JPH0532044U - 車両用サンバイザ - Google Patents
車両用サンバイザInfo
- Publication number
- JPH0532044U JPH0532044U JP9146491U JP9146491U JPH0532044U JP H0532044 U JPH0532044 U JP H0532044U JP 9146491 U JP9146491 U JP 9146491U JP 9146491 U JP9146491 U JP 9146491U JP H0532044 U JPH0532044 U JP H0532044U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sun visor
- pair
- sunshade
- windshield
- conductors
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Control Of Position Or Direction (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 所定幅を有し、しかも任意の長さに確実・容
易に調節可能な車両用サンバイザを提供する事を目的と
する。 【構成】 フロントガラス2、若しくはリアガラスの両
側に配設された一対のガイド部10に沿って位置規制さ
れながら少なくとも前記ガラス面の一部を隠蔽可能に上
下動する日除体20と、該日除体を2点支持する一対の
伝導体31,32と、該伝導体を等速で所定方向に駆動
する駆動部とを具えて成る事を特徴とする。
易に調節可能な車両用サンバイザを提供する事を目的と
する。 【構成】 フロントガラス2、若しくはリアガラスの両
側に配設された一対のガイド部10に沿って位置規制さ
れながら少なくとも前記ガラス面の一部を隠蔽可能に上
下動する日除体20と、該日除体を2点支持する一対の
伝導体31,32と、該伝導体を等速で所定方向に駆動
する駆動部とを具えて成る事を特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、自動車の前部窓、若しくは後部窓の日除に用いる車両用サンバイザ に係り、特に、電動駆動部によって駆動される車両用のサンバイザに関する。
【0002】
従来より、L字型に形成されたバイザ軸の垂直軸を車内乗員席フロントガラス 側端部のフロントピラーに回動自在に装設し、一方水平軸にサンバイザを回動自 在に装着したサンバイザは良く知られている。 かかるサンバイザは、前部窓を通じて日光が乗員の顔面を直射するとき、乗員 室天井に位置するサンバイザを手前に回転傾斜させて、日除とする。或いは、側 面から照射されるときは、側面窓に寄せるようにサンバイザを手動回転させて、 日除としている。
【0003】
しかしながら、前記従来技術にあっては、光線の照射角度によっては、垂直軸 ・水平軸の回りの回転によってサンバイザの位置と角度を調整しても、希望どお り太陽光を遮るのが中々困難である。 また、運転手単独で運転操作中に、添乗席側のサンバイザを調整することは、 特に、運転室が広い場合は、殆ど、不可能であるか、できたとしても困難が伴う ものであった。 更に、車両が比較的長時間日光に晒されると、乗車できない程度に車内の温度 が上昇することもあるが、従来技術によるサンバイザは、窓全体を覆うには、あ まりにも小さ過ぎるので、この問題を解決する手段たり得なかった。
【0004】 本考案は、かかる従来技術の欠点に鑑み、所定幅を有し、しかも任意の長さに 確実・容易に調節可能な車両用サンバイザを提供する事を目的とする。
【0005】
本考案は、フロントガラス、若しくはリアガラスの両側に配設された一対のガ イド部に沿って位置規制されながら少なくとも前記ガラス面の一部を隠蔽可能に 上下動する日除体と、該日除体を2点支持する一対の伝導体と、該伝導体を等速 で所定方向に駆動する駆動部とを具えて成る事を特徴とする。 前記日除体は、一般に板状可撓性部材、布等で構成するが、これのみに限定さ れない。例えば、遮光度が部位によって異なる板状部材であってもよい。 更に、前記日除体は、下記実施例に示すように、フロントガラス、リアガラス 上部に取付けた巻回部に巻回可能に構成してもよく、また、ルーフパネルと内装 天井板との空隙にスリットを介して滑らせながら収納可能に構成してもよい。 また、前記伝導部は、一対のケーブルのみならず、一対のラック等で構成して もよい。 また、2点支持は、必ずしも日除体の両端2点支持のみに限定されず、日除体 中心線から所定間隔離れた点を支持してもよい。 更に、駆動部はモータ駆動手段のみならず、流体駆動手段を用いてもよい。
【0006】
かかる技術手段によれば、前記駆動手段を操作することにより、日除体をガイ ド部に沿って上下に移動させ、適宜高さの位置に調節する事ができる。 また、前記日除体の幅を、略フロントガラス全幅を蔽う程度にし、且つ、運転 席近傍に操作手段を配置するなら、運転手単独で運転中においても、運転席のみ ならず添乗席を含めて、円滑容易に遮光する事ができる。
【0007】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実 施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特 定的な記載がない限りは、この考案の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単 なる説明例に過ぎない。
【0008】 図1は、本考案の実施例に係る車両前面に取付けたサンバイザの構成を示す斜 視図で、1は車体で、該車体1前面に配設されたフロントガラス2は、左右のフ ロントピラー、フロントパネル4及びルーフパネル5により挟持されている。
【0009】 10は、前記フロントピラー3に固設され、且つ、断面がC型で車体1内側に 開口部11を有する左右一対のガイドレールである。
【0010】 20は、日除部材で、前記フロントガラス2と略同一の幅を有する可撓・遮光 性の遮光板21と、該遮光板21の一端を把持する把持棒12と、該支持棒12 の両端夫々に係合し、且つ、前記ガイドレール10と摺動可能に係合するスライ ド金具23と、前記遮光板21の他端を把持し、且つ、該遮光板21を常に巻取 るべくつる巻きコイル(不図示)を内蔵する筒状の巻取装置24と、前記フロン トガラス2の上縁側のフロントピラー3に固設され、且つ、前記巻取装置24を 保持する左右一対の保持具25とから構成されている。
【0011】 30は、前記日除部材20の支持棒12を上下に移動させる駆動手段で、前記 ガイドレール10の上側から前記フロントガラス2の上縁側を取り巻くように配 設された左右一対の案内管32,33と、前記スライド金具23と係合し、前記 案内管32,33内を滑る左右一対のワイヤ31,32とから構成されている。
【0012】 40は、前記伝導手段30を駆動する駆動手段で、車体1の略中央部に固設さ れ、出力軸にピニオン42を有するギヤードモータ41と、該ピニオン42と前 記左右一対のワイヤ31,32を挟持すべく付勢された一対の案内車44,45 と、運転席近傍に配設された不図示の自動復帰型の双方向操作スイッチと、右側 ワイヤ31の終端に取付けらたドッグ46と、該ドッグ46により付勢される全 閉・全開リミットスイッチ47,48と、これらスイッチの信号を受けて前記ギ ヤードモータ41を制御する制御装置(不図示)とから構成されている。
【0013】 次に、本実施例の作用を説明する。 図1に示されている状態で、前記操作スイッチを下動側に押下すると、ピニオ ン43は、反時計方向に回転して、左右のワイヤ31,32を外側に延伸し、ス ライド金具23は、ガイドレール10に沿って、把持棒22と共に下方向に移動 する。 従って、遮光板21は、前記操作スイッチを押下している間、フロントガラス 2を蔽うように下向きに拡がる。 なお、前記ドッグ46が全閉リミットスイッチ47を付勢すると、操作スイッ チの下動側への押下を無効にしギヤードモータ41を断電して、スライド金具2 3はガイドレール10を超えて下側には移動しない。
【0014】 また、逆に操作スイッチを上動側に押下すると、前記ピニオン43は、時計方 向に回転し、左右ワイヤ31,32及びスライド金具23を介して、把持棒22 を上方向に引上げる。また、前記巻取装置24は、前述のとおり常に遮光板21 を巻取るべく付勢されているので、遮光板21が中途でたるむ事なく巻取られる 。 即ち、フロントガラス2の遮光面積を狭く成るように、遮光板21が上向きに 巻取られる。
【0015】
以上記載した如く本考案によれば、ガラスの両側に設けたガイド部に案内され ながら上下動する日除体を伝導体を介して駆動するよう構成したために、該日除 体の幅・長さ及びガイド部の長さを所定寸法に設定する事により、希望する遮光 面積を得る事ができる。 しかも、駆動装置の操作部を運転席近傍に配置する事により、フロントガラス はもとよりリヤガラスの遮光をも、確実・容易に調整する事ができる。 更に、日除体の材質を適宜選定する事により、日除体の部位によって遮光度を 選択でき、前記遮光面積との組合せ設定により快適な遮光効果を得る事ができる 。 また、フロントガラス・リアガラス全面を蔽うように設定するならば、車両が 比較的長時間直射日光に晒される事が有っても、車内温度が異常に上昇する事を 防ぐ事が可能となる。 等の種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る車両前面に取付けた車両
用サンバイザの構成を示す斜視図
用サンバイザの構成を示す斜視図
1 車両 2 フロントガラス 10 ガイド部 20 日除体 31、32 伝導体 40 駆動部
Claims (1)
- 【請求項1】 フロントガラス、若しくはリアガラスの
両側に配設された一対のガイド部に沿って位置規制され
ながら少なくとも前記ガラス面の一部を隠蔽可能に上下
動する日除体と、 該日除体を2点支持する一対の伝導体と、 該伝導体を等速で所定方向に駆動する駆動部とを具えて
成る事を特徴とする車両用サンバイザ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9146491U JPH0532044U (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 車両用サンバイザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9146491U JPH0532044U (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 車両用サンバイザ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532044U true JPH0532044U (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=14027103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9146491U Withdrawn JPH0532044U (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 車両用サンバイザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0532044U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4713775B2 (ja) * | 2000-08-16 | 2011-06-29 | ベーオーエス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト | 車両窓用日除けブラインドを格納した自動車及びルーフに格納できる車両窓用日除けブラインド |
WO2023026161A1 (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-02 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 遮光装置 |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP9146491U patent/JPH0532044U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4713775B2 (ja) * | 2000-08-16 | 2011-06-29 | ベーオーエス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト | 車両窓用日除けブラインドを格納した自動車及びルーフに格納できる車両窓用日除けブラインド |
WO2023026161A1 (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-02 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 遮光装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960208 |