JPH05319715A - エレベーターのかご装置 - Google Patents
エレベーターのかご装置Info
- Publication number
- JPH05319715A JPH05319715A JP4123513A JP12351392A JPH05319715A JP H05319715 A JPH05319715 A JP H05319715A JP 4123513 A JP4123513 A JP 4123513A JP 12351392 A JP12351392 A JP 12351392A JP H05319715 A JPH05319715 A JP H05319715A
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- JP
- Japan
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- car
- fragrance
- signal
- circuit
- passenger
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- Pending
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 少ない芳香で乗かご内の密室感や不快感を緩
和させることのできるエレベーターのかご装置の提供。 【構成】 乗客検出装置11の信号で起動され、かご1
に設けたパネル5に所定の画像を映し出させるととも
に、スピーカ6より所定の放送を行なわせる視聴覚制御
回路Dと、かご1に芳香してから所定時間経過すると信
号を出力する時限回路10aと、この時限回路10aの
信号と乗り込み検出回路Aの信号とドア1bが所定の位
置を検出したとき出力するドア位置検出回路16の信号
とで、芳香を所定時間発生させる芳香制御回路Eとで構
成されている。
和させることのできるエレベーターのかご装置の提供。 【構成】 乗客検出装置11の信号で起動され、かご1
に設けたパネル5に所定の画像を映し出させるととも
に、スピーカ6より所定の放送を行なわせる視聴覚制御
回路Dと、かご1に芳香してから所定時間経過すると信
号を出力する時限回路10aと、この時限回路10aの
信号と乗り込み検出回路Aの信号とドア1bが所定の位
置を検出したとき出力するドア位置検出回路16の信号
とで、芳香を所定時間発生させる芳香制御回路Eとで構
成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベーターのかご装
置に係わり、特に乗かご内の快適空間を提供するエレベ
ーターのかご装置に関する。
置に係わり、特に乗かご内の快適空間を提供するエレベ
ーターのかご装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベーターのかごは、エレベーターの
走行中は狭い密室であり、そのため乗客によっては密室
感からくる息苦しさや不安感を感じることがある。ま
た、エレベーターの走行している時間は僅かであり、上
記の点が問題となることは少ないが超高層ビル等におい
ては無視できず、特に満員時においては上記に不快感も
加わることとなりその改善が望まれている。
走行中は狭い密室であり、そのため乗客によっては密室
感からくる息苦しさや不安感を感じることがある。ま
た、エレベーターの走行している時間は僅かであり、上
記の点が問題となることは少ないが超高層ビル等におい
ては無視できず、特に満員時においては上記に不快感も
加わることとなりその改善が望まれている。
【0003】この問題を改善するために実開昭59−1
20778号公報に示すように、乗かご天井に多数のラ
ンプを配設し、このランプを音楽放送に同期させて調光
することで意匠効果を向上させる装置が記載されてい
る。
20778号公報に示すように、乗かご天井に多数のラ
ンプを配設し、このランプを音楽放送に同期させて調光
することで意匠効果を向上させる装置が記載されてい
る。
【0004】また、実開昭63−123571号公報に
示すように、エレベーターが特定階に到着してドアが開
き始めたときに所定時間芳香させる装置が記載されてい
る。
示すように、エレベーターが特定階に到着してドアが開
き始めたときに所定時間芳香させる装置が記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記、実開昭59−1
20778号公報の装置は、乗かご内の乗客が少ないと
きは天井を見上げ音楽を聴くことで密室感や不安感を和
らげる効果はあるが、満員の状態においては天井を見上
げることもできなくなるので、視覚と聴覚による人間の
創造性の高揚は図れず、まして乗客によっては満員時の
息苦しさから早く解放されたいことより目的階の到着が
気がかりで音楽も耳障りな雑音となり、満員時の音楽は
息苦しさや焦燥感を増長させることになりかねない問題
があった。
20778号公報の装置は、乗かご内の乗客が少ないと
きは天井を見上げ音楽を聴くことで密室感や不安感を和
らげる効果はあるが、満員の状態においては天井を見上
げることもできなくなるので、視覚と聴覚による人間の
創造性の高揚は図れず、まして乗客によっては満員時の
息苦しさから早く解放されたいことより目的階の到着が
気がかりで音楽も耳障りな雑音となり、満員時の音楽は
息苦しさや焦燥感を増長させることになりかねない問題
があった。
【0006】また、実開昭63−123571号公報の
装置は、特定階、特にデパートの食品売り場や食堂など
から発生する臭いが乗かごに進入し、乗かご内に発生さ
せた香りと混合して不快な異臭となる問題や、かご内に
発生させる香りが特に臭覚が敏感な乗客には強く感じた
り、また、香りが乗かごの天井や側板などに付着して異
臭となるなどの問題があった。
装置は、特定階、特にデパートの食品売り場や食堂など
から発生する臭いが乗かごに進入し、乗かご内に発生さ
せた香りと混合して不快な異臭となる問題や、かご内に
発生させる香りが特に臭覚が敏感な乗客には強く感じた
り、また、香りが乗かごの天井や側板などに付着して異
臭となるなどの問題があった。
【0007】本発明の目的は、少ない芳香で乗かご内の
密室感や不快感を緩和させることのできるエレベーター
のかご装置を提供することにある。
密室感や不快感を緩和させることのできるエレベーター
のかご装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、エレベーターのかごに乗客の乗り込みを検出して信
号を出力する乗り込み検出回路と、前記エレベーターの
ドア開閉の所定位置を検出して信号を出力するドア位置
検出回路と、前記かごに乗客を検出すると信号を出力す
る乗客検出装置を有するエレベーターのかご装置におい
て、前記乗客検出装置の信号で起動され、前記かごに設
けたパネルに所定の画像を映し出させるとともに、前記
かごの天井に設けたスピーカより所定の放送を行なわせ
る視聴覚制御回路と、前記かごに芳香を発生させてから
所定時間経過すると信号を出力する時限回路と、この時
限回路の信号と前記乗り込み検出回路の信号と前記ドア
が所定の位置を検出したとき出力する前記ドア位置検出
回路の信号とで、前記芳香を所定時間発生させる芳香制
御回路とを備えたものである。
に、エレベーターのかごに乗客の乗り込みを検出して信
号を出力する乗り込み検出回路と、前記エレベーターの
ドア開閉の所定位置を検出して信号を出力するドア位置
検出回路と、前記かごに乗客を検出すると信号を出力す
る乗客検出装置を有するエレベーターのかご装置におい
て、前記乗客検出装置の信号で起動され、前記かごに設
けたパネルに所定の画像を映し出させるとともに、前記
かごの天井に設けたスピーカより所定の放送を行なわせ
る視聴覚制御回路と、前記かごに芳香を発生させてから
所定時間経過すると信号を出力する時限回路と、この時
限回路の信号と前記乗り込み検出回路の信号と前記ドア
が所定の位置を検出したとき出力する前記ドア位置検出
回路の信号とで、前記芳香を所定時間発生させる芳香制
御回路とを備えたものである。
【0009】
【作用】本発明はこのように構成されているので、乗か
ごに所定時間間隔で香りを発生させ、さらに乗客が乗か
ごに乗っている間、画像と放送の視聴覚に刺激を与える
ことで、香りに鈍感な人の感性を高めて臭覚を敏感にさ
せるので、乗かご内に発生させる芳香量が微量であって
も乗客の多くが快適な香りを感じることができるととも
に、香りに敏感な人が香りを強く感じて不快になること
もない。
ごに所定時間間隔で香りを発生させ、さらに乗客が乗か
ごに乗っている間、画像と放送の視聴覚に刺激を与える
ことで、香りに鈍感な人の感性を高めて臭覚を敏感にさ
せるので、乗かご内に発生させる芳香量が微量であって
も乗客の多くが快適な香りを感じることができるととも
に、香りに敏感な人が香りを強く感じて不快になること
もない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。
する。
【0011】図において、かご1の天井1aには、かご
上に設置された送風装置2のファン2aよりかご内に空
気を送風する開口部4が設けてあり、また、かご1内に
は予め記憶された画像を映し出すパネル5と、予め録音
された内容を放送するスピーカが設けてある。
上に設置された送風装置2のファン2aよりかご内に空
気を送風する開口部4が設けてあり、また、かご1内に
は予め記憶された画像を映し出すパネル5と、予め録音
された内容を放送するスピーカが設けてある。
【0012】また、かご上には、送風装置2内に挿入さ
れる香り送出管3aと、香りを格納する香り格納室3b
と、所定量の空気を取り込んで香り格納室3bへ送出す
るポンプ3cと、香り送出管3aと香り格納室3bとの
間に介在する香り送風の入切を行なう開閉器3dとから
構成される香り発生装置3と、ポンプ3cと開閉器3d
を所定時間(例えば10秒)作動させ香り格納室3bに
格納された香りをかご1内に送出する制御を行なう芳香
制御回路Eとが設置されている。
れる香り送出管3aと、香りを格納する香り格納室3b
と、所定量の空気を取り込んで香り格納室3bへ送出す
るポンプ3cと、香り送出管3aと香り格納室3bとの
間に介在する香り送風の入切を行なう開閉器3dとから
構成される香り発生装置3と、ポンプ3cと開閉器3d
を所定時間(例えば10秒)作動させ香り格納室3bに
格納された香りをかご1内に送出する制御を行なう芳香
制御回路Eとが設置されている。
【0013】また、同様にかご上には、所定の放送内容
を記憶してスピーカ6に接続される放送装置6aと、所
定の画像をパネル5に映し出す画像装置5aと、画像装
置5aと放送装置6aとを制御する視聴覚制御装置Dと
が設置されている。
を記憶してスピーカ6に接続される放送装置6aと、所
定の画像をパネル5に映し出す画像装置5aと、画像装
置5aと放送装置6aとを制御する視聴覚制御装置Dと
が設置されている。
【0014】また、かごドア1bの端部に、乗場15側
に光電装置13、かご側に光電装置14を水平に配置
し、これらの光電装置13、14に対向する位置に図示
しない光源を配置させ、乗客によって光13a、14a
が遮断されると、光電装置13、14は信号を出力す
る。光電装置13は、入力信号の立ち下がりで接続して
いる抵抗13rとコンデンサ13cの時定数に見合った
幅のパルスを出力する単安定マルチバイブレータ13b
の入力端子に接続され、単安定マルチバイブレータ13
bの出力端子は2入力のAND回路13cの一方の入力
端子に接続されている。また、光電装置14は、AND
回路13cの他方の入力端子に接続されている。AND
回路13cの出力端子はRSフリップフロップ14bの
セット用入力端子であるS端子に接続されている。この
RSフリップフロップ14bの出力端子Qは芳香制御回
路Eの第1の入力端子に接続されている。このように乗
り込み検出回路Aは、光電装置13、14、単安定マル
チバイブレータ13b、AND回路13c、RSフリッ
プフロップ14bなどで構成されており、乗客がかご1
に乗り込むとRSフリップフロップ14bから芳香制御
回路Eの第1の入力端子に出力信号を発する。
に光電装置13、かご側に光電装置14を水平に配置
し、これらの光電装置13、14に対向する位置に図示
しない光源を配置させ、乗客によって光13a、14a
が遮断されると、光電装置13、14は信号を出力す
る。光電装置13は、入力信号の立ち下がりで接続して
いる抵抗13rとコンデンサ13cの時定数に見合った
幅のパルスを出力する単安定マルチバイブレータ13b
の入力端子に接続され、単安定マルチバイブレータ13
bの出力端子は2入力のAND回路13cの一方の入力
端子に接続されている。また、光電装置14は、AND
回路13cの他方の入力端子に接続されている。AND
回路13cの出力端子はRSフリップフロップ14bの
セット用入力端子であるS端子に接続されている。この
RSフリップフロップ14bの出力端子Qは芳香制御回
路Eの第1の入力端子に接続されている。このように乗
り込み検出回路Aは、光電装置13、14、単安定マル
チバイブレータ13b、AND回路13c、RSフリッ
プフロップ14bなどで構成されており、乗客がかご1
に乗り込むとRSフリップフロップ14bから芳香制御
回路Eの第1の入力端子に出力信号を発する。
【0015】また、電源VCC−GN間に、ドア位置検
出回路16の出力であり、かごドア1bが閉まったとき
付勢する図示しないドア閉検出リレーの常開接点16a
と、抵抗16bが直列に接続されており、常開接点16
aと抵抗16bの接続点と芳香制御回路Eの第2の入力
端子が接続されている。
出回路16の出力であり、かごドア1bが閉まったとき
付勢する図示しないドア閉検出リレーの常開接点16a
と、抵抗16bが直列に接続されており、常開接点16
aと抵抗16bの接続点と芳香制御回路Eの第2の入力
端子が接続されている。
【0016】時限回路10aは、入力端子Iの立ち上が
りの信号で時間の計測を開始し、予め定めた所定時間
(例えば10分)が経過すると出力端子Qから信号を出
力し、リセット端子Rにパルス信号が入力されると、信
号の出力を停止するとともに、時間計測をリセットす
る。ここで、時限回路10aの入力端子IはNOT回路
10bを介して芳香制御回路Eの出力端子に接続され、
時限回路10aの出力端子QはOR回路10cの一方の
入力端子に接続され、時限回路10aのリセット端子R
は後述する単安定マルチバイブレータ10eの出力端子
に接続されている。また、電源VCC−GN間に装置の
起動開始時に操作する押し釦スイッチSWと抵抗10r
が直列接続され、押し釦スイッチSWと抵抗10rの接
続点とRSフリップフロップ10dのセット用入力端子
Sに接続されており、RSフリップフロップ10dの出
力端子QはOR回路10cの第2の入力端子に接続され
ている。また、OR回路10cの出力端子は芳香制御回
路Eの第3の入力端子に接続されている。ここで、芳香
制御回路E第1〜第3の入力端子全てに信号が入力され
ると、出力端子から所定時間(例えば10秒)のパルス
信号17を出力するようにセットしてある。
りの信号で時間の計測を開始し、予め定めた所定時間
(例えば10分)が経過すると出力端子Qから信号を出
力し、リセット端子Rにパルス信号が入力されると、信
号の出力を停止するとともに、時間計測をリセットす
る。ここで、時限回路10aの入力端子IはNOT回路
10bを介して芳香制御回路Eの出力端子に接続され、
時限回路10aの出力端子QはOR回路10cの一方の
入力端子に接続され、時限回路10aのリセット端子R
は後述する単安定マルチバイブレータ10eの出力端子
に接続されている。また、電源VCC−GN間に装置の
起動開始時に操作する押し釦スイッチSWと抵抗10r
が直列接続され、押し釦スイッチSWと抵抗10rの接
続点とRSフリップフロップ10dのセット用入力端子
Sに接続されており、RSフリップフロップ10dの出
力端子QはOR回路10cの第2の入力端子に接続され
ている。また、OR回路10cの出力端子は芳香制御回
路Eの第3の入力端子に接続されている。ここで、芳香
制御回路E第1〜第3の入力端子全てに信号が入力され
ると、出力端子から所定時間(例えば10秒)のパルス
信号17を出力するようにセットしてある。
【0017】また、芳香制御回路Eの出力端子は、入力
信号の立ち下がりで接続している抵抗10fとコンデン
サ10gの時定数に見合った幅のパルスを出力する単安
定マルチバイブレータ10eの入力端子に接続され、単
安定マルチバイブレータ10eの出力端子はRSフリッ
プフロップ10d、14dのリセット用入力端子Rと、
時限回路10aのリセット端子Rにそれぞれ接続されて
いる。また、芳香制御回路Eの出力端子は、ポンプ3c
と開閉器3dにそれぞれ接続されている。
信号の立ち下がりで接続している抵抗10fとコンデン
サ10gの時定数に見合った幅のパルスを出力する単安
定マルチバイブレータ10eの入力端子に接続され、単
安定マルチバイブレータ10eの出力端子はRSフリッ
プフロップ10d、14dのリセット用入力端子Rと、
時限回路10aのリセット端子Rにそれぞれ接続されて
いる。また、芳香制御回路Eの出力端子は、ポンプ3c
と開閉器3dにそれぞれ接続されている。
【0018】かご1の下に設置された、荷重に比例した
電圧を出力するウェイトセンサ12は、予め定められた
電圧を越える電圧が入力されると乗客検出信号9なる出
力信号を発する乗客検出装置11に接続され、乗客検出
装置11は、乗客検出信号9が入力されると、画像装置
5aと放送装置6aに信号を出力する視聴覚制御回路D
に接続されている。また、画像装置5aはパネル5に接
続され、放送装置6aはスピーカ6に接続されている。
電圧を出力するウェイトセンサ12は、予め定められた
電圧を越える電圧が入力されると乗客検出信号9なる出
力信号を発する乗客検出装置11に接続され、乗客検出
装置11は、乗客検出信号9が入力されると、画像装置
5aと放送装置6aに信号を出力する視聴覚制御回路D
に接続されている。また、画像装置5aはパネル5に接
続され、放送装置6aはスピーカ6に接続されている。
【0019】また、切り替え回路Fは、香り格納室3
b、画像装置5a、放送装置6aにそれぞれ接続されて
おり、切り替え回路Fの出力信号によって、香り格納室
3b、画像装置5a、放送装置6aに予め複数個設けて
ある香り、画像、音楽などを例えば季節や時間などで選
択できるようにしている。
b、画像装置5a、放送装置6aにそれぞれ接続されて
おり、切り替え回路Fの出力信号によって、香り格納室
3b、画像装置5a、放送装置6aに予め複数個設けて
ある香り、画像、音楽などを例えば季節や時間などで選
択できるようにしている。
【0020】次に、動作の説明を行う。
【0021】まず、装置をセットし、押し釦スイッチS
Wを操作するとRSフリップフロップ10dの入力端子
Sに信号が入力され、RSフリップフロップ10dの出
力端子QからOR回路10cを介して、芳香制御回路E
の第3の入力端子に信号が出力される。
Wを操作するとRSフリップフロップ10dの入力端子
Sに信号が入力され、RSフリップフロップ10dの出
力端子QからOR回路10cを介して、芳香制御回路E
の第3の入力端子に信号が出力される。
【0022】次に、乗客がかご1に乗り込むと、RSフ
リップフロップ14bの出力端子Qから芳香制御回路E
の第1の入力端子に信号が出力される。ここで、かご1
の下に設けたウェイトセンサ12が乗客検出装置11に
所定電圧を越える電圧を出力し乗客検出装置11は、か
ご1に乗客が乗ったと判断して、視聴覚制御回路Dに乗
客検出信号9を出力する。ここで、乗客検出装置11は
画像装置5aと放送装置6aに信号を出力し、画像装置
5aと放送装置6aは切り替え回路Fの出力信号で選択
された画像と音楽をパネル5に映像するとともにスピー
カ6より放送する。また、かごドア1bが閉じると、芳
香制御回路Eの第2の入力端子に信号が入力されるの
で、芳香制御回路Eは所定時間(例えば10秒)のパル
ス信号17を出力する。このパルス信号17を入力した
ポンプ3cは作動し、開閉器3dは弁を開くので、香り
格納室3bに格納され、切り替え回路Fの出力信号で選
択された香りが送出管3aとファン2aを介して所定時
間(例えば10秒)かご1へ供給される。
リップフロップ14bの出力端子Qから芳香制御回路E
の第1の入力端子に信号が出力される。ここで、かご1
の下に設けたウェイトセンサ12が乗客検出装置11に
所定電圧を越える電圧を出力し乗客検出装置11は、か
ご1に乗客が乗ったと判断して、視聴覚制御回路Dに乗
客検出信号9を出力する。ここで、乗客検出装置11は
画像装置5aと放送装置6aに信号を出力し、画像装置
5aと放送装置6aは切り替え回路Fの出力信号で選択
された画像と音楽をパネル5に映像するとともにスピー
カ6より放送する。また、かごドア1bが閉じると、芳
香制御回路Eの第2の入力端子に信号が入力されるの
で、芳香制御回路Eは所定時間(例えば10秒)のパル
ス信号17を出力する。このパルス信号17を入力した
ポンプ3cは作動し、開閉器3dは弁を開くので、香り
格納室3bに格納され、切り替え回路Fの出力信号で選
択された香りが送出管3aとファン2aを介して所定時
間(例えば10秒)かご1へ供給される。
【0023】一方、パルス信号17を入力した単安定マ
ルチバイブレータ10eは、パルス信号17の立ち上が
りで所定幅のパルス信号を、RSフリップフロップ10
d、14bのリセット用入力端子R及び時限回路10d
のリセット端子に出力し、それぞれ信号の出力を停止す
る。また、NOT回路10bを介してパルス信号17を
入力端子Iに入力した時限回路10dは、パルス信号1
7のNOT回路10bを介した立ち上がりの信号で時間
を計測し、所定時間(例えば3分)経過すると出力端子
QよりOR回路10cを介して芳香制御回路Eの第3の
入力端子に信号が出力される。
ルチバイブレータ10eは、パルス信号17の立ち上が
りで所定幅のパルス信号を、RSフリップフロップ10
d、14bのリセット用入力端子R及び時限回路10d
のリセット端子に出力し、それぞれ信号の出力を停止す
る。また、NOT回路10bを介してパルス信号17を
入力端子Iに入力した時限回路10dは、パルス信号1
7のNOT回路10bを介した立ち上がりの信号で時間
を計測し、所定時間(例えば3分)経過すると出力端子
QよりOR回路10cを介して芳香制御回路Eの第3の
入力端子に信号が出力される。
【0024】次に、かご1に乗客が乗り込み、ドア1a
が閉じると、上述したように画像、音楽、香りがかご1
内に供給され、これらが繰り返して行なわれる。
が閉じると、上述したように画像、音楽、香りがかご1
内に供給され、これらが繰り返して行なわれる。
【0025】本実施例によれば、万が一エレベーターの
閉じ込め事故がおきた際、乗客検出装置11がかご1内
の乗客を検出している間、視聴覚制御回路Dは画像装置
5aと放送装置6aを作動させパネル5aに画像を映
し、スピーカ6aから放送が流されるので、かご1内に
いる人に対して密室感や不安感や不快感を緩和すること
ができる。さらに、閉じ込め事故を検出し、香りを発生
させるようにすれば一層効果があがる。
閉じ込め事故がおきた際、乗客検出装置11がかご1内
の乗客を検出している間、視聴覚制御回路Dは画像装置
5aと放送装置6aを作動させパネル5aに画像を映
し、スピーカ6aから放送が流されるので、かご1内に
いる人に対して密室感や不安感や不快感を緩和すること
ができる。さらに、閉じ込め事故を検出し、香りを発生
させるようにすれば一層効果があがる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、乗かごに所定時間間隔
で香りを発生させ、さらに乗客が乗かごに乗っている
間、画像と放送の視聴覚に刺激を与えることで、香りに
鈍感な人の感性を高めて臭覚を敏感にさせるので、乗か
ご内に発生させる芳香量が微量であっても乗客の多くが
快適な香りを感じることができるとともに、香りに敏感
な人が香りを強く感じて不快になることもない。
で香りを発生させ、さらに乗客が乗かごに乗っている
間、画像と放送の視聴覚に刺激を与えることで、香りに
鈍感な人の感性を高めて臭覚を敏感にさせるので、乗か
ご内に発生させる芳香量が微量であっても乗客の多くが
快適な香りを感じることができるとともに、香りに敏感
な人が香りを強く感じて不快になることもない。
【図1】本発明の一実施例の要部構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】本発明の一実施例が適用される乗かごの断面図
である。
である。
【図3】本発明の一実施例が適用される乗かごを乗場側
から見た斜視図である。
から見た斜視図である。
【図4】本発明の一実施例が適用される乗かご内の概略
図である。
図である。
3 香り発生装置 5 パネル 5a 画像装置 6 スピーカ 6a 放送装置 10a 時限回路 16 ドア位置検出回路 A 乗り込み検出回路 D 視聴覚制御回路 E 芳香制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 国寿 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 松尾 忠則 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内
Claims (1)
- 【請求項1】 エレベーターのかごに乗客の乗り込みを
検出して信号を出力する乗り込み検出回路と、前記エレ
ベーターのドア開閉の所定位置を検出して信号を出力す
るドア位置検出回路と、前記かごに乗客を検出すると信
号を出力する乗客検出装置を有するエレベーターのかご
装置において、前記乗客検出装置の信号で起動され、前
記かごに設けたパネルに所定の画像を映し出させるとと
もに、前記かごの天井に設けたスピーカより所定の放送
を行なわせる視聴覚制御回路と、前記かごに芳香を発生
させてから所定時間経過すると信号を出力する時限回路
と、この時限回路の信号と前記乗り込み検出回路の信号
と前記ドアが所定の位置を検出したとき出力する前記ド
ア位置検出回路の信号とで、前記芳香を所定時間発生さ
せる芳香制御回路とを備えたことを特徴とするエレベー
ターのかご装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4123513A JPH05319715A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | エレベーターのかご装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4123513A JPH05319715A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | エレベーターのかご装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05319715A true JPH05319715A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=14862473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4123513A Pending JPH05319715A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | エレベーターのかご装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05319715A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1992
- 1992-05-15 JP JP4123513A patent/JPH05319715A/ja active Pending
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