JPH0412505Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0412505Y2
JPH0412505Y2 JP16761886U JP16761886U JPH0412505Y2 JP H0412505 Y2 JPH0412505 Y2 JP H0412505Y2 JP 16761886 U JP16761886 U JP 16761886U JP 16761886 U JP16761886 U JP 16761886U JP H0412505 Y2 JPH0412505 Y2 JP H0412505Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive paper
roller
upstream
exposure
exposure station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16761886U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6373745U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16761886U priority Critical patent/JPH0412505Y2/ja
Publication of JPS6373745U publication Critical patent/JPS6373745U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0412505Y2 publication Critical patent/JPH0412505Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子写真製版機の感光紙搬送機構に
係わり、特に光学系装置が固定式で原稿台が移動
する方式の電子写真製版機の感光紙搬送機構に関
する。 〔従来の技術〕 軽印刷用印刷原板を製版する電子写真製版機の
うち、特に走査露光方式と呼ばれるものは、一般
に卓上型製版機のような小形廉価機に多く採用さ
れている。この種の製版機を走査方式によつて分
類すると、原稿固定の光学系移動方式と光学系固
定の原稿移動とに大別される。これらの方式のう
ち、特に原稿移動方式においては、原稿の移動速
度に同期させて感光紙を移動させることが多く行
われている。感光紙を移動させる場合、感光紙の
走査露光中に感光紙に対する感光紙搬送機構の挾
持力が変動すると、搬送機構を構成するローラに
回転むらが生じ、画像品質の劣化を招くという問
題がある。 即ち、第4図に示すように、感光紙1は、通
常、露光ステーシヨン2の上流側に設けられた上
流搬送ローラ3、帯電部4及び第1の露光部搬送
ローラ5を司会して、露光ステーシヨン2に導か
れ、更にこの露光ステーシヨン2の下流側に配置
された第2の露光部搬送ローラ6を経て図示しな
い現像部に導かれる。従つて、感光紙1の後端部
が上流搬送ローラ3を離れると、感光紙1がこの
上流搬送ローラ3の挾持力から解放されることに
起因して2組の露光部搬送ローラ5,6に回転む
らが発生し、画像がぶれる等画像品質に悪影響を
及ぼしてしまう。 そこで、この問題を解決するため、感光紙1が
上流搬送ローラ3から第1の露光部搬送ローラ5
まで移動した後、感光紙が露光ステーシヨン2を
通過する間、上流搬送ローラ3の挾持を解除制御
することにより、感光紙の露光中に上流搬送ロー
ラ3の挾持が解除されるのを防止するようにした
技術が提案されている。(特開昭61−129657号)。 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、感光紙が露光ステーシヨンを通
過する際に、感光紙の搬送力を2組の露光部搬送
ローラのみで与える方式であると次のような問題
を生じた。 即ち、画像品質を高めるには、感光紙1が露光
ステーシヨン2を移動する際に、感光紙1と露光
ステーシヨン2とが密着状態になければならな
い。このため、露光部搬送ローラ5,6を構成す
る押えローラ5a,6a(感光紙1の感光面側に
配置)の中心O2を、主ローラ5b,6b(感光紙
1の裏面側に配置)の中心O1よりも露光ステー
シヨン2側に一定量aだけずらすことにより、感
光紙1を露光ステーシヨン2側に突出するように
両露光部搬送ローラ5,6内で僅かに撓ませ、感
光紙1を露光ステーシヨン2に密着させることが
行われている。 感光紙の搬送機構が上記のような構成である
と、第4図からも明らかなように、感光紙1が露
光ステーシヨン2に進入する際に、感光紙の前縁
部が露光ステーシヨン1の上面前部に突き当り、
大きな負荷を生じる。特にいわゆる大台印刷機に
使用されるA3版相当の感光紙を製版する場合に
は、感光紙のベース厚も160μmと厚くなり、露
光ステーシヨンへ突き当つた場合の負荷も非常に
大きなものとなり、感光紙の搬送時のスリツプに
より、第5図に示す感光紙1の前縁部から露光部
Pの前縁部までのグリツプ幅WGがばらつき、画
像品質を損ねるという問題があつた。 本考案は、このような問題を解決すべくなされ
たもので、感光紙の露光ステーシヨンへの突き当
り時の負荷が大きい場合でも、安定した搬送力を
確保できる電子写真製版機の感光紙搬送機構を提
供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、露光部において感光紙の裏面と密着
してこれを支持する露光ステーシヨンと、この露
光ステーシヨンの上流近傍及び下流近傍に配置さ
れ、感光紙の裏面側に位置する主ローラと感光紙
の感光面側に位置する押えローラとで感光紙を挾
持するとともに、前記押えローラの中心が前記主
ローラの中心よりも前記露光ステーシヨン側にそ
れぞれずれた2組の露光部搬送ローラと、前記露
光ステーシヨンの上流側に配置された前記露光部
搬送ローラよりもさらに上流側に配置されて感光
紙を挾持する上流搬送ローラとを具備した電子写
真製版機の感光紙搬送機構において、前記上流搬
送ローラによる感光紙の挾持を解除する解除手段
と、感光紙の前縁部が前記露光ステーシヨンの略
中央位置に達したことを検知して前記解除手段に
解除信号を与える制御手段とを具備し、感光紙の
前縁部が前記露光ステーシヨン中央部に達するま
で前記上流搬送ローラによる搬送力を感光紙に加
えるようにしたことを特徴としている。 〔作用〕 感光紙は上流ローラに挾持されながら搬送され
て露光部に達し、上流側の露光部搬送ローラに挾
持され、露光ステーシヨンに供給される。このと
き、感光紙の前縁部が露光ステーシヨンの上面前
縁部に当接して搬送負荷が増大するが、この時点
では感光紙に対する搬送力が上流側の露光部搬送
ローラだけでなく、上流搬送ローラによつても与
えられるので、上記搬送負荷に十分対抗し得る搬
送力を確保することができる。そして、感光紙の
前縁部がさらに搬送ステーシヨンの略中央位置に
達すると、上流搬送ローラによる感光紙への挾持
が解除されるので、露光期間中は安定した搬送力
を維持させることができる。 〔実施例〕 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。 第1図は本考案を適用した電子写真製版機の概
略構成を示す図である。この電子写真製版機は、
製版機本体11上に配置された原稿台12が図中
矢印方向に移動する原稿移動方式の走査露光型の
製版機で、感光紙13は製版機本体11の側面に
セツトされた給紙カセツト14内に収納されるこ
とにより製版機本体11の側面から供給され、原
稿台12の移動に同期して搬送されるものとなつ
ている。この感光紙13の搬送経路には、上流側
から順に、給紙ローラ21、帯電前ローラ22、
帯電部23、露光部24、現像前ローラ25、給
液パイプ26、現像部27、絞りローラ28、定
着前ローラ29、定着部30及び排紙ローラ31
が配置されている。帯電前ローラ22は、本考案
における上流搬送ローラとなるものである。この
帯電前ローラ22には、解除手段であるローラソ
レノイド32が連結され、感光紙3を選択的に挾
持できるように構成されている。露光部24は、
感光紙13の搬送時に感光紙13の裏面と密着し
てこれを支持する露光ステーシヨン33と、この
露光ステーシヨン33の上流近傍及び下流近傍に
配置され第4図に示したものと同様に構成された
2組の露光部搬送ローラ34,35と、原稿台1
2に載置された原稿の原稿面を照射する光源36
および反射板37と、原稿面から反射された光を
露光ステーシヨン33上に投影する集束性光伝送
体38及び奇数回反射鏡39とから構成されてい
る。また、この製版機には、メインモータ41と
露光系モータ42とが設けられている。メインモ
ータ41は、ベルトなどの図示しない伝達手段を
介して給紙ローラ21、帯電前ローラ22、現像
前ローラ25、絞りローラ28、定着前ローラ2
9及び排紙ローラ31を一定方向に駆動する駆動
源となる。また、露光系モータ42は、2組の露
光部搬送ローラ34,35及び原稿台12を駆動
する駆動源であり、往復駆動することにより原稿
台12を図中矢印の向きで往復駆動するが、露光
部搬送ローラ34,35とは図示しない一方向ク
ラツチを有するプーリーを介して連結されるの
で、感光紙13の搬送方向にのみ回転駆動力を与
える。また、現像部27に設けられた給液パイプ
26は、現像液タンク43につながつており、ポ
ンプモータ44によつて汲み上げられた現像液を
現像部27に供給するものとなつている。この現
像部27の下側にはトレイ45が配置され、現像
部27で現像に供された現像液を再び現像液タン
ク43に戻すように構成されている。さらに定着
部30は、パネルヒータによつて構成されてお
り、現像された感光紙13上のトナー像を定着す
る機能を有している。 さらに帯電部13と上流側の露光部搬送ローラ
34との間には、感光紙13の前縁部を検出する
ためのセンサ46が配置されている。このセンサ
46は、例えば反射型のフオトセンサからなるも
のであり、第2図に示されるように、その検出出
力は制御回路47に与えられている。制御回路4
7は、上記検出出力を所定の時間遅延させてロー
ラソレノイド32に解除信号を出力するものとな
つている。 以上のように構成された本実施例に係る電子写
真製版機において、いま、複写のための原稿を原
稿台12にセツトし、図示しないプリントスイツ
チをオン状態にすると、(第3図イ)、メインモー
タ41と連動する帯電前ローラ22等の各ローラ
が回転を開始する。このとき、帯電前ローラ22
の2つのローラは閉じた状態にある(同図ハ)。
給紙ローラ21は、図示しない一回転機構及びカ
ム機構によつて上下動を行ない、感光紙13が帯
電前ローラ22まで搬送されるのに十分な一定時
間だけ感光紙13に接触して回転し、感光紙13
を所定の搬送経路に給紙する(同図ロ)。帯電前
ローラ22に供給された感光紙13は、帯電部2
3に搬送されるとここで荷電され、さらに露光部
24に搬送される。このとき、帯電部23と露光
24との間に配置されたセンサ46が感光紙1
3の前縁部を検出すると(同図ホ)、制御回路4
7は例えば図示しない単安定マルチバイブレータ
等からなるタイマーを作動させる(同図ニ)。ま
た、同時に露光系モータ42が作動し、露光部搬
送ローラ34,35を回転駆動するとともに原稿
台12を水平駆動する(同図ヘ,ト)。制御回路
47は、タイマーによつて一定時間Tdのパルス
を生成する(同図ニ)。この一定時間Tdは、感光
紙13の前縁部が第2図におけるA点から露光ス
テーシヨン33の略中央部のB点に移動するまで
の時間に相当する。制御回路47は、上記パルス
の立上がりのタイミングでローラソレノイド32
に解放信号を出力する。これによつて、帯電前ロ
ーラ22の感光紙13に対する挾持力が解除され
る(第3図ハ)。そして、感光紙13は上流側の
露光部搬送ローラ34によつて搬送され、下流側
の露光部搬送ローラ35に達すると、以後は2組
の露光部搬送ローラ34,35による安定した搬
送が行われる。 上記の本実施例に係る電子写真製版機によれ
ば、感光紙13の前縁部が上流側の露光部搬送ロ
ーラ34を経て露光ステーシヨン33に進入した
際に露光ステーシヨン33に突き当たつた場合で
も、このときには露光部搬送ローラ34に加えて
帯電前搬送ローラ22の搬送力も感光紙13に与
えられているので、例えばベース厚が160μmの
A3版横相当以上の大台印刷用の感光紙を使用し
た場合でも上記突き当り等の負荷に十分に対抗で
きる搬送力を確保することが可能である。また、
感光紙13が露光ステーシヨン33の略中央に達
した時点で帯電前ローラ22の搬送力が解除され
るので、露光期間中に搬送力が変動する如き不具
合も発生しない。 なお、本考案は上述した実施例に限定されるも
のではない。上記実施例では、制御手段を構成す
るセンサ46を露光部搬送ローラ34の上流近傍
に配置したが、露光ステーシヨン33に例えば接
触センサなどを設けるようにしても良い。 〔考案の効果〕 以上説明したように、本考案によれば、感光紙
の前縁部が露光ステーシヨンの略中央位置に移動
するまで、上流側露光部搬送ローラと上流搬送ロ
ーラとを用いて感光紙を搬送するようにしている
ので、感光紙の前縁部が露光ステーシヨンに突き
当たることにより搬送負荷が増大した場合でも、
これに対抗し得るだけの十分な搬送力を確保する
ことができる。したがつて、この考案によれば、
感光紙のグリツプ幅のバラツキ発生を防止して高
品質の画像を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した電子写真製版機の概
略構成図、第2図は同製版機の主要部を抽出して
示す図、第3図は同製版機の動作を説明するため
のタイミング図、第4図は従来の電子写真製版機
の主要部を示す図、第5図は従来の欠点を説明す
るための図である。 1,13……感光紙、2,33……露光ステー
シヨン、3……上流搬送ローラ、4,23……帯
電部、5,6,34,35……露光部搬送ロー
ラ、5a,6a……押えローラ、5b,6b……
主ローラ、11……製版機本体、12……原稿
台、32……ローラソレノイド、46……セン
サ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 露光部において感光紙の裏面と密着してこれ
    を支持する露光ステーシヨンと、この露光ステ
    ーシヨンの上流近傍及び下流近傍に配置され、
    感光紙の裏面側に位置する主ローラと感光紙の
    感光面側に位置する押えローラとで感光紙を挾
    持するとともに、前記押えローラの中心が前記
    主ローラの中心よりも前記露光ステーシヨン側
    にそれぞれずれた2組の露光部搬送ローラと、
    前記露光ステーシヨンの上流側に配置された前
    記露光部搬送ローラよりもさらに上流側に配置
    されて感光紙を挾持する上流搬送ローラとを具
    備した電子写真製版機の感光紙搬送機構におい
    て、前記上流搬送ローラによる感光紙の挾持を
    解除する解除手段と、感光紙の前縁部が前記露
    光ステーシヨンの略中央位置に達したことを検
    知して前記解除手段に解除信号を与える制御手
    段とを具備し、感光紙の前縁部が前記露光ステ
    ーシヨン中央部に達するまで前記上流搬送ロー
    ラによる搬送力を感光紙に加えるようにしたこ
    とを特徴とする電子写真製版機の感光紙搬送機
    構。 (2) 前記上流搬送ローラは、感光紙を帯電させる
    帯電部の上流側に配置された帯電前ローラであ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の電子写真製版機の感光紙搬送機構。 (3) 前記制御手段は、前記上流側の露光部搬送ロ
    ーラよりも僅かに上流側に配置されて感光紙の
    前縁部を検知するセンサと、このセンサからの
    検知信号を一定時間遅延させて前記解除信号を
    送出する手段とを具備してなるものであること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の電子写真製版機の感光紙搬送機構。
JP16761886U 1986-10-31 1986-10-31 Expired JPH0412505Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16761886U JPH0412505Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16761886U JPH0412505Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6373745U JPS6373745U (ja) 1988-05-17
JPH0412505Y2 true JPH0412505Y2 (ja) 1992-03-26

Family

ID=31099714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16761886U Expired JPH0412505Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0412505Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6373745U (ja) 1988-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4501490A (en) Copying apparatus
JPH07319241A (ja) シ−ト材給送装置および画像形成装置
JPH0531142B2 (ja)
JPH0412505Y2 (ja)
JP2506820B2 (ja) 画像形成装置
JPH07140740A (ja) 画像形成装置
US6249334B1 (en) Image forming apparatus
JP3537557B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JP2954975B2 (ja) シートの運搬及び位置決めのための装置
JP2892107B2 (ja) 画像形成装置
JP3300957B2 (ja) 給紙装置
JP2550628Y2 (ja) 連続記録紙を用いる電子写真プリンタ
JPH08262821A (ja) 記録紙送りむら防止機構
JP2637408B2 (ja) 画像形成装置
JP2002232643A (ja) 原稿送り装置とこの装置を備えた画像形成装置
JPS60121478A (ja) 記録装置
JP2002290678A (ja) 原稿読取装置
JPH04309969A (ja) 電子写真装置
JP2974333B2 (ja) 画像処理装置用用紙供給装置
JPH10293504A (ja) 画像形成装置
JPH10167525A (ja) 用紙搬送装置
JPS63176232A (ja) シ−ト給送装置
JPH11338199A (ja) 両面画像形成装置
JPS59172661A (ja) 可変倍複写機の転写ずれ補正方法
JPH10123907A (ja) 画像形成装置