JPH08159222A - 変速機 - Google Patents

変速機

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Publication number
JPH08159222A
JPH08159222A JP6321605A JP32160594A JPH08159222A JP H08159222 A JPH08159222 A JP H08159222A JP 6321605 A JP6321605 A JP 6321605A JP 32160594 A JP32160594 A JP 32160594A JP H08159222 A JPH08159222 A JP H08159222A
Authority
JP
Japan
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gear
reverse
speed
shaft
counter
Prior art date
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Pending
Application number
JP6321605A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Inoue
滋 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH08159222A publication Critical patent/JPH08159222A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/02Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H3/08Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
    • F16H3/087Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
    • F16H3/091Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears including a single countershaft
    • F16H3/0915Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears including a single countershaft with coaxial input and output shafts

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、変速機において、3枚の
リバースギヤを一式不要とし、部品点数を削減するとと
もに、全長を短かくして軽量化・コンパクト化を図り、
また、常時噛合式の構成とし、ギヤ入り性を良くしてシ
フトフィーリングを向上し且つ誤シフト操作を減少さ
せ、しかも、リバース同期機構を組込み可能としてギヤ
鳴きの発生を防止することにある。 【構成】 このため、この発明は、変速機ケース内にメ
イン軸とカウンタ軸とリバースアイドラ軸とを略平行に
配設し、メイン軸には複数段の各速メインギヤを設け、
カウンタ軸には各速メインギヤに対応して複数段の各速
カウンタギヤを設け、リバースアイドラ軸にはカウンタ
軸に回転自在に設けた一のカウンタギヤに噛合される第
1リバースギヤとメイン軸に回転自在に設けた一のメイ
ンギヤに噛合される第2リバースギヤとを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、変速機に係り、特に
部品点数を削減するとともに、全長を短かくして軽量化
・コンパクト化を図り得る変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、エンジンの駆動力を走
行条件に応じて所要に変換して取出すために、手動や自
動の変速機を備えている。このような変速機には、ギヤ
式の変速機やベルト式の変速機等があり、駆動力の伝達
損失の少ないギヤ式の変速機が多用されている。
【0003】ギヤ式の変速機としては、図12、13に
示すものがある。即ち、図12において、102はフロ
ントエンジンフロントドライブ車(FF車)の変速機、
104は差動部、106は変速機ケースである。この変
速機ケース106内には、メイン軸108と、カウンタ
軸110と、リバースアイドラ軸112とが変速機10
2の長手方向に略平行に配設されている。
【0004】メイン軸108は、変速機ケース106の
ライトケース114のライト壁部116に保持させた第
1メイン軸用軸受118と変速機ケース106のレフト
ケース120のレフト壁部122に保持させた第2メイ
ン軸用軸受124とによって回転自在に支持されてい
る。
【0005】カウンタ軸110は、少し差動部104側
に配置され、ライトケース114のライト壁部116に
保持させた第1カウンタ軸用軸受126とレフトケース
120のレフト壁部122に保持させた第2カウンタ軸
用軸受128とによって回転自在に支持されている。
【0006】リバースアイドラ軸112は、差動部10
4から離れた位置でライト壁部116とレフトケース1
20とによって回転自在に支持されている。
【0007】メイン軸108には、複数段の各速メイン
ギヤとして、エンジン側から順次に、1速メインギヤ1
30とリバースメインギヤ132と2速メインギヤ13
4とが固定して設けられているとともに、3速メインギ
ヤ136と4速メインギヤ138と変速機ケース106
のサイドケース140内において5速メインギヤ142
とが回転自在に設けられている。
【0008】カウンタ軸110には、複数段の各速カウ
ンタギヤとして、エンジン側から順次に、最終減速機構
144を構成するファイナルドライブギヤ146が固定
して設けられ、また、1速メインギヤ130に噛合する
1速カウンタギヤ148が回転自在に設けられ、更に、
2速メインギヤ134に噛合する2速カウンタギヤ15
0が回転自在に設けられ、更にまた、3速メインギヤ1
36に噛合する3速カウンタギヤ152と4速メインギ
ヤ138に噛合する4速カウンタギヤ154とサイドケ
ース140内において5速メインギヤ142に噛合する
5速カウンタギヤ156とが固定して設けられている。
【0009】リバースアイドラ軸112には、リバース
メインギヤ132に噛合可能なリバースアイドラギヤ1
58がリバーススリーブ160と一体的になって設けら
れている。
【0010】1速カウンタギヤ148と2速カウンタギ
ヤ150間のカウンタ軸110においては、一体的に構
成された1速・2速スリーブ162とリバースカウンタ
ギヤ164とを有する1速・2速同期機構166が設け
られている。リバースカウンタギヤ164には、前記リ
バースアイドラギヤ158が噛合される。
【0011】3速メインギヤ136と4速メインギヤ1
38間のメイン軸108においては、3速・4速スリー
ブ168を有する3速・4速同期機構170が設けられ
ている。
【0012】5速メインギヤ142に近接したメイン軸
108においては、5速スリーブ172を有する5速同
期機構174が設けられている。
【0013】前記カウンタ軸110のファイナルドライ
ブギヤ146には、ファイナルドリブンギヤ176が噛
合して設けられている。このファイナルドリブンギヤ1
76は、差動部104の差動ケース178にギヤ取付ボ
ルト180によって固定されている。
【0014】この変速機102によれば、リバース機構
182がリバースアイドラ軸112とリバースメインギ
ヤ132とリバースアイドラギヤ158とリバースカウ
ンタギヤ164とからなり、リバース操作時に、エンジ
ンの駆動力は、メイン軸108上のリバースメインギヤ
132からリバースアイドラギヤ158に伝達し、そし
て、リバースカウンタギヤ164を経てカウンタ軸11
0に伝達し、ファイナルドライブギヤ146を回転する
構成である。
【0015】また、図13において、202は変速機、
204はクラッチ、206は変速機ケース、208は第
1ケース壁部、210は第2ケース部、212は中間ケ
ース、214はエクステンションハウジングである。
【0016】変速機ケース206内には、エンジン(図
示せず)からの駆動力を入力する入力軸216とこの入
力軸216に連結・離脱可能なメイン軸218とこのメ
イン軸218に略平行に配置されたカウンタ軸220及
びリバースアイドラ軸222とが支持されている。
【0017】入力軸216は、エンジン側の出力軸に連
結し且つ第1ケース壁部208に保持させた入力軸用軸
受224によって支持されている。この入力軸216に
は、入力側直結ギヤ226が設けられている。
【0018】メイン軸218は、第2ケース壁部210
に保持させた第1メイン軸用軸受228とエクステンシ
ョンハウジング214に保持させた第2メイン軸用軸受
230とによって支持されている。
【0019】カウンタ軸220は、第1ケース壁部20
8に保持させた第1カウンタ軸用軸受232と第2ケー
ス壁部210に保持させた第2カウンタ軸用軸受234
とエクステンションハウジング214に保持させた第3
カウンタ軸用軸受236とによって支持されている。
【0020】リバースアイドラ軸222は、第2ケース
壁部208と中間ケース212とに軸支されている。
【0021】メイン軸218には、各速メインギヤとし
て、1速メインギヤ238と2速メインギヤ240と3
速メインギヤ242と5速メインギヤ244とリバース
メインギヤ246とが回転自在に設けられている。
【0022】カウンタ軸220には、入力側直結ギヤ2
26に噛合するカウンタ側直結ギヤ248と1速メイン
ギヤ238に噛合する1速カウンタギヤ250と2速メ
インギヤ240に噛合する2速カウンタギヤ252と3
速メインギヤ242に噛合する3速カウンタギヤ254
と5速メインギヤ244に噛合する5速カウンタギヤ2
56とリバースメインギヤ246に噛合するリバースカ
ウンタギヤ258とが固定して設けられている。
【0023】リバースアイドラ軸222には、リバース
カウンタギヤ258に噛合するリバースアイドラギヤ2
60が固定して設けられている。
【0024】1速メインギヤ238と2速メインギヤ2
40間のメイン軸218においては、1速・2速スリー
ブ262を有する1速・2速同期機構264が設けられ
ている。
【0025】3速メインギヤ242とメイン側入力ギヤ
226間のメイン軸218においては、3速・4速スリ
ーブ266を有する3速・4速同期機構268が設けら
れている。
【0026】5速メインギヤ244とリバースメインギ
ヤ246間のメイン軸218においては、5速・リバー
ススリーブ270を有する5速・リバース同期機構27
2が設けられている。
【0027】前記メイン軸218の後端側には、推進軸
274が連絡される。
【0028】この変速機202によれば、リバース機構
276がリバースアイドラ軸222とリバースメインギ
ヤ246とリバースカウンタギヤ258とリバースアイ
ドラギヤ260とからなり、リバース操作時に、エンジ
ンの駆動力は、リバースメインギヤ246からリバース
アイドラギヤ260に伝達され、そして、リバースカウ
ンタギヤ258を経てカウンタ軸220に伝達する構成
である。
【0029】また、このようなギヤ式の変速機として
は、例えば、実開平5−12807号公報に開示されて
いる。この公報に記載のものは、リバースアイドラギヤ
を入力軸側の後退段ギヤと常時噛み合う第1リバースア
イドラギヤと出力軸側の後退段ギヤと常時噛み合う第2
リバースアイドラギヤとに分割すると共に、これら第1
および第2リバースアイドラギヤ同士を断続する後退段
用シンクロメッシュ機構を備える一方、この入力用後退
段ギヤに1速用前進段ギヤを兼用させたことにより、全
長の短縮化を図るものである。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ギヤ式の変
速機にあっては、常時噛合式の場合には、リバースギヤ
が専用に3枚必要となり、3枚のリバースギヤを1式追
加しなければならないので、部品点数が増加するととも
に、全長が長くなり、このため、重量が増加し且つ大型
化になるという不都合があった。また、選択式の場合に
は、リバースアイドラギヤを直接リバースカウンタギヤ
に噛合させなければならないので、ギヤ入の性が悪く、
このため、シフトフィーリングが低下し且つ誤シフト操
作が増加し、また、構成上、はすばギヤを使用できない
ので、ギヤ音が大きく発生し、更に、リバース同期機構
を組込むことができず、ギヤ鳴きが発生するという不都
合があった。
【0031】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、変速機ケース内にメイン
軸とカウンタ軸とリバースアイドラ軸とを略平行に配設
し、前記メイン軸には複数段の各速メインギヤを設け、
前記カウンタ軸には前記各速メインギヤに対応して複数
段の各速カウンタギヤを設け、前記リバースアイドラ軸
には前記カウンタ軸に回転自在に設けた一のカウンタギ
ヤに噛合される第1リバースギヤと前記メイン軸に回転
自在に設けた一のメインギヤに噛合される第2リバース
ギヤとを設けたことを特徴とする。
【0032】
【作用】この発明の構成によれば、エンジンからの駆動
力は、リバースシフト時に、1速メインギヤと回転自在
な一のカウンタギヤと第1リバースギヤと第2リバース
ギヤと回転自在な一のメインギヤと3速カウンタギヤと
に順次に伝達される。これにより、3枚のリバースギヤ
を一式不要とし、部品点数を削減するとともに、全長を
短くして軽量化・コンパクト化を図り、また、常時噛合
式の構成にすることができるので、ギヤ入り性を良くし
てシフトフィーリングを向上し且つ誤シフト操作を減少
させ、しかも、リバース同期機構を組み込み可能として
ギヤ鳴きの発生を防止することができる。
【0033】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1〜図7は、この発明の第1
実施例を示すものである。図1、7において、2は車両
の変速機である。この変速機2の変速機ケース2A内に
は、エンジン(図示せず)からの駆動力を入力するメイ
ン軸4とこのメイン軸4に略平行に配置されたカウンタ
軸6とリバースアイドラ軸8とが支持されている。
【0034】メイン軸4は、エンジン側の出力軸に連結
し且つ変速機ケース2Aに保持させた第1、第2メイン
軸用軸受10、12によって支持されている。
【0035】このメイン軸4の後端側には、該メイン軸
4に連結・離脱可能な出力軸14が設けられている。こ
の出力軸14は、第1、第2出力軸用軸受16、18に
よって支持されている。
【0036】カウンタ軸6は、変速機ケース2Aに保持
させた第1、第2カウンタ軸用軸受20、22によって
支持されている。
【0037】リバースアイドラ軸8は、変速機ケース2
Aに軸支されている。
【0038】メイン軸4には、各速メインギヤとして、
1速メインギヤ24と2速メインギヤ26とが固定して
設けられているとともに、3速メインギヤ28と5速メ
インギヤ30とが回転自在に設けられている。
【0039】出力軸14には、出力側直結ギヤ32が固
定して設けられている。この出力軸14の後端側には、
推進軸(図示せず)が連設される。
【0040】カウンタ軸6には、各速メインギヤに対応
する各速カウンタギヤとして、1速メインギヤ24に噛
合する1速カウンタギヤ34と2速メインギヤ26に噛
合する2速カウンタギヤ36とが回転自在に設けられて
いるとともに、3速メインギヤ28に噛合する3速カウ
ンタギヤ38と5速メインギヤ30に噛合する5速カウ
ンタギヤ40と出力側直結ギヤ32に噛合するカウンタ
側直結ギヤ42とが固定して設けられている。
【0041】1速カウンタギヤ34と2速カウンタギヤ
36間のカウンタ軸6においては、1速・2速スリーブ
44を有する1速・2速同期機構46が設けられてい
る。
【0042】3速メインギヤ28と5速メインギヤ30
間のメイン軸4においては、3速・5速スリーブ48を
有する3速・5速同期機構50が設けられている。
【0043】また、メイン軸4の後端側には、該メイン
軸4と出力軸14と連結・離脱するように、4速スリー
ブ52を有する4速同期機構54が設けられている。
【0044】リバースアイドラ軸8には、カウンタ軸6
に回転自在に設けた一のカウンタギヤである1速カウン
タギヤ34に噛合する第1リバースギヤ56と、この第
1リバースギヤ56から所定に離間してメイン軸4に回
転自在に設けた一のメインギヤである3速メインギヤ2
8に噛合する第2リバースギヤ58とが固定して設けら
れる。
【0045】また、リバースアイドラ軸8には、第1リ
バースギヤ56に近接してリバースハブ60が固定して
設けられる。
【0046】このリバースハブ60には、第1リバース
ギヤ56に形成したギヤ側スプライン62に対応してハ
ブ側スプライン64が形成されている。
【0047】このギヤ側スプライン62とハブ側スプラ
イン64とには、軸方向移動可能なリバーススリーブ6
6が設けられる。このリバーススリーブ66は、リバー
スフォーク(図示せず)によって軸方向移動されるもの
である。
【0048】従って、この変速機2には、リバースアイ
ドラ軸8と第1、第2リバースギヤ56、58とリバー
スハブ60とリバーススリーブ66とからなるリバース
機構68が設けられる。
【0049】次に、この実施例の作用について説明す
る。
【0050】シフトレバーをリバース操作すると、リバ
ーススリーブ66が第1リバースギヤ56のギヤ側スプ
ライン62とリバースハブ60のハブ側スプライン64
との双方に噛合し、これにより、エンジンからの駆動力
は、1速メインギヤ24と1速カウンタギヤ34と第1
リバースギヤ56とリバースハブ60と第2リバースギ
ヤ58と3速メインギヤ28と3速カウンタギヤ38と
に伝達する。これにより、変速機2のリバース操作が行
われる。このとき、1速カウンタギヤ34と3速メイン
ギヤ28とは、リバース機構68のアイドラギヤとして
機能する。
【0051】また、このとき、リバース時のギヤ比は、
(第1リバースギヤ56の歯数)/(1速メインギヤ2
4の歯数)×(3速カウンタギヤ38の歯数)/(第2
リバースギヤ58の歯数)となる。
【0052】この結果、この実施例においては、1速カ
ウンタギヤ34がカウンタ軸6に回転自在に設けられて
いることと、3速メインギヤ28がメイン軸4に回転自
在に設けられていることを利用し、リバースアイドラ軸
8に2つの第1、第2リバースギヤ56、58を設ける
だけで、リバース機構68を構成することができるの
で、専用のリバースギヤを2枚だけとし、これにより、
部品点数を削減し、また、全長を短かくして軽量化・コ
ンパクト化を図ることができる。
【0053】また、変速機2において、リバース機構6
8を常時噛合式に構成することができるので、ギヤ入り
性が良くなり、これにより、シフトフィーリングを向上
するとともに、誤シフト操作を減少することができる。
【0054】更に、常時噛合式の変速機2とすることに
より、リバース機構68にリバース同期機構(図示せ
ず)を組み込むことが可能となり、ギヤ鳴りの発生を防
止することができる。
【0055】図8〜11は、この発明の第2実施例を示
すものである。
【0056】この第2実施例においては、上述の第1実
施例と同一機能を果す箇所には同一符号を付して説明す
る。
【0057】この第2実施例の特徴とするところは、各
ギヤのギヤ比等の理由により、各ギヤが、図9、11に
示す如き配設される場合に、図8、10に示す如く、1
速カウンタギヤ34に第1リバースギヤ56の歯厚分だ
け軸方向に幅Wだけ延長して延設ギヤ部34Aを設け
る。
【0058】この第2実施例によれば、各ギヤのレイア
ウトが変わっても、1速メインギヤ24と第1リバース
ギヤ56の位置をずらし、1速カウンタギヤ34の厚さ
を大きくするだけで対応することができ、他のギヤを不
要とし、構成が簡単で、実用上有利である。しかも、上
述の第1実施例と同様な効果を得ることができる。
【0059】なお、上述の各実施例においては、第1リ
バースギヤ56を、1速カウンタ軸34に限らず、カウ
ンタ軸6に回転自在に設けた他のカウンタギヤに噛合さ
せるとともに、第2リバースギヤ58を3速メインギヤ
28に限らず、メイン軸4に回転自在に設けた他のメイ
ンギヤに噛合させることも可能である。
【0060】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、変速機ケース内にメイン軸とカウンタ軸
とリバースアイドラ軸とを略平行に配設し、メイン軸に
は複数段の各速メインギヤを設け、カウンタ軸には各速
メインギヤに対応して複数段の各速カウンタギヤを設
け、リバースアイドラ軸にはカウンタ軸に回転自在に設
けた一のカウンタギヤに噛合される第1リバースギヤと
メイン軸に回転自在に設けた一のメインギヤに噛合され
る第2リバースギヤとを設けたことにより、3枚のリバ
ースギヤを一式不要とし、部品点数を削減するととも
に、全長を短かくして軽量化・コンパクト化を図り、ま
た、常時噛合式の構成とし、ギヤ入り性を良くしてシフ
トフィーリングを向上し且つ誤シフト操作を減少させ、
しかも、リバース同期機構を組み込み可能としてギヤ鳴
きの発生を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】変速機の構成図である。
【図2】図1における1速メインギヤと1速カウンタギ
ヤと第1リバースギヤとの噛合状態を説明する図であ
る。
【図3】図1における3速メインギヤと3速カウンタギ
ヤと第2リバースギヤとの噛合状態を説明する図であ
る。
【図4】リバース機構の構成図である。
【図5】図4における1速メインギヤと1速カウンタギ
ヤと第1リバースギヤとの噛合状態を説明する図であ
る。
【図6】図4における3速メインギヤと3速カウンタギ
ヤと第2リバースギヤとの噛合状態を説明する図であ
る。
【図7】変速機のスケルトン図である。
【図8】第2実施例における変速機の構成図である。
【図9】図9における1速メインギヤと1速カウンタギ
ヤと第1リバースギヤとの噛合状態を説明する図であ
る。
【図10】第2実施例におけるリバース機構の構成図で
ある。
【図11】図10における1速メインギヤと1速カウン
タギヤと第1リバースギヤとの噛合状態を説明する図で
ある。
【図12】従来の変速機の構成図である。
【図13】従来の他の変速機の構成図である。
【符号の説明】
2 変速機 4 メイン軸 6 カウンタ軸 8 リバースアイドラ軸 14 出力軸 56 第1リバースギヤ 58 第2リバースギヤ 66 リバーススリーブ 68 リバース機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機ケース内にメイン軸とカウンタ軸
    とリバースアイドラ軸とを略平行に配設し、前記メイン
    軸には複数段の各速メインギヤを設け、前記カウンタ軸
    には前記各速メインギヤに対応して複数段の各速カウン
    タギヤを設け、前記リバースアイドラ軸には前記カウン
    タ軸に回転自在に設けた一のカウンタギヤに噛合される
    第1リバースギヤと前記メイン軸に回転自在に設けた一
    のメインギヤに噛合される第2リバースギヤとを設けた
    ことを特徴とする変速機。
JP6321605A 1994-11-30 1994-11-30 変速機 Pending JPH08159222A (ja)

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JP6321605A JPH08159222A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 変速機

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JP6321605A JPH08159222A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 変速機

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JP (1) JPH08159222A (ja)

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KR100748885B1 (ko) * 2005-12-01 2007-08-13 현대자동차주식회사 자동변속기의 오버드라이브 유성기어 셋트
CN100348896C (zh) * 2004-12-17 2007-11-14 重庆宗申技术开发研究有限公司 单拨叉轴向四位换档机构
ITTO20080743A1 (it) * 2008-10-10 2010-04-11 Gianluigi Falzoni Cambi di velocita' automatici a doppia frizione, a comando manuale ,servocomandati, con ingresso ed uscita del moto sullo stesso asse per veicoli.
CN101943248A (zh) * 2010-09-01 2011-01-12 浙江万里扬变速器股份有限公司 三轴式单箱倍挡汽车变速器
WO2013127510A1 (de) * 2012-02-29 2013-09-06 Audi Ag Schaltvorrichtung für geschwindigkeits-wechselgetriebe

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