JPH05323320A - ラビング装置 - Google Patents

ラビング装置

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Publication number
JPH05323320A
JPH05323320A JP13031592A JP13031592A JPH05323320A JP H05323320 A JPH05323320 A JP H05323320A JP 13031592 A JP13031592 A JP 13031592A JP 13031592 A JP13031592 A JP 13031592A JP H05323320 A JPH05323320 A JP H05323320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubbing
substrate
cloth
rubbing cloth
alignment film
Prior art date
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Pending
Application number
JP13031592A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Nakano
正博 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Kagoshima Ltd
NEC Kagoshima Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Kagoshima Ltd
NEC Kagoshima Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Kagoshima Ltd, NEC Kagoshima Ltd filed Critical Nippon Electric Kagoshima Ltd
Priority to JP13031592A priority Critical patent/JPH05323320A/ja
Publication of JPH05323320A publication Critical patent/JPH05323320A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】不均一なラビングの原因であるラビングロール
のできばえやラビングロールの取付けのばらつきを抑
え、均一なラビング面を形成し濃淡のむらのない液晶表
示を得る。 【構成】1枚の配向膜形成済基板13の幅以上の幅を持
つラビング布12を両側より引っ張り、重し11の上下
調整で配向膜形成済基板13とラビング布12の接触を
得、ラビング布12と基板をおくテーブル14が移動す
ることにより、配向膜形成済基板13をラビングする。
この構造にすることにより、ラビングロールを使用しな
いため、ラビングロールのできばえのばらつきや取付け
のばらつきがなくなるので、ラビングの均一性が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラビング装置に関し特に
液晶パネル製造工程で用いられるラビング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルにおいて、配向膜上に微小な
溝を形成し液晶に配向性を持たせるラビング作業は、均
一に微小な溝を形成し均一な配向性を得るために非常に
重要である。
【0003】従来のラビング装置のラビング部の構造
は、図3及び図4に示す様に、基板をおくテーブル14
とラビング布42をスパイラルに巻いたラビングロール
31を主な構成要素としている。
【0004】このラビング装置によるラビング方式は、
ラビングロール31が回転しながら基板をおくテーブル
14が移動して配向膜形成済基板13全体をラビングす
る方式と、回転したラビングロール31が移動して配向
膜形成済基板13全体をラビングする方式及び基板を置
くテーブル14とラビングロール31両方が移動する方
式と3種類の方式がある。
【0005】また、ラビングロール31は、接着剤もし
くは両面テープによりラビング布42をスパイラルに巻
つけた構造となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したラビングロー
ルを備えたラビング装置では、以下に列挙する変動要因
のためにラビングの均一性即ち、ラビング布と配向膜形
済基板の接触精度がそこなわれるという問題点があっ
た。
【0007】(1) ラビングロールの平坦度等のラビング
ロール自体のできばえのばらつき。
【0008】(2) ラビングロールのスパイラルに巻いた
ラビング布の接着剤もしくは両面テープの厚みのばらつ
き。
【0009】(3) ラビングロールの回転ぶれ、基板をお
くテーブルとの平行度等のラビングロールの取付精度。
【0010】これらを合わせた接触精度が、±0.1mm
以内でないとラビングの均一性がそこなわれ、結果的
に、液晶表示面に濃淡なむらが発生する。
【0011】ところが、ラビングの均一性を保つために
必要なラビング布と配向膜形成済基板の(1) 〜(3) を合
わせた接触精度を±0.1mmに保つのは非常に困難であ
りラビングロール作製後のラビング布巻き状態でこの接
触精度内に入るものは50%程度であった。
【0012】本発明の目的は、ラビング布と配向膜形成
済基板の接触精度が高く均一なラビングが得られ、均一
な液晶表示が可能なラビング装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラス基板上
に形成された配向膜表面に液晶に配向性を持たせる微小
溝を形成するラビング装置において、前記ガラス基板を
固定する移動可能な基板をおくテーブルと、前記配向膜
表面に前記微小溝を形成するラビング布と、該ラビング
布の両端部を支持し連動して所定間隔を保持しながら一
定方向に移動可能な一対のラビング布移動用ローラと、
前記ラビング布の中心部背面から前記ラビング布を押圧
し該ラビング布と前記配向膜との間隔を調整する重しと
を有する。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例のラビング部
の概略の構成を示す側面図である。
【0016】第1の実施例のラビング部は、図1に示す
様に、ラビング布12と、このラビング布12を押圧し
ラビング布12と配向膜形成済基板13の配向膜との間
隔を調整しラビング布の毛の押し込みを決定する重し1
1と、ラビング布12の両端部を支持し連動して所定の
間隔を保持しながら配向膜の微小溝形成方向に移動可能
な一対のラビング布移動用ローラと、配向膜形成済基板
13を固定する基板をおくテーブル14とを有してい
る。
【0017】重し11は、ラビング条件の重要な項目の
1つであるラビング布12の毛の押し込み量を決定する
ため、10μm単位で上下に移動できる機構を備えてい
る。
【0018】また、配向膜形成済基板13全体をラビン
グするためにラビング布12及び配向膜形成済基板13
を所定の位置に位置合わせするために基板をおくテーブ
ル14のそれぞれは、精密に移動できる機構を備えてい
る。
【0019】一方、ラビング布12は、1枚の布からで
きており、かつ、配向膜形成済基板13の幅よりも広い
ものを使用している。
【0020】図2は本発明の第2の実施例のラビング部
の概略の構成を示す側面図である。
【0021】第2の実施例は、図2に示す様に、図1に
示す第1の実施例と重しの構造が異る。
【0022】第1の実施例の重し11は、円柱形で1回
のラビングで1点のみラビングするのに対し、第2の実
施例では、先端が3つに分岐した重し21を用い1回の
ラビングで3点ラビングすることになり、ラビング装置
のインデックスアップにつながる。
【0023】また、重し以外の構造は第1の実施と同じ
である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、スパイラ
ルにラビング布を巻きつけたラビングロールを使用する
方式にかえて配向膜形成済基板の幅よりも広い1枚のラ
ビング布を一対のラビング布移動用ローラにて両端より
テンションを与え、重しによりラビング布と配向膜形成
済基板の距離を一定にし、ラビング布の毛の押し込み量
を均一にしたので、ラビングロールの平坦度等できばえ
のばらつきやラビングロールの取付精度のばらつき等の
ラビングロール使用時に起因する変動要因がなくなり、
ラビング布と配向膜形成済基板の接触精度は±0.05m
m以下となる。そのために、均一なラビング面が実現し
液晶表示面のラビングによる濃淡なむらの発生を抑える
ことができ均一な画面が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のラビング部の概略の構
成を示す側面図である。
【図2】本発明の第2の実施例のラビング部の概略の構
成を示す側面図である。
【図3】従来のラビング装置のラビング部の一例の概略
の構成を示す側面図である。
【図4】図3のラビングロールの斜視図である。
【符号の説明】
11,21 重し 12,42 ラビング布 13 配向膜形成済基板 14 基板をおくテーブル 15 ラビング布移動用ローラ 31 ラビングロール 43 ラビング布のすき間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板上に形成された配向膜表面に
    液晶に配向性を持たせる微小溝を形成するラビング装置
    において、前記ガラス基板を固定する移動可能な基板を
    おくテーブルと、前記配向膜表面に前記微小溝を形成す
    るラビング布と、該ラビング布の両端部を支持し連動し
    て所定間隔を保持しながら一定方向に移動可能な一対の
    ラビング布移動用ローラと、前記ラビング布の中心部背
    面から前記ラビング布を押圧し該ラビング布と前記配向
    膜との間隔を調整する重しとを有することを特徴とする
    ラビング装置。
JP13031592A 1992-05-22 1992-05-22 ラビング装置 Pending JPH05323320A (ja)

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JP13031592A JPH05323320A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 ラビング装置

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JP13031592A JPH05323320A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 ラビング装置

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JPH05323320A true JPH05323320A (ja) 1993-12-07

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JP13031592A Pending JPH05323320A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 ラビング装置

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JP (1) JPH05323320A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0255327A (ja) * 1988-08-19 1990-02-23 Fujitsu Ltd ラビング装置
JPH0588182A (ja) * 1991-09-30 1993-04-09 Casio Comput Co Ltd ラビング装置
JPH05165030A (ja) * 1991-12-18 1993-06-29 Semiconductor Energy Lab Co Ltd ラビング装置およびラビング方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0255327A (ja) * 1988-08-19 1990-02-23 Fujitsu Ltd ラビング装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980428