JP3295551B2 - 検査用素子およびこの素子収容用のカートリッジ - Google Patents

検査用素子およびこの素子収容用のカートリッジ

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JP3295551B2 JP22191294A JP22191294A JP3295551B2 JP 3295551 B2 JP3295551 B2 JP 3295551B2 JP 22191294 A JP22191294 A JP 22191294A JP 22191294 A JP22191294 A JP 22191294A JP 3295551 B2 JP3295551 B2 JP 3295551B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生化学分析システムにお
いて使用される検査用素子およびこの検査用素子を収容
するカートリッジに関するものであり、詳しくは血液、
尿等の試料液に含まれる所定の生化学物質との化学反応
または免疫反応等により光学濃度変化を生じる試薬を含
有する層を有してなる乾式分析フイルムの搬送途中にお
ける位置ずれを検出する検査用素子および検査用素子を
収容するカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】試料
液中の特定の化学成分を定性的もしくは定量的に分析す
ることは様々な産業分野において一般的に行なわれてい
る。特に血液や尿等、生物体液中の化学成分または有形
成分を定量分析することは臨床生化学分野において極め
て重要である。
【0003】近年、試料液の小滴を点着供給するだけで
この試料液中に含まれている特定の化学成分または有形
成分を定量分析することのできるドライタイプの乾式分
析フイルムが開発され(特公昭53-21677号公報(米国特
許 3,992,158号明細書),特開昭55-164356 号公報(米
国特許 4,292,272号明細書)等)、実用化されている。
この乾式分析フイルムを用いると、従来の湿式分析法に
比して簡単且つ迅速に試料液の分析を行なうことができ
るため、その使用は特に数多くの試料液を分析する必要
のある医療機関、研究所等において好ましいものであ
る。
【0004】このような乾式分析フイルムを用いて試料
液中の化学成分等の定量的な分析を行なうには、まず、
乾式分析フイルムをカートリッジから取り出し、該フイ
ルムを所定位置まで搬送して試料液を乾式分析フイルム
に点着させ、次にこれをインキュベータ(恒温器)内に
搬入し、所定時間恒温保持(インキュベーション)して
呈色反応(色素生成反応)させ、この後試料液中の所定
の生化学物質と乾式分析フイルムに含まれる試薬との組
み合わせにより予め選定された波長を含む測定用照射光
をこの乾式分析フイルムに照射してその光学濃度を測定
し、この光学濃度から、あらかじめ求めておいた光学濃
度と所定の生化学物質の物質濃度との対応を表わす検量
線を用いて該試料液中の所定の生化学物質の物質濃度を
求め、この後、使用済の乾式分析フイルムをインキュベ
ータから取り出して廃却箱に廃却するように構成された
生化学分析システムが用いられる。
【0005】このような生化学分析システムにおいて
は、乾式分析フイルムを各所定位置に搬送し乍ら各処理
を順次行なうことになるが、乾式分析フイルムがカート
リッジから取り出される際や搬送途中において、乾式分
析フイルムが取出手段上や搬送手段上の所定位置からず
れる場合が考えられる。
【0006】このように乾式分析フイルムがずれた状態
で搬送されると、フイルムの所定位置、例えば中心位置
を中心として点着、加熱、測光等の各処理が行なわれな
いこととなる。このため微妙な測定数値の違いに基づい
て判断結果が左右され、その測定数値の精度が極めて重
要となる生化学分析装置においては、乾式分析フイルム
の取出手段上や搬送手段上でのずれが生じたか否かを検
査する手段の確立が望まれていた。
【0007】本願発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、乾式分析フイルムが取出手段上や搬送手段上で所定
位置に配されているか否かを検査し得る検査用素子およ
び素子収容用のカートリッジを提供することを第1の目
的とする。
【0008】ところで、上記乾式分析フイルムは、一般
にプラスチック等からなる支持体上に試薬を含有した試
薬層および展開層を設けてなる乾式分析フイルム片をプ
ラスチック製のフレームによって挾持しているのでこの
乾式分析フイルムを収容して恒温保持するインキュベー
タの収容部や上述した搬送系、さらには試料液の点着前
に乾式分析フイルムを乾燥保管させておくサプライヤや
カートリッジが乾式分析フイルム片に対してフレームが
設けられている分だけ大きくなり、インキュベータ、搬
送系さらにはサプライヤやカートリッジのコンパクト化
を図る際の障害となり、あるいは、乾式分析フイルムの
収容数、搬送量さらには保管枚数が小さくなって生化学
分析装置全体としての処理能力の増大が得られないもの
となる。また、乾式分析フイルムにおいてはフレーム装
着に要するコストが大きく、これが生化学分析における
コストを引き上げる要因の一つとなっており問題となっ
ていた。
【0009】このような事情に鑑み本願出願人は、フレ
ームを有しない乾式分析フイルム片を用いて生化学分析
を行うための技術の開発を行ってきた。例えば特願平5-
177054号明細書では、フレームを有しない乾式分析フイ
ルム片を複数枚収納するためのカートリッジ、このカー
トリッジ内から、乾式分析フイルム片を傷付けないよう
に取り出すためのサクションカップ等の吸着取出手段、
この吸着取出手段によりカートリッジから取り出された
乾式分析フイルム片を点着位置、さらには恒温保持位置
に搬送する、この吸着取出手段と同様のサクションカッ
プ等からなる吸着搬送手段、乾式分析フイルム片に所定
量の試料液を点着するための点着手段、さらにはこの試
料液が点着された乾式分析フイルム片を恒温保持するイ
ンキュベータを備えた生化学分析装置を提案している。
【0010】ところが、このような乾式分析フイルム片
を使用する生化学分析装置においては、該フイルム片が
マウントを有しないため、サクションカップ等の吸盤で
フイルム片の取出手段や搬送手段が構成され、その吸盤
によりフイルム片の一面を吸着することとなり、また、
例えばインキュベータ内でもこのフイルム片の隅部を上
方から弱く押圧することとなるので、フイルム片に直接
力を作用せしめて位置決めを行なうことができないとい
う問題がある。
【0011】また、マウントを有しない乾式分析フイル
ム片においては、素子全体が発色面(測定面)であり、
またサイズ的にもかなり小さくなるので上記ずれが生じ
た場合に、オペレータが例えば手でこの位置ずれを直す
ことは困難であり、そのようなフイルム片を再度使用す
ることは難しい。
【0012】このように、素子が乾式分析フイルム片で
ある場合には、上記ずれがより生じやすく、また、上記
ずれが生じた場合における影響はより大きなものとな
る。
【0013】本願発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、乾式分析フイルム片が取出手段上や搬送手段
上で所定位置に配されているか否かを検査し得る検査用
素子および素子収容用のカートリッジを提供することを
第2の目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願発明の第1の検査用
素子は、乾式分析フイルムに試料液を点着して該フイル
ムを恒温保持し、この後該フイルムを測光して、前記試
料液中の被測定物質の濃度を測定する生化学分析システ
ムに使用される検査用素子であって、前記乾式分析フイ
ルムと略同等の形状および大きさに構成され、かつ少な
くとも表裏いずれか一方の面に位置ずれ検出用の濃度パ
ターンが形成されてなることを特徴とするものである。
【0015】また、本願発明の第2の検査用素子は、上
記第1の検査用素子において、前記乾式分析フイルムが
マウントを有しない乾式分析フイルム片であることを特
徴とするものである。
【0016】一方、本願発明の第1の検査用素子収容用
のカートリッジは、前記乾式分析フイルムを積載収容し
てなる乾式分析フイルムカートリッジと略同等の大きさ
および形状に構成され、かつ少なくとも一枚の前記検査
用素子を前記乾式分析フイルムとともに積載収容したこ
とを特徴とするものである。
【0017】また、本願発明の第2の検査用素子収容用
のカートリッジは、前記乾式分析フイルムを積載収容し
てなる乾式分析フイルムカートリッジと略同等の大きさ
および形状に構成され、前記検査用素子のみを積載収容
したことを特徴とするものである。
【0018】さらに、本願発明の第3の検査用素子収容
用のカートリッジは、上記第1もしくは第2の検査用素
子収容用のカートリッジであって、前記乾式分析フイル
ムがマウントを有しない乾式分析フイルム片であること
を特徴とするものである。
【0019】なお、上記「位置ずれ検出用の濃度パター
ン」とは上記検査用素子の中心位置が、上記測光部によ
る測光中心位置(検査光照射中心位置)に対してずれた
状態で配設されたときに、そのずれ量に応じて測光値を
変化させることができるような濃度分布をいう。
【0020】
【作用および発明の効果】上記第1の検査用素子によれ
ば、乾式分析フイルムと略同等の形状および大きさに形
成され、かつ少なくとも表裏いずれか一方の面に位置ず
れ検出用の濃度パターンが形成されている。
【0021】したがって、乾式分析フイルムを用いて通
常の生化学分析操作を行なう前に、この検査用素子を用
いた検査用操作を行ない、所定の各位置において、この
検査用素子上の濃度パターンを測光することによりこの
検査用素子の取出手段上、あるいは搬送手段上での位置
ずれを検出することができる。
【0022】この検査用素子は乾式分析フイルムと略同
等の大きさに形成されており、検査用素子の位置ずれに
基づき乾式分析フイルムの位置ずれを予測することがで
きる。
【0023】この位置ずれは例えば取出手段や搬送手段
としてサクション吸盤を用いた場合、この吸盤に付着し
た汚れ(ゴミ、ホコリ)によって検査用素子および乾式
分析フイルムが吸盤上をすべることにより生ずる。した
がって、検査用素子についてこのような位置ずれを検出
した後、上記吸盤をクリーニングすることにより、これ
以後に取り扱う乾式分析フイルムの位置ずれを防止する
ことが可能となる。
【0024】また、検査用素子が乾式分析フイルム片と
略同等の形状および大きさに形成されている場合には、
マウントを有しないことから位置ずれが生じやすく、ま
た位置ずれが生じた場合には素子の再利用が難しい乾式
分析フイルム片の位置ずれを防止することが可能とな
る。
【0025】また、このような検査用素子を積載収容し
たカートリッジを用いれば、乾式分析フイルムのカート
リッジからの取出操作に伴なう該フイルムの位置ずれを
適確に把握することができる。
【0026】さらに、乾式分析フイルム中に上記検査用
素子を一枚あるいは複数枚混在するように積載収容した
カートリッジを用いれば、該カートリッジ各々に固有の
条件に応じて、該カートリッジからのフイルム取出操作
中にフイルムの位置ずれが生じたか否かを検査すること
も可能となる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って説明す
る。図2は本発明の実施例の検査用素子を使用する生化
学分析装置の概略機構を示す斜視図である。
【0028】生化学分析装置10は、未使用の矩形状の乾
式分析フイルム片1を貯蔵しているフイルム収納手段11
(フイルムサプライヤ)と、上記フイルム収納手段11の
側方に配設され乾式分析フイルム片1を所定時間恒温保
持するインキュベータ12と、前記フイルム収納手段11か
らインキュベータ12に乾式分析フイルム片1を搬送する
フイルム搬送手段13と、たとえば血清,尿等の複数の試
料液を収容する試料液収容手段14(サンプラ)と、試料
液収容手段14の試料液をフイルム搬送手段13による搬送
途中の乾式分析フイルム片1に点着する点着手段15と、
インキュベータ12の下方に配設された測定手段16とを備
えている。
【0029】上記乾式分析フイルム片1は、図3に示す
ように、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)
等のプラスチックフイルムによる光透過性支持体1a(ベ
ースフイルム)上に展開層を含む試薬層1bが積層されて
いる。また、必要に応じてその試薬層1b上に布等の繊維
質素材による耐磨耗性の保護層(図示せず)が積層され
るか、保護層が展開層を兼ねるように構成されたもので
もよい。
【0030】上記乾式分析フイルム片1は、使用前の乾
燥状態においては試薬層1bを内側にして湾曲した形状と
なる傾向にあり、その湾曲程度は試薬層1bの種類、乾燥
程度によって異なる。この乾式分析フイルム片1の試薬
層1bは、点着手段15のノズルチップ88より滴下された試
料液の所定成分と混合されると、所定時間恒温保持(イ
ンキュベーション)後に呈色反応(色素生成反応)を生
じる試薬(化学分析試薬または免疫分析試薬が含まれて
いる)を含有しており、測定項目に対応して試料液中の
測定したい化学成分または有形成分毎に設定された試薬
層1bを有する乾式分析フイルム片1が複数の種類用意さ
れている。
【0031】上記乾式分析フイルム片1は測定項目別に
図4に示すようなカートリッジ20内に収容される。該カ
ートリッジ20は、内部に多数の乾式分析フイルム片1を
光透過性支持体1aを下にして積み重ねた状態で収容し
て、前記図2のように、フイルム収納手段11の円盤状の
架体22に配設された内周側もしくは外周側のカートリッ
ジ収納部22a に複数並列に装填されている。上記架体22
は基部24に回転可能に支持され、基部24に設置された図
示しないサプライヤモータによって回転駆動され、所定
のカートリッジ収納部22a がフイルム搬送手段13に対応
する取出位置に停止するように制御される。
【0032】そして、上記架体22の外周部分にはカバー
25が配設されて内部が密閉され、上面に配設された開閉
蓋を有する挿入口25a から、前記カートリッジ20の挿
入、取出しを行うように設けられている。また、上記架
体22の中心部分には除湿剤収容部27が設けられ、該除湿
剤収容部27にはカバー25上面の中心部に形成された開閉
蓋を有する投入口25b から除湿剤が装填され、このフイ
ルム収納手段11の内部が低湿度の乾燥状態に保たれる。
一方、カバー25の下面の取出位置には、各カートリッジ
20から所定の乾式分析フイルム片1を取り出す際に開く
開閉シャッター(図示せず)が設けられ、該シャッター
を通して挿入されたフイルム搬送手段13の取出用吸盤70
によってカートリッジ20の最下段の乾式分析フイルム片
1が外部に取り出される。
【0033】次にインキュベータ12は、円盤状の本体40
が中心下部の回転駆動機構41によって回転自在に支持さ
れ、上記本体40の円周上には所定間隔で前記乾式分析フ
イルム片1を収容するセル42が複数配設され、このセル
42内で乾式分析フイルム片1がインキュベーションされ
る。
【0034】前記フイルム収納手段11からインキュベー
タ12に乾式分析フイルム片1を搬送する搬送手段13は、
前記カートリッジ20から乾式分析フイルム片1を取り出
す取出用吸盤70と、この取出用吸盤70に保持されている
乾式分析フイルム片1を、試薬層1bが上面となっている
状態のまま下方から保持して受け取るとともにインキュ
ベータ12のセル42に側方開口部から挿入する移載手段と
しての馬蹄形の移載部材73と、インキュベータ12のセル
42内で上記移載部材73に保持されている乾式分析フイル
ム片1をセル42の下方から進退して保持する保持手段と
しての挿入用吸盤76とを備えている。
【0035】前記取出用吸盤70は、前記図4に示すよう
に、乾式分析フイルム片1の支持体1aの下面を吸着保持
する上向きのサクションカップ70a を備え、該サクショ
ンカップ70a が搬送基部に70b に支持されるとともに、
図示しないサクションポンプからの減圧パイプが接続さ
れ、該搬送基部70b が図示しない移動機構によって前後
動および昇降動自在に設けられている。
【0036】そして、上記取出用吸盤70は、上昇してカ
ートリッジ20の底面に形成された開口から挿入されて最
下段の乾式分析フイルム片1の支持体1a側を吸着保持す
るとともに、若干下降して湾曲させた状態で水平方向に
移動してカートリッジ20の側面に形成された開口20a か
ら横方向に取り出した後、下方に移動してフイルム収納
手段11のカバー25のシャッター開口から抜け出て、さら
に前方の点着位置側に搬送するように駆動される。
【0037】また、移載部材73は図5に示すように、平
板状で上面に乾式分析フイルム片1を吸引保持する略馬
蹄形に形成され、その先端中央部に切欠き凹部73a が形
成され両側部が前方に延びるフォーク部73b に形成さ
れ、この両側のフォーク部73bおよび凹部73a の背部に
吸引孔74が設けられている。上記吸引孔74にはサクショ
ンポンプからの減圧パイプ75が接続される。また、上記
移載部材73の基部は、点着位置からインキュベータ12の
セル42内に側方開口部を通って挿入移動可能なように図
示しない駆動機構に連係されている。
【0038】そして、上記移載部材73は、前記取出用吸
盤70から乾式分析フイルム片1を受け取る際には、図6
の(A)に示すように、乾式分析フイルム片1を保持し
ている取出用吸盤70に向けて移動し、(B)のようにそ
の凹部73a 内に該取出用吸盤70が位置し、上方に乾式分
析フイルム片1が位置する状態で停止し、続いて、取出
用吸盤70が下降移動して(C)のように該取出用吸盤70
に保持している乾式分析フイルム片1を、移載部材73の
フォーク部73b と凹部73a 周辺で吸引保持するものであ
る。また、前記取出用吸盤70による乾式分析フイルム片
1の吸着位置精度を確保していることで、移載部材73で
の乾式分析フイルム片1の保持位置精度が良好であり、
この移載部材73に保持した状態の乾式分析フイルム片1
の試薬層1bの中心部分に点着手段15によって所定量の試
料液を点着する。
【0039】前記試料液収容手段14は、図2に示される
ように回転駆動機構86によって回転操作される回転テー
ブル85を備え、該回転テーブル85の外周部には試料液を
収容した複数のサンプルチューブ87を保持し、サンプル
チューブ87が順次供給位置に移動される。また、内周側
には後述の点着用ノズル91の先端に装着されるノズルチ
ップ88が収容される。
【0040】また、上記サンプルチューブ87の各試料液
をインキュベータ12に搬送される乾式分析フイルム片1
に点着する点着手段15は、試料液の吸引吐出を行う点着
用ノズル91を有し、該点着用ノズル91の先端にはピペッ
ト状の上記ノズルチップ88が着脱自在に装着され、駆動
機構92により上下動および回動可能に移動され、試料液
収容手段14から試料液を吸引し移動して前記移載部材73
の上に保持されている乾式分析フイルム片1に点着す
る。また、上記点着手段15の点着用ノズル91における先
端のノズルチップ88は、試料液の変更に伴って交換され
る。
【0041】ところで、上記乾式分析フイルム片1を生
化学分析装置10の各位置に搬送するフイルム搬送手段13
を構成する取出用吸盤70、移載部材73、さらには挿入用
吸盤76のフイルム吸着面に汚れが付着している場合等
は、これらフイルム搬送手段13のフイルム吸着力が低下
し、微小の外力により乾式分析フイルム片1がフイルム
吸着面で正規の位置からずれるという事態が生じ得る。
このような事態を未然に防止するため、上記装置におい
ては図1に示す如き2次元濃度パターン(以下テストパ
ターンと称する)を表面に有する、上記乾式分析フイル
ム片1と同形状かつ同サイズの検査用素子101 により上
記ずれが生じているか否かを検査するようにしている。
【0042】すなわち、図1は、本願発明の実施例に係
る検査用素子101 の各種テストパターンを示すものであ
り、この検査用素子101 は、図7に示す如きカートリッ
ジ120 内に積載収容され、このカートリッジ120 から取
出用吸盤70によって検査用素子101 が取り出された後に
図8に示す如き測光部において位置ずれ検査に供され
る。この測光部において、所定の測光出力とは異なる場
合に、その相違量に基づき上記位置ずれ量を検出するよ
うにしている。なお、測光部130 における測光は該検査
用素子101 を通過させながら行なう。
【0043】上記検査用素子101 上に形成されるテスト
パターンとしては、例えば図1(a)に示す如く、中央
に円形の低濃度部102aを、その周囲に高濃度部102bを配
してなるパターン、また図1(b)に示す如く、中央に
一定幅の直線状の低濃度部103aを、その左右に高濃度部
103bを配してなるパターン、さらには図1(c)に示す
如く乾式分析フイルム片1の一方の対角線位置に一定幅
の直線状の低濃度部104aを、その外部に高濃度部104bを
配してなるパターンが用いられる。
【0044】その他テストパターンとしては、下記条件
(1) ,(2) ,(3) を満たす限り種々の濃度パターン(発
色パターンを含む)のものを採用し得る。
【0045】(1) 測光中心とパターン中心が一致した場
合に測光出力分布が図9に示す如くシンメトリ状になる
ような濃度分布を有するもの (2) 測光中心とパターン中心が一致した場合に測光出力
が極大もしくは極小となるような濃度分布を有するもの (3) 測光出力の変化が測光ダイナミックレンジに比して
少なくとも10%程度以上となるような濃度分布を有する
もの なお、このテストパターンが形成されている検査素子10
1 は本実施例において使用される乾式分析フイルム片1
と同じサイズおよび重量に形成され、このフイルム片1
と同じ光透過性支持体1aおよび試薬層(保護層)1bを重
ね合わせて形成されたもので、これら両層1a,1bの間に
濃度変化を生成する乳剤が挟持されてなる。
【0046】次に、上記カートリッジ120 は図2に示す
フイルム収納手段11の架台22に配設されたカートリッジ
収納部22a の少なくとも一つに、乾式分析フイルム片用
のカートリッジ20に代えて収納される。
【0047】この検査用素子101 を収納するカートリッ
ジ120 の本体は、乾式分析フイルム片1を収納するカー
トリッジ20の本体と同一形状、同一サイズに形成され、
内部に収納する素子のみが、乾式分析フイルム片1では
なく検査用素子101 となっている。
【0048】また、上記測光部130 は、光源131 、集束
レンズ132 、フィルタ133 およびフォトダイオード134
からなっている。このフォトダイオード134 は光源131
から発せられ、集束レンズ132 およびフィルタ133 を介
して検査用素子101 上に照射された検査光の反射光を受
光するように配設されている。
【0049】取出用吸盤70に吸着された検査用素子101
は、その中心位置がこのような測光部130 の検査光照射
中心位置を通過するように搬送され、この状態において
取出用吸盤70が所定位置を通過したときに測光部130 に
よる測光が開始される。
【0050】また、光源131 からは所定の光量の検査光
が発せられ、したがって光照射された検査用素子101 の
パターン位置に応じて、フォトダイオード134 で受光さ
れる、検査光の反射光量は特定される。
【0051】すなわち、検査用素子101 が取出用吸盤70
上の正規の位置(テストパターンの中心と光照射中心と
が一致する位置であり、この位置のとき出力信号パター
ンのピーク時刻がt0 となる。)からずれた位置で吸着
されているとすると、フォトダイオード134 から出力さ
れる出力信号パターンは正規の出力信号パターンとは図
9の時間軸方向にずれたものとなってしまったり、異な
る形状のものとなってしまったりする。
【0052】例えば、図10(A)に示す如く搬送方向
(図8の矢印方向)に検査用素子101の配設位置(測光
ビームQの照射位置)が基準時刻に対して搬送時間ts
に相当する距離だけずれていたとすると、図9に示す、
フォトダイオード134 の出力信号パターンのピーク値を
示す時刻が、図10(B)に示す如く時刻t0 から時間t
s だけ左右にずれた出力信号パターンとなってしまう。
また、図11(A)に示す如く上記搬送方向とは直交する
方向に距離Sだけ検査用素子101 の配設位置(測光ビー
ムQの照射位置)がずれていたとすると、光照射中心が
テストパターンの低濃度部の中心から距離Sだけずれた
位置を通過することから、上記出力信号パターンのピー
ク値が、図11(B)に示す如く正規の位置に配設された
場合におけるピーク値PO よりも小さい値Ps となって
しまう。
【0053】したがって、ピーク値を示す時刻のt0
らのずれ時間(あるいはピーク値を示す位置x0 からず
れた距離)、さらにはピーク値のPO からのずれ量を算
出することにより、予め算出しておいた光量−素子配設
位置ずれ量の関係に基づき検査用素子101 が正規の位置
からいずれの方向にどれだけずれているかを検出するこ
とができる。
【0054】また、一般に素子は搬送方向と平行もしく
は直交する方向に各辺が配されるようにして搬送される
ので、図1(a)のテストパターンに代えて図1(b)
のテストパターンを用いた場合にはいずれか1方向のみ
のずれ量の検出精度が良好となり、一方図1(c)のテ
ストパターンを用いた場合には直交する2方向へのずれ
量の検出精度を良好なものとすることができる。
【0055】なお、上記測光部130 はカートリッジ120
からの検査用素子101 の取出位置と点着手段15による試
料液点着位置との間の所定位置に配すればよい。
【0056】また、上記説明においては、取出用吸盤70
上の検査用素子101 の位置ずれについて説明している
が、同様にして、移載部材73や挿入用吸盤76上の検査用
素子101 の位置ずれについても検査することが可能であ
り、この場合には、測光部130と同様の測光部を上記移
載部材73や挿入用吸盤76の通過位置近傍の所定位置に配
すればよい。
【0057】さらに、インキュベータ12のセル42内の検
査用素子101 の位置ずれについても検査することが可能
であり、この場合には、測光部130 のかわりに測光部13
0 と同様の構成および機能を有する測定手段16を用いれ
ばよい。
【0058】なお、本発明の検査用素子およびカートリ
ッジとしては上記実施例のものに限られるものではな
く、種々の態様の変更が可能である。
【0059】例えば、上記検査素子収容用のカートリッ
ジにおいては、全ての収容素子が検査用素子101 とされ
ているが、収容素子の大部分を乾式分析フイルム片1と
し、検査用素子101 は一部とするようにしてもよい。
【0060】また、上記テストパターンの濃度部分は反
射光により検出されるようになっているが、透過光によ
り検出されるように検査用素子101 を構成することも可
能である。
【0061】また、上記実施例ではマウント無しの乾式
分析フイルム片1に対応するために、検査用素子101 も
マウント無しとしているが、素子としてマウント付きの
乾式分析フイルムを用いる場合にはこれに対応して検査
用素子もマウント付きのものとすることが可能である。
【0062】なお、本発明の趣旨を応用し、インキュベ
ータ12の測光穴の位置ずれについて検査するために上述
した如きテストパターンを、インキュベータの測光穴に
嵌入せしめる嵌合キャップの上面に形成することも可能
である。
【0063】なお、上記カートリッジ120 において検査
用素子101 を下端内壁部に押しつけるばねの強度を、乾
式分析フイルム片1を収容するカートリッジ20のものよ
りも、例えば2倍程度となるように設定しておき、この
状態でこの検査用素子収容用カートリッジ120 から検査
用素子101 をスムーズに取り出すことが可能で検査用素
子101 の位置ずれがなければ取出用吸盤70の吸着力が良
好であると判定できるので、上記カートリッジ120 にお
ける素子押圧用ばねをこのような強さに設定しておき検
査の完璧を期することが望ましい。
【0064】さらに、乾式分析フイルム片1よりやや大
きい、またはやや小さいサイズの検査用素子101 を検査
用素子収容用カートリッジ120 に収容し、このカートリ
ッジ120 から検査用素子101 をスムーズに取り出すこと
が可能か否か、かつ検査用素子101 の位置ずれがないか
否かを確認することで取出用吸盤70の吸着力が良好であ
るか否かを判定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例に係る検査用素子のテスト
パターンを示す概略図
【図2】図1に示す検査用素子を使用する生化学分析装
置(システム)の概略構成を示す斜視図
【図3】乾式分析フイルム片の点着状態を示す斜視図
【図4】乾式分析フイルム片のカートリッジからの取出
状態を示す斜視図
【図5】移載部材の要部斜視図
【図6】取出用吸盤から移載部材への乾式分析フイルム
片の受渡しを順に示す概略図
【図7】検査用素子のカートリッジからの取出状態を示
す斜視図
【図8】検査用素子のテストパターンを測光する測光部
を示す概略図
【図9】検査用素子のテストパターンを測光して得られ
た出力信号パターンの一例を示すグラフ
【図10】検査用素子の配設位置がその搬送方向にずれ
ている場合を示す概略図およびグラフ
【図11】検査用素子の配設位置がその搬送方向と直交
する方向にずれている場合を示す概略図およびグラフ
【符号の説明】
1 乾式分析フイルム片 1a 支持体 1b 試薬層 10 生化学分析装置 11 フイルム収納手段 12 インキュベータ 13 フイルム搬送手段 14 試料液収容手段 15 点着手段 16 測定手段 20,120 カートリッジ 70 取出用吸盤 73,82 移載部材 88 点着チップ 91,91b 点着用ノズル 95 測光ヘッド 101 検査用素子 130 測光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−216463(JP,A) 特開 平5−322905(JP,A) 特開 平2−287155(JP,A) 特開 平5−188058(JP,A) 特開 昭53−21677(JP,A) 特開 昭55−164356(JP,A) 特開 平7−35746(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/04 G01N 1/28 G01N 21/75 G01N 21/78

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾式分析フイルムに試料液を点着して該
    フイルムを恒温保持し、この後該フイルムを測光して、
    前記試料液中の被測定物質の濃度を測定する生化学分析
    システムに使用される検査用素子であって、 前記乾式分析フイルムと略同等の形状および大きさに構
    成され、かつ少なくとも表裏いずれか一方の面に位置ず
    れ検出用の濃度パターンが形成されてなることを特徴と
    する検査用素子。
  2. 【請求項2】 前記乾式分析フイルムがマウントを有し
    ない乾式分析フイルム片であることを特徴とする請求項
    1記載の検査用素子。
  3. 【請求項3】 前記乾式分析フイルムを積載収容してな
    る乾式分析フイルムカートリッジと略同等の大きさおよ
    び形状に構成され、かつ少なくとも一枚の前記検査用素
    子を前記乾式分析フイルムとともに積載収容したことを
    特徴とする請求項1記載の検査用素子収容用のカートリ
    ッジ。
  4. 【請求項4】 前記乾式分析フイルムを積載収容してな
    る乾式分析フイルムカートリッジと略同等の大きさおよ
    び形状に構成され、 前記検査用素子のみを積載収容したことを特徴とする請
    求項1記載の検査用素子収容用のカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記乾式分析フイルムがマウントを有し
    ない乾式分析フイルム片であることを特徴とする請求項
    3もしくは4記載の検査用素子収容用のカートリッジ。
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