環し、再
び最終薬液洗浄槽2に戻されるように構成され、同時に
薬液がオーバーフローするように注入されるようになっ
ており、これにより薬液中に溶存する不純物の濃縮を防
止するようになっている。なお、薬液の温度は、ウェー
ハの表面に形成される酸化膜の厚さが70〜85℃の場
合と変わらなかったため、常温に設定し、薬液組成の変
動を低減し、かつ循環濾過した薬液の予熱の手間を省い
た。
そして、上記構成の洗浄装置を用いてウェーハを洗浄す
るには、所定枚数のウェーハが入れられた多数のバスケ
ットを上記洗浄槽3,4の純水中に順次浸漬することに
よりウェーハを洗浄し、次いで、これらバスケットを薬
液洗浄槽lに浸漬してウェーハを上記薬液により洗浄し
、さらに最終薬液洗浄槽2に浸漬してウェーハを洗浄す
る。この薬品の洗浄によりウェーハ表面の不純物および
パーティクルが除去されるとともに、ウェーハの表面に
酸化膜が形成される。
そして先頭のバスケットを最終薬液洗浄槽2から取り出
して純水の洗浄槽5.6に順次浸漬するとともに、最終
薬液洗浄槽2内の薬液を底部を開放して抜き出し、薬液
中に混入している粒子を濾過装置により除去して循環し
、再び最終薬液洗浄槽2に戻した後、次のバスケットを
最終薬液洗浄槽2に浸漬する。さらに、このバスケット
を最終薬液洗浄槽2から取り出して洗浄槽5,6に順次
浸漬するとともに、最終薬液洗浄槽2から薬液を抜き出
してこれを循環濾過して再び最終薬液洗浄槽2に戻して
次のバスケットを浸漬する工程を繰り返して行うことに
より、バスケットに入れられたウェーハを次々に洗浄す
る。この時、最終薬液洗浄槽2には、オーバーフローす
るように、常に薬液が注入されている。これにより槽内
の不純物の濃縮を防止する。
しかして、上記ウェーへの製造方法によれば、最終薬液
洗浄槽2においてlバスケット毎に、すなわち所定枚数
のウェーハを洗浄する毎に、薬液を抜き出して、これを
循環濾過してパーティクルを除去して再び最終薬液洗浄
槽に戻し、この薬液で次の半導体ウェーハを洗浄するの
で、最終薬液洗浄槽内の薬液には常に残留パーティクル
がほとんど存在しない。したがって、薬液洗浄において
、ウェーハの表面へパーティクルがほとんど付着するこ
とがなく、その後の洗浄槽5.6での純水でのすすぎ洗
浄により、薬液およびごく少量付着したパーティクルを
除去することができる。
ちなみに、上記実施例の条件で、5″φのシリコンウェ
ーハ25枚をバスケットに入れ、従来法と本願発明法で
洗浄を行い、ウェーハ表面の粒径が0.2μ1以上の不
純物粒子の個数を調べたところ、ウェーハ1枚あたり従
来法では10個であったのに対し本願発明法では4個と
半分以下に減少したのが確認できた。
また、最終薬液洗浄槽の薬液の温度を常温にしたので、
予熱が必要なく、しかも循環濾過装置等にも加熱手段を
設ける必要がないので、薬液の抜き出し、循環濾過を容
易に行うことができる。
さらに、薬液を循環濾過するので、薬液の供給量を従来
のオーバフローのものと同量に抑えることができる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明の半導体ウェーハの洗浄
方法によれば、最終薬液洗浄槽において、半導体ウェー
ハを所定枚数洗浄した後、この薬液を全て抜き取り、循
環濾過してパーティクルを除去して再び最終薬液洗浄槽
に戻し、この薬液で次の半導体ウェーハを洗浄するので
、最終薬液洗浄槽内の薬液には常に残留粒子がほとんど
存在せず、よって、薬液洗浄において、半導体ウェーハ
の表面へパーティクルがほとんど付着することがなく、
その後の純水でのすすぎ洗浄により、薬液およびごく少
量付着したパーティクルを除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の半導体ウェーハの洗浄方法を実施す
るための装置の該略図である。 ! ・・・・・・洗浄槽、 2・・・・・・最終洗浄槽。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体ウェーハを純水で洗浄する工程と、この工
    程の後、半導体ウェーハをアンモニア水と、過酸化水素
    水と、水とを混合してなる薬液で洗浄する工程と、この
    工程の後、半導体ウェーハを純水で洗浄する工程とを有
    する半導体ウェーハの洗浄方法において、 上記半導体ウェーハを上記薬液で洗浄する複数の薬液洗
    浄槽のうち、最も後段側の最終薬液洗浄槽内の薬液を常
    温とし、半導体ウェーハを所定枚数洗浄した後、全て抜
    き出して、この薬液を循環濾過して再び該最終洗浄槽内
    に戻し、この最終薬液洗浄槽内で次の半導体を所定枚数
    洗浄する工程を繰り返して行うことを特徴とする半導体
    ウェーハの洗浄方法。
  2. (2)請求項1記載の半導体ウェーハの洗浄方法におい
    て、薬液のアンモニア水に代えて塩酸を使用することを
    特徴とする半導体ウェーハの洗浄方法。
JP29853289A 1989-11-16 1989-11-16 半導体ウエーハの洗浄方法 Pending JPH03159123A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03240229A (ja) * 1990-02-19 1991-10-25 Sharp Corp 半導体ウエハの洗浄方法
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