JPH0532151A - 自動車のステアリングロツク装置 - Google Patents

自動車のステアリングロツク装置

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JPH0532151A
JPH0532151A JP3308180A JP30818091A JPH0532151A JP H0532151 A JPH0532151 A JP H0532151A JP 3308180 A JP3308180 A JP 3308180A JP 30818091 A JP30818091 A JP 30818091A JP H0532151 A JPH0532151 A JP H0532151A
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lock
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イグニッションキーシリンダのステアリング
チルト作動時における首振り作動の構造を簡単にし、コ
ストダウンを図る。 【構成】 イグニッションキーシリンダ30と一体に形
成したロッドハウジング14を、コラムチューブ4に対
してロッドハウジング周方向に回動自在に連結する。更
に、ステアリングシャフト1のロック凹部2と係脱する
ロッキングロッド19を、ステアリングシャフト側ロッ
ド20と断面方形状のキーシリンダ側ロッド21とに2
分割し、これら両ロッドの隣接する各端部に、相互に係
合する平面略鉤形の連結部22,23を形成して、周方
向に相対回動自在にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のステアリングロ
ック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の防盗性を高める一つの手段とし
て、イグニッションスイッチをオフにした時に、ステア
リングシャフトの回転を拘束して、ステアリングホイー
ルの操行操作を行えなくするようにするステアリングロ
ック装置が採用されていることは既に周知の通りであ
る。
【0003】このステアリングロック装置の中には、例
えば特開昭63−43850号公報に示されているよう
に、イグニッションキーシリンダのオン,オフ作動に連
動するロッキングロッドをステアリングシャフトに係脱
自在に配設し、イグニッションキーシリンダをイグニッ
ションスイッチオフ方向にキー操作すると、前述のロッ
キングロッドがステアリングシャフトに係合するように
構成したものが知られている。これは、具体的にはステ
アリングシャフトのコラムチューブとイグニッションキ
ーシリンダとをロッドハウジングを介して並列に連結
し、このロッドハウジング内にステアリングシャフトの
ロック溝と係脱するロッキングロッドを摺動自在に配設
すると共に、該ロッキングロッドをロック溝と係合する
方向に付勢するスプリングを弾装し、そして、イグニッ
ションキーシリンダの作動軸先端部分に、該作動軸のイ
グニッションスイッチオン方向の回動により、前記ロッ
キングロッドをスプリング力に抗して牽引するカム機構
等からなるロック解除機構を形成して、ロッキングロッ
ドとロック溝との係合解除(ロック解除)を行えるよう
にしたものである。
【0004】ところで、このようなステアリングロック
装置を採用する場合であっても、図4にも示すように、
イグニッションキーシリンダ30はその後端部のキー孔
形成部分をインストルメントパネル37の所定位置に車
室内に向けて貫通配置し、該キー孔部分を定位置として
おく必要があるため、チルト機構を備えたステアリング
装置の場合には、チルトセンターPを中心としてステア
リングシャフト1をチルトアップ位置とチルトダウン位
置の範囲でチルト作動した際でも、イグニッションキー
シリンダ30がそのインストルメントパネル37貫通部
分の中心として図5に示すように首振り運動して、前記
キー孔部分が定位置を保てるようにする必要がある。
【0005】そこで、前記従来技術にあっては図6にも
示すように、イグニッションキーシリンダ30の後端部
が貫通するインストルメントパネル37の取付孔38周
縁に、ゴム,軟質樹脂等からなるエスカッション39を
装着して、該エスカッション39によりイグニッション
キーシリンダ30の後端部を径方向に可動的に弾性支持
することと併せて、イグニッションキーシリンダのロッ
ドハウジングとの連結部の首振り運動を可能とするよう
に構成してある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにイグニッ
ションキーシリンダとロッドハウジングとの連結部分に
ユニバーサルジョイント機構を構成するため、イグニッ
ションキーシリンダ自体の構造変更が伴うばかりでな
く、ユニバーサルジョイントのための多数の部品が必要
となって構造が複雑化し、コスト的に非常に不利となっ
てしまう。
【0007】そこで、本発明はイグニッションキーシリ
ンダの構造変更を伴うことがなく、しかも簡単な構造に
よりチルト作動時のイグニッションキーシリンダの首振
り運動を可能とすることができる自動車のステアリング
ロック装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】チルト作動するステアリ
ングシャフトのコラムチューブと、イグニッションキー
シリンダとをロッドハウジングを介して並列に連結し、
該イグニッションキーシリンダのキー孔を形成した後端
部をインストルメントパネルに形成した取付孔に径方向
に可動的に配設する一方、前記ロッドハウジングに、先
端がステアリングシャフトに形成したロック凹部と係脱
するロッキングロッドを摺動自在に内装すると共に、該
ロッキングロッドをロック凹部と係合する方向に付勢す
るスプリングを弾装し、かつ、前記イグニッションキー
シリンダの作動軸の先端部分に、該作動軸のイグニッシ
ョンスイッチオン方向の回動により前記ロッキングロッ
ドをスプリング力に抗して牽引して、ロッキングロッド
とロック溝との係合を解除するロック解除機構を形成し
た構造において、前記ロッドハウジングをコラムチュー
ブに対してロッドハウジング周方向に回動自在に連結し
てある。更に、ロッキングロッドをステアリングシャフ
ト側ロッドと、断面方形状のキーシリンダ側ロッドとに
2分割し、これら両ロッドの隣接する各端部に、平面略
鉤形に形成されて相互に係合し、周方向に適宜角度で相
対回動を許容する連結部を形成してある。
【0009】
【作用】ステアリングシャフトをチルト作動すると、ロ
ッドハウジングがコラムチューブとの連結部分で周方向
に回動して、ロッドハウジングにおけるねじれが吸収さ
れて、イグニッションキーシリンダのインストルメント
パネル貫通部分を支点とする首振り運動が許容される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述す
る。
【0011】図1〜6において、1はチルト作動するス
テアリングシャフトで、該ステアリングシャフト1には
平面視方形状のロック凹部2を形成するカラー3を溶接
固定してある。4は該ステアリングシャフト1のコラム
チューブで、その一側には前記ロック凹部2と対応する
位置に設けた取付孔5にボス部7を嵌合して、ロッキン
グロッド・ロッドハウジング保持用のフレーム6を配設
してある。このフレーム6には前記ボス部7と同心的に
後述するロッキングロッド19を保持する小径部8と、
該小径部8に続いて後述するロッドハウジング14の端
部を連結,保持する中径部9,大径部10よりなるソケ
ット部11を有段成形してあって、該フレーム6はコラ
ムチューブ4に溶接固定したブラケット12にボルト1
3固定してある。
【0012】14はイグニッションキーシリンダ30の
ハウジング31と一体に、該ハウジング31と略直角に
連設成形した断面方形のロッドハウジングで、その端部
には前記フレーム6のソケット部12内に摺動自在に嵌
合する大径部と小径部とからなる円形のプラグ部15を
有段成形してある。このプラグ部15の大径部には周方
向に複数個の長溝16を形成してある一方、前記ソケッ
ト部11の大径部10にはかしめピン17を嵌入する複
数個の小孔18を形成してあり、プラグ部15をソケッ
ト部11に嵌合した後、前記小孔18にかしめピン17
を嵌合,固定して、その内側突出端を長溝16に係合す
ることにより、ロッドハウジング14をコラムチューブ
4に対して、該ロッドハウジング14の周方向に前記長
溝16の形成範囲で回動自在に連結し得るようにしてあ
る。
【0013】19はロッドハウジング14に軸方向に摺
動自在に内装した断面方形のロッキングロッドで、この
ロッキングロッド19は前記フレーム6の小径部8内に
保持されて先端がステアリングシャフト1のロック凹部
2と係脱するステアリングシャフト側ロッド20と、イ
グニッションキーシリンダ30の作動軸33に連結され
るキーシリンダ側ロッド21とに2分割してある。これ
らステアリングシャフト側ロッド20とキーシリンダ側
ロッド21の各隣接する端部には、平面略鉤形に形成さ
れて相互に係合する連結部22,23を形成してある。
これら連結部22,23は周面を円形に形成してあっ
て、鉤溝22a,23aの部分で適宜角度で相対回動を
許容し得るようになっている。尚、図3は図2における
S−S線に沿う断面図である。
【0014】前記キーシリンダ側ロッド21の端部に
は、先端にフック部25を形成したハンガー24をピン
26連結してあり、このフック部25とロッドハウジン
グ14の軸方向端蓋27との間にスプリング28を弾装
して、このスプリング28によりロッキングロッド19
を、その先端がロック凹部2と係合する方向に付勢して
ある。
【0015】イグニッションキーシリンダ30のハウジ
ング31先端部に収納したイグニッションスイッチ32
をオン,オフ作動する作動軸33の先端部分には、前記
フック部25が係合する平坦なカム部34を切欠形成し
てあり、これらフック部25,カム部34を係合して作
動軸33とロッキングロッド19とを連結することによ
って、ロック解除機構29を構成する。即ち、このロッ
ク解除機構29は、キーオフ状態の時、つまり、イグニ
ッションキーシリンダ30後端部のキー孔25に差し込
まれた図外のキープレートの操作により、作動軸33を
イグニッションスイッチ32のオフ位置にまで回動する
と、カム部34とフック部25の平坦面同志が当接して
ロック位置となって、スプリング28の付勢力によりロ
ッキングロッド19の先端をステアリングシャフト1の
ロック凹部2に係合させるが、作動軸33を前記イグニ
ッションキーシリンダ32のオン位置にまで回動させる
と、カム部34の平坦面の回動によって、フック部25
が該カム部34に係合した状態でハンガー24をロッキ
ングロッド19と一体にスプリング28力に抗して端蓋
27側に牽引し、ロッキングロッド19先端とロック凹
部2との係合の解除、即ち、ステアリングシャフト1の
ロック解除を行う。
【0016】イグニッションキーシリンダ30は、ロッ
キングロッド19のステアリングシャフト側ロッド20
とキーシリンダ側ロッド21とを連結した状態で、前述
のようにロッドハウジング14端のプラグ部15をフレ
ーム6のソケット部11に嵌合して、かしめピン17に
より連結することによって、該ロッドハウジング14を
介してコラムチューブ4と平行して連結され、かつ、キ
ー孔35を形成した後端部のポジションキャップ36
は、従来と同様にインストルメントパネル37の取付孔
38に、弾性材からなるエスカッション39を介して、
径方向に可動的に弾性支持される。
【0017】以上の実施例構造によれば、ステアリング
シャフト1を図4,5に示すようにチルトセンタPを中
心としてチルトアップ位置とチルトダウン位置との範囲
でチルト作動すると、イグニッションキーシリンダ30
後端部のポジションキャップ36がインストルメントパ
ネル37の取付孔38に貫通して配置されているため、
ロッドハウジング14およびロッキングロッド19がね
じれる傾向となるが、該ロッドハウジング14はそのプ
ラグ部15とフレーム6のソケット部11との連結部分
で、かしめピン17が係合した周方向の長溝16の形成
範囲で回動すると共に、ロッキングロッド19が、その
ステアリングシャフト側ロッド20とキーシリンダ側ロ
ッド21の鉤形の連結部22,23同志の係合部分で相
対回動するため、このねじれが吸収され、イグニッショ
ンキーシリンダ30の前記後端部の取付孔38貫通部を
支点とする首振り運動を許容する。
【0018】図7〜11は本発明の異なる実施例を示す
もので、ロッドハウジング14とコラムチューブ1の支
持部分との間に回転ロック機構50を設け、コラムチュ
ーブ1のチルト作動によるロッドハウジング14の回動
は許容するが、外力によるロッドハウジング14単独の
回動を阻止するようにしてある。
【0019】回転ロック機構50はこの実施例にあって
は、コラムチューブ4をチルトアップ/ダウン可能に支
持し、車体側部材Bに結合されるコラムブラケット51
に接合配置したラック部材52と、ロッドハウジング1
4に突設したアーム部53の端部に形成されて、前記ラ
ック部材52に噛合したピニオン部54とで構成してあ
る。尚、Cはコラムシャフト1をチルトアップ/ダウン
させるチルトレバーである。
【0020】この実施例によれば、ステアリングシャフ
ト1をチルトアップ(図8参照)又はチルトダウン(図
9参照)すると、コラムブラケット51側のラック部材
52とロッドハウジング14のピニオン部54との噛合
によって、前記実施例と同様に該ロッドハウジング14
がプラグ部15とフレーム6のソケット部11との連結
部分で、かしめピン17が係合した周方向の長溝16の
形成範囲で回動すると共に、ロッキングロッド19がそ
のステアリングシャフト側ロッド20とキーシリンダ側
ロッド21の鉤形の連結部22,23同志の係合部分で
相対回動して、ロッドハウジング14,ロッキングロッ
ド19のねじれが吸収され、イグニッションキーシリン
ダ30の前記後端部の取付孔38貫通部を支点とする首
振り運動を許容する。尚、図8,9中Zはキー孔35の
位置を示す線である。
【0021】逆に、ステアリングシャフト1,コラムチ
ューブ4が所要のチルト角で固定されている状態で、ロ
ッドハウジング14に外力が周方向の回動力として作用
すると、ピニオン部54とラック部材52との噛合によ
ってロッドハウジング14の回転方向の動きが拘束され
ているため、前記回動力は車体側部材B側に負担され
る。従って、万一イグニッションキーシリンダ30の後
端部が取付孔38から外れて、該イグニッションキーシ
リンダ30に前記ロッドハウジング14の回動方向に外
力が作用した場合であっても、かしめピン17と長溝1
6との係合によるロッドハウジング14のプラグ部15
とフレーム6のソケット部11との連結部分に荷重が集
中して、該連結部分が破損するのを確実に回避でき、防
盗性を著しく高めることができる。
【0022】図12,13はソケット部11とプラグ部
15との連結構造の異なる例を示すものである。
【0023】この実施例にあっては、プラグ部15に板
ばね40によって外周方向に付勢された複数個のロック
ピン41を突設する一方、ソケット部11には周方向に
前記ロックピン41が落ち込み係合する複数個の長孔4
2を形成すると共に、ソケット部11の開口内周縁にテ
ーパガイド43を形成してある。そして、ロッキングロ
ッド19がロック位置以外にある時に、ロックピン41
の没入を許す凹部19aが形成されている。
【0024】この実施例によれば、ロッキングロッド1
9がロック位置以外にある状態でプラグ部15をソケッ
ト部11内に押し込むと、テーパガイド43でロックピ
ン41端が押圧されてロックピン41の他端が凹部19
aに没入して該テーパガイド43をくぐり抜け、長孔4
2に至って該ロックピン41が落ち込み係合するため、
これらプラグ部15とソケット部11との連結をワンタ
ッチで行うことができると共に、修理等の際にロッドハ
ウジング14をコラムチューブ4から分離する時は、ロ
ッキングロッド19がロック位置以外にある状態で前記
ロックピン41を板ばね40力に抗してプラグ中心方向
に押し込んでロックピン41の先端を凹部19a内に没
入させて長孔42との係合を外すだけでソケット部11
から容易に分離することができる(図13参照)。
【0025】尚、ロッキングロッド19がロック位置に
あるときは、凹部19aがロックピン41の対応位置か
らずれるため、ロックピン41が押し込めずロッドハウ
ジング14をコラムチューブ4から分離できないように
なっている(図12参照)。
【0026】図14及び図15は、連結部の他の実施例
であり、ステアリングシャフト側ロッド20にT型スタ
ッド状の鉤形の連結部22を形成し、キーシリンダ側ロ
ッド20に前記T型連結部22を受け入れる平面視T字
状の、溝21Aを有する連結部23を形成してある。
尚、作用・効果については、上述してきた実施例と同じ
なので省略する。
【0027】また、上述してきた実施例では、ロッキン
グロッド19を、ステアリングシャフト側ロッド20と
キーシリンダ側ロッド21とに2分割し、ステアリング
シャフト側ロッド20を断面方形状として、このロッド
20を収容するフレーム6の貫通孔6Aを断面方形状と
したが、これに限らず、ロッキングロッド19全体を断
面円形とすると共に、フレーム6のロッド20の貫通孔
6Aを断面円形状とすれば、上述してきた実施例のよう
なロッキングロッド19の連結部22,23が必要なく
なる。但し、ステアリングシャフト側ロッド20及びフ
レーム6の貫通孔6Aの断面が方形状であれば、ステア
リングシャフト1からの周方向の荷重を面接触で受けれ
るため、荷重を線接触で受けることになる円形状より有
利である。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ロッドハ
ウジングをコラムチューブに対して回動自在に連結して
周方向の相対回動を許容し得るようにしてあるため、ス
テアリングシャフトのチルト作動時に、これらコラムチ
ューブの回動、およびロッキングロッドのコラムチュー
ブとの相対回動とによって、イグニッションキーシリン
ダのインストルメントパネル貫通部分を支点とする首振
り運動をスムーズに行わせることができる。
【0029】従って、部品点数、組付工数が嵩み、か
つ、構造が複雑化するユニバーサルジョイント機構と等
価の機能が得られ、コストダウンに大きく寄与すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】同実施例のフレームとロッドハウジングとの分
解斜視図。
【図3】図2のS−S線に沿う断面図。
【図4】同実施例の配置状態を模式的に示す説明図。
【図5】図3の拡大図。
【図6】図4のA範囲部の拡大図。
【図7】本発明の異なる実施例を模式的に示す側面図。
【図8】図7のY部のチルトアップ時を示す拡大図。
【図9】図7のY部のチルトダウン時を示す拡大図。
【図10】図7の図1に対応した断面図。
【図11】同実施例のフレームとロッドハウジングとの
分解斜視図。
【図12】ソケット部とプラグ部との連結構造の異なる
例を示す断面図。
【図13】図12のソケット部とプラグ部との離脱時を
示す断面図。
【図14】連結部の異なる例を示す分解斜視図。
【図15】同実施例の連結状態を示す断面図。
【符号の説明】
1…ステアリングシャフト、2…ロック凹部、4…コラ
ムチューブ、14…ロッドハウジング、19…ロッキン
グロッド、20…ステアリングシャフト側ロッド、21
…キーシリンダ側ロッド、22,23…連結部、28…
スプリング、29…ロッド解除機構、30…イグニッシ
ョンキーシリンダ、32…イグニッションスイッチ、3
3…作動軸、35…キー孔、37…インストルメントパ
ネル、38…取付孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チルト作動するステアリングシャフトの
    コラムチューブと、イグニッションキーシリンダとをロ
    ッドハウジングを介して並列に連結し、該イグニッショ
    ンキーシリンダのキー孔を形成した後端部をインストル
    メントパネルに形成した取付孔に径方向に可動的に配設
    する一方、前記ロッドハウジングに、先端がステアリン
    グシャフトに形成したロック凹部と係脱するロッキング
    ロッドを摺動自在に内装すると共に、該ロッキングロッ
    ドをロック凹部と係合する方向に付勢するスプリングを
    弾装し、かつ、前記イグニッションキーシリンダの作動
    軸の先端部分に、該作動軸のイグニッションスイッチオ
    ン方向の回動により前記ロッキングロッドをスプリング
    力に抗して牽引して、ロッキングロッドとロック凹部と
    の係合を解除するロック解除機構を形成した構造におい
    て、前記ロッドハウジングをコラムチューブに対してロ
    ッドハウジング周方向に回動自在に連結したことを特徴
    とする自動車のステアリングロック装置。
  2. 【請求項2】 ロッキングロッドをステアリングシャフ
    ト側ロッドと、断面方形状のキーシリンダ側ロッドとに
    2分割し、これら両ロッドの隣接する各端部に、平面略
    鉤形に形成されて相互に係合し、周方向に適宜角度で相
    対回動を許容する連結部を形成したことを特徴とする請
    求項1記載の自動車のステアリングロック装置。
  3. 【請求項3】 ロッドハウジングとコラムチューブの支
    持部分との間に、コラムチューブのチルト作動によるロ
    ッドハウジングの回動を許容し、かつ、ロッドハウジン
    グ単独の回動を阻止する回転ロック機構を設けたことを
    特徴とする請求項1または2記載の自動車のステアリン
    グロック装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6153260U (ja) * 1984-09-13 1986-04-10
JPS6480678A (en) * 1987-05-30 1989-03-27 Aisin Seiki Steering locking device

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