JPH05321991A - トランスミッションの変速ギヤ配列構造 - Google Patents
トランスミッションの変速ギヤ配列構造Info
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- JPH05321991A JPH05321991A JP4148782A JP14878292A JPH05321991A JP H05321991 A JPH05321991 A JP H05321991A JP 4148782 A JP4148782 A JP 4148782A JP 14878292 A JP14878292 A JP 14878292A JP H05321991 A JPH05321991 A JP H05321991A
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- Japan
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- transmission
- gear
- speed
- gears
- transmission shaft
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/02—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
- F16H3/08—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
- F16H3/087—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
- F16H3/089—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears all of the meshing gears being supported by a pair of parallel shafts, one being the input shaft and the other the output shaft, there being no countershaft involved
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H2200/00—Transmissions for multiple ratios
- F16H2200/003—Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds
- F16H2200/0047—Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds the gear ratios comprising five forward speeds
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/0006—Vibration-damping or noise reducing means specially adapted for gearings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ミッションケースの大型化を回避しながら、
荷重による変速軸のたわみ小さくしてギヤノイズを低減
できるトランスミッションの変速ギヤ配列構造を提供す
る。 【構成】 ミッションケース2内に第1,第2変速軸
3,4を配置するとともに、該第1,第2変速軸3,4
の軸方向両端部を上記ミッションケース2で軸受5,5
´を介して回転自在に支持し、上記第1,第2変速軸
3,4に複数段の変速ギヤ6a〜10aを装着してトラ
ンスミッション1を構成する場合に、最高速段の変速ギ
ヤ10a,10bを変速軸3,4の軸受5,5´間の略
中央部に配置する。
荷重による変速軸のたわみ小さくしてギヤノイズを低減
できるトランスミッションの変速ギヤ配列構造を提供す
る。 【構成】 ミッションケース2内に第1,第2変速軸
3,4を配置するとともに、該第1,第2変速軸3,4
の軸方向両端部を上記ミッションケース2で軸受5,5
´を介して回転自在に支持し、上記第1,第2変速軸
3,4に複数段の変速ギヤ6a〜10aを装着してトラ
ンスミッション1を構成する場合に、最高速段の変速ギ
ヤ10a,10bを変速軸3,4の軸受5,5´間の略
中央部に配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン動力をシフト
操作により低速から高速の間で切り換えるようにしたマ
ニュアルトランスミッションに関し、特に該ミッション
の変速ギヤにかかる荷重によって変速軸がたわむのを回
避して、ギヤノイズを低減できるようにした変速ギヤの
配列構造に関する。
操作により低速から高速の間で切り換えるようにしたマ
ニュアルトランスミッションに関し、特に該ミッション
の変速ギヤにかかる荷重によって変速軸がたわむのを回
避して、ギヤノイズを低減できるようにした変速ギヤの
配列構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、前進5段,後退1段からなるト
ランスミッションの一例として、従来、図5に示す構造
のものがある。このトランスミッション1は以下の構造
となっている。ミッションケース2内に第1変速軸3を
配置するとともに、第2変速軸4を上記第1変速軸3に
平行に配置し、この両変速軸3,4の両端部を上記ケー
ス2のボス部2aで軸受5を介して回転自在に支持す
る。そして上記第1変速軸3に1〜5段の入力側変速ギ
ヤ6a〜10a,及びリバースギヤRを装着し、さらに
切り換え用スリーブ11を軸方向に移動可能に装着す
る。また、上記第2変速軸4に上記各入力側変速ギヤ6
a〜10aに噛み合う出力側変速ギヤ6b〜10bを装
着し、さらにスリーブ12を軸方向に移動可能に装着す
る。なお、13はエンジン動力を上記第1変速軸3に伝
達又は遮断するクラッチ装置であり、14は上記第2変
速軸4からのエンジン動力を車輪に伝達する差動歯車装
置である。このようなトランスミッション1では、図示
しないシフトレバーを前後,左右方向に揺動させること
によって上記スリーブ11,12が軸方向に移動し、上
記何れかの変速ギア6a〜10aのクラッチギヤ15に
噛合する。これにより最低速段の1stから最高速段の5
th,あるいは後退段Revの間で切り換えられる。
ランスミッションの一例として、従来、図5に示す構造
のものがある。このトランスミッション1は以下の構造
となっている。ミッションケース2内に第1変速軸3を
配置するとともに、第2変速軸4を上記第1変速軸3に
平行に配置し、この両変速軸3,4の両端部を上記ケー
ス2のボス部2aで軸受5を介して回転自在に支持す
る。そして上記第1変速軸3に1〜5段の入力側変速ギ
ヤ6a〜10a,及びリバースギヤRを装着し、さらに
切り換え用スリーブ11を軸方向に移動可能に装着す
る。また、上記第2変速軸4に上記各入力側変速ギヤ6
a〜10aに噛み合う出力側変速ギヤ6b〜10bを装
着し、さらにスリーブ12を軸方向に移動可能に装着す
る。なお、13はエンジン動力を上記第1変速軸3に伝
達又は遮断するクラッチ装置であり、14は上記第2変
速軸4からのエンジン動力を車輪に伝達する差動歯車装
置である。このようなトランスミッション1では、図示
しないシフトレバーを前後,左右方向に揺動させること
によって上記スリーブ11,12が軸方向に移動し、上
記何れかの変速ギア6a〜10aのクラッチギヤ15に
噛合する。これにより最低速段の1stから最高速段の5
th,あるいは後退段Revの間で切り換えられる。
【0003】ところで、上記従来のトランスミッション
1では、各変速ギヤ6a〜10aをエンジン側の軸受5
から外側の軸受5´にかけて順次1st−Rev−2nd−3
rd−4thとなるよう配列し、上記軸受5´の外側に5th
を配置した構造となっている。また他の配列構造とし
て、従来、図3に示すように、第1変速軸3の軸受5間
に1stから5thを順次配列したり、さらに図4に示すよ
うに、エンジン側の軸受5から順次4th〜1stを配列
し、この1stの外側に5thを配設したりしたものもあ
る。また、実開昭62-46925号公報, 実開昭64-15846号公
報, 実開平1-149049号公報等に記載されているトラン
スミッションにおいても、略同様の配列構造となってい
る。
1では、各変速ギヤ6a〜10aをエンジン側の軸受5
から外側の軸受5´にかけて順次1st−Rev−2nd−3
rd−4thとなるよう配列し、上記軸受5´の外側に5th
を配置した構造となっている。また他の配列構造とし
て、従来、図3に示すように、第1変速軸3の軸受5間
に1stから5thを順次配列したり、さらに図4に示すよ
うに、エンジン側の軸受5から順次4th〜1stを配列
し、この1stの外側に5thを配設したりしたものもあ
る。また、実開昭62-46925号公報, 実開昭64-15846号公
報, 実開平1-149049号公報等に記載されているトラン
スミッションにおいても、略同様の配列構造となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の変速ギヤの配列構造では、何れの構造も低速ギヤ、
例えば1〜3段,あるいは後退段を変速軸の軸方向中央
部に配置した構造であり、つまり荷重の大きな低速ギヤ
が変速軸の中央部に位置していることから、該変速軸が
たわみ易く、場合によってはギヤの噛み合い不良によっ
てギヤノイズが発生するという問題点がある。ここで、
上記変速軸のたわみを小さくするには、該変速軸の中央
部をケースで軸支することも考えられるが、このように
するとトランスミッションの軸方向寸法が大きくなると
いう問題が生じる。
来の変速ギヤの配列構造では、何れの構造も低速ギヤ、
例えば1〜3段,あるいは後退段を変速軸の軸方向中央
部に配置した構造であり、つまり荷重の大きな低速ギヤ
が変速軸の中央部に位置していることから、該変速軸が
たわみ易く、場合によってはギヤの噛み合い不良によっ
てギヤノイズが発生するという問題点がある。ここで、
上記変速軸のたわみを小さくするには、該変速軸の中央
部をケースで軸支することも考えられるが、このように
するとトランスミッションの軸方向寸法が大きくなると
いう問題が生じる。
【0005】本発明は上記従来の状況に鑑みてなされた
もので、ミッションケースの大型化を回避しながら変速
軸のたわみを小さくでき、ひいてはギヤノイズの発生を
低減できるトランスミッションの変速ギヤ配列構造を提
供することを目的としている。
もので、ミッションケースの大型化を回避しながら変速
軸のたわみを小さくでき、ひいてはギヤノイズの発生を
低減できるトランスミッションの変速ギヤ配列構造を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、ミッシ
ョンケース内に第1,第2変速軸を配置するとともに、
該第1,第2変速軸の軸方向両端部を上記ミッションケ
ースで軸受を介して回転自在に支持し、上記第1,第2
変速軸に複数段の変速ギヤを装着してなるトランスミッ
ションの変速ギヤ配列構造において、最高速段の変速ギ
ヤを上記変速軸の左,右軸受間の略中央部に配置したこ
とを特徴としている。
ョンケース内に第1,第2変速軸を配置するとともに、
該第1,第2変速軸の軸方向両端部を上記ミッションケ
ースで軸受を介して回転自在に支持し、上記第1,第2
変速軸に複数段の変速ギヤを装着してなるトランスミッ
ションの変速ギヤ配列構造において、最高速段の変速ギ
ヤを上記変速軸の左,右軸受間の略中央部に配置したこ
とを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明に係る変速ギヤの配列構造によれば、最
高速段の変速ギヤを変速軸の左,右軸受間の略中央部に
配置したので、これにより荷重の小さい高速ギヤが中央
部に位置し、従って荷重の大きい低速ギヤを軸受の近く
に配設することができ、それだけ変速軸のたわみを小さ
くできる。その結果、ギヤの噛み合い不良を回避でき、
ギヤノイズを低減できる。また、本発明では、各変速ギ
ヤの配列位置を変えるだけで上記効果を実現できること
から、ミッションケースの大型化を回避でき、しかも上
記変速軸中央部への荷重を小さくできるので、該変速軸
の軸径を細くすることも可能であり、この場合は低コス
ト化,軽量化に貢献できる。
高速段の変速ギヤを変速軸の左,右軸受間の略中央部に
配置したので、これにより荷重の小さい高速ギヤが中央
部に位置し、従って荷重の大きい低速ギヤを軸受の近く
に配設することができ、それだけ変速軸のたわみを小さ
くできる。その結果、ギヤの噛み合い不良を回避でき、
ギヤノイズを低減できる。また、本発明では、各変速ギ
ヤの配列位置を変えるだけで上記効果を実現できること
から、ミッションケースの大型化を回避でき、しかも上
記変速軸中央部への荷重を小さくできるので、該変速軸
の軸径を細くすることも可能であり、この場合は低コス
ト化,軽量化に貢献できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1は、本発明の一実施例によるトランスミッショ
ンの変速ギヤ配列構造を説明するための図である。図
中、図5と同一符号は同一又は相当部分を示す。図にお
いて、1は本実施例構造が採用された前進5段,後退1
段からなるトランスミッションであり、これはミッショ
ンケース2内に第1変速軸3を配置するとともに、第2
変速軸4を上記第1変速軸3に平行に配置し、この両変
速軸3,4の両端部を上記ケース2で軸受5,5´を介
して回転自在に支持して構成されている。
る。図1は、本発明の一実施例によるトランスミッショ
ンの変速ギヤ配列構造を説明するための図である。図
中、図5と同一符号は同一又は相当部分を示す。図にお
いて、1は本実施例構造が採用された前進5段,後退1
段からなるトランスミッションであり、これはミッショ
ンケース2内に第1変速軸3を配置するとともに、第2
変速軸4を上記第1変速軸3に平行に配置し、この両変
速軸3,4の両端部を上記ケース2で軸受5,5´を介
して回転自在に支持して構成されている。
【0009】上記第1変速軸3の軸受5,5´間には1
〜5段の入力側変速ギヤ6a〜10aが装着されてお
り、上記第2変速軸4の軸受5,5´間には上記各入力
側変速ギヤ6a〜10aにそれぞれ噛み合う出力側変速
ギヤ6b〜10bが装着されている。
〜5段の入力側変速ギヤ6a〜10aが装着されてお
り、上記第2変速軸4の軸受5,5´間には上記各入力
側変速ギヤ6a〜10aにそれぞれ噛み合う出力側変速
ギヤ6b〜10bが装着されている。
【0010】そして、本実施例の各変速ギヤ6a〜10
aは、以下の配列構造となっている。上記最低速段の1
速ギヤ6aは上記第1変速軸3のエンジン側軸受5の直
近に配置されており、これの反軸受側隣に低速段の2速
ギヤ7aが配置されている。なお、上記両ギア6a,7
a間には図示しないスリーブが軸方向に移動可能に配置
されている。
aは、以下の配列構造となっている。上記最低速段の1
速ギヤ6aは上記第1変速軸3のエンジン側軸受5の直
近に配置されており、これの反軸受側隣に低速段の2速
ギヤ7aが配置されている。なお、上記両ギア6a,7
a間には図示しないスリーブが軸方向に移動可能に配置
されている。
【0011】また、上記高速段の4速ギア9aは上記第
1変速軸3の外側軸受5´の直近に配置されており、こ
れの反軸受側隣に中速段の3速ギヤ8aが配置されてい
る。なお、上記両ギア9a,8a間には図示しないスリ
ーブが配置されている。
1変速軸3の外側軸受5´の直近に配置されており、こ
れの反軸受側隣に中速段の3速ギヤ8aが配置されてい
る。なお、上記両ギア9a,8a間には図示しないスリ
ーブが配置されている。
【0012】そして、上記最高速段の5速ギヤ10aは
上記2速ギヤ7aと3速ギヤ8aとの間につまり第1変
速軸3の左,右の軸受5,5´間の軸方向略中央部に配
置されている。
上記2速ギヤ7aと3速ギヤ8aとの間につまり第1変
速軸3の左,右の軸受5,5´間の軸方向略中央部に配
置されている。
【0013】次に本実施例の作用効果について説明す
る。本実施例のトランスミッション1は、図示しないシ
フトレバーを前後,左右に揺動させることによってエン
ジン動力を上記1段から5段の間で切り換えるように構
成されている。この場合、従来の構造では、荷重の大き
な1速〜3速ギヤ6a〜8aを第1変速軸3の中央部に
配置した構造であることから、該変速軸3にたわみが生
じ易いという問題があった。これに対して、本実施例に
よれば、荷重の小さい5速ギヤ10aを上記第1変速軸
3の軸受間中央部に配置し、荷重の大きな1速〜3速ギ
ヤ6a〜8aを第1変速軸3の軸受5,5´の近傍に配
置したので、この変速軸3への荷重を小さくでき、それ
だけたわみを小さくできる。その結果、ギヤの噛み合い
不良を回避でき、ギヤノイズを低減できる。これは第2
変速軸4についても同様のことがいえる。
る。本実施例のトランスミッション1は、図示しないシ
フトレバーを前後,左右に揺動させることによってエン
ジン動力を上記1段から5段の間で切り換えるように構
成されている。この場合、従来の構造では、荷重の大き
な1速〜3速ギヤ6a〜8aを第1変速軸3の中央部に
配置した構造であることから、該変速軸3にたわみが生
じ易いという問題があった。これに対して、本実施例に
よれば、荷重の小さい5速ギヤ10aを上記第1変速軸
3の軸受間中央部に配置し、荷重の大きな1速〜3速ギ
ヤ6a〜8aを第1変速軸3の軸受5,5´の近傍に配
置したので、この変速軸3への荷重を小さくでき、それ
だけたわみを小さくできる。その結果、ギヤの噛み合い
不良を回避でき、ギヤノイズを低減できる。これは第2
変速軸4についても同様のことがいえる。
【0014】また、本実施例では、各変速軸3,4のた
わみを小さくできることから、この変速軸3,4の軸径
を小さくすることも可能であり、このようにした場合は
コストを低減できるとともに、軽量化を図ることができ
る。
わみを小さくできることから、この変速軸3,4の軸径
を小さくすることも可能であり、このようにした場合は
コストを低減できるとともに、軽量化を図ることができ
る。
【0015】さらに、本実施例では、上記各ギヤ6a〜
10aの配列位置を変えるだけであるから、変速軸3,
4の中央部を軸受で支持する場合のようなミッションケ
ースの大型化を回避できる。しかも、上記変速軸3の外
側に寸法の小さい変速ギヤ8a,9aを配置できること
から、従来の最高速段の変速ギヤを配置する構造に比べ
てミッションケース2の後端部寸法を小さくでき、それ
だけ該ケースの小型化に貢献できる。
10aの配列位置を変えるだけであるから、変速軸3,
4の中央部を軸受で支持する場合のようなミッションケ
ースの大型化を回避できる。しかも、上記変速軸3の外
側に寸法の小さい変速ギヤ8a,9aを配置できること
から、従来の最高速段の変速ギヤを配置する構造に比べ
てミッションケース2の後端部寸法を小さくでき、それ
だけ該ケースの小型化に貢献できる。
【0016】なお、上記実施例では、第1変速軸3の各
軸受5,5´の近傍にそれぞれ1速ギヤ6a,4速ギヤ
9aを配置したが、本発明の配列構造は勿論これに限ら
れるものではない。例えば図2に示すように、第1変速
軸3の各軸受5,5´の直近にそれぞれ2速ギヤ7a,
3速ギヤ8aを配置するとともに、この各ギヤ7a,8
aの軸方向隣に1速ギヤ6a,4速ギヤ9aを配置し、
中央部に5速ギヤ10aを配置してもよく、この場合も
上記実施例と同様の効果が得られる。また、上記実施例
では、前進5段,後退1段のトランスミッションを例に
とって説明したが、本発明はこれに限られるものではな
く、例えば前進4段の場合は、このトランスミッション
における最高速段の4速ギヤを変速軸の略中央部に配置
することとなる。
軸受5,5´の近傍にそれぞれ1速ギヤ6a,4速ギヤ
9aを配置したが、本発明の配列構造は勿論これに限ら
れるものではない。例えば図2に示すように、第1変速
軸3の各軸受5,5´の直近にそれぞれ2速ギヤ7a,
3速ギヤ8aを配置するとともに、この各ギヤ7a,8
aの軸方向隣に1速ギヤ6a,4速ギヤ9aを配置し、
中央部に5速ギヤ10aを配置してもよく、この場合も
上記実施例と同様の効果が得られる。また、上記実施例
では、前進5段,後退1段のトランスミッションを例に
とって説明したが、本発明はこれに限られるものではな
く、例えば前進4段の場合は、このトランスミッション
における最高速段の4速ギヤを変速軸の略中央部に配置
することとなる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明に係るトランスミッ
ションの変速ギヤ配列構造によれば、最高速段の変速ギ
ヤを変速軸の軸受間略中央部に配置したので、この変速
軸のたわみを小さくでき、ギヤノイズを低減できる効果
があるとともに、各変速ギヤの配列位置を変えるだけの
構造であるから、ミッションケースの大型化を回避でき
る効果がある。
ションの変速ギヤ配列構造によれば、最高速段の変速ギ
ヤを変速軸の軸受間略中央部に配置したので、この変速
軸のたわみを小さくでき、ギヤノイズを低減できる効果
があるとともに、各変速ギヤの配列位置を変えるだけの
構造であるから、ミッションケースの大型化を回避でき
る効果がある。
【図1】本発明の一実施例によるトランスミッションの
変速ギヤ配列構造を説明するための模式図である。
変速ギヤ配列構造を説明するための模式図である。
【図2】上記実施例の変形例による配列構造を示す模式
図である。
図である。
【図3】従来の配列構造を示す模式図である。
【図4】従来の配列構造を示す模式図である。
【図5】従来のトランスミッションを示す断面図であ
る。
る。
1 トランスミッション 2 ミッションケース 3 変速軸 5,5´ 軸受 6a〜10a 変速ギヤ
Claims (1)
- 【請求項1】 ミッションケース内に第1,第2変速軸
を配置するとともに、該第1,第2変速軸の軸方向両端
部を上記ミッションケースで軸受を介して回転自在に支
持し、上記第1,第2変速軸に複数段の変速ギヤを装着
してなるトランスミッションの変速ギヤ配列構造におい
て、最高速段の変速ギヤを上記変速軸の左,右軸受間の
略中央部に配置したことを特徴とするトランスミッショ
ンの変速ギヤ配列構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4148782A JPH05321991A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | トランスミッションの変速ギヤ配列構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4148782A JPH05321991A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | トランスミッションの変速ギヤ配列構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05321991A true JPH05321991A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15460559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4148782A Withdrawn JPH05321991A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | トランスミッションの変速ギヤ配列構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05321991A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996006291A2 (en) * | 1994-08-08 | 1996-02-29 | Getrag Gears Of North America, Inc. | Multi-speed rear wheel drive transmission |
JP2006052748A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Honda Motor Co Ltd | 車両用自動変速機 |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP4148782A patent/JPH05321991A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996006291A2 (en) * | 1994-08-08 | 1996-02-29 | Getrag Gears Of North America, Inc. | Multi-speed rear wheel drive transmission |
WO1996006291A3 (en) * | 1994-08-08 | 1996-04-11 | Getrag Gears Of North America | Multi-speed rear wheel drive transmission |
JP2006052748A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Honda Motor Co Ltd | 車両用自動変速機 |
JP4602026B2 (ja) * | 2004-08-10 | 2010-12-22 | 本田技研工業株式会社 | 車両用自動変速機を備えるエンジン |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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