JPH0532508U - 目地シール材 - Google Patents

目地シール材

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Publication number
JPH0532508U
JPH0532508U JP8855591U JP8855591U JPH0532508U JP H0532508 U JPH0532508 U JP H0532508U JP 8855591 U JP8855591 U JP 8855591U JP 8855591 U JP8855591 U JP 8855591U JP H0532508 U JPH0532508 U JP H0532508U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
wall
waterproof
bag
sealing
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Pending
Application number
JP8855591U
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English (en)
Inventor
康二 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二次防水として使用でき、また外壁材の伸縮
等にかかわらず防水性が確保でき、施工も容易なものと
する。 【構成】 この目地シール材1は、長尺クッション材2
をビニール袋等の密封袋3内に真空排気した偏平圧縮状
態に収容したものである。クッション材2は、真空排気
により自然復元する防水性のものであり、復元状態で弾
性を有する材質のものとする。目地シール材1は、外壁
材5の裏側の空間7に納めた後、カッター10で密封袋
3を切ることにより、クッション材2が脹らみ状態に復
帰して外壁材5の裏面に押し付け状態になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、外壁の目地に装填する目地シール材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、外壁目地の防水構造として、図4(A)に示すように外壁材31,31 間の目地32に湿式のシーリング材33を充填する構造か、あるいはガスケット 34を圧入する構造が一般的に採用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これらの防水構造は、いずれも一次防水のみであり、外壁材31の伸 縮による目地幅の狂い等でシーリング材33が切れたり、ガスケット34が外れ たりすることがあり、このような支障により直接に漏水を招くという問題点があ る。 また、シーリング材33やガスケット34が常に外気にさらされているため、 耐候性が悪いという問題がある。特に、湿式のシーリング材33の場合は、実質 的に水密性が保証できる期間が短い。
【0004】 このため、種々の二次防水構造を施すことも提案されているが、いずれも施工 が煩雑になるなどの問題点がある。
【0005】 この考案の目的は、二次防水として使用でき、また外壁材の伸縮等にかかわら ず防水性が確保でき、施工も容易な目地シール材を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の目地シール材は、真空排気により偏平化可能で通気により自然復元 する防水性の長尺クッション材を、密封袋内に真空排気した偏平圧縮状態に収容 したものである。
【0007】
【作用】
この目地シール材は、外壁材間の目地部において、外壁材の裏側に形成された 通気空間等に偏平形状のままで納め、その後に密封袋を適宜の刃物等で切り開く 。これにより、内部の長尺クッション材が外気を吸入して元の脹らみ状態に復元 し、前記空間において、外壁材の裏面に弾性的に押付け状態になる。そのため、 このクッション材と外壁材との接触面で防水効果が得られる。 クッション材は、外壁材の裏側に配置されるため、外壁材間の目地には、一次 防水となる適宜の目地材を施すことができ、前記クッション材は二次防水として 機能する。
【0008】
【実施例】
この考案の一実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。この目地シール材 1は、長尺クッション材2をビニール袋等の密封袋3内に真空排気した偏平圧縮 状態に収容したものである。クッション材2は、真空排気により自然復元する防 水性のものであり、復元状態で弾性を有する材質のものとする。例えば、クッシ ョン材2として、定形シール材として市販されている「エプトシーラー」(商品 名;日東電工株式会社製)等が使用できる。
【0009】 図2および図3に示すように、目地シール材1の製造に際しては、クッション 材2を密封袋3内に入れ(図2(B),図3(A))、この後、密封袋3内を真 空にしてクッション材2を偏平形状に圧縮すると共に、袋3を密閉する(図2( C),図3(B))。
【0010】 図1は、この目地シール材1を使用した外壁4の目地部を示す。外壁4は通気 工法のものであり、外壁材5は下地桟6を介して建物躯体9に貼付けられ、外壁 材5の裏側に通気空間7が形成されている。
【0011】 隣合う外壁材5,5の間には、カッター10の入る幅の目地12が形成されて おり、目地シール材1は偏平形状のままで目地12から内部の通気空間7に納め る。なお、目地シール材1を納めた後に外壁材5を貼り付けても良い。この後、 カッター8で密封袋3を切る。これにより、クッション材2は外気を吸入して脹 らみ状態に復元し、図1(B)のように外壁材5の裏面に押し付け状態になる。 目地12内には一次防水となる別の目地材11を施す。この目地材11は、防 水性能はあまり必要ではなく、化粧目地として設けたものでよい。
【0012】 この構成によると、目地シール材1のクッション材2が二次防水として機能す る。クッション材2は、外壁材2の裏面に押し付けられているため、隙間が生じ ず、確実な水密性が得られる。また、外壁材5の裏面に接して防水を行うため、 外壁材5が伸縮して目地幅に狂いが生じても、防水性が低下することがない。こ のように、クッション材2で防水性が得られるため、一次防水となる目地材11 による防水機能に期待しなくても優れた防水性能が得られる。しかも、クッショ ン材2は目地材11で蓋された通気空間7に納められ、外気や雨水に直接にさら されることがないため、耐候性が良い。 また、この目地シール材1は、偏平形状で通気空間7に納めた後、密封袋3を 切るだけで施工できるため、施工が容易である。
【0013】
【考案の効果】
この考案の目地シール材は、通気により自然復元する防水性の長尺クッション 材を、密封袋内に真空排気した偏平形状に収容したものであるため、外壁材の裏 側の通気空間等に偏平状態のままで納めて、密封袋を切ることにより、クッショ ン材が脹らみ状態に復元して外壁材の裏面に圧接し、防水機能を果たす。そのた め、外壁材の端部間に施される目地材と併用することにより二次防水効果が得ら れ、しかも常に外壁材の裏面に押付けられて隙間が生じず、優れた防水性が得ら れる。また、偏平形状で納めて密封袋を切るだけで施工できるため、施工が容易 という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例にかかる目地シール材を外
壁の目地部に配置した状態を示す水平断面図である。
【図2】その目地シール材の製造過程の断面図である。
【図3】同じくその目地シール材の製造過程の斜視図で
ある。
【図4】従来の外壁目地構造を示す水平断面図である。
【符号の説明】
1…目地シール材、2…クッション材、3…密封袋、4
…外壁、5…外壁材、9…建物躯体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空排気により偏平化可能で通気により
    自然復元する防水性の長尺クッション材を、密封袋内に
    真空排気した偏平圧縮状態に収容した目地シール材。
JP8855591U 1991-10-01 1991-10-01 目地シール材 Pending JPH0532508U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8855591U JPH0532508U (ja) 1991-10-01 1991-10-01 目地シール材

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8855591U JPH0532508U (ja) 1991-10-01 1991-10-01 目地シール材

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Publication Number Publication Date
JPH0532508U true JPH0532508U (ja) 1993-04-27

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ID=13946117

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JP8855591U Pending JPH0532508U (ja) 1991-10-01 1991-10-01 目地シール材

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