JPH0532173Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0532173Y2 JPH0532173Y2 JP1985069285U JP6928585U JPH0532173Y2 JP H0532173 Y2 JPH0532173 Y2 JP H0532173Y2 JP 1985069285 U JP1985069285 U JP 1985069285U JP 6928585 U JP6928585 U JP 6928585U JP H0532173 Y2 JPH0532173 Y2 JP H0532173Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wing nut
- air cleaner
- screwed
- stay bolt
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この考案は、ボルトおよびナツトの締結により
エアクリーナおよびカバーをケースに同心状に固
定するようにしたエアクリーナの改良に関する。
エアクリーナおよびカバーをケースに同心状に固
定するようにしたエアクリーナの改良に関する。
《従来技術その問題点》
ボルトおよびナツトの結合によつてフイルタエ
レメントおよびカバーをケースに固定する形式の
エアクリーナとして、従来第3図に示す構造があ
る。
レメントおよびカバーをケースに固定する形式の
エアクリーナとして、従来第3図に示す構造があ
る。
図において、このエアクリーナは、下面開口し
た筒状ケース1の上面中央に突出形成された出口
パイプ2の内周面にブラケツト3を固定し、ブラ
ケツト3の下部中央にステーボルト4を突設した
ものである。
た筒状ケース1の上面中央に突出形成された出口
パイプ2の内周面にブラケツト3を固定し、ブラ
ケツト3の下部中央にステーボルト4を突設した
ものである。
そして、エアクリーナ5の下部エンドプレート
5aの中心をステーボルト4に挿通し、ボルト4
の外周にウイングナツト6をねじ込み、エアクリ
ーナ5の上部エンドプレート5bをケース1の天
井面に設けられたリング状のガスケツト7に押し
つけることでエアクリーナ5の上下を気密にした
状態でケース1内に固定する。次いで、ボルト6
の下端にカバー8の中心を挿通し、ボルト4のカ
バー8からの突出端をウイングナツト6で締め上
げることにより、カバー8の周縁をガスケツト9
を介してケース1の下端開口縁に気密に固定する
ようにしている。
5aの中心をステーボルト4に挿通し、ボルト4
の外周にウイングナツト6をねじ込み、エアクリ
ーナ5の上部エンドプレート5bをケース1の天
井面に設けられたリング状のガスケツト7に押し
つけることでエアクリーナ5の上下を気密にした
状態でケース1内に固定する。次いで、ボルト6
の下端にカバー8の中心を挿通し、ボルト4のカ
バー8からの突出端をウイングナツト6で締め上
げることにより、カバー8の周縁をガスケツト9
を介してケース1の下端開口縁に気密に固定する
ようにしている。
しかしながら、この形式のエアクリーナでは、
下部エンドプレート5aを固定するためのウイン
グナツト6のねじ込み距離が長く、フイルタエレ
メント5を組立てたりあるいは交換するための作
業が極めて面倒なものとなつていた。
下部エンドプレート5aを固定するためのウイン
グナツト6のねじ込み距離が長く、フイルタエレ
メント5を組立てたりあるいは交換するための作
業が極めて面倒なものとなつていた。
《考案の目的》
この考案は、より少ない回転数でナツトをボル
トに対し着脱できるようにし、これによつて組立
性やメンテナンス性を向上できるようにすること
を目的とする。
トに対し着脱できるようにし、これによつて組立
性やメンテナンス性を向上できるようにすること
を目的とする。
《考案の構成》
前記目的を達成するため、この考案は、エアク
リーナケースの内部に固定されたブラケツトと、
このブラケツトの中央に一端が支持され、他端に
ネジが刻設され、前記ブラケツトの下方に突設さ
れたステーボルトと、このステーボルトにフイル
タエレメントのエンドプレートの中心を挿通して
螺着される第1のウイングナツトと、前記ケース
を蓋するカバーの中心が前記ステーボルトに同心
状に挿通して螺着される第2のウイングナツトと
を有するエアクリーナにおいて、前記ステーボル
トは、前記第2のウイングナツトを螺着する部分
のネジ径が、前記第1のウイングナツトを螺着す
る部分のネジ径よりも小径に形成されていること
を特徴とする。
リーナケースの内部に固定されたブラケツトと、
このブラケツトの中央に一端が支持され、他端に
ネジが刻設され、前記ブラケツトの下方に突設さ
れたステーボルトと、このステーボルトにフイル
タエレメントのエンドプレートの中心を挿通して
螺着される第1のウイングナツトと、前記ケース
を蓋するカバーの中心が前記ステーボルトに同心
状に挿通して螺着される第2のウイングナツトと
を有するエアクリーナにおいて、前記ステーボル
トは、前記第2のウイングナツトを螺着する部分
のネジ径が、前記第1のウイングナツトを螺着す
る部分のネジ径よりも小径に形成されていること
を特徴とする。
《実施例》
以下、この考案の一実施例を第1図、第2図を
用いて詳細に説明する。
用いて詳細に説明する。
なお、この考案の要部以外は従来の第3図と同
一であるから、その同一部分には同一符号を付し
て説明するものとする。
一であるから、その同一部分には同一符号を付し
て説明するものとする。
第1図はこの考案に係るエアクリーナの要部を
示す断面図、第2図は同エアクリーナにおけるボ
ルトおよびナツトの結合を示す分解斜視図であ
る。
示す断面図、第2図は同エアクリーナにおけるボ
ルトおよびナツトの結合を示す分解斜視図であ
る。
図において、ブラケツト3の中央下部に突出す
るステーボルト10は、ボルト頭部10aおよび
ボルト頭部10aの先端に突出するネジ部を有し
ている。
るステーボルト10は、ボルト頭部10aおよび
ボルト頭部10aの先端に突出するネジ部を有し
ている。
そして、ボルト頭部10aはブラケツト3にス
ポツト溶接等により固定され、ブラケツト3の下
部にネジ部を突出させている。
ポツト溶接等により固定され、ブラケツト3の下
部にネジ部を突出させている。
ネジ部10は大径部10aと、大径部10bの
先端に突出する小径部10cとからなつていて、
大径部側に下部エンドプレート5aの固定用ウイ
ングナツト16(第1のウイングナツト以下同
じ)が平ワツシヤ12およびバネワツシヤ14を
介して螺合され、ウイングナツト16の先端に形
成された筒部16aを下部エンドプレート5aの
中心孔より突出させた状態で下部エンドプレート
5aに係合している。
先端に突出する小径部10cとからなつていて、
大径部側に下部エンドプレート5aの固定用ウイ
ングナツト16(第1のウイングナツト以下同
じ)が平ワツシヤ12およびバネワツシヤ14を
介して螺合され、ウイングナツト16の先端に形
成された筒部16aを下部エンドプレート5aの
中心孔より突出させた状態で下部エンドプレート
5aに係合している。
さらに、小径部10cは、カバー8の中心孔を
固定するためのウイングナツト18(第2のウイ
ングナツト以下同じ)に平ワツシヤ12およびバ
ネワツシヤ14を介して螺着される。なお、ウイ
ングナツト18の筒部18aの外周には溝が切ら
れており、カバー8の中心孔より筒部18aを突
出させた状態でこの溝にEリング20を嵌め込む
ことによりウイングナツト18のカバー8からの
脱落を防止し、遊嵌状態に保持する。
固定するためのウイングナツト18(第2のウイ
ングナツト以下同じ)に平ワツシヤ12およびバ
ネワツシヤ14を介して螺着される。なお、ウイ
ングナツト18の筒部18aの外周には溝が切ら
れており、カバー8の中心孔より筒部18aを突
出させた状態でこの溝にEリング20を嵌め込む
ことによりウイングナツト18のカバー8からの
脱落を防止し、遊嵌状態に保持する。
以上の構成において、ウイングナツト16の内
径d1はステーボルト10の大径部10bの呼び
径d1に等しく、またウイングナツト18の内径
d2は小径部10cの呼び径d2に相当してい
る。これによつて、第1図に示す状態からウイン
グナツト18をボルト10からはずし、ウイング
ナツト16を大径部10bからはずす場合には、
小径部10aまでの移動距離でよいため、ウイン
グナツト16をボルト10に対し着脱する際の回
転回数を最小とできる。
径d1はステーボルト10の大径部10bの呼び
径d1に等しく、またウイングナツト18の内径
d2は小径部10cの呼び径d2に相当してい
る。これによつて、第1図に示す状態からウイン
グナツト18をボルト10からはずし、ウイング
ナツト16を大径部10bからはずす場合には、
小径部10aまでの移動距離でよいため、ウイン
グナツト16をボルト10に対し着脱する際の回
転回数を最小とできる。
以上説明したように、この考案では、フイルタ
エレメント5を組立てる際あるいは交換する際な
どのナツトの回転回数が従来に比べ極めて少ない
ため、エアクリーナの着脱作業がその分簡単にな
り、組立性およびメンテナンス性に富む。
エレメント5を組立てる際あるいは交換する際な
どのナツトの回転回数が従来に比べ極めて少ない
ため、エアクリーナの着脱作業がその分簡単にな
り、組立性およびメンテナンス性に富む。
第1図はこの考案に係るエアクリーナの要部拡
大断面図、第2図は同エアクリーナにおけるボル
トとナツトとの係合状態を示す分解斜視図、第3
図は従来のボルトナツト着脱式のエアクリーナの
半断面図である。 1……ケース、3……ブラケツト、5……エア
クリーナ、5a……下部エンドプレート、8……
カバー、10……ステーボルト、10b……大径
部、10c……小径部、16,18……ウイング
ナツト、d1,d2……呼び径。
大断面図、第2図は同エアクリーナにおけるボル
トとナツトとの係合状態を示す分解斜視図、第3
図は従来のボルトナツト着脱式のエアクリーナの
半断面図である。 1……ケース、3……ブラケツト、5……エア
クリーナ、5a……下部エンドプレート、8……
カバー、10……ステーボルト、10b……大径
部、10c……小径部、16,18……ウイング
ナツト、d1,d2……呼び径。
Claims (1)
- エアクリーナケースの内部に固定されたブラケ
ツトと、このブラケツトの中央に一端が支持さ
れ、他端にネジが刻設され、前記ブラケツトの下
方に突設されたステーボルトと、このステーボル
トにフイルタエレメントのエンドプレートの中心
を挿通して螺着される第1のウイングナツトと、
前記ケースを蓋するカバーの中心が前記ステーボ
ルトに同心状に挿通して螺着される第2のウイン
グナツトとを有するエアクリーナにおいて、前記
ステーボルトは、前記第2のウイングナツトを螺
着する部分のネジ径が、前記第1のウイングナツ
トを螺着する部分のネジ径よりも小径に形成され
ていることを特徴とするエアクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985069285U JPH0532173Y2 (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985069285U JPH0532173Y2 (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61187218U JPS61187218U (ja) | 1986-11-21 |
JPH0532173Y2 true JPH0532173Y2 (ja) | 1993-08-18 |
Family
ID=30604813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985069285U Expired - Lifetime JPH0532173Y2 (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0532173Y2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS568842B2 (ja) * | 1971-12-08 | 1981-02-26 | ||
JPS5754646B2 (ja) * | 1978-06-29 | 1982-11-19 | ||
JPS5928120U (ja) * | 1982-08-14 | 1984-02-21 | 松下電工株式会社 | 軒先瓦葺構造 |
US4482368A (en) * | 1983-02-28 | 1984-11-13 | Nelson Industries, Inc. | Air cleaning assembly including a fastening assembly having a novel wing nut construction |
JPS6053318B2 (ja) * | 1977-12-12 | 1985-11-25 | シ−ビ−エス・インコ−ポレ−テツド | ピアノ用キ−ボ−ド |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS568842U (ja) * | 1979-06-29 | 1981-01-26 | ||
JPS5754646U (ja) * | 1980-09-17 | 1982-03-30 | ||
JPS6053318U (ja) * | 1983-09-21 | 1985-04-15 | 東京濾器株式会社 | エアクリ−ナ用エレメント |
-
1985
- 1985-05-13 JP JP1985069285U patent/JPH0532173Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS568842B2 (ja) * | 1971-12-08 | 1981-02-26 | ||
JPS6053318B2 (ja) * | 1977-12-12 | 1985-11-25 | シ−ビ−エス・インコ−ポレ−テツド | ピアノ用キ−ボ−ド |
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US4482368A (en) * | 1983-02-28 | 1984-11-13 | Nelson Industries, Inc. | Air cleaning assembly including a fastening assembly having a novel wing nut construction |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61187218U (ja) | 1986-11-21 |
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