JPH05323719A - 画像形成装置の用紙搬送装置 - Google Patents

画像形成装置の用紙搬送装置

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JPH05323719A
JPH05323719A JP14887592A JP14887592A JPH05323719A JP H05323719 A JPH05323719 A JP H05323719A JP 14887592 A JP14887592 A JP 14887592A JP 14887592 A JP14887592 A JP 14887592A JP H05323719 A JPH05323719 A JP H05323719A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙搬送路内で搬送ローラ装置により用紙を
保持した状態で、一時停止させる場合に、1つのローラ
装置のみで用紙を支持し、他のローラ装置に対してニッ
プ解除することにより、用紙に余分なストレスを与える
ことがないようにする。 【構成】 感光体ドラムからの画像転写部の直前部に、
レジスト部30を配置して用紙を待機させる場合に、用
紙の先端部をプリレジストローラ32によりニップし、
上流部の駆動ローラ装置40では、ピンチローラ45を
駆動ローラ43から離間させるようにする。前記ピンチ
ローラの揺動機構は、例えば、ソレノイドによる駆動機
構を設けることができ、用紙を送り出す際には、両ロー
ラの間にニップ状態を再開し、搬送ローラ装置による搬
送を行い得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動両面複写機等の画
像形成装置における用紙搬送装置に関し、特に、用紙搬
送路内で多数枚の用紙を同時に移動させ、待ち時間を少
なくする状態で連続して記録紙を作成する際に、用紙を
一時停止させておくウエイトステーションを設定し、該
ウエイトステーションに停止される用紙に対して、1つ
のローラ装置のみが保持作用を発揮し、他のローラ装置
でのニップを解除させるようにする用紙搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いる電子複写機やプリ
ンタ等の画像形成装置では、感光体ドラム等の画像担持
体にトナー画像を形成し、そのトナー画像を用紙に転写
した後、定着装置を通して定着することにより、コピー
を作成する機構が用いられている。また、前述したよう
な一般的な電子複写機の他に、自動両面複写機のよう
に、片面コピーとして作成した記録紙(以下記録紙と呼
ぶ)を、反転させる状態で再び画像転写部に向けて送り
出し、その記録紙裏面に画像を転写し、両面コピーとし
て排出する機構を設ける場合がある。
【0003】例えば、特開平2−231342号公報等
に示される例では、給紙トレイから給紙される用紙に対
して、通常の複写のモードにより記録紙を作成し、その
記録紙を中間トレイに向けて反転させて収容する機構を
設けている。そして、裏面の複写の際に、その記録紙の
裏面が感光体ドラムに対応する状態で送り出し、用紙の
裏面に別のトナー画像を転写して、両面複写を作成する
ことができるようにされる。ところが、デジタル方式を
用いた電子複写機では、画像書き込み信号が、制御装置
の処理能力の関係で遅れることがある。そこで、前記感
光体ドラムからのトナー画像の転写部に向けて用紙を送
り込む際に、その用紙を一旦停止させておき、感光体ド
ラムに画像の書き込みが開始されてから、所定のタイミ
ングで用紙を送り出す手段が用いられている。
【0004】前述したような、用紙の搬送状態に対応さ
せるために、給紙路のレジスト部の直前部にウエイトス
テーションを配置しており、さらに、戻し路において
も、中間トレイに用紙を案内する反転路の部分にウエイ
トステーションを配置し、それ等のウエイトステーショ
ンの下流部で用紙が移動されている途中に、次の用紙が
ウエイトステーションで待機できるようにしている。そ
して、例えば、感光体ドラムからのトナー画像の転写部
の上流部に、ウエイトステーションを配置する場合に
は、給紙トレイ等から送り出された用紙を一旦ウエイト
ステーションで停止させ、先の用紙に対するトナー画像
が終了すると、直ちに、次の用紙を送り出すことができ
るようにされる。したがって、前記従来例の自動両面複
写機では、用紙搬送路内で多数枚の用紙を連続させる状
態で搬送し、画像転写部でのトナー画像の転写作用を、
待ち時間なしに行うことができるように用紙搬送装置が
構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記ウエイトステーシ
ョンで用紙を停止保持させる場合には、用紙搬送路内に
配置する複数の搬送ローラ装置により用紙をニップした
状態で、その用紙を保持することが行われている。とこ
ろが、一時停止保持される用紙に対して、複数のローラ
装置でのニップ圧力の分布状態が異なる場合がある。そ
して、用紙をウエイトステーションで長い時間保持する
状態で待機させると、その用紙が変形することがあり、
その用紙に対するトナー画像の転写や、用紙の搬送に支
障が生じる場合がある。なお、ウエイトステーションを
用いる用紙搬送方式は、原稿の画像を光学装置を用いて
走査し、その原稿の反射光を、そのまま光学装置を介し
て感光体ドラムに照射するライトレンズ方式の装置では
必要とされないが、デジタル方式の画像形成装置では、
書き込み装置による書き込みのタイミングの問題を解決
するために必要とされる技術手段である。
【0006】つまり、用紙搬送路に配置される搬送ロー
ラ装置において、駆動系が異なることがあり、その搬送
ローラ装置に対する停止のタイミングが若干異なる状態
が発生する場合がある。そして、そのような装置では、
ウエイトステーションで用紙を停止させる際に、搬送ロ
ーラ装置の間で用紙に引っ張り方向、または、押圧方向
の力が作用することがある。また、搬送ローラ装置を構
成する駆動ローラと、ピンチローラとを、多数のローラ
部材を対向させた状態で構成する場合には、各ローラ部
材によるニップ部分において、用紙に対するニップ圧力
が異なるために、用紙に対して余分な圧力を加える状態
が発生する。
【0007】さらに、用紙搬送路に配置したガイド板と
の摺動抵抗が、用紙に対して局部的に異なるために、前
記搬送ローラ装置による影響に加えて、用紙を局部的に
変形させたりすることがあり、この状態が長時間継続さ
れる場合には、前述したような用紙の変形等の問題が発
生する。そして、このように用紙が変形する場合には、
トナー画像を転写する際に、転写不良が生じたり、用紙
の変形により、用紙搬送路内での搬送不良が生じる原因
ともなる。
【0008】
【発明の目的】本発明は、前述したような従来の用紙搬
送装置における問題を解消するもので、用紙がウエイト
ステーションで停止される際に、1つの搬送ローラ装置
のみを用いてニップし、他の搬送ローラ装置はニップを
解除した状態で待機させる機構を設けることにより、用
紙をウエイトステーションで長時間待機させた場合に
も、その用紙に余分な変形等を与えることがないような
装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、画
像担持体に形成したトナー画像を画像転写部を介して用
紙に転写し、片面コピーとしての記録紙を作成するとと
もに、前記記録紙の排出路と中間トレイとの間に用紙搬
送路を接続し、前記記録紙の裏面に別の画像を転写する
ための給紙系統を配置してなる画像形成装置に関する。
本発明の画像形成装置においては、前記画像転写部の上
流部、および中間トレイの上流部とに対応させて、記録
紙または用紙を待機させるためのウエイトステーション
を配置し、該記録紙または用紙を停止保持させる部分で
は、1組のローラ装置を用いて用紙を保持させ、他のロ
ーラ装置での用紙に対する保持作用を解除する機構を設
けている。
【0010】また、本発明の画像形成装置において、前
記用紙を待機させる部分に設ける搬送ローラ装置に対し
て、用紙を停止させると同時に、あるいは、一定の時間
経過後に、ニップを解除する機構を設け、用紙を再度送
り出す際には、搬送ロ−ラ装置を駆動開始する一定時間
前に、用紙に対するニップの動作を行い、搬送ローラ装
置による送りの作用を行う機構を設けることができる。
なお、前記搬送ロ−ラ装置での、ニップ再開のタイミン
グとして設定される一定時間をゼロにして、搬送ロ−ラ
装置の駆動開始と同時に、用紙をニップさせる方式を用
いることもできる。
【0011】前述したように、用紙を停止保持させる際
に、1つの搬送ローラ装置により用紙を保持させ、他の
搬送ローラ装置では、用紙に対するニップを解除するこ
とにより、用紙に対して余分な応力を付与することがな
く、長時間用紙を停止させた場合でも、用紙が変形した
りすることを防止できる。また、前述した用紙保持手段
により、搬送ローラ装置の間で、用紙が余分なストレス
を付与される状態で搬送されている場合にも、その用紙
に対するストレスを解放することができる。さらに、本
発明のニップ解除手段は、用紙搬送装置の任意のローラ
装置に対して適用することが可能である。そして、画像
形成装置の用紙搬送路に対して複数のウエイトステーシ
ョンを配置する場合にも、それぞれのウエイトステーシ
ョンに対してニップ解除の機構を配置して、用紙が停止
されることの情報により、ローラ装置でのニップの制御
を行うことができる。
【0012】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明の画像形
成装置の用紙搬送装置を説明する。図1に示される電子
複写機1は、デジタル方式を用いて画像の書き込みを行
う機構を設け、自動両面複写機として構成されている。
そして、画像担持体としての感光体ドラム2に対して、
制御装置6から出力される画像情報を、書き込み装置7
から出力するレーザビームを用いて走査し、電子写真方
式を用いてトナー画像を形成する機構を構成している。
前記感光体ドラム2の周囲には、一般の電子複写機の場
合と同様に、帯電器、現像装置3、転写・剥離コロトロ
ン4、クリーニング装置5等を配置している。
【0013】前記感光体ドラムからのトナー画像の転写
部の上流部には、レジスト部30を配置し、その上流部
の給紙路20に対して、複数の給紙トレイ10〜13
と、中間トレイ14からの給紙路を接続している。前記
各給紙トレイと中間トレイのそれぞれには、給紙装置1
5〜19を配置しており、各トレイに収容される用紙
を、それぞれの給紙装置を用いて送り出し、給紙路20
内では複数の搬送ローラ装置によりニップされる状態で
搬送作用が行われる。そして、給紙路20内を搬送され
てくる用紙は、レジスト部30で一旦停止され、感光体
ドラムに形成されるトナー画像にタイミングを合わせ
て、画像転写部に向けて送られ、感光体ドラムに形成さ
れるトナー画像の転写が行われる。
【0014】トナー画像が転写された用紙は、搬送装置
21を介して定着装置9に導入されて定着され、排出ロ
ーラ23を介して、コピーを排出トレイ24に排出させ
る。前記画像形成装置においては、排出路の途中に切換
えゲート22を介して戻し路25を接続し、該戻し路2
5を介して記録紙を中間トレイ14に向けて送り出す機
構を設けている。そして、複写の動作が多重コピーの作
成モードに設定されている場合には、戻し路25から切
換えゲート26を介して中間トレイ14に記録紙を案内
し、記録紙の画像面を下に向けた状態で、中間トレイに
収容して、次の複写に際して、画像面に別の画像を重ね
て転写させるようにする。
【0015】また、前記戻し路25には、中間トレイ1
4に対応する位置に、切換えゲート26と、その下部に
反転路27を配置しており、電子複写機が両面コピーモ
ードに設定されている場合には、片面コピーとしての記
録紙を、戻し路25から反転路27に向けて送り込むよ
うにする。そして、前記反転路27に設けた正逆駆動ロ
ーラ装置28、29を逆転駆動して、記録紙を切換えゲ
ート26の下方を通して中間トレイ14に送り込み、用
紙を反転させた状態で収容させる。したがって、反転さ
れた用紙は、中間トレイ14内で画像面が上を向いた状
態になり、該中間トレイから送り出される記録紙に対し
て、その裏面にトナー画像を転写して、両面コピーを作
成することができる。
【0016】前記図1に示される電子複写機では、レジ
スト部30の上流部と、反転路27の部分をウエイトス
テーションws1、ws2として設定し、先に送られる
用紙の処理状況に応じて、用紙を待機・保持させる機構
を構成している。前記2つのウエイトステーションにお
いては、複数の搬送ローラ装置を所定の間隔をおいて配
置するが、その複数の搬送ローラ装置のうち、1つの搬
送ローラ装置のみを常時ニップする機構のものとして構
成し、他の搬送ローラ装置に対しては、図2に示される
ような、ニップ解除機構を設けることができる。前記図
2に示される搬送ローラ装置40では、駆動ローラ43
を支軸42に対して、複数のローラ部材を串刺し状に配
置したものを用い、該ローラ部材に対して、ピンチロー
ラ45をそれぞれ配置している。
【0017】前記ピンチローラ45は、支持アーム46
を介して支軸47に保持され、該支軸47に対してリン
ク49を接続している。また、前記リンク49の一端に
は、ソレノイド48を接続し、他端部にスプリング50
を接続して、軸47を揺動させる機構を構成している。
そして、用紙を搬送する状態では、前記ピンチローラ4
5を支持アーム46により押圧して、両ローラの間にス
プリング50による所定の値のニップ圧力を設定し、用
紙に対する搬送作用を発揮させるようにする。なお、前
記支持アーム46は、薄い板部材を用いても良いが、バ
ネ板を用いる場合には、ニップ圧力の設定を容易に行う
ことが可能になる。
【0018】これに対して、用紙を停止保持させる際に
は、電子複写機の制御装置からの信号により、ソレノイ
ド48を付勢して、リンク49をスプリング50の力に
反して回転させ、支軸47を介してピンチローラ45を
駆動ローラから離間させて、両ローラの間のニップを解
除させる。また、本発明の画像形成装置の用紙搬送装置
では、搬送ローラ装置のニップ解除手段を、図2に示さ
れた機構の他に、他の任意のピンチローラに対する揺動
機構で構成することもできる。
【0019】前述したような搬送ローラ装置に対するニ
ップ解除機構を、レジスト部の上流部のウエイトステー
ションに適用する場合を、図3以降に示す例を用いて説
明する。図3に示される例において、感光体ドラムから
の画像転写部の直前部に、レジストローラ31とプリレ
ジストローラ32の間にゲート33を配置したレジスト
部30を設けており、該レジスト部30の上流部には、
ウエイトステーションws1を設けている。前記ウエイ
トステーションws1において、給紙路に配置される多
数の搬送ローラ装置に対して、プリレジストローラ32
を常時ニップ作用を行うローラ部材として設定する。そ
して、前記プリレジストローラ32の上流部の搬送ロー
ラ装置には、ニップ解除のための機構を設けることがで
きる。
【0020】前記レジスト部30では、用紙が給紙路を
介して送り出されると、図4に示されるように、用紙P
の先端部がプリレジストローラ32にニップされた状態
で一旦停止される。そして、感光体ドラムにトナー画像
が形成されるタイミングに合わせて、前記プリレジスト
ローラ32を再駆動し、用紙を画像転写部に向けて送り
出すようにする。前記用紙を画像転写部に向けて送り出
す際には、図5に示されるように、ゲート33により用
紙を係止した状態で、さらにプリレジストローラによる
送りの作用を行うことにより、用紙にループPaを形成
して、用紙の先端部の整合作用を行わせる。
【0021】そして、前記ゲート33を開くと、前記レ
ジスト部に形成されたループの反力により、用紙の先端
部がレジストローラ31に突入し、図6に示されるよう
にして、レジストローラにより用紙を画像転写部に向け
て送ることができる。したがって、前記レジストローラ
31による搬送速度を、感光体ドラムの周速に一致させ
ることにより、用紙に対して感光体ドラムの画像を転写
させる。そして、前記用紙が送り出された後で、ゲート
33を用紙搬送路を塞ぐ状態に揺動させることにより、
次の用紙を停止保持させる状態を設定することができ
る。
【0022】本発明のウエイトステーションws1にお
いては、用紙をレジストローラ32によりニップした状
態で停止する際に、図4に示されるように、搬送ローラ
装置40のピンチローラ45を、駆動ローラ43から離
間させるようにする。前記搬送ローラ装置におけるニッ
プ解除の機構は、例えば、その電子複写機に用いる用紙
の最大サイズのものが、A3サイズである場合に、その
用紙が停止される範囲の複数の搬送ローラ装置に対して
設けることができる。そして、用紙の停止状態が解除さ
れて、プリレジストローラが再び駆動される際には、図
5に示されるように、搬送ローラ装置における用紙のニ
ップを再開し、用紙を搬送する作用を行わせることがで
きる。
【0023】なお、本発明のウエイトステーションにお
いて、ニップ解除機構を設けた搬送ローラ装置に対し
て、用紙が停止されると同時に、または、用紙が停止さ
れてから、所定の時間経過後に、ピンチローラを揺動さ
せる動作を行い、用紙に対するニップを解除するモード
を設定することができる。また、停止された状態の用紙
を再び送り出す場合にも、待機状態が解除されると同時
に、用紙に対するニツプを再開し、用紙を送り出すモー
ドを設定することができるが、用紙をニップしてから、
所定の時間経過後に、用紙を搬送するような制御モード
を設定することも可能である。
【0024】前述した本発明の実施例は、レジスト部の
上流部にウエイトステーションを設定した場合について
説明したが、前記搬送ローラ装置に対するニップの解除
の機構は、反転路にウエイトステーションws2を設定
した場合にも適用が可能である。例えば、図1に示され
る反転路27にウエイトステーションws2を設けた場
合には、図示される2つの正逆駆動ローラ装置28、2
9のうち、切換えゲート26に近接するローラ装置28
を、常時ニップ状態に設定するものとして構成する。そ
して、他のローラ装置29をニップ解除機構を設けたも
のとして構成することにより、反転路27で、用紙を停
止保持させる際に、1つのローラ装置により用紙の一端
部を保持させる状態に設定することができる。したがっ
て、前記ウエイトステーションws2でも、用紙を停止
保持させる場合には、用紙に対して余分なストレスを与
えたりすることなしに、用紙に対する保持作用を行わせ
ることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の画像形成装置の用紙搬送装置
は、前述したように、ローラ装置におけるニップ解除の
機構を設定したウエイトステーションを設けているの
で、用紙を停止保持する際に、用紙をフリーな状態で支
持でき、用紙に対して余分なストレスを与えたりするこ
とを防止することができるので、長時間用紙を停止させ
た場合でも、用紙が変形したりすることを防止できる。
また、前記用紙保持手段を設ける場合には、搬送ローラ
装置の間で用紙に余分なストレスを付与する状態で、搬
送されている場合にも、その用紙に対するストレスを解
放することができる。さらに、本発明のニップ解除手段
は、用紙搬送装置の任意のローラ装置に対して適用する
ことが可能である。そして、画像形成装置の用紙搬送路
に対して複数のウエイトステーションを配置する場合に
も、それぞれのウエイトステーションに対してニップ解
除の機構を配置して、用紙が停止されることの情報によ
り、ローラ装置でのニップの制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子複写機の側面図である。
【図2】 本発明のニップ解除機構を設けた搬送ローラ
装置の斜視図である。
【図3】 レジスト部の構成を示す側面図である。
【図4】 レジスト部において用紙を停止させた状態の
説明図である。
【図5】 用紙にループを形成する状態の説明図であ
る。
【図6】 用紙をレジスト部から給紙する状態の説明図
である。
【符号の説明】
1 電子複写機、 2 感光体ドラム、 10〜1
3 給紙トレイ、15〜19 給紙装置、 20
給紙路、 25 戻し路、27 反転路、 28
・29 正逆駆動ローラ装置、30 レジスト部、
31 レジストローラ、32 プリレジストロー
ラ、 40 搬送ローラ装置、43 駆動ローラ、
45 ピンチローラ、 48 ソレノイド。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像担持体に形成したトナー画像を用紙
    に転写し、片面コピーとしての記録紙を作成するととも
    に、前記記録紙の排出路と中間トレイとの間に用紙搬送
    路を接続し、 前記記録紙の裏面に別の画像を転写するための給紙系統
    を配置してなる画像形成装置において、 前記画像転写部の上流部と、中間トレイの上流部とに対
    応させて、記録紙または用紙を待機させるためのウエイ
    トステーションを配置し、 前記停止保持させる部分では、1組のローラ装置を用い
    て用紙を保持させ、他のローラ装置での用紙に対する保
    持作用を解除することを特徴とする画像形成装置の用紙
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記用紙を待機させる部分に設ける搬送
    ローラ装置において、用紙を停止させると同時に、ある
    いは、一定の時間経過後にニップを解除する機構を設
    け、用紙を再度送り出す際には、搬送ロ−ラを駆動開始
    する一定時間前に、用紙に対するニップの動作を行い、
    搬送ローラ装置による送りの作用を行うことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置の用紙搬送装置。
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