JPH05325106A - 光磁気記録装置およびその調整方法 - Google Patents

光磁気記録装置およびその調整方法

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JPH05325106A
JPH05325106A JP4148080A JP14808092A JPH05325106A JP H05325106 A JPH05325106 A JP H05325106A JP 4148080 A JP4148080 A JP 4148080A JP 14808092 A JP14808092 A JP 14808092A JP H05325106 A JPH05325106 A JP H05325106A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部浮遊磁界による悪影響を除去する手段を
具備し、信頼性の高い信号記録の行なえる光磁気記録装
置を実現する。 【構成】 光磁気記録媒体1の情報信号記録部に対する
レーザ光の照射手段2と、情報信号による変調磁界の印
加手段3と、を備えた磁界変調方式の光磁気記録装置に
おいて、前記情報信号記録部における外部浮遊磁界Hf
の検出手段12,13と、該検出手段12,13の検出
結果に基づいて前記外部浮遊磁界を相殺する相殺磁界−
Hfの印加手段11とを備えることを特徴とする光磁気
記録装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁界変調方式の光磁気
記録装置の外部浮遊磁界の相殺手段および、調整方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録媒体としてのディスクに、磁
界変調方式によって、情報信号の記録を行なう光磁気記
録装置が、従来より知られている。この従来の装置の概
略構成を図8に示す。図8において、1はディスク、2
は光ヘッド、3は磁気ヘッドである。光ヘッド2と磁気
ヘッド3は連結部材4により一体となされ、リニアモー
タ5によりディスク1の径方向の任意の位置へのアクセ
スが可能である。6はディスク1を回転駆動するための
スピンドルモータである。
【0003】このような構成の光磁気記録装置におい
て、光ヘッド2は、対物レンズ7により集束されたレー
ザ光をディスク1上の記録膜1a上に照射する。対物レ
ンズ7は、レーザ光の集束点が、記録膜1a上に同心円
状またはらせん状に設けられた信号トラック上を正確に
追従するためアクチュエータ8によりフォーカス方向、
トラック直交方向への位置制御が行なわれる。
【0004】一方、磁気ヘッド3は、磁性部材であるコ
ア3aにコイル3bを巻回した構成となっており、ディ
スク1上を空気浮上するためのスライダー9上に搭載さ
れ、連結部材4に一端が固定されたロードビーム10に
より保持される。
【0005】情報信号記録時には、磁気ヘッドのコイル
3bに情報信号により変調された電流が供給され、コア
3aは変調された磁界をディスク1の記録膜上に垂直方
向に印加する。また、同時に対物レンズ7により集束さ
れたレーザ光が変調磁界の印加部位に対して照射される
のである。このようにして記録膜1a上には情報信号に
対応した磁化のパターンにより記録が行なわれる。この
ような磁界変調方式によれば、記録されている旧情報信
号の上に新情報信号を重ね書き(オーバーライト)する
ことも可能となるのである。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】従来例で説明した
ように、光磁気記録装置における光ヘッドのアクチュエ
ータや、リニアモータ等には電磁的な駆動手段が用いら
れる。
【0007】このため、これらより発生する磁界が漏洩
し、情報信号記録時に、変調磁界の印加部位に作用する
場合がある。このような外部浮遊磁界の特にディスクに
対して垂直な方向の成分は、情報信号記録に悪影響をお
よぼすことがある。
【0008】図9により、これについて説明する。図
中、実線で示される波形は、磁気ヘッドにより記録膜1
aに印加される変調磁界であり、±Hの振幅を有する。
ここで、上述したように外部浮遊磁界が存在し、そのデ
ィスクに対して垂直方向の成分が+Hf である時、実際
に記録膜1aに印加される合成磁界は、点線で示される
ようなものとなる。図より明らかなように、外部浮遊磁
界の存在により、合成磁界の振幅は一極性側ではHf
け減少する。ここでもし、印加磁界の振幅が、たとえ一
方の極性だけでも、十分ではない場合、信号記録が不完
全となったり、また、オーバーライトの際に旧情報信号
の消去が不完全になるなどするため、信頼性の高い情報
信号記録ができなくなるという問題点があるのである。
【0009】(発明の目的)本発明の目的は、外部浮遊
磁界の悪影響を除去する手段を備え、これにより、信頼
性の高い情報信号記録が行なえる光磁気記録装置を実現
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、磁界
変調方式の光磁気記録装置において、情報信号記録部に
おける外部浮遊磁界の検出手段と、外部浮遊磁界の相殺
磁界の印加手段を備えたものであって、浮遊磁界の検出
手段は少なくとも、コイルが巻回された磁性部材から成
る磁界検出器と、コイルに接続され磁性部材におけるB
−Hカーブのシフト量の検出機能を有する検出回路とに
よって構成されるものである。
【0011】本発明によれば、検出手段が検出した外部
浮遊磁界を、相殺磁界を印加して相殺することにより、
情報信号に対する外部浮遊磁界の悪影響を無くすことが
できる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下、図面とともに本発明の実施例の詳細
について説明する。
【0013】図1は本発明による光磁気記録装置の概略
構成図である。ここで従来例(図8)と同一の番号で示
す部分についての詳細な説明は省略する。図中、12は
磁界検出器であり、アクチュエータ8、リニアモータ
(図示せず)等より漏洩する外部浮遊磁界Hf を検出す
る。磁界検出器12は、棒状の磁性部材12aとその周
囲に巻回されたコイル12bから成る。磁性部材12a
としては、例えばアモルファス金属磁性材料やフェライ
トなどを用いる。
【0014】11は相殺磁界発生器であり、磁気ヘッド
3の上方、またはその近傍に配置されるものである。相
殺磁界発生器11は、磁性部材11aの周囲にコイル1
1bを巻回したものであり、外部浮遊磁界を相殺するた
めの磁界−Hf を発生し、ディスク1の記録膜1aに対
し印加する。
【0015】外部浮遊磁界Hf は、磁界検出器12に接
続される検出回路13により、電気信号として検出さ
れ、検出値は、コントローラ15へ送出される。コント
ローラ15は、検出値に応じた制御信号を、直流電流源
14に対し送出する。
【0016】信号記録時には、コントローラ15よりの
制御信号に基づき、直流電流源14より、相殺磁界発生
器11のコイル11bに電流供給が行なわれることによ
り相殺磁界−Hf がディスク1に印加され、外部浮遊磁
界Hf は打ち消される。同時に、磁気ヘッド3には駆動
回路27より情報信号で変調された記録電流が供給され
る。
【0017】次に磁界検出器12による磁界検出の原理
について説明する。
【0018】コイル12bに電流を流して磁性部材12
aをその長手方向に励磁した場合、磁性部材12aを貫
く磁界Hと磁性部材12aの内部に発生する磁束Bは、
図6のB−Hカーブ(曲線)に実線で示すような関係が
ある。磁束Bは磁界Hが小さければほぼ磁界Hに比例す
るが、磁界Hを十分に大きくした場合には、磁束Bは飽
和し、飽和磁束以上に増加することはない。
【0019】ここでもし、外部浮遊磁界Hf が磁性部材
12a内を長手方向に貫いているとすると、上述のB−
Hカーブは、−Hf だけシフトし、点線で示すようなも
のとなる。このシフトしたB−Hカーブにおいて、磁束
Bは正の磁界HB1および負の磁界HB2で飽和に達すると
すれば、Hf =−1/2(HB1+HB2)となる。
【0020】ここで磁界HB1とHB2とは次のようにして
検出ができる。コイル12bに直流バイアス電流IB
付加された交流信号IS を供給し、バイアス磁界HB
もとで交流励磁を行なう。交流励磁振幅をHS とする
と、磁性部材12a内には、振幅BS の交流磁束が発生
する。この時コイル12bの両端には、交流磁束の変化
率(時間微分)に対応した交流電圧VS を発生する。し
たがってVS /IS =ZS (コイル12bのインピーダ
ンス)は、バイアス磁界HB のもとでのB−Hカーブの
傾斜に対応するのである。
【0021】ここで磁束Bの飽和領域(HB >HB1また
はHB <HB2)においては、B−Hカーブの傾斜はきわ
めて小さく、コイル12bのインピーダンスZS はきわ
めて小さい値となる。したがってコイル12bに供給す
るバイアス電流IB (バイアス磁界HB )に対してコイ
ル12bのインピーダンスZS は、図7に示すような特
性を示す。そこでインピーダンスZの変化点IB1,IB2
より、磁界HB1,HB2が検出されるのである。
【0022】次に上述の原理に基づいて、外部浮遊磁界
を検出する検出回路13の構成について図4により説明
する。コントローラ15よりの制御信号に基づいて、直
流電流源17はバイアス電流IB を発生し、その大きさ
を徐々に変化することができる。一方、発振器16は、
一定周波数の交流信号を発生する。加算回路19はバイ
アス電流IB と交流信号IS を合成し、磁界検出器12
のコイル12bに供給する。
【0023】供給電流は電流検出回路20により検出さ
れ、ハイパスフィルター(HPF)22により交流信号
成分IS のみが抽出され、振幅検出回路24により交流
電流振幅|IS |が検出される。また、ローパスフィル
ター27(LPF)により、直流成分IB のみが抽出さ
れ、検出電流値は、コントローラ15へ送出される。
【0024】コイル12bの両端に発生する電圧は電圧
検出回路21により検出され、ハイパスフィルター(H
PF)23により交流成分VS のみが抽出され、振幅検
出回路25により交流電圧振幅|VS |が検出される。
交流電流振幅|IS |と交流電圧振幅|VS |の比(イ
ンピーダンス)|VS |/|IS |は次の除算回路26
で算出され、算出値はコントローラ15へ送出される。
コントローラ15はバイアス電流IB を徐々に変化させ
た時のインピーダンス検出値の変化より、磁性部材12
a内での磁束Bの飽和を検知し、飽和点に対応したバイ
アス電流値IB1,IB2を記憶しておき、これらより算出
されるIf =1/2(IB1+IB2)の値により、外部浮遊磁
界Hf の大きさを決定するのである。相殺磁界発生器1
1は、この検出結果に基づいて外部浮遊磁界の相殺磁界
−Hf を発生し、外部浮遊磁界を打ち消すのである。
【0025】(実施例2)次にバイアス電流IB と、交
流信号IS とを供給するコイルを別個に設けた場合の実
施例について説明する。図5に検出回路13の構成を示
す。磁界検出器にはバイアス電流IB を供給するための
コイル12cと、交流信号IS を供給するためのコイル
12bとが同一の磁性部材12aに巻回されている。
【0026】直流電流源17は、バイアス電流IB を発
生し、その大きさを徐々に変化させる。バイアス電流I
B はコイル12cに供給され、電流検出回路18により
電流値が検出され、LPF27により、低周波数成分の
みが選択的に抽出され、コントローラ15に送出され
る。
【0027】また、コイル12bには発振器16により
交流信号IS が供給される。供給される交流信号IS
電流値は電流検出回路20と、HPF22により選択的
に検出され、振幅検出回路24により、交流電流振幅|
S |が検出される。また、コイル12bの両端に発生
する電圧は、電圧検出回路21と、HPF23により検
出され、振幅検出回路25により、交流電圧振幅|VS
|が検出される。交流電流振幅|IS |と、交流電圧振
幅|VS |の比(インピーダンス)|VS |/|IS
は除算回路26で算出され、算出値はコントローラ15
へ送出される。コントローラ15は、バイアス電流IB
を徐々に変化させた時のインピーダンス検出値の変化よ
り、磁性部材12a内で磁束Bの飽和を検知し、飽和点
に対応したバイアス電流値IB1,IB2の値を記憶してお
き、これらより算出されるIf =1/2(IB1+IB2)の値
により、外部浮遊磁界Hf の大きさを決定するのであ
る。相殺磁界発生器11はこの検出結果に基づいて、外
部浮遊磁界の相殺磁界−Hfを発生し、外部浮遊磁界を
打ち消すのである。
【0028】(実施例3)前述の実施例は、外部浮遊磁
界を検出するための専用の検出器を使用した例である
が、本願発明者の実験によると、前述と同一の原理によ
って磁気ヘッドにより外部浮遊磁界の検出ができること
が確認されている。この場合の装置の概略構成につい
て、図2により説明する。
【0029】図2において、外部浮遊磁界検出動作時に
は、磁気ヘッド3のコイル3bはスイッチ28を介し
て、検出回路13へ接続され、前述の実施例と同様の原
理に従い、外部浮遊磁界の検出が行なわれるのである。
この時、磁気ヘッド3のコア3a,コイル3bは、前述
実施例の、磁界検出器12における磁性部材12a,コ
イル12bと同等の機能をはたすのである。
【0030】また、信号の記録を行なう場合には、相殺
磁界発生器11は、外部浮遊磁界Hf を相殺する磁界−
f を発生し、ディスク1に対して印加しつつ、磁気ヘ
ッド3のコイル3bには、スイッチ28を介して駆動回
路27により情報信号で変調された記録電流が供給され
るのである。
【0031】(実施例4)また、以上の実施例はいずれ
も、外部浮遊磁界を打ち消すために、専用の相殺磁界発
生器を使用したものであるが、磁気ヘッドを用いて相殺
磁界の発生を行なうこともできる。この場合の装置の概
略構成について、図3を用いて説明する。コントローラ
15よりの制御信号に基づいて直流電流源14より、駆
動回路27を介して、磁気ヘッド3に電流供給がされる
と同時に、記録電流が、供給され、磁気ヘッド3は相殺
磁界−Hf が付加された変調磁界を発生、ディスク1に
印加するのである。なおこの際、駆動回路27は直流電
流源14よりの供給電流に、記録電流を付加して、磁気
ヘッド3のコイル3bへ供給するか、また、コア3aに
2つのコイルを設けておき、直流電流源14よりの供給
電流と、記録電流を別々に供給してもよい。
【0032】また、磁界変調方式の記録と、光変調方式
の記録との両方に対応した装置であり、光変調方式記録
に使用するバイアス磁界印加手段を別個に備えている場
合(例えば、特願平2−013268号)には、磁界変
調方式による記録時には、バイアス磁界印加手段を相殺
磁界発生器として使用することも可能である。
【0033】なお、本発明による外部浮遊磁界の相殺の
動作は、必ずしも信号記録時に常時行なう必要はなく随
時行なうことにしてもよい。
【0034】また、装置には少なくとも外部浮遊磁界の
相殺磁界の印加手段を有するものとし、例えば装置の組
み立て時において、前述のような原理によって、外部浮
遊磁界を検出し、検出値に基づいて相殺磁界の大きさを
調整、設定し、信号記録時にはあらかじめ設定された相
殺磁界を発生するような調整方法にも、本発明は適用さ
れるものであり、この場合、磁界検出手段の全てを装置
に内蔵する必要はない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による光磁
気記録装置は、外部浮遊磁界の検出手段と、相殺磁界の
印加手段を備え、磁界検出器のB−Hカーブのシフト量
の検出により外部浮遊磁界を検出し、相殺磁界によりそ
れを相殺することにより、簡便な構成で、外部浮遊磁界
の影響を除去した信頼性の高い信号記録が実現できると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光磁気記録装置の概略構成を示す
図。
【図2】本発明による他の実施例の概略構成を示す図。
【図3】本発明による他の実施例の概略構成を示す図。
【図4】本発明による光磁気記録装置における検出回路
の構成を示す図。
【図5】本発明による光磁気記録装置における検出回路
の他の実施例を示す図。
【図6】磁性部材のB−Hカーブ(曲線)。
【図7】バイアス電流IB と磁界検出器のインピーダン
スZとの関係を示す図。
【図8】従来の光磁気記録装置の概略構成図。
【図9】変調磁界波形図。
【符号の説明】
1 ディスク 2 光ヘッド 3 磁気ヘッド 11 相殺磁界発生器 12 磁界検出器 13 検出回路 14 直流電流源 15 コントローラ 27 駆動回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気記録媒体の情報信号記録部に対す
    るレーザ光の照射手段と、情報信号による変調磁界の印
    加手段と、を備えた磁界変調方式の光磁気記録装置にお
    いて、 前記情報信号記録部における外部浮遊磁界の検出手段
    と、 該検出手段の検出結果に基づいて前記外部浮遊磁界を相
    殺する相殺磁界の印加手段とを備えることを特徴とする
    光磁気記録装置。
  2. 【請求項2】 前記外部浮遊磁界の検出手段は、少なく
    とも、コイルが巻回された磁性部材から成る磁界検出器
    と、該磁界検出器のコイルに接続され、該磁性部材にお
    けるB−H曲線のシフト量の検出機能を有する検出回路
    とにより構成されることを特徴とする請求項1に記載の
    光磁気記録装置。
  3. 【請求項3】 前記変調磁界の印加手段は、磁性部材よ
    り成るコアにコイルが巻回された磁気ヘッドを備えるも
    のであり、少なくとも該磁気ヘッドの一部は、前記外部
    浮遊磁界の磁界検出器におけるコイルまたは磁性部材を
    兼用することを特徴とする請求項1に記載の光磁気記録
    装置。
  4. 【請求項4】 前記検出回路は、前記磁界検出器のコイ
    ルに対する交流信号を送出する手段と、該磁界検出器の
    交流信号に対するインピーダンスを検出する手段を有す
    ることを特徴とする請求項2に記載の光磁気記録装置。
  5. 【請求項5】 前記変調磁界の印加手段が、前記相殺磁
    界の印加手段を兼用することを特徴とする請求項1に記
    載の光磁気記録装置。
  6. 【請求項6】 光磁気記録媒体の情報信号記録部に対し
    情報信号により変調されたレーザ光を照射する手段と、 定常的な磁界印加を行なうバイアス磁界印加手段と、 磁界変調方式記録と光変調方式記録とを選択的に実行可
    能とする手段とを有し、 前記磁界変調方式記録の際には、前記バイアス磁界印加
    手段は、前記相殺磁界の印加手段として使用されること
    を特徴とする請求項1に記載の光磁気記録装置。
  7. 【請求項7】 光磁気記録媒体の情報信号記録部に対す
    るレーザ光の照射手段と、情報信号による変調磁界の印
    加手段としての磁気ヘッドと、外部浮遊磁界の検出手段
    と、該外部浮遊磁界の相殺磁界印加手段を備えた光磁気
    記録装置において、 前記磁気ヘッドの、磁性部材よりなるコアのB−H曲線
    のシフト量を検出し、該検出値に基づいて、前記相殺磁
    界印加手段の相殺磁界の方向と大きさを調整することを
    特徴とする光磁気記録装置の調整方法。
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Cited By (1)

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