JPH0532580Y2 - - Google Patents

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JPH0532580Y2
JPH0532580Y2 JP59287U JP59287U JPH0532580Y2 JP H0532580 Y2 JPH0532580 Y2 JP H0532580Y2 JP 59287 U JP59287 U JP 59287U JP 59287 U JP59287 U JP 59287U JP H0532580 Y2 JPH0532580 Y2 JP H0532580Y2
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plate
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thin
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建築用中空板体、特に原材料を無機質
のものとした中空板体に関するものである。
(従来の技術) 実公昭59−14562号公報に開示されている従来
のセメント系中空板体につき、第4図乃至第6図
を用いて説明する。
先づ、第4図に示す板体20Aには、その長手
方向に断面T形の溝21が形成されており、また
第5図に示す板体20Bには、その長手方向に第
5A図に示すT形中空孔22が貫通するよう形成
され、その後第5B図に斜線で示す部分23の壁
を打ち抜いてX−X線に沿つて第5C図に示す断
面T形の溝22′が形成されるものである。
そして上述した板体20A,20Bにボルト・
ナツト24を適用して第6図に示すように該板体
は躯体側の建築部材25に固定される。
(考案が解決しようとする問題点) それから板体20Bの場合、第5B図に斜線で
示す部分23を中空孔22の中央に現場で穴明け
するためにはゲージ等が必要であり、また穴明け
用のドリルやルータ等の工具が必要であつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る建築用中空板体の特徴は、その長
手方向に中空孔を有する無機質材からなる平板状
の板体をであつて、該板体裏面部外側の、前記中
空孔の長手方向に沿い所定間隔を置いた裏止め金
具固定用穴の位置に薄肉部を残すように凹部が形
成されているところにある。
(作用) 本考案に係る建築用中空板体は上述のように構
成されており、従つて押出成形後の固化の際に、
中空孔が板体裏面に開口していないので、中空板
体に歪みを生じることがない。また、躯体側の建
築部材に中空板体を取付ける際には、裏止め金具
固定用穴の位置に予め形成された薄肉部を残すの
みの凹部を開口すればよいので、現場で釘、ドラ
イバー、ノミ、ハンマー等で加工することができ
る。
(実施例) さて、本考案の実施例につき第1図乃至第3図
を参照して、以下説明する。
は無機質材からなり、その長手方向に複数の
矩形状の中空孔2を有する建築用薄肉中空板を示
す。その肉厚は15〜40mm程度である。そして中空
はその表面1Aに模様付け(図示省略)がな
されており、その裏面1Bには中空孔2の中心線
上に所定ピツチで裏止め金具固定用穴を作るため
の凹部3が形成されている。そしてその凹部3は
台形状で、中空孔2の幅より小さく、かつ長手方
向に長く形成されている。なお、上記凹部3の幅
は金具の固定を考えると、中空孔2の幅の1/2程
度が望ましい。また凹部3は中空孔2には達せ
ず、1mm程度の薄肉部Tが残されるよう形成され
る。凹部3のピツチは30〜100mm程度で同一中空
孔2に沿うものでもよいし、隣接する2〜3の中
空孔2にランダムに同様に30〜100mm程度のピツ
チで形成されてもよい。
次に、本考案に係る建築用薄肉中空板の押出
成形につき説明する。
第3図において、は押出機で、その内部には
スクリユー5が配設されていて、無機質の原材料
Mを口金6の方向に押出す。7は複数個の中空ピ
ンで、押出成形される薄肉中空板に複数の中空孔
2を形成するもので、8はその中空ピン7を口金
6内の所定位置に保持するための中空ピンホルダ
ーである。9は薄肉中空板の表面に模様付けする
ための模様付ロール、10は薄肉中空板の中空
孔2の位置する裏面部外側に所定ピツチの裏止め
金具固定用穴3をつくるための凹部形成ロール
で、該ロール10の円周面上には複数個の突起1
0Aが一体的に設けられている。いずれのロール
9,10も原材料Mの押出速度に同期して回転す
るか、原材料Mの押出圧力により自在に回転する
ようにしてある。
なお、11,11は模様付ロール9と凹部形成
ロール10に原材料Mが付着することのないよう
にするための離型材塗布装置であり、12は押出
成形された薄肉中空板体を搬送するための引取
りコンベアである。押出機は以上のとおりであ
るから、押出機内の無機質原材料Mはスクリユ
ー5により口金6に向けて押出され、押出成形さ
れる薄肉中空板体には口金6の開口部に配設され
た中空ピン7により中空孔2が形成されるととも
に、その表面には前記ロール9により模様付けが
なされ、その裏面には前記ロール10により中空
孔2の位置する所に中空孔2の幅より狭く、かつ
所定のピツチで台形状の長手方向に長い凹部3が
薄肉部Tを残すようにして形成される。
(考案の効果) 本考案は以上の説明から理解されるように、無
機質材の中空板体が押出成形されて固化する際
に、前記板体裏面に薄肉部が非連続で存在するの
みで中空孔が裏側に開口していないので、歪みを
生じることがなく、したがつて強度のある均一な
中空板体を押出成形により製造でき、その上、前
記板体裏面に裏止め金具固定用穴を明けるのに、
その穴の位置が裏面部外側の凹部により一目で分
かるのでゲージ等を用いて計測する必要がなく、
しかも手近にある釘、ドライバー、ノミ、ハンマ
ー等できわめて容易に明けることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は建築用中空板体の斜視図、第2図
は第1図のY−Y縦断面図、第3図は建築用中空
板体を押出成形中の押出機要部の縦断面図であ
る。第4図乃至第6図は従来例を示すもので、第
4図は一中空板体の斜視図、第5図は他の中空板
体を示すもので、第5A図は端面図、第5B図は
平面図、第5C図は第5B図のX−X横断面図を
それぞれ示す。 ……建築用中空板体、1B……裏面、2……
中空孔、3……凹部、T……薄肉部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. その長手方向に中空孔を有する無機質材からな
    る平板状の板体であつて、該板体裏面部外側の、
    前記中空孔の長手方向に沿い所定間隔を置いた裏
    止め金具固定用穴の位置に薄肉部を残すようにし
    て凹部が形成されていることを特徴とする建築用
    中空板体。
JP59287U 1987-01-08 1987-01-08 Expired - Lifetime JPH0532580Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59287U JPH0532580Y2 (ja) 1987-01-08 1987-01-08

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JPS63108928U JPS63108928U (ja) 1988-07-13
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