JPH05325139A - 浮上式磁気ヘッド - Google Patents

浮上式磁気ヘッド

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Publication number
JPH05325139A
JPH05325139A JP15585892A JP15585892A JPH05325139A JP H05325139 A JPH05325139 A JP H05325139A JP 15585892 A JP15585892 A JP 15585892A JP 15585892 A JP15585892 A JP 15585892A JP H05325139 A JPH05325139 A JP H05325139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetic head
shield
core
flexure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15585892A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Konishi
孝弘 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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Publication of JPH05325139A publication Critical patent/JPH05325139A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浮上式磁気ヘッドの外部からの磁気的ノイズ
の影響を低減させ、磁気記録読取り波形への擾乱の発生
を防止する。 【構成】 浮上式磁気ヘッドを構成する磁気回路の周囲
に磁気記録媒体対向面を除いてシールド11を設けた浮
上式磁気ヘッド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録媒体に情報を記
録あるいは再生する浮上式磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浮上式磁気ヘッドの構造につい
て、図4,5,6を参照して説明する。図4,5,6は
従来の浮上式磁気ヘッドの主要構成図である。浮上式磁
気ヘッドはMn −Zn フェライト等の磁性材料で形成さ
れたコア1とコア2及びコア1とコア2の対向面に磁気
ギャップ3を設け、磁気回路を構成したスライダーの機
能が一体化したモノリシックタイプのコアスライダー4
と、コアスライダー4を保持し、磁気ディスク装置への
取り付けを行なうサスペンション8とから構成される。
サスペンション8は、フレキシャ5,ロードビーム6,
マウント7の3つの部材をステンレス等の非磁性材料の
薄板を用い組み合わせて形成されている。磁気回路にお
いては、コア2に巻かれたコイル9がサスペンション8
に固定された絶縁チューブ10の中を通り、浮上式磁気
ヘッドを使用する装置の信号処理回路へ接続される。コ
アスライダー4とフレキシャ5とは、エポキシ等の接着
剤により固定され、フレキシャ5,ロードビーム6,マ
ウント7は、互いにレーザーによるスポット溶接により
結合されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】磁気記録分野において
は、年々、高記録密度化が進み、従来の浮上式磁気ヘッ
ド構造では問題とならなかった課題が出てきた。
【0004】最近、問題となってきた課題の1つに外部
からの磁気的なノイスの問題がある。即ち、浮上式磁気
ヘッドの磁性体に外部より磁気的なノイズが入り込み、
それに伴って磁気記録媒体からの磁気記録読み取り波形
に擾乱が生ずるという問題である。このような磁気記録
読み取り波形への擾乱は、近年の高密度記録により磁気
記録読み取り波形の出力の減少と浮上式磁気ヘッドを用
いるドライブ装置の小型軽量化によるドライブ自体の耐
ノイズ性の低下に伴いその影響が大きく、再生時、読み
取りエラーを起こす等の原因となる。
【0005】また、従来の浮上式磁気ヘッドにおいてス
ライダーが磁性体で構成されているモノリシックタイプ
の浮上式磁気ヘッド等では、磁性体の体積が大きい為、
そのままでは外部からのノイズの影響を受けやすく、高
記録密度対応ができないという問題があった。
【0006】以上のように、従来の浮上式磁気ヘッドで
は、磁気記録媒体に記録あるいは再生を行なう為の磁気
回路に外部からの磁気的なノイズが入り込み、磁気記録
読み取り波形への擾乱が生じ、また、磁性体の体積が大
きい程その影響も大きく、高記録密度対応ができなくな
るという問題が発生する。
【0007】本発明の目的は、外部からの磁気的なノイ
ズの影響を低減し、磁気記録媒体に正確に情報を記録あ
るいは再生できる浮上式磁気ヘッドを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するために、本発明は浮上式磁気ヘッドを構成する磁気
回路の周囲に磁気記録媒体対向面を除いてシ−ルドを設
けた構造としたものである。
【0009】
【作用】上記のような浮上式磁気ヘッドにおいては、浮
上式磁気ヘッドの磁気回路の周囲にシールド構造を設け
ているので、外部からの磁気的なノイズの影響を低減す
ることができる。従って、浮上式磁気ヘッドの高記録密
度対応が可能となる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】図1,2,3は、本発明の一実施例に係る
浮上式磁気ヘッドの構成を示す図である。浮上式磁気ヘ
ッドは、Mn −Zn フェライト等の磁性材料で形成され
たコア1とコア2及びコア1とコア2の対向面に磁気ギ
ャップ3を設け、磁気回路を構成したスライダーの機能
が一体化したモノリシックタイプのコアスライダー4
と、コアスライダー4を保持し、磁気ディスク装置への
取り付けを行なうサスペンション8とから構成されてい
る。サスペンション8は、フレキシャ5,ロードビーム
6,マウント7の3つの部材をステンレス等の非磁性材
料の薄板を用い組み合わせて形成されている。磁気回路
においては、コア2に巻かれたコイル9がサスペンショ
ン8に固定された絶縁チューブ10の中を通り、浮上式
磁気ヘッドを使用する装置の信号処理回路へ接続され
る。コアスライダー4の周囲に磁気記録媒体対向面を除
いてシ−ルド11を設け、これをフレキシャ5に取り付
けることで構造を一体化している。コアスライダー4と
フレキシャ5とはエポキシ等の接着剤により固定され、
フレキシャ5,ロードビーム6,マウント7は互いにレ
ーザーによるスポット溶接により結合されている。シー
ルド11は、強磁性体の薄板等で形成され、コアスライ
ダー4の磁気記録媒体対向面を除き、コアスライダー4
を覆う箱型の形状とし、磁気記録媒体に接触しないよう
に設計されている。なお、コイル9を引き出す為シ−ル
ド11には隙間を設けている。なお、このシールド11
の構造については外部ノイズの低減が目的であり、その
効果により箱型に覆う構造に限らず、ノイズの方向性に
よりシールド11の形状は設計上任意にできる。なお、
シールド11とフレキシャ5との固定はエポキシ等の接
着剤あるいはレーザー等のスポット溶接によるかは設計
上任意に設定すればよい。なお、シ−ルド11は、ロー
ドビーム6に固定してもよい。
【0012】以上の構成により、コアスライダー4の周
囲にシールド11を設けたことにより、外部からの磁気
的ノイズを低減し、磁気記録読み取り波形への擾乱の発
生を防止できる。
【0013】なお、図1,2,3は、本発明の浮上式磁
気ヘッドの主要構成部品を示す図であるが、発明が解決
しようとする課題において説明したようなMn −Zn 等
の磁性材料で形成され、図7に示すようなコアスライダ
ー4を磁性体が兼ねるモノリシックタイプの浮上式磁気
ヘッドに適用できるだけでなく、スライダー部分を非磁
性体により構成し、その中に磁気回路を挿入したコンポ
ジットタイプの浮上式磁気ヘッド、また磁気回路を薄膜
形成技術により構成した薄膜タイプの浮上式磁気ヘッド
等に関しても、全般に応用ができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による浮上
式磁気ヘッドにおいては、磁気回路の周囲にシールドが
設けられているので、外部からの磁気的なノイズの影響
を低減することができる。従って、高記録密度への対応
が可能な浮上式磁気ヘッドを提供できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る浮上式磁気ヘッドの主
要構成部を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る浮上式磁気ヘッドの主
要構成部を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る浮上式磁気ヘッドの主
要構成部を示す背面図である。
【図4】従来の浮上式磁気ヘッドの主要構成部を示す正
面図である。
【図5】従来の浮上式磁気ヘッドの主要構成部を示す側
面図である。
【図6】従来の浮上式磁気ヘッドの主要構成部を示す背
面図である。
【図7】従来の浮上式磁気ヘッドに係るモノリシックタ
イプの浮上式磁気ヘッドのコアスライダーを示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 コア1 2 コア2 3 磁気ギャップ 4 コアスライダー 5 フレキシャ 6 ロードビーム 7 マウント 8 サスペンション 9 コイル 10 絶縁チューブ 11 シールド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体に情報を記録あるいは再生
    する浮上式磁気ヘッドにおいて、浮上式磁気ヘッドを構
    成する磁気回路の周囲に磁気記録媒体対向面を除いてシ
    −ルドを設けたことを特徴とする浮上式磁気ヘッド。
JP15585892A 1992-05-23 1992-05-23 浮上式磁気ヘッド Withdrawn JPH05325139A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15585892A JPH05325139A (ja) 1992-05-23 1992-05-23 浮上式磁気ヘッド

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JP15585892A JPH05325139A (ja) 1992-05-23 1992-05-23 浮上式磁気ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05325139A true JPH05325139A (ja) 1993-12-10

Family

ID=15615045

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15585892A Withdrawn JPH05325139A (ja) 1992-05-23 1992-05-23 浮上式磁気ヘッド

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JP (1) JPH05325139A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006190449A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Samsung Electronics Co Ltd ヘッドスライダおよびそれを備えたハードディスクドライブ
US7466513B2 (en) * 2003-08-19 2008-12-16 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Airflow shroud for HDD tracking microactuator

Cited By (2)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803