JPH09317834A - 前進2段後進1段常時噛合式変速機 - Google Patents
前進2段後進1段常時噛合式変速機Info
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- JPH09317834A JPH09317834A JP8132997A JP13299796A JPH09317834A JP H09317834 A JPH09317834 A JP H09317834A JP 8132997 A JP8132997 A JP 8132997A JP 13299796 A JP13299796 A JP 13299796A JP H09317834 A JPH09317834 A JP H09317834A
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- driven gear
- shaft
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- input shaft
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Abstract
化、特に薄型化と軽量化とを図ることができるととも
に、コスト的にも安価なものとする。 【解決手段】 入力軸3と第1中間軸5と第2中間軸6
と出力軸4とを、互いに平行に配設し、入力軸3、第1
中間軸5、及び第2中間軸6にそれぞれ固嵌した入力ギ
ア8、第1駆動ギア9、及び第2駆動ギア11を、入力
軸3と直交する平面内において互いに連係させて駆動ギ
ア列12を形成し、かつ上記各軸3、5、6にそれぞれ
に枢嵌した主従動ギア13、第1従動ギア14、及び第
2従動ギア15を、入力軸3と直交する平面内において
互いに連係させて従動ギア列17を形成し、各軸3、
5、6における駆動ギア列12側のギアと従動ギア列1
7側のギアとの間に、クラッチ19、20、21をそれ
ぞれ設ける。
Description
進2段後進1段に変速し得るようにした常時噛合式変速
機に関する。
-18756号公報や特開昭59-110947号公報に記載のものな
どが挙げられる。これらの装置では、入力軸から出力軸
への伝動を、入力軸の方向に3段に配列された常時噛合
式のギア列と、これらギア列間に軸方向に配列された、
伝動経路を変更するための2段以上のクラッチとにより
行なっている。
に、3段配列のギア列及び2段以上の配列のクラッチを
有する装置では、必然的に入力軸の方向の長さが長くな
るという問題がある。
らの要望として、占有面積の縮小化や、燃費の向上のた
め、小型化、特に入力軸方向の薄型化、及び軽量化が求
められている。
応じ、入力軸方向の長さを著しく短くして、小型化、特
に薄型化と軽量化とを図ることができるとともに、コス
ト的にも安価な前進2段後進1段常時噛合式変速機を提
供することを目的としている。
題は、次のようにして解決される。 (1) 入力軸と第1中間軸と第2中間軸と出力軸とを、
互いに平行に配設し、入力軸に固嵌した入力ギアと第1
中間軸に固嵌した第1駆動ギアと第2中間軸に固嵌した
第2駆動ギアとを、前記入力軸と直交する平面内におい
て互いに連係させて駆動ギア列を形成し、入力軸に枢嵌
した主従動ギアと第1中間軸に枢嵌した第1従動ギアと
第2中間軸に枢嵌した第2従動ギアとを、前記入力軸と
直交する平面内において互いに連係させて従動ギア列を
形成し、入力軸と第1中間軸と第2中間軸とにおける駆
動ギア列側のギアと従動ギア列側のギアとの間に、それ
らの対向するギア同士の連係を断続するクラッチをそれ
ぞれ設け、前記入力ギアと第1駆動ギアもしくは第2駆
動ギアの間、または主従動ギアと第1従動ギアもしくは
第2従動ギアとの間に、回転方向反転用の反転ギアを設
け、かつ従動ギア列側のいずれかのギアに、出力軸に固
嵌した出力ギアを噛合させる。
段常時噛合式変速機の基本的構成を略示する正面図、図
2は、図1のII−II線に沿う断面図である。
もので、図3〜図5に示す具体的な実施例から明らかな
ように、トルクコンバータ(1)と組み合わされ、図示し
てないエンジンからの動力を回転軸(2)に与えられ、そ
の回転駆動力を、トルクコンバータ(1)を介して、この
変速機の入力軸(3)に入力し、変速の結果の出力を出力
軸(4)から取り出すようになっている。
クコンバータ(1)と組み合わせた装置全体の長さ(L2)
を最小限とし、その結果小型化を達成するのが、本発明
の主要な目的である。
に戻って説明を続けると、図1に示すように、入力軸
(3)、第1中間軸(5)及び第2中間軸(6)は、互いに平
行をなし、かつ入力軸(3)を中央として、その右側に第
1中間軸(5)を、同じく左側に第2中間軸(6)を配置し
た関係に並設されている。また、入力軸(3)の左下方に
は出力軸(4)が、また同じく左上方には第3中間軸(7)
が、それぞれ入力軸(3)と平行をなすように配設されて
いる。
ギア(8)が固嵌されている(本明細書において「固嵌」
とは、軸に対し相対回転不能にとなっていることを意味
するものとする)。
に固嵌した第1駆動ギア(9)及び第3中間軸(7)に固嵌
した反転ギア(10)が噛合しており、反転ギア(10)はさら
に、第2中間軸(6)に固嵌した第2駆動ギア(11)と噛合
している。
ギア(9)、反転ギア(10)、及び第2駆動ギア(11)は、入
力軸(3)と直交する平面に並ぶ駆動ギア列(12)を形成し
ている。
枢嵌されている(本明細書において「枢嵌」とは、軸に
対し相対回転可能に装架されていることを意味するもの
とする)。
枢嵌された第1従動ギア(14)と、第2中間軸(6)に枢嵌
された第2従動ギア(15)とに噛合している。
固嵌された出力ギア(16)とも噛合している。この関係
は、図2の断面では示すことができないが、図1から明
らかなところである。
ア(14)(15)、及び出力ギア(16)は、入力軸(3)と直交す
る平面に並ぶ従動ギア列(17)を形成している。
は、クラッチ列(18)が、同様に各軸に直交する平面に形
成されている。
従動ギア(13)との間には、一端が入力軸(3)に固嵌さ
れ、かつ他端が主従動ギア(13)のボス部に固着されたセ
カンド(F2)用のクラッチ(19)が、また、第1中間軸
(5)の第1駆動ギア(9)と第1従動ギア(14)との間に
は、一端が第1中間軸(5)に固嵌され、かつ他端が第1
従動ギア(14)のボス部に固着されたファースト(F1)
用のクラッチ(20)が、さらに、第2中間軸(6)の第2駆
動ギア(11)と第2従動ギア(15)との間には、一端が第2
中間軸(5)に固嵌され、かつ他端が第2従動ギア(15)の
ボス部に固着された後進(R)用のクラッチ(21)が配設
されている。
まずクラッチ(20)を結合すると、入力軸(3)からの動力
は、入力ギア(8)、第1駆動ギア(9)から、このクラッ
チ(20)を介して、第1従動ギア(14)、主従動ギア(13)、
出力ギア(16)に伝わり、出力軸(4)を駆動する。これ
は、ファースト(F1)の噛合状態である。
らの動力は、直接にクラッチ(19)を介して、主従動ギア
(13)、出力ギア(16)に伝わり、出力軸(4)を駆動する。
これは、セカンド(F2)の噛合状態である。
らの動力は、入力ギア(8)、反転ギア(10)、第2駆動ギ
ア(11)から、このクラッチ(21)を介して、第2従動ギア
(15)、主従動ギア(13)、出力ギア(16)に伝わり、出力軸
(4)を駆動する。これは、後進(R)の噛合状態である。
断面を図2の断面とは違えて示してあり、また各軸の
径、各ギアの形状等も異なっているが、原理的には全く
同じ構成のものである。これらの図から明らかなよう
に、この変速機は、駆動ギア列(12)、従動ギア列(17)、
及びクラッチ列(18)の3列のみの構成であるので、入力
軸(3)方向の長さ(L1)を最短のものとすることがで
きる。
2駆動ギア(11)との間だけでなく、例えば、入力ギア
(8)と第2駆動ギア(11)との間、または主従動ギア(13)
と第1従動ギア(14)もしくは第2従動ギア(15)との間に
配設してもよく、また、出力ギア(16)は、従動ギア列(1
7)側のいずれのギアに噛合させてもよい。
列、及び2列以上を要したクラッチ列を、2列のギア列
と1列のクラッチ列のみにより構成しているので、入力
軸方向の長さを最短のものとすることができる。
より、小型化を達成し、部品点数を少なくして軽量化
し、コスト的にも安価な変速機を提供することができ
る。
基本的構成を略示する正面図である
的な実施例の側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 入力軸と第1中間軸と第2中間軸と出力
軸とを、互いに平行に配設し、入力軸に固嵌した入力ギ
アと第1中間軸に固嵌した第1駆動ギアと第2中間軸に
固嵌した第2駆動ギアとを、前記入力軸と直交する平面
内において互いに連係させて駆動ギア列を形成し、入力
軸に枢嵌した主従動ギアと第1中間軸に枢嵌した第1従
動ギアと第2中間軸に枢嵌した第2従動ギアとを、前記
入力軸と直交する平面内において互いに連係させて従動
ギア列を形成し、入力軸と第1中間軸と第2中間軸とに
おける駆動ギア列側のギアと従動ギア列側のギアとの間
に、それらの対向するギア同士の連係を断続するクラッ
チをそれぞれ設け、前記入力ギアと第1駆動ギアもしく
は第2駆動ギアの間、または主従動ギアと第1従動ギア
もしくは第2従動ギアとの間に、回転方向反転用の反転
ギアを設け、かつ従動ギア列側のいずれかのギアに、出
力軸に固嵌した出力ギアを噛合させたことを特徴とする
前進2段後進1段常時噛合式変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13299796A JP3579851B2 (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 前進2段後進1段常時噛合式変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13299796A JP3579851B2 (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 前進2段後進1段常時噛合式変速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09317834A true JPH09317834A (ja) | 1997-12-12 |
JP3579851B2 JP3579851B2 (ja) | 2004-10-20 |
Family
ID=15094379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13299796A Expired - Fee Related JP3579851B2 (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 前進2段後進1段常時噛合式変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3579851B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100802489B1 (ko) * | 2006-04-27 | 2008-02-12 | (주)엠에스정밀 | 차량용 전후진 기어 변속 장치 |
KR20160000954A (ko) * | 2014-06-25 | 2016-01-06 | 현대자동차주식회사 | 차량용 변속기 |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP13299796A patent/JP3579851B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100802489B1 (ko) * | 2006-04-27 | 2008-02-12 | (주)엠에스정밀 | 차량용 전후진 기어 변속 장치 |
KR20160000954A (ko) * | 2014-06-25 | 2016-01-06 | 현대자동차주식회사 | 차량용 변속기 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3579851B2 (ja) | 2004-10-20 |
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