JPH02141726A - マスクラビング用器具 - Google Patents

マスクラビング用器具

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Publication number
JPH02141726A
JPH02141726A JP29570088A JP29570088A JPH02141726A JP H02141726 A JPH02141726 A JP H02141726A JP 29570088 A JP29570088 A JP 29570088A JP 29570088 A JP29570088 A JP 29570088A JP H02141726 A JPH02141726 A JP H02141726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
rubbing
screw hole
end part
rubbed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29570088A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ishikawa
幸司 石川
Mitsutoshi Takumi
侘美 光俊
Nobuhiko Ohashi
大橋 信彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液晶表示素子の配向処理を行う際に使用する
マスクラビング用器具に関する。
[従来の技術] 従来より、液晶表示素子で、常に表示したい所定のパタ
ーンを得るために、その所定のパターンを切り抜いた薄
板状のマスクを使用して液晶表示素子の配向処理を施す
技術(マスクラビング)がある。
ここで、そのマスクを使用した液晶表示素子の配向処理
として、ツイストネマティック配列と平行配列とを合せ
持つツイストネマティック型液晶表示素子の配向処理方
法について簡単に説明する。
(a)2枚のガラス、プラスティックなどの透明基板の
表面に、それぞれ透明電極および配向膜を形成する。
(b)一方の配向膜の表面を、脱脂綿やガーゼ、または
ナイロン、ポリエステル、レーヨンなどの不織布で一方
向に摩擦するとともに、他方の配向膜の表面を、一方の
配向膜の摩擦方向と所定の角度偏った方向(例えば直交
方向)に摩擦する(ラビング)。
(C)ラビングされた他方(あるいは・一方)の配向膜
の表面に、常に表示したい所定のパターンを切り抜いた
薄板状のマスクを重ね、あらかじめラビングした方向に
対し、直交方向にラビングする(マスクラビング)。こ
の結果、他方の配向膜は、パターン部分のみ一方の配向
膜のラビング方向と平行にラビングされる。
(d)この結果、ラビング方向に配向する液晶分子の長
軸は、パターン部分のみ平行に配向され、パターン部分
以外では、90度ねじれて配向される。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このようなマスクラビングは、マスクを配向
膜の上に両面テープ等で張り付けて行われていたため、
マスク自体に有する不規則な°“うねり′ (マスクの
表面が波を打っている状態)を解消することができず、
ラビング中に“うねり°。
が変化することに伴い、配向欠陥が生じる虞れがあった
また、マスクラビングを連続して行う場合には、個別に
マスクを張り替える必要があるため、マスクラビングの
量産性が低く、マスクラビングを自動処理化することが
できないなどの課題を有していた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、マスクラビングを行う際の°″うねり゛を解消する
とともに、マスクラビングに量産性を与えることのでき
るマスクラビング用器具を提供することにある。
[課題を解決するための手段1 本発明は上記目的を達成するために、所定のパターンを
切り抜いたラビング用のマスクと、前記マスクを支持す
る枠体とからなり、前記マスクは、一方から他方へ向か
ってラビングする際に、他方の端部が、前記枠体に対し
てラビング方向に移動可能に支持されたことを技術的手
段とする。
[作用および発明の効果] 上記構成よりなる本発明は、マスクの他方の端部が、枠
体に対してラビング方向に移動可能であるため、マスク
の一方から他方へ向かってラビングする際に、ラビング
の圧力によって、マスクの“うねり″を矯正しながら、
他方の端部で゛うねり°′を吸収することができる。
これにより、配向膜に対するマスクの平坦性を得ること
ができる。従って、マスクの゛うねり″の変化に伴う配
向欠陥の発生を防止することができる。
また、本発明のマスクラビング用器具は、マスクを枠体
で保持する構造であるため、従来のように、個別にマス
クを張り替える必要がなく、作業工程を簡略化すること
ができる。このため、マスクラビングに量産性を与えて
、マスクラビングを自動処理化することも可能である。
[実施例] 次に、本発明のマスクラビング用器具を図面に示す一実
施例に基づき説明する。
第1図は本発明のマスクラビング用器具の斜視図である
本発明のマスクラビング用器具1は、液晶表示素子の配
向処理を行う際に使用するもので、所定のパターン(数
字、文字、記号等)2aを切り抜いたマスク2と、その
マスク2を支持する枠体3とから構成される。
マスク2は、0.05ma+から0.1mmまでの厚さ
で平面が長方形を呈するステンレス鋼板が使用され、長
手方向における一方の端部(第1図左側)と他方の端部
とに、それぞれ2か所ずつのビス孔4.5が設けられて
いる。
一方の端部に設けられたビス孔4は円形で(第2図参照
)、他方の端部に設けられたビス孔5は、マスク2の長
手方向が長軸となる長円形に形成されている(第3図参
照)、なお、ビス孔5の短軸長さは、ビス孔4の直径と
同じである。
枠体3は、アルミニウム製の矩形枠で、長手方向の両端
辺に、後述する逃がし用ビス6を用いて、マスク2の一
方の端部と他方の端部とが取り付けられる。
逃がし用ビス6は、第4図に示すように、頭部6aとね
じ部6bとの間に、ねじを形成しない円柱状の逃がし部
6Cが形成され、逃がし部6cの直径が、マスク2のビ
ス孔4の径、ビス孔5の短径より若干小さくなるように
形成されている。
上記したマスク2は、逃がし用ビス6によって枠体3に
取り付けられた際に、マスク2の他方の端部で、第3図
に示すように、ビス孔5の右側端部が、逃がし用ビス6
と接触するように取り付けられる。
従って、マスク2は、一方から他方へ向かってラビング
する際に、マスク2の他方の端部が、ビス孔5の空間部
分だけ、枠体3に対してラビング方向(第11左から右
)に移動可能となる。
このように、マスク2の他方の端部が、枠体3に対して
移動可能としたことにより、マスクラビング時に、マス
ク2自体に有する不規則な“うねり” (マスク2の表
面が波を打っている状R)を吸収することができる。
次に、本実施例のマスクラビング用器具1を用いたマス
クラビング工程について説明する。
なお、第5図は、液晶セルフの斜視図であり、この液晶
セルフは、ガラスやプラスティックなどの2枚の透明基
板8の表面に、それぞれ透明電極層9および配向Wi1
0(10a、10b)を形成し、その間にネマティック
液晶11を挟持したものである。
透明電極層9は、透明基板8の表面に、酸化すすや酸化
インジウムなどの透明で電気抵抗の小さい金属酸化物を
、真空蒸着、スプレィ、高周波スパッタなどの方法で形
成したものである。
また、配向膜10は、透明電極層9の上に、ポリビニル
アルコールやポリイミドの溶液を印刷、または塗布して
形成される。
まず、ツイストネマティック配向処理を施した2枚の配
向膜10a、10bのうち、どちらが一方の配向WA1
0a(あるいは10b)の表面に、枠体3に組み付けた
マスク2を重ね合わせる。
このとき、マスク2のラビング方向が、配向膜10aに
あらかじめラビングされた方向に対して直交方向となる
ように、マスク2を配向11i 10aに重ねる。また
、配向WA1(laの表面、およびマスク2の表面に付
着した塵やほこりなどは、エアー吹付等の手段により除
去しておく。
マスク2の上面を、第1図に示すように、一方の端部か
ら他方の端部に向がって、ナイロン、ポリエステル、レ
ーヨン等の不織布、脱脂綿、ダイヤモンドペーストなど
の研磨具を巻き付けたローラー12を回転させながらラ
ビングする。
この結果、マスク2に切り抜かれた所定のパターン2a
部分だけ、配向@ 10aにあらかじめラビングされた
方向に対して90度の角度をなしてラビングされる。
このとき、マスク2の“うねり”は、ラビングの圧力に
よって矯正されながらラビング方向に移動するが、逃が
し用ビス6に対して、マスク2の他方の端部に形成され
た長円形のビス孔5の位置が移動するなめ、マスク2の
“うねり”が吸収される。
これにより、配向膜10aに対するマスク2の平坦性を
得ることができ、マスク2の“うねり°”の変化に伴う
配向欠陥の発生を防止することができる。
また、本発明のマスクラビング用器具1は、マスク2を
枠体3で保持する構造であるため、従来のように、個別
にマスク2を張り替える必要がなく、作業工程を簡略化
することができる。このため、マスクラビングに量産性
を与えて、マスクラビングを自動処理化することも可能
である。
なお、マスク2を交換する際にも、ビス止めであること
から、容易に交換することができる。
(変形例) 本実施例では、ビス孔5と逃がし用ビス6とによって、
マスク2の“うねり°゛を吸収する構造としたが、マス
ク2の他方の端部を弾性体で支持することで、マスク2
の゛うねり°゛を吸収するようにしてもよい。
逃がし用ビス6に逃がし部6cを設けたが、必ずしも逃
がし部6cを設ける必要はなく、特に、マスク2の一方
の端部では、ビスによって完全にマスク2を固定しても
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図はマスクラビング用器具の斜視図、第2図および
第3図はマスクのビス穴と逃がし用ビスとの関係を示す
部分の拡大図、第4図は逃がし用ビスの側面図、第5図
は液晶セルの構成概略図である。 図中 2・・・マスク 2a・・・所定のパターン 3・・・枠体 代 理 人 石 黒 健二 第2図 2・・・マスク 2a・・・所定のパターン 3・・・枠体 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(a)所定のパターンを切り抜いたラビング用のマ
    スクと、 (b)前記マスクを支持する枠体とからなり、前記マス
    クは、一方から他方へ向かってラビングする際に、他方
    の端部が、前記枠体に対してラビング方向に移動可能に
    支持されたことを特徴とするマスクラビング用器具。
JP29570088A 1988-11-22 1988-11-22 マスクラビング用器具 Pending JPH02141726A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29570088A JPH02141726A (ja) 1988-11-22 1988-11-22 マスクラビング用器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29570088A JPH02141726A (ja) 1988-11-22 1988-11-22 マスクラビング用器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02141726A true JPH02141726A (ja) 1990-05-31

Family

ID=17824032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29570088A Pending JPH02141726A (ja) 1988-11-22 1988-11-22 マスクラビング用器具

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JP (1) JPH02141726A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7518683B2 (en) 2003-11-17 2009-04-14 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device, fabrication method thereof, and hard mask

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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