JPH0231301A - 光磁気記録再生装置の外部磁界装置 - Google Patents
光磁気記録再生装置の外部磁界装置Info
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- JPH0231301A JPH0231301A JP63180711A JP18071188A JPH0231301A JP H0231301 A JPH0231301 A JP H0231301A JP 63180711 A JP63180711 A JP 63180711A JP 18071188 A JP18071188 A JP 18071188A JP H0231301 A JPH0231301 A JP H0231301A
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B11/00—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
- G11B11/10—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
- G11B11/105—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
- G11B11/10502—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing characterised by the transducing operation to be executed
- G11B11/10504—Recording
- G11B11/10508—Recording by modulating only the magnetic field at the transducer
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- G11—INFORMATION STORAGE
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- G11B11/00—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
- G11B11/10—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁界変調方式における光磁気記録再生装置の
外部磁界装置に関するものである。
外部磁界装置に関するものである。
書き換えが可能な光記録方式として、光磁気記録がある
。
。
しかし、光変調方式の光磁気記録では、レーザ光の光量
を強めた場合にのみ光磁気記録媒体の磁化反転が行われ
るので、書き換えの場合には、書き込み動作の前に一旦
磁化を初期状態に戻す消去動作が必要となり、アクセス
速度が低下するという欠点がある。
を強めた場合にのみ光磁気記録媒体の磁化反転が行われ
るので、書き換えの場合には、書き込み動作の前に一旦
磁化を初期状態に戻す消去動作が必要となり、アクセス
速度が低下するという欠点がある。
そこで、最近では、レーザ光の光量は一定にしておき、
外部磁界の極性を変化させることにより情報の記録を行
う磁界変調方式の光磁気記録が注目されている。この磁
界変調方式によれば、光磁気記録媒体が常に外部磁界の
方向に磁化されることになるので、書き換えの場合にも
直接オーバーライドが可能となる。
外部磁界の極性を変化させることにより情報の記録を行
う磁界変調方式の光磁気記録が注目されている。この磁
界変調方式によれば、光磁気記録媒体が常に外部磁界の
方向に磁化されることになるので、書き換えの場合にも
直接オーバーライドが可能となる。
ところが、この磁界変調方式にも、以下の二つの問題点
が存在する。
が存在する。
光磁気記録では、外部磁界装置が記録に要する数百Oe
の外部磁界を発生させなければならないため、磁界変調
方式のようにコイルを用いる場合には、その巻線の巻数
を多くする必要がある。従って、第1の問題点は、この
コイルのインダクタンスが増加するので、磁化反転時間
が長くなり、MHzオーダーの記録が困難になるという
ことである。
の外部磁界を発生させなければならないため、磁界変調
方式のようにコイルを用いる場合には、その巻線の巻数
を多くする必要がある。従って、第1の問題点は、この
コイルのインダクタンスが増加するので、磁化反転時間
が長くなり、MHzオーダーの記録が困難になるという
ことである。
ただし、この問題点については、弱い磁界でも記録が可
能になる光磁気記録媒体を用いることにより、外部磁界
装置のコイルの巻数を減少させることができるので、大
きな障害とはならない。もっとも、この場合には、光磁
気記録媒体が僅かな磁界によっても影響を受けることに
なるので、装置内の例えばアクチュエータ等からの漏洩
磁界について考慮する必要がある。
能になる光磁気記録媒体を用いることにより、外部磁界
装置のコイルの巻数を減少させることができるので、大
きな障害とはならない。もっとも、この場合には、光磁
気記録媒体が僅かな磁界によっても影響を受けることに
なるので、装置内の例えばアクチュエータ等からの漏洩
磁界について考慮する必要がある。
また、第2の問題点は、記録時に外部磁界装置に交流電
流を流し続ける必要があるので、コイルの銅損のみなら
ず鉄損も大きくなり、大量の発熱を生じるというもので
ある。
流を流し続ける必要があるので、コイルの銅損のみなら
ず鉄損も大きくなり、大量の発熱を生じるというもので
ある。
そして、この第2の問題点について従来は、放熱による
冷却を行う他に適当な処置が講じられず、強力な冷却フ
ァンを装備することによる装置のコストアップや騒音の
増加を招来していた。
冷却を行う他に適当な処置が講じられず、強力な冷却フ
ァンを装備することによる装置のコストアップや騒音の
増加を招来していた。
本発明に係る光磁気記録再生装置の外部磁界装置は、上
記課題を解決するために、記録情報に基づいて極性が反
転する交流記録電流をコイルに供給することにより、記
録時に光磁気記録媒体に印加する外部磁界の磁界変調を
行う光磁気記録再生装置の外部磁界装置において、コイ
ルに供給する交流記録電流に、光磁気記録媒体の初期磁
化状態を反転させる極性側の電流が大きくなる方向にオ
フセットを加えるオフセット手段を有することを特徴と
している。
記課題を解決するために、記録情報に基づいて極性が反
転する交流記録電流をコイルに供給することにより、記
録時に光磁気記録媒体に印加する外部磁界の磁界変調を
行う光磁気記録再生装置の外部磁界装置において、コイ
ルに供給する交流記録電流に、光磁気記録媒体の初期磁
化状態を反転させる極性側の電流が大きくなる方向にオ
フセットを加えるオフセット手段を有することを特徴と
している。
初期状態の光磁気記録媒体は、予めいずれかの方向に一
律に磁化されている。そして、外部磁界装置は、交流記
録電流をコイルに供給することにより、記録情報に基づ
いて極性が反転する変調磁界を発生させて、この光磁気
記録媒体に記録を行つ。
律に磁化されている。そして、外部磁界装置は、交流記
録電流をコイルに供給することにより、記録情報に基づ
いて極性が反転する変調磁界を発生させて、この光磁気
記録媒体に記録を行つ。
しかし、この場合、光磁気記録媒体を初期磁化状態の方
向に磁化させる場合より、これを反転させる場合の方が
反磁界の影響により必要とする磁界の強さは大きくなる
。従って、これら両方向の磁化を行うために最小限必要
な電流値は、その極性によって相違することになる。そ
して、このような電流値を有する交流記録電流は、従来
の交流記録電流に初期磁化状態を反転させる極性側の電
流が大きくなる方向のオフセットを加えたものとなる。
向に磁化させる場合より、これを反転させる場合の方が
反磁界の影響により必要とする磁界の強さは大きくなる
。従って、これら両方向の磁化を行うために最小限必要
な電流値は、その極性によって相違することになる。そ
して、このような電流値を有する交流記録電流は、従来
の交流記録電流に初期磁化状態を反転させる極性側の電
流が大きくなる方向のオフセットを加えたものとなる。
また、オーバーライド時の交流記録電流も、最小限必要
な電流値には、同様なオフセットが生じる。つまり、例
えばグループ記録の場合、グループ部の光磁気記録媒体
は、記録情報に基づいて極性が反転することになるが、
その周囲のランド部では常に初期磁化状態が維持される
。従って、さらにグループ部をオーバーライドする場合
に、このランド部からの浮遊磁界の影響により、初!t
J1m化状態にある磁化を反転させるより、初期磁化状
態の方向に戻す方が最小限必要な電流値が小さくなる。
な電流値には、同様なオフセットが生じる。つまり、例
えばグループ記録の場合、グループ部の光磁気記録媒体
は、記録情報に基づいて極性が反転することになるが、
その周囲のランド部では常に初期磁化状態が維持される
。従って、さらにグループ部をオーバーライドする場合
に、このランド部からの浮遊磁界の影響により、初!t
J1m化状態にある磁化を反転させるより、初期磁化状
態の方向に戻す方が最小限必要な電流値が小さくなる。
なお、ランド記録の場合も、グループ部が初3tll磁
化状態に維持されるので、このグループ部の浮遊磁界の
影響により、同様に初期磁化状態の方向に磁化を戻すた
めの必要最小限の電流値の方が小さくなる。
化状態に維持されるので、このグループ部の浮遊磁界の
影響により、同様に初期磁化状態の方向に磁化を戻すた
めの必要最小限の電流値の方が小さくなる。
オフセット手段は、光磁気記録再生装置の記録回路から
出力される交流記録電流にこのオフセットを加えた後に
コイルに供給する。このため、本発明によれば、初期磁
化状態側に磁化させるための電流値を従来より小さくす
ることができるので、外部磁界装置での発熱を低減する
ことができる。
出力される交流記録電流にこのオフセットを加えた後に
コイルに供給する。このため、本発明によれば、初期磁
化状態側に磁化させるための電流値を従来より小さくす
ることができるので、外部磁界装置での発熱を低減する
ことができる。
なお、コイルの巻数を少なくして磁化反転時間を短縮さ
せたために、十分な磁界強度を得ることができない場合
には、弱い磁界でも記録が可能となる光磁気記録媒体を
用いるようにすればよい。
せたために、十分な磁界強度を得ることができない場合
には、弱い磁界でも記録が可能となる光磁気記録媒体を
用いるようにすればよい。
また、このために、光磁気記録媒体が装置内のアクチュ
エータ等からの漏洩磁界の影響を受けるおそれがある場
合には、この漏洩磁界を打ち消す方向にオフセットの量
を加減すればよい。
エータ等からの漏洩磁界の影響を受けるおそれがある場
合には、この漏洩磁界を打ち消す方向にオフセットの量
を加減すればよい。
本発明の一実施例を第1図乃至第4図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。
れば、以下の通りである。
本実施例の外部磁界装置は、記録回路1の出力がオフセ
ット回路2を介して磁気ヘッド3のコイルに接続される
ようになっている。磁気ヘッド3は、光磁気記録媒体4
の下方に配置されている。
ット回路2を介して磁気ヘッド3のコイルに接続される
ようになっている。磁気ヘッド3は、光磁気記録媒体4
の下方に配置されている。
また、光磁気記録媒体4の上方には、光ピツクアップ5
が配置され、アクセス時にこの光磁気記録媒体4の記録
面にレーザ光を照射するようになっている。
が配置され、アクセス時にこの光磁気記録媒体4の記録
面にレーザ光を照射するようになっている。
磁気ヘッド3は、MnZnフェライトを1舗×lmmX
2mmの角柱状とした磁心に50am径のCU線を50
タ一ン巻回したものである。なお、この磁気ヘッド3は
、上記材質に限定されるものではなく、磁心の形状につ
いても円柱状やつぼ型等のものを用いることができる。
2mmの角柱状とした磁心に50am径のCU線を50
タ一ン巻回したものである。なお、この磁気ヘッド3は
、上記材質に限定されるものではなく、磁心の形状につ
いても円柱状やつぼ型等のものを用いることができる。
また、光磁気記録媒体4は、(GdTb)Fe系非晶質
の媒体を用いた。この媒体は、Tbに対してGdの比率
を増すと、キュリー温度を変化させることなく、保磁力
を低下させることができる。従って、本実施例では、G
d:Tbを0.68 : 0.32とし、(GdTb)
:Feを0.3 : 0.7の組成とすることにより、
1000e程度の低磁界で記録が可能となるようにして
いる。そして、これにより、上記磁気ヘッド3の巻数を
50ターンで済ませることができるので、磁界反転時間
を短縮することが可能となった。なお、この光磁気記録
媒体4の初期状態は、初期化によっていずれか一方向に
一律に磁化された状態となっている。
の媒体を用いた。この媒体は、Tbに対してGdの比率
を増すと、キュリー温度を変化させることなく、保磁力
を低下させることができる。従って、本実施例では、G
d:Tbを0.68 : 0.32とし、(GdTb)
:Feを0.3 : 0.7の組成とすることにより、
1000e程度の低磁界で記録が可能となるようにして
いる。そして、これにより、上記磁気ヘッド3の巻数を
50ターンで済ませることができるので、磁界反転時間
を短縮することが可能となった。なお、この光磁気記録
媒体4の初期状態は、初期化によっていずれか一方向に
一律に磁化された状態となっている。
上記記録回路lは、第2図に示すような波形の交流記録
電流を出力する。この交流記録電流は、記録情報に基づ
いて極性が反転するパルス電流である。ただし、この記
録情報と交流記録電流の極性との関係は、その光磁気記
録再生装置における情報信号の変調方式により異なる。
電流を出力する。この交流記録電流は、記録情報に基づ
いて極性が反転するパルス電流である。ただし、この記
録情報と交流記録電流の極性との関係は、その光磁気記
録再生装置における情報信号の変調方式により異なる。
従来は、この記録回路1から出力される交流記録電流を
そのまま磁気ヘッド3に供給していた。従って、光磁気
記録媒体4の初期磁化状態を反転するために必要な電流
値をα(A)とすると、従来の記録回路1から出力され
る交流記録電流は、図示のように、両極側に±α(A)
の電流値を有するものであった。しかし、本実施例では
、後に説明するように、図示とは異なり±α(A)より
振幅の小さい交流記録電流がこの記録回路1から出力さ
れるようになっている。
そのまま磁気ヘッド3に供給していた。従って、光磁気
記録媒体4の初期磁化状態を反転するために必要な電流
値をα(A)とすると、従来の記録回路1から出力され
る交流記録電流は、図示のように、両極側に±α(A)
の電流値を有するものであった。しかし、本実施例では
、後に説明するように、図示とは異なり±α(A)より
振幅の小さい交流記録電流がこの記録回路1から出力さ
れるようになっている。
オフセット回路2では、この記録回路1からの交流記録
電流にオフセントを加える。第3図では、この交流記録
電流にオフセット量τのオフセットが加えられた状態を
示す。このオフセットにより、オフセット回路2から出
力される交流記録電流は、光磁気記録媒体4の初期磁化
状態を反転する側の極性(図ではプラス側)の電流値が
前記この反転に必要な電流値α(A)に一致するように
なっている。また、反対極性(図ではマイナス側)の電
流値についても、初期磁化状態と同じ方向に磁化するた
めに必要な電流値β(A)となる。
電流にオフセントを加える。第3図では、この交流記録
電流にオフセット量τのオフセットが加えられた状態を
示す。このオフセットにより、オフセット回路2から出
力される交流記録電流は、光磁気記録媒体4の初期磁化
状態を反転する側の極性(図ではプラス側)の電流値が
前記この反転に必要な電流値α(A)に一致するように
なっている。また、反対極性(図ではマイナス側)の電
流値についても、初期磁化状態と同じ方向に磁化するた
めに必要な電流値β(A)となる。
そして、反磁界又は浮遊磁界の影響により、α〉βの関
係にあるので、図示マイナス側では、従来より(α−β
)だけ電流を低減することができる。なお、このときの
オフセット量τは、((α−β)/2)となる。そして
、前記記録回路1では、±αより小さい、±((α+β
)/2)の交流記録電流を出力すればよいことになる。
係にあるので、図示マイナス側では、従来より(α−β
)だけ電流を低減することができる。なお、このときの
オフセット量τは、((α−β)/2)となる。そして
、前記記録回路1では、±αより小さい、±((α+β
)/2)の交流記録電流を出力すればよいことになる。
従って、磁気ヘッド3での発熱量をこの分だけ低減する
ことができる。
ことができる。
このオフセット回路2から出力された交流記録電流が磁
気ヘッド3のコイルに供給されることにより、磁気変調
方式の光磁気記録が行われる。
気ヘッド3のコイルに供給されることにより、磁気変調
方式の光磁気記録が行われる。
上記光磁気記録再生装置において、オフセット回路2に
おけるオフセット量τを種々変化させて、C/ N [
carrier to noise ratio]特性
の変化を測定した結果を第4図に示す。ただし、記録再
生条件は、光磁気記録媒体4のディスク回転数を45O
rpmとし、光ピツクアップ5の書き込みレーザパワー
を6.OgW、再生レーザパワーを1.0+*Wとし、
バンド幅10kHzの情報を記録周波数100〜720
kHzで記録したものを示す。また、オフセット量τに
ついては、磁気ヘッド3での発熱量が同一になるという
条件で、プラス側の電流値とマイナス側の電流値との比
を0.5 : 0.5(r = O)、o、6:0.4
.0.7 : 0.3及び0.8 : 0.2 (7
)割合で変化させた、なお、第4図はδジッタ及びキャ
リヤーレベルの測定結果も併せて示している。
おけるオフセット量τを種々変化させて、C/ N [
carrier to noise ratio]特性
の変化を測定した結果を第4図に示す。ただし、記録再
生条件は、光磁気記録媒体4のディスク回転数を45O
rpmとし、光ピツクアップ5の書き込みレーザパワー
を6.OgW、再生レーザパワーを1.0+*Wとし、
バンド幅10kHzの情報を記録周波数100〜720
kHzで記録したものを示す。また、オフセット量τに
ついては、磁気ヘッド3での発熱量が同一になるという
条件で、プラス側の電流値とマイナス側の電流値との比
を0.5 : 0.5(r = O)、o、6:0.4
.0.7 : 0.3及び0.8 : 0.2 (7
)割合で変化させた、なお、第4図はδジッタ及びキャ
リヤーレベルの測定結果も併せて示している。
この結果、0.570.5の割合からプラス側の電流値
を増加させる程C/N特性が向上し、0.7:0.3の
割合でいずれの記録周波数の場合にもピークとなること
が分かる。これ以上プラス側の電流値を増加させた場合
には、マイナス側の磁界強度が不足するので、却ってC
/N特性が低下する。
を増加させる程C/N特性が向上し、0.7:0.3の
割合でいずれの記録周波数の場合にもピークとなること
が分かる。これ以上プラス側の電流値を増加させた場合
には、マイナス側の磁界強度が不足するので、却ってC
/N特性が低下する。
また、この0.7 : 0.3の割合で繰り返しオーバ
ーライドを行ったところ、C/N特性は最初の書き込み
のときからほとんど変化しなかった。
ーライドを行ったところ、C/N特性は最初の書き込み
のときからほとんど変化しなかった。
さらに、装置内のアクチュエータからの漏洩磁界がある
ときは、これを打ち消す方向にオフセットを加える必要
がある。そこで、光磁気記録媒体4の初期状態における
磁化方向を逆向きにして、プラス側とマイナス側の電流
値の比を前記と同一の条件にするために0.3 : 0
.7の割合にすると、C/N特性が4dB程度低下した
。また、さらにオフセット量を増加させて0.25 :
0.75の割合にすると、第4図のピーク時と同程度
のC/N特性を得ることができた。従って、本実施例で
は、第4図の測定時の場合に、オフセット量を抑制する
ことにより漏洩磁界が打ち消され、光磁気記録媒体4の
初期磁化状態を逆向きにした場合には、オフセット量を
増加することにより漏洩磁界が打ち消されたことになる
。
ときは、これを打ち消す方向にオフセットを加える必要
がある。そこで、光磁気記録媒体4の初期状態における
磁化方向を逆向きにして、プラス側とマイナス側の電流
値の比を前記と同一の条件にするために0.3 : 0
.7の割合にすると、C/N特性が4dB程度低下した
。また、さらにオフセット量を増加させて0.25 :
0.75の割合にすると、第4図のピーク時と同程度
のC/N特性を得ることができた。従って、本実施例で
は、第4図の測定時の場合に、オフセット量を抑制する
ことにより漏洩磁界が打ち消され、光磁気記録媒体4の
初期磁化状態を逆向きにした場合には、オフセット量を
増加することにより漏洩磁界が打ち消されたことになる
。
ここで、本実施例が+〇、7(A3−−0.3(A〕の
交流記録電流を磁気ヘッド3に流した場合に最高のC/
N特性を得たとすると、従来は、同じC/N特性を得る
ためにほぼ+0.7(A3−−0.7(A)の交流記録
電流を流す必要があった。従って、本実施例では、同じ
C/N特性を得る場合に、磁気へラド3での発熱量を従
来より大幅に低減することができる。
交流記録電流を磁気ヘッド3に流した場合に最高のC/
N特性を得たとすると、従来は、同じC/N特性を得る
ためにほぼ+0.7(A3−−0.7(A)の交流記録
電流を流す必要があった。従って、本実施例では、同じ
C/N特性を得る場合に、磁気へラド3での発熱量を従
来より大幅に低減することができる。
なお、本発明は、この実施例の条件に限定されるもので
はなく、光磁気記録媒体4の材質やその他の条件によっ
て、上記オフセット量τの最適な値も異なる。
はなく、光磁気記録媒体4の材質やその他の条件によっ
て、上記オフセット量τの最適な値も異なる。
本発明に係る光磁気記録再生装置の外部磁界装置は、以
上のように、記録情報に基づいて極性が反転する交流記
録電流をコイルに供給することにより、記録時に光磁気
記録媒体に印加する外部磁界の磁界変調を行う光磁気記
録再生装置の外部磁界装置において、コイルに供給する
交流記録電流に、光磁気記録媒体の初期磁化状態を反転
させる極性側の電流が大きくなる方向にオフセットを加
えるオフセット手段を有する構成をなしている。
上のように、記録情報に基づいて極性が反転する交流記
録電流をコイルに供給することにより、記録時に光磁気
記録媒体に印加する外部磁界の磁界変調を行う光磁気記
録再生装置の外部磁界装置において、コイルに供給する
交流記録電流に、光磁気記録媒体の初期磁化状態を反転
させる極性側の電流が大きくなる方向にオフセットを加
えるオフセット手段を有する構成をなしている。
これにより、光磁気記録媒体を初期磁化状態の方向に磁
化させる場合に、外部磁界装置のコイルに必要以上の電
流を流すようなことがなくなる。
化させる場合に、外部磁界装置のコイルに必要以上の電
流を流すようなことがなくなる。
従って、本発明の外部磁界装置を用いれば、磁界変調方
式におけるコイルでの発熱を抑制することができるとい
う効果を奏する。
式におけるコイルでの発熱を抑制することができるとい
う効果を奏する。
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示すものであり
、第1図は外部磁界装置のブロック図、第2図は記録回
路から出力された交流記録電流の波形図、第3図はオフ
セット回路から出力された交流記録電流の波形図、第4
図はオフセット量を変化させた場合のC/N特性等を示
す図である。 2はオフセット回路(オフセット手段)、3は磁気ヘッ
ド(コイル)である。 電 図 業 図
、第1図は外部磁界装置のブロック図、第2図は記録回
路から出力された交流記録電流の波形図、第3図はオフ
セット回路から出力された交流記録電流の波形図、第4
図はオフセット量を変化させた場合のC/N特性等を示
す図である。 2はオフセット回路(オフセット手段)、3は磁気ヘッ
ド(コイル)である。 電 図 業 図
Claims (1)
- 1、記録情報に基づいて極性が反転する交流記録電流を
コイルに供給することにより、記録時に光磁気記録媒体
に印加する外部磁界の磁界変調を行う光磁気記録再生装
置の外部磁界装置において、コイルに供給する交流記録
電流に、光磁気記録媒体の初期磁化状態を反転させる極
性側の電流が大きくなる方向にオフセットを加えるオフ
セット手段を有することを特徴とする光磁気記録再生装
置の外部磁界装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63180711A JPH065562B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 光磁気記録再生装置の外部磁界装置 |
DE89307336T DE68909137T2 (de) | 1988-07-20 | 1989-07-19 | Äussere Magnetfeldvorrichtung für ein magneto-optisches Aufzeichnungs- und Wiedergabegerät. |
EP89307336A EP0352099B1 (en) | 1988-07-20 | 1989-07-19 | An external magnetic field device for a magnetooptical information recording and reproducing apparatus |
CA000606074A CA1325676C (en) | 1988-07-20 | 1989-07-19 | External magnetic field device for a magnetooptical information recording and reproducing apparatus |
KR1019890010308A KR930003132B1 (ko) | 1988-07-20 | 1989-07-20 | 자기광 정보기록 재생장치의 외부자계장치 |
US07/949,335 US5343448A (en) | 1988-07-20 | 1992-09-22 | External magnetic field device for a magnetooptical information recording and reproducing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63180711A JPH065562B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 光磁気記録再生装置の外部磁界装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0231301A true JPH0231301A (ja) | 1990-02-01 |
JPH065562B2 JPH065562B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=16087978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63180711A Expired - Lifetime JPH065562B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 光磁気記録再生装置の外部磁界装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0352099B1 (ja) |
JP (1) | JPH065562B2 (ja) |
KR (1) | KR930003132B1 (ja) |
CA (1) | CA1325676C (ja) |
DE (1) | DE68909137T2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP2636957B2 (ja) * | 1990-08-10 | 1997-08-06 | シャープ株式会社 | 磁気記録再生装置 |
JP3098896B2 (ja) * | 1992-06-23 | 2000-10-16 | キヤノン株式会社 | 光磁気記録装置 |
US5666333A (en) * | 1995-04-07 | 1997-09-09 | Discovision Associates | Biasing level controller for magneto-optical recording device |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59139120A (ja) * | 1983-01-25 | 1984-08-09 | Seiko Epson Corp | 磁気記録装置 |
US4841407A (en) * | 1986-06-16 | 1989-06-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic field generator having a plurality of coils for generating magnetic field in substantially the same space and method of driving the same |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP63180711A patent/JPH065562B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-07-19 DE DE89307336T patent/DE68909137T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-07-19 EP EP89307336A patent/EP0352099B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-07-19 CA CA000606074A patent/CA1325676C/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-07-20 KR KR1019890010308A patent/KR930003132B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1325676C (en) | 1993-12-28 |
EP0352099B1 (en) | 1993-09-15 |
JPH065562B2 (ja) | 1994-01-19 |
KR900002266A (ko) | 1990-02-28 |
DE68909137T2 (de) | 1994-02-03 |
EP0352099A3 (en) | 1991-10-09 |
DE68909137D1 (de) | 1993-10-21 |
EP0352099A2 (en) | 1990-01-24 |
KR930003132B1 (ko) | 1993-04-22 |
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Legal Events
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