JPH05322905A - 乾式分析フィルム片の押え装置 - Google Patents

乾式分析フィルム片の押え装置

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JPH05322905A
JPH05322905A JP12478192A JP12478192A JPH05322905A JP H05322905 A JPH05322905 A JP H05322905A JP 12478192 A JP12478192 A JP 12478192A JP 12478192 A JP12478192 A JP 12478192A JP H05322905 A JPH05322905 A JP H05322905A
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analysis film
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dry
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滋 手塚
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正明 寺嶋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】乾式分析フィルム片を用いた分析装置におい
て、インクベータで乾式分析分析フィルム片を測光する
際、乾式分析フィルム片を平面形状に維持できるように
する。 【構成】蓋80は、インクベータの乾式分析フィルム片10
の収納部54の上方に設けられている。この蓋80は、乾式
分析フィルム片10と略同一の平面形状及び寸法をした蓋
本体(押え本体)81と、蓋本体81の下面の4隅に一体に
突出して形成された押え突起82…82とで構成されてい
る。この蓋80で乾式分析フィルム片10を押さえつける
と、突起82が乾式分析フィルム片10の4隅を押し、湾曲
状態が矯正されて平面状態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液、尿等の試料液に
含まれる予め定められた生化学物質(以下、被検成分、
又はアナライトという)と化学反応、生化学反応又は免
疫反応し、それにより光学濃度が変化する試薬層を有す
る乾式分析フィルムを特定の形状(正方形、長方形、円
形、楕円形など)の小片(チップ)に裁断した乾式分析
フィルム片(乾式分析フィルムチップ)をアナライザの
インクベータにおいてインクベーション及び測光の際に
押さえて平面に保つための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、試料液中の特定の化学成分又は
化学成分の含有量又は活性値を定性的又は定量的に分析
することが、種々の産業分野において行なわれている。
特に、血液、尿等の生物体液中の生化学成分の含有量又
はその活性値、あるいは有形成分の含有量を定量分析す
ることは、臨床生化学分野において極めて重要である。
【0003】近年、試料液の小滴を点着供給するだけで
この試料液中に含まれている特定の化学成分の含有量又
はその活性値、あるいは有形成分の含有量を定量分析す
ることのできる乾式(ドライタイプ)の一体型多層分析
フィルム(多層分析要素又は多層分析素子とも称され
る)が開発され(特公昭53−21677号(米国特許 3,992,
158号)、特開昭55−164356号(米国特許 4,292,272
号)等)、実用されている。また、濾紙タイプの試験片
やそれを改良した単層又は多層の試験片(特開昭57−53
661号(米国特許 4,477,575号)等)も提案され、一部
は実用されている。これらの乾式分析フィルムを用いる
と、従来の湿式分析法に比して簡単かつ迅速に試料液の
分析を行なうことができるため、その使用は特に数多く
の試料液を分析する必要のある医療機関、研究所等にお
いて好ましいものである。
【0004】このような乾式分析フィルムを用いて試料
液中の化学成分の定量的な分析を行なうには、試料液を
乾式分析フィルムに(展開層を有するものでは展開層
に、展開層を有しないものでは直接試薬層に)点着させ
た後、これをインクベータ(恒温装置)内で所定時間恒
温保持(インクベーション)して呈色反応(色素生成反
応)させ、次いで試料液中の所定の生化学物質と乾式分
析フィルムに含まれる試薬との組み合わせにより予め選
定された波長を含む測定用照射光をこの乾式分析フィル
ムに照射してその光学濃度を測定し、この光学濃度値か
ら、あらかじめ求めておいた光学濃度値と所定の生化学
物質の物質濃度又は活性値との対応を表わす検量線を用
いて該試料液中の所定の生化学物質の物質濃度(含有
量)又は活性値を求めるものである。
【0005】ところで、前記の乾式分析フィルムは有機
ポリマーからなる支持体の上に試薬を含有した試薬層を
少なくとも1層、さらに好ましくは試薬層の上側に展開
層を設けた構成を有するものである。そして自動操作の
ために、乾式分析フィルム片は有機ポリマー製のスライ
ド枠(フレーム)に収められた化学分析スライドとして
用いられる。スライド枠に乾式分析フィルム片を収める
ことにより、乾燥すると反りやすい乾式分析フィルムを
平面状態に維持できるようにもなっている。すなわち、
試薬層中の試薬は水分がなければ反応しないが、水分を
吸収したとたんに反応を開始する恐れがある。したがっ
て、正確な分析結果を得るためには、測定を行うまでは
試薬層を乾燥状態に維持しなければならない。しかし、
乾式分析フィルムは乾燥すると反りやすいものであるの
で、乾式分析フィルム片を乾燥状態に維持すると、乾式
分析フィルム片は瓦状に湾曲した状態になるものであっ
た。そこで、この湾曲した乾式分析フィルム片を平面状
態に維持するために、乾式分析フィルム片をフレームに
収めて強制的に平面状態にしているのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような化学分析スライドを用いた分析装置は大型化す
る傾向を有するものであった。すなわち、大きい医療機
関においては、大量の化学分析スライドを短時間のうち
に消費することから大型のカートリッジが用いられ、ま
た、分析対象の生化学物質(被検成分、アナライト)の
数に相当する数のカートリッジを設ける必要があるの
で、カートリッジに要するスペースが大きくなるもので
あった。また、化学分析スライドはフレームに要するコ
ストが大きく、これが化学分析スライドのコストを上げ
る原因の一つとなっており、さらに、このフレームの存
在によりカートリッジ、インクベータなどが大型になる
ものでもあった。
【0007】そこで、本出願人は、乾式分析フィルム片
(乾式分析フィルムチップ)をそのままの形態で(乾式
分析フィルム片をフレームに収めることなしに)用いる
ことができるようにした、小型化を可能にした、カート
リッジ及びインクベータを提案した(特願平4−5508
号、特願平4−16098号)。これらのカートリッジ及び
インクベータは、小型にすることができ、かつ安価に製
造できる乾式分析フィルム片を使用できるので、極めて
好ましいものである。
【0008】しかしながら、乾式分析フィルム片は、上
述したように瓦状に湾曲しやすく、この湾曲は乾燥状態
のみならず、試料液の点着後の湿った状態においても完
全には解消されず、湾曲状態を続ける場合があった。そ
して測光の際、乾式分析フィルム片が湾曲状態にある
と、測光を正確におこなえないものであった。
【0009】本発明は、以上の問題点を解決し、アナラ
イザのインクベータにおいてインクベーション及び測光
の際、乾式分析フィルム片を平面形状に維持することが
できる乾式分析フィルム片の押え装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、本発明の乾式分析フィルム
片の押え装置は、インクベータの乾式分析フィルム片収
納部に収納された乾式分析フィルム片に載置される押え
本体と、この押え本体の乾式分析フィルム片の4隅に対
応する部位に設けられた押え突起とを有して構成されて
いる。
【0011】押え本体は、押え突起を設けることがで
き、かつインクベータの乾式分析フィルム片収納部に収
納された乾式分析フィルム片に載置できるものであれ
ば、その形状、寸法、材質などは特に限定されない。例
えば、形状としては、平板状、円又は矩形の枠状、放射
線状、平板の中央に孔(開口)を形成した形状があり、
寸法としては、乾式分析フィルム片と同一でも、小さく
ても又は大きくてもよい。押さえ本体は乾式分析フィル
ム片の湾曲にうちかって乾式分析フィルム片を実質的に
平面形状に維持することができる重量があるものでもよ
いし、あるいは押さえ本体を上側から下向きに付勢でき
る弾性体(ばね)を押さえ本体の上側に設けてもよい。
押さえ本体の材質としては、金属、セラミックス、金属
の表面にセラミックスの薄膜をコーティングしたもの、
有機ポリマー、金属の表面に有機ポリマー(例、ポリテ
トラフルオロエチレン)の薄膜をコーティングしたもの
など材質は公知の素材から適宜に選択することができ
る。
【0012】また、押え本体は、押え本体専用の部材で
構成しても、他の部材、例えばインクベータの乾式分析
フイルム片の蓋で兼用させてもよい。蓋で兼用させた場
合、この蓋は、乾式分析フイルム片を平面に保つ機能
と、点着された試料液の蒸発を防止する機能の2つの機
能を持つことになり、部品点数、構造の簡易性の観点で
好ましい。
【0013】さらに、押え本体には、試料液を点着する
ための点着孔を設けることができる。この点着孔は、試
料液を点着できるだけの空間であればよく、例えば、押
え本体の中央部分を円形などに穿設したり、押え本体を
枠状に構成したりする。この点着孔を持つ押え本体は、
試料液の点着時に乾式分析フイルム片を平面状に保つこ
とができるので、試料液の点着位置が決めやすく、試料
液の点着操作が容易かつ確実である。このような点着孔
を持つ押え本体を使用する場合は、試料液点着後にイン
クベータ中でインクベーションする際に、押さ本体の上
に試料液の蒸発を防止するための蓋を重ねる必要があ
る。この蓋は、素材が押え本体と同様であり、形状がシ
ート状(薄板状)、ブロック状(厚板状)などであり、
また、動作の態様がヒンジ(蝶番)で開閉自在に設ける
態様、上下動自在に設ける態様などである。そして、蓋
は、押さ本体を介して乾式分析フイルム片と重なってい
るため、その下面が試料液で汚されることがない。
【0014】押え突起は、乾式分析フィルム片の4隅を
押さえつけて平面形状に維持するもので、乾式分析フィ
ルム片の4隅に対応する部位に設けられている。この乾
式分析フィルム片の4隅は、試料液で濡れていない乾燥
している部分のことである。すなわち、試料液を点着す
ると試料液は試薬層を略円形状に拡散して行くが、この
拡散は試薬層全面に広がらず途中で止まるものである。
したがって、4隅は、点着地点から遠いので、試料液が
浸透して来ず乾燥状態のままである。
【0015】ここでいう乾式分析フィルム片の4隅は、
乾式分析フィルム片の大きさ、試料層の湿潤性、試薬液
の粘性、試薬液の点着量などにより変化するが、例え
ば、乾式分析フィルム片が15mm×15mmの正方形の場合、
乾式分析フィルム片の中心より直径約13mmの円より外側
の部分である。
【0016】押え突起の突出している長さは、押え本体
が乾式分析フィルム片に接触しないだけあればよく、点
着された試料液の蒸発を防止する観点から短い方が好ま
しい。押え本体が乾式分析フィルム片に接触しないと
は、押え本体と乾式分析フィルム片の上側表面とが平均
して約100μm〜約500μm、好ましくは約150μm〜約3
00μmの離りをなすことを意味する。また、押え突起
は、押え本体に別部材を固着して設けても、押え本体と
一体に形成して設けてもよい。
【0017】乾式分析フィルムは、基体、少なくとも1
層の試薬層、さらに好ましい態様においては1層の展開
層を、この順に、有する構成からなるものである。基体
は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、
ポリスチレンなどの有機ポリマーシートである。基体は
透明支持体を兼ねてもよいし、あるいは透明支持体の下
にさらに基体を接着して積層してもよい。透明支持体は
基体と同様の素材からなるシートを用いることができ
る。
【0018】試薬層は、例えば、ゼラチン、ポリアクリ
ルアミド、ポリビニルアルコールなどの親水性ポリマー
バインダーの中にアナライト(定量分析する対象となる
生化学成分)を検出するための発色(色素が生成され
る)又は変色反応に必要な試薬成分が含まれている少な
くとも1つの層で構成されている。ただし、ヘモグロビ
ン定量用乾式分析フィルムのように、試薬を必要としな
いもの(試薬層のかわりに前記のようなポリマーバイン
ダーの層が設けられている)もある。
【0019】濾紙タイプの試験素子やそれを改良した単
層又は多層の試験素子の場合には、このような試験素子
を、公知の適当な接着剤により前記の基体に接着積層し
たものをも、本明細書では乾式分析フィルムに含める。
乾式分析フィルム片(乾式分析フィルムチップ)の形
状は、一般的に、正方形、長方形、円形、楕円形などの
小片(チップ)であり、サイズ(寸法)は、正方形又は
長方形の場合、一辺の長さ約10mm〜約20mmの範囲、円形
又はの場合、直径約10mm〜約20mmの範囲、楕円の場合、
長径、短径いずれも約10mm〜約20mmの範囲、厚さはいず
れの形状でも約0.4mm〜約1.5mmの範囲である。分析操作
や製造の容易さの観点からは、乾式分析フィルム片の形
状は、正方形、正方形に近い長方形が好ましい。
【0020】この乾式分析フィルムで分析できる生体成
分としては、例えば、血糖(グルコース)、コレステロ
ール、尿素窒素(BUN)、クレアチニン、ビリルビ
ン、GOT(グルタミン酸オキザロ酢酸転移酵素)、G
PT(グルタミン酸ピルビン酸転移酵素)、アミラー
ゼ、C反応性蛋白(CRP)がある。
【0021】
【作用】本発明の乾式分析フィルム片の押え装置では、
押え突起が乾式分析フィルム片の4隅を押さえつけて平
面状態にする。また、押え突起により押え本体は乾式分
析フィルム片の上側表面からわずかに離れているので押
え本体は試料液と接触しないし、また押え突起も、試料
液と接触しないので、押え装置が試料液により汚染され
ることがないし、さらに試料のキャリオーバーが発生し
ない。
【0022】
【実施例】本発明による乾式分析フィルム片の押え装置
の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0023】図1は乾式分析フィルム片の押え装置を含
む分析装置の一部断面した概略側面図、図2は同上分析
装置の概略斜視図、図3はインクベータの要部の横断面
図、図4はインクベータの要部の縦断面図、図5は押え
装置及び乾式分析フィルム片の斜視図、図6は押え装置
で乾式分析フィルム片を押さえた状態の平面図、図7か
ら図11まではインクベータへの乾式分析フィルム片の装
填方法を示す図、図12は押え装置の他の実施例と乾式分
析フィルム片の斜視図、図13は分析作業を示す工程図、
図14も押え装置の他の実施例の斜視図、図15も押え装置
の他の実施例の斜視図、図16は乾式分析フィルム片の斜
視図である。
【0024】本発明に用いる乾式分析フィルム片10の代
表的な形状は、図16に示すように、正方形又は近い長方
形で、その寸法は一辺の長さ約10mm〜約20mmの範囲、厚
さ約0.4mm〜約1.5mmの範囲である。図16の乾式分析フィ
ルム片の場合、サイズ15mm×15mm×0.5mm(厚さ)の正
方形で、PET(ポリエチレンテレフタレート)又はポ
リスチレンからなる基体11と、この基体11上に設けられ
た試薬層12、この試薬層の上に積層された展開層13が設
けられている。そして、この乾式分析フィルム片10は、
使用前の乾燥時においては、通常、図中二点鎖線で示す
ように、展開層13又は試薬層12を内側にして湾曲した状
態となっている。
【0025】本発明の乾式分析フィルム片の押え装置を
含む分析装置(アナライザー)は、図1及び2に示すよ
うに、未使用の乾式分析フィルム片10を貯蔵する乾式分
析フィルム片収納部20、収納部20から乾式分析フィルム
片10を取出し後述するインクベータに送り込む乾式分析
フィルム片搬送部30、乾式分析フィルム片搬送部30の搬
送路の途中において乾式分析フィルム片10に試料液を点
着する点着部40、点着部40で試料液が点着された乾式分
析フィルム片10を所定時間恒温保持するインクベータ5
0、インクベータ50で呈色反応を生じた乾式分析フィル
ム片10の反射光学濃度を測定する測光部60、測光部60で
測光された乾式分析フィルム片10をインクベータ50から
排出する乾式分析フィルム片排出部70を備えている。
【0026】前記乾式分析フィルム片収納部20は、カー
トリッジ収納箱21が設けられ、カートリッジ収納箱21の
中に、アナライトの種類数に応じた数の乾式分析フィル
ム片カートリッジ22…22が装填されている。
【0027】乾式分析フィルム片カートリッジ22の一具
体例として、外径寸法約18mm×18mm×100mm、肉厚約1m
mで、内部が中空のほぼ直方体状をしたカートリッジ本
体23から成り、カートリッジ本体23は、黒色に着色され
た有機ポリマーで遮光性を有するように形成されてい
る。また、カートリッジ本体23の下部には、乾式分析フ
ィルム片10を取り出すための開口部24が形成されるてい
る。開口部24の縁辺には、分析フィルム片を横方向に約
2mm〜約3mm摺動させた際に分析フィルム片が開口部24
から(カートリッジの外側壁より)外側方向に動きうる
切欠き部251と切欠き部251に対向する辺に固定部252、
他の対向する2辺には係止ばね253が、その先端部分が
開口部24に突出した状態で縁辺部に取付けられている。
さらに、カートリッジ本体23の内部には、その天部に乾
式分析フィルム片10を下方に押圧するためのコイルバネ
26が固着され、このコイルバネ26の先端には乾式分析フ
ィルム片10とほぼ同じ大きさの押圧板27が固着されてい
る。
【0028】そして、2個の係止ばね253は、コイルバ
ネ26が最大の付勢力の時、すなわち、乾式分析フィルム
片10を最大に充填した時、最下端の乾式分析フィルム片
10を押し留めるだけの強さを有するとともに、後述する
減圧吸引パッドで吸着した最下端の乾式分析フィルム片
10を下方に引いた時、乾式分析フィルム片10を押し留め
るだけの強さを有していないように設定されている。係
止ばね253は、カートリッジと同じ素材又は可撓性の強
い有機ポリマーで成形された弾性体で、その形態はカー
トリッジの内側にゆるく湾曲した細幅の板状の弾性突起
(爪状突起)である。
【0029】切欠き部251に対向する辺に設けられてい
る固定部252は、弾性(ばね性)が実質的になく、積み
重ね下向きに付勢された乾式分析フィルム片を確実に止
める作用をするものである。この固定部252は、カート
リッジと一体に成形した板状の細長い小突起で形成され
ている。固定部252のカートリッジ内側に突出する長さ
は約1mm〜約3mm、縁辺に沿った長さは約5mmから辺と同
じ長さまでの範囲である。
【0030】カートリッジの開口部から乾式分析フィル
ム片を取り出す際には、まず減圧吸引パッドを分析フィ
ルム片の基体(又は支持体)下面に吸着固定させ、つい
でカートリッジの切り欠き部向きに、固定部252の突出
長さ分よりわずかに長く水平に移動させ、その後吸引パ
ッドを下向きに移動させて2つの係止ばね(係止爪)25
3に抗して分析フィルム片をカートリッジ開口から下向
きに取り出す。
【0031】また、カートリッジ本体23の外面には、磁
気コードを設けることができる。磁気コードには、収納
する乾式分析フィルム片10の種別情報、ロット番号情
報、ロット補正情報、アナライト(分析項目)情報、使
用期限情報などの情報が記録されている。そして、これ
らの情報は、分析装置に設けられた磁気ヘッド(図示せ
ず)で読み取られ、制御部(図示せず)で生化学分析に
利用される。化学分析カートリッジ22は以上のように構
成されており、そして、乾式分析フィルム片10が、基体
11を下に展開層13(又は試薬層12)を上にした状態で多
数充填され、乾式分析フィルム片10は、コイルバネ26で
下方に付勢されるとともに、係止ばね253で係止された
状態となっている。
【0032】前記乾式分析フィルム片搬送部30は、搬送
手段としての乾式分析フィルム片10を減圧吸着して固定
する吸引パッド31が設けられ、吸引パッド31には、空気
を減圧吸引する吸引手段(図示せず)が連結されてい
る。また、吸引パッド31を移動させる移動手段(図示せ
ず)が設けられ、吸引パッド31は、この移動手段によ
り、カートリッジ22とインクベータ50間を水平に移動す
るとともに、乾式分析フィルム片カートリッジ22の下方
において上中下の3段階に停止し、かつ、インクベータ
50において中下の2段階に停止するようになっている。
【0033】前記点着部40は、アーム41にピペットチッ
プ42が設けられ、ピペットチップ42で乾式分析フィルム
片10に試料液を点着する。そして、アーム41は、水平方
向に回転自在に設けられるとともに、鉛直方向に昇降自
在に設けられており、また、試料液を貯留した試料液槽
(図示せず)が設けられている。
【0034】前記インクベータ50は、円盤状のインクベ
ータ本体51が回転自在に支持され、本体51内には加熱手
段(図示せず)が内蔵され、内部を37℃近傍の一定温度
に保っている。また、本体51の側面には円周上に所定間
隔で乾式分析フィルム片10を搬入するための搬入孔52が
多数形成され、搬入孔52に続いて乾式分析フィルム片10
を収納する収納部53が形成されている。
【0035】収納部53は、図3及び図4に示すように、
平面形状が乾式分析フィルム片10より大きい矩形状で、
かつ、収容された乾式分析フィルム片10の角部に対応す
る隅角部分が内方に突出したコーナ部54を有し、乾式分
析フィルム片10の側面が収納部53の側壁に当接しないよ
うになっている。また、収納部53の中央部分には測光窓
55が開口されており、測光窓55の下部には後述する測光
ヘッドが入り込むリング溝56が形成されている。さら
に、収納部53の外周上部には乾式分析フィルム片10を案
内するためのテーパ部57が形成され、収納部54の上方に
は、試料液の蒸発を防止する蓋58が上下動自在又は開閉
自在に設けられている。また、インクベータ本体51の側
面外方には、インクベーション時に搬入孔52を閉塞して
試料液の蒸発を防止する閉塞部材59が設けられている。
【0036】そして、収納部54の上方には、乾式分析フ
ィルム片押え装置としての蓋80が設けられている。蓋80
は、図5に示すように、乾式分析フィルム片10と略同一
の平面形状及び寸法をした蓋本体(押え本体)81と、蓋
本体81の下面の4隅に一体に突出して形成された押え突
起82…82とで構成されている。
【0037】蓋80で乾式分析フィルム片10を押さえつけ
ると、突起82が乾式分析フィルム片10の4隅を押し、図
5中2点鎖線で示すように、湾曲状態が矯正されて平面
状態になる。このとき、押え突起82が接触している乾式
分析フィルム片10の4隅は、図6に示すように、試料液
90が展開して来ていない。押え突起により蓋本体(押え
本体)は乾式分析フィルム片の上側表面からわずかに離
れているので蓋本体81は乾式分析フィルム片の上側に点
着され展開した試料液と接触しない。
【0038】前記測光部60は、乾式分析フィルム片10と
試料液中のアナライトとの呈色反応による色素の反射光
学濃度を測定するための測光ヘッド61が設けられ、その
先端部分はインクベータ本体51のリング溝56に挿入され
ている。測光ヘッド61は、所定波長の光を含む測定用照
射光を基体11を透過して試薬層12に照射し、その反射光
を光検出素子で検出するものであり、フィルタ62及びレ
ンズ63を介して光源64に接続されている。フィルタ62
は、アナライト(測定項目)に対応する複数のフィルタ
が円盤65上に設置され、円盤65を回転させて測定項目に
対応する複数のフィルタを順次選択するように構成され
ている。
【0039】また、測光ヘッド61には、アンプ66を介し
て測定部67が電気的に接続されており、測定部67は、入
力された電気信号のレベルに基づき試薬層12中で生成さ
れた色素の反射光学濃度値を測定し、試料液中の予め定
められた生化学物質(アナライト)の濃度又は活性値を
演算し算出する。
【0040】前記乾式分析フィルム片排出部70は、排出
シュート(滑落路)71と、乾式分析フィルム片10をイン
キュベート本体51の収納部53から排出シュート71へ搬送
する減圧吸引パッド72とが設けられている。排出シュー
ト71は、上方に膨らんだ状態で斜めに形成され、そのイ
ンクベータ本体51側には吸引パッド72が入り込むスリッ
ト73が形成されている。また、吸引パッド72は、移送手
段(図示せず)に取りつけられ、収納部53と排出シュー
ト71間を水平方向に移動するとともに、収納部53の下方
および排出シュート71において上下方向に移動するよう
に構成されている。
【0041】次に、前記の構成の分析装置で乾式分析フ
ィルム片を用いて試料液中の特定のアナライトを分析す
る分析方法について説明する。
【0042】減圧吸引パッドは、まず、化学分析カート
リッジ22から乾式分析フィルム片10を取出し、乾式分析
フィルム片に試料液を点着した後インクベータ50へ搬送
する。つまり、減圧吸引パッド31を、乾式分析フィルム
片カートリッジ22とインクベータ50との間を点着部40を
通過するようにして往復させ、未使用の乾式分析フィル
ム片10をカートリッジ22から取出し点着部40に送り、次
に、点着部40で試料液が点着された乾式分析フィルム片
10をインクベータ50に送り、そして、再びカートリッジ
22の下方に戻す。
【0043】より詳しくは、図1に示すように、カート
リッジ22の下方に位置する減圧吸引パッド31(矢印a)
を上昇させて最下端の乾式分析フィルム片10を吸着させ
る(矢印b)。次に、乾式分析フィルム片10を吸着した
状態で切欠き251へスライドさせて固定部252から離脱さ
せ、さらに、少し降下させ乾式分析フィルム片10をカー
トリッジ22から取り出す(矢印c)。
【0044】下降した吸引パッド31は、最上段と最下段
の中間位置で乾式分析フィルム片10を吸着した状態であ
り、カートリッジ22の最下層には2番目の乾式分析フィ
ルム片10が位置している。
【0045】ついで、水平方向に移動させて点着部40ま
で搬送し(矢印d)、ピペットチップ42で試料液を点着
した後、再び水平方向へ搬送してインクベータ50に送り
込み(矢印e)、さらに、下降させて乾式分析フィルム
片10を収納部53に装填する(矢印f)。
【0046】乾式分析フィルム片10のインクベータ本体
51の収納部53への装填は、図7に示すように、乾式分析
フィルム片10を水平方向に送り、図8に示すように、搬
送孔52を通って収納部53に位置させる。次に、図9に示
すように、吸引パッド31を下降させると、乾式分析フィ
ルム片10は収納部53に載置された状態となるが、このと
き乾式分析フィルム片10は、点着により湾曲が少し矯正
されているが、完全には除去されていない。その後、図
10に示すように、吸引パッド31を水平方向に移動させて
カートリッジ22下方の最初の位置に復帰させるととも
に、蓋80を下降させて乾式分析フィルム片10を押圧する
と、突起82が化学分析スライド10の4隅を押し下げつつ
下降し、カールを矯正して平面状態にする。ついで、図
11に示すように、閉塞部材59を搬入孔52に装入して乾式
分析フィルム片10を略密閉状態にする。
【0047】以上のような状態で乾式分析フィルム片10
を所定時間インクベーションし、その後測光ヘッド61で
試薬層12の呈色反応により生じた色素の反射光学濃度を
測定する。すなわち、試薬層12からの反射光は試薬層12
中で生成された色素量に応じた光情報(具体的には光
量)を担持しており、この光情報を担持した反射光が光
検出素子に入射して光電変換され、アンプ66を介して演
算部67に送出される。演算部67では、入力された電気信
号のレベルに基づき試薬層12中で生成された色素の光学
濃度値を算出し、試料液中の予め定められた生化学物質
(アナライト)の濃度又は活性値を算出する。
【0048】測光が終了した乾式分析フィルム片10は、
乾式分析フィルム片排出部70へ送られ、減圧吸引パッド
72で吸着された後、インクベータ本体51外へ持ち出さ
れ、排出シュート71のスリット73まで搬送される。そし
て、吸引パッド72を下降させて乾式分析フィルム片10を
排出シュート71上に分離させ、この吸引パッド72の吸着
が解かれた乾式分析フィルム片10は、排出シュート71上
から所定の回収容器に収容される。
【0049】図12は、本発明による乾式分析フィルム片
の押え装置の他の実施例の下方から見た斜視図である。
この図に示す乾式分析フィルム片の押え装置100は、乾
式分析フィルム片10を平面状態にするための専用のもの
であって、押え本体101と、この押え本体101の4隅に形
成された押え突起102とで構成されている。上記押え本
体101は、乾式分析フィルム片10と略同一形状及び寸法
で、その中央に試料液の点着用の点着孔103が穿設され
ている。そして、図12中2点鎖線で示すように、上方か
ら突起102で押さえつけることにより、乾式分析フィル
ム片10を平面状態に矯正する。
【0050】このような乾式分析フィルム片の押え装置
100では、点着作業の前の任意の時に、押え装置100で乾
式分析フィルム片10を押さえつけて平面状態に矯正し、
以後この状態を維持しつつ測光作業まで行なう。
【0051】すなわち、図13に示すように、湾曲した状
態の乾式分析フィルム片10(図13(a))の上に押え本体1
01を載せて平面状態に矯正する(図13(b))。ついで、
点着孔103を介して試料液90を点着し(図13(c))、さら
にインクベータへ搬送し、押え本体101の上面に蓋104を
載せ(図13(d))、この状態で測光する。
【0052】図14も、本発明の乾式分析フィルム片の押
え装置の他の実施例の下方から見た斜視図である。この
図に示す乾式分析フィルム片の押え装置10も、乾式分析
フィルム片とを平面状態に維持するための専用のもの
で、正方形の枠状に形成された押え本体111と、この押
え本体111の角部に固定されたピンからなる押え突起112
とで構成され、押え本体111の内部の空間が点着孔113と
なっている。
【0053】図15も、本発明の乾式分析フィルム片の押
え装置の他の実施例の下方から見た斜視図である。この
図に示す乾式分析フィルム片の押え装置120も、乾式分
析フィルム片を平面状態に維持するための専用のもの
で、正方形の平板状に形成された押え本体121と、この
押え本体121の角部に斜め下方に折れ曲がった状態で一
体に形成された押え突起122とで構成され、また、押え
本体121の中央には点着孔123が形成されている。
【0054】いずれの押え装置においても、押え突起に
より押え本体は乾式分析フィルム片の上側表面からわず
かに離れているので押え本体は乾式分析フィルム片の上
側に点着され展開した試料液と接触しない。
【0055】
【発明の効果】本発明の乾式分析フィルム片の押え装置
は、乾式分析フィルム片を平面状態に維持できるので、
精度よく測光することができる。さらに、押え突起によ
り押え本体は乾式分析フィルム片の上側表面からわずか
に離れているので押え本体は試料液と接触しないし、ま
た押え突起も、試料液と接触しないので、押え装置が試
料液により汚染されることがないし、さらに試料のキャ
リオーバーが発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乾式分析フィルム片の押え装置を含む
分析装置の一部断面した概略側面図。
【図2】本発明の乾式分析フィルム片の押え装置を含む
分析装置の概略斜視図。
【図3】本発明の乾式分析フィルム片の分析装置に用い
たインクベータの要部の横断面。
【図4】本発明の乾式分析フィルム片の分析装置に用い
たインクベータの要部の縦断面。
【図5】本発明による押え装置の一実施例と乾式分析フ
ィルム片の斜視図。
【図6】本発明による押え装置の一実施例で乾式分析フ
ィルム片を押さえた状態の平面図。
【図7】乾式分析フィルム片をインクベータに搬送する
工程を示すインクベータの断面図。
【図8】乾式分析フィルム片をインクベータに搬送する
工程を示すインクベータの断面図。
【図9】乾式分析フィルム片をインクベータに搬送する
工程を示すインクベータの断面図。
【図10】乾式分析フィルム片をインクベータに搬送する
工程を示すインクベータの断面図。
【図11】乾式分析フィルム片をインクベータに搬送する
工程を示すインクベータの断面図。
【図12】本発明による押え装置の他の実施例と乾式分析
フィルム片の斜視図。
【図13】本発明による押え装置の他の実施例の使用態様
を示す模式図。
【図14】本発明による押え装置の他の実施例の斜視図。
【図15】本発明による押え装置の他の実施例の斜視図。
【図16】本発明に用いる乾式分析フィルム片の斜視図。
【符号の説明】
10…乾式分析フィルム片 11…基体 12…試薬層 20…乾式分析フィルム片収納部 21…乾式分析フィルム片カートリッジ 24…開口部 25…爪 26…コイルバネ(付勢手段) 30…乾式分析フィルム片搬送部 31…吸引パッド(搬送手段) 40…点着部 50…インクベータ 53…収納部 54…内方に突出したコーナー部 60…測光部 70…排出部 80…蓋(押え装置) 81…蓋本体(押え本体) 82…押え突起 100、110、120…押え装置 101、111、121…押え本体 102、112、122…押え突起 103、113、123…点着孔
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図6】
【図7】
【図8】
【図5】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクベータの乾式分析フィルム片収納
    部に収納された乾式分析フィルム片に載置される押え本
    体と、この押え本体の乾式分析フィルム片の4隅に対応
    する部位に設けられた押え突起とを有する乾式分析フィ
    ルム片の押え装置。
  2. 【請求項2】 押え本体が、インクベータにおける乾式
    分析フィルム片の蓋である請求項1に記載の乾式分析フ
    ィルム片の押え装置。
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